バイクのタグ記事一覧

バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

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2017-04-26 ウェアラブルカメラ/ドラレコ
なかかな普及の進まないバイク用ドライブレコーダー。あって損は無いと思うので少しでも興味のある人は本記事を参考にして欲しい。普及が進まない理由は、・バイク用ドライブレコーダーがほとんど無い・あっても価格が高い・電源やステー等、作業に手間がかかる前者の2点はバイク用品パーツメーカーの努力次第で、最後の1点はバイクメーカーが標準でUSBポートをシーと下につけたり、設置スペースを確保しておいてくれればいいのだ...

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2017-04-18 SENA
2017年12月、ついにSENAから新しい通信規格を採用したメッシュネットワーク搭載の30kが登場。自動経路制御を搭載した機器としては、日本未発売のカルド PackTalkと2017年7月発売のB+com SB6Xに次いで3番目。先行するSB6XはBluetoothを採用しながらペアリングと接続を工夫することで自動経路制御を実現したのに対し、30kは新しい通信規格のメッシュネットワークを採用。BluetoothはSENA 10S相当で極普通なので、期待のメッシュネッ...

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2017-04-16 フルフェイス
OGKの中でも安価な部類のKAMUI2もともと期待値が低かったのだけど、使ってみると予想を上回る良い製品だということがわかった。ショウエイのGT-Airに手が届かない人は、是非一度試してみてはいかがだろうか。今回購入したのは、グラフィックモデル STINGERの青色。OGKはグラフィックモデルとソリッドモデルの値段差があまりないので、悩まず好きなグラフィックを選べる点がありがたい。グラフィック的にはCLEGANTシリーズが好きな...

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2017-02-20 MidLand
2015年3月に発売されたMidLandのお手軽最安ローエンド、BT Cityを購入したのでレビューする。かわいい見た目に反して、外部音声入力が通話と併用可能と意外と侮れないやつ。本製品は名前の通り近場で使うことが想定されており、ジェットヘルメットに適したアームマイクのみの構成。通話距離200m、通話時間8時間と低スペックではあるけど、ミュージックシェアリング、有線外部入力を備えているので、ツーリングでも十分使えるように...

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2017-02-15 デイトナ
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキス...

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2017-02-08 その他インカム
2016年9月頃にアメリカや中国で発売された中国製デュアルチップインカム EJEAS-TTSブランドはExcelvan通話と音楽の併用に対応し、4台接続が可能な中国製ではハイエンドにあたる製品。インカムは同一メーカーで揃えたほうが安定性が高いので、いまさらEJEAS-TTSをツーリングメンバー全員で揃えなおすなんて事はまず無いのだけど、ふと中国製はどこまで進化したのか気になるから購入してみた次第だ。自分でもそれだけの理由で片っ端...

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2017-01-08 MidLand
MidLand BT Proシリーズのハイエンド、BT NEXT Proを購入したのでいろいろ試してみた。性能の割りに価格が安い。ということ以外に特徴はない。と思っていたら、僕の希望を適える素晴らしい機能を搭載していてびっくり!インカム単体では不可能だろうと思っていたので、発見したときは本当におどろいた。もったいぶっても仕方ないので先に書いておこう。インカム通話と音楽/ナビ案内を併用している時、聴いている音楽/ナビ案内をイ...

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2017-01-03 デイトナ
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO EasyTalk3 2個セット 95234posted with カエレバ デイトナ(Dayton...

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2016-11-08 ジェット
2015年に発売されたOGK kabutoのASAGIツーリングはフルフェイス、ちょい乗りはジェットと使い分けていて、OGK AVAND(1の古いほう)を愛用していたのだけど、街乗りこそバイザー付きだ!と思い買い替えを決意した。ASAGIの特徴■インナーバイザー付き側面のレバーでインナーバイザーが出たり引っ込んだりする。これのおかげで昼も夜も快適!ただレバーの場所が悪い。インカムつくのか?これ。■コスパに優れるOGK全般に言えることだ...

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2016-10-27 MidLand
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。製品、会社の概要MidLandの概要MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。2016年夏から新シリーズの「...

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2016-10-02 バイク用 インカムレビュー
バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。尚、スマホ経由で通話するSEN...

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2016-09-13 その他インカム
最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。6Ridersの特徴・とにかく安い! アマゾンで一台6000円程度で販売されている。・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘...

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2016-09-07 バイク用 インカムレビュー
2018年7月時点最新版バイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早9年。店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。インカム選び6つのポイント選び方で迷ったなら、6つポイントが自分にとって必要か考えてみよう。メーカー、同時接続数、通話距離、通話と音楽の併用、ラジオチューナー、有線外部入力の6点と、その他意外と重要視されない点について、...

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2016-09-01 システム
何かスイッチが入ってしまった怒涛のヘルメットレビュー 第三弾!2016年7月に発売されたOGKのシステムヘルメット KAZAMIを購入したので書き留めておく。OGKはジェットのアヴァンドを4年前に購入して以来、OGKも悪くないね。という印象を持っていた。15年くらい前はアライかショウエイの2択だったが、ここ数年でOGKの品質、性能が飛躍的に向上しており、そろそろジェット以外の何かを試してみたいと思っていたところに発見。シス...

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2016-08-27 SENA
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良...

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バイク用ドライブレコーダーの選び方 電源連動ウェアラブルカメラがおすすめ

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なかかな普及の進まないバイク用ドライブレコーダー。
あって損は無いと思うので少しでも興味のある人は本記事を参考にして欲しい。

普及が進まない理由は、
・バイク用ドライブレコーダーがほとんど無い
・あっても価格が高い
・電源やステー等、作業に手間がかかる


前者の2点はバイク用品パーツメーカーの努力次第で、最後の1点はバイクメーカーが標準でUSBポートをシーと下につけたり、設置スペースを確保しておいてくれればいいのだけど。
防水、防塵が必要な影響で高価になりやすいことや、故障等によるサポートの費用もかかる事を考えると、専用品を販売するのが難しいのは理解できる。
ただ、海外では安価でそれなりの耐久性の製品も数多く出回っているので、それらを日本語ローカル化して販売するだけでも十分だとは思う。
これだけ車で普及しているにも関わらずバイクは全くなので、業界全体で推進してもらいたい。

さて、そんな文句ばかり言っていても仕方ないので、現状ある製品でドラレコをつけるならどうするか、何がいいのかをまとめる。
メインのVFR800には4台のカメラを取り付けて全方位撮影しながら走行しているので、この経験を活かして紹介したい。



ドラレコの必要性


今のところ僕は一度もお世話になった事は無いのだけど、何度かひやっとした事がある。
もしあの時事故になっていたら、きっとドラレコの画像をもとに正確に事故状況がわかっただろうなぁ。
そう思う事が一度でもあったなら、ドラレコ導入の価値はわかるのではないだろうか。
最近よく事故動画を見て、自分への戒めだと思うようにしている。
もちろん事故を起こさないことが一番だし、事故になっても命を守るプロテクター類をしっかりする事も大事だ。
それでも、その後のことを考えるとやっぱりドライブレコーダーが欲しいと思う。


事故以外での使い道


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僕は事故時の記録として、もう一つはブログでツーリングの記録を記事にする時に撮影した走行中の動画を静止画にしてアップしたり、時々動画をアップしている。
ツーリングの記事に走行中の画像を入れると臨場感が出るし、どういう道だったかを思い出せることが利点なので、ツーリングブログを書いている人におすすめ。


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後方にも取り付けると、普段見れない絵で楽しい。

ブログを書いてなくても動画を見返す、そういった楽しみ方も可能だ。

ドラレコ用途に欲しい機能


基本的には車と同じで、唯一異なるのは防水機能が必要なところ。
個人的にはゴテゴテと機能は不要で、

・防水&給電の両立
・給電で録画開始するドラレコモード
・それなりの広角/画質/夜間撮影性能


これだけあれば十分だと思っている。
GセンサーとかGPSはオマケ程度かなと。
詳しく見たい人は展開して参照してほしい。



■必須の機能
・防水&給電
防水機能を有しつつ給電が出来ることが大前提。
水没何メートルというレベルではないので、バイクの雨程度ならそこそこの防水性能でも大丈夫。
本体が防水、別売の給電対応防水ケース、防水ケース加工の3パターンがある。

・給電開始で自動で録画開始するドラレコモード
楽しいシーンを撮影するときは手動でもいいけど、常に録画することを前提にするドラレコでは必須。
手動では撮影し忘れたり、面倒になって使わなくなる可能性が高い。
バイクのACCに連動させて録画開始、停止するようにしておくだけでいいので必ずドラレコモードのある製品を選ぼう。

・ループ録画
メモリーカードがいっぱいになったら古い動画から上書きする機能。
手動削除なんてやってられないのでこれも必須だ。


■できれば欲しい機能
・それなりの広角
湾曲収差があってもいいからウェアラブルカメラ並みの画角が欲しい。
事故になった場合に少しでも撮影範囲が増えることで証拠として使える可能性が高くなる。
ダイナミックな画像になるのでツーリング記録にも良い。

・それなりの画質
FullHD 30fpsは最低ラインでその中でも画質に優れるもの。
解像度が高い=高画質 ではないので注意。
ナンバーさえ読み取れれば良いとよく言われるが、画質が低ければナンバーすら読み取れない可能性もあるので、結局のところそこそこの画質はあって欲しいということになる。
スペックではわからないので、当ブログで紹介しているもの以外はYoutubeで確認してほしい。

・夜間撮影性能
よく暗所の撮影でWDRやHDRといった機能が取りあげられるが、暗所の撮影性能はセンサーとレンズでほぼ決まる。
WDR/HDRは明暗差を補正する機能だ。
スペックではわからないので、当ブログで紹介しているもの以外はYoutubeで確認してほしい。
Git-夜1WDRオン比較


■あったらいいなと思う機能
・GPS
位置をGPSで取得して記録するため、ツーリング記録に使いやすい。
速度表示は事故になった場合の速度表示にも役に立つかも。

・カメラと記録部分が分離型
万が一のレベルだけど事故になった場合に相手に悪意があり、
こちらが動けない間にカメラを外して逃走なんて可能性も?
そこまで心配はしなくていいと思うけど。



■あまり必要の無い機能
・電子式手振れ補正
画角が狭くなることと、バイクの微振動を吸収できる程の処理性能はほぼ無いので、バイクにおいては不要かなと思う。
それより取り付けを工夫することで振動をなくす方向でがんばりたい。
※光学式手振れ補正(ソニー)ならバイクの振動にも十分対応するらしい。

・Gセンサー
衝撃が加わると動画が上書きされないようロックする機能。
本人が動けず誰も助けが来ず、車体からの給電がメモリーカードの上限を超えるくらい続いた場合には必要。
ただ、基本的に大容量のMicroSD(128GB)を搭載しておけば10時間程度撮影できるので、その前に誰かが停止してくれるだろうし、バイクのバッテリーもそこまでは持たないと思う。
それより、バイクの場合はGセンサーの感度が過敏に反応しすぎて、無駄に動画がロックされて上書きされなくなり、メモリーカードを食いつぶしてしまう可能性もある。
定期的にカメラの動画をチェックしていればいいけど、ドラレコとして使うには放置することが前提になるので、気づいたらロックされた動画で埋め尽くされて録画できてなかった。という場合も。
車でもGセンサーが過敏すぎて無効にすることもあったので、バイクならなおさらだ。

・2カメラ同時撮影
前だけでなく後ろも撮影することを僕はおすすめする。
しかし、1台で前後同時にしたほうがいいのかと言えばNoだ。
こういうのはリスク分散のために前後1台ずつ、別のカメラにしたほうが良いと考えている。
どうしても1台分しか設置スペースを確保できない場合に限って2カメラ同時製品を選べば良い。




取り付け


バイクはどうしてもエンジンや路面の振動をひろいやすく、カメラがぶれやすい。
取り付け位置や取り付け方法を工夫することである程度緩和できる。
詳細については別途記事を書く予定なので、気長にお待ちいただきたい。
ここでは概要だけ記載します。



■場所はタンクマウントが最適
タンクそのものが細かな振動を拾わないようにゴムでマウントされているものが多く、タンクそのものが鉄でできているためしっかり固定できる。
ではタンクに取り付けるにはどうしたらいいのか。
タンクの給油キャップ周りのデザインはメーカーごとに統一されており、メーカー向けにステーが存在する。
海外製品らしいごつい作りになっており、振動を増幅させるようなこともなく安定している。
僕はさらに強固にするために、いろんな汎用品を使って固定する場所を増やして振動を低減。
よくあるのは、ホームセンターのクッションゴムとボルトを使って先端につけて、タンクに押し当てるというやり方。
見た目は少々かっこ悪いけど一番安定していると思うし、小型のタンクバッグなら使える車種もあるので、確認してみてはいかがだろうか。

この取り付けの良いところは、適度にハンドル周りやカウルも撮影されるので、バイクに乗っている感が強いこと。
動画でも静止画でも臨場感があって楽しさが伝わりやすいのだ。

バイクのメーカーによって異なるので間違えて買わないようにご注意。



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実際にVFR800へ取り付けてかれこれ6年はたつ。
上記のマウントの上に、カメラ用の自由雲台を適当に分解してぶれないように固定。
自由雲台は下にも紹介しているHAKUBAが丈夫で安くて使い勝手良い。


■ヘッドライトの下やハンドルも有り
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もう一箇所おすすめなのは、ヘッドライトの下あたりに加工して取り付け。
臨場感という点ではいまひとつだけど、振動が少なく見た目もスマートなことが利点。

取り付け方法は、既存のボルトに共締めしてホームセンター等で売られているステーを使うことになる。
汎用ステーは厚みのあるものを使い、折り曲げもそれなりに必要になるので少し難易度は高い。

バーハンドルならハンドルにクランプさせて取り付ける事もできる。
ただし、ちょっと振動を拾いやすいのが難点。


■加工OKならカウルに穴あけして取り付け
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フレーム等にネジ止めしている付近のカウルは、振動が少なくて取り付けに適している。
加工と言っても適当に手回しのドリル等で穴をあけて、ネジ止めするだけだ。


■リアボックス付きならキャリアに取り付け
後方撮影にはリアボックスのステーに取り付ける方法がおすすめ。
真後ろでもいいけど斜め後ろを撮影すると、ちょっとしゃれた絵になるので、角度を変えてみるといいだろう。

ステーの形状にもよるけど、ミノウラのマウントはかなりがっちりとしていて、人の手でぐっとさわらない限りはちゃんと固定できる。
2サイズあるのでステーの径を確認しよう。



■ステーは何を使うか?
GoProやカメラ用のものでかつアルミor鉄でがっちりしたものを利用すれば、振動を極力抑えることができる。
ステーは長ければ長い程、振動が増幅されるので、必要最低限にすること。
GoProのプラスチックステーは一番短いものならOKだけど、できれば使いたくない。

まず、車体に取り付けたマウントに雲台をつけて角度を調整。
その後すぐにGoPro用インチネジアダプターと防水ケースでも良いし、必要最低限の分だけをGoPro用アルミステーで調整してから防水ケースを取り付けても良い。

おすすめの雲台は超定番 HAKUBAのBH-1だ。
ウェアラブルカメラ程度の重量ならガッチリ固定できる。





電源の確保はどうするか


ドラレコとして使う限り、イグニッションに連動させておくべきだろう。
カメラはだいたいUSBで給電するので、USBの出力が既にあるなら作業は不要だ。

USB出力が無い人はついでに少し工夫することで便利になるので、以下を開いて参照してほしい。


一番簡単な方法はACCの配線を確認しヒューズボックスから分岐させること。
カメラの消費電力は5v 1Aの消費電力で電源効率80%でも6W程度。
バイクによるけどリレーを組まなくても普通は大丈夫。

せっかくなので一工夫して以下のようにしておくことを勧める。

ACC連動の電源を取り、車等の汎用シガーソケットを取り付ける。
シガーソケットはシート下に入れる。
車用のUSBアダプターをつけて念のためナイロンテープで防水する。
USB延長ケーブルを接続して、ハンドル周り等好きな場所に出しておく。

こうしておくことで、どこかが故障した場合でも故障した部位だけを交換すればOKということと、あとからUSBポートを増やしたい場合にも対応できる。
とりあえずは1A以上の出力が可能なUSB 2ポート以上のものをつけておけば良いと思う。
バイク用でシガーソケットとUSBポートのついて物があるけど、USBポートがすぐ壊れると評判。
というか僕のも1年で壊れてシガーソケットだけ使うはめになった。
その時思ったのは、故障しやすい部分は独立して交換できるようにしておけば、後々のメンテナンスが楽だということだ。

それとシガーソケットにヒューズが必要かどうかは構成次第。
とりあえずあって損はないのでヒューズ付き(12V 5A)のものを紹介しておくが、ACCの容量が小さい場合はもっと小さいヒューズにしておいて控えめに使ったほうがいいと思う。

この作業が難しい場合は、バイク用品店で売っているシガーソケットをACC連動でシート下に設置して欲しいと依頼すればOK
後は自分で100円ショップのUSB延長ケーブルを這わせていくだけで良い。
ドラレコも同じ要領で簡単に設置できる。



バイク用ドラレコに適した製品は?


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専用品はほとんど無く、あっても高価な割りに画質が悪い。
メリットは専用品らしくDIYに頼る部分が少ないことくらい。

じゃあ何がいいのか?

イチオシは当ブログでも多数取り上げている、中国製のウェアラブルカメラだ。
画質に関してはGoProやソニーより劣るけど、意外にも動作が安定しており、画角も広く夜間撮影にもそれなりに強い。
やはりドラレコは安定性が重要なので、真夏も真冬も自分で使って、致命的な不具合が無かったものを紹介する。

------注意------
防水ケースに入れた状態で総撮影時間 500時間程度の結果です。
2010年頃に使っていたSANYOのXacti HD800は給電しながらの撮影をトータル200時間程度したところで、純正バッテリーが膨らんで加熱していたので、バッテリーの買い替えを余儀なくされました。
バッテリーと電源制御基盤、どちらに問題があったのかはわからないけど、当時世界最高レベルのリチウム イオン技術を持っていたSANYOですらそういう事があります。
現在の中国製ウェアラブルカメラもリチウム イオンを採用していますが、当時のSANYOを上回っているとは思わないほうがいいでしょう。

それともう一つ、真夏の炎天下で動かない程の渋滞にはまったことはないけど、その環境では多分熱暴走で動作しなくなると思います。
----------------


それと中国製ウェアラブルカメラにはメジャーメーカーではほぼ搭載されてない、給電有無で録画を開始/停止するドラレコモードを搭載している製品が多い。
これは安価な車用ドラレコと同じOSを搭載しているため、オマケ的についているものと思われる。

中国製はいまひとつ信用できないところはあるけど、バイク用ドラレコに関しては適材だと個人的には思っている。
1つじゃ心配な人は、とても安価なので前後それぞれにつけてみてはどうだろうか。


防水については給電対応の防水ケースが別売されているものがあるので、それを選べば難なくクリア。
ただ最新の機種は別売防水給電ケースがないので、高画質を求めるなら自分で加工することになる。

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穴あけはこんな超ド素人加工でも今のところ浸水は全く無し。
僕はガサツなのでこんな状態になっているが、普通の人はもっと綺麗に穴あけしている。
作業は全然難しくなく、100円ショップの工具でもできるし防水ケースも1000円ちょっとで購入できるので、怖気づかずにチャレンジしてみよう。


バイク用ドラレコの紹介



バイク専用品、無加工ウェアラブルカメラ、要加工ウェアラブルカメラの3カテゴリーに分けてご紹介。
画角についてはスペックは全くあてにならないので、なんとなくこれくらいかな?という感じで掲載している。
あくまで参考程度で考えていただきたい。

バイク専用品


これまで数の少なかった専用品が、2017年になり徐々にいろいろな製品が発売されるようになってきた。
国内メーカー製品は値段の割りに画質が悪いが、サポートが充実している点が大きい。
またバイク用品店でも取り扱っているので、自分で取り付けができない人は用品店で取り付けしてもらうこともできる。

海外製品は値段の割りに画質や機能が高い。
品質に少々不安があるもけど、自分で取り付けできるなら良い選択肢となる。


デイトナ DDR-S100


DDR-S100-1.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IP66相当
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平120度

・実売価格 2万円程度

国内メーカー最安専用品
IP66相当という高い防水性、防塵性が売りの製品。
youtubeを見る限り画質はいまひとつで、ナンバーの読み取りに苦労するかもしれない。
本製品は珍しく128GBのMircoSDに正式対応している。
正式対応してない製品でも64GB以上のmicroSDを使うことはできるのだけど、正式対応しているという安心感はある。



ニリドラ2 DRA-021


ニリドラ
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ、GPSモジュール部分)
・専用ソフトあり(windows)
・720*480 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平120度程度?

・実売価格 4.9万円程度

全機能入りの専用機
本体をシート下等につけることで、事故時にカメラを奪って逃走される心配が少なくなることがメリット。
またカメラを二つつけられるため前後を同時に録画可能で、GPSも搭載しているため速度が記録されたり時間を調整しなくても正確。
ドライブレコーダーとして必要な機能は一通り揃っている。
画質については公式サイトをご確認ください。
ニリドラ メーカーサイト


BIKER PRO PLUS


BIKER PRO PLUS1
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ部分)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平150度程度?
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 2.2万円程度

夜に強い専用機
海外ではそれなりに知名度のあるバイク専用品。
製造は海外のSilverCreation社で台湾等のアジア圏と推測されるが詳細は不明。
SilverCreation BulletHDのサイト

※海外の動画です。マナーの悪い運転ですが、それはおいておいて画質をご確認ください。
youtubeを見る限り画質はSJ4000クラスは十分にあり、夜間撮影にも強く画角も広い。
センサー等は公開されてないがGit1とほぼ同じ傾向だ。
分離型で盗難や事故時の証拠隠滅対策も万全。
GPSはないもののバイク用ドライブレコーダーとしては高性能。

バイク用品の会社ではなく、ウェアラブルカメラを製造する中でバイク向け製品に注力しているようで、納得の画質だ。


Innovv C5


InnovvC5-2.jpg
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 カメラ IP68、本体 IP65
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・GPS搭載
・画角 水平120度
・専用ソフトあり(windows)
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 2.8万円程度

GPSロガー付きバイク専用ドラレコ
本体とカメラが分離だったりGセンサーやGPS等、バイク用ドラレコの機能を全て備えている。
シャープネスで補おうとしている感があるが画質はそこそこ良く、GPSロガーも搭載しているので旅の記録としても十分使えそうな点が良い。
海外製品にしては高価な部類だけど、画質が良くてGPSがありバイク専用設計となっている点を考慮するとかなり安い。
2017年11月現在では唯一無二の存在。


Innovvは台湾のメーカーでバイク向けのカメラを製造しており、バイクが日常の足として重宝される台湾で大きなシェアを持っているようだ。
nnovv 公式サイト

Blueskysea DV188


DV188-1.jpg
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・カメラ部分は高い防水性能(本体は生活防水)
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平100度程度?

・実売価格 1.6万円程度

ドラレコと割り切るなら最適
本体が別な上にカメラ2台を同時に撮影可能な専用機。
スペックには130度と書かれているが、youtubeを見る限り130度とは対角で、水平なら100度程度と思われる。
画質はいまひとつで旅の記録とするには物足りない。
ただ夜間等の低照度でも明るく撮影できている点はドラレコとして合格点。
画角がもう少し広くて画質が良ければ良いのだが、コスパの観点では良い部類。



無加工でOK ウェアラブルカメラ


本体だけで給電と防水が両立した製品と、オプションの防水ケースで給電に対応する製品がある。
オプションの防水ケースは発売まで時間がかかるので、最新の機種は無く少し前の物が多いが、それなりに画質は良いのでドラレコとして使うなら十分だと思う。

是非、このカテゴリーの製品を検討してみて欲しい。


SJCAM SJ5000X Elite 


P1070811-33.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平120度程度
・電子手振れ補正有り
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・1.4万円程度

FullHD 60fpsで動画にも最適

2015年11月発売 SJ5000の最上位モデル。
画角がやや狭いが、防水給電ケースがあるためドラレコには向いている。
価格がやや高めなので、下位のSJ5000と迷うところ。
動画をアップするならSJ5000X、静止画でブログを書くだけであればSJ5000、という選び方が良いと思う。





SJ5000、SJ5000wifi系おすすめ!


SJ5000-222285.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 30fps
・画質 そこそこ良い
・画角 水平150程度
・wifi SJ5000は無し SJ5000wifi、EX5000は有り
・ディスプレイ有り
・7000円~1.1万円程度

バランスの良いスタンダードモデル
SJCAM SJ5000は入れ替わりの激しいこの業界では2014年11月発売と少し古い製品になるが、画角が広く画質も良く、夜間撮影もそこそこ良いのでドラレコにはうってつけ。
別売で給電対応の防水ケースが安価に出回っているので、これを使えば簡単にバイク用ドラレコになる。
そこそこの画質と、値段も安め、手間もかからないことを考えると、本製品はおすすめ。

中身はほぼ同じといわれるDBPOWERブランドのEX5000は7000円程度と安いので、こちらのほうがいいかもしれない。



※EX5000の外見はSJ4000と同じなので、ケースを別途購入する際は次に記載するSJ4000対応ケースになります。


高機能ウェアラブルカメラ(要加工)


要加工の時点でバイク用ドラレコとしては不適合なのだけど、無加工でOKな製品より新しい世代の製品が多く画質に優れるものが多い。
特にFullHD 60fps以上をサポートしている製品は動画としてアップする際は大幅にアドバンテージがある。
加工も大したことはないので、ちょっと工作するつもりくらいの気持ちで挑戦してみてはいかがだろうか。
僕はSJ4000やGitupの防水ケースを自分で適当に加工しているけど、一度も故障するような浸水は無いので、バイクの雨程度なら防ぐことは難しくは無い。
SJCAMの新製品、SJ7やSJ6もあるが、入手してないしどれくらい動作が安定するかも不明なので紹介は控えておく。


Gitup Git2


git2写真10
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・防水ケースに要穴あけ加工
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平150度程度
・電子手振れ補正有り
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.6万円程度


インカム通話の録音もしたい人におすすめ
飛びぬけた性能はないがバランスの良い製品。
電子手振れ補正は優秀でバイクでもなんとか使えるくらいになっている。
ヤフオクで販売されているGitupオプションケーブルを使うと給電とインカム通話の録音を同時に行えるので、ツーリング動画メインの人におすすめ。
もちろん、ドラレコに必要な機能は一通りそろっている。





Gitup Git1 おすすめ!


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・防水ケースに要穴あけ加工
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・FullHD 30fps
・画質 良い
・画角 水平120度程度
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.3万円程度

抜群の夜間性能でドラレコに最適
Git2の下位製品となるが、圧倒的な夜間性能で確実性を取るならこれしかない。
FullHD 30fps止まりなので動画としてアップするには少し物足りないけど、画質の良さはピカイチなので、ドラレコとして考えるなら一番の候補だ。
また旅の記録としても色あいの良さ、安定性の高さ、オプションケーブルで給電と音声外部入力の併用が可能なことから僕はこの製品をメインにしている。

2017年11月現在、在庫が無くなったり復活したりを繰り返しており、安定供給しているのはヤフーオークションのunidonu氏のみとなりつつあるので、早めの入手をおすすめする。
ヤフオク unidonu氏


販売終了製品


当ブログで紹介した製品の中で販売終了したもの。
閉じてあるので、興味のある方は開いて見てください。



Innovv LS-K1


Innovv LS-K1
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ部分)
・専用ソフトあり(windows)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・GPS搭載
・画角 水平140度程度?

・実売価格 3.5万円程度

前後撮影可能な専用機
ニリドラ同様に本体1つに対してカメラを二つつけることができ、前後を同時に撮影できる。

youtubeを見る限り画質はあまり良くないものの、ドラレコとしては問題なさそう。
夜もフレアが多いが明るく撮影できているので十分だろう。
1カメラのみの下位製品はとても安価なので、価格で悩むなら1カメラだけでもいいと思う。
ヤフーショッピングへのリンク



SooCoo S70


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 60fps
・画質 普通
・画角 水平120度程度
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.5万円程度

ウェアラブルカメラとドラレコの中間的存在
ウェアラブルカメラとしては珍しく、本体が防水な上に給電ケーブルも防水対応しており、バイク用ドラレコといっても差し支えないくらい機能がそろっている。
ただ、2017年4月現在、防水対応の給電ケーブルが国内での取り扱いが無い。
海外通販か国内取り扱いが再開されるまで待とう。

一つ前のS60のレビュー記事だけどFullHD60fps対応と画質が若干向上した以外は同じなので参考にしてもらえればと思う。



Necker V1 Plus


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IPX8
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平150度程度
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 1.8万円程度

台湾の標準的バイク用ドラレコ
基本性能はウェアラブルカメラで、バイク用ドラレコとして設計された専用品。
台湾という高温多湿な環境を基準にしているため、日本での使用にも十分耐えられる。
実際のところ2年近く酷使しても一度もトラブルが無く安定して動作してくれている。
画質はやや劣るので旅の記録とするには物足りないかもしれないが、ドラレコ用途ならこれほど適したものは無いと思う。





ユピテル BDR-2


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IP55
・GPS搭載 速度と走行ログを記録
・専用ソフト(windows)でGoogleMapと連携
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・手動ワンタッチで動画ロック可(Gセンサー無し)
・WiFi対応 スマホから操作可
・画角 水平120度程度?

・実売価格 4万円程度

専用ソフトで遊びたい人向け
画質はyoutubeを見る限り、最低限事故の状況が残っていればOKというレベル。
ツーリングの記録として見返す分には満足できなさそうだし、逃げられた場合はナンバーの読み取りにも苦労するかもしれない。

エンコードかアップ時に圧縮されたのか、画質が低下しているように見えるが、比較動画があったのでご紹介。
さすがにソニーの上位機種 FDR-X3000と比較するのは酷ではあるが、概ねどの程度の画質か参考になると思う。

BDR-2-2.jpg
本製品のメリットは専用ソフトを使って走行ログを見れることと、事故った場合にGPSの情報が何かに役立つかもしれないという点だ。
それと名の知れたメーカーでサポート窓口があるので不明点があれば直接質問することができる。
取り付けが不安な場合は店舗で購入して取り付けもしてもらおう。


SJ4000、SJ4000wifi系


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り・FullHD 30fps
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平120度程度
・wifi SJ4000は無し SJ4000wifiは有り
・ディスプレイ有り
・6000円~9000円程度

最低限をクリアしたい人におすすめ
まだ販売されているものの、そろそろ選ぶ理由がなくなってきた。
SJCAM SJ4000は元祖低価格ウェアラブルカメラ。
2013年発売でさすがに古さは否めないが、ドラレコとしては十分使えるレベルの画質。
別売の給電防水ケースを使えば簡単にバイク用ドラレコへ変身する優秀なやつ。

SJCAMのOEMと言われるDBPOWERブランドだと5000円台なので、とりあえずお試しでつけてみたい人はDBPOWERで試してはいかがだろうか。
尚、僕はDBPOWERは持っていないので確実なことは言えないが、ケースに互換性はあるようなので、問題ないと思われる。

だいぶ昔に書いたまとまりのない記事で申し訳ないけど参考にしてください。



バイク用ドラレコのまとめ


ウェアラブルカメラを流用した高画質なバイク専用品が登場し始めたので、これからは専用品も含めて検討して良いだろう。
ウェアラブルカメラは凄まじい勢いでいろんな商品が登場するため、とにかくわかりづらい。
WimiusとかAKASOとかMUSONなどなど。
SJCAMのOEMと言われるDBPOWERまでは紹介したが、その他については所持してないし素性がわからないので紹介は控えておく。
興味のある方はアマゾンで調べてみてはいかがだろうか。

2017年11月現在、僕がおすすめするのは以下の3つだ。


ひと手間かけてもいいなら Gitup Git1


圧倒的な夜間撮影性能で24時間バッチリ最高レベルの画質。
少しでもナンバーの読み取りがしやすくなることで安心感がある。
オプションケーブルでインカム通話録音と給電を同時にすることもできる等、遊び心も満載だ。
終息に向かう気配があるので早めの購入した方が良いだろう。


手間をかけないなら SJ5000


バランスの良い画質と画角の広さ、別売の防水ケースで簡単に防水&給電が可能になる点が素晴らしい。
さくっと取り付けたい人におすすめ。


盗難、証拠隠滅対策をとるなら Biker Pro Plus


Git1に近い画質でありながら、本体をシート下に格納して悪意のある相手による証拠隠滅対策にもなる。
専用機の割りに価格はあまり高くはない。


大容量MicroSDも忘れずに


MicroSDは容量あたりの価格がこなれてきた64GBか128GBをおすすめする。
カメラ側は一般的にSDHC(32GBまで)のみ対応となっているが、64GB以上のSDXCもwindowsからフォーマットソフトを使ってFAT32でフォーマットをすれば利用可能だ。
少なくとも僕の手元にある製品は全て利用できている。
※SDXCに正式対応しない理由はSDXCのデフォルトフォーマットであるexFATがマイクロソフトの知的財産であり、ライセンス料が発生するためだと言われている。

64GBなら概ね4~6時間、128GBなら概ね8~12時間程度撮影可能。
あまりに安いものは容量詐欺の製品ばかりなので、それなりのメーカーのものを購入しよう。
僕は台湾のトランセンドとか東芝(海外版)をよく購入している。



フォーマットは何でもいいんだけど、僕はIO DATAのハードディスクフォーマッタを利用している。
フォーマット時にFAT32を選択すればOKだ。
IO DATAのサイトへ
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SENA 30kレビュー 新方式メッシュネットワークは大人数で威力を発揮

  •  投稿日:2017-04-18
  •  カテゴリ:SENA
SENA30kモック
2017年12月、ついにSENAから新しい通信規格を採用したメッシュネットワーク搭載の30kが登場。
自動経路制御を搭載した機器としては、日本未発売のカルド PackTalkと2017年7月発売のB+com SB6Xに次いで3番目。
先行するSB6XはBluetoothを採用しながらペアリングと接続を工夫することで自動経路制御を実現したのに対し、30kは新しい通信規格のメッシュネットワークを採用。

BluetoothはSENA 10S相当で極普通なので、期待のメッシュネットワークを中心にレビューする。


30kの特徴



基本スペック


10Sにメッシュ用チップを追加したようなもので、Bluetoothでの音楽併用はメッシュ利用時のみとなる。
メッシュとBluetoothの併用は可能だが、インカムをBluetoothで接続した場合は音楽の併用はできないので注意していただきたい。

・20分の急速充電でBluetooth5時間、メッシュ3時間 利用可能
・通話時間 Bluetooth 13時間 メッシュ 8時間
・待受時間 10日間
・Bluetooth4.1
・新通信規格メッシュネットワークの採用
・メッシュネットワークの最大接続数は16台
※プライベートモード時
・通信距離 Bluetooth1.6km メッシュ2km
・FMラジオ
・スマホアプリ、PCアプリ(windows)で設定、操作可能
・シングルで税込み4万2552円、デュアルで税込み8万1864円

2018年3月現在、国内正規品はまだネット通販はされておらず、バイク用品店のみでの入手となる。
平行輸入品の取り扱いがあるが、値段が非常に高いので購入したい人は実店舗で買おう。


新規格メッシュネットワークの採用


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従来のインカムは1台のインカムから2台接続が可能で、これを数珠繋ぎにして台数を増やすチェーン接続方式をとっていた。
しかしこのチェーン接続には欠点があり、接続できる台数の限界が低く(通常4台 20Sで8台)、間で途切れると分断されるし、再接続も手間がかかる事が多い。

それを解決する目的で登場したのがメッシュネットワーク。
ネットワークの世界では昔からある考え方で、複数の接続をしておいて特定の経路のみを利用し、切断された場合は別経路から通信を行う、STP(スパイニングツリープロトコル)に似た動作をしていると思われる。
一度グループで接続をすれば走る順番や脱落を気にすることなく、自動で最適な経路が選択されて通話が可能と理解しておけばよい。

接続最大数は16台。
メッシュの通信距離は最大2kmとかなり長距離で通信が可能になっている。


通信規格はBleutoothではなく、何かしらの通信規格を応用して開発されており、公式ではないが海外のバイク用品通販サイト RevZilla には、

2.4 GHz Adaptive Mesh-Networking Technology

と記載がある。
2.4GHzというと無線LAN(802.11g、11n)やBluetoothと同じで、現在最も利用されている周波数帯だ。
個人的には干渉を少なくするために別の周波数のほうが良さそうだけど、許可やら最適化やらで2.4GHzになったのだろうか。


メッシュネットワークについて


Sena30kメッシュネットワーク
メッシュネットワークは大人数での会話が可能なのだが、同時に多数の人が話すと混乱するということで、同時にマイクが有効化できるのは6台までとなっている。
しゃべるのをやめると数秒でマイクがオフになり、その分他の人がマイクをオンになれるという制御がかかっているそうだ。

それでは各モードについて確認する。

■メッシュネットワーク パブリックモード
人数無制限でペアリングも不要で通話ができるモード。
オンにすると近辺でパブリックモードで通信しているインカム全てと会話が可能。
チャンネルは1つしかないので、本当にノーガードのノンセキュリティー状態だ。
誰が聞いているかも全くわからないので、拡声器でしゃべっているのと同じと思っておこう。
不特定多数が参加するイベントや、 v(・∀・)yaeh! しながら一言交わしたい人におすすめ。


■メッシュネットワーク プライベートモード
従来のBluetoothと同じようにグループ登録をして特定のメンバー内だけで会話するモード。
最大接続台数は16台だが、会話を聞くだけのゲストであれば無制限にメッシュグループに参加可能となっている。
グループ登録操作は必要なものの、従来製品のように一台ずつ順番にペアリングする必要はなく、一斉に登録できる。
また途中でグループに参加することも可能だ。


■30k以外のインカムもメッシュネットワークに参加可能
メッシュとBluetoothは併用が可能で、独立して動作している。
メッシュでグループ通話をしながら、従来どおりのBlueoothでもペアリングをして接続するだけで良い。
自社ペアリングはもちろんユニバーサルで他社と接続しても参加することができる。
SENAのユニバーサルはとても優れており、感度の相性が良いインカムなら違和感なくメッシュの会話に入れる。
特にSB6Xとの相性は抜群でとても快適だ。
理論上はメッシュ16台にBluetoothインカムを3台ぶら下げて64台まで接続可能ということになる。
実際いろいろ試した結果さすがにその台数は無理だが、少なくとも30kを4台とBluetoothインカムを4台の合計8台は十分会話できるレベルだ。

では具体的にみていこう。


※ネットでは国内正規品はまだないが安価な平行輸入品が販売されはじめている。

本体、付属品確認


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付属品は相変わらず豪華でマイクは3種類も付属する。
フルフェイス向けのワイヤー、ジェット向けのアーム、汎用性の高いワイヤー+アームとなっており、マイクの汎用性は非常に高い。
シガーソケットからのMicroUSB充電器も付属するが、これはそろそろ省いてコストダウンしてもらいたいところ。
2.5mm⇔3.5mmの有線オーディオケーブルもある。



DSC02886.jpg
基本的な構造は従来製品を踏襲している。
SENA特有の大型ジョグダイヤル、電話関連操作をするフォンボタンの2つで主要な操作を行うが、新たにメッシュ専用のボタンが追加された。
アンテナを立てるとボタンを操作できるようになっている。

このアンテナはメッシュ用のもので、Bluetoothアンテナは後方に飛び出た部分だ。
アメリカでは既に販売されている20Sの後継となる20S evoが同じようにBluetoothアンテナを小型化している。
メッシュボタンがこの位置にあるのは、おそらくメッシュアンテナを出さないと使えないようにしておくことで、アンテナの出し忘れを防いでいるものと思われる。

実際に冬グローブで走行中にメッシュボタンを操作してみたが、ちょっと操作しにくかった。
アンテナはそこそこ強度があるのだけど、やはり冬グローブで指先の感覚が悪い時は強く押してしまわないか心配にってメッシュボタンを押すのに気を遣う。
その上、ボタンが小さいので冬グローブでは位置を探りづらい。
すぐ後ろにBluetooth用アンテナの出っ張りがあることもわかりにくい原因の一つだ。
もう少し位置とボタンの大きさを考慮してほしかった。
ただ、メッシュの操作はとても少なく、基本的に走行中はボタンを1回押してメッシュを有効、無効にするだけ。
従来の接続方式のように接続する相手を選ぶ必要はないし、切断されても自動復帰するのでメッシュを1度有効にしておけば、不安定にならない限り一切の操作が不要なので、思ったより不便さは感じない。



DSC02883.jpg
メッシュアンテナは横にスライドすることでカチっと音がして固定できるようになっている。
取り出しも収納も操作に手間取ることはない。



DSC02889.jpg
本体の後方にフォンボタンと充電用のMicroUSBポートがある。
徐々に増えているUSB TypeCではなく、今現在最も普及率の高いMicroUSBだ。
今後数年の間に逆転すると思われるので、そろそろTypeCでも良いような気はする。
USBポートはゴムパッキンをはめ込んで防水性を確保している。
後ろの下部なので仮にゴムパッキンが外れていても走行中に浸水することは無いと思うが、駐車場でホルダーにかけておく場合は気をつけよう。



DSC02897.jpg
クレードルは20Sと共通と思われる。
SENA製品共通事項となるスピーカーケーブルが短いのは改善していない。
あと5cm余裕があれば良いのだけど。



DSC02902.jpg
後方に2.5mmの有線オーディオ入力ポートと、取り外しボタンがある。
底面のボイスコマンドボタンは、1回押すとボイスコマンド受け付け、2回押すとアンビエントモードという外部マイクを有効化して外の音を聞えるモードに切り替えることができる。
ガソリンスタンド等でアンビエントモードにすると店員さんと会話しやすくなるという、ちょっとした便利機能。
前面には3.5mmのオーディオ出力ポートを備えている。
好みのスピーカーを接続することができるので、純正スピーカーに不満のある人は付け替えても良い。



DSC02893.jpg
スピーカーは20Sと全く同じ。
裏側はマジックテープがつけられているので、ヘルメットの内装に貼り付けたり、対となるマジックテープをシェルなどに貼り付けてスピーカーを設置することができる。
やや小ぶりで厚みは普通。
設置しやすいサイズだ。



DSC02895.jpg
アームマイクは普通なのだが、ワイヤーマイクは薄型小型で風切り音対策のスポンジも標準で付いており、すごく設置しやすい。
口元に余裕のないヘルメットでも違和感なく取りつけができるだろう。



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左がマイナーチェンジ前の20S、右がロック機構が追加された30kと現行の20Sのマイク。
ロック機構無しのマイクは緩みやすくて走行中に凄まじいノイズを発して会話にならないことがあったが、その心配もなさそうだ。

僕が2015年に20Sを購入した後に、マイナーチェンジでロック機構が追加されたらしく、どうやら現行の20Sは30kと同じらしい。
ロック機構無しのマイクをロック機構有りのクレードルに取りつけることは出来るが、逆はできないので注意しよう。
マイク以外は互換性がある。



DSC02933-2.jpg
取りつけは簡単で、クレードルに挿し込んでからロックを半回転するとクレードルにがっちりとまる。
ちょっとした機構だけどこれは有りがたい。



DSC02906.jpg
クレードルはクリップタイプと両面テープタイプの2つ。
僕はクリップタイプが好みなんだけど、このクリップが重く分厚く広がらないので取り付けしにくい。
基本的にアライはクリップで取り付け可能で、SHOEIとOGKはヘルメットによって取りつけできない物がある。
そういう場合は両面テープタイプへ付け替えが必要だ。



DSC02918-2.jpg
ヘルメットへの取り付け方は付属の六角レンチでボルトを緩めると隙間が出来るので、ヘルメットのシェルとライナーの間に差し込む。
位置を調整してから六角レンチで締めなおせばOK



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両面テープタイプへ付け替える場合、クリップ部分にスピーカーケーブルが通っているためちょっと手間がかかる。



DSC02922.jpg
まずボルトを完全に外してプラスドライバー(別途用意)でスピーカーを固定するネジを外す。
このネジがとても小さいのでなくさないように注意しよう。
スピーカーのコネクターを外すとクリップを取り外せる。
ドライバーは100円ショップの小さなやつでいいので用意しておこう。



DSC02936.jpg
マイクコネクターを取り付けて、両面テープタイプのベースをはめ込んでからスピーカーコネクターをネジ止めすると完成だ。
構造は20Sとほぼ同じなので扱ったことがある人なら簡単だと思うけど、やや複雑で手間がかかる。
もっと簡単な構造にしてほしいものだ。



DSC02908.jpg
クレードルと本体の取りつけ、取り外しはすごく簡単。
本体をクレードル上部に押し当てて下にスライドさせるとカチッと音がしてロックされる。
慣れればヘルメットを被ったままでも取り付けできる。



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外す時はクレードル後方の銀色のボタンを押すと上に跳ね上がるので、そのまま上にスライドすれば外れる。
駐車場などで盗難防止にさっと外せるという利点はとても大きい。



DSC02971.jpg
重量は158gと今まで手にした機種で一番重い。
以下の重量は条件をあわせるためにクリップベースにワイヤーマイクを付けた状態で計測している。
ヘルメットの片側に設置するものだから、人間の体はわずかな差もよく感じるもので、B+comを付けた後に30kをつけると、たかだか40gでも違いを感じることができる。
クリップ部分が重いので両面テープタイプなら10gほど軽くはなるが、それでも他社よりは重い。
慣れれば大した事は無いのだけど、もう少し軽くしてもらいたい。

■SENA 30k       158g
■SENA 20S       153g
■SB6X         111g
■SB5X         102g
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g
■S-1          68g


ヘルメットへの取り付け



アライ アストラルXへの取り付け


DSC02948.jpg
アライはシェルとライナーに隙間があるのでクリップタイプで取り付けが可能だ。
またネック部分の隙間もあるのでスピーカーケーブルを口元までまわりこます必要もなく、ネック部分から直接内部にひくことができる。
アライは取り付けしやすい部類だが、特にSENAの取り付けは他社ヘルメットよりも簡単だ。



DSC02951.jpg
スピーカーはチークパッドにマジックテープで貼り付け。
アストラルXにはスピーカー設置用に窪みがあるけど、僕はそれでも耳が痛くなるので仕方なく発泡スチロールを1cmほど削っている。



DSC02945.jpg
マイクは口元に貼り付け。
薄型なので設置場所の自由度高い。
できるだけ口に近い位置が望ましいが、エアインテークの下だと唇に当たって煩いので、少し横に設置している。



DSC02954.jpg
Bluetoothだけの利用ならメッシュアンテナをたてる必要はない。
見た目がスマートになるし、アンテナを折りそうという心配をしなくてすむので、メッシュを使わないならしまっておこう。


DSC02958.jpg
メッシュアンテナをたてるとこんな感じ。
本体は近未来っぽいデザインなのだけど、前後左右に大きくてクレードルが下に、アンテナが上に伸びて菱形のような形状だ。
もう少し流線型のデザインになるといいのだけど。

クレードルの下側が飛び出して地面に当たるので、少し浮いたようになる。
SHOEIのZ7のように肩の部分が抉れているヘルメットなら問題ないが、そうでないヘルメットはどうしても片側が浮いてしまう。
そっと置けばこけはないけど、この出っ張りもう少しどうにかしてほしいものだ。


操作方法


30k操作ボタン
メッシュボタン、ジョグダイヤル、フォンボタンの3つで操作することになるのだが、押す回数や時間によって操作がかわるため慣れが必要だ。
とりあえず代表的な操作だけ記載する。
操作してから反応するまで少し時間はかかるが、各種操作時には音声案内があるので落ち着いて操作しよう。


基本操作


■電源on/off
  ジョグダイヤルとフォンボタンを同時押し

■ボリューム
  ジョグダイヤルを回す


Bluetooth操作


■スマホ等とのペアリング
  30k電源on フォンボタン5秒長押しでLED赤青交互点滅
  スマホ/音楽プレイヤーでBluetooth検索し30kを選択(PINコードを求められたら 0000)
  このペアリングは電話(HFP)や音楽(A2DP)等、接続可能なプロファイル全てがペアリングされる。
  HFPやA2DPを個別にペアリング等もできるが、種類が多い上に操作が複雑なのであとは公式サイトを参照していただきたい。

■SENAインカム同士のペアリング
  2台のインカムを電源on 
  双方のジョグダイヤル6秒長押し 又は 双方をクランプユニットから外して本体を振ると、緑に点滅。
  どちらかのジョグダイヤルを1回押す
  ペアリング完了

■ユニバーサルインターコム(他社とのペアリング)
  2台の電源on
  30kのジョグダイヤル12秒押しで設定メニューに入る
  ユニバーサルインターコムまでダイヤルを回してフォンボタンを押す
  対向機器をHFPペアリングモードにして接続

■インカム通話開始/終了
  最後にペアリングしたインカムがペアリング1、その前にペアリングしたインカムがペアリング2 というようになり、最大3台までペアリングを記憶しておくことができる。
  ペアリング1へ接続、切断=ジョグダイヤルを1回押し
  ペアリング2へ接続、切断=ジョグダイヤルを2回押し
  ペアリング3へ接続、切断=ジョグダイヤルを2回押し

■オーディオマルチタスク(メッシュ通話しながら音楽/ラジオを聴く)
  音楽/FMラジオを聴きながらメッシュを有効にするだけでOK
  メッシュ開始後でも音楽/FMラジオを切り替え可能


メッシュ操作


  ■メッシュオン、オフ
  メッシュボタンを1回押す

■メッシュグループ作成、参加
メッシュグループは1人がグループオーナーとなる仕組みになっている。

  グループオーナーとなるインカム1台でメッシュボタンを5秒長押し
  メッシュをオンにしている周辺メンバーに「メッシュに参加しますか?」とアナウンスが流れるので、30秒以内に各自がメッシュボタンを1回押す

■メッシュグループへの後から参加
  既存メッシュグループが既にある状態で、新規に参加したい人がメッシュボタンを2回押し
  既存メッシュグループのオーナーは「新しい参加者を追加しますか?」と聞えたらメッシュボタンを1回押す
  ※オーナーが不在でも通話は可能だが、メンバー追加ができなくなる。

■メッシュグループ情報のリセット
  メッシュボタンを8秒長押し


■公開モードとプライベートモードの切り替え  メッシュボタンを3秒長押し

■ゲストモードと公開モードの切り替え
  メッシュボタンを3秒長押し

■マイクのオン、オフ
  メッシュボタンを1秒長押し
  ※メッシュ接続時のみ利用可


その他の操作


■音楽を聴く
  30k電源onと同時にペアリング済みのデバイスへ自動的に接続に行く。
  音楽の再生/停止=ジョグダイヤルを1秒押し
  曲の進む、戻る=ジョグダイヤルを押して回す
  停止したまま開始されない場合=ジョグダイヤルを押して回すと再生開始

■FMラジオを聴く
  FMラジオモードに入る=フォンボタンを2秒押し
  自動選曲=デバイスボタン押したまま回す
  プリセット選択=フォンボタンを押す

■ミュージックシェアリング(音楽共有)
  A2DPでデータ転送し二人で同じ音楽を聴くことができる。
  ※ただし距離は10m程度なのでタンデムでの利用のみ。
  ※Bluetoothインカム通話との併用不可。
  インカム通話開始後にジョグダイヤル3秒長押し=音楽共有開始/停止

■アンビエントモード(クランプキット内のマイクから外音を拾う)
  アンビエントモードon/ff=ボイスコマンドボタンを2回押し

■ボイスコマンド(音声で操作)
  ボイスコマンド受付1=スタンバイモード時に HelloSENA と言う
  ボイスコマンド受付2=アンビエントボタンを1回押す

  FMラジオ起動や次トラック/FM局、リダイヤル等の操作ができるが、日本語英語ではなかなか通じないのが難点。

■設定モード
  ジョグダイヤルを12秒長押しで設定モードにし、ジョグダイヤルを回して各メニューに入る。

  20Sでは様々な設定がこの設定モードで可能だったが、30kでは最低限に抑えられており、細かな設定はスマホアプリからするようになっている。
  スマホもだいぶ普及したし、細かな設定を本体でやらないし、設定項目が多いと目的の設定を探すのが面倒だったので省いて正解だと思う。
  設定可能なメニューは以下の通り。
  ・ペアリングリセット(Bluetooth)
  ・リモコンのペアリング
  ・ユニバーサルインターコム


PC(windows)から設定をする


30kから詳細な設定はPCかスマホから行うようになっている。
ファームのアップデートはPCからのみだ。

SENAは設定項目が多数あるのだが、どう設定すれば良いかわかりにくい。
不要な設定が多くて有効にしたがゆえにインカム通話に悪影響を及ぼすものもあるので、個人的におすすめの設定を紹介する。


SENA30kおすすめ設定-2

PC用アプリをインストールして30kを認識しデバイス設定に入って以下の設定をする。
この設定はスマホからでも可能だ。

■オーディオブースト 有効
 音楽をはっきり聞えるようにする機能

■VOX電話 無効
■VOXインターコム 無効
 人の声を認識して通話が開始されるが、最初の数秒が聞えないので非常に不便。
 無効にしてくことをおすすめする。

■HDインターコム 無効
 1対1のタンデムの場合のみ有効にする。
 音質が向上するが3人以上や距離が離れると不安定になる。

■高音質A2DP 有効

■側音 無効
 アンビエントモードのこと

■Advansed Noise Control 有効
 ノイズを低減する機能のこと

■FM周波数ガイダンス 有効

■ゲストモード 無効
 メッシュボタンでも操作可

■VOX感度 適当(無効にしているため)

■スマートボリュームコントロール 低
 周囲の騒音にあわせて音量をコントロールする機能
 低か中がちょうど良い

■オーディオオーバーレイ音量設定 有効
 インカム通話時にバックグラウンドで流れる音楽の音量のコントロール
 無効にするとインカム通話を開始すると音楽の音量が下がり、人の声を認識するとさらに音量が自動で下がる。
 有効にすると一切連動せず音楽の音量が一定になる。
 会話中にナビ音声を聞き逃す可能性が高いので有効にすることを推奨。

■インターコム音声のオーバーレイ 何でも良し(オーバーレイが有効なため関係無し)

■ボイスコマンド 無効
 意図せずボイスコマンドモードになってしまうことが多々あるため。
 英語の発音が得意な人なら便利かもしれない。


スマホアプリの操作


メッシュが追加されたことで30k専用アプリとなった。
スマホアプリは各種設定変更だけでなく、インカム通話の呼び出しや各モードの音量調整など、基本的に本体でできることの大半を操作可能だ。
メッシュは一度グループ登録を済ませたらオンオフくらいしかしないが、Bluetoothは押す回数によって接続先を選択するので、ペアリング順序を覚えておかないとならずわかりにくかった。
アプリではペアリング相手の名前を付けられるし、呼び出しもアプリからなら視覚的に確認してできるのでとても便利だ。
スマホをハンドル周りにつけてナビとして使っているなら、これを使わない手は無い。



Screenshot_20180319-000058.jpg
左がメイン画面で各種モードに入ることができる。
右の画面は、左上の 三 をタップすると入れる詳細な設定メニュー。
ペアリング相手や自身の名前を付けたり、PCと同じ基本設定が可能だ。



Screenshot_20180319-000147-2.jpg
メイン画面から各種モードに入った画面。
左がメッシュインターコムの設定画面で、オンにしてメッシュグループ作成や削除、音量設定が可能。
右はBluetoothインカムの設定画面で、誰に接続するか等の操作ができる。
よく作りこまれていて使い勝手はとても良い。
スマホ操作が得意でない人でもすぐに操作できるし、本体操作よりわかりやすいので一度使ってみてほしい。


オプション ハンドルバーリモコン


DSC02211.jpg
インカム本体の操作をグリップに取り付けたリモコンで操作が可能になる、オプションのハンドルバーリモコン SC-HR-01も用意されている。
価格は高めで16000円程度するが、操作が楽になるので興味のある方は以下の記事も参照していただきたい。


音質、接続性を確認


2018年3月現在の最新ファームv1.0.2でテストした。


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


DSC02961.jpg
20Sとほぼ同じで低音重視でイコライザーを効かせたらどんどん響く。
高音はバランスが良いのだが、スピーカーの限界なのか少し割れやすい。
イコライザーで高音を抑え気味にすることでバランスの良い音になる。


Bluetoothでインカム通話を試す


これも20Sや10Sと変わりはない。
やや高音が割れやすく耳が疲れるという欠点はあるものの、ノイズは少なくとても安定している。
4台チェーン接続でも快適で、これなら5台でも平気ではないだろうか。


スマホ経由で通話するRideConnected


別途以下の記事を参照していただきたい。
メッシュとの併用も可能で裏技的に他社インカムでも使うこともできるので、一読しておくと何かと役に立つかもしれない。


メッシュ接続を試す


さてここからが本題だ。
メッシュの仕組みは冒頭で説明したとおりで、ここではプライベートモードで接続した場合にどのような動作をするかを確認する。


メッシュのみ5台でテスト


DSC02965.jpg
まずは30kを5台、メッシュで接続した。
画像では中央のオレンジが仲介しているように見えるがそういう意味ではなく、お互いがそれぞれ接続されている。
メッシュグループ登録をした後、メッシュボタンを押すと1秒程度で会話が可能になる。
5台接続した状態ではとても安定しており、本当に5台も接続されているのか?と思うくらいノイズが少ない。
驚いたのは2台の時と5台の時のノイズの差がとても小さいこと。
これなら10台に増やしても問題はなさそうだ。

この状態で2台だけを持ち出して自宅周りを歩き回ると、障害物がたくさんあるせいで50mくらいでノイズが発生。
さらに離れて家を数件隔てると、自宅の3台と手元の2台の間の通話が不安定になりやがて通話できなくなったが、手元の2台は通話可能な状態を維持している。
家に向かって移動するとノイズが入りだして自宅の3台と接続されたことを認識できた。
通話可能距離はBluetoothとほぼ同じとみてよいだろう。
ノイズの入り方もメッシュだから何か違うのかと思ったが、Bluetoothと同じ感覚だ。

この時は完全に切断されていなかったようだが、実際には完全に切断されるとメッシュネットワークの探索ビープ音が鳴り、ビープ音がしている瞬間は他の音(通話や音楽等)が聞えなくなる。
実走行している時、2人が離れてしまったのだけど、せっかく残る2人で接続できているのにビープ音がする度に会話ができなくなりビープ音がうっとうしかったとのこと。
ビープ音はバックグラウンドで鳴る仕様にしてほしい。

毎度のことだけど、住宅街でインカムを複数持って「あーあーテストー」と言いながら歩き回るのはかなり怪しい奴なのでマネしないほうが良いと思う。


メッシュのみ5台と音楽を併用


DSC02966.jpg
今度はスマホで音楽を聞きながらメッシュで通話をしてみた。
オーディオマルチタスクの動作はとても快適で、なんら問題は無い。
音楽を併用してもメッシュに何か影響を与えることはないので、安心して併用して良い。


メッシュ5台にBluetoothインカム5台を試す


DSC02860.jpg
おそらく利用シーンが多いであろう構成だ。
インカムは各社で感度がバラバラで、大きく異なれば異常に音が大きかったり小さかったりするので、まずは相性を確認。
過去にも経験したことだけどSB6XとSENAは感度が近く、相性が良い。
わずかにSB6Xの感度が低いので、SB6Xの人はマイクを口元に近づけるか少し大きめの声で話すだけでSENA同士の会話と遜色ない通話ができる。

逆にSB4Xはマイク感度が高いためSENA 30kとの接続には不向きだ。
これはどちらが悪いというものではなく、相性であって仕方ないことと理解しておこう。


先頭の人がナビ音声を聞くことを想定して接続。
30kで音楽併用したい人を増やすにはBluetoothの数珠繋ぎを増やすことになるが、極力Bluetoothの数珠繋ぎの段数は少ない方がノイズが少ないので、30kにぶら下げるBluetooth接続は2台(30kを含めて3台)までに抑えたほうが良さそうだ。

メッシュのみ5台と比べるとさすがにノイズが増えたが、Bluetoothのチェーン接続に例えるとSB6Xを仕様外の5台接続した時に近い。
自宅周りを歩き回ったところ実用に耐えうるレベルと判断した。

Bluetoothインカム通話を併用する場合の注意点として、メッシュ間は自動再接続をするので離れても問題ないが、Bluetoothインカム通話は自動再接続ができないor安定しないので、30kとペアリングしたBluetoothインカムの人は極力ペアになって行動することをおすすめする。


実際に走行して確認


30kペアリング中
2018年3月、ツーリングメンバーにお願いをして伊豆キャンプツーリングで30kを試させてもらった。
いつも協力していただきありがとうございます。

今回の構成は以下の通り。

・30k 4台 (メッシュ)
・10S 1台 (Bluetooth)
・SB6X 2台 (Bluetooth)
・SB4X 1台 (Bluetooth)

30kのメッシュを中心にして、それぞれにBluetoothインカムを1台ずつぶら下げている。
このツーリングの後に発覚したことだが、SB6Xにはナビ音声や音楽をインカム全体に共有する裏技があり、もしこの時それを知っていたなら、SB6Xとスマホを接続して全体にナビ音声共有をしたのだけど気づくのが1週間遅かった。

動画も用意したので参照してほしい。



他社を含めても8台の通話は可能


8台接続、他社有り、高速道路や市街地というなかなかヘビーな環境にも関わらず、快適とまでは言わないが十分通話は可能だ。
少しくらい躓くと思っていたがあまりにスムーズに接続できたので驚いた。
事前の検証でわかっている通り、SB4Xは感度の違いから音割れしてかなり聞き取りにくい。
SB6Xのメンバーは若干声が小さいがとてもクリアに聞えており合格点だ。

メッシュに関しては音声がロボットノイズのようになって聞き取れない事がそこそこ発生している。
すぐに直るので再起動や再接続は必要なかったが、聞きかえすシーンは割りと多い。
大きく不安定になったのは2日間で3回くらいで、その都度再起動で復旧。
ただし、切断されることは1度もなく、距離が離れて近づいたらスムーズに再接続できる等、メッシュの威力をいかんなく発揮することができた。

動画では比較的クリアに録音できているが、SENAのインカムは高音がやや割れており少し耳が疲れる。
逆にSB6Xの人の声は高音がカットされていてとても聞きやすい。
この点は10Sや20Sでも同様なのでSENAの傾向とだろう。

ここまでなら想定の範囲内で十分合格ライン。
しかし、難点もある。


1 しゃべり始めの一言めが聞えない


僕はあまり気にならなかったが、他のメンバーからは30kの人の声の最初の0.5秒が聞えないらしく出だしの一言がわからないと言っていた。
VOX機能はoffにしているので残るはSENA特有のノイズリダクションによる完全ノイズカットか、メッシュによる同時マイクオン最大6台の制限が影響しているのではないかと思う。

個人的には完全ノイズカットもマイクオン最大数制限も不要なので、設定からoffにできるようにして、この問題を解消して欲しい。


2 バッテリーが持たない


SENA30kテスト伊豆キャンプ
アメリカAMAZONのレビューで書かれていたことだが、メッシュとBluetoothを併用する4時間でバッテリー切れとなってしまった。
昼過ぎにはバッテリーが切れて、キャンプ場に到着する16時までの間はほぼ充電しながら利用した。
急速充電に対応しているため20分でメッシュ3時間分になるとのことだが、Bluetoothと併用すると実際の利用では20分の充電で1時間程度の稼働時間だろう。
昼食などで1時間くらい充電できれば次の休憩まで持つが、コンビニ休憩程度だと次までぎりぎりだ。
充電しながら利用ができるので、走行しながら充電できるようにモバイルバッテリーとケーブルをどうするか考えておいたほうが良い。
30kのUSBポートは少し奥まったところにあり、汎用USBケーブルによっては最後まで挿し込むことができず、振り向いたりするとすぐ抜けてしまうので事前に確認しておこう。


3 バッテリーLowのアナウンスのタイミングが遅すぎる


「バッテリーLow」のアナウンスが流れた後、わずか3分後に電源が落ちてしまった。
せめて30分くらい前に案内をしてもらいたい。
電源が落ちた後、残りのバッテリーを振り絞って1分くらい通話できたので、とりあえず最低限の要件を伝えて次のポイントまで走行することはできた。

バッテリーが持たないのは消費電力の関係上仕方ないにしても、アナウンスのタイミングはファームで解決できるはずなので、ここは早急に対応して欲しい。


8台程度なら十分実用的


まだ完成度が低い部分があるが、8台でしかも他社を混ぜて会話ができ、メッシュは一発接続できるしBluetoothも2台接続なら安定しており、これなら十分使えるとわかった。
メッシュ自体の性能は文句の付けようがなく、次世代に相応しい。
この利便性を存分に味わうために、早く廉価版を登場させて欲しいと願うばかりだ。


SENA 30kの評価


sena30kmain.jpg
メッシュは素晴らしい。
これは間違いない。
台数が増えれば増えるほどBluetoothと比較してメッシュのアドバンテージがどんどん広がる。
また自動経路制御を味わうと従来の接続方式に戻ることはできない。


30kの欠点はBluetoothインカム接続時は音楽の併用が出来ないこと、メッシュ対応機器が30kしかなく威力を発揮するにはコストがかかること、メッシュとBluetoothを併用すると4時間持たないことの3点。

今後SENAはメッシュを主軸にすると思われるので、廉価版が登場してメッシュだけで構成できるようになればBluetoothがシングルチップであることはあまり気にしなくて良くなるが、それはまだしばらく先になりそうだ。
バッテリーについては仕方ないと割り切って新しいモデルでの省電力化に期待するしかない。
ただ、アナウンスのタイミングはファームアップで対応できると思うので、一刻も早く改善してもらいたい。

今30kがおすすめか?と言われるとまだ少し早いかなと思う。
4人までならSENA 20Sで十分だし、汎用性の高さでSB6Xも良い。
30kはファームアップによって欠点が改善され、メッシュ対応の廉価版が登場してからが本番だろう。
先進性を味わいながらファームアップと廉価版の発売を気長に待てる人におすすめする。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
インカム通話音質・・・・・・7
通話距離・・・・・・・・・・9
安定性・・・・・・・・・・・6
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・8
取り付けやすさ・・・・・・・4
重さ・・・・・・・・・・・・2
コストパフォーマンス・・・・5
おすすめ度・・・・・・・7!


※現時点ではまだ平行輸入品のみネット通販にあり

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OGKらしさ全開!激安インナーバイザー付きフルフェイス KAMUI2のレビュー

DSC01836-2.jpg
OGKの中でも安価な部類のKAMUI2
もともと期待値が低かったのだけど、使ってみると予想を上回る良い製品だということがわかった。
ショウエイのGT-Airに手が届かない人は、是非一度試してみてはいかがだろうか。

今回購入したのは、グラフィックモデル STINGERの青色。
OGKはグラフィックモデルとソリッドモデルの値段差があまりないので、悩まず好きなグラフィックを選べる点がありがたい。
グラフィック的にはCLEGANTシリーズが好きなのだけど、ASAGIで既に持っているので趣向を変えてみた。
グラフィック一覧は以下の記事に掲載しているのであわせてご参照いただきたい。

KAMUI2の特徴



インナーバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力性能の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2015年9月発売
・実売価格 2.2万~2.5万円

値段の割りに豪華装備なことが良い点。
気になるのは、安全規格がJIS2種のみであるということと、顎紐がDリングではなく好みの分かれるマイクロラチェットということ。
安全性についてはOGKという会社を信用する以外はないかな。



外観チェック



まず外観および各種機能を順番にチェックする。

正面


DSC01646.jpg
口元から耳にかけてラインが入っており、口元の造形もエッジがきいている。
インナーバイザー付きはどうしても前頭葉の部分が大きく出っ張ってしまうが、このデザインのおかげか結構スマートだ。
シールドは5段階で開くタイプ。
左側の上下スライドスイッチでバイザーを上下させることができる。
シールドの詳細は後ほど記載する。



DSC01647.jpg
口元のベンチレーションは左右のスライド式。
向かって右がオープン、左がクローズなのだけど、下から覗き込まないとどっちかわからない。
それにこのベンチレーション、シールドの曇りを取るデミスト効果をメインに考えられているようで、口元を抜けていくようなエアフローにはなっていない。
大したコストではないだろうから、口元へ抜けるように作っておいて欲しかったなと思う。




DSC01689.jpg
頭部のベンチレーションは前後のスライド式。
ベンチレーションの穴がすごく大きいので、効果は期待できるかも。




DSC01673.jpg
左側にはバイザー開閉のスイッチ。
位置的にインカムとの干渉はほぼ無さそう。
スイッチ自体は少し硬いけど操作性は悪くない。



DSC01678.jpg
ショウエイのZ-7同様、肩の部分がえぐれており、横を向いたり手を上げたりしたときにヘルメットと干渉しにくくなっている。
デザイン的にもアクセントになっていてかっこいい。



後ろ


DSC01682.jpg
大型の排気用ベンチレーションが中央に一つ。
前後のスライドスイッチで開閉操作するようになっているが、見た目ではどっちが開くほうなのか全くわからない。

前のベンチレーションから後頭部にかけてウェイクスタビライザーと言う気流をコントロールするようにエッジの効いたデザイン。
外見はZ-7に近いけど、これはおそらく空力特性を考えると自然とこういう形になっていくのだろう。



底面


DSC01702.jpg
エアロフラップのような機構はなく、口元はかなりひろい。
このまま走ると巻き込み風が多めになるので、快適性を向上させるためにウィンドシャッターが標準で付属している。
取り付けは簡単なんだけど、最初ちょっと戸惑ったので写真で解説。




DSC01713.jpg
ウィンドシャッターは裁縫が見えるほうが内側にくるようにする。
この写真で言うと右が内側にくるようになる。
説明書にもそれっぽいことが書かれているけど、どうもわかりにくい。



DSC01761.jpg
この周りの部分をぐっと広げて、ウィンドシャッターを強く押し込んでいく。
綺麗にはまれば後付というのがわからないくらいピッタリはまるが、最初は壊れるんじゃないかと思って中途半端な状態で取り付けていた。
見た目に違和感がないくらい押し込んでおけばOKだ。




DSC01767.jpg
取り付けるとアライのエアロフラップより少し大きめのウィンドシャッターができあがる。
顎や首とは少し余裕があり、適度に空気が抜けてくれるので夏も冬もこれをつけておけば快適そうだ。
アライの後付チンカバーには劣るけど、ショウエイのピッタリタイプより着け心地が良く、満足度は高い



DSC01733-2.jpg
顎紐は好みの分かれるラチェットバックル式。
操作は簡単で、プラスチック部分を挿しこんで好きな場所で止めるだけ。



DSC01729-2.jpg
外す時はフラップをぐっと引っ張るだけ。
するっと抜けてくれるので、気楽に被ったり脱いだりできる。



DSC01744.jpg
元の紐の長さは金具で調整ができるので、大体このあたり。という感じの長さにしておけば良い。
喉ぼとけに当たると痛いのだけど、紐の調整をいくらしても喉ぼとけにバックルかプラスチック部分がきてしまうのが欠点。
何か布などを巻いておけば緩和されるので、痛い人は試してみて欲しい。

個人的にはDリングに慣れているのでラチェットバックルの「簡単」というメリットをメリットと感じることが無い。
Dリングに変更するサービスを展開して欲しいと思う。



内装


DSC01753.jpg
この価格帯としては珍しく全てが取り外せるようになっている。
上質感はないけど値段の割にはしっかりしたつくり。



DSC01750.jpg
外すとベンチレーションで取り込んだ風を流すように堀がある。



DSC01870.jpg
耳にスピーカー埋め込み穴はなく、すぐ帽体になるので、痛い場合にちょっと削るということは難しい。
ただ、比較的空間に余裕はあるので大体の人は大丈夫だと思う。



DSC01774.jpg
額の上の部分はインナーバイザーが格納されている。
その分少し前に出ているので、信号に近づきすぎるとちょっと見えにくい事がある。
逆に走行している時は気にならず、帽子のツバのような感覚で若干ながら日よけにも使えなくもない。
特に気にする必要はないけど、時々欠点としてあげられるので書いておく。



DSC01746.jpg
一点残念なことがある。
頭部のインナーを取り外した際、額付近のボタン(プラスチック)が破損してしまった。
実はこれ2回目。
構造からして貧弱そうなことはKAZAMIやASAGIで重々承知しており、最初に届いたKAMUI2の時も丁寧に外したけど外した瞬間にパチっと嫌な感触がして割れていた。
OGKサポートに電話しで事情を説明すると、すぐに交換の了承をいただき交換。
そして2個目もまた同じ状態となってしまった。

プラスチックにも強度(粘り)の違いがある。
いじくり倒している中国製のウェアラブルカメラのプラ素材は、曲げると前触れも無く乾いた音と感触とともにあっさりと折れてしまう。
日本製は柔軟性があって加重に耐え、限界を超えたらぐちゃっと曲がって最後に折れる。

残念ながらKAMUI2のこの部分は、前者に相当するということを2回の破損から学んだ。

まぁ折れても取り付けに問題はないし、内装側なので安価に購入できるからいいんだけど。
やっぱりこういう細かな点で、高級品との差を感じる。



シールドの出来は上々


DSC01776.jpg
さて、お待ちかねのシールドについて。
まずは通常シールドを見ていこう。
色はクリアで一切スモークは入ってない。
これは夜間走行に適しており、昼間まぶしければインナーバイザーを使えばOKということだ。
シールドの質も非常によく、OGKではたびたびある歪みが全く無い。



DSC01777.jpg
シールドの開閉は全閉を0とすると5段階で全開になる。
ショウエイと同じでガクガクと段階を踏んで上下するのだけど、ちょっとだけ開けるという段階が存在しないことが難点。
全閉から1段でも大きく開いてしまい、曇りを取るデミストポジションにしては開きすぎになってしまう。
エアロブレード5でデミストポジションが導入されたらしいので、今後の改善に期待だ。



DSC01791.jpg
もう一つ気になる点は、段階を踏んで最後にバチンと閉まる割りにさっと閉めた時の密閉性が低いこと。
新品購入時はかなり隙間があって、雨の時に走行したらおもいっきりシールド上部から雨が流れ込んで、勢い良くシールド下部から流れ出ていった。
静音の観点からももう少し密閉性を高めたいので、ホルダー位置を調整してみる。
その前にシールドの着け外しについて。


シールドの着け外し


kamui2はCF-1というタイプのシールドホルダー。
RT-33やASAGIとは異なり、現行モデルではkamui2のみのようで、シールドもおそらく互換性は無い。
早速外してみよう。



OGK KAMUI2 シールドの外し方
シールドを全開にして、赤で囲ったレバーを下に引っ張る。
この時、全開にすると外れないので全開よりちょっとだけ閉めると緑で囲った部分がパチンと外れるようになっている。
あとはシールドを浮かせば取り外しOK
非常に簡単で慣れれば片側2秒で外せる。



OGK KAMUI2 シールドの付け方
取り付けはもっと簡単で緑で囲った部分を押し当ててはめ込んで、青で囲った部分をぐっと押さえると、レバーが自動的に下がってパチンとはまる。
慣れれば片側2秒だ。

非常に良く出来た仕組みで、脱着のしやすさはショウエイと同等だろう。


ホルダー位置の調整


DSC01813-2.jpg
シールドが浮いていたり、閉まりにくかったりする場合はホルダー位置を調整する。
シールドを外して赤で囲った二箇所をドライバーで緩める。
完全に外す必要はないので、緩めるだけでOK



DSC01813.jpg
遊びがあるので前後上下にずらしてドライバーで締めこむ。
この際、シールドを取り付けたまま調整することは難しいので、トライアンドエラーで何度も試して最適な場所を探していこう。
ちなみに僕はだいたいこういうときは、ホルダーを後方にずらして多少しまりにくくても密閉性を高めるように調整する事が多い。

今回は下方を後方へ、上方は中央で固定し、バランスよく密閉性が高まった。
完璧ではないものの、上も下も雨が滝のように流れることは無くなった。
ただやっぱりショウエイのように一発で密閉はされないので、シールドを締めたあとにシールド右側をぐっと押さえ込んで完全に密閉させている。



インナーバイザーの精度は良い


DSC01786.jpg
目玉機能のインナーバイザーだ。
左耳あたりにある上下のスライドスイッチを上にするとバイザーが降りてくる仕組み。
バイザーの動きは良く操作はしやすい。



OGK KAMUI2 インナーバイザー利用時の視界
超広角のウェアラブルカメラを突っ込んで撮影してみた。
人の視界に近い視野角なので参考になると思う。
視界の7割がバイザー、2割がクリア、1割がヘルメット内部といった具合で、重要な部分は光を和らげてくれるので十分効果がある。
バイザーは鼻のあたりがえぐれており、見る場所によっては左右でスモーク有り無しとなって見えづらい。
ただこれはジェットのASAGIの場合であって、フルフェイスの場合は顎の部分で見えないので、消極的な理由ではあるけどえぐれによる影響は小さい。



OGK KAMUI2のインナーバイザーを展開
バイザーの品質は非常に良く、これまで手にしたOGKの製品では最も歪みが少ない。
というかほぼ歪みが無く上出来だ。
スモーク具合は他社の普通のスモークとほぼ同じで丁度良い。
若干目が見えているけど、カメラのフラッシュの関係だと思う。
ちょっとだけ残念なのは、ASAGIやKAZAMIは普通のグレーだったのに、KAMUI2はわずかに黄色がかっている。
目の疲れを軽減するために青の波長をカットしているのだと思うけど、個人的には普通のグレーのほうが有難い。
というのも、黄色っぽいと「ああ、もう夕方か~」とツーリングが終わろうとしている気分になってしまうからだ。

ショウエイ程ではないけど、アライや他のOGK製品より黄色い。
ただのグレーでいいと思うけどね。


細かな点では不満はあるものの、価格以上に品質は良いと思う。
ウリの部分にしっかり注力しているこの感じ、OGKらしいなぁ。



被り心地は普通


DSC01818.jpg
僕はMサイズばかりなんだけど、KAMUI2はLサイズのほうが合うらしい。
帽体が2シェルしかなく、XS、S、Mが小さい帽体、L、XLが大きい帽体。
Lサイズになると急に深くなったような気がするのは帽体サイズのせいだろうか。

内装に高級感はなく肌触りはいまひとつだけど、フィット感はそこそこ。
頭部は良いのだけどチークパッドが直線的で、頬の上部は強く当たり、下方はフィット感が乏しい。
包み込む感じが少ない状態だ。
それでも価格を考慮すれば十分で悪くは無いけど、やはり上位製品やアライ、ショウエイに比べるといまひとつだ。

気になるのはシェルとライナーによる軋み音だ。
喋る程度ならしないけどガムを噛むなど力を入れると数ミリの圧迫で軋み音がしてしまう。
また走行中にもトラックの風圧を受けたりすると、その風圧の変化によって音がする。
このあたりは価格相応な部分だろう。


重量は1641gとバイザー付きとしては標準的で、フルフェイスとしては重い部類。
それでもフィット感が良かったのであまり重さを感じることはなかった。
というか、バイザーが付いていると認識しているが故に、思ったより重くないと感じているのかもしれない。

手持ちのヘルメットの重量は以下の通り。
KAMUI2以外は全てMサイズなのでその点はご留意いただきたい。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
KAMUI2(グラフィック Lsize) 1641g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット
※グラフィックモデルは20g程度重くなっています。


インカムの取り付け



レバーの位置は製品によって少し邪魔にはなるけど特に問題ない。
シェルとライナーの隙間はかなり小さいので、クリップの厚みがあると入らないので、インカムによっては両面テープでの取り付けになる。

では手持ちのインカムで試してみる。

SB5X


OGK KAMUI2にSB5Xを取り付け
相変わらずB+comは取り付けがしやすい。
クリップ部分が細くて強度があるので、どんなヘルメットにもだいたいクリップで取り付けが可能だ。
KAMUI2も同じく隙間は狭いもののクリップでOK



DSC01870.jpg
スピーカーケーブル長に余裕があるので、前方の顎横から回して取り付け。
耳の部分はプラスチック素材なのでクッション両面テープで貼り付け。
耳との隙間に余裕があるので、耳が痛くなるようなことは無かった。
マイクはチークパッドに埋め込んだり、口元に両面テープで取り付ける等、好みで大丈夫そう。
口元のスペースが結構あるし、ウィンドストッパーのおかげで巻き込み風が少ないので、マイク接地の自由度が高い。



OGK KAMUI2にSB5Xを取り付け 外観確認
アンテナもレバーと干渉することは無く、デザイン的にもばっちりだ。



SENA 20S


DSC01880-2.jpg
SENA 20Sはスピーカーケーブルが短いという欠点があり、KAMUI2はチークパッドとシェルとの隙間が非常に狭く、ケーブルを通しにくいという欠点がある。
この組み合わせの場合は、何とかして配線するしかないので試行錯誤した結果、チークパッドのプラ部分の穴を通すことにした。
ここならシェルと挟まれることもあまり無いので、ケーブルに余計な負荷がかからず断線の心配はなさそうだ。



DSC01886-2.jpg
内側はシェルの隙間から伸びてくるような感じ。
たぶん、大丈夫。



OGK KAMUI2にSENA20Sを取り付け
SENA 20Sのクリップは非常に分厚くシェルと帽体の隙間に入らなかったので両面テープで固定。
首もとのデザインの影響でクレードルと帽体と接触面積が稼ぎにくく、ちょっと取り付けしにくかった。
大丈夫なんだけど、もう少しインカムへの配慮が欲しいところだ。
アンテナとレバーの干渉を考えるとここしかないと思う配置。



DSC01904.jpg
アーム式マイクはウィンドシャッターのあたりに潜り込ませておけば大丈夫。
もちろんワイヤーマイクでも適当に取り付けできる。
SENAの取り付けについては満点ではないけど、ぎりぎり合格ってところかな。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。


走行してみての感想



とりあえず近場をぐいぐいと走ってみた。
今後評価が変わるかもしれないが、一旦現状での評価をする。


■静音性能はいまいち
風切り音は大きめ。
音質はやや高音でコオオオオオ!って感じだ。
60km/hから煩いと感じ、80km/hくらいになると風圧の変化の影響を受けて軋み音まで発生し、結構気になってしまった。

ただ、ジェットに比べれば静かなので、静音に徹底的にこだわるような人でなければ問題はないと思う。


■空力性能は良い
速度を上げてもあまり持っていかれる感じは無い。
リフトしにくいのはやっぱりウェイクスタビライザーの効果だろうか。


■巻き込み風の制御は完璧
ウィンドシャッターをつければほぼ完璧に巻き込み風を押さえ込んでくれる。
また左右に少し隙間があるので、負圧で口元の息も排出するのに役立っているようだ。

ただ口元のベンチレーションがシールド方面にしか向かってないせいで、内側から強制的に排出しておらず、首元の負圧に頼るのみ。
もう少し口元の空気が滞留しないように工夫して欲しいかな。
速度が出ていれば全然気にならないが、のろのろ運転だと少し口元の快適性に劣る。


■ベンチレーションは良好
口元はいまいちなんだけど、頭部のベンチレーションはよく効いており、換気されていることが実感できる。
雨で前方のベンチレーションを閉じた場合、後頭部のベンチレーションは負圧を利用するような仕組みになってないようで、ほとんど効果を実感できなかった。
それほど問題は無いだろうけど、真夏の雨の快適性は若干劣るかもしれない。


■インナーバイザーは超便利
一日使ってみたけど、シーンによってクリアをスモークを切り替えられるのはとても便利。
品質も非常に良くて若干黄色いことを除けば完璧だ。
視界の下部がスモークから外れてクリアになってしまうけど、慣れれば全く問題なし。
それより状況に応じて切り替えられる点と、インナーなので汚れにくくメンテナンスが楽なことが大きなメリットになっている。


地味だけど万能!


kamui2全モデルresize
価格の割りに高機能なのにいまひとつ話題にあがらないKAMUI2
アライ、ショウエイに挑戦したRT-33と、軽量特化で注目度の高いエアロブレードシリーズが目立ちすぎて、存在感がちょっと薄い。

OGKの中でも廉価でシェルの素材も低グレードのものが使われているせいか、下に見られている感がする。
というか僕がそう思っていたわけだけど、気になって購入してみると、意外にもつくりがしっかりしていて、値段を考えると十分な性能だと思う。
※内装のプラ部分を除く

もしラチェットバックルで痛みを感じる場合は、布のようなものをバックルに巻いて対処しよう。
軋み音についてはこんなものかなとも思うけど、あまりにひどい場合はメーカーに相談してみるのも有りだと思う。
ショップで試したら軋み音が少ないものもあるので固体差が激しいようだ。
このあたりは価格相応と割り切っておいたほうがいいかもしれない。

安全性を確かめることはできないが、JIS2種はバランスのとれた規格なのでこれでも十分じゃないかとも考えられる。
廉価版向けの素材なんて・・・と思わず、一度被ってみてはいかがだろうか。

ツーリングではインナーバイザー、町乗りではインナーバイザーとラチェットバックルが活躍すること間違いなし。
欠点はあるけど、2万円程度と安価に一つで何でもこなせる便利屋的なヘルメット。
何を優先すればいいかわからない人や、保管スペースがない人、安価に一つで全てを賄いたい人におすすめだ。


個人的 10点満点評価
静音性・・・・・・・・・・3
軽さ・・・・・・・・・・・4
涼しさ・・・・・・・・・・4
被り心地・・・・・・・・・5
空力性能・・・・・・・・・6
品質・・・・・・・・・・・3
インカムの取付やすさ・・・7
機能・・・・・・・・・・・7
コストパフォーマンス・・・9
おすすめ度・・・・・・・6!

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  •  投稿日:2017-02-20
  •  カテゴリ:MidLand
BT cityヘルメット取り付け
2015年3月に発売されたMidLandのお手軽最安ローエンド、BT Cityを購入したのでレビューする。
かわいい見た目に反して、外部音声入力が通話と併用可能と意外と侮れないやつ。
本製品は名前の通り近場で使うことが想定されており、ジェットヘルメットに適したアームマイクのみの構成。

通話距離200m、通話時間8時間と低スペックではあるけど、ミュージックシェアリング、有線外部入力を備えているので、ツーリングでも十分使えるようになっている。

2016年発売のBT Proシリーズではなく一つ前の世代にあたり、現シリーズでは用意されてないX1よりも下のグレードに当たる。
BT Proシリーズとの接続は可能だが、少し傾向が異なるので注意が必要だ。



付属品チェック



付属品はスピーカーとアーム式マイク一体型のクレードル、音声外部入力用ケーブル、USBケーブル、AC-USBアダプター、マジックテープ。
最安製品なのにACアダプターを付属させるとは・・・。
たぶん、誰もがもう持っているものだし、ハイエンドならまだしもローエンドでは極力コストダウンのために省いていいと思う。




クレードルはスピーカーとマイク一体型。
スピーカーはコネクターで分離させられるものの、BT Proシリーズとは異なり互換性は無い。
クレードルそのものは両面テープかマジックテープでヘルメットと取り付けるようになっている。




スピーカーユニットはBT Proシリーズ同様かなり小型な割りにカバーが大きい。
もう少しカバーを小さくするとか、そもそもスピーカーユニットを一回り大きくしてほしいかな。



本体チェック



本体は見た目もサイズもかわいらしい。
パッケージにはスクーターで利用しているデザインになっているけど、本当にそんな感じ。
一番大きなボタンが操作のメインとなるコントロールボタンだ。


BT city 外見比較
他製品と比べてもかなり小型なことがわかる。
ただ、クレードルが縦長いので結構高さはあるほうだ。




底面に充電用のMiniUSBポート、スピーカーマイクポート、外部音声用の2.5mmステレオミニプラグの3つ。
外部音声入力はインカム通話と併用できる点が◎




側面にコントロールボタンと上部に-ボタン、+ボタンの計3つで操作するようになっている。
それぞれ凹凸もあるしクリック感も良いので、本体が小型な割りに操作はしやすい。




本体を上からスライドさせてクレードルにドッキングさせるだけ。
外す時は上部の爪を押して、上にスライドさせる。



BT city本体ドッキング
外部音声入力はスペースに余裕がないので付属のもの以外の汎用品は入らない場合がある。
また、かなり奥までぐっと挿し込まないと音声入力がうまくできないので要注意。
クレードルにつけたまま充電できなくはないけど、ケーブルの種類によっては干渉して接続できないかもしれない。
ケーブル類はそのままで少し上にずらせば充電できるので、特に問題はないんだけども。




ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7



スピーカーケーブルが短めなので、シェルとネックパッドに隙間のないZ7は仕方なく後方からまわすことにした。
BT Proシリーズは十分な長さがあるので前方から回りこませられるのだけど。




マイクは適当に口元に設置。



BT city ショウエイZ7取り付け
本体は左右のえぐれた部分に両面テープで取り付ければ上下に長いBT Cityでもちょうど良い感じに設置できた。




アライ アストラルX


BT city アライ取り付け
アライは取り付けが簡単なのでさくっと配線して取り付けOK
上下に長いので両面テープの位置を少し高めにしておかないと、地面に置いたときにクレードルが当たって不安定になるので注意しよう。



OGK ASAGI


BT city ASAGI取り付け
コンセプトどおりジェットヘルメットにも取り付け。
ASAGIはインナーバイザー開閉レバーの位置が悪くて、相変わらずインカムの設置に困る。
やや前方の下しか平坦で取り付けに適した場所がなかったので、仕方なくこの位置に。
本当はもう少し後ろがいいんだけど。
とりあえずインカム操作もインナーバイザー操作も問題はない。



各種操作


BT city操作方法
全ての操作はマニュアルを見てもらうとして、代表的な操作を抜粋する。
BT Proシリーズとボタン構成が異なるものの操作は概ね同じなので、BT Proシリーズ利用者にとっては操作は簡単だ。


■電源オン
「コントロール」を3秒長押し

■電源オフ
「コントロール」と「-」を3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
「コントロール」を3秒長押し(青赤高速点滅)
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
「コントロール」を2回短く押してペアリングモードを終了

■スマホペアリング
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの「-」を3秒長押し
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
「コントロール」を2回短く押してペアリングモードを終了

■外部入力端子の有効無効
「コントロール」を2回短く押す

■インカムモード、フォーンモード切替
「コントロール」を3秒長押し
※MidLand製品はモードを切り替えることでインカム接続かスマホ等との接続かを選択するようになっている。

■インカム通話開始、終了
「コントロール」を短く押す



音質チェック


まだ室内でのみのテストであることをご了承いただきたい。


スマホと接続して音楽を聴く



BT Proシリーズと同じ傾向だけど、低音がちょっと弱い。
高音はそこそこに出ているので女性ヴォーカルは聞き取りやすい。
最大音量は大きいので聞き取れないといことはないが、値段なりという印象だ。



インカム通話



BT Proシリーズとは通常のインカムとしてペアリングが可能なので、BT X2 Proと接続して試して確認。
BT Cityのマイクがいまひとつで、BT X2 Proで聞くと少し音が割れてしまう。
また、感度が高すぎるのでBT Proシリーズと1対1ならいいけどグループ通話にすると音量調整に困る。
逆に、BT X2 Proの声を聞く分にはスピーカー性能に問題はない。
極端に悪いわけではないけど、もう少しマイク性能は向上して欲しいところだ。

ここで本製品の一番の特徴とも言える、外部入力が併用できることを確認してみる。
まず付属のケーブルでスマホと接続。
インカムモード、フォーンモードにかかわらず外部入力が有効なことを確認。
※「コントロール」を2回短く押すことで外部入力を有効にしたり無効にできます。

次にインカム通話を開始すると、特につまずくこともなく通話と外部音声入力ができた。
有線で接続する手間はかかるけど、ナビ音声や音楽を聞きながらインカム通話ができるという点では非常に便利だ。



BT Proシリーズとの4台チェーン




接続方法はBT NEXT Proの記事をご参照いただきたい。

今回の目的はBT NEXT Proのパブリックモードで音楽を共有チェック。
BT Cityはブリッジ不可のため端に接続して確認してみた。
インカム通話に関してはちょっとノイズが多めだけど、B+com 4台と大差は無い程度。
スペック上、通話距離200mなので実際に走行するとおそらく100m程度が限界と思われる。
このあたりは実際に走行してテストするので、気長にお待ちいただきたい。


BT NEXT Proのパブリックモードで音楽を共有してみたところ、2つ離れて遠めの場所であるにもかかわらず、十分音楽を楽しめるくらいに聴くことができた。
やはりこのパブリックモード、面白い!!



BT Cityの評価


気軽に使えて安価。
それでいて有線外部入力とインカム通話が併用できるため、他の人とのツーリングでも活躍できる。
上位のBT Proシリーズよりスピーカーとマイクの性能が劣りFMラジオも無いので、MidLandで固める場合はBT X1 Proと迷うところ。

また、この価格帯はデイトナ イージートーク3という強力なライバルがいるのであわせて検討することになるだろう。
ソロなら音質の良さでイージートーク3、操作性の良さでBT cityという選び方になる。
タンデムもしくは2台なら、イージートーク3が圧倒的におすすめ。

値段なりで悪いわけではないけど、上位製品との価格差が小さいことと、イージートーク3が優秀なので微妙な製品だ。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・3
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・6
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・3
おすすめ度・・・・・・・2!


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最安ハイエンド デイトナ クールロボGT2のレビュー

デイトナ クールロボGT2
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!
クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。
それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。
他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。

P1070486-5-5.jpg
公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキスおばちゃん系という斬新な攻め方をするデイトナにすごく興味を持ち、試してみることにした次第だ。

残念ながらお金の都合でクールロボ GT2は1台しか購入できなかったので、同社のイージートーク3との接続でテストであることをご留意いただきたい。
走行テスト時にはもう一台買って本来の性能で試したいけどちょっと無理かも。


クールロボGTとGT2の違い


GTGT2tigai.jpg
最初わからなかったので調べてみた。
初期型クールロボGTはファームアップデートで機能面はGT2同等になるとのこと。
GT2へ型番を変更したのは、スピーカー性能を向上させて音質が良くなっているらしい。
あと、本体の見た目が少しだけ変わってシルバーのメタリックデザインが入っている。

なるほど、スピーカー変更のために律儀に型番を変えてきたのか。
この程度の変更であれば同一型番で済ませてしまう可能性もあるくらいなんだけど、まじめな会社だなぁと思った。

2017年2月時点でまだ旧バージョンのGTも売られているけど、価格はほぼ同じ。
せっかく最高レベルの高音質スピーカーへ変更されたので、GT2を購入することをおすすめする。



本体、付属品確認


DSC01368.jpg
付属品含め一式。
B+comと同じく本体からスピーカーやマイクを接続するタイプで、取り付けベースは本体の取り付けのみに利用する。
ベースは一つで両面テープでの張り付けと、金具をつけることでクリップ式となる、併用タイプ。

マイクはコネクターで接続されており、アームとワイヤーの両方が付属。
フルフェイスとジェットどちらにも取り付けが可能だ。

他はスピーカー位置調整用のスポンジと充電兼ファームアップデート用のMiniUSBケーブル、最近にしては珍しくAC-USBアダプターが付属している。
ACアダプタ無くして価格を下げた方がユーザーは喜ぶと思うけどいかがでしょうか、デイトナさん。


DSC01372-2.jpg
基本的な構造はイージートーク3に近く、ボリュームボタンが上下式になっている。
ボタン名称はちょっとわかりにくい。

・前方がFボタン FMラジオの操作や電源関連
・中央がCボタン インカム通話関連
・上下式は押すこともできてAボタン ボリューム調整やインカム通話関連
・後方上がMボタン スマホ等のデバイス関連

Mボタンは硬くストロークもクリック感もないため押しにくい。
他のボタンは操作感は悪くないが、冬用グローブではFとCの判別がつきにくい。
もう少しボタンデザインを工夫してほしいところだ。


DSC01373.jpg
後方にはMiniUSB(10pin)がある。
若干形が異なるけど、普通のMiniUSBで充電が可能だ。
MiniUSBである理由はおそらく、ステレオ出力とマイクを一つのポートで通信するために10pinとなっており、MicroUSBでは5pinしか確保できないためだと思われる。

イージートーク3はやや奥まったところにあり、普通のMiniUSBでは強く押し込む必要があるが、GT2は比較的浅いので特に気にしなくてOK

尚、充電しながらの利用はオプションのケーブル(型番90535)が必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、



DSC01413.jpg
後方のMiniUSBにスピーカーを取り付ける際はぐっと押し込もう。
防水キャップのような構造になっており、少しでも押し込み方ずれていたり足りなかったりすると、音楽が聞こえない事象が発生する。
防水もかねているので、ちゃんと押し込むよう注意しよう。



他機種との外見比較


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見てくれはちょっと安っぽいかな。
MidLandが大幅にデザインを良くしてきたので、デイトナはデザイン面で少し取り残された感がある。
テープが貼られているのは複数台あって識別するためなのでお気になさらずに。



DSC01155.jpg
本体、ベース、ワイヤー式マイク込みで100gと軽量な部類になる。
ヘルメットはフルフェイスで1500g程度で、そこに100g~150gのインカムが取り付けられると、たかが50gの差でも違いを感じるものだ。
特に片側に取り付けるため違いを感じやすくなる。
ツーリングで一日被っても、SENA 20Sをつけたから明らかにしんどくなった。なんて事は無いけども、少しでも軽いに越したことは無い。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC01377.jpg
ベースは最初から両面テープが取り付けられており、クリップで利用したい場合は金具をはめ込むようになっている。



DSC01382.jpg
本体を上からスライドさせて取り付け。
外す場合は上部のツメを押して上にスライドさせる。
着け外しとても簡単だ。



DSC01396-2.jpg
スピーカーはイージートーク3と互換性があり、入れ替えて利用が可能。
ちゃんとFMラジオも聴ける。
なのだけど・・・・。

上がGT2のもので下がイージートーク3のもの。
スピーカーの配線が異なり、GT2の左スピーカーケーブルがやたらと短い。
ちゃんと配線を考えないとヘルメットによっては短くて取り付けしにくそうだ。

ちなみに、マニュアルを見るとイージートーク3タイプの表記になっている。
購入したのは2016年11月なので最近のものはこのタイプが付属しているのだと思うけど、もし可能であればイージートーク3に付属していたタイプのもののほうが有難いな。



DSC01173.jpg
左がGT2、右がSB4Xのスピーカー。
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。


操作


基本的にイージートーク3の-ボタンをFボタンへ、+ボタンをCボタンに置き換えたものに近いので、イージートーク3から乗り換える人は慣れた操作だ。
ただ、無言時に通話を切るVOX等もろもろかなり調整できる項目が多いので、全部を覚えるのは大変。
細かな設定はマニュアルを見てもらうとして、出先で最低限必要な操作のみを抜粋する。

DSC01372-2.jpg

全体操作


■電源オン、オフ
FボタンとAボタンを同時2秒押し

■ボリューム操作
Aボタンを上下にする

■音声案内音量調整
FボタンとCボタンを押しながらAボタンを上下で調整

■リセット
電源オンの状態から・・・
FボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
AボタンとCボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了


インカム関連操作


■インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK
 
■インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。

■グループ通話ペアリング
少し特殊なので解説。
グループ通話をするには各インカムにグループ番号を自身で割り当てる。
1、2、3、4をインカムそれぞれに割り当てた上で、それぞれを数珠繋ぎにペアリングする。
※グループ通話はクールロボGT/GT2のみ参加可能。
 イージートーク3やユニバーサルペアリングは参加不可。

①番号割り当て手順
CボタンとAボタンを同時8秒押しで緑点滅
Cボタンを押して番号を選択
Fボタンを押して番号決

これをグループ通話に参加するインカム全てで行う。

②グループモードでペアリング
1番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
2番インカム : Cボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

次に
2番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
3番インカム : Cボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

という流れで4番までペアリングをする。

■グループ通話発信
Cボタンを押すと自動的にグループ全体が接続

■ユニバーサルペアリング
GT2      : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
他社インカム  : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■インカム通話、グループ通話切断
Aボタンを押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。


■VOX感度
スマホやインカムなど一切接続してない状態で
Aボタンを上または下に2秒で離す
感度は1~4とオフに設定可
※オフを強く推奨

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
GT2      : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器  : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : Aボタンを上にする
曲戻り : Aボタンを下にする
音量調整 : Aボタンを上下にする

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : Aボタンを上に8秒で手動着信設定、下に8秒で自動着信設定
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
GT2同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可


FMラジオ関連


■FMラジオモード オン、オフ
Fボタンを2秒押す
※インカム通話との併用は不可

■手動、自動チャンネルスキャンモード切替
Cボタンを2回連続で押す

自動チャンネルスキャンモードで好きな周波数の時にFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
その後、Cボタンを2回連続で押して手動モードにし、Aボタンを上下2秒でチャンネルを切り替える。

このチャンネル登録をしておかないと周波数を固定させることができず、ずっと切り替わってしまう。
登録が必須?なのかわからないが、この事についてマニュアルに書かれてなくてよくわからなかった。



ヘルメットへの取り付け


ベースのクリップは細くて取り付けが簡単だが、スピーカーケーブルが短いためショウエイ Z7への取り付けは少し不恰好になってしまった。
アライはネックパッドの隙間が大きいため難しくは無い。


アライ アストラルX


DSC01388.jpg
ベースはクリップ式を利用。
挟み込むだけでOKなので簡単。
ケーブル長が短いので、ネックパッドを外して隙間から耳元へダイレクトに配線した。
それでも結構きつきつ。
なんでイージートーク3と同じ長さのものにしないのだろうか。


DSC01392.jpg
スピーカーは若干大きめだけど問題は無い。
ちなみに僕は耳の部分に余裕がなくてすぐ痛くなるので、チークパッドは発泡スチロール部分を1cmくらい削っている。


DSC01394.jpg
マイクは口元のチークパッドに埋め込んでいる。
アライの場合はこのチークパッド内がベストポジションだと思う。


デイトナ クールロボGT2をアライ アストラルXへ取り付け
取り付け完了。
ちょっとケーブルが短い事が難点ではあるけど、すんなりと取り付けができた。
見た目は・・・うーんもう少しかっこいいといいね。


ショウエイ Z7


DSC01399.jpg
Z7はネックパッドに隙間がなくすごく折れ曲がるので、前方の顎近くを回りこませる必要があるのだけど、GT2のケーブルでは長さが足りない。
ここを通すといつか断線すると思う。



DSC01404.jpg
仕方ないのでネックパッド後方から回り込ませることにした。
長さはOKだけどやっぱり見栄えが良くない。
引っかかってケーブルに負担もかかりそうだしなぁ。
Z7のウイークポイントの一つだ。



DSC01136.jpg
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



デイトナ クールロボGT2 ショウエイZ7へ取り付け
とりあえず設置まで完了。
ベースはクリップタイプで簡単に取り付けOK



室内で音質チェック!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクはイージートーク3と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
毎度のごとくまだ走行できてないので、自宅内でのテストになることをご留意いただきたい。
それではそれぞれをチェックしていこう。

イージートーク3は実際に走行テストし動画もアップているので、あわせて確認していただきたい。

スマホと接続して音楽を聴く


DSC01415.jpg
音質はかなり良い。
他社のオプションスピーカー同等というレベル。
低音から高音まで偏りのないバランスの良い音で癖がない。
標準付属スピーカーでかつこの価格といことを考えれば、コストパフォーマンスは抜群だ。


インカム通話


DSC01195-2.jpg
GT2は1台しか購入していないので、今回は同社のイージートーク3と接続してテストする。
GT2とイージートーク3は通常の1対1 インカム接続が可能で、それぞれが音楽を併用できることを確認している。
※ユニバーサルとHFPでの接続ではなく、インカム同士のペアリングが可能という意味。

音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
スピーカーは音楽を聴けば非常に良いので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
十分評価に値するレベルだと思う。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽併用機能。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。



GT2以外とグループ通話はできる?


試した構成は以下の通り。


■構成
イージートーク3 ⇔ GT2 ⇔ イージートーク3


GT2をグループ番号2に設定し、イージートーク3はグループ番号は設定不可。
擬似的にイージートーク3を1と3に見立てて、左から1、2、3という接続方法をしてみた。

結果・・・・残念!
GT2はどっちか1台としか接続ができない結果となった。
GT2が2台あれば状況は変わる可能性は無きにしも非ずだけど、まぁ無理だろうね。

また、上記のグループ番号割り当てができないことが原因か、GT2のグループ通話にはユニバーサル接続のインカムを混ぜることも不可。
この辺りについては後日、ユニバーサル接続検証記事に追記していきたい。

グループ通話をするにはGTシリーズ(GT2/GT1)のみで構成する必要があるってことかぁ。
イージートーク3を混ぜてグループ通話さえできれば、GT2をブリッジ機にしてイージートーク3を2台端に接続して超安価に4台接続&音楽の併用が実現したのになぁ。


FMラジオ


Fボタン2秒押しでFMラジオモードに入る。
自動チャンネルスキャンが開始され、順番にチャンネルが切り替わっていくので、好きな周波数のところでFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
一通り必要なチャンネルを登録したら、Cボタン2回連続押しで手動モードにし、Aボタン上下2秒でチャンネルを切り替えてFMラジオを聴く。
という流れになっている。

チューナー感度については室内で確認する限り問題なし。
他社でバイクに乗りながら試して問題があったことは無いので、GT2もそれなりに快適に使えるだろう。


VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



クールロボ GT2の評価


DSC01402.jpg
スピーカー音質はイージートーク3同様に良く、インカム通話の遅延が非常に少なく、FMラジオも快適に聴ける。
音楽併用時の動作も快適かつ操作は簡単。
1台あたり2.2万円程度とハイエンドの中ではずば抜けて安いし、他社のミドルクラスよりも安価なので、GT2のみで構成してもコスト面では安くあがる。
その上、仕様外だがイージートーク3もGT2のグループトークに混ぜることができるので、さらに安くすませられる。

グループトークにユニバーサル接続で他社インカムを混ぜられないことと、グループトークの設定が少々面倒だということを除けば非常にハイレベルだ。


クールロボGT2はこんな人におすすめ


・ツーリングメンバー全員がオーディオマルチが欲しいけど、できるだけ安く済ませたい!
・ソロでFMと音楽を高音質で楽しみたい!


と考えている方は、是非検討してみてはいかがだろうか。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・7!

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Excelvan EJEAS-TTS 中華インカムもデュアルチップの時代へ

EJEAS-TTSの箱
2016年9月頃にアメリカや中国で発売された中国製デュアルチップインカム EJEAS-TTS
ブランドはExcelvan
通話と音楽の併用に対応し、4台接続が可能な中国製ではハイエンドにあたる製品。
インカムは同一メーカーで揃えたほうが安定性が高いので、いまさらEJEAS-TTSをツーリングメンバー全員で揃えなおすなんて事はまず無いのだけど、ふと中国製はどこまで進化したのか気になるから購入してみた次第だ。
自分でもそれだけの理由で片っ端から散在するなんて、バカだなぁと思う。



この記事を見ているあなたも好き者だねぇ。



※2017/11/1 TTSはV4、V6などのEJEAS製品と自社ペアリングが可能であると記載していましたが、V6とは不可能であることが判明しました。
V4とは自社ペアリングが可能です。
他製品についてはコメント欄より情報をいただいていますのでご参照ください。

※2018/1/6 FMラジオの受信可能周波数が日本向けになっていないものもあります。
詳細はFMラジオの項目を参照してください。


中国製品の概要


中国ブランドはLEXINが一番、次にBearidge、その次がExcelvanという感じのようだが、これらはメーカーではなく販売店独自のブランド名。

実際のところはいくつかのメーカーが製造しているのだけど、調べてもなかなか情報が出てこない。
意地になって調べるとようやくメーカーサイトを発見。

シンセンEJEASテクノロジー株式会社
TTSメーカーサイト
バイクやスポーツの審判?とか、Bluetoothインカムを主に手掛けているようだ。
残念ながらファームアップデートの情報はなかったが、本製品はUSB接続ができるので今後に期待したい。
しかし、リンク切れになっているページが多い。
世界中でそこそこ売れているのだから、もう少しやる気を出しても良いのではないだろうか。
尚、同社が手掛ける製品で日本でもよく販売されている製品は以下の通り。

・ V4(4riders)
・ V5
・ V6(6riders)
・ V8(Vetphone V8)
・ E6(EJEAS-E6)
・ TTS(EJEAS-TTS)

前置きが長くなったけど、EJEAS-TTSを見ていこう。

EJEAS-TTSの特徴



■インカム通話と音楽(A2DP/HFP)を両立
なんとインカム通話、音楽、FMの3つ同時が可能という優れもの。
通話しながら、ナビの音声案内をA2DPで聴きながら、FMを聴く。なんてことができる。
Bluetooth4.1対応。

■4台チェーン接続可

■ユニバーサルインターコム対応

■FMラジオ搭載
ワイドFM対応

■通話距離1500m
Amazonには2700mとか書かれてるけど販売店が独自に適当に書いたものと思われる。
メーカー公式には1500mと記載あり。

■防水IPX6

■安い!
海外の通販サイトを見ると1台1.8万円前後で販売されているのに、なぜか日本AmazonではExcelvanから10000円前後で販売されている。

いろいろ突っ込めそうなところはあるけど、スペックは相当すごい。



本体、付属品チェック


EJEAS-TTSの付属品
本体、アームマイク、ワイヤーマイク、スピーカー、クリップ式マウント、貼り付け式マウント、説明書、ポーチ。
マイクとスピーカーは3.5mm 4極プラグで本体に接続する。
汎用ヘッドセットも利用できそうな感じだ。
中国製にしては珍しく、アームとワイヤーの両方のマイクが付属している。
だいたいアーム式のみなので、フルフェイス利用者には嬉しいところ。



DSC01306.jpg
マニュアルはグローバル製品らしく英語、中国語、日本語等、一通りの言語で記載されている。
日本語も若干怪しいところはあるけど、十分内容は理解できるレベルだ。



DSC01297.jpg
本体の見た目はちょっと残念。
もう少しかっこよくできなかったのだろうか。
操作性は悪くは無い。
側面のボタン3つと上部にボリューム等3つ。
側面ボタンは押しやすく、上部ボタンはやや硬くて押しにくいけど不便というほどではない。
ただもう少しボタンが大きく離れていればいいのになぁと思う。



DSC01301.jpg
後方には上から充電用MicroUSB、AUX入力 2.5mm、スピーカー&マイク3.5mm 4pinの3つのポートがある。
なんで充電用USBポートを上面に持ってきたかなぁ。
ステレオポートも後方の縦になってるし、カバーが閉まりきってなかったりするとすぐ浸水しそう。
こういったポートはインカム後方の斜め下がベストのはず。
この設計にした理由がわからないんだけど、中国製に理由を求めるのが間違いか?

ただ、このキャップの閉め具合は良好で、だいたいの位置にあわせて押し込むときちっと閉まってくれる。


DSC01311.jpg
付属スピーカーのコネクタはちゃんと防水仕様になっており、接続するとしっかりと水を止めてくれるようになっている。
2.5mm AUX入力ポートはケーブルを接続していると浸水するかもしれないので、雨天時は利用しないほうがいいかもしれない。



DSC01304.jpg
本体との接続は4pin 3.5mmタイプなので、一般的なヘッドセットが流用できなくもなさそう。
ただ、ヘルメットに仕込めるようなヘッドセットは見たことが無いので、本製品付属のものを利用する以外は、4riders等同じような形式のものを使う程度しか選択肢は無い。



DSC01327.jpg
マイクはワイヤータイプとアームタイプの2種類。
コネクターで付け替えが可能になっている。
スポンジがかなり大きく、中身のマイクも少し厚みがある。



DSC01321.jpg
スピーカーはやや厚みがあり、直径はやや変則的な形をしていてちょっとだけ大きめだけど、ヘルメットへの設置にはそれほど困らないレベル。


操作性


操作性はまずまず。
ボタンが少し小さく押しにくいことを除けば、動作は比較的軽快でさくさく操作できる。
長押し操作も時間が短めに設定されているのでストレスは少ない。
細かな操作方法は省くが、マニュアルの日本語がそこそこまともだし、複雑な操作も少ないのでメジャーメーカーのインカムに近い感覚でOKだ。

それと、若干何言ってるのかわからない事があるけど英語アナウンスもある。
やっぱりアナウンスがあるだけでも全然違ってくるので、これはとても助かる。



ヘルメットへの取り付け


中国製インカムEJEAS-TTSをアライ アストラルXへ取り付け
マウントはとても軽量かつ簡単に取り付けが可能。
特にクリップタイプは取り付けしやすく軽量なのに、そこそこがっちりついてくれる。
取ってをつけてクリップのように開いてヘルメットの隙間に取り付けた後、取ってを外して本体を上からスライドさせてつける。
というようなイメージなんだけど、取って部分は無くてもクリップを開くことができる。



DSC01320.jpg
取ってを外して本体を上からスライドさせてカチっとなったらOK



DSC01323.jpg
貼り付けタイプはちょっと座面が狭いかな?
いくら強力な両面テープでも外れてしまいそうで怖い。



アライ アストラルXに取り付け


中国製インカムをアライ アストラルXに取り付け
クリップタイプで取り付けてみた。
底が浮くことも無くさくっと取り付けが可能。
ケーブル長も十分なので特に不安なく取り付けができた。
取り付けベースは非常に扱いやすく優秀だけど、やっぱりインカム本体はもう少しデザインをがんばってほしいところ。



音質確認



インカムペアリングはどれと可能か?


EJEAS-TTSをインカムと接続
基本的にEJEAS製品であれば全て自社ペアリングが可能なようだ。
手元にはV4とV6しかないが、それぞれ自社ペアリングをしてブリッジ接続ができることを確認した。
さらにコメント欄よりセンニンさんからE6やV8との接続情報もいただいたので、参照していただきたい。

また、ユニバーサルインターコムもサポートしているので、SENAやB+comとも接続は可能だ。
ただし、組み合わせによっては接続できなかったり、片方の声が届かない等、正常に動作しない場合もあるので、こちらもコメント欄を参照してほしい。



スマホで音楽を聴く


音質はなかなか良い。
低音から高音までバランスの良い音。
4riders、6ridersより明らかに良く、SENAよりも上、B+comと同等といったところ。
最大音量もかなり大きく、音割れすることなく聞けるので高速でも十分聞けるレベル。

1時間ほど流し続けてみたけど、特にノイズが入るようなこともなく安定していた。
音楽とFMラジオを聴くことに関してはメジャーメーカーにも劣らない性能だ。



FMラジオを聴く


スピーカーが良いので音質はもちろん良い。
FMラジオのチューナー感度も良く、Dio110でぶらっと走った限りは快適に聞くことができた。
ワイドFMにも対応しているのでAM放送を聞くこともできる。

※2018/1/6 物によってFMラジオの受信可能周波数が異なり、日本では受信できないものがあることがわかりました。
Excelvanは受信可能でしたが品切れ。
リンクしているGAOHOUは受信不可のようです。
FMラジオが必要な方は販売店へご確認ください。


インカム通話


SB4Xとユニバーサルインターコム、6riders、4ridersとは自社ペアリングをして一通りテストしてみたが、いたって普通に通話できるレベル。
マイクの音質もそこそこ良くて通話も快適。

他社との接続についてはある程度仕方ないところはあるが、機種によっての接続はマイク音声が聞えなかったり、音量調整ができなかったりといろいろとあるので注意が必要。
ユニバーサルインターコムについてはメジャーメーカーと比べるとやや安定性に欠ける。
詳細はコメント欄を参照していただきたい。

ノイズリダクションがどれくらい効いてくれるかは走行しないとわからないけど、4riders、6ridersよりは良さそうな感じ。
走行しながらのチェックは気長にお待ちいただきたい。

で、ここで一つ不具合。
インカム通話(ユニバーサルインターコム接続)を終了させるとなんと本体の電源が落ちてしまう。
通常のインカム通話だったらどうなるのかはわからない。
公式サイトにはファームアップについて記載はあるもののまだアップされてないので、今後のアップデートに期待したい。


通話と音楽の併用


EJEAS-TTSをスマホと接続
さて、本製品の目玉機能、インカム通話とオーディオ同時を試してみた。
構成は、EJEAS-TTSをユニバーサル接続にし、6ridersをHFPで接続。
スマホとペアリングをして音楽を流すという形だ。

結果・・・・・
なんと、インカム通話、スマホの音楽、FMを同時起動するとなんと全部聴ける!
最高性能を誇るSENA 20Sでもインカムと音楽 or FM の排他だったのに本製品はなんと全部だ。
全部同時に必要か?と言われると微妙なんだけど、できるにこしたことはない。

用途としては、インカム通話しながらナビ等から案内音声を聞き、FMラジオを聴くという感じか。
こりゃあなかなかすごいぞ。
音質や安定性も単体で試した場合と変わりなくいたって快適だった。



ここまでの評価


相変わらずソロ走行で試しただけで、誰かとインカム通話しながらの走行テストがなかなかできなくて申し訳ないのだけど、現時点での評価をする。

■いいところ
基本性能が非常に高く、動作も快適。
インカム、A2DP/HFP、FMの3つが同時に使える。
※FMラジオは日本の周波数を拾えないものもあり。
高級機にも劣らない音質の良さ。
4台チェーン接続が可能。(試せてないけど)
ユニバーサルインターコムが可能。
英語のアナウンスがあるのでなんとなくわかる。
めちゃくちゃ安い。


■いまいちなところ
ユニバーサルインターコム切断時に電源が落ちるバグがあること。
見た目がかっこ悪い。
上を向いていてキャップ閉め不十分による浸水が怖いUSBポート。


ソロ主体で時々ペアで走る人に適したインカム


1.5万円でこの性能ならなかなか良い線をいっている。
中国製にしては高いが中国製にしてはかなり高性能で、何気にコストパフォーマンスは高い。
電源が落ちるバグがどこまで発生するかわからないが、動作が非常に快適で素性は良さそうなのでチェーン接続もそれなりに期待できそう。
同社製品の下位モデルと組み合わせることで安価に4台接続が可能な点は大きな利点だ。
ただ4riders、6ridersはノイズリダクションがほとんどきかず、エンジン音を拾って高速は厳しいので、できればTTSでそろえたいところ。
V8や新型ローエンドのE6は持ってないのでわからないが、ノイズリダクションがちゃんと動作しているならそれらとの組み合わせも良いだろう。


安価なモデルでは、
・何でもいいから最低価格なら6riders
・飛距離が短く2人でいいなら高音質+音楽併用が可能なデイトナ イージートーク3
という2つの選択肢が有力。
そこに本製品は以下のような使い方をしたい人にとって選択肢の一つになりうるのではないかと思う。

・普段はソロで思う存分、FMラジオと音楽やナビ音声を高音質を楽みたい。
・たまにペアツーリングする際はユニバーサルインターコムでインカム通話とFMラジオや音楽を併用したい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・7
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・5!


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MidLand BT NEXT Proのレビュー 初のグループ音楽共有機能搭載で2強を猛追!

  •  投稿日:2017-01-08
  •  カテゴリ:MidLand
BT NEXT Pro ショウエイZ7へ取り付け
MidLand BT Proシリーズのハイエンド、BT NEXT Proを購入したのでいろいろ試してみた。
性能の割りに価格が安い。ということ以外に特徴はない。

と思っていたら、僕の希望を適える素晴らしい機能を搭載していてびっくり!
インカム単体では不可能だろうと思っていたので、発見したときは本当におどろいた。

もったいぶっても仕方ないので先に書いておこう。

インカム通話と音楽/ナビ案内を併用している時、聴いている音楽/ナビ案内をインカム通話に乗せてグループ全体で共有することができる。
※自分だけって事ももちろん可能

B+comのオプション Stationとメディアサーバーではできていたけど、インカム単体でチェーン接続時にできるというのは初だと思う。
インカム通話に乗せるので少し音質は下がるものの十分聞けるレベル。
音楽の共有は嗜好の合う人でないといけないけど、ナビ音声の共有は先頭を入れ替わりながら走ったりルートについての話題が増えたりととても楽しいのだ。

詳細は後で記載するので早速みていこう。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
オーソドックスな3クラスで構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル

今回、それぞれ1台ずつ合計4台を購入して接続テストをしてみる。


機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。



本体、付属品確認


DSC01204.jpg
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?


BT NEXT Proの付属品
BT ProシリーズはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。
ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの2タイプ。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。


MidLand BT NEXT Proのスピーカーを確認
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。



DSC01206.jpg
X1、X2には日本語、英語、中国語等、グローバルモデルの分厚いマニュアルが付属していたけど、NEXTは日本語のみの薄いマニュアルになっていた。
他はクイックマニュアル、クレードルとの取り付け時の注意書き、マニュアルアップデートの案内の計4つ。


見た目はまぁまぁかっこいい


MidLand BT NEXT ProとSENA20S、SB5Xの外見比較
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。
X1やX2とはアンテナの分だけ大きくなっているけどほとんど差は無い。
BT Cityの小ささは群を抜いている。



MidLand BT NEXT Proのアンテナは折れにくそう
アンテナはSB5XやSENA 20Sはプラスチックで折れそうで怖いけど、本製品はゴムなので安心だ。



BT NEXT Proの重さ
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは111gで普通の部類。


■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g




MidLand BT NEXT Proの外見
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



MidLand BT NEXT ProのUSBポート
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
また、このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思うw



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。



MidLand BT NEXT Proの本体裏側端子
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。



MidLand BT NEXT Proのクレードル
クレードルはこのような形になっている。
今は両面テープ貼り付け用のプレートを取り付けている。



MidLand BT NEXT Proのクレードルのネジ
中央のネジ二本を外して、逆側からネジ二本でクリップタイプに付け替えが可能。



MidLand BT NEXT Proのクレードル取り付け方法
この隙間にヘルメットのシェル部分を挟み込むようになるが、ヘルメットによっては隙間がなくて取り付けできない場合もある。
僕はクリップタイプの方が好きだけど、両面テープは3Mの強力なやつがついているので、無理せず両面テープでも良いと思う。



MidLand BT NEXT Proとクレードルの接続方法
ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。


操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。

インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
初期ファームではガイダンス音声が素人的なものだったが、2017/04/08のベータ版からまともな音声に変更された。
ただし、X1、X2に比べてシステム音等がやたら大きく音が割れているので、正式版までに改善をサポートへ要望している。



DSC01226.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤青ゆっくり点滅)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤青ゆっくり点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可
ペアリング完了後、ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■スマホ等とのペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + または - を3秒長押し
※+ と - それぞれ1台ずつペアリング可
※+ と - どちらもA2DP、HFPでペアリング可
※通話と音楽の併用は - でペアリングした機器のみ利用可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!
ペアリング完了後、ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し

■パブリックモード、プライベートモード切り替え
- ボタンを3秒長押し

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可


PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
MidLand公式 サポートページ

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまう。
このせいで本記事を2回書き直している。
winXP以降はそんな事はほとんど無く油断してたけど、やっぱり定期的な保存って大事だね。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTNEXTPro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
A2DPでナビ音声を発する場合に併用するための設定だが、BT NEXT Proはそもそも併用が可能なので、X1/X2向けの設定と思われる。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。
ファームについては2017年3月時点ではまだ更新されていないので試した事はない。


スマホからの設定



GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTNEXTPro_BTSETの設定画面

PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


BT NEXT Pro ショウエイZ7取り付け
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


BT NEXT Pro ショウエイZ7へのスピーカー取り付け
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


BT NEXT Pro アライ アストラルXへの取り付け
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないがAGCの音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


BT NEXT Proとスマホの接続方法
スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




スマホは2台接続、同時利用が可能


音楽を聴くA2DPとヘッドセット用のHFPは別々の機器をペアリングして、HFPが優先されるため通話が割り込んでくる、というのはどのインカムでも概ね可能だ。
本製品も「+」と「-」にそれぞれに機器をペアリングすることができるが、こいつはその動作が一味違う。
なんと、A2DP/HFP構わず2台の機器とペアリング可能な上に、完全同時利用が可能なのだ。
※注意 インカム通話時は「-」にペアリングした1台の機器のみ併用可

同様の機能はSENA 20Sが搭載しているが、20Sは2台目の機器から音が発信されると自動的に2台目へ切り替わり、音が切れたら1台目に戻るという動作をする。
自動で切り替わるのであって同時ではない。

BT NEXT Proは同時利用が可能なので、1台目はA2DPで音楽を、2台目はA2DPでナビ音声を、なんて使い方が可能だったりする。
尚、A2DP接続機器の2台同時利用はBT NEXT Proのみで、下位のX1、X2はA2DP接続ができるのは1台のみで、もう1台はHFPとなる。



FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。



インカム同士の通話


MidLand BT NEXT Proのインカム接続方法
X2とインカム通話で確認。
走行はしてなくて自宅内でのテストになることはご留意いただきたい。

BT Proシリーズの特徴は遅延時間が非常に短いこと。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。
X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)

※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

B+comでもそれほど遅延は気にならないけど、BT Proシリーズの遅延の少なさは素晴らしいものがある。
このダイレクト感は感動ものだ。


■音質
やはりスピーカーの性能の問題かやや低音が弱いが、音楽を聴いている時と比べれば気になるようなことはなかった。
人の声は聞き取りやすくいい感じ。

4台チェーン + 音楽併用(全共有)


そして僕にとって最大の目玉機能!
通話と音楽を併用しながら、音楽を他のインカムに共有するパブリックモードだ。
もちろんパブリックモードをオフにして自分だけ聞くということも可能なので安心してほしい。

MidLand BT NEXT Proと、BT X1 Pro、BT X2 Pro、BT Cityの4台接続テスト.jpg
■チェーン接続のペアリング手順
適当にやるとなかなか接続できなかったので、試行錯誤の末、以下の手順でバッチリできるようになった。

①全機器のペアリング情報をリセットする
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → +と-同時3秒押しでリセット

②各インカムをペアリング(X2とNEXTは前と後ろでペアリング必須)
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → 前中後のいずれかを3秒長押し

③NEXTとスマホをペアリング
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → - 3秒押しでペアリングモード
※ - にペアリングした機器だけ通話と音楽の併用が可能

④X1とBT cityをインカムモードにする
電源オンの状態で7秒ミドルボタン押しでインカムモードへ
※リセットするとFMモードになっているため

⑤X2とNEXTをグループモードにする
電源オンの状態で7秒ミドルボタン押しでインカムモード → フォワード7秒押し
※リセットするとFMモードになっているため

③NEXTをパブリックモードにする
電源オンの状態で「-」を2秒長押しでパブリックモードへ

以上で準備は完了。

■チェーン接続でオーディオ共有をする手順

①NEXTとスマホの通信を開始する。

②各インカムボタンを押して4台チェーン接続をする。
個別に接続をしてもいいけど、X2かNEXTのミドルボタンを一回押すと2秒程度で4台全てが自動で接続される。
どこか一つが切れてもX2かNEXTのミドルボタンを1回押すだけで瞬時にチェーン接続されるようになっていて、とても便利だ。
ただ時々接続に失敗するので、5秒過ぎて接続できなかったらもう一度ミドルボタンを押せばいいだろう。

音楽を共有するパブリックモード、音楽を自分だけにするプライベートモードの切り替えは接続中でも可能。
尚、MdiLandのチェーン接続は自社製品のみでなければならず、他社を混ぜることはできない。
B+comやSENAは可能なのでこの点はちょっと残念だけど、回避方法はあるので後で検証をする。


■音質確認
インカム通話に関してはちょっとノイズが多めだけど、B+com 4台と大差は無い程度。

共有される音楽の音質は以下の通りだ。
・オーディオデバイスを接続しているNEXT自身はA2DPで受信しているため高音質
・転送されている他のインカムは、インカム通話に音楽を乗せているので少し音質はダウン
 ステレオからモノラルになっているが、端っこのBT Cityまで十分音楽を楽しめる
 B+com Station、メディアサーバーと比較するとBT Proシリーズのほうが音楽の音質が良い。


パブリックモードは素晴らしい


結論としてはパブリックモードは期待以上だ。
メディアサーバーではちょっと音楽を楽しむのは難しいレベルだったけど、BT Proでは音楽を楽しめるレベルにある。
さらに遅延時間が非常に少ないので、全員で歌っても大丈夫ではないだろうかw
手元にNEXTが1台しかないので試せてないけど、グループ内にNEXTが複数台あった場合、それぞれパブリックモードにすることで複数のオーディオを共有することも可能だと思う。


BT NEXT Proのタンデム接続方法
ちなみに8人接続モードは今回の「-」ボタンでHFPペアリングしたデバイスをMidLandのインカムに置き換えているだけのものなので、接続手順はスマホの部分をインカムに置き換えればOKだ。

HFPペアリングかぁ・・・・
あれ?面白いことができそうだぞ?



タンデム用接続に他社インカムを接続する


MidLandを4台でチェーン接続をして「-」にHFPペアリングしたインカムで短距離通話が可能ということは、ユニバーサルインターコムで他社のインカムを接続して、さらにチェーンができたらMidLandのグループ通話に他社も混ぜられるんじゃないか?
と、仮説を立ててレッツチャレンジ!!
※ツイッターでご質問いただきましたが、NEXTとタンデム用接続をした1台目の他社インカムはタンデム距離(10m以下)、2台目以降は通常距離になります。

B+comを混ぜて接続テスト


DSC01232-2.jpg
①MidLandの4台は通常通りチェーンでペアリング
②NEXTの「-」にSB5X(A)をユニバーサルインターコムでペアリング
③SB5X(A) ⇔ SB5X(B) ⇔ SB4X(A) ⇔ SB4X(B)をペアリング
※SB4XはモードBにする
※B+comは上ボタンと上ボタン、下ボタンと下ボタンを順にペアリングする
 詳細はSB5Xの記事を参照してください

接続テスト!
①MidLandの4台をチェーンでペアリング
②SB5X(A)からNEXTへ発信→成功!
③SB5X(A)からSB5X(B)へ発信→成功!
④SB5X(B)からSB4X(A)へ発信→成功!
⑤SB4X(A)からSB4X(B)へ発信→成功!

なんと、B+com含めて8台接続成功!
さすがに8台も接続するとノイズは多めで、一番端のSB4X(B)は厳しいので無理だろうけど、B+com3台までならなんとかなるかも?という感じ。
接続順序を変えて、MidLandの4台チェーンとB+comの4台チェーンをした上でSB5X(A)からNEXTへの発信や、MidLand4台+SB5X(A)とB+com3台で接続した上で、SB5X(B)からSB5X(A)への接続もできた。

ということは、普段はMidLandグループとB+comグループに分けておいて、必要な時や郊外で電波の安定しそうな所だけ両グループを接続させるという運用も可能そうだ。


SENAを混ぜて接続テスト


MidLand BT NEXT ProとSENA 10Sと20Sの接続
①MidLandの4台は通常通りチェーンでペアリング
②NEXTの「-」にSENA 20S(A)をユニバーサルインターコムでペアリング
③SENA 20S(A) ⇔ SENA 20S(B) ⇔ SENA 10S(A) ⇔ SENA 10S(B)をペアリング

接続テスト!
①MidLandの4台をチェーンでペアリング
②SENA 20S(A)からNEXTへ発信→成功!
③SENA 20S(A)からSENA 20S(B)へ発信→成功!
④SENA 20S(B)からSENA 10S(A)へ発信→成功!
⑤SENA 10S(A)からSENA 10S(B)へ発信→失敗
 SENA10S(B)から発信して成功

一応成功したけど、やっぱり一番端のSENA 10S(B)は厳しく、B+comとの差はあまり感じない。
市街地は無理でも郊外でSENA3台ならなんとかなるかも?

ただし接続順序は上記のとおり、先にNEXTとSENA 20Sを接続してから、残りのSENAを繋いでいかなければならなかった。
例えば、SENA 20S(A)とNEXT若しくはSENA 20S(B)が切断されると再接続には一度SENAを全部切断して順番どおり接続しなおす必要がある。
B+comみたいにグループを分けておいて必要な時だけ接続というのは気軽にはできなさそうだ。

使い道は無限大?


MidLand主体のグループに他社を混ぜたい場合、一台余分に必要になるけど応急的に使えそうということがわかった。
SENAやB+comであれば4台チェーンの中に他社を混ぜられることを考えればメリットというわけではないが、車載動画をとっている人にはかなりいいかもしれない。
NEXTとHFP接続しているタンデム用インカムのスピーカー出力を3.5mmミニプラグとかに変換してウェアラブルカメラに入力すればタンデムで使って無くても有用に利用できる。

また、あまり台数を増やすのは厳しそうだけど、NEXTが複数あれば他社グループとのジャンクションにするNEXTと、音楽やナビ音声を共有するNEXTというように拡張する楽しみがある。

ちなみに、NEXTとHFP接続するインカムはユニバーサルインターコムとなってしまい、MdiLandはユニバーサルインターコムでブリッジは不可なので、B+comとSENAでしか実現できない仕組みだ。


タンデム用接続時の通話距離について


ツイッターからご質問いただいたので追記します。

NEXTからタンデム接続を使ってB+comやSENAを接続した場合の通信距離はどうなりますか?

NEXTとタンデム用接続をした1台目の他社インカムはタンデム距離、2台目以降は通常のインカム通話距離になります。
※バイクで走行はしていませんが徒歩で確認しました。

上記で、”一台余分に必要になる”と記載したのはそのためで、タンデマーがいなければNEXT持ちのバイクに他社インカム余らせた状態で持っておく必要があります。
その点を画像にも追記しました。

メーカー仕様外の接続方法で、MidLandグループ通話に無理やり他社インカムを混ぜる方法なので、常用は期待しない方がいいと思います。
尚、タンデム距離は本当に短距離(10m以下)なので、別バイクでの利用は現実的ではありません。


3人で実走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


BT NEXT Proの評価


P1070486-4.jpg
ノイズリダクションの処理が弱くて、高速やエンジン音を拾いやすい環境ではいまひとつだが、パブリックモードが非常に優秀で夢が広がる。
ナビ音声や音楽の共有はもちろん、制約はあるものの他社インカム利用者グループとMidLandグループを繋げるジャンクション的な使い方もできるし、インカム通話の録音も簡単にできる。
他社でも是非実装して欲しいと思う。

マイク感度とデバイス音量の設定をあらかじめツーリングメンバー内で統一しておかないと、当日集まってから苦労することになるのでこの点は注意が必要。
おそらくどちらも最大の設定にしておけば良いと思うが、可能であればツーリング前に一度集まって確認しておきたいところ。

全部をNEXTで揃えるとさすがにお金がかかるので、NEXT1~2台にX2、X1、BT Cityを混ぜればかなり安価に抑えられる。
それぞれ価格の割に性能が良いので、ツーリングメンバーで新たに揃えるならMidLandで統一するとやれる事が増えて面白そうだ。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・7
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・8
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・7
おすすめ度・・・・・・・6

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ローエンド最強!通話と音楽を併用可能なイージートーク3をレビュー

ショウエイZ7にイージートーク3を取り付け
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。
試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。
まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!
1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。



ロゴ_デイトナ
Bluetoothインカムでは後発にあたるデイトナ。
基本的に同じ会社同士の製品のほうが接続性が良いので、既に大きなシェアを獲得しているB+comとSENAに割ってはいるのはなかなか難しいところ。
それでもデイトナは高機能なものを中国製品並みの価格で販売しており、上位を食って掛かろうとする意気込みが見える。


デイトナのインカムを簡単に紹介


ローエンドにイージートークシリーズ、ハイエンドにクールロボGTシリーズの2機種を展開している。
ハイエンドのクールロボGT2は2万円ちょっとの価格ながら、4台チェーンと通話と音楽の併用を可能にしたコスパ抜群なモデル。
SENA 20SやSB5Xが3万円以上することを考えると破格の安さだ。


ローエンドのイージートークは2までは乾電池だったりBluetoothでなかったりと、かなり古い設計だったが2015年8月発売のイージートーク3でBluetoothと内蔵バッテリーに変更されて一気に近代化。
通話距離はスペック上で200mと抑えられており、その他の機能は他社のローエンドとほぼ互角で、チェーン接続不可で1対1、他社との接続が可能なユニバーサルインターコム対応、FMラジオは非対応というなんかとっても普通なスペックだなぁ。。。
まぁ1台あたり1.2万円とコスパは良いね・・・。


と思って通り過ぎることなかれ!!

なんとこいつ・・・

インカム通話と音楽を両立した通話と音楽の併用ができ、仕様外ながら3台以上の同時通話が可能というとんでもないヤツだ。

そして情報提供をいただき、下記の台湾メーカー「BIKECOMM」のOEMまたはODM製品である可能性が極めて高いと判明した。
BIKECOMM公式サイト


早速、詳しくみていこう。


本体、付属品チェック


イージートーク3付属品確認
すっごい小さな箱に入っており、緩衝材も必要最低限。
1台1.3万円という低価格にも関わらず、アームマイクとワイヤーマイクの両方が入っている。
ヘルメットへの取り付けはクリップタイプはなく両面テープかマジックテープでの張り付けのみ。



DSC01176.jpg
本体は+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンの4で構成されている。
後方にはマイク&スピーカー取り付けと、充電併用のMiniUSBポートが一つ。
それぞれの操作性については次の項目で紹介する。



DSC01178.jpg
後方にはMiniUSBポート。
ちょっと形状が違うけど普通のMiniUSBで充電が可能。
ただし少し奥行きがあるので、強めに差し込む必要がある。
これだけスマホでMicroUSBが広まったのだから、思い切ってMicroUSBにしてくれれば良かったのにな。
よくよく見ると、MiniUSBといっても両面を使って10pinで通信しているみたい。
GoProなんかもそうだけど、マイクとスピーカーを一つのUSBポートにまとめると片面5pinでは間に合わないのかな?
MicroUSBは小さすぎて5pinまでしか実装できないだろうから、MiniUSBになるのは仕方ないところか。

尚、充電しながらの利用はオプションのケーブル(型番 90535)が必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、



DSC01122.jpg
マイクとスピーカーはMiniUSBで接続するようになっており、防水性を確保するためか本体への取り付けはやや硬い。
ぐっと押し込まないと接触不良で片方のスピーカーからしか音が出なくなるので要注意。


イージートーク3とSB4Xのスピーカー比較
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。

ちなみに、スピーカー&マイクは上位のクールロボGT2と互換性があるようだ。



DSC01123.jpg
ヘルメットへの取り付けベースは両面テープorマジックテープでの取り付けのみ。
個人的にはクリップタイプが好きなのでオプションででも用意してくれるといいんだけどね。
ベースは柔軟性のあるプラスチックなので、曲面にしっかり貼り付けられそうだ。

本体とのドッキングは上からスライドさせるようになっている。
着け外しは容易な点が素晴らしい。

※2018/04/24追記
 GT2のクリップが流用できるとコメントで情報をいただきました。
 型番は下記のものです。
 「COOLROBO-GT 補修用 ヘルメット取り付けベース90706」

他機種との外見比較


イージートーク3、SENA20S、SB5X等と外見を比較

高級感はないけど、形状が横長でスマートな形をしているのでかっこ悪くはない。
上位のGT2のほうがちょっと野暮ったい感じがするw
大きさはSB5Xよりわずかに大きいけど、小さい部類に入る。



DSC01145.jpg
重さはワイヤーマイク、スピーカー、ベースを含めてなんと84g!
これまで最軽量だったSB5Xより20gも軽く、持った瞬間に軽いとわかるほどだ。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g


たかが20g、されど20g
ヘルメットに取り付けると20gでも違いを感じられる。
実際に走行するとSENA 20Sでも特に気にならないので絶対的な差ではないけど、少しでも軽いものを希望する人にはいいと思う。


操作性


イージートーク3の操作方法

+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンで構成されている。
ボタンは全体的に硬めでクリック感はあるけど押しにくい。
Mボタンはクリック感もストロークもほとんど無いので、押しているのか押してないのかが非常にわかりにくい。
かなり強めにぐっと押し込まないといけない。
B+comやSENAと比べるとちょっと操作性は悪いかな。

また、かなり多機能で全部の操作を覚えるのは大変なので、必要そうな代表的な操作だけ抜粋する。

全体操作


■電源オン、オフ
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押し

■リセット
電源オンの状態から・・・
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了



インカム関連操作


【2016年12月の最新Ver2.30】
■1対1インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK

■グループ通話ペアリング
グループ通話をするには各インカムにグループ番号を自身で割り当てる。
1、2、3、4をインカムそれぞれに割り当てた上で、それぞれを数珠繋ぎにペアリングする。
このグループ通話で接続できるのはGT2とイージートーク3のみで、ユニバーサルを含めることはできない。
尚、イージートーク3のグループ通話は仕様外なので、想定しない動作をする可能性もあることを考慮いただきたい。


①番号割り当て手順
+ボタンを同時8秒押しで青点灯
+ボタンを押して番号を選択
-ボタンを押して番号決

これをグループ通話に参加するインカム全てで行う。
※-ボタンを数秒押し続けると何番に設定したか確認できる
※番号は1~5まで割り当て可能なので理論上は最大5台まで接続できる

②グループペアリング
1番インカム : -ボタンを8秒長押しすると赤高速点滅
※-ボタンを数秒押した時点で番号アナウンスがあるがそのまま押しっぱなしにする

2番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
数秒放置するとペアリング完了。


次に
2番インカム : -ボタンを8秒長押しすると赤高速点滅

3番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
数秒放置するとペアリング完了。

という流れで4番までペアリングをする。


■ユニバーサルペアリング
イージートーク3 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
他社インカム   : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■1対1インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。

■グループ通話発信
-ボタンを2秒長押しでグループ通話一斉開始(誰か一人の操作でOK)
※仕様外

■インカム通話終了
Aボタンを1回押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。

■VOX感度
-ボタンまたは+ボタンを2回早押し
感度1~4とオフに設定可能

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
イージートーク3 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器   : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : +ボタンを2回押す
曲戻り : -ボタンを2回押す
音量調整 : +または-ボタンを1回押す(連続して押さないこと)

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : -ボタンとMボタンを同時に8秒押す
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
イージートーク3同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可



ヘルメットへの取り付け


ヘルメットへの取り付けは比較的容易な部類。
左スピーカーのコードが短めでZ-7には取り付けしにくかったけど、それ以外のヘルメットには十分な長さだ。


ショウエイ Z-7


ショウエイZ7にイージートーク3のベースを取り付け
まずはベースの貼り付け。
両面テープでつけるだけなので、テープ部分がしっかりヘルメットに張り付くよう位置を考えながらつける。
Z-7はネック部分のパッドと帽体との隙間がほとんど無く、無理やり突っ込むと断線しそうなので前方の口元からケーブルを回り込ました結果、左耳スピーカーがギリギリの長さになってしまったので、もう少しベースを前に取り付けたらよかったかな。



ショウエイZ7にイージートーク3のスピーカーを取り付け
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



DSC01183-3.jpg
本体をドッキングして完成。
ケーブルはもう少しどこかに固定させるとか工夫したほうが良さそうだ。
全体的な見た目としては悪くは無いけど、ベースが上部に飛び出して見えてしまうのが残念。
もう少しおさまりがよければいいんだけどね。



アライ アストラルX


アライ アストラルXにイージートーク3を取り付け
アライはインカムの取り付けが容易なのでぱぱっと簡単に。
やっぱりベースのはみ出しがかっこ悪いなw



実走テスト!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクは上位のGT2と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
それではそれぞれをチェックしていこう。


スマホと接続して音楽を聞く


イージートーク3とスマホを接続して音質確認
あまり期待してなかったが、意外なことに音質は良い。
少し迫力に欠けるけど低音から高音までバランスが良く、B+comオプションのNeoやMidLandオプションのHifiスピーカー(2017年8月から標準化)と肩を並べられるくらいだ。
癖の無い普通でクリアな音だと思う。



インカム通話


イージートーク3同士の通話確認
まずはイージートーク3同士でインカムペアリングをして確認。
音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
音楽を聴くと良い音を出しているので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
他社の高級品と比べても上回っており大健闘だ。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽の併用機能だ。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。

ちなみに通話と音楽を併用している時にボリュームボタンを押すと、音楽のボリュームが変更できるようになっている。
あれ?インカム通話の音量調整の仕方がわからないぞ。
マニュアルを見てもそこには言及されてないけど、多分どうにかしたらできるはずだけど、なかなか見つからず。
デイトナの人と話す機会があれば確認しよう。



VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



市街地を走ってきた


2017/2/11追記
お待たせしました。
先輩に手伝ってもらって2人で市街地を走行してきたので、そのときの動画をyoutubeにアップ。
カメラが下向きすぎててすみません。
二人ともスマホと接続して音楽を聴きながら走行している。


■インカム通話音質
若干人の声が割れやすいという傾向があり、聞き取りやすさで言うとB+comより低くSENA 20Sよりは良いという感じ。
マイクの感度が高すぎることが原因かもしれないので、マイクの位置は少し離し気味でも良いかもしれない。
ノイズリダクションは高級機と比べても遜色は無く十分だ。

■インカム通話距離/安定性
かなり電波の多い悪条件の市街地を走行している。
動画にあるけど、50km/hで走行中に50mくらい離れて間にミニバン1台が入ると、近距離の時よりノイズが増えたけど通話には支障は無い。
カメラのバッテリー切れで動画が用意できなかったけど、間に車が入らなければ60km/hで60mくらい離れてもノイズはなく快適だった。
逆に、渋滞の中、大きめの車を5台はさんで50m離れると通話は厳しい。

市街地であれば、間に車がいなくて100m、車が入ると60m程度が限界だろう。
通話距離200mというスペックから考えると十分健闘している。
郊外であればスペック通りの距離が可能ではないだろうか。

■スマホ音楽の音質
期待通りの高音質+安定度
途切れることもノイズが入ることもなく、自宅内で試したとおりの快適具合だった。



仕様外で最大同時通話5台!


※2018年4月22日追記
GT2のグループ通話にはグループ番号を割り当てる必要があり、イージートーク3にはその機能が無い。
ところがOEM元と思われる機種にグループ番号を割り当てる操作が記載されていると情報をいただいた。
試したところ、多少の制約はあるがイージートーク3でブリッジができ、理論上は最大5台まで接続できるようになっている。
操作の項目に記載済みなのでグループ通話の操作を参照いただきたい。

※イージートーク3はET3と表記する
※(No)は割り当てたグループ番号を示す

■構成1 GT2をブリッジ機にする
DSC03083.jpg

ET3(No1)---GT2(No2)---ET3(No3)

この構成で接続は可能だ。
イージートーク3はA2DPの併用も可能。


■構成2 イージートーク3をブリッジ機にする
DSC03090.jpg

ET3(No1)---ET3(No2)---GT2(No3)

この構成も接続可能。
ただしNo2はブリッジしている影響でA2DPの併用はできなかった。


グループ通話の呼び出しは-ボタンを2秒長押しで一斉接続ができる。
手元にデイトナの機種が3台しかないので試せるのはここまでだが、少なくとも自宅周りを歩き回った範囲では3台接続は安定しており、1対1で接続した時と大差が無い。
これなら距離は短いもののイージートーク3だけで4台接続してもツーリングで使えると推測する。
残念ながらグループ通話にユニバーサルペアリングした機器を混ぜることはできなかった。



仕様外ブリッジの結果


端的にまとめると以下の通り。

・イージートーク3またはGT2とグループ通話が可能かつブリッジ機にもなれる
・ブリッジした場合はA2DPの併用ができない、ブリッジ機でなければ併用可
・グループ通話時の通話距離は1対1の時と大差ないと思われる
・グループ通話の最大接続台数は理論上5台
・グループ通話に他社を混ぜることはできない

GT2が販売終了となり間もなく次世代の自動経路制御を搭載するDT-01が発売される状況とは言え、イージートーク3は素晴らしいコストパフォーマンスを誇っている。
それに上乗せしてブリッジができるようになり、ミドルクラスをも凌駕している。

現在のBluetoothコアは1コアで2チャンネル接続できることは普通で、イージートーク3は1コアでインカム通話(1台)とA2DPを併用している。
一般的なミドルクラスの機種はこの2チャンネルをインカムに割り当てることでブリッジができ、ハイエンドはデュアルコアにすることでブリッジとA2DPの併用を可能にしたもの。
イージートーク3はファームで2チャンネル目をブリッジには利用できないようにしていると考えていたが、マニュアルで案内していないだけだった。
さすがにこの裏コマンドを自力で見つけ出すのは難しい。

OEMまたはODMであることは推測しており、海外のインカムを調べてはいたものの僕には見つけられなかった。
見た目の異なる機種から推測して試したnoriniさんには脱帽だ。
大変貴重な情報をいただきありがとうございます。

公式でサポートしていない理由は不明で、あくまで仕様外であることを念頭においていただき、既にお持ちの方は試してみてはいかがだろうか。



イージートーク3の評価


ET3top20.jpg
公式で秘密兵器と銘打つだけあって、本当に何年も秘密にされた機能が見つかるという有限実行のインカム。
2台セットが2.3万円と非常に安価な上に、軽くてバランスの良い音質と通話と音楽の併用を実現し、仕様外ではあるがGT2を含めたグループ通話が可能で、ブリッジまでできてしまう。

200mという距離の短さとマイク性能が平凡なこと、ブリッジ時はA2DPの併用ができないことを除けば全製品中最高の評価。

仕様外グループ通話で実走行できてないので確実ではないが、イージートーク3だけで3~4台接続ができそうな上に先頭と最後尾はA2DPを併用してナビ音声や音楽を聞きながら走れるはず。
再接続も誰かが -ボタンを長押しすれば全部が繋がるので、距離が離れて切断されてもすぐ復旧可能。
多少の手間はかかるがそれを許容できれば十分使えるだろう。


というわけで、
3台以上の接続は仕様外でも気にしない、
タンデムorあまり距離をあけずに走る!

という人には、イージートーク3がすごくオススメ!


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・8
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・8
重さ・・・・・・・・・・・・10
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・10!

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OGK ASAGIレビュー!インナーバイザー付きジェットは街乗りに最適

OGK ASAGIとアヴァンドの比較
2015年に発売されたOGK kabutoのASAGI
ツーリングはフルフェイス、ちょい乗りはジェットと使い分けていて、OGK AVAND(1の古いほう)を愛用していたのだけど、街乗りこそバイザー付きだ!と思い買い替えを決意した。


ASAGIの特徴


■インナーバイザー付き
側面のレバーでインナーバイザーが出たり引っ込んだりする。
これのおかげで昼も夜も快適!
ただレバーの場所が悪い。
インカムつくのか?これ。

■コスパに優れる
OGK全般に言えることだけど品質/性能の割に安い。
ソリッドモデルで1.7万円、グラフィックモデルで1.9万円。
コスパの観点ではかなりすぐれている。

■ウェイクスタビライザーで高速走行も安定
空力特性がすごく考えられているらしい。


上記3点を重点的に見ながらレビューしていきたい。
なお、OGKで同様のコンセプトとなるアフィードのレビューもあわせて参照していただきたい。


外見確認


正面


OGK ASAGIの前面
シールドの長さは標準レベル。
AVANDと同じくらい。
アライのSZシリーズなんかはシールドがかなり長くて、顎までしっかりと覆うらしい。
ただ僕が使う分には短いとは特に思わないかな。



OGK ASAGIのベンチレーション
ベンチレーションは一か所で開閉は前後スライド式。
やや硬くて操作しにくい。



DSC00755.jpg
左のレバーを後ろにスライドするとインナーバイザーが降りてくる。
インナーバイザーは鼻のあたりまでなので、全面がスモーク状態になるわけではなく下1/4くらいがスモーク無し。
最初これが気になるかと思ったけど意外と大丈夫。
ただし、インナーバイザーは鼻の部分がカットされたような形になっており、これがちょっと曲者。


OGK ASAGIのインナーバイザー確認
正面を見ている時は問題ないが、ナビやメーターを見るために少し目線を下げると片目はバイザーにかかって、片目はバイザーにかからず、左右で明暗のバランスが崩れてしまう。
利目を考慮してナビの位置左右に調整すれば改善するので、気になる人は調整してみるといいだろう。
メーターはどうしようもないかな。
まぁこれも慣れれば問題ない程度だけど。



OGK ASAGIのインナーバイザーの視界確認
超広角のウェアラブルカメラを突っ込んで実際の目線に近い写真をとってみた。
メーターやナビはスモークがかからず見えやすいというレビューもあるけど、個人的には眩しさを感じることがあるのでメリットだとは思わない。
インナーバイザーで全体を覆うのは構造上難しいので仕方ないところだ。
スモーク具合はアライのスモークとほぼ同じで、適度な透過率かつ色も素直なグレーで違和感が少ない。

シールドの品質は非常に良好で歪みが少ない。
逆にインナーバイザーはいまいちでそこそこ歪みがあり、気にしてみると結構気になってしまう。
KAZAMIはシールドもインナーバイザーもいまいちだったことを考えるとマシだけど、もう少しがんばって欲しいところ。
KAMUI2はかなり品質が良かったので、ちょっと製品によってバラツキが大きすぎるのではないかと思う。



側面


DSC00768.jpg
左側の下にインナーバイザー用のレバーがあるのだが、なんでここにしたかなぁ?
これだけインカムが普及しているというのに、インカムの取り付け位置にどうどうとレバーを配置。
とっても残念な仕様だと思う。
実際にインカムの取り付けが可能かは次の項目でチェックする。

後ろ=バイザーが降りる 前=バイザーが上がる なんだけど、前後のスライドというのはわかりにくい。
上下なら直感で、下にすればバイザーが上がり、上にすればバイザーが下がる。とわかりやすいんだけどな。

レバーそのものの動きは良くて、前後のスライドという事を除けば操作性は良好。
レバーの飛び出しが少ないのは風切り音を考慮してのものだと思う。



背面


DSC00770.jpg
高速走行時に気流を安定させるというウェイクスタビライザーのでっぱりが特徴。



DSC00770 - コピー
ベンチレーションは前後のスライド式。
前と同じでやや硬め。
アライは雨の日は排気側だけは開けられるように穴の上部を覆っているのに対して、ASAGIは直で中が見える状態なので雨の日は閉じるしかなさそう。
排気側だけ開けても大して効果が無いのでどっちでもいいけど、閉め忘れで濡れるのだけは注意が必要かな。



底面


OGK ASAGIの内装
とっても普通な形で特別な何かは無いけど、顎紐はOGK特有のマイクロラチェットバックル。
AVANDは普通のバックルで、その後からこのマイクロラチェットバックルへ移行している。


OGK ASAGIのバックル
使い方は簡単で、プラスチック部分を挿しこんで、好きな場所で止めるだけ。
ちょっとプラスチック部が首にあたって違和感があるけど慣れの範囲。


DSC01041.jpg
外す時はこの部分を引っ張るだけ。
するっと抜けてくれるので、気楽に被ったり脱いだりできる。



内装


DSC01033.jpg
頭部、頬、顎紐の3つが付け外し可能。
※写真にはうつってないけど顎紐部分は別途外れます。
値段の割にはがんばっているほうかな。



DSC01034.jpg
外すとベンチレーションで取り込んだ風を流すように堀がある。



耳の部分は特にスピーカーを仕込めるような工夫はないが、スペースに余裕はあるので取り付けは可能。
設置場所はちょっと悩ましくて、チークパッドに1/3ほど潜り込ます位置で、両面テープで張り付けるとちょうど良かった。




アヴァンドと大きさの比較


OGK ASAGIとアヴァンドの大きさ比較
OGK ASAGIとアヴァンドを上からみた時のサイズ
AVANDはバイザー無しのジェットとして標準的な大きさ。
インナーバイザーがついた分、額のあたりが一回り大きくなっている。
特に前後長はかなり長くなっており、スクーターのメットインに入るか微妙な感じ。


被り心地はやや重めだけど普通のジェット



手に持った瞬間に「ちょっと重いな」と思った。
ジェットは軽いという思い込みがあるので余計に重さを感じてしまう。
計測した重さは以下のとおり。
全てMサイズで僕はだいたいサイズがあっている状態だ。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット



サイズ感はアヴァンドとほぼ同じ。
OGKは左右を少し広げる内装が用意されており、横幅の広い人向けに調整できるようになっている。
僕は後頭部の左右がちょっとライナーにあたる感じがあるけど、パッドが馴染めばちょうどよくなる。

頭の形次第なところがあるけど、同じMサイズでも、
kazami>>アストラルX=アストロTr>Z7>ASAGI=アヴァンド という感じ。

僕はアストラルXからアヴァンドまでMでOKだけど、人によっては1サイズかわるかもしれない。

ASAGIのシェルはXS~Lが小さい帽体、XL~XXが大きい帽体の2シェル。
Mサイズできついなら内装交換でLサイズになるし、内装がわりと安価なので気軽に調整できるところは◎




シールドの付け外し


OGK ASAGIのシールド交換方法
シールドの構造ははOGKの標準的なタイプでAVANDと同じ構造。
ただしシールドそのものは直径が異なるため互換性はない。
シールドを上げた状態でシールドにあるボタンを押して上にずらすだけ。
すごく簡単。



OGK ASAGIのシールド取り付け方法
取り付けはシールドをホルダーの位置にあてがって、下にずらすとパチン!と音がして綺麗にはまってくれる。




シールドホルダーの品質がイマイチ


購入したASAGIはシールドの動きが良すぎて全開にした状態で頭を上下にふるとすぐにシールドが下がってきてしまう。
軽くうなづいただけでほぼ全閉まで下がってくるので、非常にストレスを感じる。
AVANDではそんなことは無かったのでASAGI特有か品質のバラツキか?


気になったらレッツ調査!
近所のバイク用品店に行き展示品を確認したところ、ホールド力が弱いものと強いものが混在していることがわかった。
品質のばらつきが大きいらしい。
お客さんの手元にとって体感してもらうための展示品でここまで差があるのはいかがなものだろうか。


■OGKのサポートに電話してみた
ASAGI担当の女性の方にかわり、状況を伝えると初期不良の可能性があると示唆しつつ以下の提案をいただいた。

①シールドを外してグリスをふき取ると直るかもしれない。
②時間に余裕があればOGKで見るのでヘルメットをに送ってください。(着払いでOK)
ホルダー部分が不良品の可能性があります。



対応してくれた方は終始丁寧で好印象。
グリスのふき取りもやり方がわからなければ送ってもらえればOGKで調整します。とのこと。


長年愛用しているので悪く言いたくはないけど、アライのサポートとは大違い。
こういう姿勢だから、OGKが躍進してアライのシェアが落ちたんじゃないでしょうか。
気になる方は以下の記事もご参照ください。

■アストラルXレビュー記事
アライ アストラルX(ASTRAL-X)レビュー ツーリング特化は伊達じゃない!



で、結局どうしたか。
実は電話する前にホルダーまわりの掃除やらなんやらは既にしていて、グリスはほとんどついてないことを確認済み。
送ってもいいけどちょっと面倒だなぁと思って、AVANDと同じならAVANDのホルダーを付け替えたらどうなるんだろう?
ホルダーの問題かシールドの問題か、自分で切り分けてみよう!とやってみた結果。

やっぱりホルダーの問題だった。
もともとAVANDのシールドの動きは少し悪かったけど、そんなもんだろうと思って使っていた。
それをAVANDとASAGIで交換したところ・・・・

AVAND→ちょうど良くなった
ASAGI→ちょうど良くなった


結果オーライ!
もうこれでいいや!


OGK ASAGIのシールドホルダー調整
せっかくなのでホルダーの調整手順。
プラスドライバーでホルダーの二箇所のネジをゆるめて、左右上下にずらしながらシールドの上部がヘルメットの淵と密着するように調整する。
ジェットの場合は完全に密着してなくてももともと巻き込み風がたくさんあるので隙間風はほとんど気にならないが、密着させておくとシールド内側へ雨が入ってこなくなるので、一度調整しておくといいだろう。




インカムの取り付け



シェルとライナーに隙間はあるけど、はまる部分の真上にバイザーのスイッチがきてしまう。
前方にずらすとシェルとライナーの隙間がなくクリップタイプは取り付け不可。
インカムによってクリップが使えたり使えなかったりするので試してみた。


SB5X


OGK ASAGIにSB5Xを取り付け
ぎりぎりだけどクリップタイプで取り付けができた。
なんとかレバー操作も可能。
ただすぐ近くにアンテナがあるので、レバー操作時にアンテナを折ってしまわないか不安だな。
SB4Xもほぼ同じ構造なのでクリップ式で取り付けはできそう。


OGK ASAGIにSB5Xのベースを取り付け
下から見るとこんな感じ。
B+comのクリップは非常に細いのに強度があるので取り付けしやすくていいね。



SENA 20S


OGK ASAGIにSENA 20Sを取り付け
SENAのクリップは厚みがあるので取り付け不可。
仕方なく両面テープで取り付けてみた。
なんとかスイッチ操作できるけど、やっぱりアンテナを壊しそうで怖い。
B+comより上下に大きいのでかなり威圧感があるw
アンテナを立て忘れていたので、赤の線でアンテナのラインを引いている。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。

重くて大きくなってもバイザーのメリットが上回る


OGK ASAGIを被ってバイクにまたがる

バイクにまたがった感じでは、帽体が大きくなったような印象は受けない。
もとがすっきりしているジェットだから当然っちゃぁ当然かな。
デザイン的にも白黒赤(キャンディーレッド系)でスマートな感じなので、スポーツバイクに合わないことはない。
まぁこれでVFRに乗るつもりは無いけど。

さて走ってみた感想は・・・


■基本性能は平凡
すごくうるさいということもなければ、特別に静かということもない。
ベンチレーションはあまり効いてなくて、ほんのり涼しい程度。
高速走行時はジェットにしては安定性があるかな?
ウェイクスタビライザーの効果かもしれないけど、プラシーボの可能性もふんだんにあるw



こういった基本性能は良くも悪くもなく特徴がないんだけど、むしろ、1万8000円程度で飛びぬけて悪い点が無いというのは頑張っている証拠だと思う。
しかしそんな程度の製品ならここまで売れてないだろう。


■インナーバイザーは素晴らしい

鼻の部分がえぐれているせいでナビやメーターが少し見づらいという欠点はあるが、とにかく便利!
昼に出発した時はバイザーを下してスモークにし、帰りは夜になってバイザーをあげて走行するような感じ。
ツーリングなら途中でシールドを替えるけど、街乗りではわざわざシールドを持ち歩いてもないし、持ってきていても面倒でまずやらないしね。
昼か夜かどっちか我慢していたのに比べると遥かに快適。



長距離でも使えるけどやはりASAGIの本領は街乗りで発揮される。
インナーバイザー付きでこの価格、この性能はコストパフォーマンス抜群。
10年前に比べるとOGKも少しずつ高価格帯へシフトしてきているけど、2万円前後の中価格帯で頑張ってほしい。

ASAGIは今のOGKらしい良さが良く出ており、迷わず買いと言える製品だ。

色は単色モデルが1.7万円、グラフィックモデルが1.9万円と価格差が非常に少ない。
グラフィックは全般的に無難にかっこいいモデルが多いので価格差を考えれば迷わず手が出せるのはOGKのありがたいところ。


あ、でもシールドホルダーの品質は改善して欲しいけどね。
あとショップに並んでいる展示品を営業さんは一度チェックしたほうが良いと思う。
シールドのホールド性が悪くて落ちてくるやつだけを被ったら、買わないんじゃないかな?


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MidLand BT X2 ProとBT X1 Proのレビュー!コスパ抜群、期待の新製品!

  •  投稿日:2016-10-27
  •  カテゴリ:MidLand
DSC00979.jpg
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。
BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。


製品、会社の概要


MidLandの概要



MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。
バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。
2016年夏から新シリーズの「BT○○Pro」の販売を開始しており、SENAとB+comを追撃する立場にいる。
世界的なシェアはおそらくSENAに次いで2番目。
日本のシェアは、B+com、SENAに次いで3番目でデイトナといい勝負をしていると思われる。

B+comやSENAに近い性能だが値段は安め。
バイク用インカムへの参入は遅かったので、まだまだこれからという感じだ。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
4製品で構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル


ハイエンド BT NEXT Proのパブリックモードが非常に優秀で、グループ通話内にナビやスマホの音楽/音声を共有する機能があり、さらにイレギュラーな接続をすることで他社をグループ通話に混ぜたりも可能だ。
グループ内に1台でもNEXTがいれば相当遊べるので、メインになる一人はNEXT、あとはX2とX1、Cityで揃えると安価に抑えられる。
この記事ではX1とX2をあわせて書いておくが、違いは上記に記載したとおり、通話距離と接続台数の二つのみ。
操作は同じで見た目も色が違うくらいでほぼ同じなので、画像はすべてX2を利用するがX1に置き換えて考えてもらえればOKだ。

機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。


付属品確認


DSC00917.jpg
X1とX2の見た目の違いはボタン周囲の色が青かオレンジという点のみなので、ここではX2の画像で紹介する。
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?



DSC00922.jpg
BT-X2-ProはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。


DSC00936.jpg
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。

ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの両方。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。

DSC00963.jpg
クイックマニュアルは日本語、通常のマニュアルは日本語含め数か国語で書かれている。
世界的に展開しているだけあってグローバルな感じひしひしと伝わってくる通り、日本語の印字がズレていたり・・・。


見た目はまぁまぁかっこいい



DSC00940.jpg
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。


DSC00957.jpg
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは109gで普通の部類。

<
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC00924.jpg
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



DSC00931.jpg
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思う。



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。


DSC00926.jpg
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。


DSC00942.jpg
クレードルはこのような形になっている。



DSC00944.jpg
で、ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。



操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。


インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
ただ日本語音声はなんかちょっと安物感というか適当な感じがすごくする。
録音環境が悪かったのかな?

DSC00924.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

■HFPペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※+はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し
※X2Proのみ

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可

PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
http://www.midlandradio.jp/support/dl.html

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまうので、気をつけたほうがいいかも。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTx1Pro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
電話や一部のナビ音声で使われるHFPはインカム通話より優先されて割り込んでくるけど、A2DPはインカム通話より優先度が低いため割り込まない。
ナビ音声がA2DPで転送する機器の場合はこの設定を許可にすることで、HFPと同じように割り込んでくれるようになる。
はずだが、試したところ動作したりしなかったりと安定しなかった。
また切替には3~5秒程度かかるのであまり使える機能ではない。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。


スマホからの設定


GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTX1Pro_BT SETの設定画像
PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


DSC00965.jpg
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


DSC00970.jpg
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


DSC00979.jpg
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、少し気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないが音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
まぁ走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




インカム同士の通話


まずはX1とX2でインカム通話をさせてみた。

通常インカム同士の通話というのは安定性や音質に注目するところだが、それとは違う何かを感じたが何が違うのかすぐにはわからなかった。
ちょっと遊んでみてその違和感の正体がわかる。

■遅延時間が極めて少ない
そう、今までBluetoothインカムはある程度遅延があって当然という思い込みがあったので、気づくのが一瞬遅れてしまったのだ。

実際にどれくらいの遅延が発生するものなのか、ざっくり比較してみた。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。

X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)


※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

Line通話はワンテンポ遅れての会話でちょっと慣れが必要なのは利用したことのある人ならわかるだろう。
それと比べればSB5XやSENA 20Sの遅延はかわいいもので、確かに若干のズレは感じるが会話のタイミングが合わないといったほどではない。
Stationやメディアサーバーを使って全員で同じ音楽を聴きながら歌うと、わずかなズレで混乱する程度だw
それでもやはり直接話しているのと比べればわずかでも遅延しており、慣れるまでは違和感を感じる場合もある。

対してBT-X○-Proは圧倒的なレスポンスで遅延を感じないレベルにまで高速化されている。
スペックには表記されない点ではあるが、素晴らしい性能を持っているようだ。


3人で走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。


BT X2 Proのここまでの評価


4台チェーンができるミドルクラスとしては2万円と安いし、FMラジオに通話と併用可能な外部入力も搭載しているのでソロでもグループでも使いやすい。
またスペック上ではあるがバッテリーが20時間と他社製品の1.5倍程度なので2日間くらいなら充電無しでもいけるかもしれない。
性能的にはSB4X以上、SENA 10S以下で価格を考えれば大健闘。

そして、何よりハイエンドBT NEXT Proのパブリックモードを活かしてこそのX2だと思う。
グループに1~2台NEXTがあれば十分なので、NEXTが足りない分のブリッジ用にX2を選ぶといいだろう。

全体的にノイズが多めという欠点はあるが、X2とNextの通話はまずまず。
マイク感度とデバイス音量を最大にしておくことを忘れないように。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・6
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・5!

BT X1 Proのここまでの評価


15000円と安価ながらFMラジオとBT Talkに対応する面白い製品。
複数台で走る機会がありそうならX2をおすすめするが、ソロ主体で稀に2人以上であればX1でも事足りる。
メインヘルメットにはX2を、チョイ乗り用ヘルメットにはX1で音楽とラジオを、なんて使い方もいいかもしれない。

そして、ハイエンドのBT NEXT Proのパブリックモードを活かせば、X1の存在意義が非常に高くなる。
チェーン接続内の端っこ用またはペアorタンデム用として安価に入手できるので、是非NEXTを中心に考えて残りをX1で補うというように検討してみてはいかがだろうか。
ただ、X2との価格差があまりないので、4台接続と通話距離を考えるとX2をおすすめしたい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・5
おすすめ度・・・・・・・4!


BT Proシリーズの評価


日本ではシェアNo1のB+comと猛追するSENAの2強でMidLandが割ってはいる隙間がなかなか無いが、パブリックモードの実装で大逆転もありえるかも?
こんなに面白い製品はB+com Station以来だ。

欠点は他社と比べるとノイズが大きく快適性の面では一歩遅れをとっていること、デバイスやマイクの感度をwindows端末からでなければ設定変更できないことの2点。
特に後者については集合したメンバーによって設定にばらつきがあると調整に苦労するので、スマホからも設定変更できるように早急に改善していただきたい。
おそらく、デバイス、マイクともに最も高い設定にしておけば良いと思うが、中途半端に設定ができてしまえる上にwindows端末のみという点が問題を大きくしている。
可能であればツーリング前に一度接続して試しておいたほうが良いだろう。


実走行ではX1の通話はかなり悪かったが、ちゃんと設定すれば改善すると思われる。
時間不足で細かな調整ができなかったので、再度検証をしたい。


コストパフォーマンスに優れているのので、これからグループで揃えるという人にはNEXTを中心に他を安価にX1、X2で揃えてみてはいかがだろうか。
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ユニバーサルインターコム(他社接続)の手順!理解すればすごく簡単

インカムで他社と接続する方法 ユニバーサルインターコムとHFPの設定手順

バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。
ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。


尚、スマホ経由で通話するSENAのRideConnectedも裏技的ではあるけど他社接続に活用ができる。
ユニバーサルインターコムで安定して接続できることが一番だが、だめだった場合に役に立つかもしれない。

※さっさと接続したい!って人は、読み飛ばしてOK
 少し下に接続例、さらに下にペアリング操作を記載しています。

ユニバーサルインターコムの仕組み


ユニバーサルインターコムは片側をユニバーサルペアリング、片側をHFPペアリングで登録。
ユニバーサルペアリングの機器から発信する場合は通常のインカム発信操作、HFPの機器から発信する場合はリダイヤル操作で接続可。
ユニバーサルペアリングの機器はブリッジやオーディオマルチタスク、スマホペアリングができるが、HFPペアリングをした機器は不可。
※一部例外あり


その特性の上で、チェーン接続をした上でユニバーサルペアリングが可能なのか?
結論をずばっと!

■自社インカムグループにユニバーサルで他社インカムを加えられるのは?
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10Sサンプル
この例で言うところの真ん中のインカムのように、片方を自社と接続、片方をユニバーサルで他社と接続するのは、
SB4X、SB5X、20S、10Sは可
BT Proシリーズ、GT2は不可
※BT NEXT Proは無理やりの荒技有り
 詳細はBT NEXT Proの記事参照


■異なる3社で接続ができるのは?
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders - コピーOK例
この例で言うところの真ん中のインカムのように、両方ともユニバーサルで接続するのは、
SB5Xのみ可能


という結果になった。
SB5Xが一番ユニバーサルペアリングの柔軟性があり、次にSB4XとSENA 20S、10S
逆にMidLandとクールロボGT2はチェーン接続時はユニバーサル接続不可。
ユニバーサル接続するなら1対1のみとなる。

例えば、クールロボGT2が2台、SB4Xが2台なら、
GT2 ⇔ SB4X ⇔ SB4X ⇔ GT2
というように、SB4Xを中央にして接続すればOKだ。

SB4X ⇔ GT2 ⇔ GT2 ⇔ SB4X という接続はできないので注意しよう。



ユニバーサル接続時に音楽の併用や受電は?


ユニバーサルペアリングであれば通常通り可能で、HFPになっている機器はNGなので、音楽や受電を必要とする人がユニバーサル側になるようにしよう。

例えば、20S 1台とSB5X 1台だったとして、20Sの人がナビ音声を聞きたい場合は、
20Sをユニバーサル、SB5XをHFPにすればOK

また、SB5Xでユニバーサル × ユニバーサル接続をすると、SB5Xでは音楽も受電も不可になってしまった。



接続方法および結果


だいたい仕組みはわかったので、後は試した構成を記載していく。
※以下文字列が長くなるのでユニバーサルペアリングはユニバーサル、インカムペアリングはインカムと表記する。

3台までならブリッジ機はB+comでもSENAでも問題はないが、4台になるとブリッジ機がB+comの場合は最初と最後の機器の音量が小さくなって聞き取りづらいので、極力SENAをブリッジ機にする構成をおすすめする。
また接続順序はペアリング後の通話開始呼び出し順番を示している。
複数の呼び出しパターンで試したがそもそも接続不可だったり、接続できてもかなり不安定だったりする事が多いが、表記している接続順序で行えば比較的安定していた。


※あくまで手元で試した結果で、走行中に安定するとは限りません。
※どの機種も(特にB+com)ペアリング前にリセットすると安定性が高くなります
※20Sと10Sはオーディオマルチタスク以外の動作は同じなので20Sと10Sを置き換え可
※SMH10にはシステムが大幅に違うっぽいので20SをSMH10に置き換えるのは無理そう
※4Risersはブリッジ可能な製品だけどHFPにしかなれないので、ユニバーサル接続時は6Riders同等ということで6ridersと置き換え可
※ユニバーサル機器から発信してHFP機器へ接続するよう図には記載していますが、HFP機器からリダイヤルで接続したほうが安定する場合が多々あります。


4台チェーンの接続例


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB4X
■SB5X、20S(A)、20S(B)、SB4Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→SB5X ②20S A→20S B ③20S B→SB4X

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
逆にB+comをブリッジに持ってくると安定性がいまいちだった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X Bをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。

※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X(A) ③SB4X(A)→SB5X(B)

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
B+com4台接続並みと感じた。


■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)20Sをユニバーサルインターコムで接続
接続はどの順番でもOK
10Sはブリッジに持ってきても特に問題は無いと思われる。
安定しており、音質も良かった。


■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5X
■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→6riders ②20S A→20S B ③20S B→SB5X
先に20SからSB5Xにつなぐと、6ridersへの接続がうまくできなかったので先に6ridersと接続しておく必要がありそうだった。

音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6ridersをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X ③SB4X→6riders
音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?



3台チェーンの接続例


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→6riders

3台がすべて別会社の場合はユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが不可欠。
20S含め他機種ではユニバーサル×2のブリッジ不可。
安定しており、音質も良かった。


■SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders
■SB4XA(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders2
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(B)→4riders ②SB4X(B)→SB4X(A)
安定しており、音質も良かった。


■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
SB5Xから発信すればどっちを先に接続してもOK
安定しており、音質も良かった。
4ridersはHFP接続にしかならないためブリッジ不可。
ユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが必須となる。


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
※呼び出し順序に注意!
①20S→SB5X ②20S→10S
安定しており、音質も良かった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(A)→20S ②SB4X(A)→SB4X(B)



SB5Xのペアリング操作


DSC00898-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ちとなった状態で、再度同じインカムボタンを3秒長押し
LEDが青点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SB4Xのペアリング操作


DSC00899-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

モードBへの変更手順


電源オンの状態でデバイスボタンを押しながらレバーを上に5秒
自動的に電源が落ちるので、起動した時にモードB!とアナウンスされていればOK

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが青高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を6秒長押し
※通常のインカムペアリングモード(赤高速点滅)になってもそのまま押し続ける
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SENA 20S、10Sのペアリング操作


DSC00902-2.jpg
※外見は違うが20S、10Sどちらも操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押して設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回して4つモードを移動すると「全てのペアリングを削除する」とアナウンスされるので、フォンボタンを押す。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを6秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのジョグダイヤルを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押しして設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回してモードを2つ移動すると「ユニバーサルインタコムモード」とアナウンスが流れるので、フォンボタンを押す。
LEDが青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でフォンボタンを5秒長押し
赤青高速交互点滅にすればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


フォンボタンを1回押し


クールロボ GT2 / イージートーク3


DSC01176-10-2-3.jpg
※見た目が異なるが操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態で -ボタンと Aボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了

インカムペアリングの手順


親機 : 電源オンの状態でAボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : 電源オンの状態でMボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなり、どっちがどっちでもOK
※GT2実装のグループ通話はグループ番号という概念があり、GT2でのみ構成する必要がある。
 詳細はGT2の記事を参照してください。

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でAボタンを8秒長押し
LEDが緑高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でMボタンを8秒長押し
LEDが赤青高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

リダイヤル操作


Mボタン2回押し


BT NEXT Pro / X2 Pro / X1 Pro


DSC01226-2.jpg
※外見は違うがNEXT、X2、X1の操作は同じ

リセット手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

インカムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※X2とX1 +はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
※NEXT +も-もどちらもA2DPとHFPペアリングでどちらでも可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


ペアリングをした+または-を3秒長押し


4Riders V4のペアリング操作


DSC00908-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA又はBのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、"どちらか"の同じボタンを短く押す

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタンを8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


Phone/Play(電話)ボタンを3秒長押し


6Ridersのペアリング操作


DSC00906-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA~Fのいずれかのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、双方の同じボタンを短く押す
 ただし相手が4Ridersの場合は"どちらか"のボタンを押す。

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタン(メインボタン)を8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


電源ボタン(メインボタン)を3秒長押し


20Sをユニバーサル、SB4XをHFPで接続する手順例


①SENA 20Sをユニバーサル接続モードにする
電源を入れる→ジョグダイヤルを12秒長押し→ジョグダイヤルをまわしてユニバーサルペアリングモードにあわせる→フォンボタンを押す

②SB4XをHFPペアリングモードにする
電源をオフにする→インカム上下ボタン+デバイスボタンを5秒長押しして全リセット→デバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒でHFPペアリングモード

③二つを近づけて5秒程度でペアリング
※SENA 20Sの反応が遅い事が多いので、SB4Xが接続されたならSENAはしばらく放置しておけばOK




以上、ユニバーサルインターコムの接続方法と接続の組み合わせを検証した結果でした。
出先で他社の人と一緒になった時にこのページを見ればとりあえず何とか接続くらいはできると思うので、参考にしてもらえればと。


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中華インカム「6Riders」はどれくらい使えるのか?最安インカムレビュー!

6ridersのレビュー

最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。
全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。



6Ridersの特徴


・とにかく安い!
 アマゾンで一台6000円程度で販売されている。

・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。
 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘違いしそうだが要注意。
 ちなみに4Ridersは4台チェーン接続が可能な上位モデルという位置づけ。
 すっごくわかりにくいぞ!

・スペックはかなりすごい
 通話距離1200mとミドルクラス級だ・・・が、いったいどれくらい性能を発揮するのか楽しみながらテストをしてみた。



当ブログでもよく取り上げるウェアラブルカメラでも同じだが、中国製品は使ってみないとどんなものか全くわからない。
時々大当たりの製品が存在するので興味がわいたので試しに購入してみた次第だ。

といっても6Ridesr、4Ridersは中国製品の中でメジャーな売れ筋モデルなので、全く使えないというものではない事はわかっている。
値段の割りに使える!という評判なので、使える!がどれくらい使えるのかを見てみよう。


6Ridersの外観、拡張性


6ridersの本体
いかにも中国製w
ここまで見た目のかっこよさも操作性も無視したものもすごい。
何か全く別の機器の部品を流用したらこうなった、みたいなものだろうか。

まず何がすごいって、このボタンの小ささ。
薄手のグローブならともかく冬グローブでの操作は非常にやりにくい。
ボタンの数が多いだけに、どのボタンを触っているのか感触を確かめながらでないとボタンの配置がわからない。



6ridersのボタン
そしてこれを見ていただきたい。



nc25363.jpg
ではもう一度アップで。


DSC00849-2.jpg
音量調整のボタンが上下逆という驚きの設計wwww
さすが中国!
いくら中国製品をさわっても新鮮な驚きとネタを提供し続けてくれるぜ!



6ridersの外部入力ポートと充電、スピーカーポート
底面には充電用としては非常に珍しい2.5mm 4極プラグと、マイク&スピーカー用の3.5mm 4極プラグがある。
充電用プラグは特殊ではあるが、USBから電源をとれるのは救い。
うーん、MicroUSBにしてくれればいいんだけど、コスト的な問題なのだろう。
ケーブルは2台セットには2本ついている。
もし無くしてしまったら店舗ではそう手に入らないだろうから、補修部品として購入しなければならなさそうだ。



6ridersで外部音声入力を試す
2.5mmポートなんて変換が面倒だなぁと思っていたがふと付属のステレオケーブルが気になって接続してみると、なんと有線オーディオ入力も兼ねていた。
しかもインカム通話と併用が可能。


付属のケーブルは2.5mm⇔3.5mm オスオスステレオケーブルなので、汎用性がある。
ケーブルは硬めで扱いにくく長さは80cm。
お好みで汎用ケーブルを用意してもいいだろう。

尚、マイク&スピーカーは普通の3.5mm 4極プラグなので汎用品が利用可能だ。
ヘルメットに仕込むのに適したものはなかなか見つからないが、バイク以外ならPC用やスマホ用のヘッドセットを使えばハンズフリーで会話ができそうな感じ。
また、聞く専用であれば普通の3.5mmステレオミニプラグが利用可能。
ただし、オーディオテクニカのヘッドフォンはNGでソニーのイヤホンはOKだったので、配列に癖があるようだ。
iphone向けの変換ケーブルらしいものが販売されていたので、利用するヘッドセットやスピーカーによってはこれで解決できるかもしれない。





付属品一式


6ridersの付属品一式確認

本体以外を取り付けるためのベースは挟み込むクリップと貼り付ける両面テープが付属している。
本体とベースは非常に軽量なのだが、このクリップがやたら頑丈で重い。
SENAも同様にクリップが重いので、ここまで強度いらないから軽くして欲しいと思う。

※コメントでベースのプラスチックがもろくてすぐ割れると情報をいただいた。
 中国製品のプラスチックはとにかくしなりがなくて、すぐパキっと割れるが本製品も同類のようだ。

※2016/9/26 さらに追記
割れるのは旧式タイプのクリップで、現在の鉄製クリップであればマウントが割れるような事象は無さそうだ。
クリップ部分がプラスチック製で割れるらしく、実際古いタイプの4ridersはプラ製であることを確認済み。



スピーカーとマイクは4極端子から分岐という形になっている。
マイクがアーム式しかなく、このアームが柔いので走行中に風圧で曲がりそうだなぁ。

充電器はUSBで1.5A出力のもの。
普通のUSBの口なのでわざわざ付属品を使う必要はない。



6ridersのスピーカー
スピーカーの直径はやや大きめで、SB4X、5Xの標準より少し大きい。
厚みも少しあるけど、最近の耳にくぼみのあるヘルメットならなんとか大丈夫そう。
見た目はいかにも安物という感じが出ているが音質はどうだろうか。
左右どちらもコードの長さが同じなので、どっちが左右かわかりにくい。
ステレオなのは間違いないので、気にする人は音楽を聴いてどっちが左右かチェックする必要がある。



6ridersの充電ケーブル
充電ケーブルは特殊でUSB⇒2.5mm 4pinという初めて見るタイプ。
一般的な電気店ではまず売ってなさそうで、アマゾンで調べたところ4riders用ではないが、形状は一致してそうなケーブルを発見。
使えそうな感じはするが、もし中の結線が違っていたら壊れるだろうし微妙だなぁ。
そんなリスクを犯すくらいなら、もう1つ購入したほうがいいかもと思う。



重量


6ridersの重さ
本体は軽いけど、アームマイクとベースのクリップが非常に重くて136gある。
全重量はSB4X(約100g)以上 SENA 20S(約150g)以下。
SENAと一緒でやたらとクリップが頑丈で重いのだがこれは流行だろうか?
B+comのクリップは非常に軽量で、それでも必要十分な強度がある。
もう少し軽量化してはどうだろうか。



ヘルメットへの取り付け


ジェットとフルフェイスにそれぞれ取り付けてみた。


OGK ASAGIに取り付け


6ridersをOGK ASAGIに取り付け
帽体に隙間がないのでベースを両面テープで貼り付けて、本体を接続。
マイクのアームが柔いので○印のあたりを両面テープか何かで固定したほうが良さそうだ。



スピーカーの埋め込み位置
マイクとスピーカーのケーブルが一体となっているので取り回しにくい。
特に左スピーカーはケーブルが短いのでまず左スピーカーを設置してから、右スピーカーとマイクを設置するとやりやすい。




アライ アストラルXに取り付け


クリップの取り付け方法
クリップタイプで取り付けをした。
取り付け方法はSENAとほぼ同じで、帽体の隙間にクリップを突っ込んで、ベースとネジ止めするようになっている。



6ridersをアライ アストラルXに取り付け
がっちりくっついて良い感じなんだけど、ケーブルのコネクタ部分がはみ出して地面にあたってしまう。
スピーカーのコネクタはL字なのでまだいいが、オーディオ入力のケーブルはストレートなのですぐ断線してしまいそう。



マイクの位置
アームマイクしかないのでフルフェイスの取り回しは少し面倒。
顎の下から巻き込んで、口元あたりで両面テープとかを使って貼り付けておくしかな。
マイクはかなり厚みがあってフルフェイスでは邪魔になりやすいのが難点。
ワイヤー式マイクもオプションで用意してくれればいいんだけど、探した限りでは無いらしい。



操作


一応ついている日本語マニュアルを見ながら一通りテストをしてみたが、日本語が怪しかったり間違いがあったりしたので、手元で試した操作一式を書き起こす。
どうやらペアリングのリセット機能は無いらしい。
過去のペアリング情報が残って面倒なことになるので、最低限実装して欲しいところだけど仕方ない。


6ridersの操作方法

■起動、シャットダウン
電源ボタン(メインボタン)を6秒長押しする。
押す時間が長いよ!
一日のツーリングであれば電源は入れっぱなしにするだろうから特に問題は無いだろうけど、ちょっと30分くらい走るなんて時に使いたいと思わない。
気軽さを失ってしまうのは残念なところだ。



■携帯電話やオーディオ機器とペアリング(A2DPとHFP)
①6Ridersの電源がoffの状態から電源ボタンを8秒長押しすると、赤と青に点滅
②スマホでBluetoothを探す PINコード入力を求められた場合は 0000 を入力。
③接続完了


■インカムペアリング
①2台の6Ridersの電源をonにする
②2台のA~Fのいずれかを4秒くらい長押しすると赤青で点滅する。
※A~Fのどれを使うかは自由。
③上記と同じボタンを2台とも1回だけ短く押す
④ペアリング完了し接続


■インカム通話開始、終了
ペアリングをしたA~Fのボタンを1回押す



■携帯電話との接続
本体起動時に自動接続。
または、Phoneボタンを押す。



■携帯電話に出る
呼び出し音がなったらPhoneボタンを押す又は4秒で自動受話



■音楽操作
プレイヤーを操作して音楽を再生。
Phoneボタンを押すと、再生、停止の動作をする。
※AVRCP非対応のようで曲の早送り、戻しは不可。


■音量操作
インカム通話や音楽再生中に音量ボタンを押す。
※それぞれ独立して音量設定が可能。




起動シャットダウンの操作が6秒長押しと異様に長いことと、音量ボタンが上下逆な事を除けばわりとまとも。
インカム接続もボタンを押してから4秒程度とそこそこ早い。
音声案内はないけど多機能というわけでもないのでビープ音だけで十分判断できる。



音質、安定性チェック


それでは各シーンでの音質や安定性をチェックしていく。
どの接続でも共通して言えるのは、スピーカー性能が少し低いことと、ホワイトノイズが少し大きいこと。
いずれも走行していればそれほど気にならないが、ふとちゃんと聞き入った時は気になってしまう。
B+comやSENAと比べたらというレベルで決して不満足というわけではないことは留意していただきたい。



インカム通話


6Ridesrs同士、SB4XやSENA 20Sととユニバーサル接続をして室内で試したところ、マイクとスピーカーの性能不足で少し音質、音量ともに落ちるが十分実用的なレベル。
全く面白みが無いが1時間くらい安定して接続されており、高級機となんらかわりはなかった。
走行すればまた状況は変わってくるので、試し次第結果を記載する。



音楽


Asus Zenfone2 LaserとA2DPで接続し、動画プレイヤー VLCで音楽を再生してみた。
低音はそれなりに出るが高音は弱め。
全体的に音に厚みがなく薄っぺらい。
それでもスカスカというわけではなくそれなりに迫力のある音は出ており、スピーカー位置をちゃんと調整すれば十分音楽を楽しめる。
音量はやや小さめなので、6Riders本体とスマホの両方のボリュームを最大まで上げたところ、100km/hで走行して問題ない程度の音量を確保できた。
mp3の音量(Gain)は89dBと標準値にしている。

ただし、これがスピーカーの限界らしく音割れ寸前の感じがある。
B+comやSENAと比較すると2割くらい最大音量の限界値が低く、全体的に少し薄っぺらいが、思ったよりは音質が良くて値段を考えると大健闘だ。

試しにソニーのミドルクラスにあたるカナル型イヤフォンを接続してみるとかなり良い音が出ていたので、Bluetoothの受信機能は問題なくてスピーカーの限界のようだ。
また、ズボンの左前ポケットにスマホを入れて3時間ほど走行したけど、プチっと途切れることは一回もなく安定性はかなり高かった。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながら4dirdersを2台と、6ridersを2台の合計4台でチェーン接続をしてきた。

■接続状況
6riders----4riders----4riders----6riders
M君    T先輩   まさきち  K先輩
静かな山の中を走行した動画は以下の通り。


■音質
人の声はそこそこクリアに聞こえるが、ノイズリダクションが弱く、風切り音やエンジン音をかなりインカム通話にのせてしまう。
動画ではそれほど気にならない程度でも、実際はB+comやSENAとはやはり全然ノイズリダクションの効きが違う。

60kmで走るのはOK、高速はたぶんかなり厳しい。
という感じだ。



■安定性
リセットができず、いろんなところにペアリング情報が残ってしまっていた事が原因かもしれないが、4台接続はかなり不安定だった。
一番端のM君は全体の1/3しか繋がっておらず、繋がったとしてもK先輩の声はほとんど聞こえていない。
T先輩の声も少し小さめ。
逆に、僕とK先輩は非常に快適で、音質も安定性もかなり良かった。



■通話距離
あまり距離を離さなかったけど、安定している僕とK先輩の間は200m程度離れても全く問題なし。
T先輩とは100mくらい離れるとノイズがのりはじめて会話がやや困難。
離れすぎなければとりあえず会話は大丈夫だった。



■結局のところ・・・
2台接続であれば安定性は十分で、ノイズリダクションが弱いことを除けば合格点。
一般道ならOK、高速は厳しい。

チェーン接続となると3台ならぎりぎり一般道はOK、高速はNG、4台は非現実的という感じだ。
ただ、先にも書いたけどペアリング情報が残っていたことが悪さをしている可能性がある。


お試し機、サブ機としては十分合格点!


それでは総合して良い点、悪い点をまとめる。


良い点


・6000円というとんでもない安さ
・若干軽い
・音声入力有線ポートがあってしかもインカム通話と併用可


イマイチな点


・電源on/offが6秒も長押ししなければならない
・ボタンが小さすぎ&多すぎて操作しにくい
・ボリュームの上下が逆という謎仕様
・スピーカーの音質、音量が少し低い
・マイクのアームがふにゃふにゃ
・充電ポートが特殊
・見た目がいかにも中国製
・生活防水しかうたってないので不安
・ファームのアップデートが無い


悪い点のほうが多いが、なんといっても1台あたり6000円という安さがすべてを吹き飛ばしている。
また音声入力有線ポートがインカム通話と併用可能なのは素晴らしい。
有線ケーブルの接続の手間はあるけども、ナビ音声や音楽を聴きながらインカム通話ができるというのは大きなメリットだ。
ソロでラジオや音楽中心だったり、ペアでちょっと会話できればいいという程度であれば十分使える。
逆にチェーン接続をすることが目的となる4ridersは現実的な接続は3台までとなるので、メリットがあまり無い。


少し高くなるけど、デイトナのイージートーク3が非常にすばらしいので、有線入力が必要なければイージートーク3もあわせて検討するといいだろう。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・4
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・4
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・2
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・5
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・4
おすすめ度・・・・・・・3!

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バイク用インカムの全てがわかる!製品を徹底比較

インカムメーカーのロゴ
2018年7月時点最新版
バイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早9年。
店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。



インカム選び6つのポイント


選び方で迷ったなら、6つポイントが自分にとって必要か考えてみよう。
メーカー、同時接続数、通話距離、通話と音楽の併用、ラジオチューナー、有線外部入力の6点と、その他意外と重要視されない点について、興味のある方は以下をクリックして確認してください。

■メーカーはできる限りそろえよう
既にツーリング仲間がいずれかを持っていて、買い換えてまで乗り換える予定がないなら無理をせず同じメーカーにしておいた方が無難。
ユニバーサルインターコムで他社とも接続できるけど、同メーカーのほうが安定する事が多い。
機種によっては他社と接続すると複数台接続に制限がかかる。
ユニバーサルインターコムについては以下の記事を参照していただきたい。

■スペックの通話距離は目安でしかない
目安としては、市街地は1/5、郊外や高速は1/2と見込んでおくといいだろう。
製品にもよるがスペック上1000mあれば十分、200mが実用最低ライン。
例えば200mの製品であれば市街地は40m程度まで、つまり間に車が一台も入らなければ快適に通話ができ、1台入るとノイズが入る。
1000mの商品であれば市街地は200m程度まで、間に車が3台入るとノイズが入る。という感じだ。


■同時接続台数はツーリングメンバーに合わせて
ローエンドは2台まで、ミドルとハイエンドは4台までが大半を占めており、一部ハイエンド製品に8台接続が可能なものがある。
よく走りにいく人数で何台必要かを考えよう。
同時接続は基本的に数珠繋ぎとなる。
最初は接続方法に戸惑うかもしれないが、この場合はこのボタンを押す!というようにルール決めさえできれば、電子機器が苦手な人でも大丈夫。


■通話と音楽の併用機能は先頭を走る人に最適
インカム通話をしながらスマホ等の音楽やナビ音声を同時に聴く機能。
基本的に音楽等は自分だけが聴けるので、ほかの人との趣味は考えなくてOK
先頭を走る人はナビ音声が聞ける点が最大のメリット。
これができるだけでナビを見る回数が減って、安全かつ楽しいツーリングができるようになる。
有線外部入力は有線接続の手間がかかることを考えると、電子機器に慣れている人ならBluetooth接続で通話と音楽の併用機能を利用のほうがスムーズで良いと思う。


■ラジオは普段聴かない人にも役立つ
通話と音楽の併用機能を持つ機種ならインカム通話と同時にラジオが聴ける場合がある。
バイクでもそれなりに聴けるので、ラジオ好きな人は要チェック。
普段ラジオを聴かない人でも、ソロでずっと音楽を聴いていると飽きてくるため気分転換にラジオがあるとすごく便利。
スマホのラジオアプリ(ラジコ)は地域の切り替わり時に自動で切り替わらず聴けなくなる等、スマホ操作をよく考えておかないといけない。
スマホに長けている人であればラジオチューナー無しでも良いし、苦手な人ならラジオチューナー内蔵のほうが良い。


■有線外部入力は電子機器が苦手な人に便利
Bluetoothではなく、一般的なイヤホン等と同じ有線ステレオミニプラグのポートを備えているインカムがあり、通話と音楽の併用機能非対応機種でもインカム通話と併用できる場合がある。
併用できない製品ではメリットが少ない。
有線接続をするのが少々面倒ではあるが、安価なことが利点。
簡単とは言えBluetooth接続機器が増えてうまく繋がらない場合もあるため、電子機器が苦手な人は有線のほうが気楽で良い。


■その他 あまり気にしなくていい事
・バッテリーの持ち時間
基本的にスペックどおりの利用が可能で、概ねどの製品も10~20時間となっている。
休憩時もインカム同士をつなぎっぱなしにしているとまる一日は持たないが、休憩時に切断しておけば大丈夫。
充電し忘れてもスマホと同じようにモバイルバッテリーから簡単に充電できるため、製品比較時はあまり気にしなくても良い項目。
リチウムポリマーが搭載されていることが多く、ヘビーに毎日何時間も使うと2~3年でバッテリーがへたってしまうが、週末の利用程度であれば製品寿命まで持つことが多い。

・防水性能
中国製を除けばどの製品もそこそこの防水性があり、通常の利用では心配する必要はない。
ただ、土砂降りの中、何時間も走り続けると浸水してだめになる場合がある。
スマホと同じように、浸水による動作不良が発生したら起動せずに完全に乾くまで放置させよう。
袋にインカムとシリカゲルや米を入れて閉じると、内部の水分をすばやく吸収して故障を防いでくれる事があるので、試してみてはいかがだろうか。



そのほか、インカムの疑問点を最下部にまとめたので、そちらも参照してもらえればと思う。




全インカムの徹底比較


製品は以下の4カテゴリーに分けて紹介する。
・インカム通話と音楽の同時利用が可能な3万円前後のハイエンド
・4台接続が可能な2万円前後のミドルクラス
・1対1接続で1万円台のローエンド
・玉石混交の中国製
スペックリストはあくまでマニュアルや仕様表などから読み解いたもので確実とは言えないので、必ず公式サイトで仕様を確認して欲しい。

手っ取り早くインカムを選びたい方は、ソロ、タンデム、2~4人等、ユーザーの環境にあわせて紹介しているので、 厳選 シチュエーション別おすすめインカム を参照していただきたい。



ハイエンド  SB6Xの登場で新時代の幕開け


主に3万円前後の価格帯でインカム通話とスマホ接続(音楽/通話)の同時利用を可能にした機種をハイエンドと位置づけた。

2017年には従来の仕組みを覆す、Bluetoothで経路を自動制御するSB6Xと、メッシュネットワークを採用するSENA 30kが登場。
ペアリングと接続の簡略化で利便性が大きく向上しているので、高価ではあるが検討する価値は十分ある。


●ハイエンドでオススメの機種
・自動経路制御、他社接続の柔軟性、音楽やナビ音声共有機能を搭載した B+com SB6X



B+com SB6X 2018年7月ファームver2.0でさらにおすすめ!


SB6X-2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大6人(現時点では推奨4台)
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御のB+Link搭載
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・ユニバーサル、ユニバーサルレシーブによる自由度の高い他社接続
・インカム通話と音楽の同時利用可
・音楽やナビ音声をインカムグループで共有
・大出力アンプと高音質スピーカー採用
・実売価格 3.7万円


B+Linkで自動化した新世代モデル
SENAの採用する別規格のメッシュネットワークとは異なり、Bluetoothで自動接続、自動経路制御を実現。
集まって一斉にペアリング、あとは放置で自動的に接続し、距離が離れて切断されても近づけば自動でグループ通話に復帰する。
2018年7月にファームver2.0が公開され機能が大幅に拡張される。
他社接続(B+Link非対応機種)は柔軟性の高いHFP発展型のユニバーサルレシーブに加えユニバーサルも追加で搭載。
ユニ、ユニR、B+Link、全ての組み合わせで自由にブリッジが可能で、圧倒的な他社接続の柔軟性を誇る。
さらにA2DPで聴いている音楽やナビ音声をインカム通話にのせて、グループ全員に共有する機能も搭載。
音質はインカム通話レベルに低下するがB+com StationやBT NEXT Proよりも音質安定性ともに高い。

高音質なスピーカーに攻殻機動隊やアーマードコアのような近未来的な日本語音声案内など、わくわくさせる要素と気遣いのある機能も搭載する。
未サポートのB+Link5台接続も十分使えることを確認しているので、あとは6台接続の正式サポートに向けたファームアップに期待。
まだv2.0について追記していないがレビュー記事を参照していただきたい。



デイトナ DT-01 2018年5月発売


DT-01_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間12時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・実売価格 2.4万円


自動経路制御搭載機もデイトナらしい価格破壊
Bluetoothで全員一斉ペアリング、自動経路制御を実現したデイトナ版B+Link「かんたんグループトーク」を搭載。
グループトークにGT2やイージートーク3はもちろん、他社製品もユニバーサルで混ぜることができるようになったので、旧製品より使い勝手が向上。
音質は悪いがナビ音声程度ならグループトークに共有できたり、公式サポートされてないけど使えそうな機能が多数あるなど、なかなか面白いインカム。
もう自動経路制御のないミドルクラスを購入する意味が無い!といえるくらい価格でも性能でも魅力のある製品だ。


SENA 30k


SENA30kBluetooth.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大16人 Bluetooth:最大4人 併用:最大32人以上?
・通信距離2km
・通話時間 メッシュ:8時間 Bluetooth:13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(メッシュ時のみ)
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンあり(OP)
・実売価格 4万円


新しい通信規格メッシュネットワーク採用
従来のBluetoothを採用するSB6Xとは異なり、全く新しい通信規格を採用した次世代モデル。
通話距離、通話台数、Bluetoothインカム通話のブリッジが可能等、インカム通話に関する性能は従来製品を数倍上回っている。
ペアリングと接続が大幅に簡略化されており、台数が多ければ多いほど恩恵をうける。
Bluetoothチップは1基となるので、メッシュネットワークと音楽(A2DP)の併用は可能だが、Bluetoothでインカム通話時は音楽併用できない点は注意。
SENA 10Sにメッシュネットワークを追加したモデルと認識するとわかりやすい。
大人数では他を寄せ付けない圧倒的な性能を持っている、SENAのフラッグシップモデルだ。
※ネットでは国内正規品はまだないが安価な平行輸入品が販売されはじめている。


SENA 20S


SENA 20S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人
・通信距離2km
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 3.2万円


安定の万能製品
2014年発売ながら2018年現在も最高レベルの性能を持つ名機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させた最初の機種。
長年市場トップの座を維持し続けてきたが、2017年12月に新規格メッシュネットワークを採用する30kにフラッグシップの座を譲った。それでもBluetooth接続に関しては30kを上回っているので、用途によっては20Sのほうが良い場合もある。
欠点は本体が大きい、重い、音質がやや劣る事くらい。
とても良くできた製品なので、是非レビュー記事を参照していただきたい。


Cardo PackTalkBold


packtalkbold_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大15人 Bluetooth:最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間13時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiOSは併用不可、Bluetoothブリッジ時は併用不可)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・実売価格 4万円


世界初メッシュネットワークを搭載したCardo PcakTalkシリーズ最新版
SENA 30kに先駆けること2年、2015年にメッシュネットワークを搭載したPackTalkの初代を発売したCardo社(カルド)。
スカラライダーシリーズと言えば知っている人もいるだろう。
2010年頃を最後に代理店の問題で日本市場から姿を消すが、2018年6月にバイク用品業界最大手の岡田商事がCardo社の正規代理店となり復活した。
PackTalkシリーズはメッシュを搭載する上位製品で、Boldはシリーズ3代目。
メッシュの仕組みが強化されており、過去製品よりも接続台数、安定性が高くなっているとのこと。
もちろんBluetoothも搭載しており、従来のインカム通話や音楽併用も可能だ。
音声で操作するボイスコマンドが日本語に対応した製品は初めて。
日本向けに調整されており、岡田商事の本気度が見える注目の製品だ。



Cardo PackTalkSlim


packtalkslim_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大15人 Bluetooth:最大4人
・通信距離1.2km
・通話時間13時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiOSは併用不可、Bluetoothブリッジ時は併用不可)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・実売価格 4万円


世界初メッシュネットワークを搭載したCardo PcakTalkBoldの小型版
スーパースポーツ等のバイクに合うようにデザインされたスリムタイプ。
基本的な性能はPcakTalkBoldと同じだが通話距離が1.6kmから1.2kmにスペックダウンしている。
本体の厚みはわずか6.5mm
一般的なインカムは2~3cm程度なので1/3以下におさめながらも通話時間はBold同等の13時間を実現している。
ヘルメットの横に大きなインカムを取り付けることに抵抗がある人におすすめだ。
ネットでの販売は6月下旬以降となる予定。



Midland BT NEXT Pro Hi-Fi


Midland BT NEXT Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人(うち4人はタンデム距離)
・通信距離1.6km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・音楽をインカムグループで共有
・A2DP機器2台を同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2.8万円


音楽共有が超便利 遊び心満載
2016年11月発売のコスパ抜群 BT Proシリーズのハイエンド機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立。
スマホ等を接続して聞いている音楽やナビ音声を、グループ通話中のインカムに転送して共有する機能を持っている。
インカム通話に音楽を乗せるため音質はやや下がるけど十分なレベル。

8人接続のイメージはこんな感じ。
P1070486-3.jpg
タンデム用接続を他社インカムにしてさらにチェーン接続するという荒業で他社を含めて7台くらい接続ができたり、車載動画で録音に利用したりと夢の広がる機能を備える。

スマホアプリBT TALKを利用するとスマホ経由で人数無制限で通話ができるようになっている。(トランシーバーのようにオプションのスイッチを利用)
最後発らしく他社を上回る機能を盛り込んでおり、非常に面白い製品なので是非レビューを見ていただきたい。
2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


ハイエンド機 スペック比較表


機種名SB6XDT-0130k20SPackTalkBoldPackTalkSlimBT NEXT Pro
メーカーサインハウスデイトナSENASENAcardocardoMidLand
自動経路制御B+LinkBluetoothメッシュ×メッシュメッシュ×
最大同時通話台数4416 ※88 ※115 ※1215 ※124 ※6
1対1通話距離1400m1000m2000m ※92000m1600m1200m1600m
待受時間--240h240h---
連続通話時間16h12h8h ※1013h13h13h20h
充電しながら利用×
Blutoothバージョン4.14.24.14.04.14.14.2
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用○ ※11○ ※13○ ※13
グループオーディオ共有×××
ペアリング記憶数2 ※23393
オートグループコール××
他社インカム接続○ ※3
タンデム音楽共有×
A2DP 2台同時利用
FMラジオチューナー××
自動音量調整××
有線オーディオ入力××○ ※7
社外スピーカー取り付け×××
音声案内日本語日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作××
防水性能○IP67○IP67○IP67○IP67○IPX6
スマホ設定アプリ×
発売時期2017年8月2018年5月2017年12月2014年4月2018年6月2018年6月2016年11月
実売価格3.7万円2.4万円4万円3.2万円4万円4万円3万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質10766--7
インカム通話音質9877--6
通話距離799--7
安定性6610--5
操作性10388--5
機能/拡張性9987--8
取り付け8744--6
重さ6623--6
コストパフォーマンス5956--7
おすすめ度10!9!78--6
製品紹介へ移動SB6XDT-0130k20SPackTalkdBoldPackTalkSlimNextPro

※1 20Sのみで構成した場合。他機種が混在した場合は4台
※2 ユニバーサルレシーブもしくはB+Linkで合計2つ記憶
※3 対向がユニバーサルに対応していればユニバーサルレシーブで自社インカム相当の動作が可能
※4 オプション利用で可能
※5 要変換ケーブル
※6 通常距離では最大4台、タンデム距離を含めると最大8台接続可
※7 別途専用ケーブルが必要
※8 メッシュネットワークで16台、Bluetoothで4台、併用した場合は32台以上
※9 メッシュ利用時2000m Bluetooth利用時1600m
※10 メッシュ利用時8時間、Bluetooth利用時13時間
※11 メッシュ利用時は音楽併用可能 Bluetoothインカム通話時は併用不可
※12 Bluetooth接続時は最大4台
※13 Bluetooth通話中の場合iOSは併用不可、ブリッジ時は併用不可




ミドルクラス 超特殊なX-RIDE S-1に注目


2万円前後で主に4人接続が可能な製品をミドルクラスと位置づけたが、新機能 自動経路制御搭載のハイエンドと、優秀なローエンドの板ばさみになり少し元気がない。
3台以上なら自動経路制御の恩恵が大きく一度使ったら普通の方式には戻りたくないと思うくらい便利なためハイエンドへいきたい。
2台でいいなら通話距離は短いものの安価で音楽併用が可能なローエンド イージートーク3が抜群に良い。
しかし、そんなトレンドを無視した異端なこの製品をおすすめしたい。

●ミドルクラスでオススメの機種
・SB6X同等以上の他社接続性能でキラリと光る X-RIDE S-1



X-RIDE S-1(BlueRider M1-S)オススメ!


xride_s1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大6人
・通信距離500m
・通話時間10時間
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・実売価格 1.5万円


制限無しの仕様外動作が魅力
台湾メーカーのOEM。
スペック上の通信距離こそ短いものの、6台接続をサポートしている事が特徴。
マニュアルに記載はないがユニバーサル接続が可能で、さらにユニバーサルでもHFPでも自由にブリッジができるすごいやつ。
他社接続の柔軟性は全機種No1!
さらに有線入力や仕様外ながらHFPの併用も可能と、A2DP併用はできないものの十分な拡張性を持っている。
本体が非常に軽量で、ボタンが押しやすかったり動作が軽快等とても快適。

A2DP併用が可能な上位機種が無いのは惜しいが、今後の展開に期待したいシリーズだ。
製造元が同じであろう台湾DIMTON社のBlueRider M1-Sも全く同じ動作をしており、1万円程度で購入できる。
詳細はレビュー記事を参照していただきたい。


B+com SB4X Lite


B+com SB4X Lite
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(OP or 裏技)
・グループで音楽共有可(OP or 裏技)
・実売価格 2.6万円


裏技で大化け!安定の定番インカム
2013年発売当時のフラッグシップモデルが、2015年に付属品を簡素化してミドルクラスとして再デビュー。
スピーカーとマイクが優れていて音質が良く、特に人の声は非常に聞き取りやすく疲れにくいので、まったり喋りながら走り続ける事に長けている。

オプションで6人接続ハブ方式のB+com Stationと音声出力を備えた3人接続ハブ方式のメディアサーバーが利用可能。
音質は悪いが外部入力端子がありメンバー全員で音楽やナビ音声を聴くこともできる。
詳細は次項のオプション項目で紹介する。
そして「グループ通話withモバイル」を応用すれば、SB4X単体でインカム通話と音楽/ナビ音声の併用とグループメンバーへの共有が可能。
仕様外だが実際に試して実用レベルにあることを確認できたので、詳細は製品記事を参照していただきたい。

ユーザーが多く接続しやすい点も大きなメリット。
ハイエンドのSB6Xとはユニバーサルを使うので、従来の自社接続よりは若干安定性が劣るが、実用レベルにはあることを確認している。



SENA 10S


SENA 10S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間12時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線音声入力(通話と併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 2.7万円


基本性能の向上を求める人におすすめ
2016年5月発売のSMH10の後継機。
SENA 20S譲りの基本性能で快適な動作をする。
ミドルクラスとして欠点らしい欠点が無い優等生。
ライバルのSB4Xとほぼ同額ながら、性能はSENA 20Sに肉薄する高性能っぷりが特徴。
音楽併用の要否でハイエンドの20Sか10Sかを選ぼう。


SENA 10C


SENA 10C
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間17時間
・カメラ撮影可
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 5万円


車載動画をする人におすすめ
インカムにウェアラブルカメラ相当の広角カメラを内蔵させた付加価値モデル。
基本的な性能はSENA 10Sより少し低い程度。
カメラはそこそこ広角で臨場感があり、FullHD 30fpsと標準的な解像度。
youtubeを見る限りは本ブログでも取り上げているコスパ抜群のSJCAM SJ4000程度の画質がありそうだ。
動画撮影をするとバッテリーは約2時間。
撮影した動画はインカム通話も録音されるので、グループでツーリングをして動画編集をしている人に最適な製品だ。


SENA 10U


SENA 10U
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間10時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン付属
・実売価格 4万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
アライとショウエイ向けにカスタマイズされており、ヘルメット内部におさまるよう設計されている。
標準でハンドルリモコンも付属しており、外部からは全くインカムが見えない。
スマートに取り付けたい人におすすめ。


SENA SMH10


SENA SMH10
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離900m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・実売価格 2.3万円


周りの人と型番をあわせたいなら
2010年発売の超ロングセラー。
2年遅れで発売した同世代のSB4X同等の性能を持つなど、他社を数年先取りした画期的な製品。
上位の10Sが価格を下げてきており、徐々にコストパフォーマンスの優位性も下がってきたが、まだまだ現役。
SMH10ユーザーはおそらくSB4Xに次いで多いと思われるので、操作に不安な人は周りの人からアドバイスを受けやすい点が良いところだ。

パッケージによってマイクの付属品が異なるので注意しよう。
SMH10-10はアームマイクのみ。
SMH10-11はアームとワイヤー両方がついている。
終息に向かっているのか在庫がなく、現在取り扱いがあるのは平行輸入品のみとなっている。
国内サポートが受けられないがUSAサイトからアップデートして日本語化も可能なので、海外サイトを見る事に抵抗が無ければ選択肢に入れても良いだろう。

Cardo FreeCom4


freecom4_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.2km
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(iOSは併用不可、ブリッジ時は併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・実売価格 3万円


条件付で音楽併用が可能なミドルクラス
PacTalkBoldからメッシュを省いて、BluetoothのみとなったFreeComシリーズ上位。
Bluetoothによる自動経路制御は搭載していないので従来どおりの数珠繋ぎで4台接続までサポート。
スピーカー接続は3.5mmステレオミニプラグを採用し好みのスピーカーを使うことを前提としているので、音質に拘りのある人に向いている。
PackTalkシリーズのメッシュグループ通話にぶら下がることを想定し、PackTalkBold込みで検討する製品だ。


MidLand BT X2 Pro Hi-Fi


MidLand BT X2 Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売されたMidLandの新製品。
安価な割りに高性能なことは本製品の特徴だが、音楽/音声共有が可能なハイエンドのNEXTとあわせることで真価を発揮する。
NEXTはグループ内に1台あれば十分なので、他をX2で固めれば楽しいグループツーリングができるだろう。
また、BT NEXT Pro同様にスマホアプリで通話ができるBT Talkと、ブレーキを感知してLEDを点滅させる機能も搭載している。
遊び心と実用性を兼ねているMidLandはイチオシ!

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


ミドルクラス スペック比較表


機種名S-1SB4XLite10S10C10USMH10FreeCom4BT X2 Pro
メーカーX-RIDEサインハウスSENASENASENASENAcardoMidLand
自動経路制御××××××××
最大同時通話台数64 ※1444444
1対1通話距離500m1400m1600m1600m1600m900m1200m1000m
待受時間360h500h240h240h--
連続通話時間10h16h12h17h※注10h12h13h20h
充電しながら利用××
Blutoothバージョン4.13.04.14.04.03.04.14.2
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用×○ ※2××××△ ※5×
グループオーディオ共有×○ ※2××××××
ペアリング記憶数22933333
オートグループコール×××××
他社インカム接続
タンデム音楽共有××
A2DP 2台同時利用×××××
FMラジオチューナー×××
自動音量調整××
有線オーディオ入力×○ ※4××○ ※4×
社外スピーカー取り付け×○ ※3××××
音声案内日本語英語日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作×××
防水性能○IPX5○IP6○IP67○IPX6
スマホ設定アプリ×××
発売時期2017年4月2013年4月2016年5月2015年7月2015年7月2010年2018年6月2016年8月
実売価格1.5万円2.6万円2.7万円5万円4万円2.3万円3万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質766--377
インカム通話音質677--576
通話距離68--6
安定性510--5
操作性768--565
機能/拡張性765--555
取り付け794--456
重さ1073--376
コストパフォーマンス756--346
おすすめ度8!66--455
製品紹介へ移動S-1SB4X10S10C10USMH10FreeCom4X2 Pro

※1 オプション利用で最大6台
※2 オプションまたは裏技で可能
※3 オプションの変換ケーブルが必要
※4 インカム通話との併用不可
※5 iOSでは併用不可、ブリッジ中は併用不可



ローエンド  イージートーク3がすごい


2万円以下で主に同時接続2台までの製品をローエンドと位置づけた。

どのモデルも上位機種に比べて通話距離が短い。
大人数だと切断されないようにペースを合わせるのが大変だけど、1対1であれば車が入ってきてノイズが増えたら後ろを気にして調整する。という具合で走れば問題は無い。
以前はタンデム用で数メートルの製品もあったりしたが、現在はスペック上200mくらいでぎりぎり二人走行で使えるものが最低ラインとなっている。


●ローエンドのオススメ

・タンデム or 2台なら通話+音楽が併用可能な デイトナ 「イージートーク3」


デイトナ クールロボ イージートーク3 オススメ!


デイトナ クールロボ イージートーク3
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
※仕様外で最大5人
・通信距離200m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・実売価格 1.3万円


全機種でNo2おすすめ!安価に音楽併用したい人へ
インカム通話と音楽の併用とさらに仕様外ながら3台以上で同時に利用できるという物凄いヤツ!
1台1.2万円とメジャーメーカー最安クラスでこのハイスペック。
マイク性能は標準的だけどスピーカーの音質は良く、音楽を楽しむのに適している。

全機種の中でも、タンデム+二人 という条件においてはコストを考えれば間違いなく最強。
二台でもあまり距離が離れなければ十分使えるので、最初の一台に最適。
そして安定性は不明だが3~5台接続まで可能な裏技もあり!
もしかしたら最初で最後の一台になるかもしれない、そんなポテンシャルが備わっている。

距離の短さを除けばミドルクラスを完全に凌駕しており、使用状況によってはハイエンドにも匹敵する製品なので、是非以下の詳細レビューを参照していただきたい。


SENA SMH5


SENA SMH5

基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離400m
・通話時間8時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 1.7万円


SENAを安価に使いたい人におすすめ
SMH10の廉価版として2011年に発売されたローエンドの代表格。
価格は並行輸入品で1.7万円程度でインカムデビューに最適なモデル。
価格の安さと小型軽量であることが最大の武器。
公式では上位機種とのチェーン接続について言及されてないが、接続順番を工夫すると上位機種を中核に3台まで接続ができるらしい。

利用者が増えつつあるSENAにしておけば今後誰かとツーリングに行く際に接続できる可能性も高くなる点においてメリットがある。
並行輸入品が安価に出回っているが、ジェット向けのアームマイクタイプのみ。
アームタイプでもフルフェイスで利用はできるが、ワイヤータイプも1500円と安価に販売されているので別途購入しても良い。


SENA SMH5-FM


SENA SMH5-FM
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 2万円


SENAでラジオを聴きたい人におすすめ
SMH5をベースにFMラジオ追加と通信飛距離を伸ばしたモデル。

国内正規品でアームマイクとワイヤーマイクのセットで価格は2万円。
最新モデルに比べると見劣りする面が多くなってきているが、ユーザー数が増えているSENAなので接続しやすいという事は大きなメリット。
FMラジオが不要であればSMH10、FMラジオが必要かつ安価にSENAのインカムということであれば本製品になる。


SENA 3S


sena3s_2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・実売価格 1.5万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
必要最低限の機能にとどめて小型化した特殊な製品。
操作部分以外は全てヘルメット内におさまるようになっているので見た目がスマート。
アームタイプとケーブルタイプが用意されている。
ヘルメット専用設計ではなく汎用品で、取り付けは非常に容易なのでほとんどのヘルメットに難なく取り付けができる。
通信距離とバッテリー、ノイズリダクションの性能が最低限レベルだが、安価な割りに動作や音質は悪くない。
普段はタンデムまたはソロで、一応マスツーリングでも使えて、安価にスマートに取り付けたい人におすすめ。


MidLand BT X1 PRO Hi-Fi


MidLand BT X1 PRO
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離300m
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 1.6万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売したBT Proシリーズのローエンド。
「BT X2 PRO」との違いはインカム接続台数が1対1になることと、最大通信距離が短くなることの2点。
単体でも優秀だけど、ハイエンドのBT NEXT Proがインカム単体では初のグループ通話にオーディオ共有の併用を実現しているため、NEXTとX1、X2、Cityで安価に新しい体験ができる点が最大のオススメポイントだ。

ローエンド製品の中では、通話と音楽の併用機能に特化して突き抜けた「イージートーク3」に対して満遍なく高機能かつハイエンドと組み合わせて真価を発揮する 「BT X1 PRO」という位置づけ。

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


MidLand  BT City


MidLand  BT City
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・有線オーディオ入力
・音声で操作するボイスコマンド
・実売価格 1.2万円


気軽に使いたい人におすすめ
2015年4月発売のBT Proシリーズではなく独立した製品のローエンド。

名称からわかるとおり街乗りでちょっと使うことを想定しており、ジェット向けのアームマイクのみ標準で付属。
フルフェイス用のワイヤーマイクはオプションとなっている。
スピーカーの音質はBT Proシリーズより劣るけど音量は十分で高速でも使えるレベル。
BT Proシリーズの4台チェーン接続に入ることもできるし、BT NEXT Proの音楽共有機能も利用可能。
普段はソロで使いながらいざという時はグループ通話にも参加できる優秀さを持っている。
NEXT持ちがいれば安価にグループ通話に参加したいという人におすすめ。


Cardo FreeCom2


freecom4_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離タンデム程度
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(iOSは併用不可、ブリッジ時は併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・実売価格 2万円


久々のタンデム距離モデル
Bluetoothの性能向上によってタンデム距離の製品がなくなり、200m程度の通話距離を確保した製品が最下位モデルとして用意されていたが、久しぶりにタンデム距離の製品が登場した。
条件付ながらインカム通話と音楽の併用が可能なことが唯一の特徴で、それ以外は平凡なスペック。
FreeCom4とよく似た立ち居地で、PackTalkBoldのメッシュグループ通話に安価に参加できることが最大のメリットだ。
FreeCom2単体で考えるのではなく、PackTalkBold込みで検討しよう。

ローエンド スペック比較表


機種名イージートーク3SMH5SMH5 FM3SBT X1 ProBT CityFREECOM2
メーカーデイトナSENASENASENAMidLandMidLandcardo
自動経路制御×××××××
最大同時通話台数2222222
1対1通話距離200m400m700m200m300m200mタンデム
待受時間-168h144h168h---
連続通話時間12h8h7h8h20h8h13h
充電しながら利用○ ※1×
Blutoothバージョン4.03.03.03.04.23.04.1
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用×××××△ ※3
グループオーディオ共有×××××××
ペアリング記憶数333221200m
オートグループコール------×
他社インカム接続××
A2DP 2台同時利用×××××××
タンデム音楽共有×
FMラジオチューナー××××
自動音量調整×××××
有線オーディオ入力××××○ ※1×
社外スピーカー取り付け××××××
音声案内日本語日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作×××××
防水性能○IPX6○IPX4○IP67
スマホ設定アプリ××××
発売時期2015年8月2011年2012年2015年5月2016年8月2015年4月2018年6月
実売価格1.3万円1.7万円2万円1.5万円1.6万円1.2万円2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質7--4737
インカム通話音質6--4637
通話距離3--3
安定性8--5
操作性4--3566
機能/拡張性6--3445
取り付け8--7665
重さ10--10687
コストパフォーマンス10--6532016年11月
おすすめ度10!--8423
製品紹介へ移動イージートーク3SMH5SMH5 FM3SX1 ProBT CityFreeCom2

※1 別途専用ケーブルが必要
※2 Bluetooth通話中の場合iOSでは併用不可
※3 iOSでは併用不可、ブリッジ中は併用不可


中国製    冒険者向け!


メジャーメーカーに比べると作りがチープだったりするけど、圧倒的な安さとスペック上の高性能ぶりで徐々にシェアを伸ばしている中国製品。
メーカーは複数あるようだけど、一番売れているのは6riders等を製造する「EJEAS」という深センにあるBluetoothヘッドセットのメーカー。

激安なので高級機を買う前にインカムを体験しってみたいという人や、ただ単に興味がわいただけという探究心のあるマゾ向けだ。
同価格帯にイージートーク3という飛びぬけて優秀な製品があるので、メジャーメーカーとも比較してみると良いだろう。

EJEAS TTS


EJEAS TTS
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間15時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1.5万円


冒険したい人におすすめ
中国製品初と思われる通話と音楽の併用機能を搭載。
それどころか、全製品初?のインカム通話&スマホ接続&FMラジオの3つを同時に利用可能だ。
さらにスピーカーの音質が高級機並みに良く、英語の音声案内もついているのでメジャーメーカー並みの素性を持っている。
時々不明な動作があるけど思ったより安定していて拍子抜けした。

同じEJEAS社製品と組み合わせることで、コストをおさえて複数接続が可能な上に、音楽併用ができることは特筆に価する。
ただし、 6ridersとは自社ペアリングができないので要注意。


EJEAS? T9S-8


DSC03044-10.jpg

基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人
・通信距離1200m
・通話時間15時間
・FMラジオ内蔵
・FMラジオとインカム通話の併用可
・実売価格 1.1万円


優秀な弟分T9Sの補助的なインカム
8台接続をうたっているものの、実用的には3台接続まで。
EJEASを標榜していないがEJEAS製品と自社接続が可能で、EJEASのフラッグシップTTSとほぼ同じOSを搭載しているため動作が快適で、スピーカーも同じなので従来の激安中国製より音質がかなり良い。
T9Sを含めて3台までの構成なら十分使えるので、多くても3台までという場合はT9Sを2台とT9S-8を1台で構成すると良いだろう。


EJEAS? T9S


DSC03080-1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離1200m
・通話時間15時間
・FMラジオ内蔵
・FMラジオとインカム通話の併用可
・実売価格 6000円


激安インカムの世代交代!
長らく主力だった6ridersをついに追いやる製品が登場した。
T9S-8の廉価版だが本命はこちら。
6ridersの欠点を改善し、1対1なら快適な通話ができそうなくらいノイズリダクション性能や安定性が高い。
T9S-8のブリッジ性能が低いが3台までなら実用範囲。
インカム通話とFMラジオの併用が可能なので、FMトランスミッターをうまく使えば音楽やナビ音声とインカム通話の併用も可能だ。
激安インカムならT9Sで決まり!


EJEAS 4Riders Interphone-V4


EJEAS 4Riders Interphone-V4
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離700m
・通話時間8時間
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1万円


時々3台で走る人におすすめ
2013年に発売された中国製品の上位モデル。
正式なメーカー名おそらくEJEASで、販売店が自社ブランドで販売しているようだ。
ブランドはLEXIN、Excelvan、Bearidge、ESTGO等がある。
4Riders、6Ridersならどのブランドでもインカムペアリングは可能と思われる。

防水性や本体強度などは価格なりで故障しやすいが、壊れることを前提の使い捨て感覚で利用する人も多い。
サポートや保証は販売店によってことなるので、気になる人は事前に確認を。

ノイズリダクションがあまり効いてなくノイズを拾ってしまうため高速では厳しい。
一応4台接続はできるものの安定させるのが難しい。
下道で3台までならギリギリ利用可能という感じ。
2017年、T9Sシリーズの発売によって優位性は低下。
唯一の利点は普及している6ridersとの接続互換性が高いことくらいだ。


EJEAS 6Riders


EJEAS 6Riders
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・FMラジオ内蔵
・有線オーディオ入力
・実売価格 6000円


ソロか2台で安さを追求する人におすすめ
名前からすると「4Riders」の上位版で6台まで接続できそうな感じだが実は逆の下位製品。
ペアリングを6台までできるというだけで、接続できるのは1台のみ。
同一メーカー(EJEAS)の「4Riders」ともインカムペアリングが可能で、4台チェーンの端に接続できる。
また、ステレオ有線入力がありインカム通話と併用できるという、値段の割りに多機能な点は特筆に価する。

1対1でかつ高速を走らなければそれなりの音質で安定して通話は可能。
インカム通話と外部音声入力の併用もできるしソロならFMも聞けるので、シーンによってなかなか使える。
4Ridersとあわせて導入すればかなり安価にグループ通話が可能なことが利点だったが、自社製品(TTSやT9S-8)と接続ができない点を克服し、音質も安定性も向上したT9Sの登場によってほぼ役目を終えた。



中国製スペック比較表


機種名TTST9S-8T9S4Riders6Riders
メーカーEJEASEJEAS?EJEAS?EJEASEJEAS
自動経路制御×××××
最大同時通話台数48242
1対1通話距離1500m1200m1200m700m700m
待受時間300h350h350h240h120h
連続通話時間15h15h15h8h7h
充電しながら利用×××
Blutoothバージョン4.13.03.03.03.0
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用××××
グループオーディオ共有×××××
ペアリング記憶数2326
オートグループコール-×-
他社インカム接続×××
A2DP 2台同時利用×××××
タンデム音楽共有×××××
FMラジオチューナー
自動音量調整×××××
有線オーディオ入力×××
社外スピーカー取り付け
音声案内英語英語英語××
音声操作×××××
防水性能○IPX6△生活防水△生活防水△生活防水△生活防水
スマホ設定アプリ×××××
発売時期2016年10月2017年2017年2013年2012年
実売価格1.5万円1.1万円6000円1万円6000円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質66644
インカム通話音質66633
通話距離44
安定性45
操作性55622
機能/拡張性76644
取り付け67755
重さ66666
コストパフォーマンス65734
おすすめ度55723
製品紹介へ移動TTST9S-8T9S4Riders6Riders


販売終了製品


過去の製品を確認したい方はクリックしてください。

B+com SB5X


B+com SB5X
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・グループで音楽共有可(OP)
・実売価格 3.7万円
高い拡張性と音質を求める人におすすめ
2015年5月に発売した、インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させたサインハウス B+comシリーズのフラッグシップ機。
2017年7月公開のファーム v1.5でオートグループコール、Station/メディアサーバーへの対応、ユニバーサル強化等、ようやくハードウェアの性能を最大限に引き出せるようになった。
オプションのStation/メディアサーバーの有線入力でナビ音声や低音質ながら音楽を全員で共有しながら、SB5Xではインカム通話と音楽の併用も可能となり、拡張性はNo1
惜しむらくはStationが既に廃盤となっているので、拡張性を高めるなら3人までながら音声入力2ポートと動画撮影に便利な出力を持つメディアサーバーを利用しよう。

そしてB+comシリーズ全般の最大の特徴は音質の良さ。
特に人の声は非常に聞き取りやすく耳が疲れにくいため、長時間利用で威力を発揮する。


デイトナ COOLROBO GT2


デイトナ COOLROBO GT2
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・FMラジオ内蔵
・実売価格 2.2万円


安価に音楽併用をしたい人におすすめ
2015年11月発売のデイトナのフラッグシップモデル。
2万円でインカム通話とスマホ(音楽/ナビ音声)を両立するというのはすごい。
ローエンド最強の同社製品イージートーク3とグループ通話ができないが、そもそも本製品が非常に安価なのでGT2だけで揃えても十分安価に抑えられる。
また、イージートーク3と並んでスピーカーが全機種で一番良いので音楽の音質を求めるなら本製品がおすすめ。

しかし、この公式画像、タンデマーが若い女の子ではなく現実に即したオバチャンであることにすごく好感を覚える。
リターンライダー多いもんね。


販売終了製品のスペック比較表


機種名SB5XGT2
メーカーサインハウスデイトナ
自動経路制御××
最大同時通話台数44
1対1通話距離1400m1500m
待受時間500h-
連続通話時間16h12h
充電しながら利用×○ ※7
Blutoothバージョン4.04.1
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用
グループオーディオ共有○ ※4×
ペアリング記憶数2
オートグループコール
他社インカム接続
A2DP 2台同時利用×
タンデム音楽共有××
FMラジオチューナー×
自動音量調整××
有線オーディオ入力××
社外スピーカー取り付け△ ※5
音声案内英語日本語
音声操作××
防水性能○IP67○IP67
スマホ設定アプリ××
発売時期2015年5月2015年11月
実売価格3.7万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質67
インカム通話音質96
通話距離7
安定性7
操作性84
機能/拡張性86
取り付け86
重さ88
コストパフォーマンス410
おすすめ度57





厳選 シチュエーション別おすすめインカム


全製品の詳細な比較をしたい方は次の項目を参照してください。
ここではシチュエーションによっておすすめのインカムを紹介するので、手っ取り早くインカムを選びたい方や迷った方は参考にしていただきたい。


ソロメインならイージートーク3


安さと音質の面でずば抜けており他の追従を許さない。
ラジオが無い点だけが少しマイナスではあるが、スマホのラジオアプリを利用すればOK


タンデムメインならイージートーク3


安くて高音質、さらに通話と音楽併用が可能というタンデム最強のインカム。
通話距離の短さもタンデムなら気にならない。
イージートーク3に死角なし!


バイク2~4台ならB+com SB6X


自動経路制御のB+Linkで接続やペアリングの手間を大幅に削減。
一度B+Linkを味わうと従来の方式には戻れない、そう思うくらい便利だ。


バイク5台以上ならSENA 20S


全員がSENA 20Sでなければならず費用がかかってしまうが、他に選択肢がほぼ無い状況なので思い切って全員で導入しよう。
大人数で話しながら音楽も同時に聴くこともでき、通話距離が最も長い。
高級機ではあるがそれに見合った性能だ。


決め切れなければB+com SB6Xで決まり!


ツーリングメンバーが流動的だったり、いろんなツーリングチームと走ったり、誰と走るか想像がつかない等、そういう人も多いと思う。
ユニバーサルレシーブという新しい機能を搭載したSB6Xは、抜群の自由度で他社接続を構成しやすく、高い汎用性を持っている。
唯一の欠点は、ユニバーサルインターコムを搭載しないインカムと接続ができないことだが、今では搭載してないインカムがほとんど無いのでそれほど問題にはならないだろう。
自動経路制御のB+Linkに音楽併用機能も搭載している。
買って損は無い製品だ。



受信専用機の紹介


双方向で通話のできるインカムに対し、スマホ等と接続して音楽やナビ音声を聴くのみの機能に絞った機種。
同メーカーのインカムに近い音質を確保しつつ安価なことが特徴。

バイク専用品


デイトナ 聴くだけブルートゥース2


聴くだけブルートゥース2
基本スペック&製品の特徴
・使用時間12時間
・単4乾電池仕様(1本)
・通信距離 10m
・実売価格 7000円


乾電池仕様最後の生き残り
スマホの普及と共にリチウムポリマーへ移行し乾電池仕様最後の1台となった。
電池のランニングコストが気になるところだけど、100円ショップの5本入り単4電池は意外と容量が多く優秀なのでこれで十分。
今は僕もモバイルバッテリーを持ち歩くのが当たり前になってリチウムバッテリーの方が利便性が高いと思うようになったけど、実は子供の頃から今でも乾電池収集癖があって電池駆動の製品は好きだったりする。
こんな遠いところで作られて運ばれてくるのか~と、made in インドネシアの電池を見てわくわくしたものだ。
そんな乾電池好きな人は、おそらく最後になるであろう本製品を今のうちに購入しておいてはいかがだろうか。
乾電池タイプのメリットは、入れ替えればすぐに使えることと、どこでも簡単に入手できること。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


サインハウス B+com music


BcomMusic1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・使用時間10時間
・通信距離 10m
・実売価格 1.5万円


B+comの音質で音楽を聴きたい人へ
SB213evoと同世代で古いけど、基本的にスピーカー性能は現在と変わらず当時から音質が良かったので、本製品もSB4X相当と思われる。
ボタンはダイヤルのみで操作は簡単。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


オプション、拡張製品の紹介


本体とは別に用意することで利用の幅を広げられる製品を紹介する。

通話アプリ


スマホとインカムをHFPで接続して通話アプリで会話するという手段がある。
一般的なLine等でもできるが、SENA、MidLandから通話アプリが提供されており、それらを使う場合のメリット、デメリットは以下の通り。

■メリット
・人数、距離が無制限

■デメリット
・圏外になると通話できない

・自社製品のインカムがなければ機能が制限される
※SENA、MidLandの通話アプリの場合

・無視できないレベルの遅延がある
※インカム同士0.15秒 Line0.8秒 専用通話アプリ2秒
 Lineはスマホ同士の場合。インカムで使う場合はさらに遅延して1秒程度になる。

・インカム通話にアプリ通話を混ぜられるかはインカム次第


圏外になった場合、Line等の一般的な通話アプリはグループ通話から切断されて復旧には手動操作が必要になるが、バイク用通話アプリならグループ通話に参加した状態が維持されるため自動で復旧する。
遅延については2秒というと、路面の状況や車来てるよ!というのを伝えるのは難しく、雑談であれば問題ない程度。
また、ツーリングの醍醐味である山奥で圏外になって通話できなくなるのは大きなデメリット。

以上を考慮すると、一緒に走っていてインカムで直接繋げられる人数であればインカム通話を、人数が多かったり集合場所までであれば通話アプリを使う。
というように、基本はインカム通話、だめならアプリと使い分けることになる。


SENA RideConnected


ride11.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度

現状では一番使い勝手が良い
グループに参加する時に必ず自社インカムが必要になってしまう縛りはあるが、総じて普通の通話アプリをバイク向けにちょっとカスタマイズしたようなアプリ。
余計なことをしてなく、いたって普通の使い勝手だ。
Lineと比較すると、遅延が2倍程になるが再接続の手間がないという事になる。
SENAユーザーのみであればRideConnected、SENA以外のユーザーがいて集合前に接続するならLineという使い方が良いだろう。


MidLand BT Talk


BTT1.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度
・別途BTTボタン(7000円)がほぼ必須
・トランシーバーのように片方向通話
・グループメンバーの場所を地図で共有する機能有り

通話機能に難点あり
地図機能は面白く、集合場所に迷う人や遅刻者にとってはすごく有難い機能だ。
しかし肝心の通話機能を利用するには別途BTTボタンがほぼ必須で、トランシーバーのように片方向通話のみと、使い勝手が悪い。
通信量節約のためとのことだが、手動で200kbpsに制限できる通信事業体なら気にする必要は無いためメリットが感じられない。
設定で選べるようになることを強く要望している。
MidLandユーザーのみであってもBTTボタンの購入が高い壁となるので、それなら集合場所まではLineで良いかなと思う。


B+com インカム拡張製品


B+comはチェーン接続ではなくハブ方式で複数人を接続する独自オプションを用意している。
主流にはなれなかったが優れた仕組みなので、興味のある方は検討してみてはいかがだろうか。


B+com Station GTS216 廃盤


B+com Station GTS216
2011年11月発売と古く2017年に廃盤となってしまったが、未だに現役バリバリで使っている。
予備機まで持っているくらい、本製品は素晴らしいものだった。

最大6台の接続が可能で、外部音声入力も可能で、通信距離は100mだが・・・・
これだけいろんな製品を試しながら結局Stationに落ち着くのは理由がある。

①有線音声入力が便利
音質はしょぼくてAMラジオ並となってしまうが、ナビの音声を共有できることが非常に大きなメリットとなる。
ある程度先頭を走れる人なら共有されるナビ音声だけで先導も可能だし、他の人とルートについて話がなら走れるというのはとても楽しい。
また、スマホと接続してラジオを共有したり、取り締まり情報を流したりすれば、長時間のツーリングでも話のネタが尽きない。
一応音楽も音質が悪いながらも知っている曲ならみんなで歌いながら走ることはできる。

②通話距離を数倍に伸ばせる
いろいろあるので詳しくは書かないけどちょっとだけ。
・Bluetoothは2.4GHz
・wifiも2.4GHz
・端子はRP-SMA。
・付属の物は1DBI(利得)くらい

以上の条件を満たした物に付け替えるとカタログスペックの5倍くらいに跳ね上がって、おどろくほど伸びる。
6人で走行しても全く不都合が無いくらいの通話距離だ。


③旧製品 SB213Evo、SB213にも対応
買い替えをしなくても6人まで接続が可能になるというのは大きい。

④抜群の安定性
以下のルールを守っておけば一日のツーリングで切断されることは1回あるか無いか。
・ペアリング前にStationと各インカムをリセットする
・SB4XはモードBにする
・SB5Xはファームv1.5必須(聴きトーク可)


車体から電力を供給する場合は専用の電源ケーブルが必要だが、5000mAhのモバイルバッテリーひとつでまる一日持つのでケーブルは不要。
リアボックスとかタンクバッグに突っ込んで、アンテナだけどこかに立てて常時電源入れっぱなしでOK
もし余っている旧式のB+com等があればStationに接続して、インカムの出力を3.5mmステレオミニプラグに変換して、カメラで会話を録音するという方法もある。

結局オプションで別途購入するというのがうけなくて主流になり損ねたが超名機だと思っている。


B+com メディアサーバー


B+com メディアサーバー
Stationが最大6台に対してメディアサーバーは最大3台。
そのかわり外部入力音声の音質が少し向上したことと、メディアサーバーから音声を出力できるので、カメラで会話を録音しやすくなった。
価格は2.4万円。

Bluetooth3.0が導入されたおかげかStationのノーマルより飛距離はあって3台で使う分には不自由はしない。
音楽を共有することが目的であれば音質的に満足のいくものではないので注意が必要。
ナビ音声の共有と録音が目的なら非常に使い勝手の良い製品だ。

使い道は、車体電源連動の車載カメラ(Git2)の外部音声入力を使って、メディアサーバーの音声を常に録音。
手間無しで常に走行中の動画はすべて録画している。
帰宅した後、ツーリングブログを書くときに音声を聞きながら思い起こして記事を書いていく。
日帰りならともかくロングになるとせっかくの爆笑話も忘れてしまったりするので、ボイスレコーダー的な使い方でとっても役に立っている。




Bluetoothトランスミッター


Bluetoothに対応していない機器を接続させたい場合は、別途Bluetoothトランスミッターを使えば可能だ。
インカムメーカーも販売しているし、一般製品でも問題なく利用できる。
A2DPペアリングは相性問題はほとんど発生しないので、同社製品に限定する必要性は低い。
他メーカーでもいいので、機能面で合致しているものを選ぼう。
利用方法は簡単で、トランスミッターとインカムをA2DPでペアリングし、機器の3.5mmステレオミニプラグに有線接続するだけ。
再生、停止等の操作はできないので、機器本体を操作する必要がある。
通信距離はClass2(10m)が基本なので、2台接続できる機種はタンデム用と割り切ろう。


B+com BC-DAT01M


BC-DAT01M一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
バッテリーを内蔵しており最大12時間。
MiniUSBから充電ができるので、モバイルバッテリー等があれば充電切れを心配する必要が無い。
1.1万円とやや高価ではあるが、オプションのケーブル(3000円)で車体から電源を取って、付属のケーブルをかませばイグニッションに連動してトランスミッターの電源もオン/オフさせることも可能。
起動時にインカムへ自動接続してくれるので、操作無しで接続してくれるのはとても便利。
車体から電源をとる場合、汎用品ではノイズが入るので必ずオプションケーブルを利用しよう。
購入から7年がたち、時々動作が怪しいがまだ現役で活躍している。


SENA SM10


SM10一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
さらに、入力ポートが二つあるので、MP3プレーヤーとナビというように2台の機器を接続してミックスしてくれるようになっている。
内蔵バッテリーは最大8時間。
二人同時で聞くとおそらく8時間は持たないだろうから、モバイルバッテリーを持っておくと良いだろう。
2万円と高価ではあるが、ミキサー内蔵タイプは非常に珍しいので、複数機器を利用したい人にはおすすめ。
ちなみに、ポータブルミキサーを積んでユピテルのナビとスマホをミックスして何やらしようと試行錯誤したが、車体から電源をとっているせいでグランドループしてしまったことがある。
スマホの電源をモバイルバッテリーからとればOKになったので、SM10で同様の事象が発生した場合は電源まわりと見直すと良いと思う。


JPRiDE JPT1


インカムメーカーではない一般的なメーカーで評判の良い製品。
2台のインカムと接続が可能な上に、送信機にも受信機にもなれる優れもの。
インカムと接続する場合は基本的に送信機(TX)にして利用することになる。
受信機(RX)にする機会はあまり無いと思うが、僕くらいの変態になるとこれを使って何ができるか妄想して楽しむことができる。
バッテリー時間が13時間と長く、充電しながらの使用もサポートしているので、タンクバッグ等に入れてモバイルバッテリーと常時接続しておけばバッテリーを気にしなくて済む。
MicroUSBで充電が可能。




主要5メーカーの特色


それぞれBluetoothインカム市場への参入背景が異なるためメーカーによってかなり特色がある。
面白いので一読してもらえればと思う。


ロゴ_SENA
親会社はBluetooth通信機を開発する大手企業。
アメリカ、ヨーロッパで大きなシェアを持つ。
いろいろなタイプを多数販売しており、豊富なオプションと頻繁かつ長期的にファームのアップデートを行う傾向が強い。
2010年発売の超ロングセラーとなったSMH10はチェーン接続、20Sは通話と音楽の併用機能を、他社より2年も早く実現する等、高い技術力を持つ。
欧米ではCardo社と熾烈なシェア争いをしており、Cardoが先行してSENAが追いつくというパターンを繰り返している。
当初は激安路線だったけどSENA 20Sからは高機能高価格製品へ切り替わった。
日本市場では先行したB+comにSMH10と20Sで一気に追い上げたが、近年は安価なモデルはデイトナに、ハイエンドはSB6Xにおされて停滞気味。
並行輸入品は国内代理店のサポートは無く販売店独自保証のみとなるし、ファームのアップデートも基本的にできないようになっている(USサイトからは可能)が、国内版より安価なので検討する価値がある。


ロゴ_サインハウス
パーツの輸入代理店が自社ブランドを立ち上げてインカム市場に参戦し、インカム黎明期に日本メーカーらしく充実したサポートでシェアを獲得した。
開発は自社ではなく台湾メーカーへ委託していたが、SB6Xからは国内メーカーとの開発となっている。
比較的小型で軽量なためヘルメットに取り付けても違和感が少ないことが特徴。

SB6Xは国内初の自動経路制御を搭載したり、他社接続の柔軟性を高めるなど攻勢をかけている。
ラインナップが少なく市場ニーズを幅広く吸収できていないことが欠点。
チェーン接続ではなくハブ方式のB+com Stationやメディアサーバー等のオプションで複数接続や音楽共有、録音を実現する等、独自路線を行くことも多い。
主流になり損ねたがハブ方式は非常に便利で僕は未だに愛用しているので、B+com Station2の発売をいつまでも待っている。


CARDO_top.jpg
世界中の企業にOEM供給をするインカム世界最大手。
SENAより2年も早くメッシュネットワークを採用した製品を販売する等、高い技術力を持つ。
2010年頃までは日本でも販売していたが代理店の問題で日本市場から姿を消した。
製品名スカラライダーシリーズと言えば聞いたことのある人もいるだろう。
2018年、パーツ商社最大手の岡田商事が正規代理店となり再登場。
失われた8年を埋めるのは困難だと思うが、大手同士のタッグでどこまで挽回できるか楽しみなブランドだ。


ロゴ_Midland
親会社は無線機を開発する大手企業。
性能の割に安価なことが特徴。
ずば抜けたものが無いのでシェア拡大に至らず、B+com、SENA、デイトナについで国内4番手が定位置となっている。
自動経路制御についても出遅れており、先行きは少々厳しいか。


ロゴ_デイトナ
パーツの製造や輸入代理店がメインの会社で、昔から有線式のタンデム用インカム等も販売していた老舗メーカー。
開発は台湾メーカーへ委託していることが多い。
カジュアルなブランドイメージで非常に安価なのに、とんでもない性能を秘めていたりするので油断できない。
特にイージートーク3は名機中の名機。
シェア拡大の原動力となっており、しばらくこの推進力は維持されると思う。
総じて意図的かとも思えるくらい操作性が悪いことと、仕様に一貫性が無いことが玉に瑕。
毎回どんな製品が出てくるのか楽しみなメーカーだ。


■その他
interphoneブランドは日本での販売に力が入っておらず入手困難なため対象外とした。
ただ2018年6月時点で、販売店大手のNapsグループ N-Projectが正規代理店になったようで今後は入手しやすくなるかもしれない。

また1万円以下の激安価格帯で謎の中国製が大量に出回っているが、中国製の中ではメジャーなEJEASが頭一つぬけいる。
2010年頃から販売されている主力の6ridersの後継T9Sシリーズが2017年に登場し、大幅に性能が向上。
高級機との差も徐々に縮まってきているので、最低限でいいからお試しで、という役割は十分はたすことができる。

ただ4台接続となると自動経路制御の有無が絶対的な利便性の差となって現れるので、2018年時点ではメジャーメーカーのハイエンド製品をおすすめする。





Bluetoothインカム FAQ


Bluetoothってよくわからない、扱えるか心配、インカムでいったい何ができるの?
バッテリーの持ちは?充電は?距離は?
旅先でインカムについていろいろ聞かれた経験を元に、FAQを作りました。
興味はあるけどよくわからないから買ってない、というのは勿体無いので、そういう方は是非見てもらえればと思います。


参考に、いろんなインカムを使ってテストツーリングした時の動画です。
他愛なくネタも無い会話ですが、気心知れたメンバーとまったりツーリングです。
通話が切れた時どんな感じかをお伝えするために、わざと切れた時の動画を入れています。
B+comやSENA等のメジャー製品であれば、一日のツーリングで切れることは1回程度で、とても安定しています。

Q : Bluetoothインカムはみんなが同時に通話可能?


A : はい、携帯電話のような感覚で通話できます。

Bluetoothインカムは電話と同じで参加者全員が自由に通話できるので、ストレス無く普通に会話している感覚です。
一般的なトランシーバーは片方向通信で、PTTスイッチを押している間だけ話ができ、その間は他の人の通話を聞くことはできません。
※最近は双方向同時通話が可能なトランシーバーもあります。


Q : トランシーバーかBluetoothインカムか、どっちが良い?


A : 用途によりますがバイクにはBluetoothインカムのほうが適している面が多いです。

Bluetoothは事前にペアリングが必要ですが、盗聴されないセキュリティー性の高さや、小型軽量でヘルメットに取り付けができること、音質が良い、スマホと連携させてナビ音声や音楽が聴ける等、使い勝手が非常に良いです。

アマチュア無線の免許を持っている方であれば大出力のトランシーバーで長距離通話ができる点でトランシーバーのほうがメリットがあります。
免許不要の特定小電力トランシーバーはBluetoothインカムと同程度の通話距離のようなので、あまりメリットは無いでしょう。


Q : 本体のヘルメットへの取り付け方法は?


A : シェルの隙間に挟み込むクリップタイプか、両面テープorマジックテープで取り付けます。

半帽以外は取り付けできないというヘルメットはほぼありませんが、念のため取り付けできそうか確認してみましょう。

1. 本体取り付け用にスペースがあるか?
ヘルメットの左サイドに取り付けをするので、○の位置あたりに突起物などがないか確認。
最近流行りのインナーバイザー用のレバーが干渉する場合がありますが、レバーの位置が悪いと言われるKAZAMIとASAGIでも設置は可能です。
インカムの取り付け例

2. スピーカーケーブルの通し位置を確認
頭頂部の内装を外せる場合は簡単です。
内装が外せない場合は首周り等ケーブルが垂れてこないように挟み込めるか確認しましょう。

3. マイクの取り付け位置を確認
基本的にフルフェイスはワイヤーマイク、ジェットはアームタイプを利用しますが、逆でも設置は可能です。
両方付属する機種とアームタイプのみの機種があるので、どのヘルメットに取り付けるかを考えて選ぶと良いでしょう。
フルフェイスの場合は口元か横の頬パッド付近に設置する事が多いです。

4. スピーカー取り付け位置を確認
アライは頬パッドのカバーを外して発泡スチロール部分に両面テープで取り付けます。
スピーカー埋め込み用の窪みはありますが、耳に余裕が無く痛くなる場合は発泡スチロールを1cm程度削る場合が多いです。
※自己責任です
インカムスピーカーをヘルメットに取り付ける

ショウエイは耳の部分が見えており、プラスチック素材のスピーカー埋め込み用の窪みに両面テープで取り付けます。
比較的耳に余裕があるのでそのままで大丈夫でしょう。
OGKも同様に耳に余裕のあるものが多いので設置は比較的余裕です。
以上を確認しておけば安心して購入できると思います。


Q : ヘルメットにスピーカーを埋め込むと耳が痛くならない?


A : 痛くなる場合はありますが、工夫すれば大丈夫です。

全然痛くならないという人も多いので、ヘルメットの種類や個人差によるところが大きいです。
僕はアライのヘルメットを使っていますが、すぐ痛くなるので耳パッドの発泡スチロールを1cm程削って埋め込んでいます。
※自己責任です

アライの場合は交換可能な耳パッドなので気軽に削れます。
ショウエイは交換不可なプラスチックですが耳部分はかなり余裕があるので、そうそう痛くなることはないでしょう。


Q:バイクを離れる時に盗難にあいそう


A : 今のところ僕は盗まれたことはありません。
約7年、1年あたり20日程度のツーリングで、最も狙われやすいB+comをヘルメットにつけてメットホルダーにかけた状態です。
一応インカムが真上に来ないように横向けてはいますが、それ以上のことはしていません。
2~3年で1個くらい盗まれるかなと覚悟していましたが、意外と盗まれていません。
僕の仲間内も全員インカムを使っていますが、盗難は0件です。
日本って治安がいいなーとつくづく思います。
ただ、ネットでは盗まれたって話はあるので、心配な方は本体を外して持ち運ぶと良いです。


Q : Bluetoothって何?


A : Bluetoothは2003年頃から普及し始めた、省電力な小型デバイス向けの無線規格です。

1994年、スウェーデンを代表する通信機器世界大手メーカー エリクソン社がBluetoothを提唱しました。
乱立する無線規格を統合したいという願いをこめて、スウェーデンの隣国ノルウェーとデンマークを無血統合したハーラル王の愛称「青歯王」からとられたそうです。
消費電力の小さいBluetoothはスマホとの相性が良く、スマホの普及とともに爆発的に普及しました。
バイク用インカムに転用されたのもスマホと同時期の2009年からで、登場以降、急速に性能を向上させながら今日に至ります。

Bluetoothの消費電力が小さい=バッテリーの小型化が可能という点が、ヘルメットに取り付けるという使い方にマッチし、さらにスマホと通信が容易になったことで、スマホの普及と共にBluetoothインカムも普及しました。
以上のことから、Bluetoothとインカムは非常に親和性が高いということがわかります。


Q : Bluetoothプロファイルって何?


A : 機器同士を接続する際の取り決めです。

プロファイルは多数あり、用途によってプロファイルを選択して利用することになります。
例えば、高音質な音楽を転送するA2DP、電話のヘッドセットとしてマイクとスピーカー出力を兼ねるHFP等があります。
尚、インカム同士の通話は各社が独自チューニングしているため、プロファイル規格には当てはまりません。

Q : Bluetoothプロファイルが複雑でわからない


A : 特にプロファイルを意識する必要はありません。

手順書に沿って設定をすれば、自動的に適切なプロファイルで接続されます。
尚、インカムで利用する主なプロファイルは以下の4つです。

HSP(Headset Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行うプロファイル。
一部のナビで利用する事がある程度。

HFP(Hand-Free Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行い、さらにスマホの着信や受話等の操作も可能にした、HSPの拡張プロファイル。
SiriやOK googleの呼び出し等も制御している。
インカムとスマホとのペアリング時は自動的にHFPが選択されるので、HSPとの違いを意識する必要がない。
他社と接続するユニバーサルインターコムはHFPを利用する。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
ステレオの高音質なオーディオを転送するプロファイル。
有線とほぼ同じ音質で転送されるので、あとはインカム本体とスピーカー次第でかなり音質が良くなる。
スマホやBluetoothトランスミッター、ナビ等とのペアリングに利用する。

AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)
接続した機器で再生中の音楽の再生、停止、曲送り戻し、早送り等の操作が可能なプロファイル。
A2DPとセットと考えれば良い。
一部のナビやBluetoothトランスミッターはA2DPのみサポートしているので音楽再生のみとなる。

※インカム同士の通話は各社独自チューニングのプロファイルを利用しています。


Q : Bluetoothインカムを使うのって難しくない?


A : 基本的な操作をいくつか覚えるだけなので、すぐ慣れると思います。

上位機種には非常に機能が多いので全ての操作を覚えるのは時間がかかりますが、インカム通話をする&スマホの音楽を聴く という基本となる2つに関してだけならとても簡単です。

■よく利用する機能
インカムペアリング:2台のインカムをペアリングモードにしてペアリングする
※複数台ある場合はこの操作を続けて数珠繋ぎにペアリングする
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

インカムを接続する:ボタンを押すとペアリング相手に接続されて会話が可能になる

インカムを切断する:ボタンを押して切断する

スマホペアリング:インカムをスマホとのペアリングモードにし、スマホのBluetooth設定からインカムを選択する
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

スマホを接続する;スマホのBluetoothを有効にし、インカムのボタンを押すと接続されて音楽やナビが聴けるようになる

機種によって操作は異なりますが、いずれも上記の基本操作は簡単にできるようになっているので、一度マニュアルを見て試せばすぐ慣れるでしょう。


Q : Bluetooth非対応のナビやMP3プレーヤーを接続できる?


A : はい、Bluetoothトランスミッターを別途購入すれば可能です。

MP3プレーヤーの3.5mmステレオミニプラグにBluetoothトランスミッターを接続し、インカムと接続をします。
この場合はスマホのようにMP3プレーヤー操作はできませんが、音楽の転送はA2DPプロファイルを使うので非常に高音質です。
Bluetoothトランスミッターはリチウムバッテリーで動作しているものが多く、概ね10時間程度バッテリーが持ちます。

B+com BC-DATO1Mは2台同時にインカムと通信可能なので、タンデムをしている場合は二人で同じ音楽を聴くことができます。

バイク用ではないですが、3000円程度の一般製品でも十分使えます。


Q : 複数のスマホ等と接続できるの?


A : 機種により可能です。

HSP/HFP と A2DP/AVRCPの全てをあわせて、2つの機器をペアリングできるインカムがあります。
※SENA 20S等
2台同時に音楽を聴いたりナビ音声や取締り警告を聞いたりできます。

完全2台同時をサポートしてない製品でも、HSP/HFP と A2DP/AVRCPは分けてペアリングができます。
電話(HFP)はスマホ、音楽(A2DP)はトランスミッターというようにします。
この場合機種によって、A2DPで音楽を聴きながらHFPのナビ音声が割り込んでくる場合もあれば、手動での切り替えの場合もあります。
尚、スマホ側がHSP/HFP と A2DP/AVRCPを占有する場合は分けられません。(iPhone等)


Q : 他社のインカムとも接続できるの?


A : はい、接続可能ですが同社製品同士と比較すると安定性が若干低下します。

インカムはそれぞれ自社製品同士の接続時に最も性能を発揮するようにチューニングされています。
規格されているプロファイル(HFP)では力不足なので各社が独自に作りこんでいるようです。
逆に言えば規格プロファイル(HFP)であれば他社との接続は可能で、これをユニバーサルインターコムと言います。
2017年現在のメジャーメーカー製品は全てユニバーサルインターコムに対応しています。
機種によって接続台数が減る等の制限があるので万全ではないですが、応急的に利用することは可能です。

Q : 実際どれくらい距離が離れても通話できるの?


A : 機種と環境によりますが、100m~1000m程度離れても通話できます。

スペック表記はハイエンドが1500~2000m、ローエンドが200~500m程度のものが多いです。
郊外の見通しの良い道や高速道路のように干渉する電波が少なければスペック表記の1/2程度。
市街地のように遮蔽物や電波が多ければスペック表記の1/5程度。
北海道の郊外でかつ平原であればスペック通りの距離で通話可能です。

ローエンドでも2台で離れず普通に走る分には通話は可能ですが、ミドルクラス以上のほうが余裕があって良いです。


Q : 高速でも会話できる?


A : はい、十分会話できます。

ローエンドでは飛距離がぎりぎりですが間に車が入らなければ会話はでき、ミドルクラス以上であれば余裕があります。
風切り音やエンジン音が一般道より増えますが、ノイズリダクションで軽減されるのでそこそこ快適です。
もし高速で風切り音が増えて聞こえにくい場合は、マイクの設置位置を見直しましょう。

ただ、中国製はノイズリダクションが弱いので高速は厳しいです。

Q : 雨の中走っても大丈夫なの?


A : そこそこの防水性はあるので心配はいりません。

JISの防水規格は以下のようになっています。
・IP1~IP3
 機器へ一定方向から水をかけて浸水しないこと
・IP4~IP6
 機器へ全方向から水をかけて浸水しないこと
・IP7~IP8
 水没させても浸水しないこと

例えばIP6レベルの全方向からの水圧に耐える & IP7レベルの水没に耐える という機器の場合、IP67と表記されます。
同一条件内であれば数値が高い方が防水性能は高くなりますが、それぞれ用途が異なりIPX6よりIPX7のほうが優れているというわけではないので注意しましょう。
また、IPX6 のようにXが入っている場合は、防塵テストを行ってないことをさしています。

インカムは概ねどの製品もIP4~6程度の防水機能をもっています。
実際のところ、僕は7年以上どんな豪雨でもお構いなしにインカムを利用しましたが一度も故障はありません。
特に初期のころのB+com SB213(IPX3相当)はかなりヘビーに使いましたが、手放すまでとても元気でした。
ただ、ネットでは豪雨で走行した後に壊れたという報告もあるので100%ではありません。

尚、IP5”相当” となっているのは、JIS規格を取得せずに自社テストで同等試験をクリアしたという意味になります。
JIS規格取得には費用がかかるため同等試験を行って表記するのはよくあります。


Q : バッテリーの持ちはどれくらい?


A : 概ねスペック通りで8~20時間程度です。

一日の走行時間は6~10時間、ひたすら走り続けても12時間程度だと思います。
一部10時間以下のバッテリー容量の少ない製品では、途中で一度充電が必要になるかもしれませんが、概ねどの製品も一日は十分に持ってくれます。
複数台接続する際は、中央に位置するインカムのバッテリーは消耗が激しいので、スペックの7割程度と見込んでおくと良いでしょう。
尚、どの機器もUSBで充電が可能なので、スマホの充電も兼ねてモバイルバッテリーを持っておくと便利です。
休憩中等にちょっと充電するだけですぐ回復してくれます。
インカムのバッテリーは600mAh程度と非常に小さいので、小型のモバイルバッテリーでも十分です。


Q : リチウムバッテリーがすぐ劣化しそう


A : 劣化しますが気にする程ではありません。

一般的な話ですが、インカムに利用されているリチウムポリマーは400回程度充電すると徐々に劣化すると言われています。
毎日充電するスマホが1年程度でバッテリーが弱り始めると言われるのと同じです。
インカムをそこまでヘビーに使う人なら1~2年で劣化が始まりますが、週末ツーリング程度であれば5年くらいは問題ないでしょう。
また、過放電が最も劣化を早め、継ぎ足し充電には強いという特性から、気が向いたときに充電しておけばOKです。
厳密には過充電も良くないのでシビアに考えれば50~80%を維持することが望ましいのですが、そこまで神経質にならずに、充電したまま何日も放置しないという程度で十分です。

月1程度のツーリングですが、購入から6年が経過し最も使い込んだ上に今でも時々利用しているSB213Evoでさえ、劣化したと感じることはありません。
現役バリバリです。
どうしても気になる方はバッテリーを有償交換してくれるメーカーもあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。


Q : リチウムポリマーって危険じゃないの?


A : 確実なことは言えませんが、大丈夫だと思います。

ほとんどのインカムは、軽量小型化のためにリチウムポリマーを使用しています。
よくリチウムポリマーは爆発すると言われますが、それは制御がきちんとできてない粗悪品の場合です。
いろいろな所で情報を得ていますが、インカムでそのような話は聞いたことがありません。
(個人レベルの情報収集です)


Q : 乾電池タイプのほうが良いのでは?


A : バッテリータイプで特に困ることは無いと思います。

スマホの普及でモバイルバッテリーが1000円~2000円程度で購入できるようになったので、乾電池利用のメリットが少なくなりました。
安価なモバイルバッテリーでいいので、一つ持っておくと何かと便利です。
また、容量あたりの大きさや重量でもリチウムバッテリーのほうが有利です。


Q : インカムを利用しながら充電はできるの?


A : 機種によります。

SENA、MidLand、デイトナは概ねどの製品も可能、B+comは不可です。
詳細については製品比較のスペック表に記載していますのでご参照ください。

個人的には、走行しながらの充電する機能は重要ではないと思っています。
前日に充電しておけば一日持ちます。
もし、充電し忘れたりブリッジ機で消耗が激しい場合は休憩中に30分も充電すれば、2~4時間くらい通話できます。
必要とするシーンがほとんど無いので、あまり気にしなくて良いでしょう。


疑問は解決しましたか?


もしまだ不明な点があればコメントいただければと思います。
育児に忙しいため返事は遅くなりますが、わかる範囲でお答えします。

どんな物かわかったら、製品紹介に戻って検討してみてください。
▲製品紹介に戻る▲

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OGK KAZAMIのレビュー!格安フル装備システムヘルメットの使い心地

OGK kazamiのレビュー

何かスイッチが入ってしまった怒涛のヘルメットレビュー 第三弾!
2016年7月に発売されたOGKのシステムヘルメット KAZAMIを購入したので書き留めておく。


OGKはジェットのアヴァンドを4年前に購入して以来、OGKも悪くないね。という印象を持っていた。
15年くらい前はアライかショウエイの2択だったが、ここ数年でOGKの品質、性能が飛躍的に向上しており、そろそろジェット以外の何かを試してみたいと思っていたところに発見。
システムヘルメットってショウエイのネオテックが有名だが、ちょっと被ってみたいというにしては4万円は高い。

対してKAZAMIはインナーバイザーまで装備して28000円という激安っぷりに惹かれて購入してみた。
前モデルなのか、上位なのか微妙な位置にいるイブキと比べて、5000円近く実売価格を下げた上に各部のブラッシュアップが行われており、OGKの本気が見て取れる。

正面


OGK kazamiの正面画像

見た目はザクだ。
正面だけじゃなく360度ザクを髣髴とさせる。
購入したのは赤なのでシァア専用ってところか。



OGK kazamiのインナーバイザーレバー位置

インナーバイザーは左下のレバーで操作できるようになっており上げ下げはやりやすい。
すいすいとストレスなく動いてくれる。



OGK kazami 頭部のベンチレーション

ベンチレーションは頭部と口元の2箇所で、どちらも全開、全閉のどちらか。



OGK kazami 口元のベンチレーション

口元のベンチレーションは顎のほうに抜けるような仕組みになっておらず、シールドの曇りを取る方向にだけ出ている。
顎のほうにも抜けるくらいやってくれても良かったな。




DSC00817.jpg

黒のプラスチック部分がアクセントになっており、ザクである。



後ろ


DSC00693.jpg

後部のベンチレーションは開閉式ではなく常時開きっぱなし。
わかりにくいけど、黒いプラスチック部分の左右に小さな穴がある。



底面


OGK kazamiのラチェットバックル

一般的なDリングではなくOGKでは主流のラチェットバックルとなっている。
着ける時は単に差し込むだけ。
ガチガチと段階式で入っていくのでちょうど良い締め具合のところで止めれば良い。


バックルの外し方

外すときは赤い紐の部分を引っ張ると抜けるようになっている。
被ったときに首元にプラスチック部分が当たるので少し違和感がある。
着け外しは楽なので短距離走行を繰り返すにはいいけど、ツーリングでは恩恵を受けにくいのでDリングのほうが適しているかなと思う。



OGK kazamiのチンオープン方法

顎の部分には巻き込み風防止のフラップがついている。
外したり引っ張り出したりは出来ないが、これだけでも十分な効力を発揮しそう。

顎の先端の赤いレバーを引っ張るとチンオープンとなる。
動作はスムーズで引き上げるのに力は要らない。



DSC00706.jpg

引き上げると頬の部分にチン部分を引っ掛ける金具がある。



内装はよくがんばっている


OGK kazamiの内装

OGK kazamiの内装を取り外す

この価格にしてこれだけ取り外しができるのはなかなかがんばっている。
各種パッドも安めなのでサイズ調整もしやすい。



DSC00716.jpg

内装を外した帽体。
頭部に風を流すための堀がある。



OGK kazamiにインカムのスピーカーを埋め込む

耳にはスピーカーをつけるくぼみがあるのだが・・・・直径が小さい。
ショウエイと同じでB+comのオプション スピーカーNeo以外は全然はまってくれない。
SENA 20S、SB5Xの純正はどちらも微妙にだめだった。
とは言え、耳の部分に隙間はそれなりにあるので適当にくぼみをクッション両面テープとかマジックテープとかでうめて取り付ければOK
うーん、結局のところこのくぼみ、あんまり意味ないんじゃない?



シールドの着け外しは簡単だけど、シールドの歪みが多め


OGKのシールド交換方法

OGKのシールドシステムはよく考えられており、シールドを全開にした状態でレバーを引くとかぱっと外れる簡単設計。
イメージ的にはショウエイとほぼ同じ。



シールド交換方法2

取り付けは上部のほうを先にはめて、下部を押し込めばカチっとはまるようになっている。
とっても簡単!



DSC00820.jpg

シールドの品質はいまいちだ。
写真ではわからないが、少し波打っている感じがする。
アヴァンドやASAGIではそうでもないので、KAZAMI特有なのかな?
ただ走っている分にはそれほど気にならないレベル。
インナーバイザーは取り外しできなさそうな感じがするけどうどうなんだろう。



インカムの取り付け


OGK kazamiにSB5Xを取り付け

帽体に隙間があるのでクリップタイプで取り付けが可能。
SB5Xはクリップが薄いので取り付けやすい。
バイザー用のレバーとアンテナが干渉するかと思ったけどなんとか大丈夫。



DSC00800.jpg

マイクはアーム式がありまり好きではないので、ワイヤータイプをチークパッドに埋め込んでいる。



OGK kazamiにSENA20Sを取り付け

SENA 20Sのクリップタイプは分厚いので少し手間取ったが、なんとか取り付けは可能だ。
まぁだめなら両面テープでいいんだけど、個人的にはクリップタイプのほうが好き。
アンテナもなんとかレバーと干渉せず取り付け可能。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。

被り心地はジェットに近い


KAZAMI10.jpg

公式の写真はこう。
シャアかと思うようなイケメンが被ればさまになる。
しかし諸君!
現実はこうだ!
イケメンが被らなければこうなるのだ!
よく見ておくがいい!




OGK kazamiを被る

マクベ

シャアなんて幻想は捨てて、マクベにでもなれたら幸運なほうだろう。
というか、アゴがなくなるくらい太ってるのがショックだ。



OGK kazamiインナーサンシェードを下ろす

チンオープンした状態でインナーサンシェードを下ろすこともできる。
なかなか怪しい感じだけど。



DSC00722.jpg

インナーサンシェードと目の間は結構余裕があって、メガネをつけたままでも問題なし。
またメガネスリットがちょうどよくて、テンプルを適度に圧迫してくれるので、どんな位置でもそれなりに固定してくれる。


僕は概ねどのメーカーでもMサイズが合うのだけど、OGKのジェットはMサイズがかなりぎりぎりで、KAZAMIは頬に少し余裕がある。
サイズ感が違うので注意が必要だ。
チークパッドは3000円程度とショウエイより安くてアライとほぼ同額。
厚みで調整が出来るので、ゆるいと感じた人は変更してみるといいだろう。


手元にあるヘルメットと重量を比較。
すべてMサイズで多少の違いはあるものの、概ね僕がそのまま使って問題ないのでサイズ感はかなり近いと思う。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット

※注意事項 グラフィックモデルはソリッドカラーより比べると20g程度重くなるので、差し引いてみてください。

重量はかなりあって持った瞬間に重い!というのがわかる。
被ってもそれなりの重さを感じるけど、慣れれば問題は無いかな?



巻き込み風は少ないが、風切り音はかなり大きい


OGK kazamiを被ってバイクにまたがる

DSC00791.jpg
わかってはいたけどかなり頭でっかちだ。
横から見ると後ろの深さが足りてないような感じ?
でもサイズ感はちょうどいいので、こういうデザインなんだろう。

※追記
少し前に深く被りすぎているみたいで、だいぶ不格好な写真になってます。
ちゃんと被れば3倍はイケメンのはず!




OGK kazamiを被ってチンオープンしてバイクにまたがる

チンオープンすると重心が思いっきり前にいって重い。
このまま走行はできなくはないだろうけどまずやらないかな。
まぁ安全面からもナシだと思う。



■ベンチレーションはいまひとつ
走り出してすぐ感じたことは、ベンチレーションがあまり効いてないw
頭部のベンチレーションは一応ぎりぎり風が入っているとわかる程度。
口元はシールドの曇りを取る方向にしか風が入らないので当然か。



■巻き込み風はかなり少ないけど・・・
巻き込み風は非常に少なく、正面を向いている限りはほとんどない。
チンガードが結構効いているようだが、これが口元ベンチレーションがシールド方面にしか風が流れないために、口元の空気が滞留しやすくなっている。
50km/h以上で走っていれば換気されて気にならないが、50km/h以下では息苦しさを感じてしまう。
巻き込み風の制御をしっかりしたのに、機構的には難しくないであろう口元へ抜ける通路を導入しなかったのは少し残念だ。
ただこれは真夏の昼間に限っての話なので、涼しくなれば影響は少ないだろう。

特に問題は無いが、横を向くと顎の端から結構巻き込み風が発生する。



■インナーバイザーは良好!
インナーバイザーは非常に良好で、適度な透過率でまぶしさを軽減してくれる。
アライのスモークと同じくらいかな。

DSC00825.jpg

同社のインナーバイザー付ジェットのASAGIで少し不満となる、インナーバイザーの中央部分がえぐれている件も、顎の部分があってどうせそのあたりは見えなくてナビ等は下を向いて両目ともバイザーを通して見ることになるため、消極的な理由ではあるがインナーバイザーの形状に不満は少ない。

ASAGIでの不満とは、インナーバイザーの中央下がえぐれているせいで、下を見たときに左右の目がバイザーにかかったりかからなかったりするため、非常に見えづらいということ。
ナビを見ようとした時に片目はサングラス、もう片方の目はサングラス無しで見ているような状態になるのだ。
えぐる必要はなくてまっすぐにしてくれれば良いのになぁ。



■風切り音はかなり大きい
60km/hを越えたあたりから大きな風切り音がして、速度を上げれば上げるほどそのまま大きくなる。
音質は高くも無く低くも無く、ヒューーーーー!という感じ。
まぁシステムヘルメットなので仕方ないかな。
高速を連続して走り続けるにはちょっと煩いと感じる。



■ツーリングより近場利用におすすめ!
初のシステムヘルメットなので比較ができないが、値段の割りによくできている。
通常なら4万円を超えそうな豪華な装備にもかかわらず28000円という値段はかなり挑戦的。
シールドは今ひとつだったが全体的な品質は値段の割りに良い。
安全性はおそらくジェットに近いレベルだけどこれは致し方なし。
重くて風切り音が大きいため長時間被り続けたり高速は苦手だけど、ラチェット式で着け外しが楽だったりインナーバイザーやチンオープンがあらゆるシーンに対応できるため使い勝手は良い。


メットをかぶったままタバコやコーヒーを飲みたい。
それでいて少しでも防御面で優れていることとバイザーも欲しい、さらに安価なこと!
という欲張りな人にはうってつけのヘルメットだ。

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SENA 10S 国内シェア拡大の起爆剤になれるか? 売れ筋ミドルクラスのレビュー

  •  投稿日:2016-08-27
  •  カテゴリ:SENA
SENA 10Sのレビュー
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。

2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。

世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。
日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。
価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良く似た感じではあるが、安定性はSENA20Sに軍配。
ミドルクラスは良い感じにこなれたSB4Xに対し、SENAは2010年発売でありながら4台接続が可能な超ロングセラーのSMH10。
機能は良いし安価だったが音質が悪かったようでSB4Xの後塵を拝した形になる。


そのSMH10発売から6年の歳月を経て新モデルSENA10Sが登場した。
SMH10の弱点を克服したであろう新製品の実力はいかに?

最上位機種 20S、SMH10との違いは?



20Sから見ると、
・チェーン接続台数が8台から4台になった
・デュアルチップからシングルチップとなりインカム通話と音楽等の同時利用ができなくなった
・外部の音を聞くアンビエントモードがなくなった
・ミュージックシェアリング(タンデム用A2DP音楽共有)がなくなった


SMH10から見ると、
・スピーカーとHDオーディオ対応で音質が良くなった
・通話距離が900mから1600mに伸びた
・ワンタッチでグループ接続するグループインターコム追加
・ラジオ(FM)追加


他に細かな点で違いはあるが、代表的な機能としては上記の通り。
今後は20Sと10Sのラインナップになるが選ぶポイントは、
インカム通話をしながら音楽やナビをBluetoothで接続したいか?
チェーン接続が8台必要か?

この2点でどちらかを選ぶことになるだろう。
なお、発売当初は値段が高かったがようやく値下がりしはじめて、2016年11月時点で2.5万円。
20Sが3.2万円、SMH10が2.2万円なのでSMH10と置き換わるころあいになってきた。

SENA 10S外観チェック



SENA 10Sの本体

本体のボタンは2つしかなく、ジョグダイヤル左のLEDが状況に応じて青、赤、緑の3色に光るようになっている。
SMH10よりは見た目がよくなったが、もう少しかっこよくデザインできないものだろうか。




SENA 10Sの付属品一式

付属品は相変わらず豊富で、本体、クレードル(クリップタイプと両面タイプ有り)、スピーカー、ワイヤーマイク&アームマイク、スピーカー位置調整スポンジ、写真には写ってないけど2.5mmステレオミニプラグケーブル、USBケーブル、シガーソケット電源となっている。
クレードルは雨で誤動作を起こしやすい20Sタイプから、接続端子が縦面にあって水没しにくいSMH10と同じ形状になった。
SMH10を持っていないので試せないが互換性があるらしい。
また、スピーカーやマイクがクレードル本体から出ている短いケーブルに接続するタイプに変更となっている。



SENA 10Sのクレードル取り付け方法

SENA 10Sのクレードル取り外し方法

クレードルへの取り付けは簡単で上からスライドさせて、上部を抑えてパチンとはめ込む。
外すときは上部のツメを押さえて取り外すだけ。
20Sはクレードルのボタンを押すと外れるんだけど、10Sのほうがやりやすい。



SENA 10Sと20S、SB4X、SB5Xの外見比較

20S、SB5X、SB4Xと本体およびクレードルの比較。
B+comより左右は短いがクレードルで上下はかなり大きくなる。
アンテナが外に出てない分すっきりしているが、20Sとほぼ同サイズだ。



本体操作とクレードルの拡張性


SENA 10Sの本体側面

本体は後ろ側のフォンボタンと、ジョグダイヤルの二つだけ。
ジョグダイヤルとフォンボタンを同時に押すと起動、シャットダウンだけど、長押し時間が0.5秒くらいでいいので非常に操作しやすい。
B+comが長押し3秒とかなのに比べるとはるかに快適だ。
ジョグダイヤルを押すとインカム通話開始/切断、音楽停止/開始、Enterに相当する選択、まわすと音量調整/曲の早送りやラジオの選局など。
フォンボタンはFM起動やペアリング、各種設定メニューに入る。


押す回数や長押し時間によって制御しているので覚えるのが難しいが、必要な機能に絞って覚えればすぐに快適に利用できる。

■操作例
ジョグダイヤルを1回押すと最後にペアリングした相手にインカム接続、もう1回押すと最後にペアリングした相手とのインカム切断、2回押すとと最後から2番目にペアリングした相手に・・・・・
3回目以降は音声アナウンスによって何番目のペアリング相手か確認しながら操作する。
インカムペアリングは9台まで記録できるので、とりあえずペアリングするだけしておいて、走りながら接続相手を切り替えることができる。

チェーン接続の場合は、1回押して最後の相手と接続、次に2回押して最後から2番目の相手と接続。
というように操作を繰り返すようになる。

インカム呼び出しは20Sと同じで非常に接続が早い。
B+comは押してから3~5秒程度かかるが、20Sや10Sは押してから1秒程度で接続できてとてもスムーズだ。


グループメンバーを一気に接続するグループインターコムは、ジョグダイヤルを3秒間長押し。
手元にある10S 2台と20S 2台の合計4台でグループインターコムを試そうとスマホのアプリで設定をしようとしたが、グループインターコムの項目に10Sが表示されず設定ができない。
よくよくマニュアルを読むと、どうやら10Sと20Sのグループインターコムは別物で設定できないらしい・・・。
20Sはユーティリティーから事前に設定をしておく、10Sはおそらく最後と最後から2番目にペアリングした相手に接続に行くのかな?
20Sとは無理なことがわかったのであまりよく調べてないけど・・・。



DSC00621.jpg

DSC00623.jpg

クレードルの前には3.5mmステレオミニプラグがついていて汎用のスピーカーが利用できる。
後ろには2.5mmステレオミニプラグがあり付属のケーブルで音声入力が可能。
ただし、20Sはインカム通話をしながら有線入力の音声を聞くことができるが、10Sではできない。

うーん、音声入力は大半の人がBluetoothを使うだろうからあまり意味はないなぁ。
デュアルチップでないとBluetooth通話と音楽の同時ができないのは当然だけど、有線くらいは通話と同時にできるようにしても良かったのでは?


本体の後ろのMicroUSBポートは、充電とPCと接続してファームアップデートをするのに利用する。
B+comではできないが、SENAはシリーズ通して充電しながらインカムを利用可能だ。
基本的に最近のインカムはいずれも満充電から10時間以上使えるので、よっぽど走りっぱなしでない限り、一日持たないということはない。
充電を忘れたら休憩中にモバイルバッテリーから30分も充電しておけば数時間は持つが、万が一ということを考えれば充電しながら利用できるのは便利かもしれない。



ヘルメットへの取り付け


10Sはクレードルから出るケーブルが全部後ろに向かっている。
これが少し曲者で取り付けしにくい場合があるので要注意だ。


をアライ アストラルXに取り付け。クレードルの着け方。

アライ アストラルXに取り付け。
B+comだと前方に出ていて顎のあたりからケーブルを組み込んでいるが、同じようにするとスピーカーのケーブル長が足りない。
仕方なくネックパッドの丸い穴にケーブルを通してそのまま押し込んで取り付けた。
特に変なテンションはかかってないので断線などは大丈夫だろう。

クレードルはクリップタイプ。
帽体の間に挟みこんで付属の六角レンチでネジ二本を締め込んで取り付け完了。



SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け

SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け。前後からの見た目

クレードルがかなり下に出っ張っているので少し浮いてしまうのが難点だけど、不安定というほどでもないでのまぁOKかな。



SENA 10Sのマイクをアライ アストラルXに取り付ける位置

マイクは広くなった口元の下のほうに取り付けたけど、真正面は唇が当たることがあるのでやっぱりチークパッド側面に埋め込んだほうがいいと思う。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け。ケーブルの取り回しが難しい

ショウエイ Z-7に取り付け。
これが曲者で、やはりクレードルから後ろに出ているケーブルの取り回しがやりにくい。
アライはネックパッドと帽体の隙間があるので取り付けやすいが、Z-7はかなりぎちぎちでネック部分の穴にケーブルを通して無理やり押し込んだ。
ただしいつか断線しそうで怖い。
前方の顎横をまわすとケーブル長が足りないので、ちょっと補強してネック部分を通すか、綺麗にしまうのは諦めてパッドの下をはわしておくか、2択となりそうだ。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け

マイクのケーブルは細くて本当にすぐ断線しそうなので、首周りの帽体とパッドの間をはわして前方へ持っていく。



ショウエイ Z7は口元に余裕がある

マイクは適当に口元あたりに貼り付け。
この位置はちょっと口に当たるのでもう少し下のほうがいいかな。



SENA 10Sをショウエイ Z7に取り付け。全体像

取り付け完了。
左右がえぐれているおかげでクレードル下部が地面に接触せず、ちょうど良く収まってくれている。
ケーブルの取り回しが少し不安だけど、スマートに見えて良い感じ。



なお、SENAは伝統的にクレードルが頑丈で重く、10Sも同様にインカムの中では重量級の部類に入る。
計りが壊れていて計測できないが、クレードルやスピーカーも含めた重量は20Sとほぼ同じ150g程度と思われる。
B+comが100gと軽量なことを考えると、もう少し軽くして欲しいなぁ。



音質チェック


ファームは2016年8月時点最新の1.1.1
20Sも最新の1.6.2

スピーカーは低音重視


SENA 10Sをスマホと接続して音質チェック

まずはA2DP接続で音楽を聴いてみる。
SENA SMH10はかなり音質が悪いと不評で、SENA 20Sは少し改善したのか音質が悪いとまでは感じなかったが、SENA 10Sも20S同等の音質のようだ。
低音重視のドンシャリスピーカーでズンドン強烈に低音を響かせられる反面、高音が破綻しやすく耳が疲れやすい。
個人的にはドンシャリは好きなんだけど、もう少し高音が出るようになればいいのになぁと思う。



インカム同士の通話音質はかなり良い


SENA 10S インカム同士の接続テスト
10S同士の接続、10Sと20Sの接続、どちらも安定している。
まぁ1対1であれば当然のことなのでここからが本番。
SENA 4台でチェーン接続をしてみた。



SENA 10Sと20Sを4台でチェーン接続する

10S----20S----20S----10S

10Sと20S混合ではグループインターコムの一斉接続はできないので、少し手間ではあるが一台ずつ接続をしていく。
メーカーマニュアルには、前方から順番に接続していくことを推奨しているようだが、さほど順番を気にすることなく接続はできた。

中心にいる20Sはどのインカムともかなり高音質で通話でき、4台目となる10S同士でも快適。

メーカーの案内では5台以上の接続をサポートしているのは20Sのみで、一台でも10Sが混じるとだめらしい。
だめというのも全くできないという意味ではなく、安定性や音質が低下して利用できるレベルではないということだと思う。
試してみたいけどこれ以上持ってないので試しようが無いw

ちなみに順番をかえて10Sを真ん中にしてみたりもしたが、有意義な差は感じられなかったので、チェーン4台についてはどう組み合わせても問題なさそうだった。



FMラジオの音質、感度も良い



バイクのノイズが少し心配だったが、車体と頭部で距離があるおかげか結構ちゃんと受信して車ほどではないけど十分楽しめる。
一般的なラジオと同じでスピーカーケーブルがアンテナの役割をしているので、右のスピーカーの取り回し次第で受信感度が変わるのではないかと思う。
ケーブル長は十分あるので頭頂部を通って設置して試した。
実際に走行しながらも快適に聞くことができたので、ソロのときは気分転換にちょうど良いだろう。


SENAのFMラジオをワイドFMに対応させる

なお、SENAユーティリティーの受信設定を日本ではなく全世界にしておくと、90MHz以上も受信できるようになり、>AMをワイドFMで受信できる。
実際試してみたところ、みごとAMを受信して野球中継を楽しむことができた。
FMはFMでいいんだけど、やっぱりAMが聞けるのは楽しみが増えていいね。



バッテリーの持ちは良さそうだけど・・・



製品スペックは以下の通り。

通話時間 12時間
待受時間 10日間
通話距離 1.6km
充電時間 3時間
Bluetooth 4.1

20Sもほぼ同等で、実際の使用時間もおおむねスペック通りだが、まだまる一日使ってないので詳しいところはわかってない。

一点気になること。
20S、10Sともに電源offにしてもかなりの速さでバッテリーを消費してしまう現象が発生している。
例えばB+com(SB213evo、SB4X、SB5X)なら満充電から3ヶ月放置しても、気になるほどバッテリーを消費しないが、10S、20Sともに2ヶ月程度で起動しなくなるくらいバッテリーを消費する。
何もしなくても電力を消費しているのか、バッテリーの自然放電が早すぎるのかはわからない。

10Sは6月下旬に入手したのでまだそういう経験は一回しかないけど、20Sも過去に何度か同様の現象が発生しているので、SENAの傾向ということになるだろう。
基本的にツーリングに行くときは前日に必ず充電するのでかまわないのだけどね。



オプション ハンドルバーリモコン


DSC02211.jpg
インカム本体の操作をグリップに取り付けたリモコンで操作が可能になる、オプションのハンドルバーリモコン SC-HR-01も用意されている。
価格は高めで16000円程度するが、操作が楽になるので興味のある方は以下の記事も参照していただきたい。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながらSENA 10S、20Sを含めた4台チェーン接続でツーリングをしてきた。
主な設定は以下の通り

20S
ファーム:1.6.3
HDインターコムオン
8方向オフ

10S
ファーム:1.2
HDインターコムオン

※20SのマニュアルにHDインターコムはオンでも良いと解釈できる記載があったが、本当はタンデム以外ではオフにすることを推奨している。
詳細はSENA 20Sのレビュー記事を参照してください。

接続状況


10S------20S------20S------10S
T先輩  K先輩  まさきち  M君
交通量が非常に多く大半が市街地という悪条件と、静かな山の中を走行した動画は以下の通り。
オーディオマルチタスク(通話と音楽併用機能)以外はほぼSENA 20S同等の性能なので、評価もほぼ同じだ。
切断された時の状況をお伝えするために切断時の動画を入れているが、一日走ってこういったことは1回程度で、非常に安定しているので安心してほしい。

■音質
風切り音やエンジン音はしっかりとノイズリダクションで排除されており、マイクに風が直接当たらなければ非常に快適。
トンネル内での反響音も軽減されている。
電子ノイズはやや多めではあるが気にならないレベル。

人の声はクリアな音声だけど高音が強く、ちょっと耳が疲れるかな?
これは音楽を聴いた時も同じでスピーカーの限界と思う。


■安定性
一発で接続OK、切断は1回だけ山中を走行中にあったけど再接続はあまり手がかからない。
一応先頭から順番に接続することが推奨されているけど、間が切れた場合は2対2の状態からでも接続ができた。
ただし、接続した時に呼び出し音や接続音が鳴らないのは不便。
接続されたのかされてないのか判断しにくい。


■通話距離
市街地で間に車が多数入って全く見えない悪条件で、200m離れても「信号でとまった」「その前で待ってる」というのを伝えるのが精一杯なレベルながら、ギリギリ通話は可能だった。
しかも接続順序的にジグザグに二つに分断されたので、総距離は600m離れていたことになる。
この通話距離はB+comをはるかに上回っている。

逆に比較的車が少なく見通しが良ければ300mくらいでもほとんどノイズは入らない。
北海道とかなら見通し1000mはいけそうだ。


スマホ経由で通話するRideConnected


別途以下の記事を参照していただきたい。
裏技的に他社インカムでも使うこともできるので、一読しておくと何かと役に立つかもしれない。

総合評価 ハイエンド SENA 20S譲りの高性能インカム!


安定性、通話距離は抜群で動作も快適。

強いてイマイチな点をあげると、
・耳が疲れやすい
・接続音がわかりにくい
・大きくて重い
・ベースの取り付けがしにくい

という程度でいずれもクリティカルな問題では無い。


基本性能はハイエンド20Sそのもので、オーディオマルチタスクやアンビエントモードを省いた程度。
FMも快適だし操作性も良くてインカム通話性能は高い。
価格もこなれてお買い得感も出てきた。
SENAユーザーもかなり増えてきたので接続できる人も増えてくるであろう状況を考えると、周りのメンバーが他社で固めてなければ、とりあえずSENA10Sにしておけば間違いは無いだろう。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
インカム通話音質・・・・・・7
通話距離・・・・・・・・・・8
安定性・・・・・・・・・・・10
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・4
重さ・・・・・・・・・・・・3
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・6!


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