デイトナのカテゴリ記事一覧

バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

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2018-05-27 デイトナ
デイトナから自動経路制御機能を搭載したハイエンドモデルが発売された。自動経路制御機能を持つインカムは、Bluetoothのペアリングを工夫したサインハウスのB+Linkと、新しい通信規格を用いたSENAとカルドのメッシュネットワークの2タイプに分かれており、デイトナが採用したのはサインハウスと同じBluetoothタイプ。なんと音楽併用までできて1台2.4万円と他社のミドルクラスより安い。自動経路制御機能を試すには最低3台は必要な...

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2017-02-15 デイトナ
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキス...

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2017-01-03 デイトナ
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO EasyTalk3 2個セット 95234posted with カエレバ デイトナ(Dayton...

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これぞデイトナ!自動経路制御を搭載した激安ハイエンド DT-01をレビュー

CIMG3231.jpg
デイトナから自動経路制御機能を搭載したハイエンドモデルが発売された。
自動経路制御機能を持つインカムは、Bluetoothのペアリングを工夫したサインハウスのB+Linkと、新しい通信規格を用いたSENAとカルドのメッシュネットワークの2タイプに分かれており、デイトナが採用したのはサインハウスと同じBluetoothタイプ。
なんと音楽併用までできて1台2.4万円と他社のミドルクラスより安い。

自動経路制御機能を試すには最低3台は必要なのでデュアルパックを2つ、合計4台購入したので早速レビューを始める。

なお、同社のイージートーク3やGT2とはユニバーサルで接続することになるので、この記事に書く自社接続とはDT-01同士の自動経路制御接続のことを示し、イージートーク3等は他社と表現する。

DT-01のスペック


DT-01_top.jpg
・Bluetooth4.2
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間12時間
・一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・HFP音声を他インカムへ転送可
・windows用設定アプリ有り
・USB Type-c
・IP67相当の防水性
・Gセンサー搭載
・実売価格 2.4万円


本体、付属品確認


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付属品は本体取り付け用クレードル、ワイヤーマイク、ブームマイク、スピーカー、USB Type-Cケーブル、他クッションや両面テープなど一式。
デイトナでは初となるクレードルを採用し、スピーカーとマイクのケーブルはクレードルから出ている。
クレードルのヘルメットへの取り付けは両面テープ、マジックテープ、クリップの3つが用意されている。



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マイクはワイヤーとブームの2種類。
基本的にはフルフェイスはワイヤー、ジェットにはブームを使うことが想定されているが、ブームの根元はワイヤーになっているので設置の自由度が高くフルフェイスでもブームを使うことができる。
ワイヤーマイクはやたらとケーブルが長い。
半分くらいで十分だ。



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クレードルから出ている黄色いコネクターがマイク接続用、赤コネクターがスピーカー接続用だ。
コネクターは平均的な大きさで、ヘルメットのネック部分の隙間に埋め込めば干渉しにくいが、設置場所に困ることがあるのでもう少し小型にしてもらいたい。



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スピーカーの直径はSB6Xと比べるとわずかに大きいが、全てのインカムの中ではほぼ真ん中。
スピーカーもマイクもGT2やイージートーク3と同じと開発担当の方から伺っているので、音質には期待できそうだ。



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クリップはB+comと同じような細い針金のようなもの。
クレードルの外側にクリップを差し込む穴があるので、クリップを左右からぐっと押し込んで取り付ける。
強度は高く、細いのでシェルとライナーの隙間が狭いヘルメットにも取り付けがしやすく、何より軽量な点が良い。



CIMG3281.jpg
この穴に押し込むのだがかなり硬い。
手で軽くする程度では全然入らないので、何かに当てて強く押し込もう。
写真のとおりほぼ平坦になるまで入るようになっている。



CIMG3252-2.jpg
接点はクレードル側がバネ式で動くので故障はしにくそうな構造となっており、気軽に取り付け取り外しができる。
クレードルが軽量薄型のわりに接点のつくりが良い。



CIMG3256.jpg
本体の取り付けは一般的な製品とは逆で下から上に差し込む。
スライドさせながら押し込むとカチっと音がして感触もあるのでロックがかったことがすぐにわかるので、取り付けは簡単だ。



CIMG3253.jpg
外すのは少し癖がある。
クレードル中央のボタンを押して、本体を下げつつ下方を手前へ引っ張り出すような感じだ。
ボタンを押しながら下にずらして持ち上げる、という動作を片手でしようと思うと少し面倒。
素直に下方を支えて、上部でロックという単純な構造のSENA 10S、SMH10に比べると見劣りする。



CIMG3235-2.jpg
本体のボタンは3つで構成されている。
まず側面全体がインカム関連操作をするAボタン、この写真では見えないが後方上側にスマホ関連を操作するMボタン、後方下側に音量関連のVボタン。

Aボタンは全面がボタンとなっているが、実際に操作しやすいのは赤丸でかこった中央だけで他の部分は強く押しても反応しない。
ストロークが浅くて硬めであり、クリック感も少ないので操作できているかわかりにくい。
側面全体をボタンとするのはSB5Xでも採用されていたが、ヘルメットを脱ぐときに顎紐を外に引っ張って、その支えとしてインカム本体を持つことになり、誤って操作してしまう事が多かった。
DT-01は有効範囲が狭くボタンも硬いのでヘルメットを脱ぐ時にインカムを持って支えてもボタンクリックまでは至らなかった。



CIMG3282.jpg
Mボタンが非常に押しにくい。
イージートーク3やGT2のMボタンもかなり押しにくかったが、もっと操作性が悪くなっている。
Aボタンよりさらにストロークが浅くて硬い上に、押す方向が上から下ではなく、ヘルメットに向かって押すという構造。
しかもヘルメットに向かって押すにしても垂直方向に厚みがなく、わずかに斜めに切り立てた部分があるので、その部分をヘルメット方向へ強く押す必要がある。
クリック感がほとんどないのでグローブをしていると押している感触はほとんど無い。
それにボタンは3cmくらいあるのに、反応する部分は後ろ半分で、前のほうは押してもほとんど反応しない。

全体的に操作性が悪い。
慣れれば困らない程度に操作はできるが、わざわざ操作しにくいように設計しなくても良いのではないだろうか。



CIMG3288.jpg
底面には充電やアップデート、設定用のUSBポート(Type-C)と前後に押すボリューム関連のVボタンがある。
防水キャップのつくりは良くて、着け外しがしやすい。
USBポートまわりは浅く広くスペースが確保されているので、汎用USBケーブルの利用も問題は無い。
Vボタンは小さくやや硬いので操作しにくい。



CIMG3325.jpg
いろいろ試した結果、ヘルメットを被ったままMボタンを押すのは、肘をしっかり上げてヘルメットに向かって力を加えられるようにすることが一番だとわかった。
停止中ならまだ良いが、走行中に再起動などは結構やりにくい。
コツをつかめば走行中でも操作は可能、という程度の操作性と考えておこう。


CIMG3340.jpg
重量はクリップ式クレードル込みで112gと平均レベル。
イージートーク3が軽かっただけに少し残念。
それでも重いということはないので安心して良い。

■DT-01        112g
■S-1          68g
■SB6X         111g
■SB5X         102g
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



ヘルメットへの取り付け


毎度問題になるのはSHOEIへの取り付けだ。
SHOEIはシェルとライナーの隙間が無く最短でケーブルを通すことができない。
前方のチークパッドからまわすには長さが必要なので、これをクリアできる長さが確保されているかが重要になる。


SHOEI Z7 珍しく親和性が高い


CIMG3333.jpg
クリップでシェルとライナーの間に挟みこむ。
問題のケーブルはぎりぎりチークパッド前方から回しこむことができた。
スピーカーの赤コネクターはチークパッドの折り返した後、内側にくるようにしないとスピーカーまでのケーブルの長さが足りない。
必然的にインカムの設置位置が決まってしまうが、良い場所に収まった。



CIMG3328.jpg
小さくてあまり役に立たないSHOEIのスピーカー穴だが、びっくりするほどドンピシャな大きさ。
専用設計かと思うくらいにはまった。
ただ左側のスピーカーケーブルはすごくぎりぎりなので、耳の後方からケーブルを回す余裕はなく前方から最短で取り付けた。
ケーブルをはわすための溝は使わなかったが、きれいに収まってくれたので良かった。



CIMG3326.jpg
マイクは口元に設置。
やや厚みがあるマイクだが、Z7は口元に余裕があるので設置には困らなかった。
ただしケーブルがびっくりするほど長くて、折りたたんで収納しないといけない。
ケーブル長は半分で十分だと思う。



CIMG3335.jpg
少しインカムが大きくてアンバランスだけど、Z7の肩のえぐれた部分におさまり、黒基調の落ち着いたデザインがマッチしている。
配線はなんとかなり、スピーカーサイズもちょうど良く、こんなにZ7にあうインカムは多くない。
少しだけ手間がかかるとすれば、スピーカーコネクタが頭に当たらないようにネックパッド裏等に設置するよう工夫しないといけないことくらいだ。



ARAI アストラルX 基本なんでもきれいに着く


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インカム取り付けに苦労するSHOEIに比べればARAIは簡単だ。
まずはシェルにクリップを挟み込んで、前方へケーブルをまわす。



CIMG3296.jpg
僕はチークパッドの耳の部分を削っているのでスピーカーを適当にマジックテープで取り付け。



CIMG3299.jpg
コネクター類はネックパッドの隙間に埋め込むが、場所を間違うと痛いので注意しよう。



CIMG3313.jpg
CIMG3310.jpg
数分で取り付けは完了した。
なかなか見た目がよく、ARAIのヘルメットにもあっている。
ただクレードルは薄型なのに本体はやや厚みがあるので、出っ張り感は強い。



操作関連 覚えやすいが操作性が悪い


具体的な操作


CIMG3235-2.jpg
インカム本体操作について、最低限必要な操作を記載する。
()内はGセンサーによる操作。
断りが無ければ起動した状態からの操作とする。

基本操作


■電源オン/オフ
AボタンとMボタンを2秒長押し

■音量調整
Vボタンを+方向、-方向に押す

■ペアリングリセット(全リセット)
電源オフの状態でVボタンを+方向に押しながら、Aボタンを5秒押す
5回赤点滅をすればリセット完了

ペアリング操作


■自社インカムペアリング(自動経路制御)
複数台のうち1台だけ操作B、それ以外は操作Aを行う
先に操作Aを完了してから操作Bを行う

操作A:Mボタンを7秒長押しで赤青高速点滅 (Mを押しながら1回叩く)
操作B:Aボタンを7秒長押しで青高速点滅 (Aを押しながら1回叩く)

1分程度で全てのインカムがペアリング完了し通話開始


■ユニバーサルペアリング
Aボタンを7秒長押しで青高速点滅 (Aを押しながら1回叩く)
接続するインカムをHFPペアリングモードにする
数秒でペアリング完了


■デバイスペアリング
Mボタンを7秒長押しで赤青高速点滅 (Mを押しながら1回叩く)
接続する機器でDT-01を探し接続(PINコードを求められた場合は 0000 を入力)
※同じ操作で2台のデバイスを記憶可


インカム通話操作


■インカム通話開始(自動経路制御)
Aボタンを1回押す
数秒で対象インカム全てが接続される


■インカム通話開始(ユニバーサル)
Aボタンを2回押す
数秒で対象インカムと接続される
※自動経路制御とユニバーサルを混在させる場合は、先にユニバーサルペアリングをした後に自動経路ペアリングをする必要有り

■インカム通話終了(自動経路制御、ユニ両方)
Aボタンを2秒長押し


デバイス操作


インカム通話併用時は音楽の操作は不可。
 一旦インカム通話を終了してから操作する。

■デバイスへの接続(マニュアル)
Mボタンを1回押す
※起動時に自動接続に行くが失敗した場合はマニュアル操作をする


■音楽の再生/停止
Mボタンを2秒長押し (1回叩く)


■曲をスキップ
Vボタンを + へ2秒長押し (2回叩く)


■曲を戻す
Vボタンを - へ2秒長押し (3回叩く)


電話操作


■通話に応答/終了
着信中にMボタンを押す (1回叩く)
※自動受話モードの場合は10秒経過で受話する

■通話を拒否
着信中にMボタンを3秒長押し


■受話モード切替
・手動着信設定
MボタンをVボタンの - を同時に8秒長押し

・自動着信設定
MボタンをVボタンの + を同時に8秒長押し



操作性について詳しく!


ハードウェア面では各種ボタンが操作しにくいことは書いたが、ソフトウェア面でもいまいちな点が多い。

Gセンサーは意外と使える


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1点だけ褒めるほどではないにしても、まだ救いがあるのはヘルメットやインカムを叩くと振動を検知して操作ができるGセンサーだ。
SENAのGセンサーはすごく使いにくかったので役に立たなかったがDT-01は比較的使いやすい。
ただそれは物理ボタンが押しにくいのをカバーしているだけであって、もし物理ボタンが使いやすければGセンサーに頼ることはなかったと思う。

例えば音楽の停止、再生、スキップ等の走行中にしたい操作はインカム付近を規定回数叩くだけで良いので楽。
Mボタンを2秒長押し(停止、再生)とか走行中はやりたくないレベルなのに比べれば、ヘルメットを叩くだけというのはだいぶマシ。
ペアリング系の操作はボタンを押しながら叩くという操作なので両手でやる必要がある。
Mボタンを7秒長押しよりは若干ましだが、時間が短いとはいえあの硬いボタンを押すという時点でいまいち。
といったように、物理ボタンを押さずに叩くだけで良い操作については使えそうな感じだ。

感度設定は標準で中となっているが、windowsの設定ツールからもっとも過敏に反応する高に設定してちょうど良いと感じた。



音声案内、ビープ音が不十分


ソフトウェア面ではビープ音のタイミングや日本語音声案内が不十分でわかりにくい。

例えばMボタン長押しすると「ブブ   ブー   ブー」と数秒おきに低いビープ音がなるだけ。
Aボタンの長押しも同じビープ音。
Mボタン長押しは、スマホ等のデバイスペアリングと、一斉ペアリングの子側の操作で、Aボタン長押しは、ユニバーサルペアリングと一斉ペアリングサーチモードの操作だ。
この4つのペアリングモードを2つの操作で実現し、自動で状況を判断して最適なペアリングを実施していることは良いのだが、同じビープ音のみというのがわかりにくい。
Mボタン長押しなら「デバイスペアリングまたは一斉ペアリング子機を自動判別中です」のように、今何のモードになっているのかを案内してほしい。

また、リセットについては一切音がならずLEDのみの上にボタンのクリック感もないので、ヘルメットを被ったままでは全くわからない。
ハード面はもう仕方ないから、せめてファームアップデートで音声案内をもう少しちゃんとして欲しい。



長押し操作を改善してほしい


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B+comやSENAと決定的に違うのは、長押し操作をした時はボタンを離してはじめて何の操作をしたかわかるという点だ。
例えば、B+comで曲をスキップする場合、デバイスボタンを上に長押し2秒で、2秒経過した時点でコマンドが入力されてピッという音とともに曲がスキップされる。
対してDT-01は、Vボタンを+に2秒長押ししても反応せず、手を離した時にコマンドが入力されて「曲送り」とアナウンスが流れて曲がスキップされる。

どちらも瞬間押し操作は音量調整、2秒長押し操作がスキップ、それ以上の長押し操作はないのだが、スキップコマンドが入力されたか手を離すまでわからないのはとても不便だ。

仮に2秒の次に5秒長押し操作があったとするなら、SENAのように2秒時点でピッ!とビープ音がなり、そのまま長押しして5秒時点でプッ!とビープ音をならして、何秒長押ししたとわかるようにすれば良い。

走行中にも操作をするならできるだけ無駄な操作時間は省きたい。
長押し操作をしはじめてそろそろかな?と思って手を離したら音量調整をしてしまうことがあるので、安全圏をみてわざわざ3秒くらい気を遣って長押しをしている。
操作時間が3秒であると思えばそんなものか、と思って終わらせられるところだが、2秒超えたよな?そろそろいいよな?と、気を遣うという事に不便さを強く感じてしまうのだ。
走行中にこの余計な気を遣う事が大きな欠点となっている。


音声案内の不十分さも長押し操作方式も、現状の動作は何も良い点が無い。
イージートーク3やGT2もほぼ同じなのでデイトナの考えなのだとは思うが、強く改善を要望する。



windowsアプリケーションでの設定


デイトナ初のwindows設定ツールだ。
見た目はとても簡素でwindows2000を思い出すようなグラフィックをしているが、無駄に項目が多くなくとてもわかりやすい。
ファームのアップデートもこの設定ツールから可能。

購入したら必ず設定しておいた方が良いことがある。
マニュアルにも記載があるとおり、インカム通話とA2DPを併用した場合A2DPの音量がすごく小さくなるので設定ツールで設定をしよう。



DT-01_winset2.jpg
接続の仕方はマニュアルを読んでいただくとして、設定ツールでDT-01を認識すると、上記のような設定ができるようになる。
重要なのはA2DPとGPSの音量設定だ。
このGPS音量設定とはHFPのことで、とても役に立つので音量設定をちゃんとしておこう。
デフォルトではどちらも音量は20となっている。
A2DPで音楽を聴いた場合を100とし、インカム通話のバックグラウンドでA2DPで音楽を流すと20%にダウンする。
この音量ダウンは他社でもよくあることだが、個人的にはそんなものは不要で常にA2DP単体と同じ音量=100としておいてもらいたい。
バックグラウンドで流すからといって下げる必要はなく、それはスマホ等のデバイス側で操作すれば良いことだと思っているからだ。

SB6Xのようにデバイスやインカム通話を個別にかつ簡単に音量調整できれば満点だが、DT-01はインカムで個別に設定はできないので、デバイス本体で音量調整をしよう。

デフォルトで「はい」になっているGPS音量設定画面のGPS共有とは、HFPで受信した音を他のインカムに転送する機能のこと。
後で詳しく書くが、音楽は厳しくてもナビ音声程度なら他のインカムに転送しても十分聞けるので、GPS共有は「はい」にしておくことをおすすめする。



音質、接続性を確認


本製品を使っての走行はまだ出来ていないので、手元での確認となることをご了承いただきたい。


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


CIMG3294.jpg
スピーカーはイージートーク3等と同じだがソフトウェアによって味付けが変わっており、少し高音がカットされて低音が強調されている。
高音が強調されると耳が疲れてしまうのでこれくらいがちょうど良い味付けだと思う。
スピーカー性能も標準以上、処理の仕方も良い。
十分合格レベルだ。



インカム通話(自動経路制御)を試す


CIMG3291.jpg
自動経路制御を使い4台接続を試した。
ペアリングに失敗することはなく精度は高い。
ペアリングに要する時間は約1分で、B+Linkの2倍くらいかかるが許容範囲。
気になるのは操作性の項目でも書いたようにビープ音や音声案内が不十分で、ペアリングが完了したかわかりにくいこと。
完了してしばらくすると自動的に通話が開始されるので、全員が通話できるようになるまで放置と決め込んでおくと良いだろう。

通話音質は十分で4台接続にしてはノイズが少なく安定している。
接続順序は把握できないが、適当に4台を持って声を聞いてみても明確に違いを感じられなかったので、4台接続はまだ余裕がありそうな雰囲気だ。
先日デイトナの方に伺ったのは、4台接続というのは一斉ペアリングの上限台数ではなく、安定性の面でスペック上4台としているものとのこと。
ペアリング上限が何台かわからないが、この感じなら6台接続も実用レベルかもしれない。
今後のファームアップデートで正式サポート台数が増えることを願っている。

自動経路制御なのでどれか1台が離脱した場合、必要に応じて再接続をしてくれる。
試しに4台のうち1台を電源オフにしてみたが数秒で再構築されて残る3台で通話ができるようになった。
Bluetoothでブリッジしているのを自動で制御しているだけなので、ブリッジ機が抜ければ一旦切断されてしまうが、自動で再構築される。

この順番を気にしないで良いというのが何よりもうれしいところ。
自動経路制御の精度はB+Linkより少し良くて安定性が高い。

人の声は、イージートーク3やGT2より少し高音がカットされて中音重視となった。
以前開発の方が音声処理を今までと変えて人の声を聞き取りやすくしたと言っていた通り、耳に優しい音となっている。
イージートーク3がSENAやMidLandに近かったのに対し、DT-01はB+comに近い音質だ。
好みの問題ではあるが僕は高音が適度にカットされている方が耳が疲れなくてツーリングに適していると思うので評価は高い。



インカム通話(自動経路制御)とスマホ音楽の併用


CIMG3293.jpg
自動経路制御を使い4台接続をした上で、3台のインカムでAndroid端末を接続してA2DPで音楽を併用した。
こちらも特に問題は無くとても快適。
マニュアルには先にスマホと接続して音楽を開始してからインカム通話を開始するよう指定があるが、逆の順序でもとりあえず接続は可能だった。
安定性にかける場合は手順どおり先に音楽を流してからインカム通話を開始しよう。



インカム通話(自動経路制御)でHFP音声を共有


Screenshot_20180321-155747.jpg
公式にサポートされているHFP音声の共有機能。
マニュアルには電話を転送してインカム通話メンバー2台と電話先で会話ができると紹介されている。
この機能はB+comやSENAの一部機種でも搭載されているが、これを応用することでいろんなことが可能だ。

仕様上の2台というのはおそらく電話音声を転送して全員がまともに話ができるのか?という点と、HFPを受けているインカムがブリッジ担当になった場合の負荷が考慮されていると推測される。
ただマニュアルには記載が無いもののwindows設定ツールにはGPS端末の音声転送と書かれており、この場合の台数制限には言及されてないので、音声案内程度であれば4台に転送しても十分聞ける範囲と思われる。

さて、この機能を有効に使うためには毎度おなじみとなったAndroidアプリ BTmonoの登場だ。
本来BTmonoはスマホ同士をBluetooth(HFP)で接続してトランシーバーのように使うアプリなのだが、副次的な機能として音楽やナビ音声等のA2DPで発信する音を強制的にHFPにのせて発信することが可能だ。
HFPはモノラルで音質が大幅に低下するが音楽は聴けないことはないし、ナビ音声なら全く問題は無い。

BTmonoを使ってHFPで音を流し、他のインカムに転送することができるので試してみる。

注意点としては、HFPを受信した時に一旦全てのインカム通話が切断されるので、先にBTmonoをオンにしてHFPで受信した状態でインカム接続をする必要がある。



CIMG3293-10.jpg
BTmonoをオンにしてHFP接続をした上で自動経路制御を開始。
順番は不確かだが、転送元のインカムに直接接続されたインカムではなんとか音楽を楽しめる程度の音質で、そこからブリッジされたインカムは楽しめるレベルではないくらい音質が低下した。
そもそも音楽のような広い帯域を使うものをインカム通話に乗せることは無理があるので、これは仕方ないところだろう。

ナビ音声の転送なら4台全てで十分聞けるくらいの音質。
これなら先頭を入れ替わりながら走ることは可能でとても役に立つ、すばらしい機能だ。

試しては無いがLineを転送することもできるはずなので、台数が多い場合はDT-01に1~2台インカムをぶら下げて、一部のメンバーだけがLineのグループ通話に参加させると何かと便利だ。
これをLineぶら下げ方式と命名している。
同様のことが可能なSB6Xの記事に詳細を記載しているので参照していただきたい。


イージートーク3やGT2との接続は自社相当のペアリングでブリッジ可能


CIMG3347.jpg
公式にはイージートーク3等とはユニバーサルで接続となっている。
操作は確かにそうなのだが、実際のところユニバーサルで接続するとHFPとなっているはずのイージートーク3やGT2から自社接続用のAボタン押しで接続ができてしまう。
これは旧製品の自社ペアリング相当と考えて良さそうだ。

■ペアリング手順
①イージートーク3(1台目)のMボタン長押しとDT-01のAボタン長押しでペアリング
②イージートーク3(2台目)のMボタン長押しとDT-01のAボタン長押しでペアリング
※AとMは逆でも接続は可能

■注意点
・DT-01をMボタンにするとインカム通話切断ができないので、DT-01はAボタン、イージートーク3をMボタンでペアリングすることを推奨。
・DT-01は最後にペアリングした相手にしか発信できない(A2回押し)
・イージートーク3はAボタンでDT-01へ接続できるので、イージートーク3から接続したほうがわかりやすい
・ブリッジ中はA2DP併用不可
・グループNo割り当てはできないので、イージートーク3やGT2が主体となったグループに混ざることはできない
 GT2が3台になった場合は接続ができないので注意

自宅周りを歩き回ったところイージートーク3の1対1同等の通話距離で、安定性も問題ないので実用的なレベルの可能性は高い。
仕様外ではあるが既存ユーザーにとっては嬉しい動作だ。



ユニバーサル接続のブリッジは一応可能


仕様上は他社との接続は1台となっているが、一応DT-01に他社を2台接続することが可能だ。
テストした構成は以下2パターン。

CIMG3344.jpg

CIMG3342.jpg
注意点としてはDT-01から発信できるのは最後にペアリングした相手のみで、逆にHFPになった相手機器は基本的に一度接続をしないとリダイヤル発信での接続ができない。
ほとんどの機種は再起動のたびにリダイヤル情報が消去されるので、以下のように工夫する必要がある。

例)SENA30k(HFP)-----(ユニ)DT-01(ユニ)-----(HFP)SB4X
①30kとDT-01をペアリング
※ペアリング完了後に接続することで30kのリダイヤル相手がDT-01と記憶される
②DT-01とSB4Xをペアリング

この手順でペアリングした場合、DT-01から発信(Aボタン2回押し)で接続できるのは最後にペアリングをしたSB4Xのみ。
30kはリダイヤル設定が記憶されているので、30kのリダイヤル(フォンボタン押し)でDT-01へ接続が可能となるが、再起動するとペアリングからやり直しになるので30kはずっと起動させておく必要がある。

公式スペックは1台としている理由はわからないが、手元で試す限り音質、安定性は問題なし。
リダイヤル相手情報を残すという事を意識しなければならないが、3人なら少し気をつけるだけで運用はできそうだ。

ちなみにSB6Xのユニバーサルレシーブはリダイヤルではなく普通に発信することができるので、このことを考慮する必要はない。


ユニバーサル接続でDT-01をHFPにすると癖がある


試している中でいくつか接続に失敗した例があるので記載する。

DT-01をHFPにして対向は、SB4X、SENA 30k、M1-Sをユニバーサルにするといずれも接続できなかった。
SB4Xはペアリング直後に電源が落ちて接続不可。
SENA 30kとM1-Sはペアリングが完了しない。

SENA 20Sはユニバーサルでも問題なくすんなりと接続できた。
M1-Sのユニバーサルは不完全な部分があるので仕方ないが、それ以外は比較的なんとでも接続ができるので、DT-01のHFPに癖があるのではないかと推測している。
ただ、上にも記載したとおりDT-01のユニバーサルは柔軟性が高いので、DT-01をHFPにする機会は多くは無いだろう。
その点が救いだ。

DT-01がHFPになった場合はブリッジもA2DP併用も不可。
HFPになった際は他の大勢一般と同じだ。



自動経路制御グループにユニバーサルを混ぜる


B+Linkとの違いのひとつにDT-01はブリッジしながらさらに1台、ユニバーサルで他社インカムを接続することができる。
つまり、インカム用チャンネルを3つ持っているということだ。

現状の仕様ではユニバーサルを含め4台までが推奨となっているので、3チャンネルを使う構成は無いのだが、興味本位と今後もし安定性が向上すれば以下のような構成も考えられるので試してみた。
尚、ここでは6台接続を試しているが、2台削ってユニバーサルを含めて4台接続した場合でも基本的な操作は同じなので参考にしてほしい。



CIMG3227.jpg
とりあえず試したところ一発ですんなりとはいかなかったが、それほど問題なく接続が完了。
これで実際に接続できたということは、DT-01 3台のうちの1台はブリッジしているのに、他社インカムとの通話も維持できており、インカム通話は3ch同時に利用できているという証拠だ。
少なくともこの構成ではそこそこ安定しており、使えそうな雰囲気がある。


ペアリングの手順に注意


自動経路制御とユニバーサルを併用する場合、先にユニバーサルペアリングをした後に一斉ペアリングを行う必要がある。
例えば今回のようにDT-01を3台と他社を3台、それぞれ1台ずつDT-01にユニバーサルで接続する場合の手順は以下のとおり。

①DT-01と他社インカムをペアリング(3台全てペアリング)
②DT-01同士を一斉ペアリング


逆にするとユニバーサル発信ができない事象が多々発生するので要注意だ。

6台接続に音楽併用は不可能


さらにA2DPの併用を試してみるが、これはだめだった。
3台のうち1台だけ音楽が聴けたが、他の2台は途切れ途切れでほとんど聞こえない。
この状態では走行すると通話もまともにできないのではないかと思う。
ソフトウェア的には特に制限をしておらず、限界まで自由に使えるようになっていると推測される。

現状は4台サポート=インカムに2chとA2DPに1chの合計3chとしているくらいなので、このようにインカム接続3ch同時利用は完全に仕様外であり通話できたらラッキーくらいに思っておこう。



DT-01の評価


dt-01-10_1.jpg

手元で試す限り自動経路制御の安定性は高いし、仕様外ながらユニバーサルでブリッジができる点は誰と走るかわからない人にとっては利点が多い。
さらに旧自社製品とは自社ペアリング相当の動きをしている上に、グループ番号割り当て不要でブリッジできてしまう。
全く仕様に触れられていないのに旧製品の欠点まで補ってしまっている。
注意点はユニバーサルや旧自社ペアリング ×2 でブリッジした場合A2DPの併用ができないことと、ユニバーサルは最後にペアリングした1台にしか発信できないので、相手のリダイヤル記憶を考慮しないといけないことくらい。

これらを公式サポートしていない理由は、Bluetoothのチャンネル割り当ての関係でこの場合はA2DPを併用できないのような説明が難しいことや、旧自社ペアリング相当と公表しても混乱を招くため全部ユニバーサルに統一している、といった混乱回避のためではないかと推測している。
「簡単操作」を標榜しているとおり公式サポートは簡単に説明のつくことだけに留めておくけど、ソフトウェアで制限はしないから仕様外を楽しむ人は思う存分楽しんで。
そんな意図を僕は勝手に感じとって、この製品は面白い!と高く評価する。


操作性の悪さとHFPの癖さえなければ完璧なのだが、物が良いだけにこんな単純なところで評価を落としてしまうのはすごく惜しいと思う。
ハードウェアは仕方ないのでソフトウェア部分の改善を強く期待している。

旧機種との互換性が高いため、イージートーク3とGT2ユーザーは適宜必要な分だけDT-01へ買い換えれば良いし、これからインカムを揃える人にとっても安価かつ自動経路制御でとても楽なのでおすすめだ。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・8
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・3
機能/拡張性・・・・・・・・9
取り付けやすさ・・・・・・・7
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・9
おすすめ度・・・・・・・9!



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最安ハイエンド デイトナ クールロボGT2のレビュー

デイトナ クールロボGT2
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!
クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。
それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。
他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。

P1070486-5-5.jpg
公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキスおばちゃん系という斬新な攻め方をするデイトナにすごく興味を持ち、試してみることにした次第だ。

残念ながらお金の都合でクールロボ GT2は1台しか購入できなかったので、同社のイージートーク3との接続でテストであることをご留意いただきたい。
走行テスト時にはもう一台買って本来の性能で試したいけどちょっと無理かも。


クールロボGTとGT2の違い


GTGT2tigai.jpg
最初わからなかったので調べてみた。
初期型クールロボGTはファームアップデートで機能面はGT2同等になるとのこと。
GT2へ型番を変更したのは、スピーカー性能を向上させて音質が良くなっているらしい。
あと、本体の見た目が少しだけ変わってシルバーのメタリックデザインが入っている。

なるほど、スピーカー変更のために律儀に型番を変えてきたのか。
この程度の変更であれば同一型番で済ませてしまう可能性もあるくらいなんだけど、まじめな会社だなぁと思った。

2017年2月時点でまだ旧バージョンのGTも売られているけど、価格はほぼ同じ。
せっかく最高レベルの高音質スピーカーへ変更されたので、GT2を購入することをおすすめする。



本体、付属品確認


DSC01368.jpg
付属品含め一式。
B+comと同じく本体からスピーカーやマイクを接続するタイプで、取り付けベースは本体の取り付けのみに利用する。
ベースは一つで両面テープでの張り付けと、金具をつけることでクリップ式となる、併用タイプ。

マイクはコネクターで接続されており、アームとワイヤーの両方が付属。
フルフェイスとジェットどちらにも取り付けが可能だ。

他はスピーカー位置調整用のスポンジと充電兼ファームアップデート用のMiniUSBケーブル、最近にしては珍しくAC-USBアダプターが付属している。
ACアダプタ無くして価格を下げた方がユーザーは喜ぶと思うけどいかがでしょうか、デイトナさん。


DSC01372-2.jpg
基本的な構造はイージートーク3に近く、ボリュームボタンが上下式になっている。
ボタン名称はちょっとわかりにくい。

・前方がFボタン FMラジオの操作や電源関連
・中央がCボタン インカム通話関連
・上下式は押すこともできてAボタン ボリューム調整やインカム通話関連
・後方上がMボタン スマホ等のデバイス関連

Mボタンは硬くストロークもクリック感もないため押しにくい。
他のボタンは操作感は悪くないが、冬用グローブではFとCの判別がつきにくい。
もう少しボタンデザインを工夫してほしいところだ。


DSC01373.jpg
後方にはMiniUSB(10pin)がある。
若干形が異なるけど、普通のMiniUSBで充電が可能だ。
MiniUSBである理由はおそらく、ステレオ出力とマイクを一つのポートで通信するために10pinとなっており、MicroUSBでは5pinしか確保できないためだと思われる。

イージートーク3はやや奥まったところにあり、普通のMiniUSBでは強く押し込む必要があるが、GT2は比較的浅いので特に気にしなくてOK

尚、充電しながらの利用はオプションのケーブル(型番90535)が必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、



DSC01413.jpg
後方のMiniUSBにスピーカーを取り付ける際はぐっと押し込もう。
防水キャップのような構造になっており、少しでも押し込み方ずれていたり足りなかったりすると、音楽が聞こえない事象が発生する。
防水もかねているので、ちゃんと押し込むよう注意しよう。



他機種との外見比較


DSC01152.jpg
見てくれはちょっと安っぽいかな。
MidLandが大幅にデザインを良くしてきたので、デイトナはデザイン面で少し取り残された感がある。
テープが貼られているのは複数台あって識別するためなのでお気になさらずに。



DSC01155.jpg
本体、ベース、ワイヤー式マイク込みで100gと軽量な部類になる。
ヘルメットはフルフェイスで1500g程度で、そこに100g~150gのインカムが取り付けられると、たかが50gの差でも違いを感じるものだ。
特に片側に取り付けるため違いを感じやすくなる。
ツーリングで一日被っても、SENA 20Sをつけたから明らかにしんどくなった。なんて事は無いけども、少しでも軽いに越したことは無い。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC01377.jpg
ベースは最初から両面テープが取り付けられており、クリップで利用したい場合は金具をはめ込むようになっている。



DSC01382.jpg
本体を上からスライドさせて取り付け。
外す場合は上部のツメを押して上にスライドさせる。
着け外しとても簡単だ。



DSC01396-2.jpg
スピーカーはイージートーク3と互換性があり、入れ替えて利用が可能。
ちゃんとFMラジオも聴ける。
なのだけど・・・・。

上がGT2のもので下がイージートーク3のもの。
スピーカーの配線が異なり、GT2の左スピーカーケーブルがやたらと短い。
ちゃんと配線を考えないとヘルメットによっては短くて取り付けしにくそうだ。

ちなみに、マニュアルを見るとイージートーク3タイプの表記になっている。
購入したのは2016年11月なので最近のものはこのタイプが付属しているのだと思うけど、もし可能であればイージートーク3に付属していたタイプのもののほうが有難いな。



DSC01173.jpg
左がGT2、右がSB4Xのスピーカー。
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。


操作


基本的にイージートーク3の-ボタンをFボタンへ、+ボタンをCボタンに置き換えたものに近いので、イージートーク3から乗り換える人は慣れた操作だ。
ただ、無言時に通話を切るVOX等もろもろかなり調整できる項目が多いので、全部を覚えるのは大変。
細かな設定はマニュアルを見てもらうとして、出先で最低限必要な操作のみを抜粋する。

DSC01372-2.jpg

全体操作


■電源オン、オフ
FボタンとAボタンを同時2秒押し

■ボリューム操作
Aボタンを上下にする

■音声案内音量調整
FボタンとCボタンを押しながらAボタンを上下で調整

■リセット
電源オンの状態から・・・
FボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
AボタンとCボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了


インカム関連操作


■インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK
 
■インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。

■グループ通話ペアリング
少し特殊なので解説。
グループ通話をするには各インカムにグループ番号を自身で割り当てる。
1、2、3、4をインカムそれぞれに割り当てた上で、それぞれを数珠繋ぎにペアリングする。
※グループ通話はクールロボGT/GT2のみ参加可能。
 イージートーク3やユニバーサルペアリングは参加不可。

①番号割り当て手順
CボタンとAボタンを同時8秒押しで緑点滅
Cボタンを押して番号を選択
Fボタンを押して番号決

これをグループ通話に参加するインカム全てで行う。

②グループモードでペアリング
1番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
2番インカム : Cボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

次に
2番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
3番インカム : Cボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

という流れで4番までペアリングをする。

■グループ通話発信
Cボタンを押すと自動的にグループ全体が接続

■ユニバーサルペアリング
GT2      : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
他社インカム  : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■インカム通話、グループ通話切断
Aボタンを押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。


■VOX感度
スマホやインカムなど一切接続してない状態で
Aボタンを上または下に2秒で離す
感度は1~4とオフに設定可
※オフを強く推奨

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
GT2      : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器  : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : Aボタンを上にする
曲戻り : Aボタンを下にする
音量調整 : Aボタンを上下にする

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : Aボタンを上に8秒で手動着信設定、下に8秒で自動着信設定
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
GT2同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可


FMラジオ関連


■FMラジオモード オン、オフ
Fボタンを2秒押す
※インカム通話との併用は不可

■手動、自動チャンネルスキャンモード切替
Cボタンを2回連続で押す

自動チャンネルスキャンモードで好きな周波数の時にFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
その後、Cボタンを2回連続で押して手動モードにし、Aボタンを上下2秒でチャンネルを切り替える。

このチャンネル登録をしておかないと周波数を固定させることができず、ずっと切り替わってしまう。
登録が必須?なのかわからないが、この事についてマニュアルに書かれてなくてよくわからなかった。



ヘルメットへの取り付け


ベースのクリップは細くて取り付けが簡単だが、スピーカーケーブルが短いためショウエイ Z7への取り付けは少し不恰好になってしまった。
アライはネックパッドの隙間が大きいため難しくは無い。


アライ アストラルX


DSC01388.jpg
ベースはクリップ式を利用。
挟み込むだけでOKなので簡単。
ケーブル長が短いので、ネックパッドを外して隙間から耳元へダイレクトに配線した。
それでも結構きつきつ。
なんでイージートーク3と同じ長さのものにしないのだろうか。


DSC01392.jpg
スピーカーは若干大きめだけど問題は無い。
ちなみに僕は耳の部分に余裕がなくてすぐ痛くなるので、チークパッドは発泡スチロール部分を1cmくらい削っている。


DSC01394.jpg
マイクは口元のチークパッドに埋め込んでいる。
アライの場合はこのチークパッド内がベストポジションだと思う。


デイトナ クールロボGT2をアライ アストラルXへ取り付け
取り付け完了。
ちょっとケーブルが短い事が難点ではあるけど、すんなりと取り付けができた。
見た目は・・・うーんもう少しかっこいいといいね。


ショウエイ Z7


DSC01399.jpg
Z7はネックパッドに隙間がなくすごく折れ曲がるので、前方の顎近くを回りこませる必要があるのだけど、GT2のケーブルでは長さが足りない。
ここを通すといつか断線すると思う。



DSC01404.jpg
仕方ないのでネックパッド後方から回り込ませることにした。
長さはOKだけどやっぱり見栄えが良くない。
引っかかってケーブルに負担もかかりそうだしなぁ。
Z7のウイークポイントの一つだ。



DSC01136.jpg
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



デイトナ クールロボGT2 ショウエイZ7へ取り付け
とりあえず設置まで完了。
ベースはクリップタイプで簡単に取り付けOK



室内で音質チェック!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクはイージートーク3と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
毎度のごとくまだ走行できてないので、自宅内でのテストになることをご留意いただきたい。
それではそれぞれをチェックしていこう。

イージートーク3は実際に走行テストし動画もアップているので、あわせて確認していただきたい。

スマホと接続して音楽を聴く


DSC01415.jpg
音質はかなり良い。
他社のオプションスピーカー同等というレベル。
低音から高音まで偏りのないバランスの良い音で癖がない。
標準付属スピーカーでかつこの価格といことを考えれば、コストパフォーマンスは抜群だ。


インカム通話


DSC01195-2.jpg
GT2は1台しか購入していないので、今回は同社のイージートーク3と接続してテストする。
GT2とイージートーク3は通常の1対1 インカム接続が可能で、それぞれが音楽を併用できることを確認している。
※ユニバーサルとHFPでの接続ではなく、インカム同士のペアリングが可能という意味。

音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
スピーカーは音楽を聴けば非常に良いので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
十分評価に値するレベルだと思う。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽併用機能。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。



GT2以外とグループ通話はできる?


試した構成は以下の通り。


■構成
イージートーク3 ⇔ GT2 ⇔ イージートーク3


GT2をグループ番号2に設定し、イージートーク3はグループ番号は設定不可。
擬似的にイージートーク3を1と3に見立てて、左から1、2、3という接続方法をしてみた。

結果・・・・残念!
GT2はどっちか1台としか接続ができない結果となった。
GT2が2台あれば状況は変わる可能性は無きにしも非ずだけど、まぁ無理だろうね。

また、上記のグループ番号割り当てができないことが原因か、GT2のグループ通話にはユニバーサル接続のインカムを混ぜることも不可。
この辺りについては後日、ユニバーサル接続検証記事に追記していきたい。

グループ通話をするにはGTシリーズ(GT2/GT1)のみで構成する必要があるってことかぁ。
イージートーク3を混ぜてグループ通話さえできれば、GT2をブリッジ機にしてイージートーク3を2台端に接続して超安価に4台接続&音楽の併用が実現したのになぁ。


FMラジオ


Fボタン2秒押しでFMラジオモードに入る。
自動チャンネルスキャンが開始され、順番にチャンネルが切り替わっていくので、好きな周波数のところでFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
一通り必要なチャンネルを登録したら、Cボタン2回連続押しで手動モードにし、Aボタン上下2秒でチャンネルを切り替えてFMラジオを聴く。
という流れになっている。

チューナー感度については室内で確認する限り問題なし。
他社でバイクに乗りながら試して問題があったことは無いので、GT2もそれなりに快適に使えるだろう。


VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



クールロボ GT2の評価


DSC01402.jpg
スピーカー音質はイージートーク3同様に良く、インカム通話の遅延が非常に少なく、FMラジオも快適に聴ける。
音楽併用時の動作も快適かつ操作は簡単。
1台あたり2.2万円程度とハイエンドの中ではずば抜けて安いし、他社のミドルクラスよりも安価なので、GT2のみで構成してもコスト面では安くあがる。
その上、仕様外だがイージートーク3もGT2のグループトークに混ぜることができるので、さらに安くすませられる。

グループトークにユニバーサル接続で他社インカムを混ぜられないことと、グループトークの設定が少々面倒だということを除けば非常にハイレベルだ。


クールロボGT2はこんな人におすすめ


・ツーリングメンバー全員がオーディオマルチが欲しいけど、できるだけ安く済ませたい!
・ソロでFMと音楽を高音質で楽しみたい!


と考えている方は、是非検討してみてはいかがだろうか。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・7!

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ローエンド最強!通話と音楽を併用可能なイージートーク3をレビュー

ショウエイZ7にイージートーク3を取り付け
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。
試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。
まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!
1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。



ロゴ_デイトナ
Bluetoothインカムでは後発にあたるデイトナ。
基本的に同じ会社同士の製品のほうが接続性が良いので、既に大きなシェアを獲得しているB+comとSENAに割ってはいるのはなかなか難しいところ。
それでもデイトナは高機能なものを中国製品並みの価格で販売しており、上位を食って掛かろうとする意気込みが見える。


デイトナのインカムを簡単に紹介


ローエンドにイージートークシリーズ、ハイエンドにクールロボGTシリーズの2機種を展開している。
ハイエンドのクールロボGT2は2万円ちょっとの価格ながら、4台チェーンと通話と音楽の併用を可能にしたコスパ抜群なモデル。
SENA 20SやSB5Xが3万円以上することを考えると破格の安さだ。


ローエンドのイージートークは2までは乾電池だったりBluetoothでなかったりと、かなり古い設計だったが2015年8月発売のイージートーク3でBluetoothと内蔵バッテリーに変更されて一気に近代化。
通話距離はスペック上で200mと抑えられており、その他の機能は他社のローエンドとほぼ互角で、チェーン接続不可で1対1、他社との接続が可能なユニバーサルインターコム対応、FMラジオは非対応というなんかとっても普通なスペックだなぁ。。。
まぁ1台あたり1.2万円とコスパは良いね・・・。


と思って通り過ぎることなかれ!!

なんとこいつ・・・

インカム通話と音楽を両立した通話と音楽の併用ができ、仕様外ながら3台以上の同時通話が可能というとんでもないヤツだ。

そして情報提供をいただき、下記の台湾メーカー「BIKECOMM」のOEMまたはODM製品である可能性が極めて高いと判明した。
BIKECOMM公式サイト


早速、詳しくみていこう。


本体、付属品チェック


イージートーク3付属品確認
すっごい小さな箱に入っており、緩衝材も必要最低限。
1台1.3万円という低価格にも関わらず、アームマイクとワイヤーマイクの両方が入っている。
ヘルメットへの取り付けはクリップタイプはなく両面テープかマジックテープでの張り付けのみ。



DSC01176.jpg
本体は+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンの4で構成されている。
後方にはマイク&スピーカー取り付けと、充電併用のMiniUSBポートが一つ。
それぞれの操作性については次の項目で紹介する。



DSC01178.jpg
後方にはMiniUSBポート。
ちょっと形状が違うけど普通のMiniUSBで充電が可能。
ただし少し奥行きがあるので、強めに差し込む必要がある。
これだけスマホでMicroUSBが広まったのだから、思い切ってMicroUSBにしてくれれば良かったのにな。
よくよく見ると、MiniUSBといっても両面を使って10pinで通信しているみたい。
GoProなんかもそうだけど、マイクとスピーカーを一つのUSBポートにまとめると片面5pinでは間に合わないのかな?
MicroUSBは小さすぎて5pinまでしか実装できないだろうから、MiniUSBになるのは仕方ないところか。

尚、充電しながらの利用はオプションのケーブル(型番 90535)が必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、



DSC01122.jpg
マイクとスピーカーはMiniUSBで接続するようになっており、防水性を確保するためか本体への取り付けはやや硬い。
ぐっと押し込まないと接触不良で片方のスピーカーからしか音が出なくなるので要注意。


イージートーク3とSB4Xのスピーカー比較
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。

ちなみに、スピーカー&マイクは上位のクールロボGT2と互換性があるようだ。



DSC01123.jpg
ヘルメットへの取り付けベースは両面テープorマジックテープでの取り付けのみ。
個人的にはクリップタイプが好きなのでオプションででも用意してくれるといいんだけどね。
ベースは柔軟性のあるプラスチックなので、曲面にしっかり貼り付けられそうだ。

本体とのドッキングは上からスライドさせるようになっている。
着け外しは容易な点が素晴らしい。

※2018/04/24追記
 GT2のクリップが流用できるとコメントで情報をいただきました。
 型番は下記のものです。
 「COOLROBO-GT 補修用 ヘルメット取り付けベース90706」

他機種との外見比較


イージートーク3、SENA20S、SB5X等と外見を比較

高級感はないけど、形状が横長でスマートな形をしているのでかっこ悪くはない。
上位のGT2のほうがちょっと野暮ったい感じがするw
大きさはSB5Xよりわずかに大きいけど、小さい部類に入る。



DSC01145.jpg
重さはワイヤーマイク、スピーカー、ベースを含めてなんと84g!
これまで最軽量だったSB5Xより20gも軽く、持った瞬間に軽いとわかるほどだ。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g


たかが20g、されど20g
ヘルメットに取り付けると20gでも違いを感じられる。
実際に走行するとSENA 20Sでも特に気にならないので絶対的な差ではないけど、少しでも軽いものを希望する人にはいいと思う。


操作性


イージートーク3の操作方法

+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンで構成されている。
ボタンは全体的に硬めでクリック感はあるけど押しにくい。
Mボタンはクリック感もストロークもほとんど無いので、押しているのか押してないのかが非常にわかりにくい。
かなり強めにぐっと押し込まないといけない。
B+comやSENAと比べるとちょっと操作性は悪いかな。

また、かなり多機能で全部の操作を覚えるのは大変なので、必要そうな代表的な操作だけ抜粋する。

全体操作


■電源オン、オフ
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押し

■リセット
電源オンの状態から・・・
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了



インカム関連操作


【2016年12月の最新Ver2.30】
■1対1インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK

■グループ通話ペアリング
グループ通話をするには各インカムにグループ番号を自身で割り当てる。
1、2、3、4をインカムそれぞれに割り当てた上で、それぞれを数珠繋ぎにペアリングする。
このグループ通話で接続できるのはGT2とイージートーク3のみで、ユニバーサルを含めることはできない。
尚、イージートーク3のグループ通話は仕様外なので、想定しない動作をする可能性もあることを考慮いただきたい。


①番号割り当て手順
+ボタンを同時8秒押しで青点灯
+ボタンを押して番号を選択
-ボタンを押して番号決

これをグループ通話に参加するインカム全てで行う。
※-ボタンを数秒押し続けると何番に設定したか確認できる
※番号は1~5まで割り当て可能なので理論上は最大5台まで接続できる

②グループペアリング
1番インカム : -ボタンを8秒長押しすると赤高速点滅
※-ボタンを数秒押した時点で番号アナウンスがあるがそのまま押しっぱなしにする

2番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
数秒放置するとペアリング完了。


次に
2番インカム : -ボタンを8秒長押しすると赤高速点滅

3番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
数秒放置するとペアリング完了。

という流れで4番までペアリングをする。


■ユニバーサルペアリング
イージートーク3 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
他社インカム   : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■1対1インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。

■グループ通話発信
-ボタンを2秒長押しでグループ通話一斉開始(誰か一人の操作でOK)
※仕様外

■インカム通話終了
Aボタンを1回押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。

■VOX感度
-ボタンまたは+ボタンを2回早押し
感度1~4とオフに設定可能

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
イージートーク3 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器   : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : +ボタンを2回押す
曲戻り : -ボタンを2回押す
音量調整 : +または-ボタンを1回押す(連続して押さないこと)

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : -ボタンとMボタンを同時に8秒押す
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
イージートーク3同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可



ヘルメットへの取り付け


ヘルメットへの取り付けは比較的容易な部類。
左スピーカーのコードが短めでZ-7には取り付けしにくかったけど、それ以外のヘルメットには十分な長さだ。


ショウエイ Z-7


ショウエイZ7にイージートーク3のベースを取り付け
まずはベースの貼り付け。
両面テープでつけるだけなので、テープ部分がしっかりヘルメットに張り付くよう位置を考えながらつける。
Z-7はネック部分のパッドと帽体との隙間がほとんど無く、無理やり突っ込むと断線しそうなので前方の口元からケーブルを回り込ました結果、左耳スピーカーがギリギリの長さになってしまったので、もう少しベースを前に取り付けたらよかったかな。



ショウエイZ7にイージートーク3のスピーカーを取り付け
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



DSC01183-3.jpg
本体をドッキングして完成。
ケーブルはもう少しどこかに固定させるとか工夫したほうが良さそうだ。
全体的な見た目としては悪くは無いけど、ベースが上部に飛び出して見えてしまうのが残念。
もう少しおさまりがよければいいんだけどね。



アライ アストラルX


アライ アストラルXにイージートーク3を取り付け
アライはインカムの取り付けが容易なのでぱぱっと簡単に。
やっぱりベースのはみ出しがかっこ悪いなw



実走テスト!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクは上位のGT2と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
それではそれぞれをチェックしていこう。


スマホと接続して音楽を聞く


イージートーク3とスマホを接続して音質確認
あまり期待してなかったが、意外なことに音質は良い。
少し迫力に欠けるけど低音から高音までバランスが良く、B+comオプションのNeoやMidLandオプションのHifiスピーカー(2017年8月から標準化)と肩を並べられるくらいだ。
癖の無い普通でクリアな音だと思う。



インカム通話


イージートーク3同士の通話確認
まずはイージートーク3同士でインカムペアリングをして確認。
音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
音楽を聴くと良い音を出しているので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
他社の高級品と比べても上回っており大健闘だ。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽の併用機能だ。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。

ちなみに通話と音楽を併用している時にボリュームボタンを押すと、音楽のボリュームが変更できるようになっている。
あれ?インカム通話の音量調整の仕方がわからないぞ。
マニュアルを見てもそこには言及されてないけど、多分どうにかしたらできるはずだけど、なかなか見つからず。
デイトナの人と話す機会があれば確認しよう。



VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



市街地を走ってきた


2017/2/11追記
お待たせしました。
先輩に手伝ってもらって2人で市街地を走行してきたので、そのときの動画をyoutubeにアップ。
カメラが下向きすぎててすみません。
二人ともスマホと接続して音楽を聴きながら走行している。


■インカム通話音質
若干人の声が割れやすいという傾向があり、聞き取りやすさで言うとB+comより低くSENA 20Sよりは良いという感じ。
マイクの感度が高すぎることが原因かもしれないので、マイクの位置は少し離し気味でも良いかもしれない。
ノイズリダクションは高級機と比べても遜色は無く十分だ。

■インカム通話距離/安定性
かなり電波の多い悪条件の市街地を走行している。
動画にあるけど、50km/hで走行中に50mくらい離れて間にミニバン1台が入ると、近距離の時よりノイズが増えたけど通話には支障は無い。
カメラのバッテリー切れで動画が用意できなかったけど、間に車が入らなければ60km/hで60mくらい離れてもノイズはなく快適だった。
逆に、渋滞の中、大きめの車を5台はさんで50m離れると通話は厳しい。

市街地であれば、間に車がいなくて100m、車が入ると60m程度が限界だろう。
通話距離200mというスペックから考えると十分健闘している。
郊外であればスペック通りの距離が可能ではないだろうか。

■スマホ音楽の音質
期待通りの高音質+安定度
途切れることもノイズが入ることもなく、自宅内で試したとおりの快適具合だった。



仕様外で最大同時通話5台!


※2018年4月22日追記
GT2のグループ通話にはグループ番号を割り当てる必要があり、イージートーク3にはその機能が無い。
ところがOEM元と思われる機種にグループ番号を割り当てる操作が記載されていると情報をいただいた。
試したところ、多少の制約はあるがイージートーク3でブリッジができ、理論上は最大5台まで接続できるようになっている。
操作の項目に記載済みなのでグループ通話の操作を参照いただきたい。

※イージートーク3はET3と表記する
※(No)は割り当てたグループ番号を示す

■構成1 GT2をブリッジ機にする
DSC03083.jpg

ET3(No1)---GT2(No2)---ET3(No3)

この構成で接続は可能だ。
イージートーク3はA2DPの併用も可能。


■構成2 イージートーク3をブリッジ機にする
DSC03090.jpg

ET3(No1)---ET3(No2)---GT2(No3)

この構成も接続可能。
ただしNo2はブリッジしている影響でA2DPの併用はできなかった。


グループ通話の呼び出しは-ボタンを2秒長押しで一斉接続ができる。
手元にデイトナの機種が3台しかないので試せるのはここまでだが、少なくとも自宅周りを歩き回った範囲では3台接続は安定しており、1対1で接続した時と大差が無い。
これなら距離は短いもののイージートーク3だけで4台接続してもツーリングで使えると推測する。
残念ながらグループ通話にユニバーサルペアリングした機器を混ぜることはできなかった。



仕様外ブリッジの結果


端的にまとめると以下の通り。

・イージートーク3またはGT2とグループ通話が可能かつブリッジ機にもなれる
・ブリッジした場合はA2DPの併用ができない、ブリッジ機でなければ併用可
・グループ通話時の通話距離は1対1の時と大差ないと思われる
・グループ通話の最大接続台数は理論上5台
・グループ通話に他社を混ぜることはできない

GT2が販売終了となり間もなく次世代の自動経路制御を搭載するDT-01が発売される状況とは言え、イージートーク3は素晴らしいコストパフォーマンスを誇っている。
それに上乗せしてブリッジができるようになり、ミドルクラスをも凌駕している。

現在のBluetoothコアは1コアで2チャンネル接続できることは普通で、イージートーク3は1コアでインカム通話(1台)とA2DPを併用している。
一般的なミドルクラスの機種はこの2チャンネルをインカムに割り当てることでブリッジができ、ハイエンドはデュアルコアにすることでブリッジとA2DPの併用を可能にしたもの。
イージートーク3はファームで2チャンネル目をブリッジには利用できないようにしていると考えていたが、マニュアルで案内していないだけだった。
さすがにこの裏コマンドを自力で見つけ出すのは難しい。

OEMまたはODMであることは推測しており、海外のインカムを調べてはいたものの僕には見つけられなかった。
見た目の異なる機種から推測して試したnoriniさんには脱帽だ。
大変貴重な情報をいただきありがとうございます。

公式でサポートしていない理由は不明で、あくまで仕様外であることを念頭においていただき、既にお持ちの方は試してみてはいかがだろうか。



イージートーク3の評価


ET3top20.jpg
公式で秘密兵器と銘打つだけあって、本当に何年も秘密にされた機能が見つかるという有限実行のインカム。
2台セットが2.3万円と非常に安価な上に、軽くてバランスの良い音質と通話と音楽の併用を実現し、仕様外ではあるがGT2を含めたグループ通話が可能で、ブリッジまでできてしまう。

200mという距離の短さとマイク性能が平凡なこと、ブリッジ時はA2DPの併用ができないことを除けば全製品中最高の評価。

仕様外グループ通話で実走行できてないので確実ではないが、イージートーク3だけで3~4台接続ができそうな上に先頭と最後尾はA2DPを併用してナビ音声や音楽を聞きながら走れるはず。
再接続も誰かが -ボタンを長押しすれば全部が繋がるので、距離が離れて切断されてもすぐ復旧可能。
多少の手間はかかるがそれを許容できれば十分使えるだろう。


というわけで、
3台以上の接続は仕様外でも気にしない、
タンデムorあまり距離をあけずに走る!

という人には、イージートーク3がすごくオススメ!


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・8
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・8
重さ・・・・・・・・・・・・10
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・10!

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