Gitupは頻繁にファーム更新があって、細かな修正が多数入っている。
毎回レビュー記事を起こすのも大変なので、本記事で変更の履歴を記載していきたい。
ただ過去の情報は既にサイトから消えているものがあり、詳しい情報が残っているものだけ記載する。
Git2
■ファームアップ履歴
2015年12月 v1.2
2016年1月 v1.3
2016年3月24日 v1.4
■v1.4変更点
地味な変更が多いが使い勝手が向上しており結構嬉しい。
1 機能追加:1080×1440で60fpsの撮影をサポート
2 機能追加:特殊なHDMIケーブルを解してリモートシャッターをサポート
3 機能追加:Video recording pause and resume via Menu button うーん、わからん!動画録画のレジューム機能らしいが、試しても利用できない。というか何がどうなるの?w
4 機能追加:タイムラプスで0.5秒モードをサポート
5 機能追加:動画再生モードで再生中にメニューボタンを押すと再生速度を変更できる。1倍、2倍、4倍、8倍。
6 機能追加:動画撮影のビットレートを変更可能。
Low/Mid/Hiの3つ。
試しにFullHD 60fpsでビットレートがいくつになるかテストしてみた。
Low:18Mbps
Mid:27Mbps
Hi:36Mbps
V1.3の標準:27Mbjps
Midが以前と同じで、上下10Mbpsの設定ができるようになった。
当然ビットレートがかわれば比例してデータ量が大きく/小さくなる。
どれくらいの差があるかは後日比較してみたい。
7 機能追加:キャリブレーションをサポート。
Git2はホットピクセル問題が発生することがあるらしく、それをユーザー自身で調整ができるようになった。とのこと。
ちなみに僕のGit2はホットピクセルは発生してないような・・・?気づかないだけか?
8 機能追加:ビデオシャッタースピードの指定機能をサポート。1/30秒、1/60秒、1/120秒、1/240秒、Auto
基本はAutoで問題ないと思う。
特殊な使い方をするなら固定。
例えば僕みたいに動画にはせず、画像をキャプチャーしてアップするだけとか、ドラレコとしてナンバーを極力読み取りたいなら極力ブレのない1/240秒のほうが綺麗だろう。
ただシャッタースピードを高くすると動画ではカクカクしてしまうので、動画として楽しむならAutoでいいのではないだろうか。
9 機能追加:Lock Actual Recording via Menu button 録音をロックする?試したけど何が何やら?
10 機能追加:静止画のタイムラプスに0.5秒を追加。
11 機能追加:ポーランド語、オランダ語を追加。他言語で表示改善。
12 改善:ファームアップデート後、SDカードからファームファイルを自動削除。よく何周もするので地味にうれしいw
13 改善:動画のホワイトバランス調整値を0~9から0~19に拡張。
14 改善:シャープネスの設定で極端だった弱/強を標準に近づけた。
15 改善:静止画のセルフタイマーで最後の3秒のときに赤LEDを点滅させる。今までは正面から残り時間がわからなかった。
16 改善:No Wi-Fi info displayed while OSD off うーん、違いがわからん。wifi利用時のOSD表示変更らしいが・・・。
17 改善:ドラレコモード時、給電ではなく通常の起動をした時にも自動で録画開始していたのをやめて、USB給電で起動した時のみ自動録画開始をするようにした。地味に嬉しい!
18 改善:動画撮影によるファイル分割時に前後のフレームの重なりをなくした。
撮影テストしてみたが1フレームの欠損もなく完璧につながっていた。
つなぎ目を気にせず動画を連結させるだけでOKなので、動画編集者にとっては非常に有りがたい修正だろう。
19 改善:240fpsを正式サポートした。(今までの240fpsは擬似だったてことかな?)
20 改善:Update the web camera name to Git2 instead of DEMO1 ウェブカメラとして利用した時のカメラ名称を決められるらしい。
21 改善:Display shutter speed option on screen on photo mode 静止画モードでOSD画面にシャッタースピードオプションが表示されるようになった?
22 改善:LED blinking as normal recording and update the video mode icon on video time lapse mode 多分なにか表示がかわったんだろうけどわからん。
23 未改善:No audio while playback on TV via HDMI 実際試してないからわからない。
24 未改善:プレビューモードでは日付が正しく表示されない。
25 未改善:給電中はクイック撮影が動作しない。
26 未改善:Unmute Recording Audio issue by menu button メニューボタンでミュートが解除される?
27 未改善:720pで手振れ補正を使うと縦揺れをする。
28 未改善:Camera frozen while taking 16MP in 10 sequences burst mode 静止画16MPで10連写するとフリーズする?タイムラプス0.5秒でずっと撮影した分には大丈夫だった。
29 変更:ドラレコモード撮影時、正面と上部のLEDが点滅しなかったのを、点滅するように変更した。(地味に嬉しい)
劇的な変更点はないが、ずいぶんと細かな点で使い勝手が良くなっている。
キャリブレーション機能は試してみたけどなんか失敗してうまくいかず・・・。
後日また試してみたい。
Git2 ファーム更新方法 V1.4以降
V1.3までとV1.4以降のアップデート手順は若干異なっているが、これからはV1.4の方式になると思うのでV1.4の手順を記載する。
作業は簡単で、公式からファームをダウンロード、MicroSD直下に保存して起動するだけ。
慣れれば3分もあれば十分。
V1.3の時に入れるファイルを間違えて全く起動しなくなったことがあるけど、正しい手順でやりなおしたらきちんと動作してくれた。
単純にBootアップ時にMicroSDの直下のbinファイルを読み込むという動作をしているだけのようなので、万が一間違っても何とでもなりそうな感じはする。
■注意事項
Git2はSDXCに対応しているがファームアップデート時はFAT32でなければならないので、基本的にはSDHCまたはSDのどちらかを利用することになる。
逆に言うとSDXCでもFAT32でフォーマットすれば可能かもしれない。
フォーマットについてよくわからない方は、32GB以下のMicroSDカードをGit2本体の設定からフォーマットすればFAT32になる。
公式からファームをダウンロードする。
上のカテゴリーから「support」→「Git2 Firmware」をクリック。
「GIT2FW”日付”.zip」をクリックするとファイルのダウンロードが開始される。
このときはV1.4で公開日と思われる日付で「GIT2FW_20160324.zip」となっていた。
ダウンロードされたzipファイルを解凍すると「GIT2FW.bin」があるので、こいつをコピーする。
アップデート用のMicroSDカードの直下に「GIT2FW.bin」を保存する。
※カメラ経由でもリーダー経由でもどちらでも問題なし。
MicroSDカードを本体に入れて起動すると、正面の緑LEDが遅い点滅と高速点滅を繰り返し、1分程すると完了する。
V1.4からファームアップが完了するとMicroSDからファームファイルを自動で消してくれるので、ファーム上書きのループはしなくてすむようになった。
起動して設定からファームバージョンを確認する。
Git2 ファーム更新方法 V1.3以前へのダウングレードは可能か?
基本的にダウングレードもアップデートも操作は同じで、入れるファイルが異なるだけ。
2016年4月2日時点の最新ファームはV1.4で、以前の公開されているファームはV1.2・・・と記載があるけど、入れてみるとV1.3だった。
なんか間違ったかな?w
まぁいいや。
例えば今後出るであろうV1.5からV1.4へダウンする場合は、単純にV1.4の手順と同じになると思われる。
V1.3以前とV1.4では手順が異なるのでメモ代わりに記載しておく。
V1.4以降と異なるのはMicroSDにコピーするファイルが違うのと、アップデートが終わったらMicroSDを抜いておかないと何回もファームアップが走ってしまうことの2点。
他の条件は同じなので異なる点のみ記載する。
ダウンロードは公式サイトの最新ファームページの一番下に旧バージョンがアップされている。
MicroSDに保存するファイルは以下の通り2つが必要。
「GIT2FW.bin」と「GIT2LD.bin」
片方だけだとファームが無い状態となって起動しなくなるが、正しい手順でやれば復活できた。
無事V1.3にダウンできたので、アップデートして気に入らなければ戻すのもありだろう。
■おすすめ記事
Gitup Git1/Git2 マイナーでも本命!SJ5000X Elite、XiaomiYiとの画質比較!
コメント
情報ありがとうございます。
SJ5000X Eliteはファームアップで良くなったとは聞いていましたが、最近のファームアップでまた良くなったのですね。
試そうと思いながらずっと手をつけられずにいました。
SJCAMは初期の画質が悪くて徐々に良くなっているような印象があります。
SJ4000でも同様でした。
時間があれば試してみますが、あまり期待せずお待ちください。
私もGit2メインでバイクで使っています。
先日SJ5000X Eliteのファームアップで細かい設定(UI全般、シャープネス強弱、ND強弱等)が追加されていました。シャープネスとNDを弱にするとv1.2の時に比べ随分と自然になりましたよ。ジャイロも若干マシになったようです。
いえいえ。
どうぞ参考にしてください。
>ノギスは持ってないので定規で目測で、直径×高さです。
>Git1 22mm 9mm
>Git2 22mm 9mm
>SJ5000 22mm 9mm
>SJ5000X Elite 22mm 9mm
>SJ4000 20mm 6mm
>XiaomiYi 23mm 8mm
質問者ではないですが参考になりました。Git2用のフィルターアダプターをいろいろ探していたので。
こちらでもループ録画設定で確認したところ空白時間は無しでした!
SDカード容量いっぱいまで録画して止まったら次のSDカードへ交換というやり方で使ってるので、
ループ録画じゃないと切れ目なし録画できないというのは少し厄介ですね。。
上書きされないループ録画(?)があれば良いんですけどちょっと残念です。
設定情報ありがとうございました。
試したのは以下設定です。
ファーム1.4
動画形式 1980*1080 60fps
手振れ補正off WDR off ビットレートHigh
ループ録画10分の設定です。
試しにループ無しで撮影すると4GBの切り替え時に3秒の空白期間ができました。
4GBフルにまで録画するとだめなようです。
僕は動画編集時に10分くらいで切れているほうが扱いやすいのでもともと10分で切っていますが、そうでない人にはやっかいですね。
> 18 改善:動画撮影によるファイル分割時に前後のフレームの重なりをなくした。
> 撮影テストしてみたが1フレームの欠損もなく完璧につながっていた。
上記についてうちのGIT2(ファーム1.4)で確認したところ、
動画ファイルの容量が4GBを超えて、次のファイルに変わるところで
3秒くらいの欠損がでました。
確認時の撮影条件
ファーム 1.4
動画形式 1980×1080 30fps
手ブレ補正ON、WDR ON、ビットレートLow
その他設定はデフォルト
そちらで確認された際の撮影モードなどを教えていただけないでしょうか?
ノギスは持ってないので定規で目測で、直径×高さです。
Git1 22mm 9mm
Git2 22mm 9mm
SJ5000 22mm 9mm
SJ5000X Elite 22mm 9mm
SJ4000 20mm 6mm
XiaomiYi 23mm 8mm
参考になりましたでしょうか。
連続申し訳ないです。
XiaomiのYiがぬけていました。
こんばんわ。色々なモデルの詳細なウェアラブルレビューをされていて驚きです。
突然で恐縮なのですがGit1、Git2、SJ4000、SJ5000これらウェアラブルのカメラのレンズ部(出っ張っている部分)の直径と、レンズ部の出っ張りは
それぞれ何mmくらいになるのでしょうか?
あれこれ調べていたのですがよくわからず・・・申し訳ないです。
なおSJの別モデルのレンズ部の直径についてはハッキリとしたものはこの画像しか見つけることができませんでした。
ttp://i.imgur.com/pO2KPkW.jpg
防水ハウジングに穴を開けてバイクから給電しながら使ってますよ。
SJ4000でも同じ事をして2年くらい豪雨でも今までトラブルは一度もありません。
エンジン音でいいのであればGit2の内蔵マイクは優秀なので、ハウジングのマイク付近に穴を開けてビニールテープで防水しておけばそれなりに拾ってくれそうです。
排気音を入れたいなら追加投資が必要ですが外部マイク併用が可能です。
ご参考にどうぞ。
https://bikede-go.com/blog-entry-148.html
まさきち様レスありがとうございます。
Git1ではFHD 60fpsはムリだったのですね。アプデとかでできるようになったとかだと勘違いしていました。
連続撮影時間については内蔵バッテリーのことですすみません。
やはり内蔵だとあまり長くは撮れないみたいですので旅向きではないのかもしれませんね。
給電しながらの撮影だと突然の雨や雨天時の撮影ができませんよね。悩みどころです。
あとはバイクの排気音や音声ですね。
防水ケース付けるとほとんど録音されないみたいですし。
別でマイク付けるにしても防水ではないとおもいますので。
まずGit1はFullHD60fpsの撮影はできません。
本体で録画した動画を見たり削除は可能です。
基本的な仕様については以下を参照してください。
https://bikede-go.com/blog-entry-146.html
Git1はMOV、Git2はmp4です。
どちらも1ファイルあたりの時間はビットレートによりますが、4GB上限まで撮影可能です。
4GBで撮影できる時間という意味でしょうか?
Git2 FullHD 60fps
Low:18Mbps
Mid:27Mbps
Hi:36Mbps
です。Hiで4GB16分程度です。
他は適当に計算してください。
Git1はFullHDで16.8Mbps、4GBで30分程度です。
逆に2分/5分/10分といった単位で区切ることもできます。
区切らなければ4GBに達したら区切られます。
連続何時間というのは内蔵バッテリーでの撮影時間ということでしょうか?
それであれば以下の記事を参照してください。
記事中にも記載していますが、動きの無い状態での測定時間なので、動いていると短くなる可能性はあります。
https://bikede-go.com/blog-entry-148.html
かなりエスパーで回答しています。
要点をわかりやすく質問いただければ回答しやすいです。
僕の現在のメインはGit2です。
XiaomiYiを使ってない理由はドラレコモードがないことと、ディスプレイがなくて車載では不便だからですね。
Git2もV1.4でビットレートの指定ができるようになり、LowだとXiaomiYiと同程度まで落とすことができます。
まだビットレートLowで撮影したのは屋内でしたが、悪くないような感じはしました。
そのあたりは休日に試してみたいなとは思っていますが、いかんせん最近まともに休みが無くて更新できずです。
M10Plusは推測ですがSJ4000Plusと同じで筐体が違うだけと思われます。
SJ4000Plusは画角こそ広いものの、画質は悪かったですね。
出始めのころのファームなのでその後改善されている可能性はありますが、今更な感じはします。
https://bikede-go.com/blog-entry-130.html
Git1と2どちらもPCに接続したりスマホと連動させることなく本体のみで動画の確認や削除はできますか?
あとFHDの60FPSモード動画撮影だとGit1と2それぞれ連続で何時間くらい撮影できるのでしょう?
どちらも動画の形式はAVIで10分ごとに自動でファイルが分割される仕様だったりしそうですが。
ウェアラブルカメラの記事、楽しく読ませて頂いてます。
まさきち様の今のメインカメラはgit2ですか?xiaomi yiは卒業でしょうか?
自分もxiaomiのバッテリーの持ちが悪いので 新しいカメラを探していて、
まさきち様の記事はとても参考にさせて頂いてます。
自分にとって大事なのは広角で、ビットレートが低くてもそこそこ綺麗な
絵が撮れることなのでxiaomiはその点では自分にはちょうどいいのですが、最近こども達にカメラを持たせて遊ばせ、思いがけず撮れた面白い絵を楽しんでいるのですが、いつの間にか電池切れになっていることがよくあり、最近の省エネなカメラを探しています。
ただ今のカメラはビットレートが高すぎるのも気になります。撮影した動画は、その場でタブレットにsdカードを刺して楽しむスタイルなので、ファイルサイズは軽量な方がいいのです。
そこでgit2のLow設定の絵はxiaomiの絵に比べてどうでしょうか?同等以上であれば買い替えたいと思っています。sjcamのM10plusも気になりますが、広角具合がイマイチわからず手が出ません。こうして情報を集めるのも楽しいのですが、煮詰まってきてしまったのでアドバイスお願いいたします。
ファームアップ方法を追記しました。
よろしければご参考にどうぞ。
Git2の記事楽しみに待っていました!
私も先日Git2を購入したのでよろしければアップデートの方法も記載して下さい!