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膝と腰にプロテクターを内蔵できる、バイク用ジーンズ komine WJ-737Sを購入したのでレビューする。
期待することはバイク用ジーンズには珍しくローライズということと、ケブラー等の高強度繊維ではない普通の生地なので涼しいということの2点だ。


概要


本製品の特徴は膝と腰にパッドを内蔵でき、膝のパッドポケットが外側についているので、気軽に取り外せること。
後付膝パッドは膝裏が痛くなりやすく、内側から出し入れする内蔵タイプは休憩時に気軽に外せないという欠点がある。
それをクリアした製品ということで、購入してみた次第だ。

komineはプロテクターに力を入れており、特に他メーカーがあまり手を付けてないプロテクター内蔵ジーンズのラインアップが非常に豊富。

ざっくり種類をあげると、

・普通の生地の製品
・高強度繊維ケブラーを部分的or全体に採用した製品
・膝の伸縮を重視した製品

これらの組み合わせで、レギュラーフィット、スリムフィット、一部にスキニーが用意されており、全部で15種類もある。
今回購入したのは、普通の生地&スキニーのWJ-737Sという製品。
価格は膝パッド付きでなんと6000円という安さ。
基本的にレギュラーフィットのWJ-732Rと同じ素材、構造をしているので、好みでこの二つを選ぶといいと思う。


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サイズは、S(28インチ) M(30インチ) L(32インチ) XL(34インチ)と続いて、一番大きなので5XLB(46インチ)だ。
僕は身長172cm、体重60kg、骨組みが細いので細身の体系。
いつも29インチだけどサイズが無いのでM(30インチ)を選択。
ウエスト周りがゆるめで腰周りはパッド入れたらちょうど。という具合でおさまってくれた。
股下は85cm前後でバイクにまたがってちょうどいいくらいだ。


それでは実際にみていこう。


外観


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膝と腰にパッドを入れた状態で撮影した。
スキニーらしく太ももから細く、足首にかけて少しテーパーがかかっている。
リーバイスのスキニージーンズ、EU511より少し細めだ。
一応立体裁断らしいけど、軽くなのかあまり立体的ではない。
色はディープインディゴなのか?というくらいほとんど黒。
もう少し青いほうが好みなんだけどな。



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後ろの腰の部分には、バイク用ウェアのずり上がり防止フックをかけるループが用意されている。
フックをベルトにかけても位置が高すぎてあまり意味が無いが、本製品のループの位置はちょうどい。
ステッチは無いんだけどかわりにKOMINEの大きなロゴが入っている。
わざわざバイクにのるためのパンツにジーンズを選ぶのだから、バイク用品色を消したいというのが本音。
ロゴを切り取っている人もいるけど、僕にはそんな根気はないのでこのまま使うことにする。



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アマゾンで安価に売られているバイク用ジーンズは、フロントジッパーがすぐ壊れるらしいが、本製品は日本製が採用されており耐久性には問題ないだろう。
裁縫は値段なりでちょいちょい雑だけど許容範囲。
生地はやや厚手で、伸縮性もそこそこある。
素材は綿98%、スパンデックス(ポリウレタンっぽいもの)2%だ。



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付属の膝パッド(SK-810)はCEレベル2の高密度ソフト系なのだけど、どうも着け心地が悪く膝が痛い。
最近まではSK-803が付属していたらしいが、後継のSK-810はいまいちだ。
せっかく快適性を求めて購入したのにこれではだめだと、コレクションの中から最適なプロテクターを吟味したところ、デイトナの瞬間硬化素材 「SAS-TEC L」がバッチリ適合した。



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膝パッドはサイドのジッパーをあけることで簡単に着脱可能。
ポケットの下のほうにマジックテープがとりつけられており、マジックテープを閉めるとプロテクターが上のほうで固定、あけると下まで落ちてくる。
足の長さやパッドの大きさによって調整可能だ



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僕の場合、足が短いのでマジックテープをしめてSAS-TEC L を入れると綺麗におさまってくれて、ピッタリ膝にあたってくれた。
もう少し足の長い人だとプロテクターが上すぎるので少し下げたいのだけど、マジックテープをあけると7cmくらい一気に下がってしまい、下過ぎることになる。

そういう場合は、100円ショップで売っている粘着テープ付きマジックテープをプロテクターに貼り付けて、ジーンズのマジックテープにつければ、ずり下がりを防ぐことが可能だ。



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腰パッドは標準で付属してないが、コミネのウレタン(中心ハード) K302S がぴったり収まるようになっている。
CEレベル1だけど薄いしある程度柔軟性もあるので、腰パッドには最適だった。

プロテクターについては以下の記事も参照していただきたい。


ストレッチが効いて履き心地が良い



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生地がちょっと厚手なので重さはあるけど、適度に伸縮性があり履き心地は良い。
座っても窮屈感はなく、膝パッドは抜群の柔軟性で快適、腰も多少出っ張りを感じるけど違和感は少なくすぐ慣れた。
パッドが入っている分バイクっぽさを感じるが、なんとか普通の服装感は出ているのではないかな?

僕は身長172cm 体重60kg、骨組みが細いので細身。
普段はリーバイス EU511(スキニー)、EDWIN503(レギュラーフィット)を愛用しており、いずれも29インチでウエストも腰もぴったり。
本製品は30インチでウエストはかなり余裕があり、腰も少し余裕があるがパッドを入れるとぴったり、太ももはややきつめだけど伸縮性があるのでそのうちちょうど良くなるだろう。
ウエストに余裕があるのはおそらくバイクに乗った時の圧迫感を緩和するためと思われる。
股上は浅めで骨盤で支えるようなイメージだ。

概ね、リーバイス EU511(スキニー)に近いサイズ感で、腰パッドを入れるなら同じか一つ上、腰パッドを入れないなら同じか一つ下を選べば良いと思う。
29インチがあれば29インチでいいのだけど、無いので28インチか30インチか迷って30インチにしたが正解だったのではないかな。


欠点はちょっと暑いこと。
ケブラー無しの普通の生地に期待することは伸縮性と涼しい事だと思うのだけど、何故か厚手という事が気にかかる。
時期でいうと、12月~3月は防風ジーンズ(EDWIN)、4月~6月と9月~11月は本製品、7月~8月は薄手のジーンズかメッシュ。
という使い方になりそうだ。
真夏でも履けるけど快適かと言われると微妙なところ。



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バイク用ツーリングブーツ(GOLDWIN)をはいた場合、裾はなんとかブーツアウトが可能。
おそらく大半のツーリングブーツではブーツアウトは可能、レーシングブーツは不可、といったところ。



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裾を折り返すと後ろにリフレクターが取り付けられている。
多少なりとも安全性を高めようというkomineらしい機能だ。



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ブーツインするとこんな感じ。
細めではあるのでブーツインしてもごわつく感じは少ない。



春、秋に最適な快適ジーンズ



■良い点
・バイク用ジーンズには珍しいローライズ、
・そこそこ伸縮性がある
・膝と腰にパッドを入れられる
・膝パッドが外から着け外しできる
・安い(6000円)

■いまいちな点
・少し暑い
・ディープインディゴなのにほとんど黒
・付属の膝パッドが痛い
・バックポケットの「KIMINE」ロゴがちょっとかっこ悪い

夏はメッシュを使うから、春秋用でOK!という人にはとても良い製品だ。
履き心地と安全性のバランスが良いのに価格がすごく安い。

膝パッドは一度試してみだめそうならデイトナのSAS-TEC L(92818)を強くおすすめする。
瞬間硬化する特殊素材でCEレベル2をクリアし、価格も安くて抜群の伸縮性と膝パッドに最適。
このジーンズにもピッタリ装着可能なので、迷わず買っていいと思う。

腰パッドも一度試して入りそうなら後から購入しよう。


アマゾン プライム対象製品はサイズ違いでも、返送料アマゾン負担で返品を受け付けている。
本製品もおそらく適応なので、不安な方は一度アマゾンのサポートに問い合わせた上で試してみてはいかがだろうか。
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