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バイク用ドラレコの本命、NeckerV1 Plusが到着したのでレビューをする。
メジャーメーカーよりも良い点が多いので、ドラレコを検討している方にはおすすめした。

旧型のNeckerV1の簡単な記事はこちら
ここでは、NeckerV1=旧モデル NeckerV1 Plus=新モデル と表記する。




本体、付属品のチェック



■付属品
マウントの形状が少し変わったけど、あまり使わないかも?
本体を取り付けるマウント部分のみだが旧モデルも新モデルも一応Goproマウントがぎりぎり使える。

防水給電ケーブルはシガーソケットからUSBになっている。(旧型の後期から変更になっている)
シガーソケット-USBアダプターはいくらでも安く売っているし、入手しにくいNeckerV1付属品の故障部位が減ったのはとても良いことだ。

それと、新型からレンズカバーの交換ができるようになり、予備のレンズカバーがついた。
本体のレンズまわりを回すと外れるようになっており、予備のレンズカバーにつけかえられる。
本体は最高レベルの防水(IPX8)なので、ハウジングに入れるということはまずない。
そうするとレンズカバーに傷が入ると結構萎えるんだけど、交換できるのはちょっと気の利いた仕様だ。

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■本体
旧モデル(NeckerV1)とほぼかわらない。
レンズまわりがちょっとかわったかな?程度だ。

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■新機能
タイムラプスとGSensor機能が追加。
衝撃があると録画されたファイルをロックして、ループの上書きで消されないようになった。
防水給電ケーブル、GSensor、通電自動録画、ループ録画と完全にバイク用ドラレコである。

※注意
バイクの場合取り付け場所によっては振動を強く拾ってしまい、Gセンサーが働いて全部の動画がロックされて上書きできなくなる場合がある。
Gセンサーの感度をLow(1)にするか、マニュアルには記載されてないが(0)にすることで無効化できるとのことなので、状況にあわせて感度は低めか無効にすることをおすすめする。


■設定
wifiアプリからしかできないこと、configからしかできないことがある。
PCを持ってない人はそうそういないと思うが、スマホを持ってない人は解像度(デフォルトFullHD30fps)、時刻、マイク感度の設定ができないことになる。
一回設定してしまえばそうそう変更することはないと思うので、スマホを持ってない人は誰かに借りて一度時刻同期くらいはしたほうが良さそうだ。

▼configから設定できること
動画、静止画の切り替え
静止画のタイムラプス関連設定
動画1ファイルあたりの時間
自動通電録画有効時、給電が切れてから何秒録画し続ける
Gセンサーの衝撃感知感度
wifiのオン/オフ



▼wifiアプリからできること
録画開始、停止
wifiのSSID設定変更
撮影されている動画の再生
動画の解像度(FullHD30fps or HD60fps)
マイク感度
Gセンサーの衝撃感知感度
時刻同期
MicroSDのフォーマット
バッテリー残量/MicroSD残量/ファームバージョン/アプリケーションバージョン確認

アプリはiOS、Android両方あるようで、「SMC smart camera」という名前。
怪しい権限は要求されないので安心して使えるが、ちょっとインターフェースがわかりにくいというかしょぼいというかw
wifiの初期パスワードは 1234567890 となっている。


configの変更方法は、
microSDを入れて起動する→microSDにできたSportDV.txt(下のconfig)を書き換える→本体を起動するとconfigが適用される。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-SportDV.txtの中身-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

UPDATE:n → nをyにして起動するとconfigを書き換える
Mode=0 → 動画、静止画の切り替え
TL=0 → タイムラプスかワンショットかの切り替え
TLI=0 → タイムラプスの撮影間隔時間
VCT=3 → 動画1ファイルあたりの時間
PDD=0 → 自動通電録画有効時、給電が切れてから何秒録画し続けるか
GSS=1 → Gセンサーの衝撃感知感度
WIFI=0 → wifiのオン/オフ
;; -----------------------------------------------
;(Mode) Mode Setting: 0~1
(0):Video mode (1):Photo / TimeLapse mode
;(TL) TimeLapse: 0~1
(0):One Shot (1):TimeLapse
;(TLI) TimeLapse Interval: 0~1
(0):8S (1):10S (2):20S (3):30S
;(VCT) Video Clip Time: 1~3
(1):1min (2):3min (3):5min
;(PDD) Power Down Delay: 0~5
(0):Off (1):10S (2):30S (3):1min (4):2min (5):3min
;(GSS) GSensor Sensitivity: 1~3
(1):Low (2):Middle (3):High
※ 0 にすることで無効化できるとのこと。
;(WIFI) WIFI Turn ON/OFF: 0~1
(0):ON (1):OFF


気になった点は以下の通り。
●動画や静止画にできるタイムスタンプを非表示にできない。
非表示にする設定くらいはあったほうが良かったなとは思うが、ドラレコなら必須なので特に問題は無い。


●時間設定がなくなった。
wifi接続してアプリから同期できるようになっている。
日本製の時計なら電波時計とかGPS時計でなくても目に見えて狂うことは少ないが、海外製品(SJ4000とかNeckerも該当)は結構狂うもので月1分以上の誤差が出る。
本製品もそれなりに誤差が出ると思われるので、気が向いたときにwifiで接続するといいだろう。


●ループ録画=通電で自動録画開始(所謂ドラレコモード)と、通常モードの切り替えは本体後ろのスイッチ。
アプリやconfigからはできない。


●本体起動と同時にwifi起動の設定が可能
configのwifiがonになっていると本体が起動した時に自動的にwifiも起動してくるようになっている。
ドラレコとして使うなら常にイグニッション連動で通電させるので、バッテリー残量を気にする必要がないので、wifiは常に起動でOKなわけだ。
尚、キャップを外してwifiボタンからwifiをoffにすることもできる。

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昼の画質テスト


ヘルメットに4個つけてテストしようと思ったら雨だったので、車で曇天での撮影テスト。

■設定
全てデフォルト(SJ4000のHDRだけ有効に変更)
※SJ5000はHDRがデフォルトで有効。
FullHD30fps

新モデル NeckerV1 Plus
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旧モデル NeckerV1
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SJ4000
SJ4000-1.jpg


SJ5000wifi
SJ5000wifi-1.jpg



FullHDでキャプチャした画面を4つ並べた画像。
サムネ形式で画質が落ちているので、クリックして表示すれば高画質で表示されるので、保存するなり拡大するなりして見てみてください。
FullHD*4の解像度で1.6MBあって重いので注意。

plus昼まとめ


動画にしてアップ。
FullHDでアップしているので、youtubeの設定から変更して見てください。




■画質
旧モデルはセンサーの性能の低さをシャープネスで無理やり補うような感じでちらつきが多かったが、新モデルはシャープネスを落としてセンサーの性能なりの普通の画質になっている。
ただ、SJ4000とSJ5000に比べると若干画質は劣る。

色あいは若干暗めの青っぽい感じなのだけど、バイクで撮影すると良いので、車のフロントガラスとの相性だろうか。
バイクであればSJ4000などと同じ色あいで撮影できていた。


■画角
旧モデルより大幅に広くなり、SJ5000wifiとほぼ同じまで広くなっている。
SJ5000wifiはGoProHERO4とほぼ同じなので、スーパービューのような最大限に横幅を広げる機能を除けば、かなり広い部類になる。
ドラレコとして使うなら画角は重要なのでこの広さは有難い。


■音質
音質そのものは悪くないものの、1秒間に10回くらいプチプチプチプチ・・・・っとノイズが連続して入り続けている。
聞き取りができないということはないしドラレコだし、事故ったあとの会話が録音できていれば問題ない。という認識なら特に気にする必要はないだろう。



■動画ファイル

ざっくりファイルサイズ
5分あたり・・・
NeckerV1 Plus=510MB MOV
NeckerV1=310MB mp4
SJ4000=550MB MOV
SJ5000wifi=550MB MOV

なぜかmp4からMOVに変更されたようだ。
mp4のほうが軽くていいんだけど、まぁFullHD30fps程度の重さならMOVでもいいかぁ。という感じ。



■起動から録画開始までの時間
旧モデルも遅かったが新モデルも改善はされていない。
通電してから約22秒で録画が開始される。
大型バイクなら通電してから出発まで多少の時間はあるだろうからさほど問題にはならないが、スクーターならイグニッションオンにしてから即出発なんてことも多いはずだ。
そうすると一番危険な歩道をまたいで出発する時が録画されない可能性がある。
SJ4000は概ね8秒程度で録画開始できることを考えるとかなり遅い部類だ。
もう少しがんばってほしいところである。



夜の画質テスト


街灯は少なく閑静な場所だが都心の明かりで空は明るく、ライト無しでも肉眼で歩けるくらい。
ヘッドライトは純正のHID35wなので明るくも無く暗くもなく平均的なものということを前提に見ていただきたい。

新モデル NeckerV1 Plus
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旧モデル NeckerV1
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SJ4000
SJ4000-5.jpg


SJ5000wifi
5000wifi-5.jpg


4つを並べた画像。
サムネ表示しているので画質が悪いけど、クリックするとFullHD*4の高画質で表示されるので、拡大して比較してみてほしい。
plus-11.jpg


FullHDで作成しているので、youtubeの解像度設定を変更してみてください。



■画質
昼と同じ傾向でやや明るさが足りないが、文字の読み取りはまずまず良い。
これくらいならナンバーもそこそこに確認できるのではないだろうか。
旧モデルに比べれば確実に良くなっている。

SJ5000wifiはFullHD 30fpsの製品の中ではかなり良い部類なので、それと比較すれば見劣りはするものの悪くは無い結果だ。



■総合評価
バイク用ドラレコとしてなら十分満足できるレベルにある。
やはり本体防水+防水給電の安心感はすばらしい。
旅の記録とするには画質が物足りないので、その場合はSJ5000やGitup等のウェアラブルカメラを選んだほうが良いかもしれない。

本製品の本領は安定性と加工不要で防水性が高いこと。
バイク用ドラレコなら本製品が一番おすすめできる。

※2017年5月追記
約2年、真夏も真冬も大雨でも、バイクで使い続けたが今のところ不具合なし。
すばらしい耐久性!

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