KLX125のヘッドライトをサインハウス LED RIBBON(エルリボン) H4でLED化

KLX125のヘッドライト

ふとある日思った。

KLX125の発電は余裕がなく、あまり電装品(電熱ウェア弱で精一杯w)をつけるのは怖いなぁ。

でもヘッドライトが暗いから明るくしたいしどうしようかなぁ。

なんかねーかーなー。

 

 

 

僕は昔からヘッドライトを明るくするのが大好きで、ハロゲン時代にMOTO GEEシステムを入れたり、今はHIDを入れてグレアが出ないよう、光軸があうよういろんな工夫をして遊んだりしていた。

苦汁をなめたのは、XJ6ディバージョンFのヘッドライト。

H4なのだが、HIDを入れるとどうも灯体(リフレクターのこと)との相性が悪くグレアが多い上に配光が悪すぎ。

割と評判のいいPIAAと同じバーナーもだめ。

遮光板を自作して何度調整しても満足のいく結果にならず泣く泣くハロゲン戻したり。

うーん、H4はスライドによる発光点のズレと、灯体との相性があってとにかく難しい。

 

 

じゃあLEDは?ってなると、H4以外のLEDは既に十分な配光と放熱で実用的になってきたけど、H4はLED素子が大きくて、Lowに発光点をあわせるとHiの発光点がズレて全く役に立たない。という状況だ。

 

KLX125は HS1 12V 35/35W ようはこれってH4とツメがちょっと違うだけで、HS1のバイクにH4を入れるのは無加工でいける。

HIDのH4 35wも入れられないことはないけど、他の人のブログを見るとよく消灯してしまうそうで難しいらしい。

まぁHID35wってバーナーへの入力電力が35wであって、バラストへの入力はだいたい2割増しの42wくらい。

それにつけた瞬間はかなりの電力を消費するので、セルをまわした直後は厳しい。

リレーに手動のスイッチをつけて安定してから点灯さえることも考えたが、アイドンリング中に消えることも多いとのこと・・・。

 

で、調べているとなんとなんとB+comでお世話になっているサインハウスからHi/Lowともに光軸の出るよう小型素子を使って発光点をしっかりあわせたLEDが発売されてた!

調べるとつけた人の感想ではHiも十分つかえるくらい光軸が出ていて、かなり評判がいい。

しかも30wで光量は HID 35wとほぼ同じ、ハロゲン35wの5倍くらいだ。

 

 

前置きが長くなったけど早速取り付け!

 

付属品は以下の通りで、銀色のものが製品名からわかるとおり放熱リボンになっている。

LEDの弱点は熱で、発熱量は少ないものの素子が熱に弱いためHIDより冷却をしっかりしないといけない。

今までは小型のファンで冷却していたが、ファンが故障する可能性もあるし奥行きをかなりとるため装着できるバイクが限られていたが、最近になって放熱面積を増やすという考え方で放熱用リボンをつける製品が登場している。

PCのヒートパイプを搭載したCPUクーラーみたいなもんで、空気に触れる面積を増やす+熱伝導率を上げることで、効率よく廃熱しよう。っていうもの。

尚、本製品は30wで純正ハロゲンの35wより消費電力が低いため、リレーなんて不要のポン付けOKだ。

それにKLX125は原付に多い交流ではなく、中型以上と同じ直流なのでなーんにも考えなくていいのがありがたい。

 

本体と付属品

 

CPUクーラーでおなじみのZALMAN社のグリスが付属しているので、リボン側にグリスを塗ってこんな感じでLED本体にリボンをくっつける。

ヒートシンク

 

 

まずKLX125のヘッドライトまわりを外す。

左右に8mmのボルト1本ずつと、下にゴムワッシャーにつっこまれているだけなので1分もあれば外せる。

 

フロントまわりを外す

 

 

防水ブーツをめくるとバルブが出てくるので、金具を外してLEDに入れ替える。

※ヘッドライトに組み込む前に点灯テストしたほういいよ。

 

防水カバーを外す

 

LEDへ入れ替える

 

 

このままではリボンの取り付けができないので、防水ブーツに穴をあけてLEDバルブが見えるようにする。

H4コネクターも適当に防水ブーツを切って抜き出す。

 

防水カバーを切る

 

 

グリスを薄く塗ってリボンを取り付け。

あまり塗るとはみ出て汚いので、うすーくで良い。

付属のネジ4本で密着させる。

ちゃんとくっついてないと放熱しないので注意。

リボンは隙間を持たせたほうがいいので、写真のようにリフレクター裏の左右にぐるっとまわしてみた。

申し訳ない程度にナイロンテープを巻いて防水性をあげるが、あんまり意味はないだろう。

水抜き穴もあるし大丈夫さw

 

ヒートシンクを取り付け

 

 

車体側のH4コネクターとLEDコントローラーのH4コネクターを接続し、LEDコントローラーを設置する。

LEDコントローラーは小さくて軽いのでどこにでも適当に両面テープ貼り付けた。

今回もダイソーのクッション両面テープ(超強力?)を使う。

ブチルとかアクリルの両面テープもあるけど、案外これで雨にふられても大丈夫なものだ。

左右にハンドルを切っても引っ張られないよう配線する。

 

本体を貼り付け

 

 

最後にLEDコントローラーとLEDバルブを接続して点灯!!

オッケ~~!

 

点灯

 

 

数分置いてLEDバルブとリボンの接続部分をさわって熱が伝わっているか確認しよう。

この日は気温10度くらいで、3分くらい点灯させていると金具の部分がほんのり暖かくなった。

多分ちゃんと熱が伝わっていそうだ。

もし全く暖かくならないなら付け直したほうがいいと思う。

 

放熱されているか触って確認

 

 

 

ハロゲンとの比較

 

ハロゲンの光

 

 

写真では随分青っぽく見えるけど、実際は黄色く発光している点もあって、それらが混ざって普通の白に見える。

スペックは6500kだけどHID 5500k相当と素人の僕には何故そうなるのかわからない事が書かれているが、まぁ6000kって言われたらそんなもんかな?という感じだ。

個人的にはあまり白すぎるのは好みじゃないけど、色温度の低いLEDはあまりないので仕方ないところ。

 

 

■配光テスト!

夜になったのでやってきた。

 

Low

Lowの光軸

 

 

Hi

Highの光軸

 

 

これはすばらしい!!!

写真ではわかりにくいが、もともとKLXのヘッドライトはスポット的なので範囲はこんなもんである。

暗くも見えるけど、これはカメラをオートで適当にとったからで、HID 35wと比べて遜色ない明るさだ。

ぼやけた感じに見えるが、実際のところはハロゲン同等のカットラインが出ていて驚いた。

グレアも非常に少なく合格点だ。

 

Hiもしっかり前方を照らしており、非常に見えやすい。

本製品はHiもバルブの上側のみを点灯させてうまく照らすようにする仕組みのため、灯体によってはあわないものもあるかもしれないが、LED H4のHiは使えない。の定説を払拭したのではないか。

ベタ褒めである。

H4で明るくしたいけど他車に迷惑はかけたくないなら、現状ではサインハウスのLED RIBBONが一番ではないかと思う。

 

 

 

 

ただ、Lowの時にわずかに右上がりになっているのが解せない。

HS1のツメの一つが細いから少しズレがあるのか?

でも他2本のツメで固定されてるからズレないはずだし。

しっかりついてはいるから、灯体がもともとこうなのかもしれない。

ハロゲンが今まで暗かったから気にならなかっただけ?

125ccとは言え国内正規販売だしそんなことあるのかな?

なぞだらけだけど、ちょっと下げ気味にして対向車に当たらないようにしておく。

Hi/Lowの切り替えはハロゲンよりも早いので積極的にHiを使って対処する。

 

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