バイク用 インカムレビューのカテゴリ記事一覧

バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

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カテゴリ:バイク用 インカムレビュー

バイク用 インカムレビューのカテゴリ記事一覧。バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

2017-01-03 デイトナ
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO(クールロボ) EasyTalk3(イージートーク3) 2個セット 95234posted ...

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2016-10-27 MidLand
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。製品、会社の概要MidLandの概要MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。2016年夏から新シリーズの「...

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2016-10-02 バイク用 インカムレビュー
バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。尚、スマホ経由で通話するSEN...

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2016-09-13 その他インカム
最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。6Ridersの特徴・とにかく安い! アマゾンで一台6000円程度で販売されている。・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘...

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2016-09-07 バイク用 インカムレビュー
2017年8月時点最新版 2009年頃に登場しバイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早8年。店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。本記事で取り上げるメーカーは、サインハウス B+com、SENA、MidLand、デイトナ、中国系の5つ。※スマホの場合、目次表示が遅くなることがあります。インカム選び6つのポイント選び方で迷ったなら、6つポイントが自分...

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2016-08-27 SENA
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良...

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2016-04-14 B+com
SB5X ファームアップ履歴2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発2015年7月 V1.1a 一部修正2015年10月 V1.2 ようやく使えるように2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善2016年5月 V1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正2017年8月 V1.5 Station/メディアサーバー接続可能、オートグループコール対応、ユニバーサル強化等■2017/8/1 現時点で修正されてない不具合、未実装機能・インカム通話開始時に最初の5秒間程度が...

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2016-04-10 B+com
2年ぶりにファームのアップデートがあったので、これまでの履歴を書き残しておく。苦肉の策のような部分もあったが、V2.0のアップデートはSB4Xを長きに渡り第一線で活躍できる鉄板機種へと昇華させた素晴らしいアップデートだったと思う。尚、SB4Xと現行のSB4X Liteはハードもソフトも基本同じで、SB4X Liteは最初からV2.0が適用されている。公式サイトは以下を参照いただきたい。SB4X ファームアップデートページSYGN HOUSE(サイ...

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2015-10-25 バイク用 インカムレビュー
※それぞれの個別レビューは以下のBluetoothカテゴリから参照してください。Bluetootインカムカテゴリーこの二つで購入を迷っている方は多いだろうし、この記事をみていただいている方は少なくとも気になっていると思う。そんな方向けの最高峰インカムの直接比較レビュー記事だ。まずは外観や操作、機能等のスペック的なところから比較する。外観横の長さはほぼ同じでSENA 20Sのほうが縦に大きく奥行きも1.5倍くらいある。同じアス...

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2015-10-25 SENA
日本ではサインハウス(B+com)のシェアが大きいが、世界ではおそらくSENAがシェアNo1SENAの特徴は防水/品質/性能はそれなりで安価、シェアを一番とれるポイントを突いたそこそこのメーカー。という印象が強かったが、2014年7月発売のフラッグシップ SENA 20Sで一気に多機能高性能モデルへ変貌している。そのSENAを劇的にかえた主力ハイエンドモデル、SENA20Sのレビューをする。SENA(セナ) バイク用インカム Bluetooth インターコ...

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2015-07-21 B+com
SB4Xの本体はそのままにパッケージングを見直して安くなったSB4X Liteのレビューをする。2017年5月現在、少人数でならインカム通話をしながらグループオーディオ共有が可能なことが判明し、俄然評価上昇中だ。気になる方は以下をクリックして飛んでいただければと思う。音楽と通話の併用方法購入はいつものラフアンドロード川崎店だ。SB4XとSB4X Liteの違いは付属品と外見のみで、本体、ファームは全く同じなので、従来どおりの動...

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2015-06-28 B+com
裏技で音楽とインカム通話の併用が可能なSB4Xと、正式対応のSB5Xの性能、機能を比較する。各インカムのレビューは以下の記事を参照していただきたい。■裏技で音楽とインカム通話の併用が可能!B+com SB4X Liteのレビュー■B+com SB5X 2017年7月公開ファーム v1.5でレビューSB4XとSB4X Liteは何が違うのか?SB4Xは2013年に発売されたハイエンドで、2015年にSB5Xの登場とともにパッケージの簡素化とデザインが一部変更になって低価...

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2015-06-19 B+com
いつものラフ&ロードで予約し最短で入手したのでレビューをする。※初期ファームは不具合が多かったのですが、ファームアップでほぼ全て改善しました。2017年7月公開のファーム v1.5へアップデートすることをおすすめします。本記事はファームv1.4での実際の利用および、v1.5での動作検証を行っています。SB5X 公式アップデートページSYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB5X bluetoothインカム シングルユニット 0007849...

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2015-05-06 B+com
※最新のレビュー情報は以下のカテゴリーをご参照ください。Bluetoothインカムカテゴリー昨日、会社の人達と7人でツーリングに行ってきたのでインカムで遊んでみた。メンバーは俺氏、嫁太郎、T先輩、N先輩、Y先輩、Y嫁様(タンデマー)、N子後輩(タンデマー)の7名。タンデマーの2名は免許は持っているがまだバイクがなく、休憩ごとにいろんなバイクの後ろに乗り換えて遊んでいる。7名で行くのは2回目で、前回(2週間前)はStation...

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2015-04-29 B+com
先日の記事の直後にメディアサーバーが出荷されたらしく、昨日ラフロに入荷していたけどツーリングに出ていたので今日、いつものラフロ川崎店3Fでゲット!SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) MS-01 Media Server ブルートゥースメディアサーバー 00077558posted with カエレバ SYGN HOUSE(サインハウス) 2015-04-10 Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す早速メディアサーバーを開封!本体、同梱品確認同梱...

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ローエンド最強!通話と音楽を併用可能なイージートーク3をレビュー

ショウエイZ7にイージートーク3を取り付け
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。
試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。
まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!
1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。



ロゴ_デイトナ
Bluetoothインカムでは後発にあたるデイトナ。
基本的に同じ会社同士の製品のほうが接続性が良いので、既に大きなシェアを獲得しているB+comとSENAに割ってはいるのはなかなか難しいところ。
それでもデイトナは高機能なものを中国製品並みの価格で販売しており、上位を食って掛かろうとする意気込みが見える。


デイトナのインカムを簡単に紹介


ローエンドにイージートークシリーズ、ハイエンドにクールロボGTシリーズの2機種を展開している。
ハイエンドのクールロボGT2は2万円ちょっとの価格ながら、4台チェーンと通話と音楽の併用を可能にしたコスパ抜群なモデル。
SENA 20SやSB5Xが3万円以上することを考えると破格の安さだ。


ローエンドのイージートークは2までは乾電池だったりBluetoothでなかったりと、かなり古い設計だったが2015年8月発売のイージートーク3でBluetoothと内蔵バッテリーに変更されて一気に近代化。
通話距離はスペック上で200mと抑えられており、その他の機能は他社のローエンドとほぼ互角で、チェーン接続不可で1対1、他社との接続が可能なユニバーサルインターコム対応、FMラジオは非対応というなんかとっても普通なスペックだなぁ。。。
まぁ1台あたり1.2万円とコスパは良いのね・・・。


と思って通り過ぎることなかれ!!

なんとこいつ・・・

インカム通話と音楽を両立した通話と音楽の併用機能を搭載というとんでもないヤツだ。
初期のころの情報では片方だけ音楽も聴けるような情報があったけど、試したらちゃんと両方で音楽が聞こえた。
ファームのアップデートで対応したのかな?
調べてみたけど現在の最新はv2.3で安定性の向上のみ。
それ以前のファームアップ履歴が公式サイトに掲載されてないので本当のところはわからない。


まぁそんなわけで、いろいろ試してみようと思う。


本体、付属品チェック


イージートーク3付属品確認
すっごい小さな箱に入っており、緩衝材も必要最低限。
1台1.3万円という低価格にも関わらず、アームマイクとワイヤーマイクの両方が入っている。
ヘルメットへの取り付けはクリップタイプはなく両面テープかマジックテープでの張り付けのみ。



DSC01176.jpg
本体は+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンの4で構成されている。
後方にはマイク&スピーカー取り付けと、充電併用のMiniUSBポートが一つ。
それぞれの操作性については次の項目で紹介する。



DSC01178.jpg
後方にはMiniUSBポート。
ちょっと形状が違うけど普通のMiniUSBで充電が可能。
ただし少し奥行きがあるので、強めに差し込む必要がある。
これだけスマホでMicroUSBが広まったのだから、思い切ってMicroUSBにしてくれれば良かったのにな。
よくよく見ると、MiniUSBといっても両面を使って10pinで通信しているみたい。
GoProなんかもそうだけど、マイクとスピーカーを一つのUSBポートにまとめると片面5pinでは間に合わないのかな?
MicroUSBは小さすぎて5pinまでしか実装できないだろうから、MiniUSBになるのは仕方ないところか。

尚、充電しながらの利用はオプションの下記ケーブルが必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、




DSC01122.jpg
マイクとスピーカーはMiniUSBで接続するようになっており、防水性を確保するためか本体への取り付けはやや硬い。
ぐっと押し込まないと接触不良で片方のスピーカーからしか音が出なくなるので要注意。


イージートーク3とSB4Xのスピーカー比較
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。

ちなみに、スピーカー&マイクは上位のクールロボGT2と互換性があるようだ。



DSC01123.jpg
ヘルメットへの取り付けベースは両面テープorマジックテープでの取り付けのみ。
個人的にはクリップタイプが好きなのでオプションででも用意してくれるといいんだけどね。
ベースは柔軟性のあるプラスチックなので、曲面にしっかり貼り付けられそうだ。

本体とのドッキングは上からスライドさせるようになっている。
着け外しは容易な点が素晴らしい。


他機種との外見比較


イージートーク3、SENA20S、SB5X等と外見を比較

高級感はないけど、形状が横長でスマートな形をしているのでかっこ悪くはない。
上位のGT2のほうがちょっと野暮ったい感じがするw
大きさはSB5Xよりわずかに大きいけど、小さい部類に入る。



DSC01145.jpg
重さはワイヤーマイク、スピーカー、ベースを含めてなんと84g!
これまで最軽量だったSB5Xより20gも軽く、持った瞬間に軽いとわかるほどだ。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g


たかが20g、されど20g
ヘルメットに取り付けると20gでも違いを感じられる。
実際に走行するとSENA 20Sでも特に気にならないので絶対的な差ではないけど、少しでも軽いものを希望する人にはいいと思う。


操作性


イージートーク3の操作方法

+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンで構成されている。
ボタンは全体的に硬めでクリック感はあるけど押しにくい。
Mボタンはクリック感もストロークもほとんど無いので、押しているのか押してないのかが非常にわかりにくい。
かなり強めにぐっと押し込まないといけない。
B+comやSENAと比べるとちょっと操作性は悪いかな。

また、かなり多機能で全部の操作を覚えるのは大変なので、必要そうな代表的な操作だけ抜粋する。

全体操作


■電源オン、オフ
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押し

■リセット
電源オンの状態から・・・
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了



インカム関連操作


【2016年12月の最新Ver2.30】
■インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK

■ユニバーサルペアリング
イージートーク3 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
他社インカム   : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。
※チェーン接続は不可で1対1のみ

■インカム通話終了
Aボタンを1回押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。

■VOX感度
-ボタンまたは+ボタンを2回早押し
感度1~4とオフに設定可能

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
イージートーク3 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器   : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : +ボタンを2回押す
曲戻り : -ボタンを2回押す
音量調整 : +または-ボタンを1回押す(連続して押さないこと)

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : -ボタンとMボタンを同時に8秒押す
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
イージートーク3同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可



ヘルメットへの取り付け


ヘルメットへの取り付けは比較的容易な部類。
左スピーカーのコードが短めでZ-7には取り付けしにくかったけど、それ以外のヘルメットには十分な長さだ。


ショウエイ Z-7


ショウエイZ7にイージートーク3のベースを取り付け
まずはベースの貼り付け。
両面テープでつけるだけなので、テープ部分がしっかりヘルメットに張り付くよう位置を考えながらつける。
Z-7はネック部分のパッドと帽体との隙間がほとんど無く、無理やり突っ込むと断線しそうなので前方の口元からケーブルを回り込ました結果、左耳スピーカーがギリギリの長さになってしまったので、もう少しベースを前に取り付けたらよかったかな。



ショウエイZ7にイージートーク3のスピーカーを取り付け
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



DSC01183-3.jpg
本体をドッキングして完成。
ケーブルはもう少しどこかに固定させるとか工夫したほうが良さそうだ。
全体的な見た目としては悪くは無いけど、ベースが上部に飛び出して見えてしまうのが残念。
もう少しおさまりがよければいいんだけどね。



アライ アストラルX


アライ アストラルXにイージートーク3を取り付け
アライはインカムの取り付けが容易なのでぱぱっと簡単に。
やっぱりベースのはみ出しがかっこ悪いなw



実走テスト!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクは上位のGT2と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
それではそれぞれをチェックしていこう。


スマホと接続して音楽を聞く


イージートーク3とスマホを接続して音質確認
あまり期待してなかったが、意外なことに音質は良い。
少し迫力に欠けるけど低音から高音までバランスが良く、B+comオプションのNeoやMidLandオプションのHifiスピーカー(2017年8月から標準化)と肩を並べられるくらいだ。
癖の無い普通でクリアな音だと思う。



インカム通話


イージートーク3同士の通話確認
まずはイージートーク3同士でインカムペアリングをして確認。
音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
音楽を聴くと良い音を出しているので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
他社の高級品と比べても上回っており大健闘だ。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽の併用機能だ。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。

ちなみに通話と音楽を併用している時にボリュームボタンを押すと、音楽のボリュームが変更できるようになっている。
あれ?インカム通話の音量調整の仕方がわからないぞ。
マニュアルを見てもそこには言及されてないけど、多分どうにかしたらできるはずだけど、なかなか見つからず。
デイトナの人と話す機会があれば確認しよう。



VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



市街地を走ってきた


2017/2/11追記
お待たせしました。
先輩に手伝ってもらって2人で市街地を走行してきたので、そのときの動画をyoutubeにアップ。
カメラが下向きすぎててすみません。
二人ともスマホと接続して音楽を聴きながら走行している。


■インカム通話音質
若干人の声が割れやすいという傾向があり、聞き取りやすさで言うとB+comより低くSENA 20Sよりは良いという感じ。
マイクの感度が高すぎることが原因かもしれないので、マイクの位置は少し離し気味でも良いかもしれない。
ノイズリダクションは高級機と比べても遜色は無く十分だ。

■インカム通話距離/安定性
かなり電波の多い悪条件の市街地を走行している。
動画にあるけど、50km/hで走行中に50mくらい離れて間にミニバン1台が入ると、近距離の時よりノイズが増えたけど通話には支障は無い。
カメラのバッテリー切れで動画が用意できなかったけど、間に車が入らなければ60km/hで60mくらい離れてもノイズはなく快適だった。
逆に、渋滞の中、大きめの車を5台はさんで50m離れると通話は厳しい。

市街地であれば、間に車がいなくて100m、車が入ると60m程度が限界だろう。
通話距離200mというスペックから考えると十分健闘している。
郊外であればスペック通りの距離が可能ではないだろうか。

■スマホ音楽の音質
期待通りの高音質+安定度
途切れることもノイズが入ることもなく、自宅内で試したとおりの快適具合だった。



上位機種GT2とのインカムと接続は?



ここまで試してあまりの高性能ぶりに驚きの連続だったが、こうなってくるとやはり気になるのがGT2と接続して4台チェーンが可能かどうかだ。
本製品はブリッジすることはできず1対1での接続となる。
そこで上位機種で4台接続が可能なクールロボGT2のチェーン接続に加われたらマジすげぇ!と思う。


まずGT2のグループ通話の仕様を確認。
・各インカムにグループ番号を設定し①②③④を割り振る
・割り振られたインカム同士を順番にペアリングしてグループで接続する


うむ・・・イージートーク3にはグループ番号の割り振り機能が無い。
これは無理かもなぁ。
というわけで、気になったのでGT2も購入してテストしてみた。


イージートーク3とGT2の接続確認
GT2とイージートーク3のペアリングはどっちも操作は同じ。
親機がAボタン長押しで子機がMボタン長押し。
親子入れ替えてテストしたけどどっちも同じ結果が得られた。

わかった事は、GT2とイージートーク3はそれぞれ自社インカムとして認識しており、1対1で使う分にはどっちも通話と音楽の併用が正常に動作する。
※ユニバーサルとHFPでの接続ではなく、自社インカム同士のペアリングが可能という意味。

じゃあグループ通話はどうだ!?
GT2は1台しか購入してないため、試した構成は以下の通り。


■構成
イージートーク3 ⇔ GT2 ⇔ イージートーク3


GT2をグループ番号2に設定し、イージートーク3はグループ番号は設定不可。
擬似的にイージートーク3を1と3に見立てて、左から1、2、3という接続方法をしてみた。

結果・・・・残念!
GT2はどっちか1台としか接続ができない結果となった。
GT2が2台あれば状況は変わる可能性は無きにしも非ずだけど、まぁ無理だろうね。


また、上記のグループ番号割り当てができないことが原因か、GT2のグループ通話にはユニバーサル接続のインカムを混ぜることも不可。
この辺りについては後日、ユニバーサル接続検証記事に追記していきたい。

グループ通話をするにはGTシリーズ(GT2/GT1)のみで構成する必要があるということだ。
イージートーク3を混ぜてグループ通話さえできれば、GT2をブリッジ機にしてイージートーク3を2台端に接続して超安価に4台接続&音楽の併用が実現したのだけど不可能だった。



イージートーク3の評価



2台セットが2万円と非常に安価な上に、軽くてバランスの良い最高レベルの音質と通話と音楽の併用を実現した画期的なインカム。
200mという距離の短さとGT2のグループ通話に入れないという事、マイク性能が平凡なことを除けば全製品中最高の評価だ。

ただ、GT2に混ぜてグループ通話ができないという点が惜しい。
GT2自体が非常に安価なので、GT2で揃えるのも良いけど、やはり自社ペアリングで縛りがあるのであれば、上位、下位の製品でグループ通話を構成できてほしいなとは思う。


というわけで、
接続は2台でOK!
タンデムorあまり距離をあけずに走る!

という人には、イージートーク3がすごくオススメ!


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・8
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・8
重さ・・・・・・・・・・・・10
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・10!

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MidLand BT X2 ProとBT X1 Proのレビュー!コスパ抜群、期待の新製品!

  •  投稿日:2016-10-27
  •  カテゴリ:MidLand
DSC00979.jpg
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。
BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。


製品、会社の概要


MidLandの概要



MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。
バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。
2016年夏から新シリーズの「BT○○Pro」の販売を開始しており、SENAとB+comを追撃する立場にいる。
世界的なシェアはおそらくSENAに次いで2番目。
日本のシェアは、B+com、SENAに次いで3番目でデイトナといい勝負をしていると思われる。

B+comやSENAに近い性能だが値段は安め。
バイク用インカムへの参入は遅かったので、まだまだこれからという感じだ。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
4製品で構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル


ハイエンド BT NEXT Proのパブリックモードが非常に優秀で、グループ通話内にナビやスマホの音楽/音声を共有する機能があり、さらにイレギュラーな接続をすることで他社をグループ通話に混ぜたりも可能だ。
グループ内に1台でもNEXTがいれば相当遊べるので、メインになる一人はNEXT、あとはX2とX1、Cityで揃えると安価に抑えられる。
この記事ではX1とX2をあわせて書いておくが、違いは上記に記載したとおり、通話距離と接続台数の二つのみ。
操作は同じで見た目も色が違うくらいでほぼ同じなので、画像はすべてX2を利用するがX1に置き換えて考えてもらえればOKだ。

機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。


付属品確認


DSC00917.jpg
X1とX2の見た目の違いはボタン周囲の色が青かオレンジという点のみなので、ここではX2の画像で紹介する。
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?



DSC00922.jpg
BT-X2-ProはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。


DSC00936.jpg
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。

ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの両方。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。

DSC00963.jpg
クイックマニュアルは日本語、通常のマニュアルは日本語含め数か国語で書かれている。
世界的に展開しているだけあってグローバルな感じひしひしと伝わってくる通り、日本語の印字がズレていたり・・・。


見た目はまぁまぁかっこいい



DSC00940.jpg
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。


DSC00957.jpg
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは109gで普通の部類。

<
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC00924.jpg
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



DSC00931.jpg
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思う。



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。


DSC00926.jpg
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。


DSC00942.jpg
クレードルはこのような形になっている。



DSC00944.jpg
で、ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。



操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。


インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
ただ日本語音声はなんかちょっと安物感というか適当な感じがすごくする。
録音環境が悪かったのかな?

DSC00924.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

■HFPペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※+はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し
※X2Proのみ

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可

PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
http://www.midlandradio.jp/support/dl.html

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまうので、気をつけたほうがいいかも。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTx1Pro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
電話や一部のナビ音声で使われるHFPはインカム通話より優先されて割り込んでくるけど、A2DPはインカム通話より優先度が低いため割り込まない。
ナビ音声がA2DPで転送する機器の場合はこの設定を許可にすることで、HFPと同じように割り込んでくれるようになる。
はずだが、試したところ動作したりしなかったりと安定しなかった。
また切替には3~5秒程度かかるのであまり使える機能ではない。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。


スマホからの設定


GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTX1Pro_BT SETの設定画像
PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


DSC00965.jpg
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


DSC00970.jpg
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


DSC00979.jpg
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、少し気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないが音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
まぁ走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




インカム同士の通話


まずはX1とX2でインカム通話をさせてみた。

通常インカム同士の通話というのは安定性や音質に注目するところだが、それとは違う何かを感じたが何が違うのかすぐにはわからなかった。
ちょっと遊んでみてその違和感の正体がわかる。

■遅延時間が極めて少ない
そう、今までBluetoothインカムはある程度遅延があって当然という思い込みがあったので、気づくのが一瞬遅れてしまったのだ。

実際にどれくらいの遅延が発生するものなのか、ざっくり比較してみた。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。

X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)


※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

Line通話はワンテンポ遅れての会話でちょっと慣れが必要なのは利用したことのある人ならわかるだろう。
それと比べればSB5XやSENA 20Sの遅延はかわいいもので、確かに若干のズレは感じるが会話のタイミングが合わないといったほどではない。
Stationやメディアサーバーを使って全員で同じ音楽を聴きながら歌うと、わずかなズレで混乱する程度だw
それでもやはり直接話しているのと比べればわずかでも遅延しており、慣れるまでは違和感を感じる場合もある。

対してBT-X○-Proは圧倒的なレスポンスで遅延を感じないレベルにまで高速化されている。
スペックには表記されない点ではあるが、素晴らしい性能を持っているようだ。


3人で走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。


BT X2 Proのここまでの評価


4台チェーンができるミドルクラスとしては2万円と安いし、FMラジオに通話と併用可能な外部入力も搭載しているのでソロでもグループでも使いやすい。
またスペック上ではあるがバッテリーが20時間と他社製品の1.5倍程度なので2日間くらいなら充電無しでもいけるかもしれない。
性能的にはSB4X以上、SENA 10S以下で価格を考えれば大健闘。

そして、何よりハイエンドBT NEXT Proのパブリックモードを活かしてこそのX2だと思う。
グループに1~2台NEXTがあれば十分なので、NEXTが足りない分のブリッジ用にX2を選ぶといいだろう。

全体的にノイズが多めという欠点はあるが、X2とNextの通話はまずまず。
マイク感度とデバイス音量を最大にしておくことを忘れないように。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
※オプションスピーカー・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・6
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・8
おすすめ度・・・・・・・7!

BT X1 Proのここまでの評価


15000円と安価ながらFMラジオとBT Talkに対応する面白い製品。
複数台で走る機会がありそうならX2をおすすめするが、ソロ主体で稀に2人以上であればX1でも事足りる。
メインヘルメットにはX2を、チョイ乗り用ヘルメットにはX1で音楽とラジオを、なんて使い方もいいかもしれない。

そして、ハイエンドのBT NEXT Proのパブリックモードを活かせば、X1の存在意義が非常に高くなる。
チェーン接続内の端っこ用またはペアorタンデム用として安価に入手できるので、是非NEXTを中心に考えて残りをX1で補うというように検討してみてはいかがだろうか。
ただ、X2との価格差があまりないので、4台接続と通話距離を考えるとX2をおすすめしたい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
※オプションスピーカー・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・5!


BT Proシリーズの評価


日本ではシェアNo1のB+comと猛追するSENAの2強でMidLandが割ってはいる隙間がなかなか無いが、パブリックモードの実装で大逆転もありえるかも?
こんなに面白い製品はB+com Station以来だ。

欠点は他社と比べるとノイズが大きく快適性の面では一歩遅れをとっていること、デバイスやマイクの感度をwindows端末からでなければ設定変更できないことの2点。
特に後者については集合したメンバーによって設定にばらつきがあると調整に苦労するので、スマホからも設定変更できるように早急に改善していただきたい。
おそらく、デバイス、マイクともに最も高い設定にしておけば良いと思うが、中途半端に設定ができてしまえる上にwindows端末のみという点が問題を大きくしている。
可能であればツーリング前に一度接続して試しておいたほうが良いだろう。


実走行ではX1の通話はかなり悪かったが、ちゃんと設定すれば改善すると思われる。
時間不足で細かな調整ができなかったので、再度検証をしたい。


コストパフォーマンスに優れているのので、これからグループで揃えるという人にはNEXTを中心に他を安価にX1、X2で揃えてみてはいかがだろうか。
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ユニバーサルインターコム(他社接続)の手順!理解すればすごく簡単

インカムで他社と接続する方法 ユニバーサルインターコムとHFPの設定手順

バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。
ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。


尚、スマホ経由で通話するSENAのRideConnectedも裏技的ではあるけど他社接続に活用ができる。
ユニバーサルインターコムで安定して接続できることが一番だが、だめだった場合に役に立つかもしれない。

※さっさと接続したい!って人は、読み飛ばしてOK
 少し下に接続例、さらに下にペアリング操作を記載しています。

ユニバーサルインターコムの仕組み


ユニバーサルインターコムは片側をユニバーサルペアリング、片側をHFPペアリングで登録。
ユニバーサルペアリングの機器から発信する場合は通常のインカム発信操作、HFPの機器から発信する場合はリダイヤル操作で接続可。
ユニバーサルペアリングの機器はブリッジやオーディオマルチタスク、スマホペアリングができるが、HFPペアリングをした機器は不可。
※一部例外あり


その特性の上で、チェーン接続をした上でユニバーサルペアリングが可能なのか?
結論をずばっと!

■自社インカムグループにユニバーサルで他社インカムを加えられるのは?
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10Sサンプル
この例で言うところの真ん中のインカムのように、片方を自社と接続、片方をユニバーサルで他社と接続するのは、
SB4X、SB5X、20S、10Sは可
BT Proシリーズ、GT2は不可
※BT NEXT Proは無理やりの荒技有り
 詳細はBT NEXT Proの記事参照


■異なる3社で接続ができるのは?
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders - コピーOK例
この例で言うところの真ん中のインカムのように、両方ともユニバーサルで接続するのは、
SB5Xのみ可能


という結果になった。
SB5Xが一番ユニバーサルペアリングの柔軟性があり、次にSB4XとSENA 20S、10S
逆にMidLandとクールロボGT2はチェーン接続時はユニバーサル接続不可。
ユニバーサル接続するなら1対1のみとなる。

例えば、クールロボGT2が2台、SB4Xが2台なら、
GT2 ⇔ SB4X ⇔ SB4X ⇔ GT2
というように、SB4Xを中央にして接続すればOKだ。

SB4X ⇔ GT2 ⇔ GT2 ⇔ SB4X という接続はできないので注意しよう。



ユニバーサル接続時に音楽の併用や受電は?


ユニバーサルペアリングであれば通常通り可能で、HFPになっている機器はNGなので、音楽や受電を必要とする人がユニバーサル側になるようにしよう。

例えば、20S 1台とSB5X 1台だったとして、20Sの人がナビ音声を聞きたい場合は、
20Sをユニバーサル、SB5XをHFPにすればOK

また、SB5Xでユニバーサル × ユニバーサル接続をすると、SB5Xでは音楽も受電も不可になってしまった。



接続方法および結果


だいたい仕組みはわかったので、後は試した構成を記載していく。
※以下文字列が長くなるのでユニバーサルペアリングはユニバーサル、インカムペアリングはインカムと表記する。

3台までならブリッジ機はB+comでもSENAでも問題はないが、4台になるとブリッジ機がB+comの場合は最初と最後の機器の音量が小さくなって聞き取りづらいので、極力SENAをブリッジ機にする構成をおすすめする。
また接続順序はペアリング後の通話開始呼び出し順番を示している。
複数の呼び出しパターンで試したがそもそも接続不可だったり、接続できてもかなり不安定だったりする事が多いが、表記している接続順序で行えば比較的安定していた。


※あくまで手元で試した結果で、走行中に安定するとは限りません。
※どの機種も(特にB+com)ペアリング前にリセットすると安定性が高くなります
※20Sと10Sはオーディオマルチタスク以外の動作は同じなので20Sと10Sを置き換え可
※SMH10にはシステムが大幅に違うっぽいので20SをSMH10に置き換えるのは無理そう
※4Risersはブリッジ可能な製品だけどHFPにしかなれないので、ユニバーサル接続時は6Riders同等ということで6ridersと置き換え可
※ユニバーサル機器から発信してHFP機器へ接続するよう図には記載していますが、HFP機器からリダイヤルで接続したほうが安定する場合が多々あります。


4台チェーンの接続例


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB4X
■SB5X、20S(A)、20S(B)、SB4Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→SB5X ②20S A→20S B ③20S B→SB4X

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
逆にB+comをブリッジに持ってくると安定性がいまいちだった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X Bをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。

※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X(A) ③SB4X(A)→SB5X(B)

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
B+com4台接続並みと感じた。


■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)20Sをユニバーサルインターコムで接続
接続はどの順番でもOK
10Sはブリッジに持ってきても特に問題は無いと思われる。
安定しており、音質も良かった。


■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5X
■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→6riders ②20S A→20S B ③20S B→SB5X
先に20SからSB5Xにつなぐと、6ridersへの接続がうまくできなかったので先に6ridersと接続しておく必要がありそうだった。

音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6ridersをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X ③SB4X→6riders
音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?



3台チェーンの接続例


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→6riders

3台がすべて別会社の場合はユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが不可欠。
20S含め他機種ではユニバーサル×2のブリッジ不可。
安定しており、音質も良かった。


■SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders
■SB4XA(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders2
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(B)→4riders ②SB4X(B)→SB4X(A)
安定しており、音質も良かった。


■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
SB5Xから発信すればどっちを先に接続してもOK
安定しており、音質も良かった。
4ridersはHFP接続にしかならないためブリッジ不可。
ユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが必須となる。


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
※呼び出し順序に注意!
①20S→SB5X ②20S→10S
安定しており、音質も良かった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(A)→20S ②SB4X(A)→SB4X(B)



SB5Xのペアリング操作


DSC00898-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ちとなった状態で、再度同じインカムボタンを3秒長押し
LEDが青点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SB4Xのペアリング操作


DSC00899-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

モードBへの変更手順


電源オンの状態でデバイスボタンを押しながらレバーを上に5秒
自動的に電源が落ちるので、起動した時にモードB!とアナウンスされていればOK

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが青高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を6秒長押し
※通常のインカムペアリングモード(赤高速点滅)になってもそのまま押し続ける
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SENA 20S、10Sのペアリング操作


DSC00902-2.jpg
※外見は違うが20S、10Sどちらも操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押して設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回して4つモードを移動すると「全てのペアリングを削除する」とアナウンスされるので、フォンボタンを押す。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを6秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのジョグダイヤルを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押しして設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回してモードを2つ移動すると「ユニバーサルインタコムモード」とアナウンスが流れるので、フォンボタンを押す。
LEDが青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でフォンボタンを5秒長押し
赤青高速交互点滅にすればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


フォンボタンを1回押し


クールロボ GT2 / イージートーク3


DSC01176-10-2-3.jpg
※見た目が異なるが操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態で -ボタンと Aボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了

インカムペアリングの手順


親機 : 電源オンの状態でAボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : 電源オンの状態でMボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなり、どっちがどっちでもOK
※GT2実装のグループ通話はグループ番号という概念があり、GT2でのみ構成する必要がある。
 詳細はGT2の記事を参照してください。

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でAボタンを8秒長押し
LEDが緑高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でMボタンを8秒長押し
LEDが赤青高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

リダイヤル操作


Mボタン2回押し


BT NEXT Pro / X2 Pro / X1 Pro


DSC01226-2.jpg
※外見は違うがNEXT、X2、X1の操作は同じ

リセット手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

インカムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※X2とX1 +はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
※NEXT +も-もどちらもA2DPとHFPペアリングでどちらでも可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


ペアリングをした+または-を3秒長押し


4Riders V4のペアリング操作


DSC00908-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA又はBのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、"どちらか"の同じボタンを短く押す

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタンを8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


Phone/Play(電話)ボタンを3秒長押し


6Ridersのペアリング操作


DSC00906-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA~Fのいずれかのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、双方の同じボタンを短く押す
 ただし相手が4Ridersの場合は"どちらか"のボタンを押す。

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタン(メインボタン)を8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


電源ボタン(メインボタン)を3秒長押し


20Sをユニバーサル、SB4XをHFPで接続する手順例


①SENA 20Sをユニバーサル接続モードにする
電源を入れる→ジョグダイヤルを12秒長押し→ジョグダイヤルをまわしてユニバーサルペアリングモードにあわせる→フォンボタンを押す

②SB4XをHFPペアリングモードにする
電源をオフにする→インカム上下ボタン+デバイスボタンを5秒長押しして全リセット→デバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒でHFPペアリングモード

③二つを近づけて5秒程度でペアリング
※SENA 20Sの反応が遅い事が多いので、SB4Xが接続されたならSENAはしばらく放置しておけばOK




以上、ユニバーサルインターコムの接続方法と接続の組み合わせを検証した結果でした。
出先で他社の人と一緒になった時にこのページを見ればとりあえず何とか接続くらいはできると思うので、参考にしてもらえればと。


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中華インカム「6Riders」はどれくらい使えるのか?最安インカムレビュー!

6ridersのレビュー

最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。
全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。




6Ridersの特徴


・とにかく安い!
 アマゾンで一台6000円程度で販売されている。

・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。
 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘違いしそうだが要注意。
 ちなみに4Ridersは4台チェーン接続が可能な上位モデルという位置づけ。
 すっごくわかりにくいぞ!

・スペックはかなりすごい
 通話距離1200mとミドルクラス級だ・・・が、いったいどれくらい性能を発揮するのか楽しみながらテストをしてみた。



当ブログでもよく取り上げるウェアラブルカメラでも同じだが、中国製品は使ってみないとどんなものか全くわからない。
時々大当たりの製品が存在するので興味がわいたので試しに購入してみた次第だ。

といっても6Ridesr、4Ridersは中国製品の中でメジャーな売れ筋モデルなので、全く使えないというものではない事はわかっている。
値段の割りに使える!という評判なので、使える!がどれくらい使えるのかを見てみよう。


6Ridersの外観、拡張性


6ridersの本体
いかにも中国製w
ここまで見た目のかっこよさも操作性も無視したものもすごい。
何か全く別の機器の部品を流用したらこうなった、みたいなものだろうか。

まず何がすごいって、このボタンの小ささ。
薄手のグローブならともかく冬グローブでの操作は非常にやりにくい。
ボタンの数が多いだけに、どのボタンを触っているのか感触を確かめながらでないとボタンの配置がわからない。



6ridersのボタン
そしてこれを見ていただきたい。



nc25363.jpg
ではもう一度アップで。


DSC00849-2.jpg
音量調整のボタンが上下逆という驚きの設計wwww
さすが中国!
いくら中国製品をさわっても新鮮な驚きとネタを提供し続けてくれるぜ!




6ridersの外部入力ポートと充電、スピーカーポート
底面には充電用としては非常に珍しい2.5mm 4極プラグと、マイク&スピーカー用の3.5mm 4極プラグがある。
充電用プラグは特殊ではあるが、USBから電源をとれるのは救い。
うーん、MicroUSBにしてくれればいいんだけど、コスト的な問題なのだろう。
ケーブルは2台セットには2本ついている。
もし無くしてしまったら店舗ではそう手に入らないだろうから、補修部品として購入しなければならなさそうだ。



6ridersで外部音声入力を試す
2.5mmポートなんて変換が面倒だなぁと思っていたがふと付属のステレオケーブルが気になって接続してみると、なんと有線オーディオ入力も兼ねていた。
しかもインカム通話と併用が可能。


付属のケーブルは2.5mm⇔3.5mm オスオスステレオケーブルなので、汎用性がある。
ケーブルは硬めで扱いにくく長さは80cm。
お好みで汎用ケーブルを用意してもいいだろう。

尚、マイク&スピーカーは普通の3.5mm 4極プラグなので汎用品が利用可能だ。
ヘルメットに仕込むのに適したものはなかなか見つからないが、バイク以外ならPC用やスマホ用のヘッドセットを使えばハンズフリーで会話ができそうな感じ。
また、聞く専用であれば普通の3.5mmステレオミニプラグが利用可能。
ただし、オーディオテクニカのヘッドフォンはNGでソニーのイヤホンはOKだったので、配列に癖があるようだ。
iphone向けの変換ケーブルらしいものが販売されていたので、利用するヘッドセットやスピーカーによってはこれで解決できるかもしれない。





付属品一式


6ridersの付属品一式確認

本体以外を取り付けるためのベースは挟み込むクリップと貼り付ける両面テープが付属している。
本体とベースは非常に軽量なのだが、このクリップがやたら頑丈で重い。
SENAも同様にクリップが重いので、ここまで強度いらないから軽くして欲しいと思う。

※コメントでベースのプラスチックがもろくてすぐ割れると情報をいただいた。
 中国製品のプラスチックはとにかくしなりがなくて、すぐパキっと割れるが本製品も同類のようだ。

※2016/9/26 さらに追記
割れるのは旧式タイプのクリップで、現在の鉄製クリップであればマウントが割れるような事象は無さそうだ。
クリップ部分がプラスチック製で割れるらしく、実際古いタイプの4ridersはプラ製であることを確認済み。



スピーカーとマイクは4極端子から分岐という形になっている。
マイクがアーム式しかなく、このアームが柔いので走行中に風圧で曲がりそうだなぁ。

充電器はUSBで1.5A出力のもの。
普通のUSBの口なのでわざわざ付属品を使う必要はない。




6ridersのスピーカー
スピーカーの直径はやや大きめで、SB4X、5Xの標準より少し大きい。
厚みも少しあるけど、最近の耳にくぼみのあるヘルメットならなんとか大丈夫そう。
見た目はいかにも安物という感じが出ているが音質はどうだろうか。
左右どちらもコードの長さが同じなので、どっちが左右かわかりにくい。
ステレオなのは間違いないので、気にする人は音楽を聴いてどっちが左右かチェックする必要がある。




6ridersの充電ケーブル
充電ケーブルは特殊でUSB⇒2.5mm 4pinという初めて見るタイプ。
一般的な電気店ではまず売ってなさそうで、アマゾンで調べたところ4riders用ではないが、形状は一致してそうなケーブルを発見。
使えそうな感じはするが、もし中の結線が違っていたら壊れるだろうし微妙だなぁ。
そんなリスクを犯すくらいなら、もう1つ購入したほうがいいかもと思う。




重量


6ridersの重さ
本体は軽いけど、アームマイクとベースのクリップが非常に重くて136gある。
全重量はSB4X(約100g)以上 SENA 20S(約150g)以下。
SENAと一緒でやたらとクリップが頑丈で重いのだがこれは流行だろうか?
B+comのクリップは非常に軽量で、それでも必要十分な強度がある。
もう少し軽量化してはどうだろうか。



ヘルメットへの取り付け


ジェットとフルフェイスにそれぞれ取り付けてみた。


OGK ASAGIに取り付け


6ridersをOGK ASAGIに取り付け
帽体に隙間がないのでベースを両面テープで貼り付けて、本体を接続。
マイクのアームが柔いので○印のあたりを両面テープか何かで固定したほうが良さそうだ。



スピーカーの埋め込み位置
マイクとスピーカーのケーブルが一体となっているので取り回しにくい。
特に左スピーカーはケーブルが短いのでまず左スピーカーを設置してから、右スピーカーとマイクを設置するとやりやすい。




アライ アストラルXに取り付け


クリップの取り付け方法
クリップタイプで取り付けをした。
取り付け方法はSENAとほぼ同じで、帽体の隙間にクリップを突っ込んで、ベースとネジ止めするようになっている。




6ridersをアライ アストラルXに取り付け
がっちりくっついて良い感じなんだけど、ケーブルのコネクタ部分がはみ出して地面にあたってしまう。
スピーカーのコネクタはL字なのでまだいいが、オーディオ入力のケーブルはストレートなのですぐ断線してしまいそう。




マイクの位置
アームマイクしかないのでフルフェイスの取り回しは少し面倒。
顎の下から巻き込んで、口元あたりで両面テープとかを使って貼り付けておくしかな。
マイクはかなり厚みがあってフルフェイスでは邪魔になりやすいのが難点。
ワイヤー式マイクもオプションで用意してくれればいいんだけど、探した限りでは無いらしい。





操作


一応ついている日本語マニュアルを見ながら一通りテストをしてみたが、日本語が怪しかったり間違いがあったりしたので、手元で試した操作一式を書き起こす。
どうやらペアリングのリセット機能は無いらしい。
過去のペアリング情報が残って面倒なことになるので、最低限実装して欲しいところだけど仕方ない。


6ridersの操作方法

■起動、シャットダウン
電源ボタン(メインボタン)を6秒長押しする。
押す時間が長いよ!
一日のツーリングであれば電源は入れっぱなしにするだろうから特に問題は無いだろうけど、ちょっと30分くらい走るなんて時に使いたいと思わない。
気軽さを失ってしまうのは残念なところだ。




■携帯電話やオーディオ機器とペアリング(A2DPとHFP)
①6Ridersの電源がoffの状態から電源ボタンを8秒長押しすると、赤と青に点滅
②スマホでBluetoothを探す PINコード入力を求められた場合は 0000 を入力。
③接続完了


■インカムペアリング
①2台の6Ridersの電源をonにする
②2台のA~Fのいずれかを4秒くらい長押しすると赤青で点滅する。
※A~Fのどれを使うかは自由。
③上記と同じボタンを2台とも1回だけ短く押す
④ペアリング完了し接続



■インカム通話開始、終了
ペアリングをしたA~Fのボタンを1回押す



■携帯電話との接続
本体起動時に自動接続。
または、Phoneボタンを押す。



■携帯電話に出る
呼び出し音がなったらPhoneボタンを押す又は4秒で自動受話



■音楽操作
プレイヤーを操作して音楽を再生。
Phoneボタンを押すと、再生、停止の動作をする。
※AVRCP非対応のようで曲の早送り、戻しは不可。


■音量操作
インカム通話や音楽再生中に音量ボタンを押す。
※それぞれ独立して音量設定が可能。




起動シャットダウンの操作が6秒長押しと異様に長いことと、音量ボタンが上下逆な事を除けばわりとまとも。
インカム接続もボタンを押してから4秒程度とそこそこ早い。
音声案内はないけど多機能というわけでもないのでビープ音だけで十分判断できる。



音質、安定性チェック


それでは各シーンでの音質や安定性をチェックしていく。
どの接続でも共通して言えるのは、スピーカー性能が少し低いことと、ホワイトノイズが少し大きいこと。
いずれも走行していればそれほど気にならないが、ふとちゃんと聞き入った時は気になってしまう。
B+comやSENAと比べたらというレベルで決して不満足というわけではないことは留意していただきたい。




インカム通話


6Ridesrs同士、SB4XやSENA 20Sととユニバーサル接続をして室内で試したところ、マイクとスピーカーの性能不足で少し音質、音量ともに落ちるが十分実用的なレベル。
全く面白みが無いが1時間くらい安定して接続されており、高級機となんらかわりはなかった。
走行すればまた状況は変わってくるので、試し次第結果を記載する。



音楽


Asus Zenfone2 LaserとA2DPで接続し、動画プレイヤー VLCで音楽を再生してみた。
低音はそれなりに出るが高音は弱め。
全体的に音に厚みがなく薄っぺらい。
それでもスカスカというわけではなくそれなりに迫力のある音は出ており、スピーカー位置をちゃんと調整すれば十分音楽を楽しめる。
音量はやや小さめなので、6Riders本体とスマホの両方のボリュームを最大まで上げたところ、100km/hで走行して問題ない程度の音量を確保できた。
mp3の音量(Gain)は89dBと標準値にしている。

ただし、これがスピーカーの限界らしく音割れ寸前の感じがある。
B+comやSENAと比較すると2割くらい最大音量の限界値が低く、全体的に少し薄っぺらいが、思ったよりは音質が良くて値段を考えると大健闘だ。

試しにソニーのミドルクラスにあたるカナル型イヤフォンを接続してみるとかなり良い音が出ていたので、Bluetoothの受信機能は問題なくてスピーカーの限界のようだ。
また、ズボンの左前ポケットにスマホを入れて3時間ほど走行したけど、プチっと途切れることは一回もなく安定性はかなり高かった。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながら4dirdersを2台と、6ridersを2台の合計4台でチェーン接続をしてきた。

■接続状況
6riders----4riders----4riders----6riders
M君    T先輩   まさきち  K先輩
静かな山の中を走行した動画は以下の通り。


■音質
人の声はそこそこクリアに聞こえるが、ノイズリダクションが弱く、風切り音やエンジン音をかなりインカム通話にのせてしまう。
動画ではそれほど気にならない程度でも、実際はB+comやSENAとはやはり全然ノイズリダクションの効きが違う。

60kmで走るのはOK、高速はたぶんかなり厳しい。
という感じだ。



■安定性
リセットができず、いろんなところにペアリング情報が残ってしまっていた事が原因かもしれないが、4台接続はかなり不安定だった。
一番端のM君は全体の1/3しか繋がっておらず、繋がったとしてもK先輩の声はほとんど聞こえていない。
T先輩の声も少し小さめ。
逆に、僕とK先輩は非常に快適で、音質も安定性もかなり良かった。



■通話距離
あまり距離を離さなかったけど、安定している僕とK先輩の間は200m程度離れても全く問題なし。
T先輩とは100mくらい離れるとノイズがのりはじめて会話がやや困難。
離れすぎなければとりあえず会話は大丈夫だった。



■結局のところ・・・
2台接続であれば安定性は十分で、ノイズリダクションが弱いことを除けば合格点。
一般道ならOK、高速は厳しい。

チェーン接続となると3台ならぎりぎり一般道はOK、高速はNG、4台は非現実的という感じだ。
ただ、先にも書いたけどペアリング情報が残っていたことが悪さをしている可能性がある。


お試し機、サブ機としては十分合格点!


それでは総合して良い点、悪い点をまとめる。


良い点


・6000円というとんでもない安さ
・若干軽い
・音声入力有線ポートがあってしかもインカム通話と併用可


イマイチな点


・電源on/offが6秒も長押ししなければならない
・ボタンが小さすぎ&多すぎて操作しにくい
・ボリュームの上下が逆という謎仕様
・スピーカーの音質、音量が少し低い
・マイクのアームがふにゃふにゃ
・充電ポートが特殊
・見た目がいかにも中国製
・生活防水しかうたってないので不安
・ファームのアップデートが無い


悪い点のほうが多いが、なんといっても1台あたり6000円という安さがすべてを吹き飛ばしている。
また音声入力有線ポートがインカム通話と併用可能なのは素晴らしい。
有線ケーブルの接続の手間はあるけども、ナビ音声や音楽を聴きながらインカム通話ができるというのは大きなメリットだ。
ソロでラジオや音楽中心だったり、ペアでちょっと会話できればいいという程度であれば十分使える。
逆にチェーン接続をすることが目的となる4ridersは現実的な接続は3台までとなるので、メリットがあまり無い。

少し高くなるけど、デイトナのイージートーク3が非常にすばらしいので、有線入力が必要なければイージートーク3もあわせて検討するといいだろう。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・4
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・4
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・2
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・5
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・6!

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バイク用インカムの全てがわかる!製品を徹底比較

インカムメーカーのロゴ
2017年8月時点最新版 2009年頃に登場しバイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早8年。
店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。

本記事で取り上げるメーカーは、サインハウス B+com、SENA、MidLand、デイトナ、中国系の5つ。


※スマホの場合、目次表示が遅くなることがあります。

インカム選び6つのポイント


選び方で迷ったなら、6つポイントが自分にとって必要か考えてみよう。
メーカー、同時接続数、通話距離、通話と音楽の併用、ラジオチューナー、有線外部入力の6点と、その他意外と重要視されない点について、興味のある方は以下をクリックして確認してください。

■メーカーはできる限りそろえよう
既にツーリング仲間がいずれかを持っていて、買い換えてまで乗り換える予定がないなら無理をせず同じメーカーにしておいた方が無難。
ユニバーサルインターコムで他社とも接続できるけど、同メーカーのほうが安定する事が多い。
機種によっては他社と接続すると複数台接続に制限がかかる。
ユニバーサルインターコムについては以下の記事を参照していただきたい。

■スペックの通話距離はあてにならない
目安としては、市街地は1/5、郊外や高速は1/2と見込んでおくといいだろう。
製品にもよるがスペック上1000mあれば十分、200mが実用最低ライン。
例えば200mの製品であれば市街地は40m程度まで、つまり間に車が一台も入らなければ快適に通話ができ、1台入るとノイズが入る。
1000mの商品であれば市街地は200m程度まで、間に車が3台入るとノイズが入る。という感じだ。


■同時接続台数はツーリングメンバーに合わせて
ローエンドは2台まで、ミドルとハイエンドは4台までが大半を占めており、一部ハイエンド製品に8台接続が可能なものがある。
よく走りにいく人数で何台必要かを考えよう。
同時接続は基本的に数珠繋ぎとなる。
最初は接続方法に戸惑うかもしれないが、この場合はこのボタンを押す!というようにルール決めさえできれば、電子機器が苦手な人でも大丈夫。


■通話と音楽の併用機能は先頭を走る人に最適
インカム通話をしながらスマホ等の音楽やナビ音声を同時に聴く機能。
基本的に音楽等は自分だけが聴けるので、ほかの人との趣味は考えなくてOK
先頭を走る人はナビ音声が聞ける点が最大のメリット。
これができるだけでナビを見る回数が減って、安全かつ楽しいツーリングができるようになる。
有線外部入力は有線接続の手間がかかることを考えると、電子機器に慣れている人ならBluetooth接続で通話と音楽の併用機能を利用のほうがスムーズで良いと思う。


■ラジオは普段聴かない人にも役立つ
通話と音楽の併用機能を持つ機種ならインカム通話と同時にラジオが聴ける場合がある。
バイクでもそれなりに聴けるので、ラジオ好きな人は要チェック。
普段ラジオを聴かない人でも、ソロでずっと音楽を聴いていると飽きてくるため気分転換にラジオがあるとすごく便利。
スマホのラジオアプリ(ラジコ)は地域の切り替わり時に自動で切り替わらず聴けなくなる等、スマホ操作をよく考えておかないといけない。
スマホに長けている人であればラジオチューナー無しでも良いし、苦手な人ならラジオチューナー内蔵のほうが良い。


■有線外部入力は電子機器が苦手な人に便利
Bluetoothではなく、一般的なイヤホン等と同じ有線ステレオミニプラグのポートを備えているインカムがあり、通話と音楽の併用機能非対応機種でもインカム通話と併用できる場合がある。
併用できない製品ではメリットが少ない。
有線接続をするのが少々面倒ではあるが、安価なことが利点。
簡単とは言えBluetooth接続機器が増えてうまく繋がらない場合もあるため、電子機器が苦手な人は有線のほうが気楽で良い。


■その他 あまり気にしなくていい事
・バッテリーの持ち時間
基本的にスペックどおりの利用が可能で、概ねどの製品も10~20時間となっている。
休憩時もインカム同士をつなぎっぱなしにしているとまる一日は持たないが、休憩時に切断しておけば大丈夫。
充電し忘れてもスマホと同じようにモバイルバッテリーから簡単に充電できるため、製品比較時はあまり気にしなくても良い項目。
リチウムポリマーが搭載されていることが多く、ヘビーに毎日何時間も使うと2~3年でバッテリーがへたってしまうが、週末の利用程度であれば製品寿命まで持つことが多い。

・防水性能
中国製を除けばどの製品もそこそこの防水性があり、通常の利用では心配する必要はない。
ただ、土砂降りの中、何時間も走り続けると浸水してだめになる場合がある。
スマホと同じように、浸水による動作不良が発生したら起動せずに完全に乾くまで放置させよう。
袋にインカムとシリカゲルや米を入れて閉じると、内部の水分をすばやく吸収して故障を防いでくれる事があるので、試してみてはいかがだろうか。



そのほか、インカムの疑問点を最下部にまとめたので、そちらも参照してもらえればと思う。


インカムの紹介


製品は以下の4カテゴリーに分けて紹介する。
・インカム通話と音楽の同時利用が可能な3万円程度のハイエンド
・4台チェーンが可能な2万円台のミドルクラス
・1対1接続で1万円台のローエンド
・玉石混交の中国製
スペックリストはあくまでマニュアルや仕様表などから読み解いたもので確実とは言えないので、必ず公式サイトで仕様を確認して欲しい。



ハイエンド  SB6Xの登場で新時代の幕開け


主に3万円前後の価格帯でインカム通話とスマホ接続(音楽/通話)の同時利用を可能にした機種をハイエンドと位置づけた。

最も発売が早くアップデートで不具合を潰し続けて熟成に域に入っているSENA 20S、グループ内でオーディオを共有する新機能を搭載したBT NEXT Pro、音質の良さとオプション併用で拡張性抜群のSB5X、激安のクールロボGT2
独走していたSENA 20Sにようやく他社が追いついて、選びがいがある状態となってきた。

さらに、経路を自動制御して切断されても近づけば自動復帰する新しい仕組みを導入した新世代の製品が登場しはじめている。
国内ではまず第一弾としてB+com SB6Xが発売。
B+Linkの便利さと快適な操作性で一気に巻き返しを図る。

●ハイエンドでオススメの機種
・次世代の自動経路制御を搭載した B+com SB6X
・初のインカム通話&オーディオ共有の併用を実現した MidLand BT NEXT Pro



SENA 20S


SENA 20S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人
・通信距離2km
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 3.2万円


安定の万能製品
2014年発売ながら2017年現在いまだに最高性能を誇るSENAのフラッグシップ機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させた最初の機種。
価格は3.2万円程度と最高級の部類ではあるが、性能を考えれば安いほうだ。
安定性、飛距離はNo1で長年市場トップの座を維持し続けてきた。
新世代SB6Xともまだ張り合えるほど高い性能を持っている。
欠点は本体が大きい、重い、値段が高い、音質がやや劣る事くらい。
とても良くできた製品なので、是非レビュー記事を参照していただきたい。


B+com SB6X 2017年8月発売 注目


SB6X-2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・チェーン接続最大6人(現時点では推奨4台)
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御のB+Link搭載
・他社インカムと接続可(ユニバーサルレシーブ)
・インカム通話と音楽の同時利用可
・大出力アンプと高音質スピーカー採用
・実売価格 3.7万円


B+Linkで自動化した新世代モデル
SENAの採用する別規格のメッシュネットワークとは異なり、Bluetoothで自動接続、自動経路制御を実現。
集まって一斉にペアリング、あとは放置で自動的に接続し、距離が離れて切断されても近づけば自動でグループ通話に復帰する。
B+Link非対応機種とは、従来のユニバーサルインターコムの対向となるHFPを発展させたユニバーサルレシーブで接続。
ユニバーサルインターコムに対応したSB4X、SB5X、他社と接続することが可能で、その際にSB6XはB+comペアリング相当の動作をし、音楽併用やブリッジ接続も可能となっている。
他社との接続性が大幅に向上しており、他社にとっても非常に有難い存在になりそうだ。

初回出荷で2台購入し早速ロングツーリングで使用したが、懸念されていたユニバーサル接続は問題なく、B+Linkは革新的でずっと使っていたいと思わせる程に便利。
安定性も初期ファームとしては及第点。
段違いに高音質なスピーカーに、攻殻機動隊やアーマードコアのような近未来的な日本語音声案内など、わくわくさせる要素と、気遣いのある機能も盛り込まれている。
ファーストレビューの記事をアップしたので参照していただきたい。



Midland BT NEXT Pro Hi-Fi オススメ!


Midland BT NEXT Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人(うち4人はタンデム距離)
・通信距離1.6km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・音楽をインカムグループで共有
・A2DP機器2台を同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2.8万円


音楽共有が超便利 遊び心満載
2016年11月発売のコスパ抜群 BT Proシリーズのハイエンド機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立。
さらにSENAにもB+comにもない、スマホ等を接続して聞いている音楽やナビ音声を、グループ通話中のインカムに転送して共有する機能を持っている。
インカム通話に音楽を乗せるため音質はやや下がるけど十分なレベル。

8人接続のイメージはこんな感じ。
P1070486-3.jpg
タンデム用接続を他社インカムにしてさらにチェーン接続するという荒業で他社を含めて7台くらい接続ができたり、車載動画で録音に利用したりと夢の広がる機能を備える。

スマホアプリBT TALKを利用するとスマホ経由で人数無制限で通話ができるようになっている。(トランシーバーのようにオプションのスイッチを利用)
最後発らしく他社を上回る機能を盛り込んでおり、非常に面白い製品なので是非レビューを見ていただきたい。
2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


デイトナ COOLROBO GT2


デイトナ COOLROBO GT2
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・FMラジオ内蔵
・実売価格 2.2万円


安価に音楽併用をしたい人におすすめ
2015年11月発売のデイトナのフラッグシップモデル。
2万円でインカム通話とスマホ(音楽/ナビ音声)を両立するというのはすごい。
ローエンド最強の同社製品イージートーク3とグループ通話ができないが、そもそも本製品が非常に安価なのでGT2だけで揃えても十分安価に抑えられる。
また、イージートーク3と並んでスピーカーが全機種で一番良いので音楽の音質を求めるなら本製品がおすすめ。

しかし、この公式画像、タンデマーが若い女の子ではなく現実に即したオバチャンであることにすごく好感を覚える。
リターンライダー多いもんね。

ハイエンド機 スペック比較表


機種名20SSB6XBT NEXT ProGT2
メーカーSENAサインハウスMidLandデイトナ
自動経路制御×B+Link××
最大同時通話台数8 ※144 ※64
1対1通話距離2000m1400m1600m1500m
待受時間240h---
連続通話時間13h16h20h12h
充電しながら利用×○ ※7
Blutoothバージョン4.04.14.24.1
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用
グループオーディオ共有×××
ペアリング記憶数92 ※23
オートグループコール×
他社インカム接続○ ※3
タンデム音楽共有×
A2DP 2台同時利用×
FMラジオチューナー×
自動音量調整××
有線オーディオ入力×○ ※7×
社外スピーカー取り付け××
音声案内日本語日本語日本語日本語
音声操作××
防水性能○IP67○IPX6○IP67
スマホ設定アプリ××
発売時期2014年4月2017年8月2016年11月2015年11月
実売価格3.2万円3.7万円3万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質51077
インカム通話音質61066
通話距離977
安定性965
操作性81054
機能/拡張性71086
取り付け4866
重さ3668
コストパフォーマンス65810
おすすめ度810!97
AmazonリンクSENA 20SSB6XBT NEXT ProGT2

※1 20Sのみで構成した場合。他機種が混在した場合は4台
※2 ユニバーサルレシーブもしくはB+Linkで合計2つ記憶
※3 ユニバーサル非対応 HFP発展版のユニバーサルレシーブで自社接続相当の動作
※4 オプション利用で可能
※5 要変換ケーブル
※6 通常距離では最大4台、タンデム距離を含めると最大8台接続可
※7 別途専用ケーブルが必要


ミドルクラス B+com SB4Xがオススメ


2万円台で主に4人接続が可能な製品をミドルクラスと位置づけた。
定番のB+com SB4Xはユーザーが多く、音質も良い。
さらにオプションを使わなくても、裏技でインカム通話と音楽/ナビ音声の併用(他メンバーへも共有)が可能だ。
デイトナのハイエンド GT2が2万円とかなり安価なため、一緒に検討する価値がある。


●ミドルクラスのオススメ機種

・利便性、音質、ユーザーの多さで B+com SB4X


B+com SB4X Lite オススメ!


B+com SB4X Lite
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(OP or 裏技)
・グループで音楽共有可(OP or 裏技)
・実売価格 2.6万円


裏技で大化け!安定の定番インカム
2013年発売当時のフラッグシップモデルが、2015年に付属品を簡素化してミドルクラスとして再デビュー。
スピーカーとマイクが優れていて音質が良く、特に人の声は非常に聞き取りやすく疲れにくいので、まったり喋りながら走り続ける事に長けている。

オプションで6人接続ハブ方式のB+com Stationと音声出力を備えた3人接続ハブ方式のメディアサーバーが利用可能。
音質は悪いが外部入力端子がありメンバー全員で音楽やナビ音声を聴くこともできる。
詳細は次項のオプション項目で紹介する。
そして「グループ通話withモバイル」を応用すれば、SB4X単体でインカム通話と音楽/ナビ音声の併用とグループメンバーへの共有が可能。
仕様外だが実際に試して実用レベルにあることを確認できたので、詳細は製品記事を参照していただきたい。

ユーザーが圧倒的に多く接続しやすい点も大きなメリット。
ミドルクラスNo1おすすめ製品だ。


SENA 10S


SENA 10S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間12時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線音声入力(通話と併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 2.7万円


基本性能の向上を求める人におすすめ
2016年5月発売のSMH10の後継機。
SENA 20S譲りの基本性能で快適な動作をする。
ミドルクラスとして欠点らしい欠点が無い優等生。
ライバルのSB4Xとほぼ同額ながら、性能はSENA 20Sに肉薄する高性能っぷりが特徴。
音楽併用の要否でハイエンドの20Sか10Sかを選ぼう。


SENA 10C


SENA 10C
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間17時間
・カメラ撮影可
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 5万円


車載動画をする人におすすめ
インカムにウェアラブルカメラ相当の広角カメラを内蔵させた付加価値モデル。
基本的な性能はSENA 10Sより少し低い程度。
カメラはそこそこ広角で臨場感があり、FullHD 30fpsと標準的な解像度。
youtubeを見る限りは本ブログでも取り上げているコスパ抜群のSJCAM SJ4000程度の画質がありそうだ。
動画撮影をするとバッテリーは約2時間。
撮影した動画はインカム通話も録音されるので、グループでツーリングをして動画編集をしている人に最適な製品だ。


SENA 10U


SENA 10U
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間10時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン付属
・実売価格 4万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
アライとショウエイ向けにカスタマイズされており、ヘルメット内部におさまるよう設計されている。
標準でハンドルリモコンも付属しており、外部からは全くインカムが見えない。
スマートに取り付けたい人におすすめ。


SENA SMH10


SENA SMH10
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離900m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・実売価格 2.3万円


周りの人と型番をあわせたいなら
2010年発売の超ロングセラー。
2年遅れで発売した同世代のSB4X同等の性能を持つなど、他社を数年先取りした画期的な製品。
上位の10Sが価格を下げてきており、徐々にコストパフォーマンスの優位性も下がってきたが、まだまだ現役。
SMH10ユーザーはおそらくSB4Xに次いで多いと思われるので、操作に不安な人は周りの人からアドバイスを受けやすい点が良いところだ。

パッケージによってマイクの付属品が異なるので注意しよう。
SMH10-10はアームマイクのみ。
SMH10-11はアームとワイヤー両方がついている。
SMH10-11のデュアルパックの並行輸入品は割安でお得感が強い。
平行輸入品は国内サポートが受けられないが、USAサイトからアップデートして日本語化も可能なので、海外サイトを見る事に抵抗が無ければ選択肢に入れても良いだろう。

MidLand BT X2 Pro Hi-Fi


MidLand BT X2 Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売されたMidLandの新製品。
安価な割りに高性能なことは本製品の特徴だが、音楽/音声共有が可能なハイエンドのNEXTとあわせることで真価を発揮する。
NEXTはグループ内に1台あれば十分なので、他をX2で固めれば楽しいグループツーリングができるだろう。
また、BT NEXT Pro同様にスマホアプリで通話ができるBT Talkと、ブレーキを感知してLEDを点滅させる機能も搭載している。
遊び心と実用性を兼ねているMidLandはイチオシ!

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


ミドルクラス スペック比較表


機種名SB4XLite10S10C10USMH10BT X2 Pro
メーカーサインハウスSENASENASENASENAMidLand
自動経路制御××××××
最大同時通話台数4 ※144444
1対1通話距離1400m1600m1600m1600m900m1000m
待受時間500h240h240h-
連続通話時間16h12h17h※注10h12h20h
充電しながら利用××
Blutoothバージョン3.04.14.04.03.04.2
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用○ ※2×××××
グループオーディオ共有○ ※2×××××
ペアリング記憶数293333
オートグループコール×××
他社インカム接続
タンデム音楽共有×
A2DP 2台同時利用×××
FMラジオチューナー××
自動音量調整×
有線オーディオ入力×○ ※4××○ ※4
社外スピーカー取り付け○ ※3××××
音声案内英語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作××
防水性能○IP6○IPX6
スマホ設定アプリ××
発売時期2013年4月2016年5月2015年7月2015年7月2010年2016年8月
実売価格2.6万円2.7万円5万円4万円2.3万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質65--37
インカム通話音質86--56
通話距離78--6
安定性69--5
操作性68--55
機能/拡張性65--55
取り付け94--46
重さ83--36
コストパフォーマンス57--58
おすすめ度77--47
AmazonリンクSB4XSENA 10SSENA 10CSENA 10uSMH10BT X2 Pro

※1 オプション利用で最大6台
※2 オプション利用 or 裏技でSB4X単体で可能
※3 インカム通話との併用不可
※4 オプションの変換ケーブルが必要


ローエンド  イージートーク3がすごい


2万円以下で主にチェーン接続不可の製品をローエンドと位置づけた。

どのモデルも上位機種に比べて通話距離が短い。
大人数だと切断されないようにペースを合わせるのが大変だけど、1対1であれば車が入ってきてノイズが増えたら後ろを気にして調整する。という具合で走れば問題は無い。
以前はタンデム用で数メートルの製品もあったりしたが、現在はスペック上200mくらいでぎりぎり二人走行で使えるものが最低ラインとなっている。


●ローエンドのオススメ

・タンデム or 2台なら通話+音楽が併用可能な デイトナ 「イージートーク3」


デイトナ クールロボ イージートーク3 オススメ!


デイトナ クールロボ イージートーク3
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・実売価格 1.3万円


全機種でNo2おすすめ!安価に音楽併用したい人へ
2015年8月に発売したローエンドモデルの最新版。
なのだがなんと!インカム通話と音楽を同時に利用できるという物凄いヤツ!
1台1.2万円とメジャーメーカー最安クラスで、さらにインカム通話と音楽を両立させるのは驚き。
マイク性能は標準的だけどスピーカーの音質は良く、音楽を楽しむのに適している。

全機種の中でも、タンデム+二人 という条件においてはコストを考えれば間違いなく最強。
二台でもあまり距離が離れなければ十分使えるので、最初の一台に最適。
もしかしたら最初で最後の一台になるかもしれない、そんなポテンシャルが備わっている。

使用状況によってはハイエンドをも凌駕する製品なので、是非以下の詳細レビューを参照していただきたい。


SENA SMH5


SENA SMH5
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離400m
・通話時間8時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 1.7万円


SENAを安価に使いたい人におすすめ
SMH10の廉価版として2011年に発売されたローエンドの代表格。
価格は並行輸入品で1.7万円程度でインカムデビューに最適なモデル。
価格の安さと小型軽量であることが最大の武器。
公式では上位機種とのチェーン接続について言及されてないが、接続順番を工夫すると上位機種を中核に3台まで接続ができるらしい。

利用者が増えつつあるSENAにしておけば今後誰かとツーリングに行く際に接続できる可能性も高くなる点においてメリットがある。
並行輸入品が安価に出回っているが、ジェット向けのアームマイクタイプのみ。
アームタイプでもフルフェイスで利用はできるが、ワイヤータイプも1500円と安価に販売されているので別途購入しても良い。


SENA SMH5-FM


SENA SMH5-FM
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 2万円


SENAでラジオを聴きたい人におすすめ
SMH5をベースにFMラジオ追加と通信飛距離を伸ばしたモデル。

国内正規品でアームマイクとワイヤーマイクのセットで価格は2万円。
最新モデルに比べると見劣りする面が多くなってきているが、ユーザー数が増えているSENAなので接続しやすいという事は大きなメリット。
FMラジオが不要であればSMH10、FMラジオが必要かつ安価にSENAのインカムということであれば本製品になる。


SENA 3S


sena3s_2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・実売価格 1.5万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
必要最低限の機能にとどめて小型化した特殊な製品。
操作部分以外は全てヘルメット内におさまるようになっているので見た目がスマート。
アームタイプとケーブルタイプが用意されている。
ヘルメット専用設計ではなく汎用品で、取り付けは非常に容易なのでほとんどのヘルメットに難なく取り付けができる。
通信距離とバッテリー、ノイズリダクションの性能が最低限レベルだが、安価な割りに動作や音質は悪くない。
普段はタンデムまたはソロで、一応マスツーリングでも使えて、安価にスマートに取り付けたい人におすすめ。


MidLand BT X1 PRO Hi-Fi


MidLand BT X1 PRO
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離300m
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 1.6万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売したBT Proシリーズのローエンド。
「BT X2 PRO」との違いはインカム接続台数が1対1になることと、最大通信距離が短くなることの2点。
単体でも優秀だけど、ハイエンドのBT NEXT Proがインカム単体では初のグループ通話にオーディオ共有の併用を実現しているため、NEXTとX1、X2、Cityで安価に新しい体験ができる点が最大のオススメポイントだ。

ローエンド製品の中では、通話と音楽の併用機能に特化して突き抜けた「イージートーク3」に対して満遍なく高機能かつハイエンドと組み合わせて真価を発揮する 「BT X1 PRO」という位置づけ。

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


MidLand  BT City


MidLand  BT City
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・有線オーディオ入力
・音声で操作するボイスコマンド
・実売価格 1.2万円


気軽に使いたい人におすすめ
2015年4月発売のBT Proシリーズではなく独立した製品のローエンド。

名称からわかるとおり街乗りでちょっと使うことを想定しており、ジェット向けのアームマイクのみ標準で付属。
フルフェイス用のワイヤーマイクはオプションとなっている。
スピーカーの音質はBT Proシリーズより劣るけど音量は十分で高速でも使えるレベル。
BT Proシリーズの4台チェーン接続に入ることもできるし、BT NEXT Proの音楽共有機能も利用可能。
普段はソロで使いながらいざという時はグループ通話にも参加できる優秀さを持っている。
NEXT持ちがいれば安価にグループ通話に参加したいという人におすすめ。



ローエンド スペック比較表


機種名イージートーク3SMH5SMH5 FM3SBT X1 ProBT City
メーカーデイトナSENASENASENAMidLandMidLand
自動経路制御××××××
最大同時通話台数222222
1対1通話距離200m400m700m200m300m200m
待受時間-168h144h168h--
連続通話時間12h8h7h8h20h8h
充電しながら利用○ ※1×
Blutoothバージョン4.03.03.03.04.23.0
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用×××××
グループオーディオ共有××××××
ペアリング記憶数33322
オートグループコール------
他社インカム接続××
A2DP 2台同時利用××××××
タンデム音楽共有×
FMラジオチューナー××××
自動音量調整×××××
有線オーディオ入力××××○ ※1
社外スピーカー取り付け××××××
音声案内日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作××××
防水性能○IPX6○IPX4
スマホ設定アプリ××××
発売時期2015年8月2011年2012年2015年5月2016年8月2015年4月
実売価格1.3万円1.7万円2万円1.5万円1.6万円1.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質7--473
インカム通話音質6--463
通話距離3--3
安定性8--5
操作性4--356
機能/拡張性6--344
取り付け8--766
重さ10--1065
コストパフォーマンス10--864
おすすめ度10!--853
Amazonリンクイージートーク3SMH5SMH5 FM3SBT X1 ProBT City

※1 別途専用ケーブルが必要


中国製    冒険者向け!


メジャーメーカーに比べると作りがチープだったりするけど、圧倒的な安さとスペック上の高性能ぶりで徐々にシェアを伸ばしている中国製品。
メーカーは複数あるようだけど、一番売れているのは6riders等を製造する「EJEAS」という深センにあるBluetoothヘッドセットのメーカー。

激安なので高級機を買う前にインカムを体験しってみたいという人や、ただ単に興味がわいただけという探究心のあるマゾ向けだ。
ちなみに僕は紹介する3製品とも購入したマゾである。
同価格帯にイージートーク3という飛びぬけて優秀な製品があるので、メジャーメーカーとも比較してみると良いだろう。

EJEAS TTS


EJEAS TTS
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間15時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1.5万円


冒険したい人におすすめ
中国製品初と思われる通話と音楽の併用機能を搭載。
それどころか、全製品初?のインカム通話&スマホ接続&FMラジオの3つを同時に利用可能だ。
さらにスピーカーの音質が高級機並みに良く、英語の音声案内もついているのでメジャーメーカー並みの素性を持っている。
時々不明な動作があるけど思ったより安定していて拍子抜けした。

同じEJEAS社製品と組み合わせることで、コストをおさえて複数接続が可能な上に、音楽併用ができることは特筆に価する。
ただし、 6ridersとは自社ペアリングができないので要注意。


EJEAS 4Riders Interphone-V4


EJEAS 4Riders Interphone-V4
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離700m
・通話時間8時間
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1万円


時々3台で走る人におすすめ
2013年に発売された中国製品の上位モデル。
正式なメーカー名おそらくEJEASで、販売店が自社ブランドで販売しているようだ。
ブランドはLEXIN、Excelvan、Bearidge、ESTGO等がある。
おそらく4Riders、6Ridersならどのブランドでもインカムペアリングは可能と思われる。

防水性や本体強度などは価格なりで故障しやすいが、壊れることを前提の使い捨て感覚で利用する人も多い。
サポートや保証は販売店によってことなるので、気になる人は事前に確認を。

ノイズリダクションがあまり効いてなくノイズを拾ってしまうため高速では厳しい。
一応4台接続はできるものの安定させるのが難しい。
下道で3台までならギリギリ利用可能という感じだ。
スピーカーの音質はそこそこ良いので、ソロで音楽やナビ、FMラジオを聴くことがメインで、6riders持ちと2~3人でツーリングすることがあるという人におすすめ。


EJEAS 6Riders


EJEAS 6Riders
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・FMラジオ内蔵
・有線オーディオ入力
・実売価格 6000円


ソロか2台で安さを追求する人におすすめ
名前からすると「4Riders」の上位版で6台まで接続できそうな感じだが実は逆の下位製品。
ペアリングを6台までできるというだけで、接続できるのは1台のみ。
同一メーカー(EJEAS)の「4Riders」ともインカムペアリングが可能で、4台チェーンの端に接続できる。
また、ステレオ有線入力がありインカム通話と併用できるという、値段の割りに多機能な点は特筆に価する。

4Ridersとあわせて導入すればかなり安価にグループ通話が可能なことが利点。
1対1でかつ高速を走らなければそれなりの音質で安定して通話は可能。
インカム通話と外部音声入力の併用もできるしソロならFMも聞けるので、シーンによってなかなか使える。
ただし、同一メーカーのTTSとは自社ペアリングができないので要注意。



中国製スペック比較表


機種名TTS4Riders6Riders
メーカーEJEASEJEASEJEAS
自動経路制御×××
最大同時通話台数442
1対1通話距離1500m700m700m
待受時間300h240h120h
連続通話時間15h8h7h
充電しながら利用×
Blutoothバージョン4.13.03.0
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用××
グループオーディオ共有×××
ペアリング記憶数226
オートグループコール×-
他社インカム接続××
A2DP 2台同時利用×××
タンデム音楽共有×××
FMラジオチューナー
自動音量調整×××
有線オーディオ入力×
社外スピーカー取り付け
音声案内英語××
音声操作×××
防水性能○IPX6△生活防水△生活防水
スマホ設定アプリ×××
発売時期2016年10月2013年2012年
実売価格1.5万円1万円6000円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質644
インカム通話音質633
通話距離44
安定性45
操作性522
機能/拡張性744
取り付け655
重さ666
コストパフォーマンス746
おすすめ度746
AmazonリンクEJEAS TTS4riders6Riders


販売終了製品


過去の製品を確認したい方はクリックしてください。

B+com SB5X


B+com SB5X
基本スペック&製品の特徴
・チェーン接続最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・グループで音楽共有可(OP)
・実売価格 3.7万円
高い拡張性と音質を求める人におすすめ
2015年5月に発売した、インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させたサインハウス B+comシリーズのフラッグシップ機。
2017年7月公開のファーム v1.5でオートグループコール、Station/メディアサーバーへの対応、ユニバーサル強化等、ようやくハードウェアの性能を最大限に引き出せるようになった。
オプションのStation/メディアサーバーの有線入力でナビ音声や低音質ながら音楽を全員で共有しながら、SB5Xではインカム通話と音楽の併用も可能となり、拡張性はNo1
惜しむらくはStationが既に廃盤となっているので、拡張性を高めるなら3人までながら音声入力2ポートと動画撮影に便利な出力を持つメディアサーバーを利用しよう。

そしてB+comシリーズ全般の最大の特徴は音質の良さ。
特に人の声は非常に聞き取りやすく耳が疲れにくいため、長時間利用で威力を発揮する。




シチュエーション別インカムの選び方


機能比較だけではわかりにくいと思うので、シチュエーションごとのおすすめを紹介。

ソロメインならデイトナ イージートーク3


安さと音質の面でずば抜けており他の追従を許さない。
ラジオが無い点だけが少しマイナスではあるが、スマホのラジオアプリを利用すればOK


タンデムメインならデイトナ イージートーク3


安くて高音質、さらに通話と音楽併用が可能というタンデム最強のインカム。
通話距離の短さもタンデムなら気にならない。
イージートーク3に死角なし!


バイク2~4台ならMidLand BT NEXT Pro


ナビ音声の共有が便利すぎて手放せない。
BT NEXT Proが1台あればあとはBT X2 ProでもOK
通話距離を考えてX1よりはX2のほうが無難だ。
さらにBT NEXT Pro1台につき1台のタンデム用接続(パブリックモード)が可能なので、バイク4台合計8人まで通話可能。
拡張性の高さと安さが最大の武器。


バイク5台以上ならSENA 20S


全員がSENA 20Sでなければならず費用がかかってしまうが、他に選択肢がほぼ無い状況なので思い切って全員で導入しよう。
大人数で話しながら音楽も同時に聴ける、最高性能インカムの名に恥じない高機能モデルだ。


決め切れなければSB6Xで決まり!


ツーリングメンバーが流動的だったり、いろんなツーリングチームと走ったり、誰と走るか想像がつかない等、そういう人も多いと思う。
ユニバーサルレシーブという新しい機能を搭載したSB6Xは、あらゆる他社との接続に抜群の自由度でなんでもできてしまう最強の汎用性を持っている。
唯一の欠点は、ユニバーサルインターコムを搭載しないインカムと接続ができないことだが、今では搭載してないインカムがほとんど無いのでそれほど問題にはならないと思う。
高いがそれに見合った性能なので買って損は無い。



受信専用機の紹介


双方向で通話のできるインカムに対し、スマホ等と接続して音楽やナビ音声を聴くのみの機能に絞った機種。
同メーカーのインカムに近い音質を確保しつつ安価なことが特徴。

バイク専用品


デイトナ 聴くだけブルートゥース2


聴くだけブルートゥース2
基本スペック&製品の特徴
・使用時間12時間
・単4乾電池仕様(1本)
・通信距離 10m
・実売価格 7000円


乾電池仕様最後の生き残り
スマホの普及と共にリチウムポリマーへ移行し乾電池仕様最後の1台となった。
電池のランニングコストが気になるところだけど、100円ショップの5本入り単4電池は意外と容量が多く優秀なのでこれで十分。
今は僕もモバイルバッテリーを持ち歩くのが当たり前になってリチウムバッテリーの方が利便性が高いと思うようになったけど、実は子供の頃から今でも乾電池収集癖があって電池駆動の製品は好きだったりする。
こんな遠いところで作られて運ばれてくるのか~と、made in インドネシアの電池を見てわくわくしたものだ。
そんな乾電池好きな人は、おそらく最後になるであろう本製品を今のうちに購入しておいてはいかがだろうか。
乾電池タイプのメリットは、入れ替えればすぐに使えることと、どこでも簡単に入手できること。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


サインハウス B+com music


BcomMusic1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・使用時間10時間
・通信距離 10m
・実売価格 1.5万円


B+comの音質で音楽を聴きたい人へ
SB213evoと同世代で古いけど、基本的にスピーカー性能は現在と変わらず当時から音質が良かったので、本製品もSB4X相当と思われる。
ボタンはダイヤルのみで操作は簡単。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


オプション、拡張製品の紹介


本体とは別に用意することで利用の幅を広げられる製品を紹介する。

通話アプリ


スマホとインカムをHFPで接続して通話アプリで会話するという手段がある。
一般的なLine等でもできるが、SENA、MidLandから通話アプリが提供されており、それらを使う場合のメリット、デメリットは以下の通り。

■メリット
・人数、距離が無制限

■デメリット
・圏外になると通話できない

・自社製品のインカムがなければ機能が制限される
※SENA、MidLandの通話アプリの場合

・無視できないレベルの遅延がある
※インカム同士0.15秒 Line0.8秒 専用通話アプリ2秒
 Lineはスマホ同士の場合。インカムで使う場合はさらに遅延して1秒程度になる。

・インカム通話にアプリ通話を混ぜられるかはインカム次第


圏外になった場合、Line等の一般的な通話アプリはグループ通話から切断されて復旧には手動操作が必要になるが、バイク用通話アプリならグループ通話に参加した状態が維持されるため自動で復旧する。
遅延については2秒というと、路面の状況や車来てるよ!というのを伝えるのは難しく、雑談であれば問題ない程度。
また、ツーリングの醍醐味である山奥で圏外になって通話できなくなるのは大きなデメリット。

以上を考慮すると、一緒に走っていてインカムで直接繋げられる人数であればインカム通話を、人数が多かったり集合場所までであれば通話アプリを使う。
というように、基本はインカム通話、だめならアプリと使い分けることになる。


SENA RideConnected


ride11.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度

現状では一番使い勝手が良い
グループに参加する時に必ず自社インカムが必要になってしまう縛りはあるが、総じて普通の通話アプリをバイク向けにちょっとカスタマイズしたようなアプリ。
余計なことをしてなく、いたって普通の使い勝手だ。
Lineと比較すると、遅延が2倍程になるが再接続の手間がないという事になる。
SENAユーザーのみであればRideConnected、SENA以外のユーザーがいて集合前に接続するならLineという使い方が良いだろう。


MidLand BT Talk


BTT1.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度
・別途BTTボタン(7000円)がほぼ必須
・トランシーバーのように片方向通話
・グループメンバーの場所を地図で共有する機能有り

通話機能に難点あり
地図機能は面白く、集合場所に迷う人や遅刻者にとってはすごく有難い機能だ。
しかし肝心の通話機能を利用するには別途BTTボタンがほぼ必須で、トランシーバーのように片方向通話のみと、使い勝手が悪い。
通信量節約のためとのことだが、手動で200kbpsに制限できる通信事業体なら気にする必要は無いためメリットが感じられない。
設定で選べるようになることを強く要望している。
MidLandユーザーのみであってもBTTボタンの購入が高い壁となるので、それなら集合場所まではLineで良いかなと思う。


B+com インカム拡張製品


B+comはチェーン接続ではなくハブ方式で複数人を接続する独自オプションを用意している。
主流にはなれなかったが優れた仕組みなので、興味のある方は検討してみてはいかがだろうか。


B+com Station GTS216 廃盤


B+com Station GTS216
2011年11月発売と古く2017年に廃盤となってしまったが、未だに現役バリバリで使っている。
予備機まで持っているくらい、本製品は素晴らしいものだった。

最大6台の接続が可能で、外部音声入力も可能で、通信距離は100mだが・・・・
これだけいろんな製品を試しながら結局Stationに落ち着くのは理由がある。

①有線音声入力が便利
音質はしょぼくてAMラジオ並となってしまうが、ナビの音声を共有できることが非常に大きなメリットとなる。
ある程度先頭を走れる人なら共有されるナビ音声だけで先導も可能だし、他の人とルートについて話がなら走れるというのはとても楽しい。
また、スマホと接続してラジオを共有したり、取り締まり情報を流したりすれば、長時間のツーリングでも話のネタが尽きない。
一応音楽も音質が悪いながらも知っている曲ならみんなで歌いながら走ることはできる。

②通話距離を数倍に伸ばせる
いろいろあるので詳しくは書かないけどちょっとだけ。
・Bluetoothは2.4GHz
・wifiも2.4GHz
・端子はRP-SMA。
・付属の物は1DBI(利得)くらい

以上の条件を満たした物に付け替えるとカタログスペックの5倍くらいに跳ね上がって、おどろくほど伸びる。
6人で走行しても全く不都合が無いくらいの通話距離だ。


③旧製品 SB213Evo、SB213にも対応
買い替えをしなくても6人まで接続が可能になるというのは大きい。

④抜群の安定性
以下のルールを守っておけば一日のツーリングで切断されることは1回あるか無いか。
・ペアリング前にStationと各インカムをリセットする
・SB4XはモードBにする
・SB5Xはファームv1.5必須(聴きトーク可)


車体から電力を供給する場合は専用の電源ケーブルが必要だが、5000mAhのモバイルバッテリーひとつでまる一日持つのでケーブルは不要。
リアボックスとかタンクバッグに突っ込んで、アンテナだけどこかに立てて常時電源入れっぱなしでOK
もし余っている旧式のB+com等があればStationに接続して、インカムの出力を3.5mmステレオミニプラグに変換して、カメラで会話を録音するという方法もある。

結局オプションで別途購入するというのがうけなくて主流になり損ねたが超名機だと思っている。




B+com メディアサーバー


B+com メディアサーバー
Stationが最大6台に対してメディアサーバーは最大3台。
そのかわり外部入力音声の音質が少し向上したことと、メディアサーバーから音声を出力できるので、カメラで会話を録音しやすくなった。
価格は2.4万円。

Bluetooth3.0が導入されたおかげかStationのノーマルより飛距離はあって3台で使う分には不自由はしない。
音楽を共有することが目的であれば音質的に満足のいくものではないので注意が必要。
ナビ音声の共有と録音が目的なら非常に使い勝手の良い製品だ。

使い道は、車体電源連動の車載カメラ(Git2)の外部音声入力を使って、メディアサーバーの音声を常に録音。
手間無しで常に走行中の動画はすべて録画している。
帰宅した後、ツーリングブログを書くときに音声を聞きながら思い起こして記事を書いていく。
日帰りならともかくロングになるとせっかくの爆笑話も忘れてしまったりするので、ボイスレコーダー的な使い方でとっても役に立っている。




Bluetoothトランスミッター


Bluetoothに対応していない機器を接続させたい場合は、別途Bluetoothトランスミッターを使えば可能だ。
インカムメーカーも販売しているし、一般製品でも問題なく利用できる。
A2DPペアリングは相性問題はほとんど発生しないので、同社製品に限定する必要性は低い。
他メーカーでもいいので、機能面で合致しているものを選ぼう。
利用方法は簡単で、トランスミッターとインカムをA2DPでペアリングし、機器の3.5mmステレオミニプラグに有線接続するだけ。
再生、停止等の操作はできないので、機器本体を操作する必要がある。
通信距離はClass2(10m)が基本なので、2台接続できる機種はタンデム用と割り切ろう。


B+com BC-DAT01M


BC-DAT01M一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
バッテリーを内蔵しており最大12時間。
MiniUSBから充電ができるので、モバイルバッテリー等があれば充電切れを心配する必要が無い。
1.1万円とやや高価ではあるが、オプションのケーブル(3000円)で車体から電源を取って、付属のケーブルをかませばイグニッションに連動してトランスミッターの電源もオン/オフさせることも可能。
起動時にインカムへ自動接続してくれるので、操作無しで接続してくれるのはとても便利。
車体から電源をとる場合、汎用品ではノイズが入るので必ずオプションケーブルを利用しよう。
購入から7年がたち、時々動作が怪しいがまだ現役で活躍している。


SENA SM10


SM10一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
さらに、入力ポートが二つあるので、MP3プレーヤーとナビというように2台の機器を接続してミックスしてくれるようになっている。
内蔵バッテリーは最大8時間。
二人同時で聞くとおそらく8時間は持たないだろうから、モバイルバッテリーを持っておくと良いだろう。
2万円と高価ではあるが、ミキサー内蔵タイプは非常に珍しいので、複数機器を利用したい人にはおすすめ。
ちなみに、ポータブルミキサーを積んでユピテルのナビとスマホをミックスして何やらしようと試行錯誤したが、車体から電源をとっているせいでグランドループしてしまったことがある。
スマホの電源をモバイルバッテリーからとればOKになったので、SM10で同様の事象が発生した場合は電源まわりと見直すと良いと思う。


JPRiDE JPT1


インカムメーカーではない一般的なメーカーで評判の良い製品。
2台のインカムと接続が可能な上に、送信機にも受信機にもなれる優れもの。
インカムと接続する場合は基本的に送信機(TX)にして利用することになる。
受信機(RX)にする機会はあまり無いと思うが、僕くらいの変態になるとこれを使って何ができるか妄想して楽しむことができる。
バッテリー時間が13時間と長く、充電しながらの使用もサポートしているので、タンクバッグ等に入れてモバイルバッテリーと常時接続しておけばバッテリーを気にしなくて済む。
MicroUSBで充電が可能。




主要4メーカーの特色


それぞれBluetoothインカム市場への参入背景が異なるためメーカーによってかなり特色がある。
面白いので一読してもらえればと思う。


ロゴ_SENA
親会社はBluetooth通信機を開発する大手企業。
アメリカ、ヨーロッパで大きなシェアを持つ。
いろいろなタイプを多数販売しており、豊富なオプションと頻繁かつ長期的にファームのアップデートを行う傾向が強い。
2010年発売の超ロングセラーとなったSMH10はチェーン接続、20Sは通話と音楽の併用機能を、他社より2年も早く実現する等、最先端の技術を持つ。
当初は激安路線だったけどSENA 20Sから性能でも他社を圧倒しはじめ、現在は高機能高価格製品へ切り替わっている。
日本のシェアはB+comが一番だがSENAが猛追する状況だ。

並行輸入品は国内代理店のサポートは無く販売店独自保証のみとなるし、ファームのアップデートも基本的にできないようになっている(USサイトからは可能)が、国内版より安価なので検討する価値がある。


ロゴ_サインハウス
パーツの輸入代理店だったが自社ブランドを立ち上げてインカム市場に参戦し、インカム黎明期に日本メーカーらしく充実したサポートでシェアを獲得した。
開発は自社ではなく台湾メーカーへ委託していたが、SB6Xからは国内メーカーとの開発となっている。
比較的小型で軽量なためヘルメットに取り付けても違和感が少ないことが特徴。

SB6Xは国内初の自動経路制御を搭載するなど、開発スピードが速くなってきている。
チェーン接続ではなくハブ方式のB+com Stationやメディアサーバー等のオプションで複数接続や音楽共有、録音を実現する等、独自路線を行くことも多い。
主流になり損ねたがハブ方式は非常に便利で僕は未だに愛用しているので、B+com Station2の発売をいつまでも待っている。

ロゴ_Midland
親会社は無線機を開発する大手企業。
ヨーロッパでシェアを持っており、日本国内ではB+com、SENAに次いで3番目と思われる。
性能の割に安価なことが特徴。
2016年11月に通話と音楽の併用機能に対応した上に、インカム単体で初のグループで音楽/音声案内共有のできるBT NEXT Proを投入し上位2社を追撃する。
SENAの独走にまったをかけられるポテンシャルを持つメーカーで、今後の展開次第では日本国内シェアも大きく伸ばす可能性がある。


ロゴ_デイトナ
パーツの製造や輸入代理店がメインの会社で、昔から有線式のタンデム用インカム等も販売していた老舗メーカー。
開発はおそらくどこかへ委託しているのだと思うが詳細は不明。
カジュアルなブランドイメージで非常に安価なことが特徴だが、とんでもない性能を秘めていたりするので良い意味で油断できない。
オプション品が少く拡張性もあまりないので、インカム単体で事を済ませられる人向け。


■その他
過去にはスカラライダーやintephoneといったブランドも存在した。
※interphoneは現在も最新版が国内発表されてはいるが、日本での販売に力が入ってないため対象外とした。

徐々に淘汰されて現在の4メーカーに絞られたが、1万円以下の激安価格帯で謎の中国製が大量に出回っている。
スペックはかなり高いけど、音質や安定性、防水性能に難があるため、お試しでと考えている人向けになるだろう。

現時点では主要4メーカーを強くオススメする。



Bluetoothインカム FAQ


Bluetoothってよくわからない、扱えるか心配、インカムでいったい何ができるの?
バッテリーの持ちは?充電は?距離は?
旅先でインカムについていろいろ聞かれた経験を元に、FAQを作りました。
興味はあるけどよくわからないから買ってない、というのは勿体無いので、そういう方は是非見てもらえればと思います。


参考に、いろんなインカムを使ってテストツーリングした時の動画です。
他愛なくネタも無い会話ですが、気心知れたメンバーとまったりツーリングです。
通話が切れた時どんな感じかをお伝えするために、わざと切れた時の動画を入れています。
B+comやSENA等のメジャー製品であれば、一日のツーリングで切れることは1回程度で、とても安定しています。

Q : Bluetoothインカムはみんなが同時に通話可能?


A : はい、携帯電話のような感覚で通話できます。

Bluetoothインカムは電話と同じで参加者全員が自由に通話できるので、ストレス無く普通に会話している感覚です。
一般的なトランシーバーは片方向通信で、PTTスイッチを押している間だけ話ができ、その間は他の人の通話を聞くことはできません。
※最近は双方向同時通話が可能なトランシーバーもあります。


Q : トランシーバーかBluetoothインカムか、どっちが良い?


A : 用途によりますがバイクにはBluetoothインカムのほうが適している面が多いです。

Bluetoothは事前にペアリングが必要ですが、盗聴されないセキュリティー性の高さや、小型軽量でヘルメットに取り付けができること、音質が良い、スマホと連携させてナビ音声や音楽が聴ける等、使い勝手が非常に良いです。

アマチュア無線の免許を持っている方であれば大出力のトランシーバーで長距離通話ができる点でトランシーバーのほうがメリットがあります。
免許不要の特定小電力トランシーバーはBluetoothインカムと同程度の通話距離のようなので、あまりメリットは無いでしょう。


Q : 本体のヘルメットへの取り付け方法は?


A : シェルの隙間に挟み込むクリップタイプか、両面テープorマジックテープで取り付けます。

半帽以外は取り付けできないというヘルメットはほぼありませんが、念のため取り付けできそうか確認してみましょう。

1. 本体取り付け用にスペースがあるか?
ヘルメットの左サイドに取り付けをするので、○の位置あたりに突起物などがないか確認。
最近流行りのインナーバイザー用のレバーが干渉する場合がありますが、レバーの位置が悪いと言われるKAZAMIとASAGIでも設置は可能です。
インカムの取り付け例

2. スピーカーケーブルの通し位置を確認
頭頂部の内装を外せる場合は簡単です。
内装が外せない場合は首周り等ケーブルが垂れてこないように挟み込めるか確認しましょう。

3. マイクの取り付け位置を確認
基本的にフルフェイスはワイヤーマイク、ジェットはアームタイプを利用しますが、逆でも設置は可能です。
両方付属する機種とアームタイプのみの機種があるので、どのヘルメットに取り付けるかを考えて選ぶと良いでしょう。
フルフェイスの場合は口元か横の頬パッド付近に設置する事が多いです。

4. スピーカー取り付け位置を確認
アライは頬パッドのカバーを外して発泡スチロール部分に両面テープで取り付けます。
スピーカー埋め込み用の窪みはありますが、耳に余裕が無く痛くなる場合は発泡スチロールを1cm程度削る場合が多いです。
※自己責任です
インカムスピーカーをヘルメットに取り付ける

ショウエイは耳の部分が見えており、プラスチック素材のスピーカー埋め込み用の窪みに両面テープで取り付けます。
比較的耳に余裕があるのでそのままで大丈夫でしょう。
OGKも同様に耳に余裕のあるものが多いので設置は比較的余裕です。
以上を確認しておけば安心して購入できると思います。


Q : ヘルメットにスピーカーを埋め込むと耳が痛くならない?


A : 痛くなる場合はありますが、工夫すれば大丈夫です。

全然痛くならないという人も多いので、ヘルメットの種類や個人差によるところが大きいです。
僕はアライのヘルメットを使っていますが、すぐ痛くなるので耳パッドの発泡スチロールを1cm程削って埋め込んでいます。
※自己責任です

アライの場合は交換可能な耳パッドなので気軽に削れます。
ショウエイは交換不可なプラスチックですが耳部分はかなり余裕があるので、そうそう痛くなることはないでしょう。


Q:バイクを離れる時に盗難にあいそう


A : 今のところ僕は盗まれたことはありません。
約7年、1年あたり20日程度のツーリングで、最も狙われやすいB+comをヘルメットにつけてメットホルダーにかけた状態です。
一応インカムが真上に来ないように横向けてはいますが、それ以上のことはしていません。
2~3年で1個くらい盗まれるかなと覚悟していましたが、意外と盗まれていません。
僕の仲間内も全員インカムを使っていますが、盗難は0件です。
日本って治安がいいなーとつくづく思います。
ただ、ネットでは盗まれたって話はあるので、心配な方は本体を外して持ち運ぶと良いです。


Q : Bluetoothって何?


A : Bluetoothは2003年頃から普及し始めた、省電力な小型デバイス向けの無線規格です。

1994年、スウェーデンを代表する通信機器世界大手メーカー エリクソン社がBluetoothを提唱しました。
乱立する無線規格を統合したいという願いをこめて、スウェーデンの隣国ノルウェーとデンマークを無血統合したハーラル王の愛称「青歯王」からとられたそうです。
消費電力の小さいBluetoothはスマホとの相性が良く、スマホの普及とともに爆発的に普及しました。
バイク用インカムに転用されたのもスマホと同時期の2009年からで、登場以降、急速に性能を向上させながら今日に至ります。

Bluetoothの消費電力が小さい=バッテリーの小型化が可能という点が、ヘルメットに取り付けるという使い方にマッチし、さらにスマホと通信が容易になったことで、スマホの普及と共にBluetoothインカムも普及しました。
以上のことから、Bluetoothとインカムは非常に親和性が高いということがわかります。


Q : Bluetoothプロファイルって何?


A : 機器同士を接続する際の取り決めです。

プロファイルは多数あり、用途によってプロファイルを選択して利用することになります。
例えば、高音質な音楽を転送するA2DP、電話のヘッドセットとしてマイクとスピーカー出力を兼ねるHFP等があります。
尚、インカム同士の通話は各社が独自チューニングしているため、プロファイル規格には当てはまりません。

Q : Bluetoothプロファイルが複雑でわからない


A : 特にプロファイルを意識する必要はありません。

手順書に沿って設定をすれば、自動的に適切なプロファイルで接続されます。
尚、インカムで利用する主なプロファイルは以下の4つです。

HSP(Headset Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行うプロファイル。
一部のナビで利用する事がある程度。

HFP(Hand-Free Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行い、さらにスマホの着信や受話等の操作も可能にした、HSPの拡張プロファイル。
SiriやOK googleの呼び出し等も制御している。
インカムとスマホとのペアリング時は自動的にHFPが選択されるので、HSPとの違いを意識する必要がない。
他社と接続するユニバーサルインターコムはHFPを利用する。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
ステレオの高音質なオーディオを転送するプロファイル。
有線とほぼ同じ音質で転送されるので、あとはインカム本体とスピーカー次第でかなり音質が良くなる。
スマホやBluetoothトランスミッター、ナビ等とのペアリングに利用する。

AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)
接続した機器で再生中の音楽の再生、停止、曲送り戻し、早送り等の操作が可能なプロファイル。
A2DPとセットと考えれば良い。
一部のナビやBluetoothトランスミッターはA2DPのみサポートしているので音楽再生のみとなる。

※インカム同士の通話は各社独自チューニングのプロファイルを利用しています。


Q : Bluetoothインカムを使うのって難しくない?


A : 基本的な操作をいくつか覚えるだけなので、すぐ慣れると思います。

上位機種には非常に機能が多いので全ての操作を覚えるのは時間がかかりますが、インカム通話をする&スマホの音楽を聴く という基本となる2つに関してだけならとても簡単です。

■よく利用する機能
インカムペアリング:2台のインカムをペアリングモードにしてペアリングする
※複数台ある場合はこの操作を続けて数珠繋ぎにペアリングする
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

インカムを接続する:ボタンを押すとペアリング相手に接続されて会話が可能になる

インカムを切断する:ボタンを押して切断する

スマホペアリング:インカムをスマホとのペアリングモードにし、スマホのBluetooth設定からインカムを選択する
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

スマホを接続する;スマホのBluetoothを有効にし、インカムのボタンを押すと接続されて音楽やナビが聴けるようになる

機種によって操作は異なりますが、いずれも上記の基本操作は簡単にできるようになっているので、一度マニュアルを見て試せばすぐ慣れるでしょう。


Q : Bluetooth非対応のナビやMP3プレーヤーを接続できる?


A : はい、Bluetoothトランスミッターを別途購入すれば可能です。

MP3プレーヤーの3.5mmステレオミニプラグにBluetoothトランスミッターを接続し、インカムと接続をします。
この場合はスマホのようにMP3プレーヤー操作はできませんが、音楽の転送はA2DPプロファイルを使うので非常に高音質です。
Bluetoothトランスミッターはリチウムバッテリーで動作しているものが多く、概ね10時間程度バッテリーが持ちます。

B+com BC-DATO1Mは2台同時にインカムと通信可能なので、タンデムをしている場合は二人で同じ音楽を聴くことができます。

バイク用ではないですが、3000円程度の一般製品でも十分使えます。


Q : 複数のスマホ等と接続できるの?


A : 機種により可能です。

HSP/HFP と A2DP/AVRCPの全てをあわせて、2つの機器をペアリングできるインカムがあります。
※SENA 20S等
2台同時に音楽を聴いたりナビ音声や取締り警告を聞いたりできます。

完全2台同時をサポートしてない製品でも、HSP/HFP と A2DP/AVRCPは分けてペアリングができます。
電話(HFP)はスマホ、音楽(A2DP)はトランスミッターというようにします。
この場合機種によって、A2DPで音楽を聴きながらHFPのナビ音声が割り込んでくる場合もあれば、手動での切り替えの場合もあります。
尚、スマホ側がHSP/HFP と A2DP/AVRCPを占有する場合は分けられません。(iPhone等)


Q : 他社のインカムとも接続できるの?


A : はい、接続可能ですが同社製品同士と比較すると安定性が若干低下します。

インカムはそれぞれ自社製品同士の接続時に最も性能を発揮するようにチューニングされています。
規格されているプロファイル(HFP)では力不足なので各社が独自に作りこんでいるようです。
逆に言えば規格プロファイル(HFP)であれば他社との接続は可能で、これをユニバーサルインターコムと言います。
2017年現在のメジャーメーカー製品は全てユニバーサルインターコムに対応しています。
機種によって接続台数が減る等の制限があるので万全ではないですが、応急的に利用することは可能です。

Q : 実際どれくらい距離が離れても通話できるの?


A : 機種と環境によりますが、100m~1000m程度離れても通話できます。

スペック表記はハイエンドが1500~2000m、ローエンドが200~500m程度のものが多いです。
郊外の見通しの良い道や高速道路のように干渉する電波が少なければスペック表記の1/2程度。
市街地のように遮蔽物や電波が多ければスペック表記の1/5程度。
北海道の郊外でかつ平原であればスペック通りの距離で通話可能です。

ローエンドでも2台で離れず普通に走る分には通話は可能ですが、ミドルクラス以上のほうが余裕があって良いです。


Q : 高速でも会話できる?


A : はい、十分会話できます。

ローエンドでは飛距離がぎりぎりですが間に車が入らなければ会話はでき、ミドルクラス以上であれば余裕があります。
風切り音やエンジン音が一般道より増えますが、ノイズリダクションで軽減されるのでそこそこ快適です。
もし高速で風切り音が増えて聞こえにくい場合は、マイクの設置位置を見直しましょう。

ただ、中国製はノイズリダクションが弱いので高速は厳しいです。

Q : 雨の中走っても大丈夫なの?


A : そこそこの防水性はあるので心配はいりません。

JISの防水規格は以下のようになっています。
・IP1~IP3
 機器へ一定方向から水をかけて浸水しないこと
・IP4~IP6
 機器へ全方向から水をかけて浸水しないこと
・IP7~IP8
 水没させても浸水しないこと

例えばIP6レベルの全方向からの水圧に耐える & IP7レベルの水没に耐える という機器の場合、IP67と表記されます。
同一条件内であれば数値が高い方が防水性能は高くなりますが、それぞれ用途が異なりIPX6よりIPX7のほうが優れているというわけではないので注意しましょう。
また、IPX6 のようにXが入っている場合は、防塵テストを行ってないことをさしています。

インカムは概ねどの製品もIP4~6程度の防水機能をもっています。
実際のところ、僕は7年以上どんな豪雨でもお構いなしにインカムを利用しましたが一度も故障はありません。
特に初期のころのB+com SB213(IPX3相当)はかなりヘビーに使いましたが、手放すまでとても元気でした。
ただ、ネットでは豪雨で走行した後に壊れたという報告もあるので100%ではありません。

尚、IP5”相当” となっているのは、JIS規格を取得せずに自社テストで同等試験をクリアしたという意味になります。
JIS規格取得には費用がかかるため同等試験を行って表記するのはよくあります。


Q : バッテリーの持ちはどれくらい?


A : 概ねスペック通りで8~20時間程度です。

一日の走行時間は6~10時間、ひたすら走り続けても12時間程度だと思います。
一部10時間以下のバッテリー容量の少ない製品では、途中で一度充電が必要になるかもしれませんが、概ねどの製品も一日は十分に持ってくれます。
複数台接続する際は、中央に位置するインカムのバッテリーは消耗が激しいので、スペックの7割程度と見込んでおくと良いでしょう。
尚、どの機器もUSBで充電が可能なので、スマホの充電も兼ねてモバイルバッテリーを持っておくと便利です。
休憩中等にちょっと充電するだけですぐ回復してくれます。
インカムのバッテリーは600mAh程度と非常に小さいので、小型のモバイルバッテリーでも十分です。


Q : リチウムバッテリーがすぐ劣化しそう


A : 劣化しますが気にする程ではありません。

一般的な話ですが、インカムに利用されているリチウムポリマーは400回程度充電すると徐々に劣化すると言われています。
毎日充電するスマホが1年程度でバッテリーが弱り始めると言われるのと同じです。
インカムをそこまでヘビーに使う人なら1~2年で劣化が始まりますが、週末ツーリング程度であれば5年くらいは問題ないでしょう。
また、過放電が最も劣化を早め、継ぎ足し充電には強いという特性から、気が向いたときに充電しておけばOKです。
厳密には過充電も良くないのでシビアに考えれば50~80%を維持することが望ましいのですが、そこまで神経質にならずに、充電したまま何日も放置しないという程度で十分です。

月1程度のツーリングですが、購入から6年が経過し最も使い込んだ上に今でも時々利用しているSB213Evoでさえ、劣化したと感じることはありません。
現役バリバリです。
どうしても気になる方はバッテリーを有償交換してくれるメーカーもあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。


Q : リチウムポリマーって危険じゃないの?


A : 確実なことは言えませんが、大丈夫だと思います。

ほとんどのインカムは、軽量小型化のためにリチウムポリマーを使用しています。
よくリチウムポリマーは爆発すると言われますが、それは制御がきちんとできてない粗悪品の場合です。
いろいろな所で情報を得ていますが、インカムでそのような話は聞いたことがありません。
(個人レベルの情報収集です)


Q : 乾電池タイプのほうが良いのでは?


A : バッテリータイプで特に困ることは無いと思います。

スマホの普及でモバイルバッテリーが1000円~2000円程度で購入できるようになったので、乾電池利用のメリットが少なくなりました。
安価なモバイルバッテリーでいいので、一つ持っておくと何かと便利です。
また、容量あたりの大きさや重量でもリチウムバッテリーのほうが有利です。


Q : インカムを利用しながら充電はできるの?


A : 機種によります。

SENA、MidLand、デイトナは概ねどの製品も可能、B+comは不可です。
詳細については製品比較のスペック表に記載していますのでご参照ください。

個人的には、走行しながらの充電する機能は重要ではないと思っています。
前日に充電しておけば一日持ちます。
もし、充電し忘れたりブリッジ機で消耗が激しい場合は休憩中に30分も充電すれば、2~4時間くらい通話できます。
必要とするシーンがほとんど無いので、あまり気にしなくて良いでしょう。


疑問は解決しましたか?


もしまだ不明な点があればコメントいただければと思います。
育児に忙しいため返事は遅くなりますが、わかる範囲でお答えします。

どんな物かわかったら、製品紹介に戻って検討してみてください。
▲製品紹介に戻る▲

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SENA 10S 国内シェア拡大の起爆剤になれるか? 売れ筋ミドルクラスのレビュー

  •  投稿日:2016-08-27
  •  カテゴリ:SENA
SENA 10Sのレビュー
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。

2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。

世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。
日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。
価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良く似た感じではあるが、安定性はSENA20Sに軍配。
ミドルクラスは良い感じにこなれたSB4Xに対し、SENAは2010年発売でありながら4台接続が可能な超ロングセラーのSMH10。
機能は良いし安価だったが音質が悪かったようでSB4Xの後塵を拝した形になる。


そのSMH10発売から6年の歳月を経て新モデルSENA10Sが登場した。
SMH10の弱点を克服したであろう新製品の実力はいかに?

最上位機種 20S、SMH10との違いは?



20Sから見ると、
・チェーン接続台数が8台から4台になった
・デュアルチップからシングルチップとなりインカム通話と音楽等の同時利用ができなくなった
・外部の音を聞くアンビエントモードがなくなった
・ミュージックシェアリング(タンデム用A2DP音楽共有)がなくなった


SMH10から見ると、
・スピーカーとHDオーディオ対応で音質が良くなった
・通話距離が900mから1600mに伸びた
・ワンタッチでグループ接続するグループインターコム追加
・ラジオ(FM)追加


他に細かな点で違いはあるが、代表的な機能としては上記の通り。
今後は20Sと10Sのラインナップになるが選ぶポイントは、
インカム通話をしながら音楽やナビをBluetoothで接続したいか?
チェーン接続が8台必要か?

この2点でどちらかを選ぶことになるだろう。
なお、発売当初は値段が高かったがようやく値下がりしはじめて、2016年11月時点で2.5万円。
20Sが3.2万円、SMH10が2.2万円なのでSMH10と置き換わるころあいになってきた。

SENA 10S外観チェック



SENA 10Sの本体

本体のボタンは2つしかなく、ジョグダイヤル左のLEDが状況に応じて青、赤、緑の3色に光るようになっている。
SMH10よりは見た目がよくなったが、もう少しかっこよくデザインできないものだろうか。




SENA 10Sの付属品一式

付属品は相変わらず豊富で、本体、クレードル(クリップタイプと両面タイプ有り)、スピーカー、ワイヤーマイク&アームマイク、スピーカー位置調整スポンジ、写真には写ってないけど2.5mmステレオミニプラグケーブル、USBケーブル、シガーソケット電源となっている。
クレードルは雨で誤動作を起こしやすい20Sタイプから、接続端子が縦面にあって水没しにくいSMH10と同じ形状になった。
SMH10を持っていないので試せないが互換性があるらしい。
また、スピーカーやマイクがクレードル本体から出ている短いケーブルに接続するタイプに変更となっている。



SENA 10Sのクレードル取り付け方法

SENA 10Sのクレードル取り外し方法

クレードルへの取り付けは簡単で上からスライドさせて、上部を抑えてパチンとはめ込む。
外すときは上部のツメを押さえて取り外すだけ。
20Sはクレードルのボタンを押すと外れるんだけど、10Sのほうがやりやすい。



SENA 10Sと20S、SB4X、SB5Xの外見比較

20S、SB5X、SB4Xと本体およびクレードルの比較。
B+comより左右は短いがクレードルで上下はかなり大きくなる。
アンテナが外に出てない分すっきりしているが、20Sとほぼ同サイズだ。



本体操作とクレードルの拡張性


SENA 10Sの本体側面

本体は後ろ側のフォンボタンと、ジョグダイヤルの二つだけ。
ジョグダイヤルとフォンボタンを同時に押すと起動、シャットダウンだけど、長押し時間が0.5秒くらいでいいので非常に操作しやすい。
B+comが長押し3秒とかなのに比べるとはるかに快適だ。
ジョグダイヤルを押すとインカム通話開始/切断、音楽停止/開始、Enterに相当する選択、まわすと音量調整/曲の早送りやラジオの選局など。
フォンボタンはFM起動やペアリング、各種設定メニューに入る。


押す回数や長押し時間によって制御しているので覚えるのが難しいが、必要な機能に絞って覚えればすぐに快適に利用できる。

■操作例
ジョグダイヤルを1回押すと最後にペアリングした相手にインカム接続、もう1回押すと最後にペアリングした相手とのインカム切断、2回押すとと最後から2番目にペアリングした相手に・・・・・
3回目以降は音声アナウンスによって何番目のペアリング相手か確認しながら操作する。
インカムペアリングは9台まで記録できるので、とりあえずペアリングするだけしておいて、走りながら接続相手を切り替えることができる。

チェーン接続の場合は、1回押して最後の相手と接続、次に2回押して最後から2番目の相手と接続。
というように操作を繰り返すようになる。

インカム呼び出しは20Sと同じで非常に接続が早い。
B+comは押してから3~5秒程度かかるが、20Sや10Sは押してから1秒程度で接続できてとてもスムーズだ。


グループメンバーを一気に接続するグループインターコムは、ジョグダイヤルを3秒間長押し。
手元にある10S 2台と20S 2台の合計4台でグループインターコムを試そうとスマホのアプリで設定をしようとしたが、グループインターコムの項目に10Sが表示されず設定ができない。
よくよくマニュアルを読むと、どうやら10Sと20Sのグループインターコムは別物で設定できないらしい・・・。
20Sはユーティリティーから事前に設定をしておく、10Sはおそらく最後と最後から2番目にペアリングした相手に接続に行くのかな?
20Sとは無理なことがわかったのであまりよく調べてないけど・・・。



DSC00621.jpg

DSC00623.jpg

クレードルの前には3.5mmステレオミニプラグがついていて汎用のスピーカーが利用できる。
後ろには2.5mmステレオミニプラグがあり付属のケーブルで音声入力が可能。
ただし、20Sはインカム通話をしながら有線入力の音声を聞くことができるが、10Sではできない。

うーん、音声入力は大半の人がBluetoothを使うだろうからあまり意味はないなぁ。
デュアルチップでないとBluetooth通話と音楽の同時ができないのは当然だけど、有線くらいは通話と同時にできるようにしても良かったのでは?


本体の後ろのMicroUSBポートは、充電とPCと接続してファームアップデートをするのに利用する。
B+comではできないが、SENAはシリーズ通して充電しながらインカムを利用可能だ。
基本的に最近のインカムはいずれも満充電から10時間以上使えるので、よっぽど走りっぱなしでない限り、一日持たないということはない。
充電を忘れたら休憩中にモバイルバッテリーから30分も充電しておけば数時間は持つが、万が一ということを考えれば充電しながら利用できるのは便利かもしれない。



ヘルメットへの取り付け


10Sはクレードルから出るケーブルが全部後ろに向かっている。
これが少し曲者で取り付けしにくい場合があるので要注意だ。


をアライ アストラルXに取り付け。クレードルの着け方。

アライ アストラルXに取り付け。
B+comだと前方に出ていて顎のあたりからケーブルを組み込んでいるが、同じようにするとスピーカーのケーブル長が足りない。
仕方なくネックパッドの丸い穴にケーブルを通してそのまま押し込んで取り付けた。
特に変なテンションはかかってないので断線などは大丈夫だろう。

クレードルはクリップタイプ。
帽体の間に挟みこんで付属の六角レンチでネジ二本を締め込んで取り付け完了。



SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け

SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け。前後からの見た目

クレードルがかなり下に出っ張っているので少し浮いてしまうのが難点だけど、不安定というほどでもないでのまぁOKかな。



SENA 10Sのマイクをアライ アストラルXに取り付ける位置

マイクは広くなった口元の下のほうに取り付けたけど、真正面は唇が当たることがあるのでやっぱりチークパッド側面に埋め込んだほうがいいと思う。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け。ケーブルの取り回しが難しい

ショウエイ Z-7に取り付け。
これが曲者で、やはりクレードルから後ろに出ているケーブルの取り回しがやりにくい。
アライはネックパッドと帽体の隙間があるので取り付けやすいが、Z-7はかなりぎちぎちでネック部分の穴にケーブルを通して無理やり押し込んだ。
ただしいつか断線しそうで怖い。
前方の顎横をまわすとケーブル長が足りないので、ちょっと補強してネック部分を通すか、綺麗にしまうのは諦めてパッドの下をはわしておくか、2択となりそうだ。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け

マイクのケーブルは細くて本当にすぐ断線しそうなので、首周りの帽体とパッドの間をはわして前方へ持っていく。



ショウエイ Z7は口元に余裕がある

マイクは適当に口元あたりに貼り付け。
この位置はちょっと口に当たるのでもう少し下のほうがいいかな。



SENA 10Sをショウエイ Z7に取り付け。全体像

取り付け完了。
左右がえぐれているおかげでクレードル下部が地面に接触せず、ちょうど良く収まってくれている。
ケーブルの取り回しが少し不安だけど、スマートに見えて良い感じ。



なお、SENAは伝統的にクレードルが頑丈で重く、10Sも同様にインカムの中では重量級の部類に入る。
計りが壊れていて計測できないが、クレードルやスピーカーも含めた重量は20Sとほぼ同じ150g程度と思われる。
B+comが100gと軽量なことを考えると、もう少し軽くして欲しいなぁ。



音質チェック


ファームは2016年8月時点最新の1.1.1
20Sも最新の1.6.2

スピーカーは低音重視


SENA 10Sをスマホと接続して音質チェック

まずはA2DP接続で音楽を聴いてみる。
SENA SMH10はかなり音質が悪いと不評で、SENA 20Sは少し改善したのか音質が悪いとまでは感じなかったが、SENA 10Sも20S同等の音質のようだ。
低音重視のドンシャリスピーカーでズンドン強烈に低音を響かせられる反面、高音が破綻しやすく耳が疲れやすい。
個人的にはドンシャリは好きなんだけど、もう少し高音が出るようになればいいのになぁと思う。



インカム同士の通話音質はかなり良い


SENA 10S インカム同士の接続テスト
10S同士の接続、10Sと20Sの接続、どちらも安定している。
まぁ1対1であれば当然のことなのでここからが本番。
SENA 4台でチェーン接続をしてみた。



SENA 10Sと20Sを4台でチェーン接続する

10S----20S----20S----10S

10Sと20S混合ではグループインターコムの一斉接続はできないので、少し手間ではあるが一台ずつ接続をしていく。
メーカーマニュアルには、前方から順番に接続していくことを推奨しているようだが、さほど順番を気にすることなく接続はできた。

中心にいる20Sはどのインカムともかなり高音質で通話でき、4台目となる10S同士でも快適。

メーカーの案内では5台以上の接続をサポートしているのは20Sのみで、一台でも10Sが混じるとだめらしい。
だめというのも全くできないという意味ではなく、安定性や音質が低下して利用できるレベルではないということだと思う。
試してみたいけどこれ以上持ってないので試しようが無いw

ちなみに順番をかえて10Sを真ん中にしてみたりもしたが、有意義な差は感じられなかったので、チェーン4台についてはどう組み合わせても問題なさそうだった。



FMラジオの音質、感度も良い



バイクのノイズが少し心配だったが、車体と頭部で距離があるおかげか結構ちゃんと受信して車ほどではないけど十分楽しめる。
一般的なラジオと同じでスピーカーケーブルがアンテナの役割をしているので、右のスピーカーの取り回し次第で受信感度が変わるのではないかと思う。
ケーブル長は十分あるので頭頂部を通って設置して試した。
実際に走行しながらも快適に聞くことができたので、ソロのときは気分転換にちょうど良いだろう。


SENAのFMラジオをワイドFMに対応させる

なお、SENAユーティリティーの受信設定を日本ではなく全世界にしておくと、90MHz以上も受信できるようになり、>AMをワイドFMで受信できる。
実際試してみたところ、みごとAMを受信して野球中継を楽しむことができた。
FMはFMでいいんだけど、やっぱりAMが聞けるのは楽しみが増えていいね。



バッテリーの持ちは良さそうだけど・・・



製品スペックは以下の通り。

通話時間 12時間
待受時間 10日間
通話距離 1.6km
充電時間 3時間
Bluetooth 4.1

20Sもほぼ同等で、実際の使用時間もおおむねスペック通りだが、まだまる一日使ってないので詳しいところはわかってない。

一点気になること。
20S、10Sともに電源offにしてもかなりの速さでバッテリーを消費してしまう現象が発生している。
例えばB+com(SB213evo、SB4X、SB5X)なら満充電から3ヶ月放置しても、気になるほどバッテリーを消費しないが、10S、20Sともに2ヶ月程度で起動しなくなるくらいバッテリーを消費する。
何もしなくても電力を消費しているのか、バッテリーの自然放電が早すぎるのかはわからない。

10Sは6月下旬に入手したのでまだそういう経験は一回しかないけど、20Sも過去に何度か同様の現象が発生しているので、SENAの傾向ということになるだろう。
基本的にツーリングに行くときは前日に必ず充電するのでかまわないのだけどね。



オプション ハンドルバーリモコン


DSC02211.jpg
インカム本体の操作をグリップに取り付けたリモコンで操作が可能になる、オプションのハンドルバーリモコン SC-HR-01も用意されている。
価格は高めで16000円程度するが、操作が楽になるので興味のある方は以下の記事も参照していただきたい。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながらSENA 10S、20Sを含めた4台チェーン接続でツーリングをしてきた。
主な設定は以下の通り

20S
ファーム:1.6.3
HDインターコムオン
8方向オフ

10S
ファーム:1.2
HDインターコムオン

※20SのマニュアルにHDインターコムはオンでも良いと解釈できる記載があったが、本当はタンデム以外ではオフにすることを推奨している。
詳細はSENA 20Sのレビュー記事を参照してください。

接続状況


10S------20S------20S------10S
T先輩  K先輩  まさきち  M君
交通量が非常に多く大半が市街地という悪条件と、静かな山の中を走行した動画は以下の通り。
オーディオマルチタスク(通話と音楽併用機能)以外はほぼSENA 20S同等の性能なので、評価もほぼ同じだ。
切断された時の状況をお伝えするために切断時の動画を入れているが、一日走ってこういったことは1回程度で、非常に安定しているので安心してほしい。

■音質
風切り音やエンジン音はしっかりとノイズリダクションで排除されており、マイクに風が直接当たらなければ非常に快適。
トンネル内での反響音も軽減されている。
電子ノイズはやや多めではあるが気にならないレベル。

人の声はクリアな音声だけど高音が強く、ちょっと耳が疲れるかな?
これは音楽を聴いた時も同じでスピーカーの限界と思う。


■安定性
一発で接続OK、切断は1回だけ山中を走行中にあったけど再接続はあまり手がかからない。
一応先頭から順番に接続することが推奨されているけど、間が切れた場合は2対2の状態からでも接続ができた。
ただし、接続した時に呼び出し音や接続音が鳴らないのは不便。
接続されたのかされてないのか判断しにくい。


■通話距離
市街地で間に車が多数入って全く見えない悪条件で、200m離れても「信号でとまった」「その前で待ってる」というのを伝えるのが精一杯なレベルながら、ギリギリ通話は可能だった。
しかも接続順序的にジグザグに二つに分断されたので、総距離は600m離れていたことになる。
この通話距離はB+comをはるかに上回っている。

逆に比較的車が少なく見通しが良ければ300mくらいでもほとんどノイズは入らない。
北海道とかなら見通し1000mはいけそうだ。


スマホ経由で通話するRideConnected


別途以下の記事を参照していただきたい。
裏技的に他社インカムでも使うこともできるので、一読しておくと何かと役に立つかもしれない。

総合評価 ハイエンド SENA 20S譲りの高性能インカム!


安定性、通話距離は抜群で動作も快適。

強いてイマイチな点をあげると、
・耳が疲れやすい
・接続音がわかりにくい
・大きくて重い
・ベースの取り付けがしにくい

という程度でいずれもクリティカルな問題では無い。


基本性能はハイエンド20Sそのもので、オーディオマルチタスクやアンビエントモードを省いた程度。
FMも快適だし操作性も良くてインカム通話性能は高い。
価格もこなれてお買い得感も出てきた。
SENAユーザーもかなり増えてきたので接続できる人も増えてくるであろう状況を考えると、周りのメンバーが他社で固めてなければ、とりあえずSENA10Sにしておけば間違いは無いだろう。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・8
安定性・・・・・・・・・・・9
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・4
重さ・・・・・・・・・・・・3
コストパフォーマンス・・・・7
おすすめ度・・・・・・・7!


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SB5X ファームアップデート履歴 V1.1a、V1.2、V1.3、V1.4、V1.5

  •  投稿日:2016-04-14
  •  カテゴリ:B+com
SB5Xアップデート第一弾-2

SB5X ファームアップ履歴


2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発
2015年7月 V1.1a 一部修正
2015年10月 V1.2 ようやく使えるように
2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善
2016年5月 V1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正
2017年8月 V1.5 Station/メディアサーバー接続可能、オートグループコール対応、ユニバーサル強化等

■2017/8/1 現時点で修正されてない不具合、未実装機能
・インカム通話開始時に最初の5秒間程度が相手に音声が聞こえない場合がある。




2017年7月 v1.5 オートグループコール、ユニバーサル強化、他修正


ようやく予定されていた機能が全て使えるようになった。
修正点は以下の通り。

■Station/メディアサーバーとの接続可能に
Stationの電源が落ちたり、安定性が低下する不具合があったが修正されて通常通り利用可能になった。
聴きトークとの併用もできるので、非常に高い拡張性、柔軟性を持つことになる。


■オートグループコールの対応
SB4Xを含めて一斉に接続するオートグループコールに対応。


■ユニバーサルインターコールとB+COM通話のブリッジ接続
SB6XがB+comペアリングを廃止し、ユニバーサルペアリングの対向となるHFPを発展させたユニバーサルレシーブを搭載することになる。
それにあわせてSB5Xのユニバーサルペアリングを強化している。


■MotoGPSレーダー LCD3.0との連動が快適に(MotoGPSレーダーLCD3.0要アップデート)


■スマホ、携帯電話で「HFP」や「通話の音声」のみで運用時の安定性向上


■電源マネジメントの安定性向上



2016年5月 v1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正


メディアサーバー、Stationとの接続不具合はまだ改善されず。
いまだにSB4Xがメインとなっているため気づかなかったが、以下2点について修正されていた。

■SB5X 4台でのグループ通話の安定性向上
手元でSB4Xとの4台接続は問題なかったが、どうやら走行していると安定性に欠けていたようだ。
今回の修正ではSB5X 4台で安定性が向上したと記載されている。

SB4XやEvoが混在した場合は、接続手順を守れば安定性が向上するとの事。
ただしSB5X 4台よりは劣ると記載があるので、まだ安定性はイマイチのようだ。

以下は公式で発表されている接続手順。
しかし・・・これは面倒。
なかなか覚えられない。

順番を気にしないでいいレベルにまで改善することを強く望む。
SB4XをモードBにした上で・・・・以下手順で接続するとのこと。

-------------------------------
①SB4X(Lite) が 1 台 , SB5X が 2 台の 3 人通話
 接続の形:(A)SB5X=(B)SB5X=(C)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)→(B)→(C) or (A)←(B)→(C)
②SB4X(Lite) が 2 台 , SB5X が 1 台の 3 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)←(B)→(C)
③SB4X(Lite) が 1 台、SB5X が 3 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB5X=(B)SB5X=(C)SB5X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)→(B)→(C)→(D)
④SB4X(Lite) が 2 台、SB5X が 2 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB5X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 : (A)←(B)→(C)→(D)
⑤SB4X(Lite) が 3 台、SB5X が 1 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB4X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 : (A)←(B)→(C)→(D)
  ※こちらは、SB4X,4XLite の 4 人通話品質、安定性になります。
※2台をブリッジしている(B)または(C) の SB5X は、接続デバイスや状況により聴きトークのデバイス音声が乱れる場合があります。
-------------------------------


■スマートフォンのナビアプリ音声案内の音声頭切れが解消
スマホとA2DP接続をして、ナビ音声を流すと最初の1秒くらいが途切れてしまう現象が改善されている。
試しにV1.3で行うと、確かにGoogleMapやMapFanの音声案内の最初が途切れて、「まもなく右方向です」が、「く右方向です」と聞こえていた。
アプリによるが左右どっちか聞こえないこともあった。
これがV1.4へアップデートしたところ改善していることを確認。


■DAYTONA MotoGPSレーダー(HFP)との接続安定性の向上
これは試せるものがないのでテストしていない。


発売から1年がたったがまだ改善すべき点は多い。
投げ出さないよう最善を尽くしてくれることを切に願う。



2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善


V1.2でひと段落してしまったか?
今回は細かな修正が入るのみだった。
Station/メディアサーバーとの接続が未改善なのは残念!!


■ハンズフリー(HFP/HSP)音声出力機器での「聴きトーク」が可能に
従来はA2DP接続とB+com通話の併用が可能だったが、それに加えてZUMOやDyatonaMotoGPS RaderといったHFP/HSPを使った通信とB+com通話の併用が可能になった。


■ユピテル製ナビ、アトラスMCNシリーズの再接続がスムーズに
一度接続が切れると再接続するのに再起動が必要だとかペアリングが必要だとかあったが改善している。
ただしSB4Xでも発生していることだが、MCNシリーズとB+comは全体的に相性が悪いようで1分に数回プチプチと途切れることがある。
まさきちもこの現象にはちょっとイラっときてしまったので、MCNから有線でステレオ出力してサインハウスのオーディオトランスミッターに接続して、B+comとペアリングしている。
どうやらMCNとSENAでも同様の現象が発生するようなので、MCNに原因があるものと思われる。


■八重洲無線Bluetooth対応無線機「FTM10S」、「VX-8D」(BU-1/2)とのペアリングが可能に


■音楽再生中のSB5X側操作での携帯電話リダイヤル発信およびSiri起動方法の変更
iphoneはあるmののSiriを使ってなくてどう説明したらいいかわからないので、公式の情報をそのままこぴぺする。

--------------以下公式情報の引用----------------
動作安定性向上のため、音楽やラジオ、ナビ音声案内等をA2DPで受信再生出力中に、SB5X側操作による携帯電話のリダイヤル発信およびSiriの起動を行う場合、音楽を一時停止または音声出力のミュート(音楽の一時停止操作と同じ)を行ってから操作する運用に変更しました。またリダイヤル発信による携帯電話の通話が終了後は、音楽の再生または、音声出力のミュート解除(音楽の再生操作と同じ)を行います。
なお、携帯電話着信操作は今まで通り変更はありません。

※MCNシリーズ、Z320Bは音楽を再生していなくても、音声案内を音楽と同じA2DPで出力しているため、上記の操作での対応が必要となります。
------------------------------------------------



■その他のバグ修正
こまごまとした部分が修正されているよう。



2015年10月 V1.2 ようやく正規版!


致命的だった音割れが改善し、Station/メディアサーバーを使わないユーザーにとっては概ね満足できるようになった。
マイナスが0に戻ったという感じなので、最初からこのバージョンで出して欲しかったところ。
ただしV1.1以前からV1.2へのアップデートはサインハウスへ送らなければならないことと、2016年4月16日からは有料となる。
現在販売されているものは基本的にV1.2以降で、パッケージにシールが貼られているので念のため確認しよう。


■一部の楽曲や音域、音量により音割れが発生する事象の改善
致命的だった音割れが改善していることを確認。
音質はSB4Xと同等となった。


■インカム通話音質の最適化
こちらも同じく致命的だった音割れが改善し、SB4X同等となっている。


■SB5X側出力ボリュームレベルの最適化(MAX音量の増大)
SB4Xと同等まで音量アップ。


■前回アップデートプログラムV1.1にて改善していないデバイスへのボリュームレベル不整合問題の最適化
こちらも改善という内容。
ボリュームをかえても下げても上げても音量変わらず・・・というボリュームレベルがあったが、これらが改善される。



2015年7月 V1.1a 一部修正されたが・・・


まだまだ使えないレベル。

■XPERIAスマートフォン等で発生するA2DP音声のボリュームレベル不整合による音割れ問題
凄まじい音割れで何も聞こえないレベルだったのが改善するが、全般的に発生している音割れは改善していない。


■ボリューム操作時接続デバイスと連動する問題の解消(デバイス側の出力音量調整が可能)


■各ビープ音量の最適化
爆音だったビープ音がSB4X並みになる。



2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発


使えないので即お蔵入りするほど・・・。
問題点は以下の通り。

・インカム通話、A2DP、全てが音割れをしてまともに聞けない。(V1.2で改善)
・XPERIAを接続すると音割れどころか全く聞こえない。(V1.1aで改善)
・ボリュームレベルがおかしくて、正常に音量調整できない。(V1.2で改善)
・ビープ音が爆音。(V1.1aで改善)
・スマホと接続してボリュームを変更すると、スマホ本体のボリュームも連動して上下する。(V1.1aで改善)
・メディアサーバー/Stationに接続するとメディアサーバー/Stationの電源が落ちる。(未改善) このエントリーをはてなブックマークに追加
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もう完成か?SB4X Lite ファームアップ履歴 V2.0、V2.1

  •  投稿日:2016-04-10
  •  カテゴリ:B+com
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2年ぶりにファームのアップデートがあったので、これまでの履歴を書き残しておく。
苦肉の策のような部分もあったが、V2.0のアップデートはSB4Xを長きに渡り第一線で活躍できる鉄板機種へと昇華させた素晴らしいアップデートだったと思う。

尚、SB4Xと現行のSB4X Liteはハードもソフトも基本同じで、SB4X Liteは最初からV2.0が適用されている。

公式サイトは以下を参照いただきたい。
SB4X ファームアップデートページ


ファームアップの履歴


2013年4月 V1.0 初期ファーム
2014年5月 V2.0 OS2への大幅なバージョンアップ
2016年3月 V2.1 デバイス接続の改善




2016年3月 V2.1<


スマホ等のデバイスとの接続安定性を向上させたバージョン。
もうさすがにこれ以上の機能改善は無いのではないかな?
具体的に何との接続性が改善したのだろうか・・・。

※2016/4/14追記
デバイスの最新OSとの接続性を改善したものとのこと。
AndroidやiOSのバージョンアップしたり、新しい機種を接続すると不安定という人は試してみると効果があるかもしれない。

■デバイス機器とのペアリングに失敗する問題に対応

■デバイス機器との再接続の失敗に関する問題に対応



2014年5月 V2.0


OS2.0へのアップデートと銘打つに十分なアップデート内容。
SB213、SB213Evo、SB4X、SB5Xと使ってきたが使い勝手、安定度ともに最も改良されたアップデートだと思う。


■通信安定性の強化
チェーン接続の安定性が向上したのと、Stationやメディアサーバー向けモードBが追加された。
特にStation/メディアサーバーとの接続性については、ようやくと言うべきだが十分使えるレベルとなった。


モードBでチェーン接続をしてもそれほど問題はないが、おそらく通話品質や安定性、距離等がモードAより劣るものと思われる。
逆に言うとモードAでStation/メディアサーバーへの接続が安定させられなかったため、苦肉の策でモードBを追加したと推測。

まさきちはStationとメディアサーバーを使うので、基本的にツーリングメンバーは全員常にモードBだ。
モードAでStationに接続すると大きなノイズや接続が切れるなど、明らかにおかしいとわかる。
もしStationやメディアサーバーで以下のような症状があれば、モードを確認しよう。

 ●2人なら接続できるが3人目が接続できない、接続できても大きなノイズが入る。

ポイントは、
・モードAが1台接続されていてももう一台がモードBであれば若干ノイズがあるものの利用は可能。
・3台目(モードB)が接続されると異常な状態になるか、接続ができない。
・モードAは接続しようとするとB+com本体の電源が落ちることもある。

なので、3台目に接続されたB+comがおかしいのではなく、3台接続しているうちのどれかがモードAになっているので、全員のモードを確認をしよう。




■ボイスアシスト機能
起動時や接続時などに、最低限ではあるが英語でアナウンスが流れるようになった。




■ペアリング情報の指定リセット機能
不安定になったらリセットは基本だが、リセットするとスマホ等のデバイスまでリセットされていた。
それをB+com同士のペアリングのみリセットすることができるようになり、それだけで安定するようになったので非常に楽になった。
走り出して不安定になられると困るから、ペアリングするときは必ずB+comペアリングのリセットをおすすめする。

B+comのみリセットする方法
起動した状態で上下のB+comボタンとメインボタンを同時に3秒くらい押すと、緑と赤のLEDが同時点灯する。

全てをリセットする方法
シャットダウンした状態で上下のB+comボタンとメインボタンを同時に3秒くらい押すと、緑と赤のLEDが同時点灯する。




■オートグループコール機能
チェーン接続しているB+comへ自動で全員に接続に行く機能を追加。



■グループ通話への携帯電話参加機能



2013年4月 V1.0 初期ファーム



B+comでチェーン接続を初サポートした製品であり、不安定な部分が多かった。
特にStationとの接続は悪くて2人までなら安定、3人で不安定、4人目はほぼつながらなかった。
不安定ではあったがSB213Evoで出来ていたことは問題なく利用できており、追加機能がまだまだ・・・という状態でスタートしていた。

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2015年 最新インカム対決!B+com SB5X VS SENA 20S 操作、機能編

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※それぞれの個別レビューは以下のBluetoothカテゴリから参照してください。
Bluetootインカムカテゴリー



この二つで購入を迷っている方は多いだろうし、この記事をみていただいている方は少なくとも気になっていると思う。
そんな方向けの最高峰インカムの直接比較レビュー記事だ。

まずは外観や操作、機能等のスペック的なところから比較する。



外観



横の長さはほぼ同じでSENA 20Sのほうが縦に大きく奥行きも1.5倍くらいある。
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同じアストロTRに取り付けた状態。
特に問題になるわけではないが、SENAはクランプが大きく張り出しているため、ヘルメットが浮いてしまう。
見た目はSB5Xのほうがスマートでかっこいい。
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重さはヘルメットに取り付ける際のクランプ込み、標準スピーカーとワイヤーマイクをつけた状態で。
※アームマイクにするともう少し重くなります。

SB5X   102g
SENA 20S 153g




フルフェイスは、OGKエアロブレード等の軽量モデルで1400g、アライ等のSNELL適合重量モデルで1600g程度。
重量モデルのアストロTRで被り比べたが、わずかにSENA 20Sのほうが重いと感じた。
軽量モデルならもう少し違いを感じるかもしれない。

インカム単体では1.5倍も差があるが、ヘルメット全体で考えれば50gは3%程度の差なのでそれ程気になるものではない。
ただ、長時間被り続けることになるので、ツーリングでは少なからず影響はあるだろう。

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操作性



SB5Xは上下のインカム通話ボタンと、上下+押しのメインボタンの3つ
SENA 20Sは回す+押しのジョグダイヤルと、背面のPhoneボタン、クランプ下のアンビエントモードボタンの3つ


後述するがSENA 20Sのほうが多機能なため、同じボタン数で操作するのは回す、押す時間、押す回数を相当数覚えなければならない。
消極的な捉え方だが、SB5Xは機能が少ないため3つのボタンで簡潔な操作で済ませられる。





■SB5X
・インカム通話の発信/停止は上下ボタンのみで操作可能で、上下で一台ずつペアリングされているためわかりやすい。

・メインボタンは小さくても操作しやすい。

・音声案内は英語のみ。
 普段は聞かない音声案内(バッテリーが少ない)が流れた時、とっさにわからないので日本語化してほしい。

・SB4Xに比べると長押し操作(電源on/offや曲の送り/戻し)の時間が短くなったがもっと短くて良い。

初めて利用する人でも最低限の操作は直感的にすぐ覚えられる。






■SENA 20S
・ジョグダイヤルは大きく扱いやすいが、ここまで大きくしなくても良いのではないかと思う。

・ジョグダイヤルの操作性は良く、ボリュームの上げ下げがスムーズ。

日本語音声案内があるためわかりやすく、ほぼ全ての操作に案内がある。
 ただ、どうしても操作後の音声案内開始がワンテンポ遅れるため焦るとなかなか思うように操作ができない。
 落ち着いた操作を心がけよう。

・ジョグダイヤルを押す時間によって操作が大きく変わるが、押している時間に応じてビープ音で知らせてくれるためわかりやすい。
 例えば、押した瞬間=プ!(ここで離せばインカム通話開始) 2秒押す押し続ける=ピピ! 3秒押し続ける=ピピピ!=ミュージックシェ このタイミングで離すとミュージックシェアを音声案内が流れて操作される。
 今何秒押したか押している間にビープ音でわかるのは良い。

・ボイズコマンドは日本語英語では通じないw

・起動やシャットダウンの操作が長押しではないためすぐに起動できて便利。

・ジョグダイヤルをぐりぐり回しても、過度に反応することなく良い意味でラフに認識してモードを切り替えてくれる。

・慣れは必要だが操作性は非常に良い。







SB5Xのほうがわかりやすいが、慣れるとSENA 20Sも良く考えられていて快適だ。
一概にどちらが優れているということはないので、どちらを選んでも問題ないだろう。






機能


わかりやすくするためリストにした。


SB5X20S補足
最大同時通話台数48チェーン接続。数が多くなると端同士の音質が悪くなる。
1対1 通話距離1.4km2.0km理論値。環境、障害物の有無によって大幅に短くなる。
待受時間500時間240時間
インカム通話連続使用時間16時間13時間
Bluetoothバージョン4.04.02015年10月現在の最新。次は4.1が登場する。
オーディオマルチタスクインカム通話と音楽/FMラジオを同時に聴く機能。
グループオーディオ共有×グループ全員で同じ音源を聴く機能。B+com Station又はメディアサーバーを別途必要。ファームV1.2現在不具合有り。
ペアリング記憶数29SB5X 上下ボタンで一つずつのみ記憶。過去のペアリング情報は削除される。
ペアリング済み機器発信可能数29SB5Xは上下ボタンに最後に記憶した機器へのみ発信可。20Sは押した回数とジョグダイヤル操作で記憶している9台どれに対しても発信可。
オートグループコール1台の操作で設定されたインカムを自動で接続する。SB5Xは対応予定だが現時点では未対応。
ユニバーサルインターコム他社製品とのペアリング。
ミュージックシェア×A2DPの高音質な音楽を共有する機能。距離が短いためタンデム用。
FMラジオチューナー×使用時間は10時間程度
iPhone Siri
Bluetooth A2DPスマホ等とステレオ高音質で接続する。
Bluetooth AVRCPA2DPで接続した機器を停止、再生、スキップ、頭出しの操作をする。
Bluetooth HSP/HFPスマホ等とハンズフリー接続。電話はもちろんLine通話も可能。
Bluetooth リダイヤルSB5Xは最後に電話かかってきた相手へ S20は事前に設定した電話番号へ可能
ボイスコマンド×20S 声で操作する機能
アンビエントモード×外音を拾ってガソリンスタンド等で会話しやすくする機能
有線オーディオ入力×20S 標準より小さい2.5mmステレオ入力ポート有り
社外スピーカー取り付けSB5X 変換コネクタを利用。 20S 3.5mmステレオ出力ポート有り
防水性SB5XはIP67で最高レベルの防塵防水。20Sは不明だが防水。
操作アプリ×20S Android/iOSで専用アプリから設定可能。
ファームアップデート


20Sの多機能ぶりは圧倒的だ。

機能的に無いものは仕方ないにしても、ソフトウェアでコントロールできるところはB+comにも改善してもらいたい。
特に思ったのは、ペアリング記憶数と発信可能相手の数。
2つでもそれ程不便を感じてないが、20Sが9つも可能だとわかるともっと多数に接続にいけるといいなとは思う。
オートグループコールとの兼ね合いもあるだろうが、上下のB+comボタンを押す回数で以前にペアリングした相手に発信できるようにできないものだろうか。
せめて上下2台ずつ、合計4台の発信先を選べたらいいのになぁ。




価格


どちらもフラッグシップであり、価格は最も高い部類に入る。
SB5Xが1台3.7万円程度、20Sが1台3.5万円程度だ。

20Sは国内代理店の正規品と、若干安い平行輸入品が混在してネットで売られているので要注意。
並行輸入でもファームアップデートや音声案内の日本語化は可能だが少し手間がかかる。
それと平行輸入品は販売店の保証のみで、保証期間は店により異なる。

購入前に販売店に問い合わせたほうが良いだろう。






ここまでの感想


見た目や軽さはSB5X、機能は20S、操作性はほぼ互角といったところ。
正直なところ、実際にさわってみて20Sの高性能多機能ぶりと、軽快な動作には驚かされている。
ここまですごいとは思わなかったなぁ。


あとは音質や安定性がどうなるかは試してまたレビューするので少しお待ちを。




■おすすめ記事
バイク用インカムを徹底比較!B+com、SENA、Midland、デイトナ・・・何を買うか考えてみよう

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圧倒的!?熟成された最高性能インカム SENA 20S レビュー

  •  投稿日:2015-10-25
  •  カテゴリ:SENA
SENA 20sのレビュー
日本ではサインハウス(B+com)のシェアが大きいが、世界ではおそらくSENAがシェアNo1
SENAの特徴は防水/品質/性能はそれなりで安価、シェアを一番とれるポイントを突いたそこそこのメーカー。
という印象が強かったが、2014年7月発売のフラッグシップ SENA 20Sで一気に多機能高性能モデルへ変貌している。

そのSENAを劇的にかえた主力ハイエンドモデル、SENA20Sのレビューをする。


外観、付属品チェック


接続ケーブル類は本体で完結するB+comとは違い、SENAは本体と各種ケーブルが接続されるクランプキットが別になっている。
隣のSDカードはサイズ比較用。
大柄だけど本体は軽い。
SENA 20sの本体確認


インカム通話用のアンテナを取り出す。
SB5X程ではないがあんまり乱暴に扱うと折れそう。
本体には側面に大きなジョグダイヤルと、後方にPhoneボタンの二つのみ。
ジョグダイヤルはクリックと360度回転の2アクション。
大きくて操作しやすいが、ここまで大きくなくてもいいなw
半分くらいにして本体を小型化してほしいところ。
SENA 20sのアンテナは丈夫

SENA 20sのボタン操作



本体とは別にクランプキットに各種ケーブルが接続されるような仕組みになっている。
クレードルとスピーカーマイク



マイク、スピーカーの接続と、他に音楽入力用の2.5mmステレオミニプラグ、社外スピーカー接続用3.5mmステレオミニプラグ、外部音を拾うためのアンビエントモードボタン、本体取り外しボタンがついている。
それぞれの機能については別で紹介するが、あらゆる機能をカバーしているなぁ。
クレードルの各種ボタン

SENA 20sのクレードルと本体取り外しボタン



ヘルメットへのクランプキットは、背面のネジを付属の6角レンチで外してマイクをアーム式やワイヤー式に変更できる。
取り付けもこのネジを緩めてヘルメットの脇に挟むことになるが、挟み込めないヘルメット用に両面テープで取り付けるためのベースも付属する。
難点としてはヘルメットの付け替えに6角レンチが必要なことと、がっちりと挟むためなんだろうけど、鉄でできていて重いことだ。
クレードル取り付け方法

SENA 20sのクレードルとスピーカー、マイク接続方法



クランプキットに対し本体を上からスライドさせると取り付けできるようになっている。
付けたり外したりはスムーズで簡単だ。
SENA 20s 本体とクレードルのドッキング

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写真は本体以外の1セット分になる。
マイクは3種類と豪華。
フルフェイス用ワイヤーマイク、ジェット用のワイヤー+アームマイクと、クランプキットで直接支えるアームマイクの合計3つ。
もちろん、専用というわけではないので好みで3つとも使える。
他はスピーカー位置の調整用パッドや充電用USBアダプター、3.5mm⇔2.5mm変換ステレオケーブル。
シガーソケット(12v)のUSBアダプターはいらないんじゃないかなw
SENA 20s 付属品一式



ヘルメットへの取り付け


とりあえずアライのフルフェイス アストロTRに取り付けてみた。
さきほどのクランプのネジを外して、マイクを好みのものに変更。
画像はワイヤー+アームになっているが、この後ワイヤー式にしている。
SENA 20s クレードルをヘルメットへ取り付け



こんな感じでメットの端に挟みこんでネジを締めるだけ。
隙間がなければ両面テープ取り付け用キットに変更すればOKだ。
アライにはクリップタイプで簡単に取り付け可能



10年以上前のヘルメットなのでスピーカー取り付け用の窪みはない。
適当にチークパッドの耳のあたりをがっつり削って、適度に耳へ当たるように車の防音に使ったエプトシーラーを貼り付けた上にスピーカーを設置。
といってもB+com取り付け用に昔からやってることなんだけど。
スピーカーの位置は重要だけど一発で場所が決まるわけではない。
とりあえずチークパッドは削らず一回だいたいの位置で設置してみよう。
スピーカーをヘルメットへ埋め込む



次は右のスピーカー。
ケーブルの長いほうのスピーカーを後頭部あたりの内装の内側に入れて逆まで持ってくる。
こちらもチークパッドの耳のあたりに取り付け。
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マイクはチークパッドの前方に埋め込み。
いろいろ試した結果、口元だけど吐息も鼻息もあたらない場所としてここがベストだと思う。
SENA 20sのマイクを口元のチークパッドへ埋め込む



本体をドッキング。
他社と比べると一回り大きいな。

そして一番大事なスピーカー位置のチェックだ。
これをやらずして快適なインカムライフは送れない。
A2DPの接続設定は次の設定項目を見て欲しい。
A2DP接続をしたら音楽を流しながら、メットを上下左右にずらして均等に聞こえる位置を探る。
だいたいの場所が決まったら必要に応じてチークパッドを削り、最終的な位置決めをする。
スピーカーはマジックテープになっていて布には引っかかるが発泡スチロールにはひっかからないので、少しのでこぼこに対応できるクッション両面テープ等を使って固定しよう。
ガッチリ固定できなくても自然に落ちたりしない程度についていれば十分だ。
尚、最近のヘルメットはスピーカー取り付け用の窪みがあるので、痛くならなければ削ったりする必要はない。
SENA 20sをアライ アストロへ取り付け



クランプがヘルメットの下に大きく張り出しているので、地面に置くと左側が浮いてしまう。
ただクランプは頑丈なので特に気を遣う必要はないし、置いた時の安定性も悪くないので気にすることはない。
クレードルが地面にあたって少し浮いてしまう



操作方法


本体のジョグダイヤルとPhoneボタンの二つで操作することになるのだが、押す回数や時間によって操作がかわるため慣れが必要だ。
とりあえず代表的な操作だけ記載する。
操作してから反応するまで少し時間はかかるが、各種操作時には音声案内があるので落ち着いて操作しよう。
※音声案内は平行輸入品でも日本語化可能。


■電源on/off
  ジョグダイヤルとPhoneボタンを同時押し

■ボリューム
  ジョグダイヤルを回す

■ペアリング
 ・スマホ等のデバイスとのペアリング
  20S電源on Phoneボタン5秒長押しでLED赤青交互点滅
  スマホ/音楽プレイヤーでBluetooth検索し20Sを選択(PINコードを求められたら 0000)
  ※NFC対応なら20Sの背面にスマホを接触させるだけでOK
  このペアリングは電話(HFP)や音楽(A2DP)等、接続可能なプロファイル全てがペアリングされる。
  HFPやA2DPを個別にペアリング等もできるが、種類が多い上に操作が複雑なのであとは公式サイトを参照していただきたい。

 ・SENAインカム同士のペアリング
  2台のインカムを電源on 
  双方のジョグダイヤル6秒長押し 又は 双方をクランプユニットから外して本体を振ると、緑に点滅。
  どちらかのジョグダイヤルを1回押す
  ペアリング完了

 ・ユニバーサルインターコム(他社とのペアリング)
  2台の電源on
  20Sペアリングモード=ジョグダイヤル12秒押しで設定メニューに入る
  ユニバーサルインターコムまでダイヤルを回す
  対向機器をHFPペアリングモードにして接続
  ※HFPで接続するため電話機能が利用できなくなる。

■インカム通話開始/終了
  最後にペアリングしたインカムがペアリング1、その前にペアリングしたインカムがペアリング2 というようになり、最大9台までペアリングを記憶しておくことができる。
  ペアリング1へ接続、切断=ジョグダイヤルを1回押し
  ペアリング2へ接続、切断=ジョグダイヤルを2回押し
  ペアリング3以上へ接続=ジョグダイヤルを3回押してジョグダイヤルを回して選択
  ※上記要領で最大8台までのチェーン接続が可能

■音楽を聴く
  20S電源onと同時にペアリング済みのデバイスへ自動的に接続に行く。
  音楽の再生/停止=ジョグダイヤルを1秒押し
  曲の進む、戻る=ジョグダイヤルを押して回す
  停止したまま開始されない場合=ジョグダイヤルを押して回すと再生開始

■ミュージックシェアリング(音楽共有)
  20S間をA2DPでデータ転送し二人で同じ音楽を聴くことができる。
  ※ただし距離は10m程度なのでタンデムでの利用のみ。
  ※0.2秒くらいのラグがあるため二人で歌うとズレてやばいw
  インカム通話開始後にジョグダイヤル3秒長押し=音楽共有開始/停止

■FMラジオを聴く
  FMラジオモードに入る=Phoneボタンを2秒押し
  自動選曲=デバイスボタン押したまま回す
  プリセット選択=Phoneボタンを押す

■オーディオマルチタスク(インカム通話しながら音楽/ラジオを聴く)
  音楽/FMラジオを聴きながらインカム通話を開始するだけでOK
  インカム通話開始後でも音楽/FMラジオを切り替え可能

■アンビエントモード(クランプキット内のマイクから外音を拾う)
  アンビエントモードon/ff=アンビエントモードボタンを2回押し

■ボイスコマンド(音声で操作)
  ボイスコマンド受付1=スタンバイモード時に HelloSENA と言う
  ボイスコマンド受付2=本体を手のひらで2回タップ
  ボイスコマンド受付3=アンビエントボタンを1回押す

  可能な操作は、FMラジオ起動や次トラック/FM局、リダイヤル等だが、日本語英語ではなかなか通じないのが難点。

■設定モード
  ジョグダイヤルを12秒長押しで設定モードにし、ジョグダイヤルを回して各メニューに入る。


設定モードについてはわかりずらいので、本体で操作することはほとんど無いだろう。
かわりにスマホをペアリングしておけば、専用アプリから設定ができる。
また、アプリで複数会話用のグループ設定をしておけば複数同時接続が楽になる。


一通り操作してみて思ったのは、ジョグダイヤルとPhoneボタンの二つと簡略化されすぎて、何秒押したら、何回押したらという条件ばかりなので、覚えづらいということ。
せめて本体のボタンは3つ欲しかったと思う。
ただし機能が非常に多いが故の話なので、利用する機能に絞って覚えればそれほど苦労することはない。


オプション ハンドルバーリモコン


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インカム本体の操作をグリップに取り付けたリモコンで操作が可能になる、オプションのハンドルバーリモコン SC-HR-01も用意されている。
価格は高めで16000円程度するが、操作が楽になるので興味のある方は以下の記事も参照していただきたい。

手元で音質/距離チェック


とりあえず1対1での接続でチェックしてみた。

全体的な音質


SENA SMH10はかなり音質が悪いと不評で、SENA 20Sは少し改善したのか音質が悪いとまでは感じない。
低音重視のドンシャリスピーカーでズンドン強烈に低音を響かせられる反面、高音が破綻しやすく耳が疲れやすい。
個人的にはドンシャリは好きなんだけど、もう少し高音が割れずに出るようになればいいのになぁと思う。


SENA 20S同士の通話


木造2階建ての自宅の1Fと2Fで通話をしてみたがさすがにこの程度であれば全くノイズは乗らない。
音質もクリアで双方の会話は快適そのもの。
マイクの感度も良い。


ミュージックシェアリング(音楽を転送する機能)


スマホと20SをA2DPで接続し、20S同士をA2DPで転送しているのだと思われるため、ステレオで非常に高音質だ。
障害物が全くなければ20m程度は問題なく、30mくらいで半分くらいがブチブチと切れる状態になる。
1台でも車が間に入るとどんなに距離が近くてもブチブチ切れて聴けない。
ただし、これはA2DPのみの話で、同時にしているインカム通話に影響はない。

原付2台でゆっくりと近くを走るくらいなら利用できなくは無いが、もともとタンデム向けの機能なので当然か。


Bluetoothの仕組み上仕方ないことではあるが0.2秒くらいのラグがあるので、A2DPの転送で0.2秒の上にインカム通話で0.2秒のずれが発生し、二人で一緒に歌うと相当なずれが出てやばいことになるw
もし二人で歌いながら走りたい場合は、音源を二つに分岐してBluetoothで飛ばすような機器(B+comデュアルオーディオトランスミッター)か、単純にオーディオ分岐してトランスミッターを二つ接続するか、2台同時接続が可能なスマホ(あるのか?)を利用したほうが幾分ましだろう。


オーディオマルチタスク時(インカム通話+音楽 or FMラジオ)


非常に安定しており、音質の劣化は全く無い。
インカム通話とA2DP又はラジオの二つを起動することでノイズが増えることもなく、それぞれが全く別物として動いているようだ。


FMラジオ


PCに囲まれた環境ではあるが感度は非常によく、一通りのラジオを快適に聴くことができた。
選局もオートでばっちり。
実際に走行してみてもすごく快適。
車ほどではないけどそれに近いくらいのラジオは聞ける。


スマホ経由で通話するRideConnected


別途以下の記事を参照していただきたい。
裏技的に他社インカムでも使うこともできるので、一読しておくと何かと役に立つかもしれない。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながらSENA 10Sを含めた4台チェーン接続でツーリングをしてきた。
主な設定は以下の通り

20S
ファーム:1.6.3
HDインターコムオン
8方向オフ

10S
ファーム:1.2
HDインターコムオン

HDインターコムは1対1の時に効力がありチェーン接続をすると自動的に無効化されるとマニュアルに記載があり、FAQにはチェーン接続時にはオフを推奨している。
今回はマニュアルにそってオンでもOK!という認識のもとオンにしたが、SENAに問い合わせたところオフにすることを推奨と正式に回答をいただいた。
それでも安定性は良かったのでオフにしたらもっと良くなるかも?

尚、条件によってオンやらオフやらにするといいんだけど、わかりにくかったので以下の通りまとめる。

■条件
・HDインターコム対応機種同士で近距離(タンデム)で2台接続の場合のみ双方のHDインターコムをオンにする。
・20Sのみで構成した5台以上のチェーン接続時のみ8方向インターコムをオンにする。
・上記以外の条件では全て、HDインターコムと8方向インターコムはオフにする。

■接続環境例
接続2台(タンデム)    接続機種20S, 10S, 10U, 10C  =HDインターコムオン 8wayオフ
接続2台(タンデム)    接続機種上記以外        =HDインターコムオフ 8wayオフ
接続2~4台(バイク複数) 接続機種他社含め全て     =HDインターコムオフ 8wayオフ
接続5台以上(バイク複数) 接続機種20Sのみ        =HDインターコムオフ 8wayオン


いろいろ面倒だから、基本はどっちもオフにしておけばOK!!


接続状況


10S------20S------20S------10S
T先輩  K先輩  まさきち  M君
交通量が非常に多く大半が市街地という悪条件と、静かな山の中を走行した動画は以下の通り。
切断された時の状況をお伝えするために切断時の動画を入れているが、一日走ってこういったことは1回程度で、非常に安定しているので安心してほしい。

■音質
風切り音やエンジン音はしっかりとノイズリダクションで排除されており、マイクに風が直接当たらなければ非常に快適。
トンネル内での反響音も軽減されている。
電子ノイズはやや多めではあるが気にならないレベル。

人の声はクリアな音声だけど高音が強く、ちょっと耳が疲れるかな?
これは音楽を聴いた時も同じでスピーカーの限界と思う。


■安定性
一発で接続OK、切断は1回だけ山中を走行中にあったけど再接続はあまり手がかからない。
一応先頭から順番に接続することが推奨されているけど、間が切れた場合は2対2の状態からでも接続ができた。
ただし、接続した時に呼び出し音や接続音が鳴らないのは不便。
接続されたのかされてないのか判断しにくい。


■通話距離
市街地で間に車が多数入って全く見えない悪条件で、200m離れても「信号でとまった」「その前で待ってる」というのを伝えるのが精一杯なレベルながら、ギリギリ通話は可能だった。
しかも接続順序的にジグザグに二つに分断されたので、総距離は600m離れていたことになる。
この通話距離はB+comをはるかに上回っている。

逆に比較的車が少なく見通しが良ければ300mくらいでもほとんどノイズは入らない。
北海道とかなら見通し1000mはいけそうだ。


■オーディオマルチタスク
20Sの2台ともスマホと接続して音楽を流すとノイズがひどかったので、1台だけにすると音質が良くなった。
1台だけであればすこぶる快適。
2台とも接続するのは1度しか試してないので、何度かやり直せば直りそうな感じ。
ちょっと癖があるかも?



SENA 20Sの評価


安定性、通話距離は抜群で動作も快適。
2014年発売ながら、未だに最高レベルの性能で息の長いモデル。
2017年は自動経路制御を搭載した次世代モデルが登場する転換期だが、もともとの性能が高かったので次世代機とも勝負できてしまう。

強いてイマイチな点をあげると、
・耳が疲れやすい
・オーディオマルチタスクが少し不安定
・接続音がわかりにくい
・大きくて重い
・ベースの取り付けがしにくい

という程度でいずれもクリティカルな問題では無い。

ここまで完成度をあげたにも関わらずまだまだファームアップされるその姿勢は素晴らしい。
不具合らしい不具合は既に存在せず、熟成の域に達しているので安定を重視する人におすすめ。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・9
安定性・・・・・・・・・・・9
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・7
取り付けやすさ・・・・・・・4
重さ・・・・・・・・・・・・3
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・8!

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裏技で音楽とインカム通話の併用が可能!B+com SB4X Liteのレビュー

  •  投稿日:2015-07-21
  •  カテゴリ:B+com
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SB4Xの本体はそのままにパッケージングを見直して安くなったSB4X Liteのレビューをする。
2017年5月現在、少人数でならインカム通話をしながらグループオーディオ共有が可能なことが判明し、俄然評価上昇中だ。
気になる方は以下をクリックして飛んでいただければと思う。
音楽と通話の併用方法

購入はいつものラフアンドロード川崎店だ。
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SB4XとSB4X Liteの違いは付属品と外見のみで、本体、ファームは全く同じなので、従来どおりの動作をするものと思ってOKだ。
それを踏まえたうえで見ていただければと思う。


SB4X Lite 本体、付属品チェック



パッケージ内容


今までのモデルではアームマイクとケーブルマイク、貼り付けベースとクリップベースの全てが付属していたが、これらはどちらか一つしか使わないという人が多かった。
SB4X LiteではクリップベースとUSBアダプターを廃止、マイクをどちらか一つに絞って別型番で販売するようになり、税込み3万6936円から税込み2万5920円へ安くなっている。


ではさくっと見ていこう。

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今回購入したのはアームマイクのタイプ。
・本体
・アームマイクとスポンジ
・貼り付けベースとマジックテープ
・スピーカー
・スピーカー位置調整パッド
・スピーカー貼り付けマジックテープ



DSC01442.jpg
貼り付けベースはこのようになっていて、本体裏には取り付け用の爪がある。



DSC01452.jpg
本体を上からスライドさせてドッキングさせるようになっている。


外観の違い


IMG_2233.jpg
中身はSB4Xと全く変わらないということは、サイハウスのB+com担当さんに確認済み。
エクステリアの一部が変わっているだけだ。

上がSB4X、下がSB4X Lite。
デバイスボタンがシルバーから黒に、アームマイク根元のシルバーリングが無くなった。
ちなみにデバイスボタンは両面テープでくっついているだけなので外すことができるし、オプションで色違いのものも販売されている。



ヘルメットへの取り付け



今回は旧SB4X標準付属のクリップベースで取り付けをしてみた。
基本的に貼り付けベースであれば両面テープやマジックテープで取り付けるだけなので、あまり違いは無い。



DSC01440.jpg
アライの場合、ネックパッドとシェルに隙間があるためクリップを簡単に挟み込むことができる。



DSC01416.jpg
マイクは口元のチークパッドに埋め込むのがベストだ。



DSC01418.jpg
B+comはケーブルの長さが十分なので、ネックパッドの前方をまわしこむといいだろう。



DSC01420.jpg
スピーカーはチークパッドの耳の辺りに両面テープで取り付け。
アストラルXはスピーカー埋め込み用に窪みがあるけど、僕は耳がどうしても痛くなるので発泡スチロールを1cmくらい削っている。
※自己責任です



DSC01422.jpg
DSC01425.jpg
最後に本体を取り付けて完了。
見た目はスタイリッシュでかっこいい。




SB4Xの紹介


中身はSB4Xと一緒!といってもはじめてインカムを購入する人にはどんなものなのかわからないだろうから、今更ながらSB4Xの使用感をまとめる。
SB4X Liteと全く同じSB4X OS2.2(ファームアップ済み)のことを書く。


SB4Xで何ができる?


・B+com同士を数珠繋ぎにして最大4台まで会話ができる。
・スマホやナビと接続して音楽や音声案内を聞ける。
・スマホの電話を受電したり発信できる。

主には上記の3つとなる。
オプションのメディアサーバー等を使えばカメラに会話を録音できたり、音楽をみんなで共有できたりするが、ここではSB4X単体でできることを書いていこう。


B+com同士で会話をする


B+com同士の通話はB+comボタンの上下それぞれに1台ずつでき、上下の両方と接続して数珠つなぎにさせていくと合計で4台まで可能。
5台目も繋がらないことはないがかなり不安定なので、メーカー公称どおり4台が現実的だろう。
これをチェーン接続と言う。

チェーン接続していくと徐々に遠い場所の相手の声が聞き取りづらくなるが、高速走行中でも会話は可能なレベル。
もちろんスピーカーやマイクの位置が悪ければ聞きにくくなるので、調整はしっかりしないといけない。
距離は見通しが良く郊外で電波干渉が少なければ1kmくらいは快適に会話できるが、そんな場所は北海道くらいにしかない。

市街地だったりブラインドコーナーで山の斜面が入ったり、車が間に入ったりすると、その状況によって飛距離は短くなる。
短くなると徐々にノイズが増えて、最終的には切断されるが、そんな状態になることは意図的に距離を離さない限り無いだろう。
概ね、市街地だと100mくらい、山道だとブラインドコーナー2つ離れるとノイズが入りだして、さらに2倍くらい離れるとかなり会話しにくくなり、3倍くらい離れると切断される。そんなイメージ。

どれくらいの距離で通話可能か?ざっくりとこんな感じだ。
尚、以下の例のコーナーは山の斜面ではなく木であった場合の話し。
遮るものが山の斜面の場合は2コーナーあたりで切断されるのでご留意いただきたい。

sb4xlite-2.jpg


通話はトランシーバーのような片方向ではなく、電話と同じで双方向通話が可能。
音質はBluetoothで直接接続しているので携帯電話より上で非常にクリア。
0.2秒くらいのラグはあるがほとんど気にならない。



スマホやナビで音楽、音声案内を聞く


ナビやスマホなどのBluetooth搭載機器とA2DPまたはHFP/HSPで接続し、音楽や音声案内、電話の受電発信ができる。
電話の受電発信はあまり使わないが、あると待ち合わせで便利だったりもする。



音楽の音質


スマホとA2DPで接続して高音質な音楽を楽しむことができる。
低音、高音はいたって普通で、中音がやや強調されている。
音楽を聴くと少し物足りなさを感じるが、人の声(ボーカルやインカム通話音声)が聞き取りやすく、耳が疲れにくいという特徴がある。
ツーリングでは長時間利用することになるので、疲れにくいというのは大きなメリットだ。
すごく差があるわけではないが、オプションでさらに高音質にすることもできるので、以下の記事も参照していただきたい。




防水性は?


IPX5相当を取得しているので、水没させなければ基本的には問題ない。
過去6年くらいいろんなモデルを使ったが故障したことは無く、豪雨だろうがなんだろうがお構いなしで使っている。



バッテリーは?


ほぼ公称値どおりで、B+com同士の通話なら12時間程度、A2DPの音楽再生なら15時間程度が実際に可能。
まる一日のツーリングも前日のうちに充電しておけば切れることは無い。
ただしチェーン接続にするとバッテリーの消耗が激しいようで8時間程度になる。

充電はちょっと古い規格のminiUSBで可能なので、休憩中にモバイルバッテリーから充電しておけばよいだろう。
満充電は2時間くらいかかるけど、30分も充電すれば3時間くらいは持つので不便は感じない。

バッテリーはリチウムポリマー。
当然バッテリーは徐々に劣化するが、月に2日程度の使用時間では2年程度では違いは全く感じられない。
今も手元に4年くらい前のSB213evoがあるが、丸一日のツーリングでも持つのでバッテリーの劣化はなさそうだ。
もちろん、使う時間が長ければ長い程劣化は早まるので、毎日使うなら劣化していくのは感じられると思う。

交換はメーカーで有償修理になるが機種によって価格は違うだろうから問い合わせてみて欲しい。
だいぶ前の公式情報では7000円くらいらしい。
サインハウスは修理費用が安価なのは嬉しいところ。



裏技で音楽やナビ音声を聴きながらインカム通話をする


※本項目は2017年5月に追記しました
正攻法ではできないが、OS2.0で実装された「グループ通話withモバイル」を応用すれば音質は低下するもののインカム単体で可能だ。

尚、オプションのStationやメディアサーバーを利用しても可能。
一長一短なので追加投資が必要なことを考えれば、SB4Xの裏技を試してからでもいいと思う。

「グループ通話withモバイル」の仕様


・スマホとインカムをHFPでペアリング
・電話がかかってきて電話を取る
・インカムから次のインカムへ発信する(チェーン接続可)
そうすると、スマホの電話内容が接続したチェーン接続されたインカム全体に共有され、スマホの電話の人もインカム通話に混ざることが出来る。


全く見向きもしなかった機能だけど、SENAの通話アプリRideConnectedで試験した際にあることに気づいた。

スマホの音楽やナビ音声をHFPに固定できれば、グループ通話withモバイルを使って全体で音楽やナビ音声を共有できるのではないか?

早速試してみるが課題をクリアしなければならない。

■課題
音楽は通常A2DPを使うが、これをHFPで発信できないか?

■解決策
以前、yahooカーナビ等をテストしていた際、音楽はA2DPで流しておいて音声案内がHFPで発信された時に、音楽が明らかに音質が低下しながらバックグラウンドで流れた。
つまりこれは、スマホが音声案内をHFPで発信した時は音楽もHFPに乗せているということを意味している。
そこで、スマホのアプリで常時HFPで発信できれば可能だろうと推測した。

始めは誰もいない相手に電話をかけ続けるとか考えたが、途中で切れるしコール音が邪魔だしだめ。
RideConnectedで可能だがSENAのインカムが最低1台は必要なので却下。
そこでMidLand BT Talkを試したら、MidLandのインカムが無くても本目的が達成できた。
他にもHFPで接続してトランシーバーのようにして遊ぶアプリがあり、メジャーなBTmonoでも成功。

以下にBTtalkとBTmonoの両方で案内するが、BTmonoのほうが簡単なのでBTmonoをおすすめする。



インカム通話と音楽の併用手順


1. スマホにBT Talkか、BTmonoをインストールして初期設定をする。
BT Talkの場合は初回起動時に電話番号を入力して暗証番号を受け取り認証し、チャットグループを作成すればHFP縛りになる。
BTmonoはインストールするだけでOK
Screenshot_20170522-003208-2.jpg


2. スマホとSB4X(A)をペアリングする。
手順は通常通り。

・SB4Xの電源オフの状態からデバイスボタンを押したまま上に5秒でペアリングモード
・スマホのBluetoothでSB4Xを選択してペアリング
・スマホのBluetoothでSB4Xを選択し、「メディアの音声(A2DP)」のチェックを外して電話(HFP)のみとする。
※HFP縛りアプリによるので、HFPにした際に音楽が聞えなければチェックを外そう。
 BT TalkはHFPのみにしなければならず、BTmonoはA2DP有効でも問題なかった。
※iPhoneはHFPとA2DPを必ず両方つかんでしまうので、HFP縛りアプリ次第となる。
Screenshot_20170522-002342-2.jpg


3. SB4X(A)とSB4X(B)をペアリングする。
普通どおりチェーン接続でペアリングをしておく。
注意点としては次の項目で紹介しているとおり、最初にリセットをし、上ボタン同士をペアリング、下ボタン同士をペアリングというようにすること。


4. SB4Xを全てモードBにする。
電源オンの状態でデバイスボタンを押したまま上に5秒で、電源が落ちる。
起動時に モードB! とアナウンスが流れればOK

モードAでも出来ることもあるがモードBのほうが安定していた。


事前準備は以上だ。
次からは接続手順。
モードAだとかなり難しいが、モードBだと神経質にならなくて大丈夫。
要点は、BT Talkを起動してHFP通信を開始させた後に、SB4X(A)からSB4X(B)へ発信する。ということのみ。
時々うまく接続できないことがあるので、何度か自宅で試して慣れておくといいと思う。

5. スマホでHFP縛りアプリを起動、他に音楽を流したり地図アプリも実行
※常時起動しておいてもOK
※BT Talkは起動して部屋に入っていればOK
※BTmonoは起動してオンにすればOK
Screenshot_20170522-002351-2.jpg


6. SB4X(A)とスマホを接続


7. SB4X(A)から発信してSB4X(B)へ接続
※さらにBからCへと発信する
※「グループ通話withモバイル」を適用するAはブリッジ不可で先頭であることが必須
DSC02140.jpg


実走行で音質確認



構成はSB4Xを3台チェーン接続した状態で、僕が先頭でスマホと接続して音楽やナビ音声を流している。
通話は普通に3台で接続したものと同程度の音質、通話距離だったので、音楽がどれくらい聞けるかに焦点をあてる。
尚、上記動画で僕の声若干音が割れているのは、インカムは関係なく録音用マイクの位置の問題です。


SB4X(A)の音質
HFPで受信しているのでA2DPと比べると音質は低下するが、Stationやメディアサーバーよりは良い。
高速でもなんとか音楽を楽しめるレベル。
ナビ音声であれば全く問題なし。
一般道の速度域であれば結構快適。

SB4X(B)の音質
音量が低下してしまい、停車時は聞えるものの走行すると判別が難しい。
60km/h程度ならなんとか聞ける。
高速では聞き取り困難。

SB4X(C)の音質
音量が低下してしまい、停車時は聞えるものの走行すると判別が難しい。
走行するとほぼ聞えない。


一般道なら2台目までは音楽が聴ける

今回はあまり音量やマイクの位置調整をしなかったため、高速では2台目でも聞き取り困難だった。
スマホ音楽の音量が低下するので、以下のように工夫すれば一般道で2台目までなら音楽を聴くことができる。
3台目以降はほぼ不可能なので、あきらめて普通どおりの設置として、会話だけできる状態にしてしまえば良いと思う。


■調整のポイント
・インカムAのボリュームを少し下げる マイクの位置を遠ざけるor何かで包んで拾う音を小さくする
・インカムBのボリュームを少し上げる マイクの位置を近づけるor大きめの声で話す


MidLandのBT NEXT Proのパブリックモードは、本人はA2DPの音質であることや、中央に位置することができて、4人グループ全体にそれなりの音質で届けられるという点でSB4Xを上回っている。
ただ、2014年のOS2.0アップデートでこれが実現できていたというのは驚きだ。


通常接続での動作レビュー


OS2.0になってからの安定性は非常に高く満足しているが、ペアリングをしなおすと徐々に安定性が低下していくため、ペアリングをしなおすときはインカム設定だけでいいのでリセットをかけた方が良い。
少人数の時はあまり気にならなかったが、最近は7人くらいで全員がB+comをつけて接続して走る事が多いので、一台でもつながらないとえらく時間をくってしまう。
僕はインカム担当なのでこういう時けっこう焦るのだw


4台チェーン接続時のポイントは4点


①ペアリング前にインカムペアリング情報をリセットする
スマホ等との接続をリセットする必要はないので、起動した状態で上下インカムボタンとデバイスボタンを長押しすればOK

②以下のように上下インカムボタンをあわせてペアリングする
SB4Xチェーン

③接続時は端から順番に呼び出しする
若しくはグループコール(誰が一人がインカム上下ボタン同時押し)を利用する。

④スマホ等のBluetoothを切って接続されないようにする


それとSB4Xはよく発信できない病が出ることがある。
インカムボタンを押してもペアリングされてないことを意味するように、即 プー ってブザーがなって発信してくれない症状だ。
割と頻繁に起こるので、発信できない病が出たらさっさと再起動することをおすすめする。



操作方法


最初は戸惑うかもしれないが、操作は少ないのですぐ慣れる。
ペアリングとリセットがちょっと迷うもしれないので、最初は何かにメモしておくことをおすすめする。


電源ON : デバイスボタンを押しながら上に3秒
電源OFF : デバイスボタンを押しながら下に1.5秒

B+comとペアリング : 電源を入れてB+comボタンの上or下を3秒長押し 対向も同じ操作をし、どちらか一方のB+comボタンを押すと数秒でペアリング
他社とのペアリング : 電源を入れてB+comボタンの上or下を5秒長押し(青高速点滅) 他社製品をHFPペアリングモードにして数秒でペアリング
スマホとペアリング : 電源を入れてない状態でデバイスボタンを押したまま上に5秒 スマホのBluetooth周辺検索をし選ぶ。PINコードは0000

B+com通話開始/停止 : B+comボタンを押す
音楽の開始/停止 : デバイスボタンを押す
音楽のスキップ/頭出し : デバイスボタンを上または下に1秒
ハンズフリー着信 : 着信音が鳴ったらデバイスボタンを押す
ハンズフリー発信 : デバイスボタンを3秒長押し(最後に発信した相手に発信する)

モード切替 : 電源オンの状態からデバイスボタンを押したまま上に3秒でシャットダウン
※次回起動時にモードB!とアナウンスが流れればモードBになっている。
※モードAの場合はアナウンス無し。

B+comペアリングのみリセット : 起動した状態でB+comボタン上下とデバイスボタンを同時長押し3秒
スマホペアリング含む全リセット : 起動していない状態でB+comボタン上下とデバイスボタンを同時長押し3秒


他社と接続するユニバーサルインターコムについては以下記事もご参照ください。



実走評価


SB4X 2台とSB5X 2台の4台で接続して走行してみた。
他の機種とあわせた動画も用意したので参考にしてほしい。
下記の接続環境や注意点を踏まえたうえで以下動画をご参照ください。
尚、接続が切れた時どんな感じなのかを見てもらうために、わざと切れた時の動画を入れている。
ちゃんと手順を守って接続していれば切れることは1日に1回程度なので、安心して欲しい。

※11分頃からSB5X、SB4Xです。
※まさきちのSB5Xで録音していますが、SB4Xもほぼ同じ音質です。


■接続状況
4X-------5X-------5X-------4X
M君  まさきち  K先輩  T先輩

4Xは全てモードBにしている。
※公式に5Xと接続する際はモードB推奨と案内あり


■接続時の注意点
ペアリングは上下のインカムボタンをあわせる必要あり。
以下の画像を参照してください。
■SB5X4X

公式サポートによると接続はSB5Xから全て発信することで安定性が増すとのこと。
今回で言うと
①SB5X(まさきち) からSB4X(M君)
②SB5X(まさきち) からSB5X(K先輩)
③SB5X(K先輩)  からSB4X(T先輩)
という流れになる。



■チェーン接続時のインカム通話
・音質
抜群に良い。
特に人の声は低音がしっかり出ており非常に聞き取りやすい。
長時間インカムを利用しても疲れない、優しい音で聴ける。
ノイズリダクションも非常に強力で、風切り音やエンジン音、トンネル内での反響音もほとんどカットしてくれる。



・安定性
①切断された場合の注意点
環境の悪い中でも切断されることは少なく安定しているが、ブリッジ機同士が切断された場合、一旦全部を切断して順序通りに再接続する必要がある。
一箇所でも切断されたら全員一回切断する。
という事をあらかじめ意識あわせしておくと良いだろう。

②音量が小さくなる場合がある
ブリッジしている5Xの音声が端っこにいる4Xより小さくなってしまったのだ。
通話はできなくはないけど速度をあげるとちょっと厳しいくらいに音量が小さい。
逆に端っこの4Xの声は非常によく聞こえ、音質も抜群に良かった。
数回試しても改善しなかったので、4Xを混ぜての接続はやはりまだ完全ではないようだ。
また、再接続で直ったけど、SB5X(まさきち) の声がSB5X(K先輩) にだけ音が割れて聞こえるという現象も1回だけ発生していた。



SB4Xの評価


2010年発売のSB213の時は何かと使い勝手が悪かったが、音質、バッテリー、飛距離、といった基本スペックは最新機種にひけをとらない。

2017年時点の最新機種はインカム通話とスマホ等との接続が併用できるオーディオマルチタスクや、接続台数アップ等、付加価値機能の向上が進んでいるが、「グループ通話withモバイル」の応用でグループオーディオ共有が可能な点は現時点においても特筆に値する。

難点は、チェーン接続時に時々発信できなくなる不具合とSB5Xとの接続性がいまひとつなこと。
ファームのアップデートで改善する可能性があり、現在もまだアップデートは随時されているので期待したい。

音質が良い、ユーザーが多く接続しやすい、グループオーディオ共有を重視する人におすすめだ。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
※オプションスピーカー・・・8
インカム通話音質・・・・・・8
通話距離・・・・・・・・・・7
安定性・・・・・・・・・・・6
操作性・・・・・・・・・・・6
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・9
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・5
おすすめ度・・・・・・・7!



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裏技で音楽併用可能なSB4Xと正式対応のSB5Xを比較

  •  投稿日:2015-06-28
  •  カテゴリ:B+com
sb4x-lite.jpg
裏技で音楽とインカム通話の併用が可能なSB4Xと、正式対応のSB5Xの性能、機能を比較する。

各インカムのレビューは以下の記事を参照していただきたい。



SB4XとSB4X Liteは何が違うのか?


SB4Xは2013年に発売されたハイエンドで、2015年にSB5Xの登場とともにパッケージの簡素化とデザインが一部変更になって低価格版として再登場したのがSB4X Liteになる。
基本的に中身は全く同じだ。

ではSB4X LiteとSB5Xと比較しよう。


SB5XとSB4X Liteの比較



機能、付属の違いからチェックする。

①インカム通話しながら音楽やナビ音声を聞きたい
SB5Xは正式に音楽やナビ音声とインカム通話の併用をサポートしている。
聴いている音楽やナビ音声は自分のみで、他のメンバーには聞こえない。
自分だけの趣味に合わせられるというメリットがある。
またファームv1.5でStation/メディアサーバーが利用可能となり、聴きトークで自分だけ音楽を聴きながら、Station経由でナビ音声を全体共有するといった柔軟性の高い運用が可能だ。



SB4Xは公式には併用不可で、オプションのメディアサーバーかStationを利用する必要がある。
オプション製品では接続している全員に同じ音源が共有されるので、ナビ音声を使って先頭を交代したり、趣味さえ合えば全員で歌いながらなんてこともできる。
ただし音楽の音質はかなり悪く、知っている曲ならいいけど知らない曲は聞き取れないレベル。

しかし、「グループ通話withモバイル」を応用すれば、SB4X単体で音楽やナビ音声とインカム通話の併用が可能だ。
Station等と同じく全インカムに音楽が転送される。
実際に走行したところ、音楽共有は2台目までなら可能で3台目になると音量が小さくなって聞き取れない。
4台通話は試してないけどインカム通話は通常通りの接続が可能なようだ。

詳細についてはSB4Xのレビュー記事を参照していただきたい。



柔軟性の高さはSB5Xに軍配があがるが、高額なことと2017年8月現在販売終了に向かっているので、SB4Xのみで裏技を試してみてもいいだろう。


尚、車載動画をとりたい場合はオプションのメディアサーバーの併用がおすすめ。
メディアサーバーのレビュー記事はこちら参照。



②アーム、ワイヤー、両方のマイクが欲しい人
おそらくジェットとフルフェイスを持っていて、付け替えたいという需要があるだろう。
マイクは別売りで税込み5400円と結構高い。

SB4X-lite 26000円+別売りマイク5400円=31400円
SB5X 37000円


②取り付けベースが複数欲しい人orクリップベースが欲しい人
liteになって貼り付けタイプのベースのみになっている。
100円ショップでテープ付きのマジックテープを買って他のヘルメットに貼り付けておけば、いくらでも付け替えは可能なので、貼り付けタイプでOKな人は不便は感じないだろう。
クリップベースが欲しい人はオプションで購入するしかない。

SB4X-lite 26000円+別売りクリップベース2160円=28160円
SB5X 37000円

ちなみにSB5Xはクリップも貼り付けもベースは同じで一つ。
クリップをつけることで両方に使えるようになっているため、ベースが二つ欲しいという要望は満たせないけど。
SB4X用のクリップベースは安価なので、別途購入しても良いくらいの金額だ。



売れ筋かつ利便性の高さでおすすめのSB4X


不具合が修正され、ハードウェア面でも高性能なSB5Xにアドバンテージがある。
ただ、SB5Xは2017年8月現在終息に向かっているので、今後は後継のSB6Xと比較していくことになる。
SB6Xについては入手でき次第、レビュー記事をアップするのでしばしお待ちいただきたい。

尚、SB4XはSB6Xとの併売となるので今後も入手可能だ。
裏技も含めれば価格と機能性の面でバランスの良いSB4Xはおすすめだ。



■最後に仕様
公式の情報をそのまま転載する。

名称: SB4X Lite
Bluetooth Ver.: 3.0+EDR
チップ: BC05MM
RFレンジ: Class1
スピーカー: φ44mm×D8mm、8Ω 0.5W ステレオスピーカー mini USBオス端子
Pin No.: 0000
バッテリー: 内蔵型リチウムポリマー電池3.7V 容量750mAh
充電電圧: DC5V-0.8Ah
充電時間: 約 2時間(micro USB DC5V 0.8A時)
連続使用時間: B+COMインカム通話時間/最大約16時間、音楽聴取時間/最大約18時間、携帯電話通話時間/最大約18時間、待受時間/約500時間 ※それぞれ単体で稼働した場合。
端子: 充電、スピーカー兼用miniUSBメス端子×1、マイク専用端子×1
本体サイズ: W97.6×H43×D26(mm) ※ケーブル部除く
本体重量: 約58g
電波到達範囲: 最大約1.4km(2者でのインカム通話時の双方間に障害物の無い直線見通し距離)※弊社走行テストによる
最大通話可能人数: 4人 (通話品質安定性:2人>3人>4人)
対応Bluetooth プロファイル: GAP、HSP、HFP、ICP、A2DP、AVRCP、GAVDP
認証: Bluetooth、TELEC
防水: IP67レベル(本体のみ)
保証期間: ご購入より1年間(保証書に販売店の捺印、ご購入日の記入があるもの)
価格: アームマイクユニット¥24,000(税抜)、ワイヤーマイクユニット¥24,000(税抜)
発売日: 2015年7月中旬 このエントリーをはてなブックマークに追加
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B+com SB5X 2017年7月公開ファーム v1.5でレビュー

  •  投稿日:2015-06-19
  •  カテゴリ:B+com
IMG_20150619_182346.jpg
いつものラフ&ロードで予約し最短で入手したのでレビューをする。


※初期ファームは不具合が多かったのですが、ファームアップでほぼ全て改善しました。
2017年7月公開のファーム v1.5へアップデートすることをおすすめします。
本記事はファームv1.4での実際の利用および、v1.5での動作検証を行っています。
SB5X 公式アップデートページ





本体、付属品チェック


P1070419.jpg
箱は小型化しているが、セット内容は従来製品と同じで充実している。



P1070420.jpg
本体以外の付属品は従来と大きく変わっている。
まずヘルメット本体に取り付けるベースが貼り付けとクリップ式が一つになった。
今までのベースとは互換性がない。
次に充電のACアダプターが省かれたが、USB給電が一般化した現在では不要だろう。



P1070425.jpg
本体は一回り薄くっている。
アンテナは簡単に立てたり閉まったり可能。
デバイスボタンは一枚のプラスチックカバーで覆われているため、本体の真ん中あたりから押すことも出来る。



ヘルメットへの取り付け


取り付けベースは薄型化されており、またヘルメットにぴったり密着するようにカーブがつけられている。
今までも貼り付け方ではなくクリップ型を愛用していたため、金具をドライバーで固定してつけてみた。
SB4Xと比べて1cmくらい薄型化されておりとてもスリムになった。
アンテナをたてるとこんな感じ。
なかなかかっこいい。

左がSB4X、右がSB5X。
P1070482.jpg

P1070505.jpg


操作手順


P1070486 - コピー
基本的にはSB4Xと変わりはないが、長押し時間が若干短くなっており、操作性は向上している。
オレンジ色B+comボタン上下、赤色がデバイスボタン、黄色がデバイスボタンのダイヤル、緑は次の項目で紹介するスピーカー/充電ケーブル。
操作手順は以下の通り。

起動 : デバイスボタンを押しながら上へ3秒
シャットダウン : デバイスボタンを押しながら下へ1.5秒
B+comペアリング : 2台とも電源を入れてB+comボタンを3秒押し、片方のB+comボタンを押す
B+com通話開始/停止 : B+comボタンを押す
スマフォ等とのペアリング : 電源オフでデバイスボタンを押しながら上へ5秒 端末もペアリングモードにし接続。pinコード 0000
音楽の開始/停止 : デバイスボタンを押す
音楽のスキップ/頭出し : デバイスボタンを上または下に1秒
ハンズフリー着信 : 着信音が鳴ったらデバイスボタンを押す
ハンズフリー発信 : デバイスボタンを3秒長押し(最後に発信した相手に発信する)

チェーン接続:
A→B→C→D でペアリングをしているなら、AがBへ、BがCへ、CがDへ というように前から接続をする。
また、上下のボタンをあわせる必要がある。
接続例は以下の通り。
■SB5X同士



ボタンの押しやすさが少し悪くなった


デバイスボタンが本体全体になったのは、プラス要素とマイナス要素があって特別にどっちが良いという事は無い。
プラス要素としてはどこを押しても有効だけど、マイナス要素としてはヘルメットを被る時にデバイスボタンを押してしまいやすいことだ。
ただ押してもスマホなどとの通信が開始/停止するだけなので影響は少ない。

B+comボタンは以下の3点が気になって、ちょっと押しにくくなった。
・SB4Xは上下にボタンが飛び出していたので、グローブをしていてもボタンを探しやすかったが、SB5Xは窪みにボタンがあるので探しにくい。
・若干ボタンの位置が後方にずれたので、数センチではあるが手を後ろに伸ばさないといけなくなった。
・下ボタンはケーブルが邪魔でちょっと押しにくい。

デザイン優先かな?
SB4Xと比べての話しなので、最初からSB5Xを使うなら気にならないだろう。


ファームアップデート方法


アップデートは難しいものではないが、過去に何台行ってもなかなかすんなりとはいかない。
PCやらなんやらに慣れていて、こんなもんでできるでしょ?って思いながら、マニュアルを流し読みでやると意外と手順を間違えていることが多い。
マニュアルにはしっかりと注意事項が書かれているので、必ずマニュアルを参照しながら実行しよう。
ここでは手順は省くが、ポイントはデバイスマネージャーで「CSR Bluetooth in DFU mode」を認識しているかどうかだ。
マニュアルのSTEP18の次、補足事項に記載されているので、デバイスを認識しなかったら接続しなおしたり、PCを再起動する等してみよう。

尚、2017年7月現在、v1.5が公開されている。
ようやくほぼ全ての不具合や未実装機能が解消し、ハードウェア本来の性能が引き出せるようになっているので、ファームがv1.4以前の人は必ずv1.5へアップデートをしよう。
修正点は以下の通りで、上2つについては実際に動作確認済みだ。

・Station/メディアサーバーとの接続が可能になった
・オートグループコール実装
・ユニバーサルインターコムの強化
・MotoGPSレーダー LCD3.0との接続強化
・スマホとの接続強化
・電源マネジメントの安定性向上

SB5X 公式アップデートページ


ファームv1.5 音質、動作チェック



A2DPの音質



A2DPでスマホ(SHARP SHV33)と接続して音楽を流してみた。
低音、高音はいたって普通で、中音がやや強調されている。
音楽を聴くと少し物足りなさを感じるが、人の声(ボーカルやインカム通話音声)が聞き取りやすく、耳が疲れにくいという特徴がある。
ツーリングでは長時間利用することになるので、疲れにくいというのは大きなメリットだ。
すごく差があるわけではないが、オプションでさらに高音質にすることもできるので、以下の記事を参照していただきたい。



聴きトーク(通話と音楽の併用)


快適で安定性も高い。
A2DP接続なので高音質。
イコライザーをがんがん効かせてもOK

v1.4まではB+com通話を開始するとA2DPの音量は3割ほど低くなるように設定されていたが、v1.5ではインカム通話開始前と開始後で独立したボリュームとなっている。
例えばA2DP用の音量を5としていて、B+com通話の音量を10としていたなら、聴きトークを開始するとB+com通話の音量である10に調整される。
スマホ等の音楽を流す機器で音量は調整しておこう。
言葉で説明するのが難しいが、使ってみれば感覚的にすぐわかると思うので試してみてほしい。

尚、注意事項としてインカム通話を開始する前にA2DPを接続しておく必要がある。
音楽そのものは停止していても良いので、とにかくスマホ等A2DP機器を先に接続しておけばOKだ。


Station、メディアサーバーとの接続


v1.5でようやく接続が可能になった。
聴きトークとの併用も可能なので、Station等でナビ音声を共有しながら音楽をスマホから流すという事も可能だ。
まだ実走してないが手元で確認する限りは、SB4X同等の安定性があることが確認できている。



インカム通話の音質 v1.4


※本項目はまだSB4Xとの接続性に若干難のあるv1.4での評価です。
 最新のファームはv1.5です。

1対1での音質はSENA 20Sやデイトナ、MidLandを上回る。
ノイズリダクションの効き具合も非常によく、風切り音やエンジン音を綺麗にカットしてくれている。
SB4Xからの進化という点では、ホワイトノイズが非常に少ないというかほぼ無音で接続しているのを忘れるくらい静か。
もちろん電波環境が悪くなればその分ノイズが入るのだけど、ベースとなるホワイトノイズが少ないということはアドバンテージとなる。

※注意点
B+com会話開始直後の5秒間程度、相手に声が届かない現象が3回に1回くらい発生する。
メーカーでもこのことは公表しており、改善すべき点と認識はしているようだ。
接続できたのに、あれ?声が聞こえない?なんて事があるので、焦らず少し待ってみよう。


チェーン接続時の音質


SB5Xは手元に2台しかないので、SB4X 2台と組み合わせて計4台でチェーン接続を試してみた。
交通量が非常に多く大半が市街地という悪条件と、静かな山の中を走行している。
下記の接続環境や注意点を踏まえたうえで以下動画をご参照ください。
切断された時の状況をお伝えするために切断時の動画を入れているが、一日走ってこういったことは1回程度で、非常に安定しているので安心してほしい。

※11分頃からSB5X、SB4Xです。

■接続状況
4X-------5X-------5X-------4X
M君  まさきち  K先輩  T先輩

4Xは全てモードBにしている。
※公式に5Xと接続する際はモードB推奨と案内あり


■接続時の注意点
※v1.5でも同様です

注意点1 ペアリングは上下のインカムボタンをあわせる必要あり

注意点2 SB4Xと混合の場合、接続の順序によって安定性がかわる
最も安定性が高いのは手動で以下の画像のような順番で発信すること。
※これが全てSB5Xだったり、SB4Xが最後尾に1台だけなら、気にせず先頭から順番に接続すればOK

■SB5X4X

今回のようにSB4Xが2台、SB5Xが2台なら、
①SB5X(まさきち) からSB4X(M君)
②SB5X(まさきち) からSB5X(K先輩)
③SB5X(K先輩)  からSB4X(T先輩)
という流れになる。


注意点3 オートグループコールでも接続可
若干安定性は落ちるものの手軽に接続するなら、先頭のSB4Xの上下ボタン同時長押し2秒のオートグループコールでも接続は可能だ。
※v1.5必須



■チェーン接続時のインカム通話
・音質
抜群に良い。
特に人の声は低音がしっかり出ており非常に聞き取りやすい。
長時間インカムを利用しても疲れない、優しい音で聴ける。
ノイズリダクションも非常に強力で、風切り音やエンジン音、トンネル内での反響音もほとんどカットしてくれる。

また特筆すべきは電子ノイズが少ないこと。
間に車が入ったり干渉する電波があればノイズは入るけど、SENAと比べてもかなり低減されており快適だ。



・安定性
この時は4時間ほど走行して状況が良い場所や悪い場所も含め、切断されたのは1回。
接続手順を守れば一回ですんなり接続はできるが、手順を守らなければ接続ができないので注意。
それ以外の注意点は以下の通り。

①切断された場合の注意点
走行中に切断された場合、最初に接続した順番で再度呼び出しをする必要がある。
例えば今回は上記の画像のように接続して、SB5X間で切断されたとした場合、再接続するには同じようにまさきちのSB5XからK先輩のSB5Xへ発信すること。

繋がっている部分はそのままにして良いので、切れた部分は前回呼び出した人がもう一度呼び出す必要がある。
よくわからなくなったら、とりあえず一回全部再起動して、また順番どおり接続しよう。

なれた人なら手動で最も安定性の高い手順で接続できるが、これを走行中にするのは難しい。
なので、全員一回再起動して待機、先頭がオートグループコールで呼び出す。という手順だけ覚えておいて、合図を決めておくといいと思う。



②音量が小さくなる場合がある
ブリッジしている5Xの音声が端っこにいる4Xより小さくなってしまったのだ。
通話はできなくはないけど速度をあげるとちょっと厳しいくらいに音量が小さい。
逆に端っこの4Xの声は非常によく聞こえ、音質も抜群に良かった。
数回試しても改善しなかったので、4Xを混ぜての接続はやはりまだ完全ではないようだ。
また、再接続で直ったけど、SB5X(まさきち) の声がSB5X(K先輩) にだけ音が割れて聞こえるという現象も1回だけ発生していた。



・通話距離
高級機の中では平均的なレベルで、市街地で間に車が数台入って100m離れる程度なら会話に支障はない。
見通しが良ければ200mくらいでもほとんどノイズは入らないので、北海道とかなら見通し1000mはいけそうだ。


・聴きトーク(通話と音楽の併用)
インカム通話を開始する前にスマホと接続させておく必要があるが、動作はすこぶる快適。
併用によるインカム通話への影響はほぼ無いと思う。
音楽やナビ音声を聞きながらみんなと話すのは何かと便利で良いね。
メディアサーバーやStationで全員で同じ音楽を低音質で聴くのもいいけど、一人で高音質というのも良い感じだ。



総合評価 高音質を求めたい人に!


2016年6月のファームアップ v1.4でSB4XとSB5Xの混合チェーンは安定性に劣ると公式に記載があり、実際に少し不安定な部分はあるが十分実用レベルになっていた。
v1.5でさらに安定性が向上し、未サポートだったオートグループコールにも対応し、ようやく本来の性能を発揮できるところまできた状況だ。
守らなければならないルールがあり少し面倒ではあるけど、SB4XやSB213Evoを含めてチェーン接続ができるので、音楽の併用機能が欲しい人は買い替えても良いだろう。
音質の良さ、特に人の声は非常に聴きやすく疲れにくいという特徴がある。

また、Stationとメディアサーバーが利用可能になり、聴きトークも併用できるため拡張性は全メーカーNo1となった。
古い製品ではあるが6人接続でも安定動作をしてくれるStationを今後もしばらく使う予定なので、これでようやくSB5Xも使えるようになり、しばらくはこの組み合わせをメインとするつもりだ。



10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
※オプションスピーカー・・・8
インカム通話音質・・・・・・9
通話距離・・・・・・・・・・7
安定性・・・・・・・・・・・7
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・8
取り付けやすさ・・・・・・・8
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・4
おすすめ度・・・・・・・5!


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サインハウス B+com(ビーコム)を使って7人でツーリングしたらこうなった

  •  投稿日:2015-05-06
  •  カテゴリ:B+com
※最新のレビュー情報は以下のカテゴリーをご参照ください。
Bluetoothインカムカテゴリー



昨日、会社の人達と7人でツーリングに行ってきたのでインカムで遊んでみた。
メンバーは俺氏、嫁太郎、T先輩、N先輩、Y先輩、Y嫁様(タンデマー)、N子後輩(タンデマー)の7名。
タンデマーの2名は免許は持っているがまだバイクがなく、休憩ごとにいろんなバイクの後ろに乗り換えて遊んでいる。


7名で行くのは2回目で、前回(2週間前)はStation4台とチェーン3台で走ったが、メンバー入れ替えでペアリングしなおしでやたらと時間がかかり、しっかりコントロールできず反省点が多かったので、今回は運用方法をしっかり考えてきた。

接続構成は以下の通り。

上が新製品のメディアサーバー、下がStationで、インカムはAからGまでの全7台。(SB4Xが4台とEvoが3台)
二組に分かれてメディアサーバーに3台とStationに4台を接続した。
※Stationは5台までなら快適なので、気分でStationに5台とメディアサーバーに2台とすることもある。

MSStation通信

下のほうの記事で書くが、できること①のメディアサーバーグループからStationグループへの伝令が役立ったシーンを一つ動画にした。
音割れはB+comに関係のないところで音量調整(ゲイン)を間違って大きくしすぎたためなのであしからず。
また、Y先輩が接続を切ると何故かメディアサーバーの音声出力が切れてしまい、戻ってくると復旧した。
インカム通話には何も影響はないので問題は無いが、もともと二人接続の時も問題なく録音できているので、どういう場合にこうなるのかがわかっていない。
※動画でEvoの下前ボタンって言っているが、実際は下後ろボタンでStationにつながるようにしていた。




修学旅行でY先輩が隣の部屋に偵察に行って「隣の部屋どうやった?www」って聞いている時みたいな楽しさwwww
きっとStationのメンバーからすると「隣部屋のY君がきたぞwwwwうはwwっうぇっをkwww」みたいな感じだったのだろう。

と思って、後ろでパズドラやってる嫁に話したら、「ふーん、そう?今、ボス倒すのに忙しいの。じゃ!」って流された。
やっぱり男にしかわかんねーんだな!このワクワク感!



ってことで、わくわく感は伝わっただろうか?
わくわくした人は以下、運用ポイントを抑えて是非快適に楽しんでいただきたい。


ポイント1  ペアリング情報をメモ帳に記録して、トラブルがあった際の切り分けに役立てる。
これとっても重要。
書き方は上の接続図と同じ。
やっぱり一台くらいはトラブルで接続しにくくなることがあるが、その時何番にペアリングしたのかわからないと、かなりややこしいことになる。


ポイント2  メンバーの入れ替えはインカム本体を入れ替える。
前回は入れ替えのたびにペアリングしなおしており、何番に何をペアリングしたかのわからなくなり、設定に時間がかかるったのが一番大変だった。
なので逆の発想で、スピーカーは同じなんだから本体だけ入れ替えればええやん。って思いつく。
どれが誰のかわからなくならないようにするためと、どこにペアリングしているか管理するため、ビニールテープを貼って、色分けしたのも良かった。


ポイント3  インカム本体のペアリングボタンを統一する。
インカム本体を入れ替えるため
SB4Xは上ボタン=メディアサーバー、下ボタン=Station
Evoは、下前ボタン=メディアサーバー、下後ろボタン=Station
で統一した。

出発前にインカムを入れ替えて、
○さん、○さん、○さんは上ボタンor下前ボタンで3人接続、
他の人は下ボタンor下後ろボタンで4人接続してください。
って声をかければOKだ。


ポイント4  ペアリング前にリセットする。
何度もペアリングを上書きしていると徐々に不安定になる。
これだけの台数だとトラブルが発生する確率も高くなって面倒なので、朝一集合した時に全て一度リセットしてからペアリングをした。
前回は結構不具合が多かったのだが、リセットしておくことでだいぶ安定し、丸一日で接続できない人がいたのは1回だけだった。



コントロールのポイントは以上で、次はこんなことができるよ!というのを書いてみる。


できること①  AとDはStationともペアリングし、伝達事項があればStationに入ることができるようにした。
今回はStationのペアリングに余裕があったので、全て使い切るようにペアリングをした。
逆にStationのメンバーがメディアサーバーの方に入る余地はないので、何かしら合図を決めておいてStationに接続してもらうようにする。

できること②  全メンバーにナビ音声(音楽)、ラジコを共有できる。
Stationもメディアサーバーも僕のバイクに取り付けていて、どちらもナビ音声出力を分岐して入力しているため、ナビのルートを入れておけば全員が道案内を聞くことができる。
また、眠気がきたら音楽を流したりスマホからラジコでラジオを流すこともできるが、メンバーの趣向に合致するか否か見極めないといけない。
今回は圧倒的に精神年齢の低い嫁太郎の一存で夕方から音楽を流したが、みんな大人なので特に嫌な顔せず楽しんでくれたようで安心した。


ちなみに、俺氏、T先輩、N先輩の3人がルート決定や先導、ケツ持ちをしているのだけど今回僕はB+comのコントローラーに専念。
Stationもメディアサーバーもハブ方式なので5台のうちの真ん中あたりを走り続けた。


尚、メディアサーバーのチェーン接続は前日に少しテストしてみたが、ノイズがひどそうだったし今回は人数が多かったので試してない。
次回、4人くらいでのんびりできる時に試そうかと思う。


サインハウス(SYGN HOUSE) B+COM(ビーコム) MS-01 Media Server ブルートゥースメディアサーバー 00077558
by カエレバ
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 カテゴリ

サインハウス メディアサーバー MS-01 レビュー 動画有り

  •  投稿日:2015-04-29
  •  カテゴリ:B+com
IMG_20150419_114700.jpg

先日の記事の直後にメディアサーバーが出荷されたらしく、昨日ラフロに入荷していたけどツーリングに出ていたので今日、いつものラフロ川崎店3Fでゲット!



早速メディアサーバーを開封!

本体、同梱品確認


同梱されているケーブルは以下の通り。

・4極ミニプラグケーブル
・microUSB-ステレオミニプラグケーブル
・microUSB充電ケーブル
・ファームアップデート用microUSBケーブル

その他
・予備の防水キャップ
マジックテープ

P1070364.jpg


4極ミニプラグケーブルがあればナビ案内やオーディオの入力は可能。
もし二つ接続してミックスさせたい場合は、アマゾンなんかで安価に売られている、オス-オスの3.5mmステレオミニプラグを一つ用意すればいい。

キャップ類は取り外してしまうと間違いなくどっかいってしまう。
というか防水云々はどうなってんのこれ?と思ってマニュアルを見ると、以下のように記載があった。

~~~~~~~~引用~~~~~~~~
本製品は水中使用は保証しておりません!
本製品は防水構造となっており高い防水保護性能を有していますが、
3.5mmポート及び、microUSBポート内部に侵入した水分を長時間放置すると、
端子が劣化し、接触不良の原因となる可能性があります。
そのため、使用していないポートは付属の保護キャップを装着してご使用ください。
~~~~~~~ここまで~~~~~~~

ってことは、ケーブル接続していれば防水OKってことね。
ポートのまわりをよく見ると、ゴムのパッキンになっていて、強めにケーブルを差し込んでゴムと接することで防水性を確保しているようだ。
なので、ケーブルを接続するときはちゃんと確認しよう。


アンテナは出したりしまったりできる。
P1070374.jpg



ボタン操作


本体ボタンは音量上げ、音量下げ、選択、Callの4つ。

P1070359.jpg

●電源オン、オフ
音量下げ+Callボタン3秒長押し

●リセット
電源オフ状態で、音量上げ+Callボタン5秒長押し

●ペアリング
SB4XはモードBに変更する。(電源オン状態でメインボタンを押して上にして3秒くらいで電源が落ちて、再起動時にモードBと言えばOK)
選択ボタンで①②③のいずれかを選んで、Callボタンを5秒長押し。
B+comの通話ボタンを長押ししてペアリングモードにする。
メディアサーバーのCallボタンを押す。

●一斉呼び出し
Callボタンを1回押す

●一斉終話
Callボタンを2回押す

操作はいたって簡単。
手元にあるSB4Xでペアリングをしたが、非常にスムーズにできるし安定している。


有線接続機器


P1070354-2.jpg

・左 マイク対応の4極プラグ。
 4極対応のスマホなんかをつなぐとステレオ入力とアナログ出力に対応するので、スマホの通話とかもできるらしい。

・真ん中 3極ステレオミニプラグ
 普通に音楽とかナビ音声を入力するためのポート。

・右 microUSB
 充電、音声出力、アップデートの3用途。
 3.5mmステレオミニプラグ出力用のケーブルは付属しているが、GoPro用のものはオプションでまだ出ていない。


設置場所


Stationもメディアサーバーも、接続はインカムからせず本体からCallしたほうが安定するよ。
って記載があるが、かれこれ3年くらいStationはリアボックスに入れてモバイルバッテリーからまる一日給電しっぱなしにし、接続は全てインカムから行っているが問題は無い。
防水性も確保されているし外に出してもいいんだけど、簡単に盗まれるようなものだしボックスでの運用をするつもり。


その他


給電しながらの使用は不可。
microUSBから給電すると電源が落ちた。
ただし内蔵バッテリーだけで9時間となっているし、充電時間もモバイルバッテリーから2時間で満タンになるのでまぁいいか。

メディアサーバーに接続してさらにチェーンはできるのか?


構成1
メディアサーバー構成
3台をメディアサーバーに接続する。
次に、Evo②からSB4X①へ接続する。
SB4X①とEvo②はノイズが大幅に増えるが通話は可能。
音楽は聴けないことはないが、ナビの音声案内だけのほうが良さそう。
チェーン接続をしていないSB4X②とEvo①は特に音質の低下やノイズが増えるといったこはない。
メディアサーバーを別の部屋においてドアを閉めても結果は変わらなかったので、距離はそこそこいけそう。



構成2
メディアサーバー構成2
2台をメディアサーバーに接続する。
次に、Evo①とEvo②をSB4Xへ接続する。
結果は構成1と同じ程度で、全機でノイズが大幅に増えるがEvo①とEvo②間の通話は可能。
ラグを感じることはなかった。
音楽は聴けないことはないが、ナビの音声案内だけのほうが良さそう。


■結果


できなくはないけどかなり厳しい。
実際その後、ツーリングで試したけど、5分で切れるので現実的ではなかった。
もう少し接続できる人数が多いといいんだけど、残念。



走行レビュー


vlcsnap-2015-04-29-20h39m39s66.jpg


構成


メディアサーバーとSB4Xを2台、SB213evoを1台の計3台をリンク。
スマホで音楽をならしてメディアサーバーの音声入力へ。
メディアサーバーの音声出力をモバイルアンプで増幅し、SJ4000を改造して増設したマイク入力端子へ。
※SJ4000はアンプを内蔵してない状態のため別途モバイルアンプが必要だが、ソニーやGoPro等のもともとマイク入力端子を備えているものは、一般的にアンプを内蔵しているため不要。

カメラマウントはタンクマウントだがちょっと適当なのでブレが多い。
もう少し工夫したい。

メディアサーバーテスト構成


ナビとの接続でノイズ発生


本当はナビ(ユピテルMCN45si)の音声出力をメディアサーバーに入力したかったが、どうやら車体から電源をとっていることが原因でノイズがのりまくってだめだったため、今回はスマホで音楽を流した。

後日確認したところ、ユピテルのMCNシリーズとの有線接続はコネクターを絶妙な位置でとめないとまともに音が入力されず、スカスカな音になることが判明。
この問題はStationの時もそうで、他の機器と接続するとどちらも全く問題がないので、相性問題と思われる。
対策として、100円ショップで短い延長ケーブルとかコネクターを2つ購入して、その2本のケーブルを絶妙な位置で接着剤で固定してしまえばOK!


動画は以下参照。
FullHDでアップしているので設定で変更すれば高画質になるよ。



最後のほう、2分19秒あたりからエンコードの失敗でFPSが落ちてカクカクしています。



通話音質


SB4X同士またはevo同士の1対1に比べると劣るが、3台チェーンをしたSB4Xとほぼ同じくらいの音質で、Stationより明らかに音質が良い。
そこそこクリアなため、音質が原因で聞き返すようなことは無くなった。


通話距離


自分が真ん中で前後に他メンバーがいるようにすれば、市街地だと概ね前と後ろにそれぞれ100m、田園風景だと200m、はなれても実用範囲で通話可能。
山間部では2コーナー分のブラインド状態になってもそれなりに通話できる。
間に木、山、車、トラック等が入っても結構通話できるので障害物には強くEvo 2台接続以上、SB4X 2台接続以下という感じ。
ただし、市街地ではノイズがそこそこのってしまいEvo 2台接続以下という印象。


安定性


一度も切れることはなく非常に安定している。


通話品質の総評


トータルでは SB4X 2台接続 > Evo 2台接続 ≧ メディアサーバー ≧ SB4X 3台接続 >> Station 4台接続 > Station 5台接続 > SB4X 4台接続 > Station 6台接続

※同じ条件で試しているわけではなく、あくまで実感であることを留意いただきたい。


音声入力の音質


今回はナビを接続させると車体から電源をとっているためノイズがのってしまったため、スマホで音楽を流している。
本当ならナビの案内音声を聞きたいのだけども、今後の課題となる。

2015/5/2 追記
ステレオ延長ケーブルの問題だったので解決済み!

スマホから音声入力だが、所詮インカムのプロファイルを通した状態なので、劇的な音質向上とは言えないが、Stationと比べて以下の点が改善したので◎をつけたい。

・音量がほぼ一定となった(Stationはノイズフィルターの影響か音量が大きくなったり小さくなったり不安定だった)
・低音がそこそこ響くようになった
・高音のシャリシャリノイズが大幅に軽減された


音声出力の音質


今回はカメラにアンプが内蔵されてないためモバイルアンプを使った。
丸一日どころか多分5日くらい連続稼動もできるらしいので、一回充電しておけばロングツーリングでも十分そう。

当然だけどインカムで聞いた音質がほぼそのまま録音できる。
ただインカムの場合はスピーカーの性能の限界があって、音楽の低音はここまでは聞こえていない。
それと今回はモバイルアンプの音量を少しあげすぎて、大きな声を出した時に音が割れているので、音量を下げればもう少し聞き取りやすい音で録音できると思う。


総合評価


通話品質は市街地でやや弱さがあるものの概ね期待通り。
音声入力は音質面ではまずまずだが音量がほぼ一定となったことが大きく、「音楽を全員で聴く」がぎりぎりOKなレベルとなった。
音声出力は期待通り。
接続人数が3人までと限られるものの、録音と音楽共有が可能になった点はとても満足。

3人まででOK!という人にはおすすめだ。


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