バイク用品を試しにバイクでGO!

バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

記事一覧

2017-04-26 ウェアラブルカメラ/ドラレコ
なかかな普及の進まないバイク用ドライブレコーダー。あって損は無いと思うので少しでも興味のある人は本記事を参考にして欲しい。普及が進まない理由は、・バイク用ドライブレコーダーがほとんど無い・あっても価格が高い・電源やステー等、作業に手間がかかる前者の2点はバイク用品パーツメーカーの努力次第で、最後の1点はバイクメーカーが標準でUSBポートをシーと下につけたり、設置スペースを確保しておいてくれればいいのだ...

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2017-04-18 SENA
2017年9月時点の最新情報SENA待望の新型 30k革新的なメッシュネットワークを採用し、インカム業界を大きく変えそうな気配があるので、とても期待している。2017年9月現在、まだ開発中で随時詳細情報が公開されはじめているが、まだ具体的な発売日は好評されてない状況だ。SENA 公式サイト 30k製品ページ外観公式サイトに公開されている画像だ。トップの画像は東京モーターサイクルショーで撮影したモック。後方の突起がBluetooth...

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2017-04-16 フルフェイス
OGKの中でも安価な部類のKAMUI2もともと期待値が低かったのだけど、使ってみると予想を上回る良い製品だということがわかった。ショウエイのGT-Airに手が届かない人は、是非一度試してみてはいかがだろうか。今回購入したのは、グラフィックモデル STINGERの青色。OGKはグラフィックモデルとソリッドモデルの値段差があまりないので、悩まず好きなグラフィックを選べる点がありがたい。グラフィック的にはCLEGANTシリーズが好きな...

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2017-03-22 その他インカム
中華最安値の6Ridersに続いてチェーン接続が可能な4Ridersを中古で入手したのでレビューする。購入した4Riders、少し古いバージョンのようでスピーカーの音質がかなり悪い。ネットで調べる限り、4Ridersの現行モデルは6Ridersのスピーカーと同じで高音質化しているので、今回は6Ridersのスピーカーを使ってチェックする。尚、スピーカーのモデルチェンジがあったのは2014年頃らしく、現在販売されているものは全て新モデルと見てい...

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2017-03-20 バイク用 ヘルメットレビュー
インカム記事を書くためにアライ、SHOEI、OGKのヘルメットも購入して試してみたので、この経験を活かしてヘルメットの特長をまとめる。フルフェイス、システムヘルメット、ジェットの3項目に分けて記載する。形状はどれを選ぶか?ヘルメットの形状は一般的に6種類に分けられ、それぞれメリット、デメリットがあるので紹介する。尚、近年はアウターもしくはインナーのバイザーがついた製品が増えてきている。フルフェイス、システム...

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2017-02-20 MidLand
2015年3月に発売されたMidLandのお手軽最安ローエンド、BT Cityを購入したのでレビューする。かわいい見た目に反して、外部音声入力が通話と併用可能と意外と侮れないやつ。本製品は名前の通り近場で使うことが想定されており、ジェットヘルメットに適したアームマイクのみの構成。通話距離200m、通話時間8時間と低スペックではあるけど、ミュージックシェアリング、有線外部入力を備えているので、ツーリングでも十分使えるように...

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2017-02-15 デイトナ
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキス...

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2017-02-11 その他
いつも閲覧していただきありがとうございます。長らく、FC2ドメインで運用してきましたが、本日をもって独自ドメインに移行しました。あわせてブログタイトルも内容に沿うよう変更しました。リダイレクトしていますので旧URLへアクセスしても新URLで表示が可能ですが、お気に入りやリンク等していただいている場合は、念のため新URLへ切り替えていただければ幸いです。尚、ブログサービスは当面の間、FC2ブログを継続して利用する...

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2017-02-08 その他インカム
2016年9月頃にアメリカや中国で発売された中国製デュアルチップインカム EJEAS-TTSブランドはExcelvan通話と音楽の併用に対応し、4台接続が可能な中国製ではハイエンドにあたる製品。インカムは同一メーカーで揃えたほうが安定性が高いので、いまさらEJEAS-TTSをツーリングメンバー全員で揃えなおすなんて事はまず無いのだけど、ふと中国製はどこまで進化したのか気になるから購入してみた次第だ。自分でもそれだけの理由で片っ端...

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2017-01-08 MidLand
MidLand BT Proシリーズのハイエンド、BT NEXT Proを購入したのでいろいろ試してみた。性能の割りに価格が安い。ということ以外に特徴はない。と思っていたら、僕の希望を適える素晴らしい機能を搭載していてびっくり!インカム単体では不可能だろうと思っていたので、発見したときは本当におどろいた。もったいぶっても仕方ないので先に書いておこう。インカム通話と音楽/ナビ案内を併用している時、聴いている音楽/ナビ案内をイ...

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2017-01-03 デイトナ
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO(クールロボ) EasyTalk3(イージートーク3) 2個セット 95234posted ...

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2016-11-11 ウェアラブルカメラ/ドラレコ
2万円以下の安価なウェアラブルカメラが何があるか。隆盛が激しく何を買えばいいのかわからない人のためにまとめてみた。紹介している製品の大半は手にとってレビューしているものなので、レビュー記事もあわせてご紹介。バイク用のドライブレコーダーを検討中の方は以下の記事をご覧ください。バイク用ドライブレコーダーの選び方メーカーの紹介メジャーメーカーは、SJCAM、Gitup、Xiaomiの3社。それとバイク用ドラレコに適したSo...

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2016-11-08 ジェット
2015年に発売されたOGK kabutoのASAGIツーリングはフルフェイス、ちょい乗りはジェットと使い分けていて、OGK AVAND(1の古いほう)を愛用していたのだけど、街乗りこそバイザー付きだ!と思い買い替えを決意した。ASAGIの特徴■インナーバイザー付き側面のレバーでインナーバイザーが出たり引っ込んだりする。これのおかげで昼も夜も快適!ただレバーの場所が悪い。インカムつくのか?これ。■コスパに優れるOGK全般に言えることだ...

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2016-10-27 MidLand
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。製品、会社の概要MidLandの概要MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。2016年夏から新シリーズの「...

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2016-10-02 バイク用 インカムレビュー
バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。尚、スマホ経由で通話するSEN...

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バイク用ドライブレコーダーの選び方 電源連動ウェアラブルカメラがおすすめ

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なかかな普及の進まないバイク用ドライブレコーダー。
あって損は無いと思うので少しでも興味のある人は本記事を参考にして欲しい。

普及が進まない理由は、
・バイク用ドライブレコーダーがほとんど無い
・あっても価格が高い
・電源やステー等、作業に手間がかかる


前者の2点はバイク用品パーツメーカーの努力次第で、最後の1点はバイクメーカーが標準でUSBポートをシーと下につけたり、設置スペースを確保しておいてくれればいいのだけど。
防水、防塵が必要な影響で高価になりやすいことや、故障等によるサポートの費用もかかる事を考えると、専用品を販売するのが難しいのは理解できる。
ただ、海外では安価でそれなりの耐久性の製品も数多く出回っているので、それらを日本語ローカル化して販売するだけでも十分だとは思う。
これだけ車で普及しているにも関わらずバイクは全くなので、業界全体で推進してもらいたい。

さて、そんな文句ばかり言っていても仕方ないので、現状ある製品でドラレコをつけるならどうするか、何がいいのかをまとめる。
メインのVFR800には4台のカメラを取り付けて全方位撮影しながら走行しているので、この経験を活かして紹介したい。



ドラレコの必要性


今のところ僕は一度もお世話になった事は無いのだけど、何度かひやっとした事がある。
もしあの時事故になっていたら、きっとドラレコの画像をもとに正確に事故状況がわかっただろうなぁ。
そう思う事が一度でもあったなら、ドラレコ導入の価値はわかるのではないだろうか。
最近よく事故動画を見て、自分への戒めだと思うようにしている。
もちろん事故を起こさないことが一番だし、事故になっても命を守るプロテクター類をしっかりする事も大事だ。
それでも、その後のことを考えるとやっぱりドライブレコーダーが欲しいと思う。


事故以外での使い道


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僕は事故時の記録として、もう一つはブログでツーリングの記録を記事にする時に撮影した走行中の動画を静止画にしてアップしたり、時々動画をアップしている。
ツーリングの記事に走行中の画像を入れると臨場感が出るし、どういう道だったかを思い出せることが利点なので、ツーリングブログを書いている人におすすめ。


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後方にも取り付けると、普段見れない絵で楽しい。

ブログを書いてなくても動画を見返す、そういった楽しみ方も可能だ。

ドラレコ用途に欲しい機能


基本的には車と同じで、唯一異なるのは防水機能が必要なところ。
個人的にはゴテゴテと機能は不要で、

・防水&給電の両立
・給電で録画開始するドラレコモード
・それなりの広角/画質/夜間撮影性能


これだけあれば十分だと思っている。
GセンサーとかGPSはオマケ程度かなと。
詳しく見たい人は展開して参照してほしい。



■必須の機能
・防水&給電
防水機能を有しつつ給電が出来ることが大前提。
水没何メートルというレベルではないので、バイクの雨程度ならそこそこの防水性能でも大丈夫。
本体が防水、別売の給電対応防水ケース、防水ケース加工の3パターンがある。

・給電開始で自動で録画開始するドラレコモード
楽しいシーンを撮影するときは手動でもいいけど、常に録画することを前提にするドラレコでは必須。
手動では撮影し忘れたり、面倒になって使わなくなる可能性が高い。
バイクのACCに連動させて録画開始、停止するようにしておくだけでいいので必ずドラレコモードのある製品を選ぼう。

・ループ録画
メモリーカードがいっぱいになったら古い動画から上書きする機能。
手動削除なんてやってられないのでこれも必須だ。


■できれば欲しい機能
・それなりの広角
湾曲収差があってもいいからウェアラブルカメラ並みの画角が欲しい。
事故になった場合に少しでも撮影範囲が増えることで証拠として使える可能性が高くなる。
ダイナミックな画像になるのでツーリング記録にも良い。

・それなりの画質
FullHD 30fpsは最低ラインでその中でも画質に優れるもの。
解像度が高い=高画質 ではないので注意。
ナンバーさえ読み取れれば良いとよく言われるが、画質が低ければナンバーすら読み取れない可能性もあるので、結局のところそこそこの画質はあって欲しいということになる。
スペックではわからないので、当ブログで紹介しているもの以外はYoutubeで確認してほしい。

・夜間撮影性能
よく暗所の撮影でWDRやHDRといった機能が取りあげられるが、暗所の撮影性能はセンサーとレンズでほぼ決まる。
WDR/HDRは明暗差を補正する機能だ。
スペックではわからないので、当ブログで紹介しているもの以外はYoutubeで確認してほしい。
Git-夜1WDRオン比較


■あったらいいなと思う機能
・GPS
位置をGPSで取得して記録するため、ツーリング記録に使いやすい。
速度表示は事故になった場合の速度表示にも役に立つかも。

・カメラと記録部分が分離型
万が一のレベルだけど事故になった場合に相手に悪意があり、
こちらが動けない間にカメラを外して逃走なんて可能性も?
そこまで心配はしなくていいと思うけど。



■あまり必要の無い機能
・電子式手振れ補正
画角が狭くなることと、バイクの微振動を吸収できる程の処理性能はほぼ無いので、バイクにおいては不要かなと思う。
それより取り付けを工夫することで振動をなくす方向でがんばりたい。
※光学式手振れ補正(ソニー)ならバイクの振動にも十分対応するらしい。

・Gセンサー
衝撃が加わると動画が上書きされないようロックする機能。
本人が動けず誰も助けが来ず、車体からの給電がメモリーカードの上限を超えるくらい続いた場合には必要。
ただ、基本的に大容量のMicroSD(128GB)を搭載しておけば10時間程度撮影できるので、その前に誰かが停止してくれるだろうし、バイクのバッテリーもそこまでは持たないと思う。
それより、バイクの場合はGセンサーの感度が過敏に反応しすぎて、無駄に動画がロックされて上書きされなくなり、メモリーカードを食いつぶしてしまう可能性もある。
定期的にカメラの動画をチェックしていればいいけど、ドラレコとして使うには放置することが前提になるので、気づいたらロックされた動画で埋め尽くされて録画できてなかった。という場合も。
車でもGセンサーが過敏すぎて無効にすることもあったので、バイクならなおさらだ。

・2カメラ同時撮影
前だけでなく後ろも撮影することを僕はおすすめする。
しかし、1台で前後同時にしたほうがいいのかと言えばNoだ。
こういうのはリスク分散のために前後1台ずつ、別のカメラにしたほうが良いと考えている。
どうしても1台分しか設置スペースを確保できない場合に限って2カメラ同時製品を選べば良い。




取り付け


バイクはどうしてもエンジンや路面の振動をひろいやすく、カメラがぶれやすい。
取り付け位置や取り付け方法を工夫することである程度緩和できる。
詳細については別途記事を書く予定なので、気長にお待ちいただきたい。
ここでは概要だけ記載します。



■場所はタンクマウントが最適
タンクそのものが細かな振動を拾わないようにゴムでマウントされているものが多く、タンクそのものが鉄でできているためしっかり固定できる。
ではタンクに取り付けるにはどうしたらいいのか。
タンクの給油キャップ周りのデザインはメーカーごとに統一されており、メーカー向けにステーが存在する。
海外製品らしいごつい作りになっており、振動を増幅させるようなこともなく安定している。
僕はさらに強固にするために、いろんな汎用品を使って固定する場所を増やして振動を低減。
よくあるのは、ホームセンターのクッションゴムとボルトを使って先端につけて、タンクに押し当てるというやり方。
見た目は少々かっこ悪いけど一番安定していると思うし、小型のタンクバッグなら使える車種もあるので、確認してみてはいかがだろうか。

この取り付けの良いところは、適度にハンドル周りやカウルも撮影されるので、バイクに乗っている感が強いこと。
動画でも静止画でも臨場感があって楽しさが伝わりやすいのだ。

バイクのメーカーによって異なるので間違えて買わないようにご注意。



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実際にVFR800へ取り付けてかれこれ6年はたつ。
上記のマウントの上に、カメラ用の自由雲台を適当に分解してぶれないように固定。
自由雲台は下にも紹介しているHAKUBAが丈夫で安くて使い勝手良い。


■ヘッドライトの下やハンドルも有り
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もう一箇所おすすめなのは、ヘッドライトの下あたりに加工して取り付け。
臨場感という点ではいまひとつだけど、振動が少なく見た目もスマートなことが利点。

取り付け方法は、既存のボルトに共締めしてホームセンター等で売られているステーを使うことになる。
汎用ステーは厚みのあるものを使い、折り曲げもそれなりに必要になるので少し難易度は高い。

バーハンドルならハンドルにクランプさせて取り付ける事もできる。
ただし、ちょっと振動を拾いやすいのが難点。


■加工OKならカウルに穴あけして取り付け
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フレーム等にネジ止めしている付近のカウルは、振動が少なくて取り付けに適している。
加工と言っても適当に手回しのドリル等で穴をあけて、ネジ止めするだけだ。


■リアボックス付きならキャリアに取り付け
後方撮影にはリアボックスのステーに取り付ける方法がおすすめ。
真後ろでもいいけど斜め後ろを撮影すると、ちょっとしゃれた絵になるので、角度を変えてみるといいだろう。

ステーの形状にもよるけど、ミノウラのマウントはかなりがっちりとしていて、人の手でぐっとさわらない限りはちゃんと固定できる。
2サイズあるのでステーの径を確認しよう。



■ステーは何を使うか?
GoProやカメラ用のものでかつアルミor鉄でがっちりしたものを利用すれば、振動を極力抑えることができる。
ステーは長ければ長い程、振動が増幅されるので、必要最低限にすること。
GoProのプラスチックステーは一番短いものならOKだけど、できれば使いたくない。

まず、車体に取り付けたマウントに雲台をつけて角度を調整。
その後すぐにGoPro用インチネジアダプターと防水ケースでも良いし、必要最低限の分だけをGoPro用アルミステーで調整してから防水ケースを取り付けても良い。

おすすめの雲台は超定番 HAKUBAのBH-1だ。
ウェアラブルカメラ程度の重量ならガッチリ固定できる。





電源の確保はどうするか


ドラレコとして使う限り、イグニッションに連動させておくべきだろう。
カメラはだいたいUSBで給電するので、USBの出力が既にあるなら作業は不要だ。

USB出力が無い人はついでに少し工夫することで便利になるので、以下を開いて参照してほしい。


一番簡単な方法はACCの配線を確認しヒューズボックスから分岐させること。
カメラの消費電力は5v 1Aの消費電力で電源効率80%でも6W程度。
バイクによるけどリレーを組まなくても普通は大丈夫。

せっかくなので一工夫して以下のようにしておくことを勧める。

ACC連動の電源を取り、車等の汎用シガーソケットを取り付ける。
シガーソケットはシート下に入れる。
車用のUSBアダプターをつけて念のためナイロンテープで防水する。
USB延長ケーブルを接続して、ハンドル周り等好きな場所に出しておく。

こうしておくことで、どこかが故障した場合でも故障した部位だけを交換すればOKということと、あとからUSBポートを増やしたい場合にも対応できる。
とりあえずは1A以上の出力が可能なUSB 2ポート以上のものをつけておけば良いと思う。
バイク用でシガーソケットとUSBポートのついて物があるけど、USBポートがすぐ壊れると評判。
というか僕のも1年で壊れてシガーソケットだけ使うはめになった。
その時思ったのは、故障しやすい部分は独立して交換できるようにしておけば、後々のメンテナンスが楽だということだ。

それとシガーソケットにヒューズが必要かどうかは構成次第。
とりあえずあって損はないのでヒューズ付き(12V 5A)のものを紹介しておくが、ACCの容量が小さい場合はもっと小さいヒューズにしておいて控えめに使ったほうがいいと思う。


この作業が難しい場合は、バイク用品店で売っているシガーソケットをACC連動でシート下に設置して欲しいと依頼すればOK
後は自分で100円ショップのUSB延長ケーブルを這わせていくだけで良い。
ドラレコも同じ要領で簡単に設置できる。



バイク用ドラレコに適した製品は?


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専用品はほとんど無く、あっても高価な割りに画質が悪い。
メリットは専用品らしくDIYに頼る部分が少ないことくらい。

じゃあ何がいいのか?

イチオシは当ブログでも多数取り上げている、中国製のウェアラブルカメラだ。
画質に関してはGoProやソニーより劣るけど、意外にも動作が安定しており、画角も広く夜間撮影にもそれなりに強い。
やはりドラレコは安定性が重要なので、真夏も真冬も自分で使って、致命的な不具合が無かったものを紹介する。

------注意------
防水ケースに入れた状態で総撮影時間 500時間程度の結果です。
2010年頃に使っていたSANYOのXacti HD800は給電しながらの撮影をトータル200時間程度したところで、純正バッテリーが膨らんで加熱していたので、バッテリーの買い替えを余儀なくされました。
バッテリーと電源制御基盤、どちらに問題があったのかはわからないけど、当時世界最高レベルのリチウム イオン技術を持っていたSANYOですらそういう事があります。
現在の中国製ウェアラブルカメラもリチウム イオンを採用していますが、当時のSANYOを上回っているとは思わないほうがいいでしょう。

それともう一つ、真夏の炎天下で動かない程の渋滞にはまったことはないけど、その環境では多分熱暴走で動作しなくなると思います。
----------------


それと中国製ウェアラブルカメラにはメジャーメーカーではほぼ搭載されてない、給電有無で録画を開始/停止するドラレコモードを搭載している製品が多い。
これは安価な車用ドラレコと同じOSを搭載しているため、オマケ的についているものと思われる。

中国製はいまひとつ信用できないところはあるけど、バイク用ドラレコに関しては適材だと個人的には思っている。
1つじゃ心配な人は、とても安価なので前後それぞれにつけてみてはどうだろうか。


防水については給電対応の防水ケースが別売されているものがあるので、それを選べば難なくクリア。
ただ最新の機種は別売防水給電ケースがないので、高画質を求めるなら自分で加工することになる。

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穴あけはこんな超ド素人加工でも今のところ浸水は全く無し。
僕はガサツなのでこんな状態になっているが、普通の人はもっと綺麗に穴あけしている。
作業は全然難しくなく、100円ショップの工具でもできるし防水ケースも1000円ちょっとで購入できるので、怖気づかずにチャレンジしてみよう。


バイク用ドラレコの紹介



バイク専用品、無加工ウェアラブルカメラ、要加工ウェアラブルカメラの3カテゴリーに分けてご紹介。
画角についてはスペックは全くあてにならないので、なんとなくこれくらいかな?という感じで掲載している。
あくまで参考程度で考えていただきたい。

バイク専用品


これまで数の少なかった専用品が、2017年になり徐々にいろいろな製品が発売されるようになってきた。
国内メーカー製品は値段の割りに画質が悪いが、サポートが充実している点が大きい。
またバイク用品店でも取り扱っているので、自分で取り付けができない人は用品店で取り付けしてもらうこともできる。

海外製品は値段の割りに画質や機能が高い。
品質に少々不安があるもけど、自分で取り付けできるなら良い選択肢となる。

ユピテル BDR-2


BDR-2.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IP55
・GPS搭載 速度と走行ログを記録
・専用ソフト(windows)でGoogleMapと連携
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・手動ワンタッチで動画ロック可(Gセンサー無し)
・WiFi対応 スマホから操作可
・画角 水平120度程度?

・実売価格 4万円程度

専用ソフトで遊びたい人向け
画質はyoutubeを見る限り、最低限事故の状況が残っていればOKというレベル。
ツーリングの記録として見返す分には満足できなさそうだし、逃げられた場合はナンバーの読み取りにも苦労するかもしれない。

エンコードかアップ時に圧縮されたのか、画質が低下しているように見えるが、比較動画があったのでご紹介。
さすがにソニーの上位機種 FDR-X3000と比較するのは酷ではあるが、概ねどの程度の画質か参考になると思う。

BDR-2-2.jpg
本製品のメリットは専用ソフトを使って走行ログを見れることと、事故った場合にGPSの情報が何かに役立つかもしれないという点だ。
それと名の知れたメーカーでサポート窓口があるので不明点があれば直接質問することができる。
取り付けが不安な場合は店舗で購入して取り付けもしてもらおう。


デイトナ DDR-S100


DDR-S100-1.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IP66相当
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平120度

・実売価格 2万円程度

国内メーカー最安専用品
IP66相当という高い防水性、防塵性が売りの製品。
youtubeを見る限り画質はいまひとつで、ナンバーの読み取りに苦労するかもしれない。
本製品は珍しく128GBのMircoSDに正式対応している。
正式対応してない製品でも64GB以上のmicroSDを使うことはできるのだけど、正式対応しているという安心感はある。



ニリドラ2 DRA-021


ニリドラ
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ、GPSモジュール部分)
・専用ソフトあり(windows)
・720*480 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平120度程度?

・実売価格 4.9万円程度

全機能入りの専用機
本体をシート下等につけることで、事故時にカメラを奪って逃走される心配が少なくなることがメリット。
またカメラを二つつけられるため前後を同時に録画可能で、GPSも搭載しているため速度が記録されたり時間を調整しなくても正確。
ドライブレコーダーとして必要な機能は一通り揃っている。
画質については公式サイトをご確認ください。
ニリドラ メーカーサイト


BIKER PRO PLUS


BIKER PRO PLUS1
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ部分)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平150度程度?
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 2.2万円程度

夜に強い専用機
海外ではそれなりに知名度のあるバイク専用品。
製造は海外のSilverCreation社で台湾等のアジア圏と推測されるが詳細は不明。
SilverCreation BulletHDのサイト

※海外の動画です。マナーの悪い運転ですが、それはおいておいて画質をご確認ください。
youtubeを見る限り画質はSJ4000クラスは十分にあり、夜間撮影にも強く画角も広い。
センサー等は公開されてないがGit1とほぼ同じ傾向だ。
分離型で盗難や事故時の証拠隠滅対策も万全。
GPSはないもののバイク用ドライブレコーダーとしては高性能。

バイク用品の会社ではなく、ウェアラブルカメラを製造する中でバイク向け製品に注力しているようで、納得の画質だ。


Innovv C5


InnovvC5-2.jpg
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 カメラ IP68、本体 IP65
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・GPS搭載
・画角 水平120度
・専用ソフトあり(windows)
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 2.8万円程度

GPSロガー付きバイク専用ドラレコ
本体とカメラが分離だったりGセンサーやGPS等、バイク用ドラレコの機能を全て備えている。
シャープネスで補おうとしている感があるが画質はそこそこ良く、GPSロガーも搭載しているので旅の記録としても十分使えそうな点が良い。
海外製品にしては高価な部類だけど、画質が良くてGPSがありバイク専用設計となっている点を考慮するとかなり安い。
2017年11月現在では唯一無二の存在。


Innovvは台湾のメーカーでバイク向けのカメラを製造しており、バイクが日常の足として重宝される台湾で大きなシェアを持っているようだ。
nnovv 公式サイト

Blueskysea DV188


DV188-1.jpg
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・カメラ部分は高い防水性能(本体は生活防水)
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画角 水平100度程度?

・実売価格 1.6万円程度

ドラレコと割り切るなら最適
本体が別な上にカメラ2台を同時に撮影可能な専用機。
スペックには130度と書かれているが、youtubeを見る限り130度とは対角で、水平なら100度程度と思われる。
画質はいまひとつで旅の記録とするには物足りない。
ただ夜間等の低照度でも明るく撮影できている点はドラレコとして合格点。
画角がもう少し広くて画質が良ければ良いのだが、コスパの観点では良い部類。



無加工でOK ウェアラブルカメラ


本体だけで給電と防水が両立した製品と、オプションの防水ケースで給電に対応する製品がある。
オプションの防水ケースは発売まで時間がかかるので、最新の機種は無く少し前の物が多いが、それなりに画質は良いのでドラレコとして使うなら十分だと思う。

是非、このカテゴリーの製品を検討してみて欲しい。


SJCAM SJ5000X Elite 


P1070811-33.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平120度程度
・電子手振れ補正有り
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・1.4万円程度

FullHD 60fpsで動画にも最適

2015年11月発売 SJ5000の最上位モデル。
画角がやや狭いが、防水給電ケースがあるためドラレコには向いている。
価格がやや高めなので、下位のSJ5000と迷うところ。
動画をアップするならSJ5000X、静止画でブログを書くだけであればSJ5000、という選び方が良いと思う。





SJ5000、SJ5000wifi系おすすめ!


SJ5000-222285.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 30fps
・画質 そこそこ良い
・画角 水平150程度
・wifi SJ5000は無し SJ5000wifi、EX5000は有り
・ディスプレイ有り
・7000円~1.1万円程度

バランスの良いスタンダードモデル
SJCAM SJ5000は入れ替わりの激しいこの業界では2014年11月発売と少し古い製品になるが、画角が広く画質も良く、夜間撮影もそこそこ良いのでドラレコにはうってつけ。
別売で給電対応の防水ケースが安価に出回っているので、これを使えば簡単にバイク用ドラレコになる。
そこそこの画質と、値段も安め、手間もかからないことを考えると、本製品はおすすめ。

中身はほぼ同じといわれるDBPOWERブランドのEX5000は7000円程度と安いので、こちらのほうがいいかもしれない。


※EX5000の外見はSJ4000と同じなので、ケースを別途購入する際は次に記載するSJ4000対応ケースになります。



SJ4000、SJ4000wifi系


sj4000-25252.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り・FullHD 30fps
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平120度程度
・wifi SJ4000は無し SJ4000wifiは有り
・ディスプレイ有り
・6000円~9000円程度

最低限をクリアしたい人におすすめ
SJCAM SJ4000は元祖低価格ウェアラブルカメラ。
2013年発売でさすがに古さは否めないが、ドラレコとしては十分使えるレベルの画質。
別売の給電防水ケースを使えば簡単にバイク用ドラレコへ変身する優秀なやつ。

SJCAMのOEMと言われるDBPOWERブランドだと5000円台なので、とりあえずお試しでつけてみたい人はDBPOWERで試してはいかがだろうか。
尚、僕はDBPOWERは持っていないので確実なことは言えないが、ケースに互換性はあるようなので、問題ないと思われる。

だいぶ昔に書いたまとまりのない記事で申し訳ないけど参考にしてください。





高機能ウェアラブルカメラ(要加工)


要加工の時点でバイク用ドラレコとしては不適合なのだけど、無加工でOKな製品より新しい世代の製品が多く画質に優れるものが多い。
特にFullHD 60fps以上をサポートしている製品は動画としてアップする際は大幅にアドバンテージがある。
加工も大したことはないので、ちょっと工作するつもりくらいの気持ちで挑戦してみてはいかがだろうか。
僕はSJ4000やGitupの防水ケースを自分で適当に加工しているけど、一度も故障するような浸水は無いので、バイクの雨程度なら防ぐことは難しくは無い。
SJCAMの新製品、SJ7やSJ6もあるが、入手してないしどれくらい動作が安定するかも不明なので紹介は控えておく。


Gitup Git2


git2写真10
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・防水ケースに要穴あけ加工
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平150度程度
・電子手振れ補正有り
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.6万円程度


インカム通話の録音もしたい人におすすめ
飛びぬけた性能はないがバランスの良い製品。
電子手振れ補正は優秀でバイクでもなんとか使えるくらいになっている。
ヤフオクで販売されているGitupオプションケーブルを使うと給電とインカム通話の録音を同時に行えるので、ツーリング動画メインの人におすすめ。
もちろん、ドラレコに必要な機能は一通りそろっている。





Gitup Git1 おすすめ!


P1070908-2.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・防水ケースに要穴あけ加工
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・FullHD 30fps
・画質 良い
・画角 水平120度程度
・WiFi対応 スマホから操作可
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.3万円程度

抜群の夜間性能でドラレコに最適
Git2の下位製品となるが、圧倒的な夜間性能で確実性を取るならこれしかない。
FullHD 30fps止まりなので動画としてアップするには少し物足りないけど、画質の良さはピカイチなので、ドラレコとして考えるなら一番の候補だ。
また旅の記録としても色あいの良さ、安定性の高さ、オプションケーブルで給電と音声外部入力の併用が可能なことから僕はこの製品をメインにしている。

2017年11月現在、在庫が無くなったり復活したりを繰り返しており、安定供給しているのはヤフーオークションのunidonu氏のみとなりつつあるので、早めの入手をおすすめする。
ヤフオク unidonu氏


販売終了製品


当ブログで紹介した製品の中で販売終了したもの。
閉じてあるので、興味のある方は開いて見てください。



Innovv LS-K1


Innovv LS-K1
特徴的な機能
・本体とカメラが分離
・2カメラで前後同時撮影
・ドラレコモード有り
・防水(カメラ部分)
・専用ソフトあり(windows)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・GPS搭載
・画角 水平140度程度?

・実売価格 3.5万円程度

前後撮影可能な専用機
ニリドラ同様に本体1つに対してカメラを二つつけることができ、前後を同時に撮影できる。

youtubeを見る限り画質はあまり良くないものの、ドラレコとしては問題なさそう。
夜もフレアが多いが明るく撮影できているので十分だろう。
1カメラのみの下位製品はとても安価なので、価格で悩むなら1カメラだけでもいいと思う。
ヤフーショッピングへのリンク



SooCoo S70


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特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・FullHD 60fps
・画質 普通
・画角 水平120度程度
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.5万円程度

ウェアラブルカメラとドラレコの中間的存在
ウェアラブルカメラとしては珍しく、本体が防水な上に給電ケーブルも防水対応しており、バイク用ドラレコといっても差し支えないくらい機能がそろっている。
ただ、2017年4月現在、防水対応の給電ケーブルが国内での取り扱いが無い。
海外通販か国内取り扱いが再開されるまで待とう。

一つ前のS60のレビュー記事だけどFullHD60fps対応と画質が若干向上した以外は同じなので参考にしてもらえればと思う。



Necker V1 Plus


P1060989.jpg
特徴的な機能
・ドラレコモード有り
・高い防水防塵性能 IPX8
・HDR搭載(明暗補正)
・FullHD 30fpsで撮影可
・Gセンサーによる動画ロック機能有り
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平150度程度
・WiFi対応 スマホから操作可

・実売価格 1.8万円程度

台湾の標準的バイク用ドラレコ
基本性能はウェアラブルカメラで、バイク用ドラレコとして設計された専用品。
台湾という高温多湿な環境を基準にしているため、日本での使用にも十分耐えられる。
実際のところ2年近く酷使しても一度もトラブルが無く安定して動作してくれている。
画質はやや劣るので旅の記録とするには物足りないかもしれないが、ドラレコ用途ならこれほど適したものは無いと思う。






バイク用ドラレコのまとめ


ウェアラブルカメラを流用した高画質なバイク専用品が登場し始めたので、これからは専用品も含めて検討して良いだろう。
ウェアラブルカメラは凄まじい勢いでいろんな商品が登場するため、とにかくわかりづらい。
WimiusとかAKASOとかMUSONなどなど。
SJCAMのOEMと言われるDBPOWERまでは紹介したが、その他については所持してないし素性がわからないので紹介は控えておく。
興味のある方はアマゾンで調べてみてはいかがだろうか。

2017年11月現在、僕がおすすめするのは以下の3つだ。


ひと手間かけてもいいなら Gitup Git1


圧倒的な夜間撮影性能で24時間バッチリ最高レベルの画質。
少しでもナンバーの読み取りがしやすくなることで安心感がある。
オプションケーブルでインカム通話録音と給電を同時にすることもできる等、遊び心も満載だ。
終息に向かう気配があるので早めの購入した方が良いだろう。


手間をかけないなら SJ5000


バランスの良い画質と画角の広さ、別売の防水ケースで簡単に防水&給電が可能になる点が素晴らしい。
さくっと取り付けたい人におすすめ。


盗難、証拠隠滅対策をとるなら Biker Pro Plus


Git1に近い画質でありながら、本体をシート下に格納して悪意のある相手による証拠隠滅対策にもなる。
専用機の割りに価格はあまり高くはない。


大容量MicroSDも忘れずに


MicroSDは容量あたりの価格がこなれてきた64GBか128GBをおすすめする。
カメラ側は一般的にSDHC(32GBまで)のみ対応となっているが、64GB以上のSDXCもwindowsからフォーマットソフトを使ってFAT32でフォーマットをすれば利用可能だ。
少なくとも僕の手元にある製品は全て利用できている。
※SDXCに正式対応しない理由はSDXCのデフォルトフォーマットであるexFATがマイクロソフトの知的財産であり、ライセンス料が発生するためだと言われている。

64GBなら概ね4~6時間、128GBなら概ね8~12時間程度撮影可能。
あまりに安いものは容量詐欺の製品ばかりなので、それなりのメーカーのものを購入しよう。
僕は台湾のトランセンドとか東芝(海外版)をよく購入している。




フォーマットは何でもいいんだけど、僕はIO DATAのハードディスクフォーマッタを利用している。
フォーマット時にFAT32を選択すればOKだ。
IO DATAのサイトへ
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新方式メッシュネットワーク採用のSENA 30kの情報を追う

  •  投稿日:2017-04-18
  •  カテゴリ:SENA
SENA30kモック
2017年9月時点の最新情報

SENA待望の新型 30k
革新的なメッシュネットワークを採用し、インカム業界を大きく変えそうな気配があるので、とても期待している。
2017年9月現在、まだ開発中で随時詳細情報が公開されはじめているが、まだ具体的な発売日は好評されてない状況だ。

SENA 公式サイト 30k製品ページ

外観


SENA30k外見3
公式サイトに公開されている画像だ。
トップの画像は東京モーターサイクルショーで撮影したモック。



SENA30k外見1
後方の突起がBluetoothアンテナ、前方のアンテナがメッシュネットワーク用になっている。
SENA特有のジョグダイヤルは継承されているので、操作感は従来製品同等のようだ。



SENA30k外見2
クレードルは20S互換。
10S、SMH10等のミドル以下の製品と、ハイエンド(20Sと30k)で分かれているようだ。
僕としてはどっちかに統一したほうが嬉しいのだけど。
主な違いはドッキング方法と端子の位置、下部にあるボタンの有無となっている。
下部のボタンは20Sではアンビエントモード(外部音を聞くモード)、30kではボイスコマンド用と記載されている。
クレードルの構造は同じだけど本体の動作が異なるということなのだろう。



29249-1-201707261406227.jpg
新しく公開された画像に上記のようなものがある。
特に説明がないが、おそらく充電用スタンドだろう。
USB接続での充電に加えて、自宅ではスタンドを使っても充電できるということだろうか。



機能紹介


基本的にBluetoothの性能はSENA 20Sとほぼ同じ。
インカム通話と音楽を併用するオーディオマルチタスクや、最大8人接続など。
ただしオーディオマルチタスクが改良されているので、オーディオマルチタスクの項目で解説する。


最も異なる点はBluetoothではなく新しい何かしらの無線規格を用いた、メッシュネットワークが搭載されたことだ。
日本では未発売だが、カルドシステム(イスラエル)のPackTalkで既に実装されている技術になる。
では詳細をみていこう。


現時点で判明しているスペック


SENA30kBluetooth.jpg
詳細スペックはまだ公表されていないが、Bluetoothについては20Sとほぼ同じとのこと。
それ以外でわかっている特長は以下の通り。

・30k独自のオーディオマルチタスク機能
・20分の急速充電でBluetooth5時間、メッシュ3時間 利用可能
・通話時間 Bluetooth 13時間 メッシュ 8時間
・待受時間 10日間
・Bluetooth4.1
・新通信規格メッシュネットワークの採用
・メッシュネットワークの最大接続数は16台
・通信距離 Bluetooth1.6km メッシュ2km
・FMラジオ



インカム通話と音楽等を併用するオーディオマルチタスクが進化


26236-1-20170321152920.png
公式サイトには以下の記述がある。

30Kオーディオマルチタスク技術は、Bluetooth通信と適応型メッシュネットワーク通信を同時に行います。
スマホのストリーミング音楽の再生、電話のおしゃべり、またはGPSナビの音声案内がお互いをさえぎることなく同時に聞こえてきます。
従来の割り込み型の音声優先順位に悩まされる必要はありません。全ての音源が綺麗に織り合わされ、あなたの耳元にここちよく届きます。

要約すると、
・インカム通話
・スマホの音楽(A2DP)
・電話orナビ音声(HFP)
この3つを完全同時に利用できるということのようだ。
従来製品ではHFPが割り込んできた場合に、他の通信は一旦停止してHFPを最優先にする、といったような動作。
これがHFPだからどうなって・・・と考える手間があるのだけどこの悩みを解消しているということと推測する。

似た機能としては、MidLand BT NEXT ProがA2DP&HFPの2台完全同時利用が可能なのだが、あくまでインカム通話をしてない時に2台完全同時が可能なのであって、インカム通話と併用すると1台になってしまう。

この点を考慮すると、SENA 30kは A2DPの2台完全同時ではないけど、インカム通話&A2DP&HFPの3つの完全同時というのは非常に使い勝手が良いのではないかと思う。



新規格メッシュネットワークの採用


Sena30kメッシュネットワーク
現行のインカムは1台のインカムから2台接続が可能で、これを数珠繋ぎにして台数を増やすチェーン接続方式をとっていた。
しかしこのチェーン接続には欠点があり、接続できる台数の限界が低く(通常4台 20Sで8台)、間で途切れると分断されるし、再接続も手間がかかる事が多い。

それを解決する目的で登場したのがメッシュネットワーク。
ネットワークの世界では昔からある考え方で、複数の接続をしておいて特定の経路のみを利用し、切断された場合は別経路から通信を行う、STP(スパイニングツリープロトコル)に似た動作をしていると思われる。
一度グループで接続をすれば走る順番や脱落を気にすることなく、自動で最適な経路が選択されて通話が可能と理解しておけばよい。

尚、接続最大数は16台。
メッシュの通信距離は最大2kmとかなり長距離で通信が可能になっている。


接続する通信規格はBleutoothではなく、何かしらの通信規格を応用して開発されており、公式ではないが海外のバイク用品通販サイト RevZilla には、

2.4 GHz Adaptive Mesh-Networking Technology

と記載がある。
2.4GHzというと無線LAN(802.11g、11n)やBluetoothと同じで、現在最も利用されている周波数だ。
個人的には干渉を少なくするために別の周波数のほうが良さそうだけど、許可やら最適化やらで2.4GHzになったのだろうか。




メッシュネットワークについて


公式に記載されている情報しかなく、またUSAサイトを翻訳したような説明のためどうも要領を得ないところがあるが、これまでの経験から推測して要約してみた。
以下の記載は確定情報ではないことをご留意いただきたい。


■メッシュネットワーク パブリックモード
人数無制限でペアリングも不要で通話ができるモードのようだ。
おそらく普通の無線機と同じで、チャンネルをあわせればその人を中心に電波の届く範囲の人に声が届くというものではないかと推測。
パブリックという名前からしてセキュリティーは無いと思っておいたほうが良いさそう。

チャンネルが多数(10以上)用意されていれば、混信は避けられるだろうし多少なりともセキュリティー性は向上するのだが、公式の説明を見る限りは1チャンネルしかなく、パブリックモードを起動した周囲の全ての30kと通話ができてしまうような感じだ。

セキュリティーの問題はあるが、イベント等の大人数で人の出入りが激しい場合は便利だろう。
人数無制限のパブリックモードとしか情報が無いので、詳細は公開され次第追記する。



■メッシュネットワーク プライベートモード
従来のBluetoothと同じようにペアリングをして特定のメンバー内だけで会話するモード。
最大接続台数は16台だが、会話を聞くだけのゲストであれば無制限にメッシュグループに参加可能となっている。



■30k以外のインカムはメッシュネットワークに参加できるのか?
東京モーターサイクルショーの時点では不可だったが、どうやら可能になったようだ。
例えば30kを5台でメッシュネットワークで接続し、そこに20Sが3台あったとするなら、30kのうちの1台に20SをBluetoothで接続してブリッジができる。
30kと20Sは極力ペアで近づいて走るようにすれば、あとは30kのメッシュで自動的にグループを構成してくれるので、メッシュ非対応機種が混じってもかなり便利だ。

Bluetoothでブリッジできる台数については詳細が公表されてないが、メッシュとBluetoothはそれぞれチップセットもアンテナも独立しているので、Bluetoothで4台接続までは可能ではないかと推測する。
ただ、Bluetoothで多段ブリッジをさせるより、30kからBluetoothで1台接続したほうが安定性は高そうに思われるので、30k 1台につき1台ずつBluetoothインカムを接続したほうが良さそうだ。

逆にBluetoothインカムより30kの台数が少ない場合は、30kからチェーン接続でBluetoothインカムを複数台つなげるような形になるだろう。


メッシュネットワークは最大16台、そこからさらにBluetoothインカムを最低1台は接続できるので、理論上は32台は少なくとも可能ということになりそうだ。

1点心配なのは、メッシュとBluetoothの両方を利用した場合、バッテリーの消耗が非常に激しいことになりそうだということ。
メッシュのみでも公式で8時間となっているので、併用すると半日程度で充電が必要になるかもしれない。

メッシュとBluetoothブリッジの併用については情報が公開され次第、追記する。



■メッシュネットワーク対応の他社製品と接続できるのか?
現状はPackTalkしか発売されてないし、SENA 30k次第なところだろうけど、これまでの経緯を考えるとできないと思う。(未確認)
そのうち、ユニバーサルインターコム相当の機能が搭載されることになれば良いのだけど。



■メッシュネットワーク利用時にスマホ等の音楽を併用できるのか?
これは先にも書いたけど可能だ。
Bluetooth接続と同じようにオーディオマルチタスク機能を利用できる。


価格は4万円前後?20Sの上位になるらしい


現時点での定価は349$(日本円で4万2000円程度)となっている。
SENA 20Sのさらに上位という位置づけで併売する予定とモーターサイクルショーで聞いた。

SENAは2010年発売のSMH10もラインナップに残していて選択肢が多くて良いと思うが、旧製品の値下がりは限定的で、新製品はどんどん高級化している。
オーディオマルチタスクを省いたりメッシュネットワーク機能を低下させてもいいから、メッシュネットワークに参加できるミドル、ローエンドが登場することにも期待。


個人的な話だけど、メッシュネットワークを試すには4台以上はないと実力を発揮できないことを考えると、全部自分で購入するのは無理。
もはや一人で揃えて試せるレベルではないので、今後どうするか悩んでいる。


発売は2017年末から2018年1月?


アメリカでは6月の時点で予約受付開始となり間もなく発売となっていたが、9月現在まだ詳細な仕様が発表されておらず、かなり延びているようだ。

日本でもライコランドで予約を受け付けているが、年末から年明けとのこと。
そんなに先の予約を受け付けて大丈夫なのだろうかと少し心配になってしまう。

しばらく時間がかかりそうなので、気長に待とう。

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OGKらしさ全開!激安インナーバイザー付きフルフェイス KAMUI2のレビュー

DSC01836-2.jpg
OGKの中でも安価な部類のKAMUI2
もともと期待値が低かったのだけど、使ってみると予想を上回る良い製品だということがわかった。
ショウエイのGT-Airに手が届かない人は、是非一度試してみてはいかがだろうか。

今回購入したのは、グラフィックモデル STINGERの青色。
OGKはグラフィックモデルとソリッドモデルの値段差があまりないので、悩まず好きなグラフィックを選べる点がありがたい。
グラフィック的にはCLEGANTシリーズが好きなのだけど、ASAGIで既に持っているので趣向を変えてみた。
グラフィック一覧は以下の記事に掲載しているのであわせてご参照いただきたい。

KAMUI2の特徴



インナーバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力性能の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2015年9月発売
・実売価格 2.2万~2.5万円

値段の割りに豪華装備なことが良い点。
気になるのは、安全規格がJIS2種のみであるということと、顎紐がDリングではなく好みの分かれるマイクロラチェットということ。
安全性についてはOGKという会社を信用する以外はないかな。



外観チェック



まず外観および各種機能を順番にチェックする。

正面


DSC01646.jpg
口元から耳にかけてラインが入っており、口元の造形もエッジがきいている。
インナーバイザー付きはどうしても前頭葉の部分が大きく出っ張ってしまうが、このデザインのおかげか結構スマートだ。
シールドは5段階で開くタイプ。
左側の上下スライドスイッチでバイザーを上下させることができる。
シールドの詳細は後ほど記載する。



DSC01647.jpg
口元のベンチレーションは左右のスライド式。
向かって右がオープン、左がクローズなのだけど、下から覗き込まないとどっちかわからない。
それにこのベンチレーション、シールドの曇りを取るデミスト効果をメインに考えられているようで、口元を抜けていくようなエアフローにはなっていない。
大したコストではないだろうから、口元へ抜けるように作っておいて欲しかったなと思う。




DSC01689.jpg
頭部のベンチレーションは前後のスライド式。
ベンチレーションの穴がすごく大きいので、効果は期待できるかも。




DSC01673.jpg
左側にはバイザー開閉のスイッチ。
位置的にインカムとの干渉はほぼ無さそう。
スイッチ自体は少し硬いけど操作性は悪くない。



DSC01678.jpg
ショウエイのZ-7同様、肩の部分がえぐれており、横を向いたり手を上げたりしたときにヘルメットと干渉しにくくなっている。
デザイン的にもアクセントになっていてかっこいい。



後ろ


DSC01682.jpg
大型の排気用ベンチレーションが中央に一つ。
前後のスライドスイッチで開閉操作するようになっているが、見た目ではどっちが開くほうなのか全くわからない。

前のベンチレーションから後頭部にかけてウェイクスタビライザーと言う気流をコントロールするようにエッジの効いたデザイン。
外見はZ-7に近いけど、これはおそらく空力特性を考えると自然とこういう形になっていくのだろう。



底面


DSC01702.jpg
エアロフラップのような機構はなく、口元はかなりひろい。
このまま走ると巻き込み風が多めになるので、快適性を向上させるためにウィンドシャッターが標準で付属している。
取り付けは簡単なんだけど、最初ちょっと戸惑ったので写真で解説。




DSC01713.jpg
ウィンドシャッターは裁縫が見えるほうが内側にくるようにする。
この写真で言うと右が内側にくるようになる。
説明書にもそれっぽいことが書かれているけど、どうもわかりにくい。



DSC01761.jpg
この周りの部分をぐっと広げて、ウィンドシャッターを強く押し込んでいく。
綺麗にはまれば後付というのがわからないくらいピッタリはまるが、最初は壊れるんじゃないかと思って中途半端な状態で取り付けていた。
見た目に違和感がないくらい押し込んでおけばOKだ。




DSC01767.jpg
取り付けるとアライのエアロフラップより少し大きめのウィンドシャッターができあがる。
顎や首とは少し余裕があり、適度に空気が抜けてくれるので夏も冬もこれをつけておけば快適そうだ。
アライの後付チンカバーには劣るけど、ショウエイのピッタリタイプより着け心地が良く、満足度は高い



DSC01733-2.jpg
顎紐は好みの分かれるラチェットバックル式。
操作は簡単で、プラスチック部分を挿しこんで好きな場所で止めるだけ。



DSC01729-2.jpg
外す時はフラップをぐっと引っ張るだけ。
するっと抜けてくれるので、気楽に被ったり脱いだりできる。



DSC01744.jpg
元の紐の長さは金具で調整ができるので、大体このあたり。という感じの長さにしておけば良い。
喉ぼとけに当たると痛いのだけど、紐の調整をいくらしても喉ぼとけにバックルかプラスチック部分がきてしまうのが欠点。
何か布などを巻いておけば緩和されるので、痛い人は試してみて欲しい。

個人的にはDリングに慣れているのでラチェットバックルの「簡単」というメリットをメリットと感じることが無い。
Dリングに変更するサービスを展開して欲しいと思う。



内装


DSC01753.jpg
この価格帯としては珍しく全てが取り外せるようになっている。
上質感はないけど値段の割にはしっかりしたつくり。



DSC01750.jpg
外すとベンチレーションで取り込んだ風を流すように堀がある。



DSC01870.jpg
耳にスピーカー埋め込み穴はなく、すぐ帽体になるので、痛い場合にちょっと削るということは難しい。
ただ、比較的空間に余裕はあるので大体の人は大丈夫だと思う。



DSC01774.jpg
額の上の部分はインナーバイザーが格納されている。
その分少し前に出ているので、信号に近づきすぎるとちょっと見えにくい事がある。
逆に走行している時は気にならず、帽子のツバのような感覚で若干ながら日よけにも使えなくもない。
特に気にする必要はないけど、時々欠点としてあげられるので書いておく。



DSC01746.jpg
一点残念なことがある。
頭部のインナーを取り外した際、額付近のボタン(プラスチック)が破損してしまった。
実はこれ2回目。
構造からして貧弱そうなことはKAZAMIやASAGIで重々承知しており、最初に届いたKAMUI2の時も丁寧に外したけど外した瞬間にパチっと嫌な感触がして割れていた。
OGKサポートに電話しで事情を説明すると、すぐに交換の了承をいただき交換。
そして2個目もまた同じ状態となってしまった。

プラスチックにも強度(粘り)の違いがある。
いじくり倒している中国製のウェアラブルカメラのプラ素材は、曲げると前触れも無く乾いた音と感触とともにあっさりと折れてしまう。
日本製は柔軟性があって加重に耐え、限界を超えたらぐちゃっと曲がって最後に折れる。

残念ながらKAMUI2のこの部分は、前者に相当するということを2回の破損から学んだ。

まぁ折れても取り付けに問題はないし、内装側なので安価に購入できるからいいんだけど。
やっぱりこういう細かな点で、高級品との差を感じる。



シールドの出来は上々


DSC01776.jpg
さて、お待ちかねのシールドについて。
まずは通常シールドを見ていこう。
色はクリアで一切スモークは入ってない。
これは夜間走行に適しており、昼間まぶしければインナーバイザーを使えばOKということだ。
シールドの質も非常によく、OGKではたびたびある歪みが全く無い。



DSC01777.jpg
シールドの開閉は全閉を0とすると5段階で全開になる。
ショウエイと同じでガクガクと段階を踏んで上下するのだけど、ちょっとだけ開けるという段階が存在しないことが難点。
全閉から1段でも大きく開いてしまい、曇りを取るデミストポジションにしては開きすぎになってしまう。
エアロブレード5でデミストポジションが導入されたらしいので、今後の改善に期待だ。



DSC01791.jpg
もう一つ気になる点は、段階を踏んで最後にバチンと閉まる割りにさっと閉めた時の密閉性が低いこと。
新品購入時はかなり隙間があって、雨の時に走行したらおもいっきりシールド上部から雨が流れ込んで、勢い良くシールド下部から流れ出ていった。
静音の観点からももう少し密閉性を高めたいので、ホルダー位置を調整してみる。
その前にシールドの着け外しについて。


シールドの着け外し


kamui2はCF-1というタイプのシールドホルダー。
RT-33やASAGIとは異なり、現行モデルではkamui2のみのようで、シールドもおそらく互換性は無い。
早速外してみよう。



OGK KAMUI2 シールドの外し方
シールドを全開にして、赤で囲ったレバーを下に引っ張る。
この時、全開にすると外れないので全開よりちょっとだけ閉めると緑で囲った部分がパチンと外れるようになっている。
あとはシールドを浮かせば取り外しOK
非常に簡単で慣れれば片側2秒で外せる。



OGK KAMUI2 シールドの付け方
取り付けはもっと簡単で緑で囲った部分を押し当ててはめ込んで、青で囲った部分をぐっと押さえると、レバーが自動的に下がってパチンとはまる。
慣れれば片側2秒だ。

非常に良く出来た仕組みで、脱着のしやすさはショウエイと同等だろう。


ホルダー位置の調整


DSC01813-2.jpg
シールドが浮いていたり、閉まりにくかったりする場合はホルダー位置を調整する。
シールドを外して赤で囲った二箇所をドライバーで緩める。
完全に外す必要はないので、緩めるだけでOK



DSC01813.jpg
遊びがあるので前後上下にずらしてドライバーで締めこむ。
この際、シールドを取り付けたまま調整することは難しいので、トライアンドエラーで何度も試して最適な場所を探していこう。
ちなみに僕はだいたいこういうときは、ホルダーを後方にずらして多少しまりにくくても密閉性を高めるように調整する事が多い。

今回は下方を後方へ、上方は中央で固定し、バランスよく密閉性が高まった。
完璧ではないものの、上も下も雨が滝のように流れることは無くなった。
ただやっぱりショウエイのように一発で密閉はされないので、シールドを締めたあとにシールド右側をぐっと押さえ込んで完全に密閉させている。



インナーバイザーの精度は良い


DSC01786.jpg
目玉機能のインナーバイザーだ。
左耳あたりにある上下のスライドスイッチを上にするとバイザーが降りてくる仕組み。
バイザーの動きは良く操作はしやすい。



OGK KAMUI2 インナーバイザー利用時の視界
超広角のウェアラブルカメラを突っ込んで撮影してみた。
人の視界に近い視野角なので参考になると思う。
視界の7割がバイザー、2割がクリア、1割がヘルメット内部といった具合で、重要な部分は光を和らげてくれるので十分効果がある。
バイザーは鼻のあたりがえぐれており、見る場所によっては左右でスモーク有り無しとなって見えづらい。
ただこれはジェットのASAGIの場合であって、フルフェイスの場合は顎の部分で見えないので、消極的な理由ではあるけどえぐれによる影響は小さい。



OGK KAMUI2のインナーバイザーを展開
バイザーの品質は非常に良く、これまで手にしたOGKの製品では最も歪みが少ない。
というかほぼ歪みが無く上出来だ。
スモーク具合は他社の普通のスモークとほぼ同じで丁度良い。
若干目が見えているけど、カメラのフラッシュの関係だと思う。
ちょっとだけ残念なのは、ASAGIやKAZAMIは普通のグレーだったのに、KAMUI2はわずかに黄色がかっている。
目の疲れを軽減するために青の波長をカットしているのだと思うけど、個人的には普通のグレーのほうが有難い。
というのも、黄色っぽいと「ああ、もう夕方か~」とツーリングが終わろうとしている気分になってしまうからだ。

ショウエイ程ではないけど、アライや他のOGK製品より黄色い。
ただのグレーでいいと思うけどね。


細かな点では不満はあるものの、価格以上に品質は良いと思う。
ウリの部分にしっかり注力しているこの感じ、OGKらしいなぁ。



被り心地は普通


DSC01818.jpg
僕はMサイズばかりなんだけど、KAMUI2はLサイズのほうが合うらしい。
帽体が2シェルしかなく、XS、S、Mが小さい帽体、L、XLが大きい帽体。
Lサイズになると急に深くなったような気がするのは帽体サイズのせいだろうか。

内装に高級感はなく肌触りはいまひとつだけど、フィット感はそこそこ。
頭部は良いのだけどチークパッドが直線的で、頬の上部は強く当たり、下方はフィット感が乏しい。
包み込む感じが少ない状態だ。
それでも価格を考慮すれば十分で悪くは無いけど、やはり上位製品やアライ、ショウエイに比べるといまひとつだ。

気になるのはシェルとライナーによる軋み音だ。
喋る程度ならしないけどガムを噛むなど力を入れると数ミリの圧迫で軋み音がしてしまう。
また走行中にもトラックの風圧を受けたりすると、その風圧の変化によって音がする。
このあたりは価格相応な部分だろう。


重量は1641gとバイザー付きとしては標準的で、フルフェイスとしては重い部類。
それでもフィット感が良かったのであまり重さを感じることはなかった。
というか、バイザーが付いていると認識しているが故に、思ったより重くないと感じているのかもしれない。

手持ちのヘルメットの重量は以下の通り。
KAMUI2以外は全てMサイズなのでその点はご留意いただきたい。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
KAMUI2(グラフィック Lsize) 1641g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット
※グラフィックモデルは20g程度重くなっています。


インカムの取り付け



レバーの位置は製品によって少し邪魔にはなるけど特に問題ない。
シェルとライナーの隙間はかなり小さいので、クリップの厚みがあると入らないので、インカムによっては両面テープでの取り付けになる。

では手持ちのインカムで試してみる。

SB5X


OGK KAMUI2にSB5Xを取り付け
相変わらずB+comは取り付けがしやすい。
クリップ部分が細くて強度があるので、どんなヘルメットにもだいたいクリップで取り付けが可能だ。
KAMUI2も同じく隙間は狭いもののクリップでOK



DSC01870.jpg
スピーカーケーブル長に余裕があるので、前方の顎横から回して取り付け。
耳の部分はプラスチック素材なのでクッション両面テープで貼り付け。
耳との隙間に余裕があるので、耳が痛くなるようなことは無かった。
マイクはチークパッドに埋め込んだり、口元に両面テープで取り付ける等、好みで大丈夫そう。
口元のスペースが結構あるし、ウィンドストッパーのおかげで巻き込み風が少ないので、マイク接地の自由度が高い。



OGK KAMUI2にSB5Xを取り付け 外観確認
アンテナもレバーと干渉することは無く、デザイン的にもばっちりだ。



SENA 20S


DSC01880-2.jpg
SENA 20Sはスピーカーケーブルが短いという欠点があり、KAMUI2はチークパッドとシェルとの隙間が非常に狭く、ケーブルを通しにくいという欠点がある。
この組み合わせの場合は、何とかして配線するしかないので試行錯誤した結果、チークパッドのプラ部分の穴を通すことにした。
ここならシェルと挟まれることもあまり無いので、ケーブルに余計な負荷がかからず断線の心配はなさそうだ。



DSC01886-2.jpg
内側はシェルの隙間から伸びてくるような感じ。
たぶん、大丈夫。



OGK KAMUI2にSENA20Sを取り付け
SENA 20Sのクリップは非常に分厚くシェルと帽体の隙間に入らなかったので両面テープで固定。
首もとのデザインの影響でクレードルと帽体と接触面積が稼ぎにくく、ちょっと取り付けしにくかった。
大丈夫なんだけど、もう少しインカムへの配慮が欲しいところだ。
アンテナとレバーの干渉を考えるとここしかないと思う配置。



DSC01904.jpg
アーム式マイクはウィンドシャッターのあたりに潜り込ませておけば大丈夫。
もちろんワイヤーマイクでも適当に取り付けできる。
SENAの取り付けについては満点ではないけど、ぎりぎり合格ってところかな。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。


走行してみての感想



とりあえず近場をぐいぐいと走ってみた。
今後評価が変わるかもしれないが、一旦現状での評価をする。


■静音性能はいまいち
風切り音は大きめ。
音質はやや高音でコオオオオオ!って感じだ。
60km/hから煩いと感じ、80km/hくらいになると風圧の変化の影響を受けて軋み音まで発生し、結構気になってしまった。

ただ、ジェットに比べれば静かなので、静音に徹底的にこだわるような人でなければ問題はないと思う。


■空力性能は良い
速度を上げてもあまり持っていかれる感じは無い。
リフトしにくいのはやっぱりウェイクスタビライザーの効果だろうか。


■巻き込み風の制御は完璧
ウィンドシャッターをつければほぼ完璧に巻き込み風を押さえ込んでくれる。
また左右に少し隙間があるので、負圧で口元の息も排出するのに役立っているようだ。

ただ口元のベンチレーションがシールド方面にしか向かってないせいで、内側から強制的に排出しておらず、首元の負圧に頼るのみ。
もう少し口元の空気が滞留しないように工夫して欲しいかな。
速度が出ていれば全然気にならないが、のろのろ運転だと少し口元の快適性に劣る。


■ベンチレーションは良好
口元はいまいちなんだけど、頭部のベンチレーションはよく効いており、換気されていることが実感できる。
雨で前方のベンチレーションを閉じた場合、後頭部のベンチレーションは負圧を利用するような仕組みになってないようで、ほとんど効果を実感できなかった。
それほど問題は無いだろうけど、真夏の雨の快適性は若干劣るかもしれない。


■インナーバイザーは超便利
一日使ってみたけど、シーンによってクリアをスモークを切り替えられるのはとても便利。
品質も非常に良くて若干黄色いことを除けば完璧だ。
視界の下部がスモークから外れてクリアになってしまうけど、慣れれば全く問題なし。
それより状況に応じて切り替えられる点と、インナーなので汚れにくくメンテナンスが楽なことが大きなメリットになっている。


地味だけど万能!


kamui2全モデルresize
価格の割りに高機能なのにいまひとつ話題にあがらないKAMUI2
アライ、ショウエイに挑戦したRT-33と、軽量特化で注目度の高いエアロブレードシリーズが目立ちすぎて、存在感がちょっと薄い。

OGKの中でも廉価でシェルの素材も低グレードのものが使われているせいか、下に見られている感がする。
というか僕がそう思っていたわけだけど、気になって購入してみると、意外にもつくりがしっかりしていて、値段を考えると十分な性能だと思う。
※内装のプラ部分を除く

もしラチェットバックルで痛みを感じる場合は、布のようなものをバックルに巻いて対処しよう。
軋み音についてはこんなものかなとも思うけど、あまりにひどい場合はメーカーに相談してみるのも有りだと思う。
ショップで試したら軋み音が少ないものもあるので固体差が激しいようだ。
このあたりは価格相応と割り切っておいたほうがいいかもしれない。

安全性を確かめることはできないが、JIS2種はバランスのとれた規格なのでこれでも十分じゃないかとも考えられる。
廉価版向けの素材なんて・・・と思わず、一度被ってみてはいかがだろうか。

ツーリングではインナーバイザー、町乗りではインナーバイザーとラチェットバックルが活躍すること間違いなし。
欠点はあるけど、2万円程度と安価に一つで何でもこなせる便利屋的なヘルメット。
何を優先すればいいかわからない人や、保管スペースがない人、安価に一つで全てを賄いたい人におすすめだ。


個人的 10点満点評価
静音性・・・・・・・・・・3
軽さ・・・・・・・・・・・4
涼しさ・・・・・・・・・・4
被り心地・・・・・・・・・5
空力性能・・・・・・・・・6
品質・・・・・・・・・・・3
インカムの取付やすさ・・・7
機能・・・・・・・・・・・7
コストパフォーマンス・・・9
おすすめ度・・・・・・・6!

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中華インカム「4Riders Interphone V4」のレビュー 6Ridersとあわせて激安でグループ通話!

DSC01557.jpg
中華最安値の6Ridersに続いてチェーン接続が可能な4Ridersを中古で入手したのでレビューする。
購入した4Riders、少し古いバージョンのようでスピーカーの音質がかなり悪い。
ネットで調べる限り、4Ridersの現行モデルは6Ridersのスピーカーと同じで高音質化しているので、今回は6Ridersのスピーカーを使ってチェックする。
尚、スピーカーのモデルチェンジがあったのは2014年頃らしく、現在販売されているものは全て新モデルと見ていいのではないかな。

6Ridersと同じスピーカーであることや、基本性能がほぼ6Ridersと同じなので、6Ridersのレビューと同じ部分が多いのはご了承いただきたい。
また、少し古いため傷や汚れ、見た目の劣化があるけど、新しい製品はちゃんときれいなので気にしないで良いただきたい。


メーカーはどこ?


中国ブランドはLEXINが一番、次にBearidge、その次がExcelvanとESTGOのようだが、これらはメーカーではなく販売店独自のブランド名。
メーカーは中国シンセンにあるいろんなBluetoothインカムを製造している「シンセンEJEASテクノロジー株式会社」というところ。

シンセンEJEASテクノロジー株式会社
TTSメーカーサイト

取り扱っている製品は以下の通りで、うちV4、V6、V8、TTSの3つは日本にも輸入されている。

・ V4(4Riders)
・ V5
・ V6(6Riders)
・ V8(Vetphone V8)
・ E6(EJEAS-E6)
・ TTS(EJEAS-TTS)

4Riders、6Riders、TTSの3つを購入して試したところ、TTSのみインカムペアリングができなかった。
同一メーカーなのにそれくらいは出来て欲しいのだけど。
※TTSのユニバーサルインターコムを使えば通信は可能

4Ridersと6Ridersは完全互換のようなので、混ぜて使っても問題はない。
また、おそらくだけどブランド(販売店)が異なっても接続は可能と思われる。


4Riders Interphone V4の特徴


・4台チェーン接続が可能な製品では最安
1台9500円程度

・通話距離700m

・連続通話 8時間

・ペアリングできる相手は2台まで

ちょっと不便だけどまぁいいかな。

・FM内蔵
ワイドFMは非対応?

・6Ridersと互換性あり
通常のインカムペアリングが可能

・ユニバーサルインターコムは非対応
HFPで子機にはなれる

・2013年発売


6Ridersと比べると有線入力が無くなり、FMラジオが内蔵されたことと、4台チェーン接続が可能になったこと。
インカム通話と音楽やFMラジオの併用は出来ないので、有線入力とインカム通話の併用ができた6Ridersはなかなか優秀だったと思う。

若干値段は上がるものの1万円台前半で、4台チェーンにインカム通話と音楽/FMラジオの3つを同時に利用できるEJEAS-TTSが購入できるようになったので、ちょっと4Ridersの魅力はTTSに奪われている。
ただ、上記にも記載したとおり、TTSと4Riders/6Ridersはインカムペアリング不可なので、6Ridersを既に持っていて、3人以上で接続したい場合に4Ridersを追加で購入するといいのではないかと思う。

では早速中身をみていこう。


4Ridersの外観、拡張性


DSC01522.jpg
もう何も言うまい。
6Ridersと同じで、操作性?なにそれ?考える必要あるの? と言わんばかりのボタンだ。
6Ridersと比べるとボタンの数が減っているので多少はましだけど、冬用グローブで操作するのは少し難しい。
慣れればなんとか可能かな。
夏用なら大丈夫だけど、操作しやすいとは言いがたい。



DSC01522-3.jpg
そして二度目の同じネタ。
これを見ていただきたい。



nc25363.jpg
ではもう一度アップで。



DSC01522-2.jpg
6Riders同様、音量調整のボタンが上下逆という驚きの設計!
まぁいい、あまり深く考えても仕方ないので先に進もう。



DSC01539.jpg
底面には充電兼マイク&スピーカーの3.5mm 4極プラグがある。
6Ridersは充電ポートが別の2.5mm 4極プラグ(充電 兼 音楽入力)だったので充電ケーブルは互換性がない。

充電は付属のケーブルでUSBから可能。
普通にMicroUSB端子で充電できればいいのだけど、これは仕方ないところ。
無くしてもアクセサリーで販売はしているので心配はない。


付属品の確認


DSC00844-50.jpg
中古で入手したものが旧式でセット内容が現行モデルとは少し異なっているので、おそらく同じパッケージと思われる6Riders(現行モデル)のもので紹介する。
×印は6Ridersにしかないステレオミニプラグケーブルなので、4Ridersには付属してない。
本体以外を取り付けるためのベースは挟み込むクリップと貼り付ける両面テープが付属している。
本体とベースは非常に軽量なのだが、このクリップがやたら頑丈で重い。
SENAも同様にクリップが重いので、ここまで強度いらないから軽くして欲しいと思う。

スピーカーとマイクは4極端子から分岐という形になっている。
マイクはアーム式しかなく、アームが柔いので高速走行中に風圧で曲がらないよう適度に固定が必要そうだ。

充電器はUSBで1.5A出力のもの。
普通のUSBの口なのでわざわざ付属品を使う必要はない。


DSC00845.jpg
スピーカーの直径はやや大きめで、SB4X、5Xの標準より少し大きい。
厚みも少しあるけど、最近の耳にくぼみのあるヘルメットならなんとか大丈夫そう。
見た目はいかにも安物という感じが出ているが音質はどうだろうか。
左右どちらもコードの長さが同じなので、どっちが左右かわかりにくい。
ステレオなのは間違いないので、気にする人は音楽を聴いてどっちが左右かチェックする必要がある。


DSC01555.jpg
充電ケーブルは特殊でUSB⇒3.5mm 4pinという珍しいもの。
紛失した場合はヤフオクで単品販売されているので確認してみるといいだろう。



重量


DSC01541.jpg
6Ridersが136gだったので誤差程度。
本体は軽いけど、アームマイクとベースのクリップが非常に重くて全体で128g
うちクリップが22gもあるので、少しでも軽くするなら貼り付けタイプのほうがいいと思う。

全重量はSB4X(約100g)以上 SENA 20S(約150g)以下。
SENAと一緒でやたらとクリップが頑丈で重いのだがこれは流行だろうか?
B+comのクリップは非常に軽量で、それでも必要十分な強度がある。
もう少し軽量化してはどうだろうか。



ヘルメットへの取り付け



SHOEI Z-7に取り付け


DSC01528.jpg
Z-7はクリップを挟み込むスペースはないので、マジックテープを使って貼り付け。
マイクはアームのみ。
アーム固定部分だけでは走行中に落ちてしまいそうなので、口元のあたりでテープを使って固定したほうがいいだろう。
ワイヤー式マイクもオプションで用意してくれればいいんだけど、探した限りでは無いらしい。



DSC01535.jpg
ケーブルの長さもあまり余裕がなく、Z-7はネックパッドとシェルの隙間もないため、仕方なく後部からまわして取り付けた。
このままではブラブラしてしまうので、ちゃんと取り付けるにはどこかに挟み込むか、テープなどで固定したほうがいいだろう。



操作



付属の英語マニュアルを見ながら一通り確認してみた。
ペアリング情報のリセットは無いらしい。
一度ペアリングして変に情報が残ってややこしい事になる場合があるので、リセットは実装して欲しかった。

DSC01522-3.jpg
■起動
電源ボタン(メインボタン)を2秒長押しする。


■シャットダウン
電源ボタン(メインボタン)を5秒長押しする。
または、offボタンを押す。


■携帯電話やオーディオ機器とペアリング(A2DPとHFP)
①4Ridersの電源がoffの状態から電源ボタンを8秒長押しすると、赤と青に点滅
②スマホでBluetoothを探す PINコード入力を求められた場合は 0000 を入力。
③接続完了


■インカムペアリング
①2台の4Ridersの電源をonにする
②2台のAかBのいずれかを4秒くらい長押しすると赤青で点滅する。
※A Bのどちらを使うかは自由だけど、基本はAとA、BとBをペアリングする。
③上記と同じボタンを1台だけ1回短く押す
④ペアリング完了し接続


■インカム通話開始、終了
ペアリングをしたAかBのボタンを1回押す


■携帯電話との接続
本体起動時に自動接続。
または、メインボタンを押す。


■携帯電話に出る
呼び出し音がなったらメインボタンを押す


■音楽再生、停止
メインボタンを押すと、再生、停止の動作をする。


■音楽送り、戻し
プラス、マイナスボタンを2秒長押し


■音量操作
インカム通話や音楽再生中に音量ボタンを短く押す。



音質、安定性チェック



各シーンの音質や安定性を確認する。
ややホワイトノイズが大きく、スピーカー性能が少し低いことを除けばまずまずの音質だ。


音楽


DSC01562.jpg
スマホ(SHARP SHV32)とA2DPで接続し、音楽を再生してみる。
低音はそれなりに出るが高音は弱め。
全体的に音に厚みがなく薄っぺらい。
それでもスカスカというわけではなくそれなりに迫力のある音は出ており、スピーカー位置をちゃんと調整すれば十分音楽を楽しめる。
音量はやや小さめなので、4Riders本体とスマホの両方のボリュームを最大まで上げたところ、100km/hで走行して問題ない程度の音量を確保できた。

ただし、これがスピーカーの限界らしく音割れ寸前の感じがある。
B+comやSENAと比較すると2割くらい最大音量の限界値が低く、全体的に少し薄っぺらい。
TTSはかなりスピーカーの音質が良かったので、やはりここは年代の差だろうか。

ズボンの左前ポケットにスマホを入れて1時間ほど走行したけど、プチっと途切れることは一回もなく安定性はかなり高かった。



FMラジオ


受信感度はそこそこ良くて、走行中にも割りと問題なくラジオを聴ける。
スピーカー性能が低めなのでFMラジオの音質も相応に落ちてしまうが、チューナーそのものはそこそこ良いようだ。



4台チェーン接続して動画をとってみた


4dirdersを2台と、6Ridersを2台の合計4台でチェーン接続をしてきた。

■接続状況
6Riders----4Riders----4Riders----6Riders
M君    T先輩   まさきち  K先輩
静かな山の中を走行した動画は以下の通り。


■音質
人の声はそこそこクリアに聞こえるが、ノイズリダクションが弱く、風切り音やエンジン音をかなりインカム通話にのせてしまう。
動画ではそれほど気にならない程度でも、実際はB+comやSENAとはやはり全然ノイズリダクションの効きが違う。

60kmで走るのはOK、高速はたぶんかなり厳しい。
という感じだ。



■安定性
ペアリングのリセット機能を実装しておらず、いろんなところにペアリング情報が残ってしまっていた事が原因かもしれないが、4台接続はかなり不安定だった。
一番端のM君は全体の1/3しか繋がっておらず、繋がったとしてもK先輩の声はほとんど聞こえていない。
T先輩の声も少し小さめ。
逆に、僕とK先輩は非常に快適で、音質も安定性もかなり良かった。



■通話距離
あまり距離を離さなかったけど、安定している僕とK先輩の間は200m程度離れても全く問題なし。
T先輩とは100mくらい離れるとノイズがのりはじめて会話がやや困難。
離れすぎなければとりあえず会話は大丈夫だった。



■インカム通話はどうなのか
2台接続であれば安定性は十分。
3台ならなんとか。
4台はかなり厳しい。
という結果になった。
6Ridersも4Ridersもペアリングの仕方次第で改善される可能性はあるけど、なかなかコツをつかむのが難しいかもしれない。
テストした回数が少ないので断定はできないけど、3台までであれば大丈夫だと思う。



6Riders持ちなら拡張用に使える


それでは総合して良い点、悪い点をまとめる。

良い点


・3台接続なら会話可能なので6ridersとあわせて激安3台通話
・若干軽い
・FMラジオは実用レベル


悪い点


・4台接続は厳しそう
・ボタンが小さすぎ&多すぎて操作しにくい
・ボリュームの上下が逆という謎仕様
・スピーカーの音質、音量が少し低い
・マイクのアームがふにゃふにゃ
・充電ポートが特殊
・見た目がいかにも中国製
・生活防水しかうたってないので不安
・ファームのアップデートが無い


6Ridersが有線音声入力とインカム通話を併用できて5000円と安い事で使い道があるけど、4Ridersは単体ではいまいちだ。
4台接続が必要なら上位のTTSで揃えたほうが良さそう。
ただ6Ridersはコスパに優れており利用価値があるので、6Riders 2台と4Riders 1台の計3台で接続する分には、安さと実用性の面でありだと思う。

もし複数の友人が既に6Ridersを持っているなら、1台4Ridersを導入してみてはいかがだろうか。

満足できなければ、全員で思い切ってメジャーメーカーへ切り替えるのもありだろう。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・4
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・4
安定性・・・・・・・・・・・4
操作性・・・・・・・・・・・2
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・5
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・4
おすすめ度・・・・・・・4!

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バイク用ヘルメット アライ、SHOEI、OGKを徹底比較

アライ、ショウエイ、OGKフルフェイスの比較
インカム記事を書くためにアライ、SHOEI、OGKのヘルメットも購入して試してみたので、この経験を活かしてヘルメットの特長をまとめる。
フルフェイス、システムヘルメット、ジェットの3項目に分けて記載する。


形状はどれを選ぶか?


ヘルメットの形状は一般的に6種類に分けられ、それぞれメリット、デメリットがあるので紹介する。
尚、近年はアウターもしくはインナーのバイザーがついた製品が増えてきている。
フルフェイス、システム、ジェットいずれにもあるので、バイザーに興味のある方は次の項目も参照していただきたい。


フルフェイス


DSC00506.jpg
顎の部分まで覆ったタイプ。
レースではフルフェイスが標準だけど公道でもフルフェイスを着用している人は多く、年々比率が上がってきているように思う。
見た目どおり防御性能はダントツNo1、見た目によらず快適性もNo1。
顎下からの巻き込み風や風切り音が少なく、長時間走行すればするほど疲労の蓄積具合に差が出てくる。
そのため、趣味性の高いマニュアルトランスミッションや、長距離移動を前提としたバイクに乗る人はほとんどがフルフェイスを利用している。

反面、下方への視界が狭いため、圧迫感が嫌な人はフルフェイスを快適だと思わない場合がある。
また少し重めの製品が多いこと、夏場の渋滞では息苦しさを感じること、ヘルメットを被ったままコンビニ等に入ることは防犯上の問題で不可なので気軽さにかける。

僕はツーリングはもちろんフルフェイスだけど、最近ではスクーターで買い物に出るのにもフルフェイスを利用する事が多い。
たまにクルーザー(アメリカン)やスクーターはジェット(オールドルック)や半帽がかっこいい、フルフェイスはダサイという話を聞くけど、全くそんなことはない。
安全性を重視してフルフェイスを選択する姿はかっこいいと僕は思う。
※他の形状を否定するわけではありません。

一度慣れてしまえばどうってことはないので、もしまだフルフェイスを持ってない人がいれば試しに購入してみてはいかがだろうか。


オフロード向けフルフェイス


オフ用メット
普通のフルフェイスに近い防御性能を持たせつつ、前車の泥跳ねが付着しないようにするバイザーがついていたり、口元に余裕があって巻き上げた土を吸い込まないようマスクをつけられたり、オフロード向けの装備となっている。
オンロードではやはり普通のフルフェイスのほうが快適なので、オンロードがメインのツーリング時にはオフ車でも普通のフルフェイスを被って来る人も多い。


ジェット


DSC01016.jpg
一般的なジェットヘルメット。
上下の視界が広く開放感があり、フルフェイスより軽いという特徴がある。
被ったまま軽く飲食したりタバコを吸ったりコンビニに入ったりできるので、近場用のサブヘルメットで使う場合も多い。
欠点は顎の防御性能が低いことと、巻き込み風や風切り音や多く長時間の走行では疲労がたまりやすいこと。
ツーリング用としても使えるが、近場利用に割り切ったほうが無難かもしれない。


システムヘルメット


DSC00723.jpg
見た目はフルフェイスに近いけど、顎の部分から持ち上げられるタイプ。
フルフェイスとジェットの良い所取りをしたもので、一応被ったままコンビに等に入れなくも無い。
ただ、顎の部分の防御性能はジェット並みで、重量もフルフェイスよりさらに重い。
※ショウエイ NEOTECのみフルフェイスレベルの防御性能有り

見た目はフルフェイスがいいけど、被ったままコンビニに入りたい、コーヒーを飲みたい、タバコを吸いたい。
そういう人に向いている。


ジェット(オールドルック)


shoei_freedom.jpg
アライ、SHOEIからも発売されているが、帽体とライナーの構造が一般的なジェットと異なり薄いため軽量かつ小型だが、その分防御性能が低い。
バイク用ヘルメットとしての利用はできない装飾品として売られているものもあるので、必ずJISを取得しているか確認しよう。
クラシック(SR400等)、クルーザー(アメリカン)等に乗っている人がよく好んで使っている。
シールドはボタンでとめて、固定式のものが多い。
シールド無しで走る人もいるけど、高速走行時は飛び石や虫アタックで顔を怪我する事もあるので、あまりおすすめはできない。


半帽


半ヘル
50cc未満の原付1種で利用可能なヘルメット。
気軽さの反面、防御性能は最低限。
50cc未満なら法律上OKだけど、やめておいたほうが無難だと思う。


一個だけ買うならフルフェイス


買うならフルフェイス
どうしても閉塞感が嫌だとか、被ったままタバコを吸いたいという特定の条件が無ければ、フルフェイスのみで良いと思う。
二つ目を購入するなら買い物用にジェットがあれば良いかな。
フルフェイスを被っていたから怪我が大きくなったという可能性は0ではないけど、フルフェイスを被っていたから軽減できた、という可能性のほうが遥かに大きいはず。
バイクに乗る者として、少しでも安全性の高いものを選んでもらいたいと思う。


二人乗り用としてバイクのリアシートにジェット(オールドルック)や半帽を括り付けている人を見かけるけど、自身のことは良いとして、大事な彼女や家族にはフルフェイスを用意してあげて欲しい。
簡易的でもいいので、できれば胸部と膝パッドも準備しておきたいところ。
30km/hでもアスファルトに頬ずりすれば、とんでもない怪我になることは想像できるだろう。
その怪我の責任は事故相手にあるかもしれないが、装備で防げたかもしれない怪我ならあなたも彼女も一生後悔することになると思う。

以前リハビリセンターに勤める友人から聞いた話で、20代前半の若いカップルが軽装でタンデム中に転倒。
男性は運良く大きな怪我は無かったが、女性は顔面をアスファルトに打ち付けて滑ったらしく、整形手術をしても元の顔には程遠くリハビリ以上に辛そうだったと。
フルフェイスを被っていれば顔は無事だったんじゃないかな。という事故は多いとのこと。
その後その二人がどうなったかはわからないが、悔やむところはあったと想像するのは難しくない。

そこまで気にするならバイクに乗るな。というのは、そもそも家から出ること自体が危険。
という極論と同類なので無視するとして、バイクのタンデムだって一つの楽しみでもあるので、万が一があった場合でも後悔しない装備を整えておこう。

プロテクターについては以下の記事も参照していただきたい。



ヘルメット選び6つのポイントとあまり気にしないで良いこと


ここでは公道での利用を想定して僕なりの選び方についてまとめる。
初めて購入する人は見てもらえればと思う。



基本的なこと


サイズ、形が自分の頭にがあっているか?


DSC00599-22.jpg
何よりこれが一番大事。
同じサイズでもメーカーごと、型番ごとに微妙にサイズも形も異なるので必ず被って確認しよう。
さらに同じシリーズでも内装の世代が変わるとサイズ感もかわってくるので、店舗で被り心地を確かめよう。

一般的には面長な人はSHOEI、丸顔な人はアライといわれているけど、メーカー公認プロショップなら内装の微調整をしてくれるので、あまり気にしなくて良い。
また、頬パッドは少しずつへたってくるので、購入時はちょっときついくらいを選ぶ。
逆に頭部はパッドの厚みがあまりなく、へたっても大差が無いので、最初からちょうど良いくらいを目安にしている。
店で3分くらい被らせてもらって、特定の部分に圧迫痛が出なければだいたいOKかな。

ちなみに、メーカー公認プロショップは、メーカーの講座を受けた店員がアドバイザーとして認定され、名札のようなものをつけている。
サイズ選びや非売品アイテムで内装の微調整をしてくれるので、心配な人は相談してみよう。

プロショップリストは以下をご確認いただきたい。
アライ プロショップリスト
SHOEI プロショップリスト



安全性をどう考えるか


次の項目にも記載するが、アライ派、SHOEI派による論争は永遠に続くのではないかと思うくらい判断材料に困るテーマだ。
個人的には、アライ、SHOEIの製品とOGKで一部ECEを明記している製品であれば、フルフェイスやジェットといった各カテゴリー内では最高レベルの安全性がある。と、会社そのものを信用して判断している。
詳細は次の項目をご参照いただきたい。



重量は少しでも軽いほうがいい?


もし同じ防御力を持つのであれば、少しでも軽いほうが良いのは間違いない。
傾向としてはSHOEIやOGKは軽く、アライは重い。
フルフェイスで1300g~1700g、ジェットで1200g~1500g、システムで1600g~1900gとなっている。
100g程度の差でも被った瞬間に違いを感じられるくらいなので、一日走ってみると首の疲れが違ってくる。
ただし、慣れれば案外平気なものなので、被り心地や機能性を優先したほうがいいだろう。
ちなみに、インカムの重量は80g~150g程度だ。



ベンチレーション


DSC00390-22.jpg
サーキット向けは前傾姿勢が強くて速度域の高いところで効果を発揮し、公道向けモデルはアップライトな姿勢で公道を走る速度域で効果を発揮するようになっている。

例えばサーキット向けモデルのRX-7Xは長いディフューザー部分を風が通り抜ける際に、負圧を利用して後頭部から空気を強制的に排出するような仕組みで、速度が遅ければ負圧はあまり期待できないので性能を発揮しきれない。
またその大きなディフューザーは風切り音を発生させやすい。

価格、低速域での性能、静音性を考えると、公道向けモデルのほうが良いかもしれない。



静音性はどうか


アライ、OGKはうるさい、SHOEIは静かと一般的には言われている。
が、僕が被り比べた限りでは、アライ(アストラルX)とSHOEI(Z-7)の差は微々たるものだった。
むしろアストラルXはアウターバイザーをつけておいてよくこれだけ静かにできたなと思う。
OGKはちょっとまだまだかな。
発表されたエアロブレード5に期待したい。

ちなみに、2000年頃に発売されたアストロJと2004年発売のアストロTrの二つでは、雲泥の差があった。
アストロJはボトム部分を覆うネックパッドがなく、チークパッドと後部のシェル部分の段差が丸見えで、ここで乱気流が発生。
しかも耳元だったので高速ではかなりうるさく感じた。
アストロTrは現モデルでも踏襲されている平らなネックパッドによって乱気流が発生せず、また密閉性が高まった事で音が入り込みにくくなっており、初めて被ったときは感動したことを覚えている。



付加機能


バイザーの使い勝手は?


DSC00392-22.jpg
ここ数年、インナーまたはアウター式のバイザーがついたヘルメットが多くなってきている。
バイザーがつけばシールドの交換が不要になるし、トンネルに入った時等にもすぐに対応できてとても便利だ。逆に100g程度重くなるし、ヘルメットが大きくなったりするというデメリットもある。

アライのアストラルXでアウターバイザーを使ってみたけど、正直なところ、めっちゃ便利。
とってもおすすめ。
では、インナーかアウターかどっちがいいのか?

インナータイプのメリット
見た目がスマート
汚れにくい

インナータイプのデメリット
帽体が大きくなる
二重に曇るので視界が悪くなりやすい


アウタータイプのメリット
曇りを気にしなくていい
オプションで後付にしやすいので対応製品が多い
不要な場合ノーマルにできる製品が多い

アウタータイプのデメリット
見た目がちょっと不評(僕はかっこ悪いとは思わないけど)
風切り音が増えやすい
汚れやすい


インナータイプはメガネが利用できるか気になるところだけど、僕が試した限りではどれも問題なし。
アウタータイプは風圧が気になるところだけど、アライのアストラルXは常識的な速度で使う分にはほとんど影響を感じなかった。
というわけで、アライ、SHOEI、OGKであればちゃんと考えられているので問題ないと思う。



インカムの取り付けはできるか


ここ数年で爆発的に普及したインカム。
ヘルメットメーカーもインカムの取り付けには気を遣っているようで、最近のモデルはほぼ問題ないけど、念のため以下の事は確認しておこう。

①スピーカー取り付け位置
DSC00326-22.jpg
アライは交換式のチークパッドの発泡スチロール部分が耳にきていて、若干窪みがある。
それでも痛くなる人は思い切って発泡スチロールを削ろう。
※自己責任で

SHOEI、OGKは基本的に耳の部分はプラスチック素材なのだけど、かなりスペースに余裕があるので痛くなることは少ないと思う。


②インカム本体位置
DSC01045-22.jpg
インカムはヘルメット左のボトム付近に取り付けることになる。
だいたいどのインカムもシェルに挟み込むクリップベースと両面テープでの貼り付けベースが付属。
アライはシェルとネックパッドにスペースがあるためクリップベース、SHOEI/OGKは貼り付けベースで取り付ける事が多い。

インナーバイザーつきの製品はレバーが干渉しないか心配なところだけど、僕が確認した限りでは、最も取り付けにくい、場所が悪いと言われるOGK ASAGI(ジェット)でも、インカムの取り付けは問題なかった。


③ケーブルの取り回し
インカムのケーブルの長さとヘルメットの首周りのつくりによっては取り付けが不恰好になることもあるので、そのへんは以下のインカム記事を参照していただきたい。



その他あまり気にしなくても良さそうなこと


・空力性能ってどこまで実感できる?
確かにヘルメットによって違いはあるし、わずかでも優れているにこしたことは無い。
ただ、空力性能が良いといわれるSHOEI(Z-7)と、悪いと言われるアライ(アストラルX)でも、常識的な速度で走っている限りはほとんど感じられなかった。
僕が鈍感なだけとか、バイクによって違うというのはあると思うけど。
数パーセントの違いはあるにしても、日本の道路事情では気にしなくて良いと思う。

それより自分の頭にフィットしているかのほうがはるかに重要なので、フィット感を優先することをおすすめする。



安全性について


安全規格ロゴ
論争の絶えない、SNELL(アライ) 対 SHARP/ECE(SHOEI)について、気になったので自分なりに調べて考えてみた。
結論としては、アライ、SHOEIなら何でも良いんじゃない?と身もふたもないものだけど、そこにいたるまでの経緯に興味のある方はクリックしてみてください。
あとOGKも一部ECEを明記しているので、安全性はかなり良さそうだ。



■国内販売製品によく採用される規格
PSC(日本) 日本で販売する乗車用ヘルメットに必須の規格 JIS同等の安全性
SG(日本) 製品欠陥の場合の対人賠償が付帯される JIS同等の安全性
JIS 1種/2種(日本) そこそこの防御性を必要とする規格 1種は125cc以下、2種は無制限
MFJ公認(日本) SNELLまたはJIS 2種同等 MFJ主催のレースで利用可能になる
SNELL(アメリカ) 民間団体による耐貫通に重きをおく最高レベルの試験

※PSC、SG、JISは基本全製品取得しているレベル

■国内販売製品ではほとんど採用されない規格/評価
ECE22-05(EU) 衝撃吸収に重きをおく最高レベルの試験
SHARP(イギリス) 衝撃吸収に重きをおく最高レベルの安全性評価
※メーカー持込ではなく、市販製品を適当に購入してテストするらしい。
DOT(アメリカ) 耐貫通に重きをおく国の規格でJISレベルらしい

この中でアメリカのSNELL陣営とヨーロッパのSHARP&ECE陣営で意見が真っ二つに分かれる。
SNELLは強固なライナーで頭部への外傷を減らす、SHARP&ECEは衝撃を吸収して脳へのダメージを減らす、という方向性で評価している。
安全性に対する考え方が違っており、僕のような素人にはどっちが安全性が高いのかはわからない。
昔はSNELLが最高といわれていたけど、ここ数年はSHARPが最も信頼できるという話をよく聞く。
ただし、注意点がある。


SHARPテストは英国内の製品を評価している


sharp-logo.jpg
SHARPは英国内で販売されている製品を評価しているものであり、英国と日本で販売されている製品が同一か否かメーカーは公式に発表していない。

つまり、SHARPの評価は日本で販売されている製品に当てはまるかは不明。
名前が同じでも地域によって仕様が異なる事はままあるので、公式発表が無い限りはSHARPの評価を直接製品に当てはめるわけにはいかない。
ということで、SHARPテストのサイトだけ紹介しておくので、興味のある方は各自で調べていただければと思う。
SHARPテストへのリンク

ちなみに、アライは側頭部が非常に弱く評価が低かったが、アストロプロシェードで5点満点中4点、RX-7Xは満点に評価を上げている。


安全性はどう判断するか?


JIS2種をとれていればOKだと思うけど、プレミアムヘルメットを買うからにはもうワンランク上の安全性がどうなっているのかを知りたいところ。
MFJは日本の主要なレースでの使用を公認するもので安全性的にはJIS2種レベルなので、日本ではSNELL以外に参考になる指標は無い。

で、結局のところ僕の判断基準は、アライ、SHOEIとOGKのECEを明記している製品なら安全性は最高レベル。
と、なんとも玉虫色の結果になった。



メーカーの傾向



SHOEI

SHOEIのロゴ

・欧州のSHARP/ECEを重視した防御性
 ※車のバンパーのようにぶつかって潰れることで衝撃を緩和することを重視しているため軽い
・帽体が大きい
 ※衝撃緩和のスペース確保のためかな?
・インナーバイザー等のギミックが多くモデルによって特色がある
 ※SHARP/ECEには形状の制約が少ないため自由に作れる

プレミアヘルメットシェア世界No1といわれる日本が世界に誇るメーカーの一つ。
MotoGPでの採用もアライ、AGVと互角で実績、ブランド力ともに最高峰。
アライとは長年ライバル関係にあり幾度と無くやりあっている。

全体的に軽い事とギミックが多くて多種多様な製品を販売している事がSHOEIの魅力。
ターゲットを絞って特化した製品が多いので、最適な製品が見つかるだろう。
人気No1を不動のものにしているZ-7のみ持っているけど驚くほど軽く快適なので、一度試してみると良いと思う。


アライ

アライのロゴ

・アメリカの民間団体SNELL規格を重視した防御性
 ※大きな衝撃や複数回の打撃に耐えられるよう硬く作られているため重い
・R75という独自の概念で丸みのあるフォルム
・帽体が小さい
・ギミックが少なくモデル毎による違いが小さい

 ※変わり映えしないので古いモデルでも古さを感じにくいのはある意味メリット

国内ではプレミアヘルメットシェアNo1、世界ではNo2、MotGPではアライ、SHOEI、AGV(伊)の3社が強く、実績、ブランド力ともに世界最高峰。
1989年にスクエアから発売された魔界塔士Sa・Ga(ゲームボーイ)に登場する最強の防具「アライのメット」は、本当にアライのことをさしていたそうだ。

僕はバイクに乗り始めてから17年間ずっとアライがメイン。
制約の多いSNELLを重視しているがために、どれも似通った製品ばかりで選び甲斐が無い事と、重い事が不満。
それでもアライのフィット感ほど僕の頭にバッチリあっているものは無く、結局アライに戻ってきてしまう。

アストロ、ラパイド、ベクター、Quantamで見た目が好きなものを選んでおけばOK
ただし2017年3月現在では唯一ベクターXが新システムを採用し、他は旧式化しつつあるので、どれでも良ければまもなく発売されるベクターXが良いと思う。


OGK kabuto

ogk-ロゴ

・欧州のSHARP/ECEを重視した防御性
 ※ただし英国ではあまり販売されてないせいかSHARPで評価対象になってないものが多い
・機能の割りに安い
・スタビライザーやインナーバイザー、システムヘルメット等のギミックが多くモデルによって特色がある
・静音性がやや劣る


2000年頃はOGKなんて論外と思っていたけど、2010年頃には性能と品質を向上させつつ低価格を貫いて、第3メーカーとしてシェアを急速に伸ばしている。
SHOEIの廉価版のような位置付けではあるが、SHOEIよりも先に空力特性と軽量化に特化する方向性を歩み始め、上位2社に追いつこうと挑戦している。
OGKは4製品を持っていたけど、どれもアライ、SHOEIの一歩手前の品質と性能で4割安という感じだ。
ソリッドモデルとグラフィックモデルの価格差が小さいので、迷わず好きなデザインを選べるのは嬉しいところ。
僕はアライメインだけど、ちょい乗り用はOGK
意外と良いよ。
でも、なんでブランド名をkabutoにしたのだろうか。
OGKのほうがかっこいいのに・・・。



では製品を紹介。
長くなるので下記をクリックすればその項目までジャンプします。

・フルフェイスの一覧
・ジェットヘルメットの一覧
・システムヘルメットの一覧



フルフェイスの紹介


メーカーごとに分けて紹介する。
システムヘルメットは次の項目で紹介。

アライのグラフィックモデルは代理店オリジナルが大量に発売されており、これを一括で見ることができなくて不便を感じていたので、一念発起してかき集めてみたら予想以上に時間がかかってしまった。
※廃盤カラーは掲載してないものがあります。
※抜けがあると思います。

サーキット向けのモデルは200km/hオーバーの高速走行、SS並みの前傾ポジション時に整流効果やベンチレーションが最大限発揮されるように調整されている。
もちろん公道でも快適に使えるので気に入ったものがあれば購入して問題はないけど、価格が高いことと静音性に劣る事が多い。
公道向けモデルは前傾からアップライト、一般道から高速道路まで幅広いシチュエーションで性能を発揮するようになっており、値段も安めなものが多い。


SHOEI


Z-7は超名品だと思う。
迷ったらZ-7にしておけばOK!

SHOEI X-Fourteen 空力特性重視のサーキット特化モデル


X-14全モデル2resize
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特徴/安全規格
・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用
・密閉性、メンテナンス性、視界を向上させたCWR-Fシール/QR-Eドシステム
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・頬パッドも冷却する新ベンチレーション
・スピーカー設置の窪み有り

・SNELL2015
・MFJ
・JIS2種
・2016年4月発売
・実売価格 5万~6万円

前傾ポジションに特化したハイエンドモデル
SHOEIはSNELLよりもECEを重視した製品をラインナップしているが、サーキット向けモデルとして本製品はSNELL2015にも適合している。
高速、前傾ポジションでのヘルメットのブレを抑えるよう空力特性の向上に力を入れており、気流を良くするために後頭部のフラップが飛び出した独特のデザインとなった。
また新ベンチレーションの導入で、口元からの空気が頬パッド内を通るようになり、暑さを軽減する仕組みも取り入れている。
前傾のバイクでサーキットや高速道路が多い人におすすめ。



SHOEI Z-7 歴史に残る超名品


Z7全モデル2resize
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特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 AIM帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なCWR-1シールドシステム
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化
・SHOEIの中では帽体は小さめ
・全フルフェイスの中でもトップクラスに軽い
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2014年4月発売
・実売価格 3.5万~4.5万円

軽量、快適、小さい、超人気!
発売以来、圧倒的な人気で独走する主力ヘルメット。
SHOEIは帽体が大きくずんぐりとした印象が強いが、Z-7はアライよりわずかに大きい程度にまで小型化している。
当ブログでもレビューしている通り、軽くてシールドの密閉性が高く、少し息苦しさを感じるもののチンカーテンを取り付ければ最高レベルの快適性だ。

価格的にハイエンド一歩手前ではあるけどそれだけの価値があるので、3万円前後で検討している人はもう少し予算をあげてZ-7も候補に入れてはいかがだろうか。


SHOEI GT-Air ツーリング特化モデル


GTAir全モデル2resize
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特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なCNS-1シールドシステム
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいラチェット式
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2013年4月発売
・実売価格 3.7万~4.7万円

ツーリングユーザーから熱烈な支持
SHOEIのフルフェイスで初となるインナーバイザー採用製品。(システム除く)
本製品は1500g程度で、アライのノンバイザーとほぼ同じ、プロシェードより100gも軽い。
ラチェットは慣れれば非常に簡単なのだけど、プレミアムヘルメットではDリングに慣れている人が多く賛否両論。
僕はOGKでマイクロラチェットも使っていて、最初は不便に感じたけど慣れれば便利で良いと思う。
曇りを防ぐピンロックシールドやチンカーテン等、ツーリングに欲しいオプションを標準で付属されている。
価格は少し高めだけど、追加購入するものが無いのでトータルで考えると安価だ。



SHOEI RYD 圧倒的超軽量?


shoei_ryd.jpg
特徴/安全規格
・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なCWR-1シールドシステム
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化
・SHOEIの中では帽体は小さめ
・全フルフェイスの中でもトップクラスに軽い
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2017年12月発売予定
・実売価格 3.2万~4万円

大幅に進化したベーシックモデル
2000年頃のRFDの後継として2010年に発売されたQWESTが7年ぶりにモデルチェンジをし、RDシリーズのネーミングが復活。
国内仕様の重量はまだ公開されていないが、EU仕様は1300g前後と主要メーカーでは最軽量でZ7よりも軽い。
内装は全て取り外しが可能となり、シェルを細分化して4つになるなど、QWESTの後継というよりはZ7に近い位置づけとなる。
価格は定価でQWESTより4000円上がり、ローエンドではなくミドルクラスに入ってきているが、4000円の上昇でこれだけ高機能化したのは驚いた。
OGKのエアロブレード5が非常に良いのだが、RYDの登場でまたSHOEIが引き離しそうな勢いだ。



SHOEI QWEST 質実剛健万人向けモデル


Qwest全モデルresize
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特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 AIM帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なQ.R.S.A.シールドシステム
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属
・頬のみ内装を取り外し可

・JIS2種
・2010年12月発売
・実売価格 2.7万~3.7万円

SHOEIのベーシックモデル
機能は最低限で、静音性と快適性の向上に努めた安価な製品。
飛びぬけて良い部分や悪い部分がなく、SHOEIの基準がQWESTにある。
ピンロックシートとチンカーテンを標準で付属しツーリングで必要な一式がそろっている。
SHOEIなら軽量に特化したZ-7がおすすめだけど、そこまで費用を捻出できない場合はQWESTでも十分ではないだろうか。



アライ


アストラルXのできはかなり良いがちょっと高い。
早く3万円前後でVAS-Vシールドとプロシェード、チンカバーを標準付属したモデルを出して欲しい。

アライ RX-7X フラッグシップ サーキット向けモデル


RX7X全モデル5resize
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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・上位製品向け素材 PB-SNC2帽体を採用
・高速走行時に通気性が向上する新型ディフューザー
・高速走行時の安定性を向上させるエアロフィン
・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・巻き込み風を低減するエアロフラップと後付ESチンカバーV(オプション)
・スピーカー設置の窪み有り
・全ての内装を取り外し可
・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム

・SNELL2015
・MFJ
・JIS2種
・2015年5月発売
・実売価格 4.6万~5.6万円


アライ最高峰RXシリーズ
前作から新帽体の採用で大きくモデルチェンジ。
シールドの仕組みはスーパーアドシスIからVASとなり、シールド交換が楽になったり操作性が向上している点が大きい。
アウターバイザーのプロシェードにもオプションで対応。

本製品は所持していないが、兄弟製品にあたるアストラルXを所持しているので同等機能を簡単にレビューする。
・巻き込み風を低減するエアロフラップは非常に優秀で目が乾きにくい
・後付のESチンカバーVは立体構造で非常に高い整流効果を持ち口元が快適
・エアーチャンネルによる換気で走行中は顔面が快適
・ブローシャッターが改良されて顔面が快適
まとめると、顔がとても快適。ということだ。

高速道路を走る事が多い人や、サーキットでの走行も視野に入れている人におすすめ。



アライ アストラルX ハイエンドツーリングモデル


アストラルX全モデル4resize
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特徴/安全規格
・アウターバイザー標準装備
・上位製品向け素材 PB-SNC2帽体を採用
・静音性を重視した新型ディフューザーQVF
・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・巻き込み風を低減するエアロフラップ
・エアフローを改善した後付ESチンカバーVを標準付属
・スピーカー設置の窪み有り
・全ての内装を取り外し可
・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

・SNELL2015
・MFJ
・JIS2種
・2016年5月発売
・実売価格 4.6万~5.6万円

ツーリング特化は伊達じゃない
おそらくフラッグシップモデルではアライ初となるツーリング特化型。
基本的な構造はRX-7Xと同じでベンチレーションを一般走行レベルに適した形状に変更し、静音性も向上している。
実際のところ、VASシールドにかわったこともあってアウターバイザーの割りには静音性は高い。
プロシェードは見た目がかっこ悪いとの評判が多いけど、使ってみると半開のひさしとしての利用がとても便利で、直射日光を避けつつクリアな色で景色を堪能できる。

最上位の素材を使っているため高価だが、一年通してどんなシーンでも活躍できるのでおすすめ。
詳細はレビュー記事を参照してください。


アライ XD ゴストラッカー復活


arai_xd.jpg
特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・巻き込み風を低減する固定式エアロフラップ
・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・エアフローを改善した後付ESチンカバーV(オプション)
・スピーカー設置の窪み有り
・全ての内装を取り外し可
・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

・SNELL2015
・JIS2種
・2017年12月発売予定
・実売価格 4万~4.5万円

懐かしのトラッカー風デザイン
2000年頃に発売され、販売終了してから長らくたつゴストラッカーの後継とも言うべきXDが発売となった。
無骨な見た目にRX-7Xシリーズから始まる最新の機能を詰め込んで、現代的なモデルへ変貌している。
素材はベクターXと同じミドルクラス、機能はアストラルXと同じハイエンドとなっており、価格も少し高めだが見た瞬間に目を引くデザインで存在感がある。



アライ アストロIQ theスタンダード


アストロIQ全モデル3resize
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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・巻き込み風を低減するエアロフラップ
・全ての内装を取り外し可
・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

・SNELL2010
・MFJ
・JIS2種
・2010年11月発売
・実売価格 3.3万~4.3万円

フルフェイスの標準と言えばアストロ
ツーリング、街乗り、レースとマルチに使えるオールラウンダー。
形状、性能、機能、どれをとってもオーソドックスで迷ったらアストロにしておけばOK
内装は全て取り外しが可能で、頭の形に合わせて調整ができて洗うのも簡単。
巻き込み風を軽減するエアロフラップは非常に優秀。
一つ目のヘルメットに最適。
個人的にKALENの黒がすごく好きだったりする。



アライ ラパイドIR 伝統デザインモデル


ラパイドIR全モデル4resize
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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・巻き込み風を低減するエアロフラップ
・全ての内装を取り外し可
・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

・SNELL2010
・MFJ
・JIS2種
・2013年2月発売
・実売価格 3.3万~4.3万円

アライで少し見た目を変えたい人におすすめ
基本的にアストロIQと構造は同じだが、口元がラパイド伝統の3本スリットだったりベンチレーションの形状が異なっている等、アライの中では見た目に特徴がある。
1980年代に峠小僧からWGP(現MotoGP)のトップを目指す漫画「バリバリ伝説」の主人公 グン がラパイドを被っていたが、未だにグン モデル(自家塗装)が流通している程、熱狂的なファンが多い。



アライ ベクターX VAS採用普及モデル


ベクターX全モデル4resize
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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・アップ、前傾どちらでも効果の高い新型ディフューザー採用
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・巻き込み風を低減する固定ミニフラップ
・エアフローを改善した新型の後付ESチンカバーVを標準付属
・スピーカー設置の窪み有り
・全ての内装を取り外し可
・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

・SNELL2015
・MFJ
・JIS2種
・2017年3月発売
・実売価格 3.5万~4.5万円

ツーリングとレースを普及価格帯で両立
安価な固定内装タイプのOMNIシリーズを引き継ぎ登場したVectorも、2010年頃に廃盤となってから途絶えていたOMNI Vectorシリーズ。
アストロ、ラパイドシリーズに先駆けてRX-7X/アストラルXと同じVAS-Vシールドと全パッド取り外し可能なFCS内装を採用して発売。
帽体はアストロIQやラパイドIRと同じ普及価格帯のPB-clc、ベンチレーションは前作Vector同様のフロント1つのタイプ。
アップ姿勢はもちろん、前傾時にも負圧を利用して喚起効率を高める工夫がされているので、幅広いポジション、速度域で効果を得られるとのこと。
アライ内でのグレードは、 
NR/HR < OMNI/Vector < Quantum/Profile < Astro/Rapide << RX7/ASTRAL
だったが、Vector-XはQuantumクラスになっているようだ。
まだ発売したてで価格が高めだけど、これでようやくVAS-Vシールドが普及価格帯で手に入るようになるので、これから購入する人はVector-Xがおすすめ。



アライ Quantum-J コスパ重視モデル


Quantum-J全モデル2resize
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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・下位製品向け素材 cLc帽体を採用
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・巻き込み風を低減する固定式エアロフラップ
・全ての内装を取り外し可
・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

・SNELL2010
・MFJ
・JIS2種
・2012年1月発売
・実売価格 2.9万~3.9万円

必要最低限かつ十分な機能を備えた売れ筋モデル
アストロIQの廉価版だけど、ポイントはしっかり抑えコストパフォーマンスに優れている。
例えば上位製品はエアロフラップを引き出すことができるが、実際のところ格納した状態でも十分な効力を発揮するし、それでいて値段はアストロやラパイドより1割ほど安価。
グラフィックモデルが大量に発売されている点も大きなポイント。
アストロ同様、ヘルメットの標準的なポジションにいるので誰にでもオススメできる製品。



アライ HR innovation (山城オリジナル)


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特徴/安全規格
・オプションでアウターバイザー装着可
・下位製品向け素材 cLc帽体を採用
・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)
・頬のみ内装を取り外し可
・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

・SNELL2010
・MFJ
・JIS2種
・2014年2月発売
・実売価格 2.6万円

ローエンドでもSNELL2010取得
アライのグラフィックモデルを販売している販売店 山城が、アライからOEMを受けて販売している。
内装はチークパッドのみ取り外し可能で、エアロフラップが省かれ、ローエンド素材のclcが採用されている。
それでもSNELL2010を取得し、価格はアライ最安値。
アライで最も優れていると思うエアロフラップが省かれているので、高速を走るなら上位製品を選びたい。
逆に原付で安物ヘルメットを被っていた人には最適なステップアップ製品だと思う。



OGK kabuto


エアロブレード3とRT33で上位2社に接近していたが、2017年夏に発売されたエアロブレード5のできが良く、肩を並べられるところまできた感のあるOGK
勢いがありすぎてどこまで躍進するのか楽しみだ。

OGK FF-5V 渾身のサーキット向けモデル


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特徴/安全規格
・上位製品向け素材 ACT帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なSAFシールドシステム

・SNELL2010
・MFJ
・JIS2種
・2010年6月発売
・実売価格 3.3万~4.5万円

空力特性に特化したOGK最高峰モデル

OGKでは唯一SNELLを取得し、ウェイクスタビライザーで高速走行時の安定性を重視するなど、サーキットでアライ、SHOEIに迫るハイエンド製品。
ウィンドシャッターやピンロックシートを標準で付属しており、公道でも快適に使えるように配慮されている。
高速道路の走行が多い人におすすめ。



OGK RT-33 トータルバランス良好モデル


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特徴/安全規格
・上位製品向け素材 ACT帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・超軽量カーボンモデル有り(RT-33R VELLIO 5.5万円)

・ECE22-05
・MFJ
・JIS2種
・2014年7月発売
・実売価格 2.9万~5.5万円

サーキットと公道の両立を目指したOGKの主力モデル
サーキット向けのFF-5V、超軽量エアロブレード5、ツーリング向けカムイの3製品はいずれも極端に特化させることでピンポイントにユーザーニーズを満たして大きく評価をあげてきたOGKが満を持して投入した製品がRT-33だ。
自信がついたからスタンダードな製品でアライ、SHOEIに挑もう!という姿勢が見て取れる。
ただ、1点だけここだけはという特徴は、EUの最高規格 ECE22-05を取得し明記していること。
EU販売モデルと同じと思われ、SHARPテストも5点中4点と高評価を得ている事は心強い。
尚、エアロブレードほどではないけどZ7と同じくらいの重さのようなので、安全性と軽さを両立している点はすごい。



OGK エアロブレード5 軽くて静か!打倒 王者Z7の本命


エアロブレード5全モデルresize
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特徴/安全規格
・超軽量フルフェイス
・上位製品向け素材 ACT帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化
・ワンタッチで着け外しが可能なDAFシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2017年6月発売
・実売価格 2.7万~3万円

軽さと静かさを両立させたツーリングモデル
OGKの躍進を支えたエアロブレード3が6年ぶりにモデルチェンジ。
4が飛ばされたのはマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジを意味してるとのこと。
旧製品の欠点をことごく解消し、シールドのちょい開け(デミスト)、静音化、密閉性向上で隙間風をブロックするなど、着実に改良が進んでいる。
重量は1400g程度で前作より100gほど重くなったが、それでもZ-7とほぼ同じで最軽量モデルに恥じない重量だ。
性能だけならZ7と同等、価格を考慮すればZ7を上回っていると思う。



OGK KAMUI 2 格安インナーバイザー付き


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特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2015年9月発売
・実売価格 2.2万~2.5万円

インナーバイザーでツーリングにも街乗りにも活躍
コストのかかるインナーバイザーを採用しながら2万円台前半と圧倒的な安さが魅力。
ウィンドシャッターも付属しているので、迷ったらこれ一つ持っておけば何でもこなしてくれる便利な製品。
安全規格がJIS2種のみとやや劣るものの、価格と機能を考えれば非常に魅力的だ。
OGKは顎紐にラチェットバックルを積極的に採用しており改良が進んでいるので、Dリングに慣れた人でも使い心地は悪くないと思う。


OGK FF-R3


FF-R3全モデルresize
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特徴/安全規格
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なC-1Kシールドシステム
・顎紐はワンタッチバックル

・JIS2種
・2010年4月発売
・実売価格 1.4万円

メジャーメーカー最安フルフェイス
なんと実売1.4万円。
ホームセンターのフルフェイスを被るくらいならもう少し出して、本製品を選んでみてはいかがだろうか。
OGKというネームバリューと信頼性を考えれば、ウインドウシャッターやピンロックシートが取り付けできなくても十分価値があると思う。
本格的にツーリングをするには不便なことが出てきてしまいそうなので、メジャーメーカーを試したい場合や近場用サブヘルメットにもってこいだ。




ジェットヘルメットの紹介


各メーカーそれなりの数を揃えており、フルフェイス並みに力を入れていることがわかる。
ちょい乗りからツーリングまで幅広い守備範囲なので、それらにあわせた豊富なラインナップが魅力。


SHOEI



SHOEI J-FORCE4 高性能ジェット


mainimg.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 AIM帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なCJ-2シールドシステム
・曇りを防ぐCJ-2 PINLOCK EVO lensを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2015年1月発売
・実売価格 3.5万~4.3万円

空力性能を向上させたスポーツジェット
SHOEIのベースモデル。
ジェットながらスポーツ性に振っており、空力性能を向上させて高速走行もこなせる設計になっている。
重量は1300g程度でジェットの中では標準的。
シールドシステムはフルフェイス同様に密閉性が高く、ロック機構により不意なシールド開放を防ぐ仕組み。
高速走行の多い人でジェットを選びたい人に最適。



SHOEI J-Cruise バイザー付きジェットの火付け役


JCruise.jpg
特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・普及価格帯のメイン素材 AIM帽体を採用
・密閉性もメンテナンス性も良好なCJ-2シールドシステム
・曇りを防ぐCJ-2 PINLOCK EVO lensをオプションで用意
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいラチェット式
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2012年9月発売
・実売価格 3.3万~4万円

バイザー付き快適ジェット
ラチェットとインナーバイザーで普段使いの快適性を高めたモデル。
発売以降爆発的な売れ行きで、インナーバイザーを世に広めた名品。
ツーリングから買い物まで幅広く活躍する。



アライ



アライ SZ-RAM4 スポーツモデル


SZRAM4.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・全ての内装を取り外し可
・高速走行向けディフューザー
・スーパーアドシスZR シールドシステム

・SNELL2010
・JIS2種
・2011年6月発売
・実売価格 3.3万~4万円

高速走行で本領を発揮
RX-RR5譲りのベンチレーションを採用し、高速走行時に効力が高くなる仕組み。
フルフェイスは圧迫感があって嫌だけど、高速道路はたくさん利用したいという人におすすめ。



アライ MZ 防御性重視


MZ10.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用

・全ての内装を取り外し可
・ロングチークガードで防御性能を向上
・高速走行向けディフューザー
・スーパーアドシスMZ シールドシステム

・SNELL2010
・JIS2種
・2010年3月発売
・実売価格 3.3万~4万円

ツーリング向けジェット
頬の防御範囲が広く安全性が高く、高速走行向けのディフューザーを採用。
ジェットの中ではツーリング向けの特色を持つ。
被り心地は顎部分を広く覆うことでフルフェイスに近く、安心感が高い。
MZ、MZ-Fはベンチレーションの違いのみ。
CT-ZはMZ-Fのシールドを日よけバイザーに変更したモデルでそれぞれ互換性があり、後から日よけバイザーを取り付ける事も可能だ。



アライ MZ-F 防御性重視


mzf50.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・全ての内装を取り外し可
・ロングチークガードで防御性能を向上
・スーパーアドシスMZ シールドシステム

・SNELL2010
・JIS2種
・2011年4月発売
・実売価格 2.9万円

MZのベンチレーション違い
ベンチレーションを中低速向けにすることで公道に適した速度域で効力を発揮。
基本はMZと同じなので、高速道路が多ければMZ、そうでなければMZ-Fという選び方になる。



アライ CT-Z 日よけバイザー付き


ctz55.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・全ての内装を取り外し可
・ロングチークガードで防御性能を向上
・日よけバイザーを装備
・CT-M シールドシステム

・SNELL2010
・JIS2種
・2012年5月発売
・実売価格 3.3万~4万円

ツーリング向けジェット
MZ-Fをベースに日よけバイザーを装着した、アライにしては珍しい異型モデル。
プロシェードのできが良いので本製品のバイザーも風圧の影響は受けにくいよう調整されていると思われるが、風切り音はどうしても大きくなるので高速道路が多い場合には不向き。
下道でのんびり走る分にはとても便利そうだ。
気に入らなければシールドベースから交換してMZ-Fに変更可能なので、お試しの気持ちでもOK



アライ SZ-G スタンダードジェット


s_g_t1.jpg
特徴/安全規格
・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用
・頬のみ内装を取り外し可
・スーパーアドシスZR シールドシステム

・SNELL2010
・JIS2種
・2013年2月発売
・実売価格 2.7万円

固定内装の廉価モデル
RZ-RAM4から中低速向けのベンチレーションに、頭部内装を固定式に変更。
固定式内装の利点はサイズさえあえば被り心地が良いこと。
MZ-Fと金額差があまりなく、頬の防御範囲を考えると悩ましいところ。



OGK kabuto



OGK ASAGI 格安インナーバイザー付きジェット


OGK_ASAGI555.jpg
特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2014年12月発売
・実売価格 2万円

J-Cruiseの対抗馬
OGKらしく2万円前後と安価な割りに、各部の品質はそこそこ良い。
バイザーのレバー位置が悪く、インカムはぎりぎりまで前方にずらして設置する必要がある。
それを除けば概ね満足できる機能、品質なので、J-Cruiseほど予算に余裕がない場合は本製品でも十分満足できるレベルにあると思うのであわせて検討してみて欲しい。



OGK AVAND2 スタンダードジェット


avand2_55.jpg
特徴/安全規格
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・全ての内装を取り外し可
・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・JIS2種
・2012年3月発売
・実売価格 1.7万円

ホムセンメットからのステップアップに
小型軽量でスクーターのメットインにも入れやすく、普段使いに最適なモデル。
前モデルを持っていたけどギミックはなくてもそれなりの品質で安心感があるので、ホームセンターヘルメットからステップアップした場合に十分高級感を味わえ。
購入に迷ったならとりあえずAVAND2を選べばOKだと思う。



OGK AFFID-J アウターバイザー付き


affid_J555.jpg
特徴/安全規格
・アウターサンシェードを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・SG規格
・2014年1月発売
・実売価格 1.4万円

サンシェード以外は優秀
帽体やその他の品質は値段の割りにかなり良いのに、ウリのサンシェードはくすみがあっていまいち。
惜しい。
あと7000円出せば上位のASAGIが買えるので、予算に余裕があるならASAGIをおすすめする。



OGK VENIRE


venire55.jpg
特徴/安全規格
・アウターサンシェードを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・顎紐はワンタッチバックル式

・SG規格
・2011年6月発売
・実売価格 8000円

ホムセンメットの上位製品
ホームセンターに並ぶ製品の中では高級品。
残念ながら1サイズしかない。
ヘルメットはサイズ選びが重要だと考えているので、サイズが少しでも合わないと思ったなら諦めてAVAND2やASAGIを検討しよう。




システムヘルメットの紹介


アライはSNELL重視でSNELLはシステムヘルメットを許容してないため該当製品無し。
SHOEIとOGKのみとなる。
唯一、SHOEIのNEOTECは顎の部分が防御性能を兼ねられるような構造となっており、他の製品は顎の部分の防御性はうたわれておらずジェット同等と考えられる。
防御性能も欲しいなら高価ではあるがNEOTEC一択だ。


SHOEI


最高級にして最先端の機能を盛り込んだNEOTECはおすすめ。

SHOEI NOTEC 全てを盛り込んだ多機能モデル


neotec1.jpg
特徴/安全規格
・チンガードはフルフェイス並みの防御性能
・インナーバイザーを採用
・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用
・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属
・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Fを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式
・スピーカー設置の窪み有り

・JIS2種
・2012年4月発売
・実売価格 4.5万~5.6万円

価格と重量以外の全てを兼ね備えたハイスペック
Mサイズで1700g程度と重いが、バイザーとチンオープンが可能な機構を備えていることを考えれば軽い。
※アライは1550g程度、Z-7は1350g程度。
特徴はなんといってもシステムヘルメットで唯一、チンカバーではなくチンガードと呼び、顎部分の防御性を売りにしている。
実際のところフルフェイスよりは劣るけど、それに順ずるレベルにあるということらしい。
インナーバイザーまで備えているので本当にフル装備だ。
システムヘルメットが欲しいけど防御性能も極力高くしたいという人におすすめ。



OGK kabuto


高級品のIBUKI、中価格品のKAZAMI、低価格品のAFFIDとなんと3ラインナップという布陣。
力を入れているとおり、製品も特徴があって気合が入っているので検討の価値あり。

OGK IBUKI 妥当NEOTECの急先鋒


IBUKI1.jpg
特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・上位製品向け素材 ACT帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・SG規格
・2015年5月発売
・実売価格 3.5万~4.1万円

NEOTECに迫る性能と品質を低価格で
OGK最高級製品。
それもそのはず、NEOTECに照準をあわせて開発されており、OGKの中ではトップクラスの品質。
唯一スペック面で劣るのは顎の防御性能。
本製品は防御性はうたっておらずあくまでカバーであるということだ。
手に持った限りではかなり重いので、重さと顎の防御性を気にしなければ良い製品だと思う。



OGK KAZAMI お手軽でも堅実


KAZAMI555.jpg
特徴/安全規格
・インナーバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上
・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・SG規格
・2016年7月発売
・実売価格 2.7万円

売れ筋標準モデル
2万円台後半でフル装備のシステムヘルメット。
IBUKIと比べると各部の品質が少し低めで、帽体が下位製品向けのTPSとなっている。
重さはほぼ同じ1800gでNEOTECより100g程度重い。
その分、実売2.7万円とシステムヘルメットではかなり安い。
デザインが特徴的で2色構成となっており、すごくザクっぽい。
好き嫌いの分かれるところだけどこういう遊び心がOGKの良いところ。
風切り音が大きめで、口元へのベンチレーションが無いせいで篭り気味だけど、価格を考えれば大健闘。
システムヘルメットなら、NEOTECかKAZAMIの2択だと思っている。


OGK AFFID 激安!


affid566.jpg
特徴/安全規格
・アウターバイザーを採用
・下位製品向け素材 TPS帽体を採用
・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属
・全ての内装を取り外し可
・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・SG規格
・2013年9月発売
・実売価格 2万円

激安システムヘルメット
なんと2万円でアウターバイザー付きという圧倒的な低価格が武器。
兄弟製品となるジェットのAFFID-Jを持っているけど、アウターバイザーの品質がいまいちな事を除けば、価格の割りに物は良い。
もう少し出してKAZAMIを選びたいところだけど、予算が限られるならAFFIDを購入しても良いかなと思う。

以下の記事は兄弟製品のAFFID-Jになるが、参考になると思うので参照していたきたい。



ヘルメット購入のついでにインカムも


インカムは全メジャーメーカーを試してきたけど、ヘルメットはまだまだだなぁと思いつつ本記事を書きました。
これから少しずつ気になる製品を購入して試していく予定です。
本記事のついでにインカムの記事も見ていただければ、新しいバイクライフがより楽しいものになると思います。
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ローエンド MidLand BT Cityレビュー BT NEXT Proとあわせて音楽共有用に!

  •  投稿日:2017-02-20
  •  カテゴリ:MidLand
BT cityヘルメット取り付け
2015年3月に発売されたMidLandのお手軽最安ローエンド、BT Cityを購入したのでレビューする。
かわいい見た目に反して、外部音声入力が通話と併用可能と意外と侮れないやつ。
本製品は名前の通り近場で使うことが想定されており、ジェットヘルメットに適したアームマイクのみの構成。

通話距離200m、通話時間8時間と低スペックではあるけど、ミュージックシェアリング、有線外部入力を備えているので、ツーリングでも十分使えるようになっている。

2016年発売のBT Proシリーズではなく一つ前の世代にあたり、現シリーズでは用意されてないX1よりも下のグレードに当たる。
BT Proシリーズとの接続は可能だが、少し傾向が異なるので注意が必要だ。




付属品チェック



付属品はスピーカーとアーム式マイク一体型のクレードル、音声外部入力用ケーブル、USBケーブル、AC-USBアダプター、マジックテープ。
最安製品なのにACアダプターを付属させるとは・・・。
たぶん、誰もがもう持っているものだし、ハイエンドならまだしもローエンドでは極力コストダウンのために省いていいと思う。




クレードルはスピーカーとマイク一体型。
スピーカーはコネクターで分離させられるものの、BT Proシリーズとは異なり互換性は無い。
クレードルそのものは両面テープかマジックテープでヘルメットと取り付けるようになっている。




スピーカーユニットはBT Proシリーズ同様かなり小型な割りにカバーが大きい。
もう少しカバーを小さくするとか、そもそもスピーカーユニットを一回り大きくしてほしいかな。



本体チェック



本体は見た目もサイズもかわいらしい。
パッケージにはスクーターで利用しているデザインになっているけど、本当にそんな感じ。
一番大きなボタンが操作のメインとなるコントロールボタンだ。


BT city 外見比較
他製品と比べてもかなり小型なことがわかる。
ただ、クレードルが縦長いので結構高さはあるほうだ。




底面に充電用のMiniUSBポート、スピーカーマイクポート、外部音声用の2.5mmステレオミニプラグの3つ。
外部音声入力はインカム通話と併用できる点が◎




側面にコントロールボタンと上部に-ボタン、+ボタンの計3つで操作するようになっている。
それぞれ凹凸もあるしクリック感も良いので、本体が小型な割りに操作はしやすい。




本体を上からスライドさせてクレードルにドッキングさせるだけ。
外す時は上部の爪を押して、上にスライドさせる。



BT city本体ドッキング
外部音声入力はスペースに余裕がないので付属のもの以外の汎用品は入らない場合がある。
また、かなり奥までぐっと挿し込まないと音声入力がうまくできないので要注意。
クレードルにつけたまま充電できなくはないけど、ケーブルの種類によっては干渉して接続できないかもしれない。
ケーブル類はそのままで少し上にずらせば充電できるので、特に問題はないんだけども。




ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7



スピーカーケーブルが短めなので、シェルとネックパッドに隙間のないZ7は仕方なく後方からまわすことにした。
BT Proシリーズは十分な長さがあるので前方から回りこませられるのだけど。




マイクは適当に口元に設置。



BT city ショウエイZ7取り付け
本体は左右のえぐれた部分に両面テープで取り付ければ上下に長いBT Cityでもちょうど良い感じに設置できた。




アライ アストラルX


BT city アライ取り付け
アライは取り付けが簡単なのでさくっと配線して取り付けOK
上下に長いので両面テープの位置を少し高めにしておかないと、地面に置いたときにクレードルが当たって不安定になるので注意しよう。



OGK ASAGI


BT city ASAGI取り付け
コンセプトどおりジェットヘルメットにも取り付け。
ASAGIはインナーバイザー開閉レバーの位置が悪くて、相変わらずインカムの設置に困る。
やや前方の下しか平坦で取り付けに適した場所がなかったので、仕方なくこの位置に。
本当はもう少し後ろがいいんだけど。
とりあえずインカム操作もインナーバイザー操作も問題はない。



各種操作


BT city操作方法
全ての操作はマニュアルを見てもらうとして、代表的な操作を抜粋する。
BT Proシリーズとボタン構成が異なるものの操作は概ね同じなので、BT Proシリーズ利用者にとっては操作は簡単だ。


■電源オン
「コントロール」を3秒長押し

■電源オフ
「コントロール」と「-」を3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
「コントロール」を3秒長押し(青赤高速点滅)
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
「コントロール」を2回短く押してペアリングモードを終了

■スマホペアリング
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの「-」を3秒長押し
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態で「コントロール」を7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
「コントロール」を2回短く押してペアリングモードを終了

■外部入力端子の有効無効
「コントロール」を2回短く押す

■インカムモード、フォーンモード切替
「コントロール」を3秒長押し
※MidLand製品はモードを切り替えることでインカム接続かスマホ等との接続かを選択するようになっている。

■インカム通話開始、終了
「コントロール」を短く押す



音質チェック


まだ室内でのみのテストであることをご了承いただきたい。


スマホと接続して音楽を聴く



BT Proシリーズと同じ傾向だけど、低音がちょっと弱い。
高音はそこそこに出ているので女性ヴォーカルは聞き取りやすい。
最大音量は大きいので聞き取れないといことはないが、値段なりという印象だ。



インカム通話



BT Proシリーズとは通常のインカムとしてペアリングが可能なので、BT X2 Proと接続して試して確認。
BT Cityのマイクがいまひとつで、BT X2 Proで聞くと少し音が割れてしまう。
また、感度が高すぎるのでBT Proシリーズと1対1ならいいけどグループ通話にすると音量調整に困る。
逆に、BT X2 Proの声を聞く分にはスピーカー性能に問題はない。
極端に悪いわけではないけど、もう少しマイク性能は向上して欲しいところだ。

ここで本製品の一番の特徴とも言える、外部入力が併用できることを確認してみる。
まず付属のケーブルでスマホと接続。
インカムモード、フォーンモードにかかわらず外部入力が有効なことを確認。
※「コントロール」を2回短く押すことで外部入力を有効にしたり無効にできます。

次にインカム通話を開始すると、特につまずくこともなく通話と外部音声入力ができた。
有線で接続する手間はかかるけど、ナビ音声や音楽を聞きながらインカム通話ができるという点では非常に便利だ。



BT Proシリーズとの4台チェーン




接続方法はBT NEXT Proの記事をご参照いただきたい。

今回の目的はBT NEXT Proのパブリックモードで音楽を共有チェック。
BT Cityはブリッジ不可のため端に接続して確認してみた。
インカム通話に関してはちょっとノイズが多めだけど、B+com 4台と大差は無い程度。
スペック上、通話距離200mなので実際に走行するとおそらく100m程度が限界と思われる。
このあたりは実際に走行してテストするので、気長にお待ちいただきたい。


BT NEXT Proのパブリックモードで音楽を共有してみたところ、2つ離れて遠めの場所であるにもかかわらず、十分音楽を楽しめるくらいに聴くことができた。
やはりこのパブリックモード、面白い!!



BT Cityの評価


気軽に使えて安価。
それでいて有線外部入力とインカム通話が併用できるため、他の人とのツーリングでも活躍できる。
上位のBT Proシリーズよりスピーカーとマイクの性能が劣りFMラジオも無いので、MidLandで固める場合はBT X1 Proと迷うところ。

また、この価格帯はデイトナ イージートーク3という強力なライバルがいるのであわせて検討することになるだろう。
ソロなら音質の良さでイージートーク3、操作性の良さでBT cityという選び方になる。
タンデムもしくは2台なら、イージートーク3が圧倒的におすすめ。

値段なりで悪いわけではないけど、上位製品との価格差が小さいことと、イージートーク3が優秀なので微妙な製品だ。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・3
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・6
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・4
おすすめ度・・・・・・・3!


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最安ハイエンド デイトナ クールロボGT2のレビュー

デイトナ クールロボGT2
遅くなったけど2015年11月発売のデイトナ フラッグシップモデルのレビュー!
クールロボGT2は、通話と音楽の併用ができ、4台チェーン、FMラジオ、通話距離1500mと、他社のハイエンドと対等に渡り合える性能を持っている。
それでいて2.2万円と他社のミドルクラス並みの低価格な製品だ。
他社は高級感を出しているのに対し、カジュアルなブランドイメージで実際に低価格で攻めるデイトナ。

P1070486-5-5.jpg
公式の画像がおばちゃん、しかもガキ使のキスおばちゃん系という斬新な攻め方をするデイトナにすごく興味を持ち、試してみることにした次第だ。

残念ながらお金の都合でクールロボ GT2は1台しか購入できなかったので、同社のイージートーク3との接続でテストであることをご留意いただきたい。
走行テスト時にはもう一台買って本来の性能で試したいけどちょっと無理かも。


クールロボGTとGT2の違い


GTGT2tigai.jpg
最初わからなかったので調べてみた。
初期型クールロボGTはファームアップデートで機能面はGT2同等になるとのこと。
GT2へ型番を変更したのは、スピーカー性能を向上させて音質が良くなっているらしい。
あと、本体の見た目が少しだけ変わってシルバーのメタリックデザインが入っている。

なるほど、スピーカー変更のために律儀に型番を変えてきたのか。
この程度の変更であれば同一型番で済ませてしまう可能性もあるくらいなんだけど、まじめな会社だなぁと思った。

2017年2月時点でまだ旧バージョンのGTも売られているけど、価格はほぼ同じ。
せっかく最高レベルの高音質スピーカーへ変更されたので、GT2を購入することをおすすめする。



本体、付属品確認


DSC01368.jpg
付属品含め一式。
B+comと同じく本体からスピーカーやマイクを接続するタイプで、取り付けベースは本体の取り付けのみに利用する。
ベースは一つで両面テープでの張り付けと、金具をつけることでクリップ式となる、併用タイプ。

マイクはコネクターで接続されており、アームとワイヤーの両方が付属。
フルフェイスとジェットどちらにも取り付けが可能だ。

他はスピーカー位置調整用のスポンジと充電兼ファームアップデート用のMiniUSBケーブル、最近にしては珍しくAC-USBアダプターが付属している。
ACアダプタ無くして価格を下げた方がユーザーは喜ぶと思うけどいかがでしょうか、デイトナさん。


DSC01372-2.jpg
基本的な構造はイージートーク3に近く、ボリュームボタンが上下式になっている。
ボタン名称はちょっとわかりにくい。

・前方がFボタン FMラジオの操作や電源関連
・中央がCボタン インカム通話関連
・上下式は押すこともできてAボタン ボリューム調整やインカム通話関連
・後方上がMボタン スマホ等のデバイス関連

Mボタンは硬くストロークもクリック感もないため押しにくい。
他のボタンは操作感は悪くないが、冬用グローブではFとCの判別がつきにくい。
もう少しボタンデザインを工夫してほしいところだ。


DSC01373.jpg
後方にはMiniUSB(10pin)がある。
若干形が異なるけど、普通のMiniUSBで充電が可能だ。
MiniUSBである理由はおそらく、ステレオ出力とマイクを一つのポートで通信するために10pinとなっており、MicroUSBでは5pinしか確保できないためだと思われる。

イージートーク3はやや奥まったところにあり、普通のMiniUSBでは強く押し込む必要があるが、GT2は比較的浅いので特に気にしなくてOK

尚、充電しながらの利用はオプションの下記ケーブルが必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、




DSC01413.jpg
後方のMiniUSBにスピーカーを取り付ける際はぐっと押し込もう。
防水キャップのような構造になっており、少しでも押し込み方ずれていたり足りなかったりすると、音楽が聞こえない事象が発生する。
防水もかねているので、ちゃんと押し込むよう注意しよう。



他機種との外見比較


DSC01152.jpg
見てくれはちょっと安っぽいかな。
MidLandが大幅にデザインを良くしてきたので、デイトナはデザイン面で少し取り残された感がある。
テープが貼られているのは複数台あって識別するためなのでお気になさらずに。



DSC01155.jpg
本体、ベース、ワイヤー式マイク込みで100gと軽量な部類になる。
ヘルメットはフルフェイスで1500g程度で、そこに100g~150gのインカムが取り付けられると、たかが50gの差でも違いを感じるものだ。
特に片側に取り付けるため違いを感じやすくなる。
ツーリングで一日被っても、SENA 20Sをつけたから明らかにしんどくなった。なんて事は無いけども、少しでも軽いに越したことは無い。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC01377.jpg
ベースは最初から両面テープが取り付けられており、クリップで利用したい場合は金具をはめ込むようになっている。



DSC01382.jpg
本体を上からスライドさせて取り付け。
外す場合は上部のツメを押して上にスライドさせる。
着け外しとても簡単だ。



DSC01396-2.jpg
スピーカーはイージートーク3と互換性があり、入れ替えて利用が可能。
ちゃんとFMラジオも聴ける。
なのだけど・・・・。

上がGT2のもので下がイージートーク3のもの。
スピーカーの配線が異なり、GT2の左スピーカーケーブルがやたらと短い。
ちゃんと配線を考えないとヘルメットによっては短くて取り付けしにくそうだ。

ちなみに、マニュアルを見るとイージートーク3タイプの表記になっている。
購入したのは2016年11月なので最近のものはこのタイプが付属しているのだと思うけど、もし可能であればイージートーク3に付属していたタイプのもののほうが有難いな。



DSC01173.jpg
左がGT2、右がSB4Xのスピーカー。
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。


操作


基本的にイージートーク3の-ボタンをFボタンへ、+ボタンをCボタンに置き換えたものに近いので、イージートーク3から乗り換える人は慣れた操作だ。
ただ、無言時に通話を切るVOX等もろもろかなり調整できる項目が多いので、全部を覚えるのは大変。
細かな設定はマニュアルを見てもらうとして、出先で最低限必要な操作のみを抜粋する。

DSC01372-2.jpg

全体操作


■電源オン、オフ
FボタンとAボタンを同時2秒押し

■ボリューム操作
Aボタンを上下にする

■音声案内音量調整
FボタンとCボタンを押しながらAボタンを上下で調整

■リセット
電源オンの状態から・・・
FボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
AボタンとCボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了


インカム関連操作


■インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK
 
■インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。

■グループ通話ペアリング
少し特殊なので解説。
グループ通話をするには各インカムにグループ番号を自身で割り当てる。
1、2、3、4をインカムそれぞれに割り当てた上で、それぞれを数珠繋ぎにペアリングする。
※グループ通話はクールロボGT/GT2のみ参加可能。
 イージートーク3やユニバーサルペアリングは参加不可。

①番号割り当て手順
CボタンとAボタンを同時8秒押しで緑点滅
Cボタンを押して番号を選択
Fボタンを押して番号決

これをグループ通話に参加するインカム全てで行う。

②チェーン方式でペアリング
1番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
2番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

次に
2番インカム : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
3番インカム : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。

という流れで4番までペアリングをする。

■グループ通話発信
Cボタンを押すと自動的にグループ全体が接続

■ユニバーサルペアリング
GT2      : Aボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
他社インカム  : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■インカム通話、グループ通話切断
Aボタンを押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。


■VOX感度
スマホやインカムなど一切接続してない状態で
Aボタンを上または下に2秒で離す
感度は1~4とオフに設定可
※オフを強く推奨

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
GT2      : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器  : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : Aボタンを上にする
曲戻り : Aボタンを下にする
音量調整 : Aボタンを上下にする

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : Aボタンを上に8秒で手動着信設定、下に8秒で自動着信設定
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
GT2同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可


FMラジオ関連


■FMラジオモード オン、オフ
Fボタンを2秒押す
※インカム通話との併用は不可

■手動、自動チャンネルスキャンモード切替
Cボタンを2回連続で押す

自動チャンネルスキャンモードで好きな周波数の時にFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
その後、Cボタンを2回連続で押して手動モードにし、Aボタンを上下2秒でチャンネルを切り替える。

このチャンネル登録をしておかないと周波数を固定させることができず、ずっと切り替わってしまう。
登録が必須?なのかわからないが、この事についてマニュアルに書かれてなくてよくわからなかった。



ヘルメットへの取り付け


ベースのクリップは細くて取り付けが簡単だが、スピーカーケーブルが短いためショウエイ Z7への取り付けは少し不恰好になってしまった。
アライはネックパッドの隙間が大きいため難しくは無い。


アライ アストラルX


DSC01388.jpg
ベースはクリップ式を利用。
挟み込むだけでOKなので簡単。
ケーブル長が短いので、ネックパッドを外して隙間から耳元へダイレクトに配線した。
それでも結構きつきつ。
なんでイージートーク3と同じ長さのものにしないのだろうか。


DSC01392.jpg
スピーカーは若干大きめだけど問題は無い。
ちなみに僕は耳の部分に余裕がなくてすぐ痛くなるので、チークパッドは発泡スチロール部分を1cmくらい削っている。


DSC01394.jpg
マイクは口元のチークパッドに埋め込んでいる。
アライの場合はこのチークパッド内がベストポジションだと思う。


デイトナ クールロボGT2をアライ アストラルXへ取り付け
取り付け完了。
ちょっとケーブルが短い事が難点ではあるけど、すんなりと取り付けができた。
見た目は・・・うーんもう少しかっこいいといいね。


ショウエイ Z7


DSC01399.jpg
Z7はネックパッドに隙間がなくすごく折れ曲がるので、前方の顎近くを回りこませる必要があるのだけど、GT2のケーブルでは長さが足りない。
ここを通すといつか断線すると思う。



DSC01404.jpg
仕方ないのでネックパッド後方から回り込ませることにした。
長さはOKだけどやっぱり見栄えが良くない。
引っかかってケーブルに負担もかかりそうだしなぁ。
Z7のウイークポイントの一つだ。



DSC01136.jpg
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



デイトナ クールロボGT2 ショウエイZ7へ取り付け
とりあえず設置まで完了。
ベースはクリップタイプで簡単に取り付けOK



室内で音質チェック!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクはイージートーク3と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
毎度のごとくまだ走行できてないので、自宅内でのテストになることをご留意いただきたい。
それではそれぞれをチェックしていこう。

イージートーク3は実際に走行テストし動画もアップているので、あわせて確認していただきたい。

スマホと接続して音楽を聴く


DSC01415.jpg
音質はかなり良い。
他社のオプションスピーカー同等というレベル。
低音から高音まで偏りのないバランスの良い音で癖がない。
標準付属スピーカーでかつこの価格といことを考えれば、コストパフォーマンスは抜群だ。


インカム通話


DSC01195-2.jpg
GT2は1台しか購入していないので、今回は同社のイージートーク3と接続してテストする。
GT2とイージートーク3は通常の1対1 インカム接続が可能で、それぞれが音楽を併用できることを確認している。
※ユニバーサルとHFPでの接続ではなく、インカム同士のペアリングが可能という意味。

音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
スピーカーは音楽を聴けば非常に良いので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
十分評価に値するレベルだと思う。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽併用機能。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。



GT2以外とグループ通話はできる?


試した構成は以下の通り。


■構成
イージートーク3 ⇔ GT2 ⇔ イージートーク3


GT2をグループ番号2に設定し、イージートーク3はグループ番号は設定不可。
擬似的にイージートーク3を1と3に見立てて、左から1、2、3という接続方法をしてみた。

結果・・・・残念!
GT2はどっちか1台としか接続ができない結果となった。
GT2が2台あれば状況は変わる可能性は無きにしも非ずだけど、まぁ無理だろうね。

また、上記のグループ番号割り当てができないことが原因か、GT2のグループ通話にはユニバーサル接続のインカムを混ぜることも不可。
この辺りについては後日、ユニバーサル接続検証記事に追記していきたい。

グループ通話をするにはGTシリーズ(GT2/GT1)のみで構成する必要があるってことかぁ。
イージートーク3を混ぜてグループ通話さえできれば、GT2をブリッジ機にしてイージートーク3を2台端に接続して超安価に4台接続&音楽の併用が実現したのになぁ。


FMラジオ


Fボタン2秒押しでFMラジオモードに入る。
自動チャンネルスキャンが開始され、順番にチャンネルが切り替わっていくので、好きな周波数のところでFボタンを2回連続で押すとチャンネルが登録される。
一通り必要なチャンネルを登録したら、Cボタン2回連続押しで手動モードにし、Aボタン上下2秒でチャンネルを切り替えてFMラジオを聴く。
という流れになっている。

チューナー感度については室内で確認する限り問題なし。
他社でバイクに乗りながら試して問題があったことは無いので、GT2もそれなりに快適に使えるだろう。


VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



クールロボ GT2の評価


DSC01402.jpg
スピーカー音質はイージートーク3同様に最高レベルで、インカム通話の遅延が非常に少なく、FMラジオも快適に聴ける。
音楽併用時の動作も快適かつ操作は簡単。
1台あたり2.2万円程度とハイエンドの中ではずば抜けて安いし、他社のミドルクラスよりも安価なので、GT2のみで構成してもコスト面では安くあがる。

その点においては素晴らしいのだけど、やはり既に同社の下位モデル イージートーク3や他社を持っている人がいる場合、GT2のグループ通話に入れない点が惜しい。
少なくとも、イージートーク3くらいは参加できるようにファームアップでがんばってほしいものだ。

毎度のことながら申し訳ないけど、実走テストについては気長にお待ちいただきたい。

クールロボGT2はこんな人におすすめ


・ツーリングメンバー全員がオーディオマルチが欲しいけど、できるだけ安く済ませたい!
・ソロでFMと音楽を高音質で楽しみたい!


と考えている方は、是非検討してみてはいかがだろうか。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・8
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・7!


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独自ドメインに移行したため、URLが変わりました。

  •  投稿日:2017-02-11
  •  カテゴリ:その他
いつも閲覧していただきありがとうございます。

長らく、FC2ドメインで運用してきましたが、本日をもって独自ドメインに移行しました。
あわせてブログタイトルも内容に沿うよう変更しました。
リダイレクトしていますので旧URLへアクセスしても新URLで表示が可能ですが、お気に入りやリンク等していただいている場合は、念のため新URLへ切り替えていただければ幸いです。

尚、ブログサービスは当面の間、FC2ブログを継続して利用する予定です。

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旧URL : http://vfrxjdiofreed.blog.fc2.com/
旧タイトル : バイクと車、時々自転車で遠出しよう

新URL : http://bikede-go.com/
新タイトル : バイク用品を試しにバイクでGO!
------------------------

2014年3月
3日で終わるかなと思いながら何となくつけたドメインとタイトルでつくった当ブログ。
最近、タイトルと内容があまり合致してないことが気になり、思い切って変更することを決意したのが昨日。
そして今日、いざ変更となると少し寂しく感じました。
何となくつけたドメインとタイトルでも愛着があったようです。

内容は特に変更ありません。
今後も気になるものを買って記事を書いていきますので、興味のある製品があれば読んでいただければと思います。

以上、よろしくお願いいたします。 このエントリーをはてなブックマークに追加

Excelvan EJEAS-TTS 中華インカムもデュアルチップの時代へ

EJEAS-TTSの箱
2016年9月頃にアメリカや中国で発売された中国製デュアルチップインカム EJEAS-TTS
ブランドはExcelvan
通話と音楽の併用に対応し、4台接続が可能な中国製ではハイエンドにあたる製品。
インカムは同一メーカーで揃えたほうが安定性が高いので、いまさらEJEAS-TTSをツーリングメンバー全員で揃えなおすなんて事はまず無いのだけど、ふと中国製はどこまで進化したのか気になるから購入してみた次第だ。
自分でもそれだけの理由で片っ端から散在するなんて、バカだなぁと思う。



この記事を見ているあなたも好き者だねぇ。



※2017/11/1 TTSはV4、V6などのEJEAS製品と自社ペアリングが可能であると記載していましたが、V6とは不可能であることが判明しました。
V4とは自社ペアリングが可能です。
他製品についてはコメント欄より情報をいただいていますのでご参照ください。

中国製品の概要


中国ブランドはLEXINが一番、次にBearidge、その次がExcelvanという感じのようだが、これらはメーカーではなく販売店独自のブランド名。

実際のところはいくつかのメーカーが製造しているのだけど、調べてもなかなか情報が出てこない。
意地になって調べるとようやくメーカーサイトを発見。

シンセンEJEASテクノロジー株式会社
TTSメーカーサイト
バイクやスポーツの審判?とか、Bluetoothインカムを主に手掛けているようだ。
残念ながらファームアップデートの情報はなかったが、本製品はUSB接続ができるので今後に期待したい。
しかし、リンク切れになっているページが多い。
世界中でそこそこ売れているのだから、もう少しやる気を出しても良いのではないだろうか。
尚、同社が手掛ける製品で日本でもよく販売されている製品は以下の通り。

・ V4(4riders)
・ V5
・ V6(6riders)
・ V8(Vetphone V8)
・ E6(EJEAS-E6)
・ TTS(EJEAS-TTS)

前置きが長くなったけど、EJEAS-TTSを見ていこう。

EJEAS-TTSの特徴



■インカム通話と音楽(A2DP/HFP)を両立
なんとインカム通話、音楽、FMの3つ同時が可能という優れもの。
通話しながら、ナビの音声案内をA2DPで聴きながら、FMを聴く。なんてことができる。
Bluetooth4.1対応。

■4台チェーン接続可

■ユニバーサルインターコム対応

■FMラジオ搭載
ワイドFM対応

■通話距離1500m
Amazonには2700mとか書かれてるけど販売店が独自に適当に書いたものと思われる。
メーカー公式には1500mと記載あり。

■防水IPX6

■安い!
海外の通販サイトを見ると1台1.8万円前後で販売されているのに、なぜか日本AmazonではExcelvanから10000円前後で販売されている。

いろいろ突っ込めそうなところはあるけど、スペックは相当すごい。



本体、付属品チェック


EJEAS-TTSの付属品
本体、アームマイク、ワイヤーマイク、スピーカー、クリップ式マウント、貼り付け式マウント、説明書、ポーチ。
マイクとスピーカーは3.5mm 4極プラグで本体に接続する。
汎用ヘッドセットも利用できそうな感じだ。
中国製にしては珍しく、アームとワイヤーの両方のマイクが付属している。
だいたいアーム式のみなので、フルフェイス利用者には嬉しいところ。



DSC01306.jpg
マニュアルはグローバル製品らしく英語、中国語、日本語等、一通りの言語で記載されている。
日本語も若干怪しいところはあるけど、十分内容は理解できるレベルだ。



DSC01297.jpg
本体の見た目はちょっと残念。
もう少しかっこよくできなかったのだろうか。
操作性は悪くは無い。
側面のボタン3つと上部にボリューム等3つ。
側面ボタンは押しやすく、上部ボタンはやや硬くて押しにくいけど不便というほどではない。
ただもう少しボタンが大きく離れていればいいのになぁと思う。



DSC01301.jpg
後方には上から充電用MicroUSB、AUX入力 2.5mm、スピーカー&マイク3.5mm 4pinの3つのポートがある。
なんで充電用USBポートを上面に持ってきたかなぁ。
ステレオポートも後方の縦になってるし、カバーが閉まりきってなかったりするとすぐ浸水しそう。
こういったポートはインカム後方の斜め下がベストのはず。
この設計にした理由がわからないんだけど、中国製に理由を求めるのが間違いか?

ただ、このキャップの閉め具合は良好で、だいたいの位置にあわせて押し込むときちっと閉まってくれる。


DSC01311.jpg
付属スピーカーのコネクタはちゃんと防水仕様になっており、接続するとしっかりと水を止めてくれるようになっている。
2.5mm AUX入力ポートはケーブルを接続していると浸水するかもしれないので、雨天時は利用しないほうがいいかもしれない。



DSC01304.jpg
本体との接続は4pin 3.5mmタイプなので、一般的なヘッドセットが流用できなくもなさそう。
ただ、ヘルメットに仕込めるようなヘッドセットは見たことが無いので、本製品付属のものを利用する以外は、4riders等同じような形式のものを使う程度しか選択肢は無い。



DSC01327.jpg
マイクはワイヤータイプとアームタイプの2種類。
コネクターで付け替えが可能になっている。
スポンジがかなり大きく、中身のマイクも少し厚みがある。



DSC01321.jpg
スピーカーはやや厚みがあり、直径はやや変則的な形をしていてちょっとだけ大きめだけど、ヘルメットへの設置にはそれほど困らないレベル。


操作性


操作性はまずまず。
ボタンが少し小さく押しにくいことを除けば、動作は比較的軽快でさくさく操作できる。
長押し操作も時間が短めに設定されているのでストレスは少ない。
細かな操作方法は省くが、マニュアルの日本語がそこそこまともだし、複雑な操作も少ないのでメジャーメーカーのインカムに近い感覚でOKだ。

それと、若干何言ってるのかわからない事があるけど英語アナウンスもある。
やっぱりアナウンスがあるだけでも全然違ってくるので、これはとても助かる。



ヘルメットへの取り付け


中国製インカムEJEAS-TTSをアライ アストラルXへ取り付け
マウントはとても軽量かつ簡単に取り付けが可能。
特にクリップタイプは取り付けしやすく軽量なのに、そこそこがっちりついてくれる。
取ってをつけてクリップのように開いてヘルメットの隙間に取り付けた後、取ってを外して本体を上からスライドさせてつける。
というようなイメージなんだけど、取って部分は無くてもクリップを開くことができる。



DSC01320.jpg
取ってを外して本体を上からスライドさせてカチっとなったらOK



DSC01323.jpg
貼り付けタイプはちょっと座面が狭いかな?
いくら強力な両面テープでも外れてしまいそうで怖い。



アライ アストラルXに取り付け


中国製インカムをアライ アストラルXに取り付け
クリップタイプで取り付けてみた。
底が浮くことも無くさくっと取り付けが可能。
ケーブル長も十分なので特に不安なく取り付けができた。
取り付けベースは非常に扱いやすく優秀だけど、やっぱりインカム本体はもう少しデザインをがんばってほしいところ。



音質確認



インカムペアリングはどれと可能か?


EJEAS-TTSをインカムと接続
基本的にEJEAS製品であれば全て自社ペアリングが可能なようだ。
手元にはV4とV6しかないが、それぞれ自社ペアリングをしてブリッジ接続ができることを確認した。
さらにコメント欄よりセンニンさんからE6やV8との接続情報もいただいたので、参照していただきたい。

また、ユニバーサルインターコムもサポートしているので、SENAやB+comとも接続は可能だ。
ただし、組み合わせによっては接続できなかったり、片方の声が届かない等、正常に動作しない場合もあるので、こちらもコメント欄を参照してほしい。



スマホで音楽を聴く


音質はなかなか良い。
低音から高音までバランスの良い音。
4riders、6ridersより明らかに良く、SENAよりも上、B+comと同等といったところ。
最大音量もかなり大きく、音割れすることなく聞けるので高速でも十分聞けるレベル。

1時間ほど流し続けてみたけど、特にノイズが入るようなこともなく安定していた。
音楽とFMラジオを聴くことに関してはメジャーメーカーにも劣らない性能だ。



FMラジオを聴く


スピーカーが良いので音質はもちろん良い。
FMラジオのチューナー感度も良く、Dio110でぶらっと走った限りは快適に聞くことができた。
ワイドFMにも対応しているのでAM放送を聞くこともできる。



インカム通話


SB4Xとユニバーサルインターコム、6riders、4ridersとは自社ペアリングをして一通りテストしてみたが、いたって普通に通話できるレベル。
マイクの音質もそこそこ良くて通話も快適。

他社との接続についてはある程度仕方ないところはあるが、機種によっての接続はマイク音声が聞えなかったり、音量調整ができなかったりといろいろとあるので注意が必要。
ユニバーサルインターコムについてはメジャーメーカーと比べるとやや安定性に欠ける。
詳細はコメント欄を参照していただきたい。

ノイズリダクションがどれくらい効いてくれるかは走行しないとわからないけど、4riders、6ridersよりは良さそうな感じ。
走行しながらのチェックは気長にお待ちいただきたい。

で、ここで一つ不具合。
インカム通話(ユニバーサルインターコム接続)を終了させるとなんと本体の電源が落ちてしまう。
通常のインカム通話だったらどうなるのかはわからない。
公式サイトにはファームアップについて記載はあるもののまだアップされてないので、今後のアップデートに期待したい。


通話と音楽の併用


EJEAS-TTSをスマホと接続
さて、本製品の目玉機能、インカム通話とオーディオ同時を試してみた。
構成は、EJEAS-TTSをユニバーサル接続にし、6ridersをHFPで接続。
スマホとペアリングをして音楽を流すという形だ。

結果・・・・・
なんと、インカム通話、スマホの音楽、FMを同時起動するとなんと全部聴ける!
最高性能を誇るSENA 20Sでもインカムと音楽 or FM の排他だったのに本製品はなんと全部だ。
全部同時に必要か?と言われると微妙なんだけど、できるにこしたことはない。

用途としては、インカム通話しながらナビ等から案内音声を聞き、FMラジオを聴くという感じか。
こりゃあなかなかすごいぞ。
音質や安定性も単体で試した場合と変わりなくいたって快適だった。



ここまでの評価


相変わらずソロ走行で試しただけで、誰かとインカム通話しながらの走行テストがなかなかできなくて申し訳ないのだけど、現時点での評価をする。

■いいところ
基本性能が非常に高く、動作も快適。
インカム、A2DP/HFP、FMの3つが同時に使える。
高級機にも劣らない音質の良さ。
4台チェーン接続が可能。(試せてないけど)
ユニバーサルインターコムが可能。
英語のアナウンスがあるのでなんとなくわかる。
めちゃくちゃ安い。


■いまいちなところ
ユニバーサルインターコム切断時に電源が落ちるバグがあること。
見た目がかっこ悪い。
上を向いていてキャップ閉め不十分による浸水が怖いUSBポート。


ソロ主体で時々ペアで走る人に適したインカム


1.5万円でこの性能ならなかなか良い線をいっている。
中国製にしては高いが中国製にしてはかなり高性能で、何気にコストパフォーマンスは高い。
電源が落ちるバグがどこまで発生するかわからないが、動作が非常に快適で素性は良さそうなのでチェーン接続もそれなりに期待できそう。
同社製品の下位モデルと組み合わせることで安価に4台接続が可能な点は大きな利点だ。
ただ4riders、6ridersはノイズリダクションがほとんどきかず、エンジン音を拾って高速は厳しいので、できればTTSでそろえたいところ。
V8や新型ローエンドのE6は持ってないのでわからないが、ノイズリダクションがちゃんと動作しているならそれらとの組み合わせも良いだろう。


安価なモデルでは、
・何でもいいから最低価格なら6riders
・飛距離が短く2人でいいなら高音質+音楽併用が可能なデイトナ イージートーク3
という2つの選択肢が有力。
そこに本製品は以下のような使い方をしたい人にとって選択肢の一つになりうるのではないかと思う。

・普段はソロで思う存分、FMラジオと音楽やナビ音声を高音質を楽みたい。
・たまにペアツーリングする際はユニバーサルインターコムでインカム通話とFMラジオや音楽を併用したい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・未検証
安定性・・・・・・・・・・・未検証
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・7
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・7
おすすめ度・・・・・・・7!


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MidLand BT NEXT Proのレビュー 初のグループ音楽共有機能搭載で2強を猛追!

  •  投稿日:2017-01-08
  •  カテゴリ:MidLand
BT NEXT Pro ショウエイZ7へ取り付け
MidLand BT Proシリーズのハイエンド、BT NEXT Proを購入したのでいろいろ試してみた。
性能の割りに価格が安い。ということ以外に特徴はない。

と思っていたら、僕の希望を適える素晴らしい機能を搭載していてびっくり!
インカム単体では不可能だろうと思っていたので、発見したときは本当におどろいた。

もったいぶっても仕方ないので先に書いておこう。

インカム通話と音楽/ナビ案内を併用している時、聴いている音楽/ナビ案内をインカム通話に乗せてグループ全体で共有することができる。
※自分だけって事ももちろん可能

B+comのオプション Stationとメディアサーバーではできていたけど、インカム単体でチェーン接続時にできるというのは初だと思う。
インカム通話に乗せるので少し音質は下がるものの十分聞けるレベル。
音楽の共有は嗜好の合う人でないといけないけど、ナビ音声の共有は先頭を入れ替わりながら走ったりルートについての話題が増えたりととても楽しいのだ。

詳細は後で記載するので早速みていこう。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
オーソドックスな3クラスで構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル

今回、それぞれ1台ずつ合計4台を購入して接続テストをしてみる。


機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。



本体、付属品確認


DSC01204.jpg
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?


BT NEXT Proの付属品
BT ProシリーズはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。
ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの2タイプ。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。


MidLand BT NEXT Proのスピーカーを確認
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。



DSC01206.jpg
X1、X2には日本語、英語、中国語等、グローバルモデルの分厚いマニュアルが付属していたけど、NEXTは日本語のみの薄いマニュアルになっていた。
他はクイックマニュアル、クレードルとの取り付け時の注意書き、マニュアルアップデートの案内の計4つ。


見た目はまぁまぁかっこいい


MidLand BT NEXT ProとSENA20S、SB5Xの外見比較
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。
X1やX2とはアンテナの分だけ大きくなっているけどほとんど差は無い。
BT Cityの小ささは群を抜いている。



MidLand BT NEXT Proのアンテナは折れにくそう
アンテナはSB5XやSENA 20Sはプラスチックで折れそうで怖いけど、本製品はゴムなので安心だ。



BT NEXT Proの重さ
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは111gで普通の部類。


■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g




MidLand BT NEXT Proの外見
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



MidLand BT NEXT ProのUSBポート
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
また、このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思うw



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。



MidLand BT NEXT Proの本体裏側端子
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。



MidLand BT NEXT Proのクレードル
クレードルはこのような形になっている。
今は両面テープ貼り付け用のプレートを取り付けている。



MidLand BT NEXT Proのクレードルのネジ
中央のネジ二本を外して、逆側からネジ二本でクリップタイプに付け替えが可能。



MidLand BT NEXT Proのクレードル取り付け方法
この隙間にヘルメットのシェル部分を挟み込むようになるが、ヘルメットによっては隙間がなくて取り付けできない場合もある。
僕はクリップタイプの方が好きだけど、両面テープは3Mの強力なやつがついているので、無理せず両面テープでも良いと思う。



MidLand BT NEXT Proとクレードルの接続方法
ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。


操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。

インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
初期ファームではガイダンス音声が素人的なものだったが、2017/04/08のベータ版からまともな音声に変更された。
ただし、X1、X2に比べてシステム音等がやたら大きく音が割れているので、正式版までに改善をサポートへ要望している。



DSC01226.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤青ゆっくり点滅)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤青ゆっくり点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可
ペアリング完了後、ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■スマホ等とのペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + または - を3秒長押し
※+ と - それぞれ1台ずつペアリング可
※+ と - どちらもA2DP、HFPでペアリング可
※通話と音楽の併用は - でペアリングした機器のみ利用可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!
ペアリング完了後、ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し

■パブリックモード、プライベートモード切り替え
- ボタンを3秒長押し

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可


PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
MidLand公式 サポートページ

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまう。
このせいで本記事を2回書き直している。
winXP以降はそんな事はほとんど無く油断してたけど、やっぱり定期的な保存って大事だね。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTNEXTPro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
A2DPでナビ音声を発する場合に併用するための設定だが、BT NEXT Proはそもそも併用が可能なので、X1/X2向けの設定と思われる。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。
ファームについては2017年3月時点ではまだ更新されていないので試した事はない。


スマホからの設定



GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTNEXTPro_BTSETの設定画面

PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


BT NEXT Pro ショウエイZ7取り付け
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


BT NEXT Pro ショウエイZ7へのスピーカー取り付け
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


BT NEXT Pro アライ アストラルXへの取り付け
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないがAGCの音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


BT NEXT Proとスマホの接続方法
スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




スマホは2台接続、同時利用が可能


音楽を聴くA2DPとヘッドセット用のHFPは別々の機器をペアリングして、HFPが優先されるため通話が割り込んでくる、というのはどのインカムでも概ね可能だ。
本製品も「+」と「-」にそれぞれに機器をペアリングすることができるが、こいつはその動作が一味違う。
なんと、A2DP/HFP構わず2台の機器とペアリング可能な上に、完全同時利用が可能なのだ。
※注意 インカム通話時は「-」にペアリングした1台の機器のみ併用可

同様の機能はSENA 20Sが搭載しているが、20Sは2台目の機器から音が発信されると自動的に2台目へ切り替わり、音が切れたら1台目に戻るという動作をする。
自動で切り替わるのであって同時ではない。

BT NEXT Proは同時利用が可能なので、1台目はA2DPで音楽を、2台目はA2DPでナビ音声を、なんて使い方が可能だったりする。
尚、A2DP接続機器の2台同時利用はBT NEXT Proのみで、下位のX1、X2はA2DP接続ができるのは1台のみで、もう1台はHFPとなる。



FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。



インカム同士の通話


MidLand BT NEXT Proのインカム接続方法
X2とインカム通話で確認。
走行はしてなくて自宅内でのテストになることはご留意いただきたい。

BT Proシリーズの特徴は遅延時間が非常に短いこと。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。
X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)

※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

B+comでもそれほど遅延は気にならないけど、BT Proシリーズの遅延の少なさは素晴らしいものがある。
このダイレクト感は感動ものだ。


■音質
やはりスピーカーの性能の問題かやや低音が弱いが、音楽を聴いている時と比べれば気になるようなことはなかった。
人の声は聞き取りやすくいい感じ。

4台チェーン + 音楽併用(全共有)


そして僕にとって最大の目玉機能!
通話と音楽を併用しながら、音楽を他のインカムに共有するパブリックモードだ。
もちろんパブリックモードをオフにして自分だけ聞くということも可能なので安心してほしい。

MidLand BT NEXT Proと、BT X1 Pro、BT X2 Pro、BT Cityの4台接続テスト.jpg
■チェーン接続のペアリング手順
適当にやるとなかなか接続できなかったので、試行錯誤の末、以下の手順でバッチリできるようになった。

①全機器のペアリング情報をリセットする
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → +と-同時3秒押しでリセット

②各インカムをペアリング(X2とNEXTは前と後ろでペアリング必須)
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → 前中後のいずれかを3秒長押し

③NEXTとスマホをペアリング
電源オフの状態で7秒ミドルボタン押しで設定モード → - 3秒押しでペアリングモード
※ - にペアリングした機器だけ通話と音楽の併用が可能

④X1とBT cityをインカムモードにする
電源オンの状態で7秒ミドルボタン押しでインカムモードへ
※リセットするとFMモードになっているため

⑤X2とNEXTをグループモードにする
電源オンの状態で7秒ミドルボタン押しでインカムモード → フォワード7秒押し
※リセットするとFMモードになっているため

③NEXTをパブリックモードにする
電源オンの状態で「-」を2秒長押しでパブリックモードへ

以上で準備は完了。

■チェーン接続でオーディオ共有をする手順

①NEXTとスマホの通信を開始する。

②各インカムボタンを押して4台チェーン接続をする。
個別に接続をしてもいいけど、X2かNEXTのミドルボタンを一回押すと2秒程度で4台全てが自動で接続される。
どこか一つが切れてもX2かNEXTのミドルボタンを1回押すだけで瞬時にチェーン接続されるようになっていて、とても便利だ。
ただ時々接続に失敗するので、5秒過ぎて接続できなかったらもう一度ミドルボタンを押せばいいだろう。

音楽を共有するパブリックモード、音楽を自分だけにするプライベートモードの切り替えは接続中でも可能。
尚、MdiLandのチェーン接続は自社製品のみでなければならず、他社を混ぜることはできない。
B+comやSENAは可能なのでこの点はちょっと残念だけど、回避方法はあるので後で検証をする。


■音質確認
インカム通話に関してはちょっとノイズが多めだけど、B+com 4台と大差は無い程度。

共有される音楽の音質は以下の通りだ。
・オーディオデバイスを接続しているNEXT自身はA2DPで受信しているため高音質
・転送されている他のインカムは、インカム通話に音楽を乗せているので少し音質はダウン
 ステレオからモノラルになっているが、端っこのBT Cityまで十分音楽を楽しめる
 B+com Station、メディアサーバーと比較するとBT Proシリーズのほうが音楽の音質が良い。


パブリックモードは素晴らしい


結論としてはパブリックモードは期待以上だ。
メディアサーバーではちょっと音楽を楽しむのは難しいレベルだったけど、BT Proでは音楽を楽しめるレベルにある。
さらに遅延時間が非常に少ないので、全員で歌っても大丈夫ではないだろうかw
手元にNEXTが1台しかないので試せてないけど、グループ内にNEXTが複数台あった場合、それぞれパブリックモードにすることで複数のオーディオを共有することも可能だと思う。


BT NEXT Proのタンデム接続方法
ちなみに8人接続モードは今回の「-」ボタンでHFPペアリングしたデバイスをMidLandのインカムに置き換えているだけのものなので、接続手順はスマホの部分をインカムに置き換えればOKだ。

HFPペアリングかぁ・・・・
あれ?面白いことができそうだぞ?



タンデム用接続に他社インカムを接続する


MidLandを4台でチェーン接続をして「-」にHFPペアリングしたインカムで短距離通話が可能ということは、ユニバーサルインターコムで他社のインカムを接続して、さらにチェーンができたらMidLandのグループ通話に他社も混ぜられるんじゃないか?
と、仮説を立ててレッツチャレンジ!!
※ツイッターでご質問いただきましたが、NEXTとタンデム用接続をした1台目の他社インカムはタンデム距離(10m以下)、2台目以降は通常距離になります。

B+comを混ぜて接続テスト


DSC01232-2.jpg
①MidLandの4台は通常通りチェーンでペアリング
②NEXTの「-」にSB5X(A)をユニバーサルインターコムでペアリング
③SB5X(A) ⇔ SB5X(B) ⇔ SB4X(A) ⇔ SB4X(B)をペアリング
※SB4XはモードBにする
※B+comは上ボタンと上ボタン、下ボタンと下ボタンを順にペアリングする
 詳細はSB5Xの記事を参照してください

接続テスト!
①MidLandの4台をチェーンでペアリング
②SB5X(A)からNEXTへ発信→成功!
③SB5X(A)からSB5X(B)へ発信→成功!
④SB5X(B)からSB4X(A)へ発信→成功!
⑤SB4X(A)からSB4X(B)へ発信→成功!

なんと、B+com含めて8台接続成功!
さすがに8台も接続するとノイズは多めで、一番端のSB4X(B)は厳しいので無理だろうけど、B+com3台までならなんとかなるかも?という感じ。
接続順序を変えて、MidLandの4台チェーンとB+comの4台チェーンをした上でSB5X(A)からNEXTへの発信や、MidLand4台+SB5X(A)とB+com3台で接続した上で、SB5X(B)からSB5X(A)への接続もできた。

ということは、普段はMidLandグループとB+comグループに分けておいて、必要な時や郊外で電波の安定しそうな所だけ両グループを接続させるという運用も可能そうだ。


SENAを混ぜて接続テスト


MidLand BT NEXT ProとSENA 10Sと20Sの接続
①MidLandの4台は通常通りチェーンでペアリング
②NEXTの「-」にSENA 20S(A)をユニバーサルインターコムでペアリング
③SENA 20S(A) ⇔ SENA 20S(B) ⇔ SENA 10S(A) ⇔ SENA 10S(B)をペアリング

接続テスト!
①MidLandの4台をチェーンでペアリング
②SENA 20S(A)からNEXTへ発信→成功!
③SENA 20S(A)からSENA 20S(B)へ発信→成功!
④SENA 20S(B)からSENA 10S(A)へ発信→成功!
⑤SENA 10S(A)からSENA 10S(B)へ発信→失敗
 SENA10S(B)から発信して成功

一応成功したけど、やっぱり一番端のSENA 10S(B)は厳しく、B+comとの差はあまり感じない。
市街地は無理でも郊外でSENA3台ならなんとかなるかも?

ただし接続順序は上記のとおり、先にNEXTとSENA 20Sを接続してから、残りのSENAを繋いでいかなければならなかった。
例えば、SENA 20S(A)とNEXT若しくはSENA 20S(B)が切断されると再接続には一度SENAを全部切断して順番どおり接続しなおす必要がある。
B+comみたいにグループを分けておいて必要な時だけ接続というのは気軽にはできなさそうだ。

使い道は無限大?


MidLand主体のグループに他社を混ぜたい場合、一台余分に必要になるけど応急的に使えそうということがわかった。
SENAやB+comであれば4台チェーンの中に他社を混ぜられることを考えればメリットというわけではないが、車載動画をとっている人にはかなりいいかもしれない。
NEXTとHFP接続しているタンデム用インカムのスピーカー出力を3.5mmミニプラグとかに変換してウェアラブルカメラに入力すればタンデムで使って無くても有用に利用できる。

また、あまり台数を増やすのは厳しそうだけど、NEXTが複数あれば他社グループとのジャンクションにするNEXTと、音楽やナビ音声を共有するNEXTというように拡張する楽しみがある。

ちなみに、NEXTとHFP接続するインカムはユニバーサルインターコムとなってしまい、MdiLandはユニバーサルインターコムでブリッジは不可なので、B+comとSENAでしか実現できない仕組みだ。


タンデム用接続時の通話距離について


ツイッターからご質問いただいたので追記します。

NEXTからタンデム接続を使ってB+comやSENAを接続した場合の通信距離はどうなりますか?

NEXTとタンデム用接続をした1台目の他社インカムはタンデム距離、2台目以降は通常のインカム通話距離になります。
※バイクで走行はしていませんが徒歩で確認しました。

上記で、”一台余分に必要になる”と記載したのはそのためで、タンデマーがいなければNEXT持ちのバイクに他社インカム余らせた状態で持っておく必要があります。
その点を画像にも追記しました。

メーカー仕様外の接続方法で、MidLandグループ通話に無理やり他社インカムを混ぜる方法なので、常用は期待しない方がいいと思います。
尚、タンデム距離は本当に短距離(10m以下)なので、別バイクでの利用は現実的ではありません。


3人で実走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


BT NEXT Proの評価


P1070486-4.jpg
パブリックモードが非常に優秀!
まだ実走してないけど、いろんなことができるので夢が広がる機能だ。
ナビ音声や音楽の共有はもちろん、制約はあるものの他社インカム利用者グループとMidLandグループを繋げるジャンクション的な使い方もできるし、インカム通話の録音も簡単にできる。
他社でも是非実装して欲しいと思う。

マイク感度とデバイス音量の設定をあらかじめツーリングメンバー内で統一しておかないと、当日集まってから苦労することになるので、この点は注意が必要。
おそらくどちらも最大の設定にしておけば良いと思うが、可能であればツーリング前に一度集まって確認しておきたいところ。

全部をNEXTで揃えるとさすがにお金がかかるので、NEXT1~2台にX2、X1、BT Cityを混ぜればかなり安価に抑えられる。
それぞれ価格の割に性能が良いので、ツーリングメンバーで新たに揃えるならMidLandで統一するとやれる事が増えて面白そう。
詳細な評価は実走までしばらくお待ちを!


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
※オプションスピーカー・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・7
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・8
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・8
おすすめ度・・・・・・・9!

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ローエンド最強!通話と音楽を併用可能なイージートーク3をレビュー

ショウエイZ7にイージートーク3を取り付け
国内で販売されている最後の主要メーカー デイトナのイージートーク3を購入。
試走はまだだけど、とりあえず室内で一通り試したのでレビューする。
まず最初に言っておきたいのは、こいつはすごい!
1台1.2万円、2台セットなら2.3万円前後なのにとんでもない性能を秘めているので、是非、最後まで見てもらえればと思う。



ロゴ_デイトナ
Bluetoothインカムでは後発にあたるデイトナ。
基本的に同じ会社同士の製品のほうが接続性が良いので、既に大きなシェアを獲得しているB+comとSENAに割ってはいるのはなかなか難しいところ。
それでもデイトナは高機能なものを中国製品並みの価格で販売しており、上位を食って掛かろうとする意気込みが見える。


デイトナのインカムを簡単に紹介


ローエンドにイージートークシリーズ、ハイエンドにクールロボGTシリーズの2機種を展開している。
ハイエンドのクールロボGT2は2万円ちょっとの価格ながら、4台チェーンと通話と音楽の併用を可能にしたコスパ抜群なモデル。
SENA 20SやSB5Xが3万円以上することを考えると破格の安さだ。


ローエンドのイージートークは2までは乾電池だったりBluetoothでなかったりと、かなり古い設計だったが2015年8月発売のイージートーク3でBluetoothと内蔵バッテリーに変更されて一気に近代化。
通話距離はスペック上で200mと抑えられており、その他の機能は他社のローエンドとほぼ互角で、チェーン接続不可で1対1、他社との接続が可能なユニバーサルインターコム対応、FMラジオは非対応というなんかとっても普通なスペックだなぁ。。。
まぁ1台あたり1.2万円とコスパは良いのね・・・。


と思って通り過ぎることなかれ!!

なんとこいつ・・・

インカム通話と音楽を両立した通話と音楽の併用機能を搭載というとんでもないヤツだ。
初期のころの情報では片方だけ音楽も聴けるような情報があったけど、試したらちゃんと両方で音楽が聞こえた。
ファームのアップデートで対応したのかな?
調べてみたけど現在の最新はv2.3で安定性の向上のみ。
それ以前のファームアップ履歴が公式サイトに掲載されてないので本当のところはわからない。


まぁそんなわけで、いろいろ試してみようと思う。


本体、付属品チェック


イージートーク3付属品確認
すっごい小さな箱に入っており、緩衝材も必要最低限。
1台1.3万円という低価格にも関わらず、アームマイクとワイヤーマイクの両方が入っている。
ヘルメットへの取り付けはクリップタイプはなく両面テープかマジックテープでの張り付けのみ。



DSC01176.jpg
本体は+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンの4で構成されている。
後方にはマイク&スピーカー取り付けと、充電併用のMiniUSBポートが一つ。
それぞれの操作性については次の項目で紹介する。



DSC01178.jpg
後方にはMiniUSBポート。
ちょっと形状が違うけど普通のMiniUSBで充電が可能。
ただし少し奥行きがあるので、強めに差し込む必要がある。
これだけスマホでMicroUSBが広まったのだから、思い切ってMicroUSBにしてくれれば良かったのにな。
よくよく見ると、MiniUSBといっても両面を使って10pinで通信しているみたい。
GoProなんかもそうだけど、マイクとスピーカーを一つのUSBポートにまとめると片面5pinでは間に合わないのかな?
MicroUSBは小さすぎて5pinまでしか実装できないだろうから、MiniUSBになるのは仕方ないところか。

尚、充電しながらの利用はオプションの下記ケーブルが必要になる。
休憩中に充電しておけば十分なので、あまり必要性は高くないが、いざという時のために持っておくと便利そうだ、




DSC01122.jpg
マイクとスピーカーはMiniUSBで接続するようになっており、防水性を確保するためか本体への取り付けはやや硬い。
ぐっと押し込まないと接触不良で片方のスピーカーからしか音が出なくなるので要注意。


イージートーク3とSB4Xのスピーカー比較
スピーカーの直径はSB4Xよりわずかに小さく、厚みが少しある。
写真ではスポンジで少し大きく見えるけど、実際はわずかに小さい。
厚みに関しては特別分厚いわけではないので、特に問題になるほどではないだろう。



DSC01170.jpg
ワイヤーマイクも若干厚みがある。
ケーブルとの接続は専用のコネクターになっており、スピーカーとマイクではオスメスが逆になっているので間違えることは無い。



DSC01171.jpg
アームマイクはちょっと大きめ。
ジェット等で使うので邪魔にはならないだろうけど、もう少し小さくてもいいのでは?
取り付けは根元部分のフラップのような部分がマジックテープになっており、ヘルメットにもマジックテープを取り付けて固定するようになっている。

ちなみに、スピーカー&マイクは上位のクールロボGT2と互換性があるようだ。



DSC01123.jpg
ヘルメットへの取り付けベースは両面テープorマジックテープでの取り付けのみ。
個人的にはクリップタイプが好きなのでオプションででも用意してくれるといいんだけどね。
ベースは柔軟性のあるプラスチックなので、曲面にしっかり貼り付けられそうだ。

本体とのドッキングは上からスライドさせるようになっている。
着け外しは容易な点が素晴らしい。


他機種との外見比較


イージートーク3、SENA20S、SB5X等と外見を比較

高級感はないけど、形状が横長でスマートな形をしているのでかっこ悪くはない。
上位のGT2のほうがちょっと野暮ったい感じがするw
大きさはSB5Xよりわずかに大きいけど、小さい部類に入る。



DSC01145.jpg
重さはワイヤーマイク、スピーカー、ベースを含めてなんと84g!
これまで最軽量だったSB5Xより20gも軽く、持った瞬間に軽いとわかるほどだ。

■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g


たかが20g、されど20g
ヘルメットに取り付けると20gでも違いを感じられる。
実際に走行するとSENA 20Sでも特に気にならないので絶対的な差ではないけど、少しでも軽いものを希望する人にはいいと思う。


操作性


イージートーク3の操作方法

+ボタン、-ボタン、Aボタン、Mボタンで構成されている。
ボタンは全体的に硬めでクリック感はあるけど押しにくい。
Mボタンはクリック感もストロークもほとんど無いので、押しているのか押してないのかが非常にわかりにくい。
かなり強めにぐっと押し込まないといけない。
B+comやSENAと比べるとちょっと操作性は悪いかな。

また、かなり多機能で全部の操作を覚えるのは大変なので、必要そうな代表的な操作だけ抜粋する。

全体操作


■電源オン、オフ
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押し

■リセット
電源オンの状態から・・・
-ボタンとAボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了



インカム関連操作


【2016年12月の最新Ver2.30】
■インカムペアリング
親機 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
子機 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなる。
 どっちがどっちでもOK

■ユニバーサルペアリング
イージートーク3 : Aボタンを8秒長押しすると青高速点滅
他社インカム   : HFPペアリングモードにする
10秒くらい放置するとペアリング完了。

■インカム発信
Aボタンを押す
※1回押すと最後にペアリングした相手、2回押すと最後から2番目にペアリングした相手、3回押すと最後から3番目にペアリングした相手に発信する。
※チェーン接続は不可で1対1のみ

■インカム通話終了
Aボタンを1回押す

■通話と音楽の併用
先にA2DP接続でスマホ等と接続した上で、インカム通話を開始する。

■VOX感度
-ボタンまたは+ボタンを2回早押し
感度1~4とオフに設定可能

各種デバイス関連操作


■A2DP/HFPペアリング
イージートーク3 : Mボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅にする
各種接続機器   : ペアリングモードにする
5秒ほど放置するとペアリング完了
※pinコードを求められた場合は 0000 を入力

■音楽操作
再生/停止 : Mボタンを2秒押す
曲送り : +ボタンを2回押す
曲戻り : -ボタンを2回押す
音量調整 : +または-ボタンを1回押す(連続して押さないこと)

■電話操作
自動着信、手動音声着信設定の切り替え : -ボタンとMボタンを同時に8秒押す
自動着信の動作 : 着信してから10秒で自動応答する。拒否する場合はMボタンを3秒押す。
手動音声着信の動作 : 着信してから「もしもし」と発話するか、Mボタンを押すと応答。16秒放置で拒否。

■リダイヤル
Mボタンを2回押すと最後に発信した相手にリダイヤル

■ボイスコントロール呼び出し
Mボタンを1回押して、siriやgoogleをマイクに向かって話して呼び出す

■ミュージックシェアリング
イージートーク3同士でインカム通話を開始
音楽を聴いているインカムのMボタンを2秒押す

※A2DPの音楽をタンデム距離で共有
※インカム通話との併用は不可



ヘルメットへの取り付け


ヘルメットへの取り付けは比較的容易な部類。
左スピーカーのコードが短めでZ-7には取り付けしにくかったけど、それ以外のヘルメットには十分な長さだ。


ショウエイ Z-7


ショウエイZ7にイージートーク3のベースを取り付け
まずはベースの貼り付け。
両面テープでつけるだけなので、テープ部分がしっかりヘルメットに張り付くよう位置を考えながらつける。
Z-7はネック部分のパッドと帽体との隙間がほとんど無く、無理やり突っ込むと断線しそうなので前方の口元からケーブルを回り込ました結果、左耳スピーカーがギリギリの長さになってしまったので、もう少しベースを前に取り付けたらよかったかな。



ショウエイZ7にイージートーク3のスピーカーを取り付け
スピーカーは初めてZ-7の窪みにジャストフィット!
専用品かと思うくらいに綺麗に収まってくれる。



DSC01183-3.jpg
本体をドッキングして完成。
ケーブルはもう少しどこかに固定させるとか工夫したほうが良さそうだ。
全体的な見た目としては悪くは無いけど、ベースが上部に飛び出して見えてしまうのが残念。
もう少しおさまりがよければいいんだけどね。



アライ アストラルX


アライ アストラルXにイージートーク3を取り付け
アライはインカムの取り付けが容易なのでぱぱっと簡単に。
やっぱりベースのはみ出しがかっこ悪いなw



実走テスト!


配線方法は異なるもののスピーカーやマイクは上位のGT2と同じなので、概ね同じ結果で非常に音質は良い。
それではそれぞれをチェックしていこう。


スマホと接続して音楽を聞く


イージートーク3とスマホを接続して音質確認
あまり期待してなかったが、意外なことに音質は良い。
少し迫力に欠けるけど低音から高音までバランスが良く、B+comオプションのNeoやMidLandオプションのHifiスピーカー(2017年8月から標準化)と肩を並べられるくらいだ。
癖の無い普通でクリアな音だと思う。



インカム通話


イージートーク3同士の通話確認
まずはイージートーク3同士でインカムペアリングをして確認。
音質はそこそこ良い。
最大音量も十分。
少しだけ気になる点は、人の声が少し割れ気味なこと。
音楽を聴くと良い音を出しているので、マイクの問題と思われる。
安定性は少なくとも手元で確認した限りは切断されることはなく、ノイズもほとんど入らない。

また、遅延時間も短めで0.1秒程度。
MidLandのBT Proシリーズほどではないけど、SENA 10S/20S、B+com SB4X/SB5Xより高速。
他社の高級品と比べても上回っており大健闘だ。



インカム通話+スマホ音楽


目玉機能の通話と音楽の併用機能だ。
先にスマホ等、A2DP接続をしてからインカム通話を開始するとすんなりと両方が同時に聞こえ、音質も全く問題ない。
インカム通話を開始すると音楽の音量が50%程度にダウンする仕組みになっている。
バックグラウンドで流すから音量は小さめにね!ということだろう。

ちなみに通話と音楽を併用している時にボリュームボタンを押すと、音楽のボリュームが変更できるようになっている。
あれ?インカム通話の音量調整の仕方がわからないぞ。
マニュアルを見てもそこには言及されてないけど、多分どうにかしたらできるはずだけど、なかなか見つからず。
デイトナの人と話す機会があれば確認しよう。



VOXは不要 常時オフで良い


VOX機能とは、一定時間会話がなければ切断し、声を発すると自動的に接続に行くというもの。
感度の設定が難しく、シールドを閉じる音やくしゃみ等でもインカム接続に行ってしまい、非常に邪魔なのでオフにすることを推奨する。
特にソロの場合は間違ってVOXを有効にしていると、頻繁にインカム接続に行き、その間は音楽等が聞えなくなる。
他メーカーにも搭載されているが、どのメーカーのインカムでも使い勝手が悪く、必要と感じない。
常時接続にしておくか、必要な時だけ手動で呼び出すので十分だろう。



市街地を走ってきた


2017/2/11追記
お待たせしました。
先輩に手伝ってもらって2人で市街地を走行してきたので、そのときの動画をyoutubeにアップ。
カメラが下向きすぎててすみません。
二人ともスマホと接続して音楽を聴きながら走行している。


■インカム通話音質
若干人の声が割れやすいという傾向があり、聞き取りやすさで言うとB+comより低くSENA 20Sよりは良いという感じ。
マイクの感度が高すぎることが原因かもしれないので、マイクの位置は少し離し気味でも良いかもしれない。
ノイズリダクションは高級機と比べても遜色は無く十分だ。

■インカム通話距離/安定性
かなり電波の多い悪条件の市街地を走行している。
動画にあるけど、50km/hで走行中に50mくらい離れて間にミニバン1台が入ると、近距離の時よりノイズが増えたけど通話には支障は無い。
カメラのバッテリー切れで動画が用意できなかったけど、間に車が入らなければ60km/hで60mくらい離れてもノイズはなく快適だった。
逆に、渋滞の中、大きめの車を5台はさんで50m離れると通話は厳しい。

市街地であれば、間に車がいなくて100m、車が入ると60m程度が限界だろう。
通話距離200mというスペックから考えると十分健闘している。
郊外であればスペック通りの距離が可能ではないだろうか。

■スマホ音楽の音質
期待通りの高音質+安定度
途切れることもノイズが入ることもなく、自宅内で試したとおりの快適具合だった。



上位機種GT2とのインカムと接続は?



ここまで試してあまりの高性能ぶりに驚きの連続だったが、こうなってくるとやはり気になるのがGT2と接続して4台チェーンが可能かどうかだ。
本製品はブリッジすることはできず1対1での接続となる。
そこで上位機種で4台接続が可能なクールロボGT2のチェーン接続に加われたらマジすげぇ!と思う。


まずGT2のグループ通話の仕様を確認。
・各インカムにグループ番号を設定し①②③④を割り振る
・割り振られたインカム同士を順番にペアリングしてグループで接続する


うむ・・・イージートーク3にはグループ番号の割り振り機能が無い。
これは無理かもなぁ。
というわけで、気になったのでGT2も購入してテストしてみた。


イージートーク3とGT2の接続確認
GT2とイージートーク3のペアリングはどっちも操作は同じ。
親機がAボタン長押しで子機がMボタン長押し。
親子入れ替えてテストしたけどどっちも同じ結果が得られた。

わかった事は、GT2とイージートーク3はそれぞれ自社インカムとして認識しており、1対1で使う分にはどっちも通話と音楽の併用が正常に動作する。
※ユニバーサルとHFPでの接続ではなく、自社インカム同士のペアリングが可能という意味。

じゃあグループ通話はどうだ!?
GT2は1台しか購入してないため、試した構成は以下の通り。


■構成
イージートーク3 ⇔ GT2 ⇔ イージートーク3


GT2をグループ番号2に設定し、イージートーク3はグループ番号は設定不可。
擬似的にイージートーク3を1と3に見立てて、左から1、2、3という接続方法をしてみた。

結果・・・・残念!
GT2はどっちか1台としか接続ができない結果となった。
GT2が2台あれば状況は変わる可能性は無きにしも非ずだけど、まぁ無理だろうね。


また、上記のグループ番号割り当てができないことが原因か、GT2のグループ通話にはユニバーサル接続のインカムを混ぜることも不可。
この辺りについては後日、ユニバーサル接続検証記事に追記していきたい。

グループ通話をするにはGTシリーズ(GT2/GT1)のみで構成する必要があるということだ。
イージートーク3を混ぜてグループ通話さえできれば、GT2をブリッジ機にしてイージートーク3を2台端に接続して超安価に4台接続&音楽の併用が実現したのだけど不可能だった。



イージートーク3の評価



2台セットが2万円と非常に安価な上に、軽くてバランスの良い最高レベルの音質と通話と音楽の併用を実現した画期的なインカム。
200mという距離の短さとGT2のグループ通話に入れないという事、マイク性能が平凡なことを除けば全製品中最高の評価だ。

ただ、GT2に混ぜてグループ通話ができないという点が惜しい。
GT2自体が非常に安価なので、GT2で揃えるのも良いけど、やはり自社ペアリングで縛りがあるのであれば、上位、下位の製品でグループ通話を構成できてほしいなとは思う。


というわけで、
接続は2台でOK!
タンデムorあまり距離をあけずに走る!

という人には、イージートーク3がすごくオススメ!


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・8
操作性・・・・・・・・・・・4
機能/拡張性・・・・・・・・6
取り付けやすさ・・・・・・・8
重さ・・・・・・・・・・・・10
コストパフォーマンス・・・・10
おすすめ度・・・・・・・10!

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失敗しない低価格ウェアラブルカメラの選び方

2万円以下の安価なウェアラブルカメラが何があるか。
隆盛が激しく何を買えばいいのかわからない人のためにまとめてみた。
紹介している製品の大半は手にとってレビューしているものなので、レビュー記事もあわせてご紹介。

バイク用のドライブレコーダーを検討中の方は以下の記事をご覧ください。


メーカーの紹介


メジャーメーカーは、SJCAM、Gitup、Xiaomiの3社。
それとバイク用ドラレコに適したSoocooの計4社について紹介する。
興味のある方はクリックしてみてみてください。

■SJCAM
SJCAMロゴ2222
低価格ウェアラブルカメラを世に広めた中国メーカー。
GoProのパクリと言われる製品の一つだけど、値段の割に性能が良くコスパに優れるSJ4000を発売してからは破竹の勢いで売れまくった。
SJ4000ほどインパクトはないが定番の製品を出し続けている。
特徴は小型ながらディスプレイを搭載し、給電開始で起動&録画をするドラレコモードがついている。
製品型番が複雑でわかりにくいのが難点。


■Gitup
GitUp_logo23.jpg
後発メーカーで2製品しか発売してないが、SJCAMより総じて癖がなく高性能なことで一躍有名になった。
ハウジングや操作性はほぼGoProと同じで、給電と外部マイクを両立するコンボケーブルまで互換性があり、さらにドラレコモードも搭載した、万能な製品を提供する。
SJCAMに所属していた社員が独立して立ち上げた会社と言われている。


■Xiaomi
xiaomilogo222.jpg
スマホで世界的なシェアを持つ超巨大メーカー。
見た目は独自だが使い勝手はGoProに非常に近い。
スマホとの連携機能に優れるあたりはさすが。


■SooCoo
soocoo_soocoo-new.jpg
日本では非常にマイナーだけど、世界的にはそこそこ売れているらしい。
特殊な製品も販売しており、特にSシリーズはバイク用ドラレコに最適な独自の形状をしているのでおすすめ。


■その他有象無象
どこかの工場で作られてるやつに自社ブランド名だけつけて販売しているようなものが多数存在する。
スマホも同じだが既にこの分野はモジュール化されており、モジュールを組み合わせてそれなりのソフトウェアを入れればだいたい同じものが出来上がる状態。

まともな製品はSJCAMをベースとしたものが多く、やたら安い割りにハイスペックな製品はダメダメなものが多い。
スペックや見た目が同じなら同等の画質というわけでもなく、玉石混交なので無名な製品はギャンブル性が非常に高い。


製品の選び方



重要なポイント


スペックに騙されてはいけない。
2017年1月現在、一部の最新機種を除けば解像度4kはほぼ全てFullHDと同等レベルの画質だ。
従来はFullHDにしか対応してないのだが、解像度だけをあげて画質は据え置きとなっている製品が多数ある。
また、画角170度というものの半分は対角170度のことで、水平120度相当のものも多い。

解像度は画質を決定づける要素のひとつでしかなく、画角はうそっぱちということをよく頭に入れておく必要がある。
見極める一番の方法は極力圧縮されてなくて、高画質モードで撮影した動画をyoutubeで探すこと。
防水ケースに入っている場合は画質が落ちて見えるので、コメントをよく見よう。

また、フレームレートは最低30fpsは必要だ。
4k 24fpsの製品は大半がFullHDから街道度を上げただけ(アップコンバート)の無意味なもので、さらに1秒間のコマ数が24fpsとかなりかくつきのある動画になっている。

以上のことから、FullHD 30fpsの製品、FullHD 60fpsの製品、4k 30fps(FullHD 120fps)の製品の3つに分けて検討するといいだろう。


その他製品選びのポイント


長くなるので興味のある方は開いてみてください。

■FullHD 60fpsかFullHD 30fpsか
前者が概ね1万円から、後者は5000円からまともな製品が存在する。
動画を公開するなら60fpsのほうが滑らかでいいけど、30fpsでも問題はないので予算と照らし合わせて選択しよう。


■暗所の画質はいいか?
明るい場所での画質が極端に悪い製品は徐々に少なくなってきたけど、暗所での画質は大幅に差があるので暗い場所でも撮影をしたい人はよく調べたほうが良いだろう。
暗い場所では撮影しないという人はあまり気にしなくてもOK


■画角の広さは水平でどれくらいか?
スペックは全くあてにならない。
レンズ端の収差(湾曲)は大きくなるけど、やはりウェアラブルカメラは広角であってナンボ。
広い方がダイナミックな動画になるので、できる限り広いものをおすすめする。
調べ方は当ブログで比較しているので、参考にして欲しい。
またはyoutubeで数台並べて撮影している動画が多数あるので、目的の製品の比較動画を探して画角を確認しよう。


■ドラレコモードがあるか?
車載動画では大いに役立つドラレコモード。
イグニッションオンで給電が開始されると10秒程度で起動して録画を開始、イグニッションをオフにすると指定時間で電源が落ちる。
128GBのMicroSDカードを使えば10時間分くらい録画できるので、ツーリング中はとりあえず全て録画するというスタンスの場合は非常に便利。
※製品によってビットレートが異なるが128GBで10~12時間程度。
ヘルメットマウントやチェス等の場合はあまり使わないかな。


■外部マイク入力があるか?
車載動画で問題になる風切り音。
基本的にウェアラブルカメラの内蔵マイクはショボイし、設置場所によって風切り音はどうしても入ってしまう。
そこで外部マイクが使えるなら風の来ない場所に設置したり、インカム通話を録音したり、使い勝手が大幅に向上する。
無くてもいいけどあると何かと便利。


■wifi対応か?
wifi対応製品はスマホと接続して設定変更や録画開始、カメラの向きを調整できたりする。
車載動画の場合、カメラを車体につけているならディスプレイが覗ければwifiは不要だけど、ディスプレイが見えにくい場所だったりヘルメットマウントだったりする場合はwifiがないと厳しい。
最近はwifi搭載が標準になりつつある。


■ディスプレイがあるか?
ディスプレイがあれば操作性やカメラ設置がすごく楽になるので、すごく重要。
ヘルメットマウント専用の場合はスマホから確認するだろうし、極力軽いものが良いということであればディスプレイ無しでも良いかもしれない。


■手振れ補正があるか?
重要度でいうとさほど高くは無い。
この価格帯の製品は全て電子式で、撮影した画像の90%くらいを切り出してブレた分をずらして補正している。
そのため画角が狭くなるし、デジタルズームしたように画質が落ちるし、若干不自然さのある補正となりがち。
手振れ補正よりもぶれないようマウントすることのほうがはるかに重要な上に、バイクのような微振動は吸収できないので車体に取り付ける場合は不要。
名前の通り手に持ったり体にマウントする場合は非常に有効。


■その他
上記のこと以外にも大事なことはたくさんあるけど、製品差が少なかったり比較が難しかったりするのであまり重要視されてない。
例えば、バッテリーは概ね1時間~1時間30分程度だけど環境によって大きくかわってしまうため正確な比較が難しく、レビュー情報がほとんど無い。
当ブログでは一応いくつか試しているので参考にしてみてほしい。

他にはハウジングの形。
安いやつがいくらでも出回っているのであまり互換性を気にする必要はないし、マウントもほとんどGoPro互換なので気にしなくて良い。




続いて製品を紹介。
FullHD 120fps(4k 30fps)、FullHD 60fps、FullHD 30fps、終息製品の4カテゴリーに分けて書いていく。
また、画角はスペック上のものを書いても仕方ないので、手元とyoutubeで確認した推測の値です。


FullHD 120fps(4k 30fps)の製品


2017年3月頃にGiupGit3が発売されるのではないかと情報が出回っているが、まだ確定していない。
各社徐々に発売されはじめたので今年一年で最も入れ替わりの激しいグレードになると思われる。

SJCAM SJ7 Star


P1010982-555.jpg
・FullHD 120fps / 4k 30fps
・画質 良い
・画角 水平160度?
・電子手振れ補正有り
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り(タッチパネル)
・外部マイク対応
・2.1万円

2017年2月発売のSJシリーズ最上位機種。
チップはAmbarella A12S75、イメージセンサーはSONY IMX117とGoProやソニーに近い構成。
Xiaomi Yi2に続いて高画質な4k撮影を可能にした製品。
youtubeを見る限り、4kはかなり高画質だしFullHDなら120fpsまであげられる。
さらにGoProやソニーには以前から搭載されている画角を極限まで広げたSuperViewもサポート。
久々にSJCAMの本気が見られそうだがどうだろうか。
GoProやGitupと同じMiniUSBになり外部マイクにも対応なのでコンボケーブルも流用ができそう。
Git2の後塵したこの1年の巻き返しなるか。
以下の動画は手振れ補正オンのもの。





FullHD 60fpsの製品


2016年に各社がしのぎを削ったグレード。
中国製品にしては高価だが、GoPro互換かつ安定した性能を発揮するGitup Git2がおすすめ。
無名メーカー品が大量に発売されており、選び方が難しい。
ギャンブルをしないなら、Git2かSJ5000X Eliteを選ぼう。


Gitup Git2 おすすめ!


git2写真10
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平150度
・電子手振れ補正有り
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.6万円程度

2015年12月発売のGitup上位製品。
全てを標準レベルにまとめた低価格ウェアラブルカメラNo1の優等生
電子手振れ補正はかなり優秀。
同時期に発売されたSJ5000X Eliteは良きライバル。
Git1と同じくGoPro互換な上にドラレコモードや背面ディスプレイもあり使い勝手が良い。
オプションケーブルを使うことで給電と外部マイクの両立が可能な点は特筆に価する。




SJCAM SJ6 Legend


sj6lenged.jpg
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通?
・画角 水平120度?
・電子手振れ補正有り
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り(タッチパネル)
・外部マイク対応
・1.5万円程度

2016年11月発売 SJ7の下位製品。
タッチパネル対応のディスプレイとフロントにも小型のディスプレイを備える最新モデル。
チップがNovatekNT96660、イメージセンサーがPanasonic MN34120PAとグレードダウンしているため画質が若干劣るが、アップコンバートで誤魔化していたSJ5000X Eliteとは異なり4k正式対応となっている。
GoProやGitupと同じMiniUSBになり外部マイクにも対応とのことなのでコンボケーブルも流用ができそうだ。







SJCAM SJ5000X Elite 


P1070811-33.jpg
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 普通
・画角 水平120度
・電子手振れ補正有り
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.4万円程度

2015年11月発売 SJ5000の最上位モデル。
やっとSJCAMからまともなFullHD 60fpsが発売された!と喜ばれたけど、同時期にGiup Git2というライバルが出現し市場を二分することになる。
電子手振れ補正の仕上がりはまずまずで、画角、オプション等、トータルでGit2に負けているが、メニューの操作性が良いことと、値段が少し安いことが勝っている点。

尚、Elite発売直前に限定版と称して廉価なSJ5000Xが販売されていたが、数量限定だっため既に市場からは姿を消している。
購入するときは念のため「Elite」もしくは「ソニーセンサー」と記載があるか確認しよう。




SJCAM M20


M20-002.jpg
・FullHD 60fps / 4k 24fps
・画質 そこそこ良い
・画角 水平120度
・電子手振れ補正有り
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.5万円程度

中国製ウェアラブルカメラにしては珍しい縦型。
SJCAMは過去にもキューブ型のM10や同じ縦型のSJ1000等、異なる形状のモデルを発売していたがここ最近はGoPro類似タイプがほとんどだった。
M20はSJ5000X Eliteとほぼ同じだけどチップがかわっており若干画質が良くなっているとのこと。
youtubeで見る限りはSJ5000X Eliteよりダイナミックレンジが広く、暗所の補正も若干向上しているようだ。








SooCoo S70


996ba953a0219a8547eb72ad8dbf02f25529.jpg
・FullHD 60fps
・画質 普通
・画角 水平120度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.5万円程度

本体そのものが防水構造で、防水性を確保したままUSBから給電するケーブルがオプションで販売されている。
デフォルト設定でドラレコモードが有効になっており、バイク向けドラレコを意識した製品だ。
画質はビットレートがやや低く、SJ4000より少し良い程度と物足りなさを感じるが、バイク用ドラレコ兼ツーリング記録として大活躍すること間違いなし!
ただ、2017年4月時点で給電ケーブルの国内販売がないので、海外通販か待つかする必要がある。

一つ前のS60のレビュー記事だけどFullHD60fps対応と画質が若干向上した以外は同じなので参考にしてもらえればと思う。




Xaiomi XiaoYi


P1070030-2.jpg
・FullHD 60fps
・画質 良い(要調整)
・画角 水平160度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード無し
・wifi有り
・ディスプレイ無し
・1万円程度

2014年発売 巨大企業Xiaomiのウェラブルカメラ第一弾。
安価なわりに基本性能は非常に高いのだけど、調整がいまいちで通常状態では画質は良くない。
レンズ調整やスクリプトで調整することで劇的に画質が向上するという、上級者向けの製品。
GoProやソニーを意識してか、ディスプレイ無し、ドラレコモード無しで少し使い勝手が良くないのもちょっとマイナス。

ディスプレイが無い分軽量なのでヘルメットマウントに適している。
スクリプト調整などもろもろ記事にしてあるので以下レビューから参照していただきたい。




WIMIUS Wifi 4K


P1010982-555.jpg
・FullHD 60fps / 4k 30fps
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平120度?
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード無し?
・wifi 有り
・ディスプレイ有り
・8000円程度

2016年6月からamazonで取り扱いが始まり売上を急激に伸ばしている格安4k対応。
FullHD 60fps、画角は水平120度くらい?と思われる。
なんと予備バッテリーもついて8000円前後という安さ。
youtubeを見る限り画質はいまいちだが、FullHD 60fpsを安価にという目的であればいいかもしれない。
ただ、もう少しお金を出してGit2かSJ5000X Eliteにするか、安価にDBPOWER SJ4000のほうが幸せになれるような気がする。

参考までに以下の動画の40秒あたりから撮影動画があるけど、画質はSJ4000程度かな。





FullHD 30fpsの製品


2014年~2015年の主力となったグレード。
元祖低価格ウェアラブルカメラとして世界中で売れたSJCAM SJ4000や、脅威の夜間撮影性能を誇るGitup Git1があり、2016年にもまだまだ超低価格な製品が続々と発売されている。
4000円~1万円程度なのでお試しで購入してみるのもいいと思う。


Gitup Git1 No1おすすめ!


P1070908-2.jpg
・FullHD 30fps
・画質 良い
・画角 水平120度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi 有り
・ディスプレイ有り
・外部マイク対応
・1.3万円程度

2015年12月発売のGitup下位製品。
FullHD 30fps、水平120度の画角という一見魅力のない低スペック製品だが、夜間撮影にべらぼうに強い驚愕の性能を持つ。
ダイナミックレンジは狭いものの暗い場所でもノイズが少なくシャープな動画はGoProやソニーを含めてもウェアラブルカメラNo1かもしれない。
形状はGoPro3/4と全く同じでハウジングが流用できたり、オプションケーブルで給電と外部マイクを両立できたりドラレコモードに背面ディスプレイと、使い勝手が非常に良い。
一芸に秀でる名機だが購入できるショップが少なく価格も高止まりしている。

2017年11月現在、在庫が無くなったり復活したりを繰り返しており、安定供給しているのはヤフーオークションのunidonu氏のみとなりつつあるので、早めの入手をおすすめする。
ヤフオク unidonu氏



SJCAM SJ5000 SJ5000wifi おすすめ!


SJ5000-222285.jpg
・FullHD 30fps
・画質 そこそこ良い
・画角 水平150度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi SJ5000は無し SJ5000wifiは有り
・ディスプレイ有り
・1.1万円程度

2014年11月発売 SJ4000の後継として登場。
FullHD 30fps、水平160度とSJ4000とスペック上はほとんどかわらないが、夜間画質が良くなったり画角が水平160度くらいになったり、色味が良くなったりとブラッシュアップされた製品。
ぱっとしないスペックが足を引っ張ってあまり売れてないけど手堅い優良製品。
ただ値段があまり下がってなく、中身がほぼ同じと思われるDBPOWER ex5000のほうが安価なのであわせて検討すると良いと思う。




DBPOWER ex5000 おすすめ!


DBPOWER-EX5000-6555.jpg
・FullHD 30fps
・画質 そこそこ良さそう
・画角 水平120度?
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi 有り
・ディスプレイ有り
・8000円程度

中身はおそらくほぼSJ5000wifiか。
物を持ってないので確実なことはわからないけど、Youtubeで見る限り画質もメニュー画面も画質もほぼ同じで画角だけがSJ4000相当。
見た目は側面のボタンが一つ少なくてSJ4000と同じようだ。
付属品として予備バッテリーが一つつくという恐ろしいコストパフォーマンスっぷり。
SJCAMが偽物が大量に出回ったせいで敬遠されたのに対し、DBPOWERブランドはその心配がいらないといった感じで受け入れられたのではないかと思われる。
SJ5000より画角が狭いことは残念だけど、SJ5000が高止まりしているのに対してex5000は価格が非常に安いので購入する価値はありそうだ。
youtubeで参考にした動画は以下のとおり。






SJCAM SJ4000 SJ4000wifi


sj4000-25252.jpg
・FullHD 30fps
・画質 ちょっと悪い
・画角 水平120度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi SJ4000は無し SJ4000wifiは有り
・ディスプレイ有り
・9000円程度

元祖低価格ウェアラブルカメラ。
2013年頃に発売され圧倒的な低価格の割に実用レベルの画質で爆発的に売れたヒット商品。
2016年現在でも未だに売れる超ロングラン。
やや青味がかった画質に水平120度程度の画角だが、発売当時は群を抜いたコスパで一躍有名になった。
ドラレコモードやループ録画、小さいながらも便利な背面ディスプレイ搭載で、GoProに無い便利さも大きな特徴。
wifiの有無で若干画質に差があるので注意されたし。
ただ値段があまり下がってなく、おそらく中身が同じと思われるDBPOWER SJ4000がかなり安価なのであわせて検討すると良いと思う。

だいぶ昔に書いたまとまりのない記事で申し訳ないけど参考にしてください。




DBPOWER SJ4000 SJ4000wifi おすすめ!


DBPOWER-SJ4000-2222.jpg
・FullHD 30fps
・画質 ちょっと悪い?
・画角 水平120度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi SJ4000は無し SJ4000wifiは有り
・ディスプレイ有り
・5000円程度

中身はおそらくSJCAM SJ4000、SJ4000wifiと同じ。
SJCAMが偽物が大量に出回ったせいで敬遠されたのに対し、DBPOWERブランドはその心配がいらないといった感じで受け入れられたのではないかと思われる。
Youtubeで見る限り画質はほぼ同じでメニュー画面は少しGUIが異なるけど項目は概ね同じ。
さすがに一昔前の性能だが予備バッテリーまでついて5000円と超激安なのでamazonで売れまくっている。
youtubeで参考にした動画は以下のとおり。



大容量MicroSDも忘れずに


MicroSDは容量あたりの価格がこなれてきた64GBか128GBをおすすめする。
カメラ側は一般的にSDHC(32GBまで)のみ対応となっているが、64GB以上のSDXCもwindowsからフォーマットソフトを使ってFAT32でフォーマットをすれば利用可能だ。
少なくとも僕の手元にある製品は全て利用できている。
※SDXCに正式対応しない理由はSDXCのデフォルトフォーマットであるexFATがマイクロソフトの知的財産であり、ライセンス料が発生するためだと言われている。

64GBなら概ね4~6時間、128GBなら概ね8~12時間程度撮影可能。
あまりに安いものは容量詐欺の製品ばかりなので、それなりのメーカーのものを購入しよう。
僕は台湾のトランセンドとか東芝(海外版)をよく購入している。

アマゾンならプライム対象製品で。
※2017年4月現在、マーケットプレイスで詐欺が横行していまるのでご注意ください。



フォーマットは何でもいいんだけど、僕はIO DATAのハードディスクフォーマッタを利用している。
フォーマット時にFAT32を選択すればOKだ。
IO DATAのサイトへ

販売終了した製品



SJCAM SJ5000+


sj5000_222.jpg
・FullHD 60fps
・画質 普通
・画角 水平150度
・電子手振れ補正無し
・ドラレコモード有り
・wifi有り
・ディスプレイ有り
・1.4万円程度

2014年11月発売 SJ5000の上位機種として登場したFullHD 60fps対応製品。
ただし値段が高かったり色味がめちゃくちゃ黄色くて不評だったりで、ほとんど売れなかった模様。
2015年11月に発売したSJ5000X Eliteの登場で販売終了となった。
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OGK ASAGIレビュー!インナーバイザー付きジェットは街乗りに最適

OGK ASAGIとアヴァンドの比較
2015年に発売されたOGK kabutoのASAGI
ツーリングはフルフェイス、ちょい乗りはジェットと使い分けていて、OGK AVAND(1の古いほう)を愛用していたのだけど、街乗りこそバイザー付きだ!と思い買い替えを決意した。


ASAGIの特徴


■インナーバイザー付き
側面のレバーでインナーバイザーが出たり引っ込んだりする。
これのおかげで昼も夜も快適!
ただレバーの場所が悪い。
インカムつくのか?これ。

■コスパに優れる
OGK全般に言えることだけど品質/性能の割に安い。
ソリッドモデルで1.7万円、グラフィックモデルで1.9万円。
コスパの観点ではかなりすぐれている。

■ウェイクスタビライザーで高速走行も安定
空力特性がすごく考えられているらしい。


上記3点を重点的に見ながらレビューしていきたい。
なお、OGKで同様のコンセプトとなるアフィードのレビューもあわせて参照していただきたい。

■アフィードのレビューはこちら
OGK アフィードJのレビュー



外見確認


正面


OGK ASAGIの前面
シールドの長さは標準レベル。
AVANDと同じくらい。
アライのSZシリーズなんかはシールドがかなり長くて、顎までしっかりと覆うらしい。
ただ僕が使う分には短いとは特に思わないかな。



OGK ASAGIのベンチレーション
ベンチレーションは一か所で開閉は前後スライド式。
やや硬くて操作しにくい。



DSC00755.jpg
左のレバーを後ろにスライドするとインナーバイザーが降りてくる。
インナーバイザーは鼻のあたりまでなので、全面がスモーク状態になるわけではなく下1/4くらいがスモーク無し。
最初これが気になるかと思ったけど意外と大丈夫。
ただし、インナーバイザーは鼻の部分がカットされたような形になっており、これがちょっと曲者。


OGK ASAGIのインナーバイザー確認
正面を見ている時は問題ないが、ナビやメーターを見るために少し目線を下げると片目はバイザーにかかって、片目はバイザーにかからず、左右で明暗のバランスが崩れてしまう。
利目を考慮してナビの位置左右に調整すれば改善するので、気になる人は調整してみるといいだろう。
メーターはどうしようもないかな。
まぁこれも慣れれば問題ない程度だけど。



OGK ASAGIのインナーバイザーの視界確認
超広角のウェアラブルカメラを突っ込んで実際の目線に近い写真をとってみた。
メーターやナビはスモークがかからず見えやすいというレビューもあるけど、個人的には眩しさを感じることがあるのでメリットだとは思わない。
インナーバイザーで全体を覆うのは構造上難しいので仕方ないところだ。
スモーク具合はアライのスモークとほぼ同じで、適度な透過率かつ色も素直なグレーで違和感が少ない。

シールドの品質は非常に良好で歪みが少ない。
逆にインナーバイザーはいまいちでそこそこ歪みがあり、気にしてみると結構気になってしまう。
KAZAMIはシールドもインナーバイザーもいまいちだったことを考えるとマシだけど、もう少しがんばって欲しいところ。
KAMUI2はかなり品質が良かったので、ちょっと製品によってバラツキが大きすぎるのではないかと思う。



側面


DSC00768.jpg
左側の下にインナーバイザー用のレバーがあるのだが、なんでここにしたかなぁ?
これだけインカムが普及しているというのに、インカムの取り付け位置にどうどうとレバーを配置。
とっても残念な仕様だと思う。
実際にインカムの取り付けが可能かは次の項目でチェックする。

後ろ=バイザーが降りる 前=バイザーが上がる なんだけど、前後のスライドというのはわかりにくい。
上下なら直感で、下にすればバイザーが上がり、上にすればバイザーが下がる。とわかりやすいんだけどな。

レバーそのものの動きは良くて、前後のスライドという事を除けば操作性は良好。
レバーの飛び出しが少ないのは風切り音を考慮してのものだと思う。



背面


DSC00770.jpg
高速走行時に気流を安定させるというウェイクスタビライザーのでっぱりが特徴。



DSC00770 - コピー
ベンチレーションは前後のスライド式。
前と同じでやや硬め。
アライは雨の日は排気側だけは開けられるように穴の上部を覆っているのに対して、ASAGIは直で中が見える状態なので雨の日は閉じるしかなさそう。
排気側だけ開けても大して効果が無いのでどっちでもいいけど、閉め忘れで濡れるのだけは注意が必要かな。



底面


OGK ASAGIの内装
とっても普通な形で特別な何かは無いけど、顎紐はOGK特有のマイクロラチェットバックル。
AVANDは普通のバックルで、その後からこのマイクロラチェットバックルへ移行している。


OGK ASAGIのバックル
使い方は簡単で、プラスチック部分を挿しこんで、好きな場所で止めるだけ。
ちょっとプラスチック部が首にあたって違和感があるけど慣れの範囲。


DSC01041.jpg
外す時はこの部分を引っ張るだけ。
するっと抜けてくれるので、気楽に被ったり脱いだりできる。



内装


DSC01033.jpg
頭部、頬、顎紐の3つが付け外し可能。
※写真にはうつってないけど顎紐部分は別途外れます。
値段の割にはがんばっているほうかな。



DSC01034.jpg
外すとベンチレーションで取り込んだ風を流すように堀がある。



耳の部分は特にスピーカーを仕込めるような工夫はないが、スペースに余裕はあるので取り付けは可能。
設置場所はちょっと悩ましくて、チークパッドに1/3ほど潜り込ます位置で、両面テープで張り付けるとちょうど良かった。




アヴァンドと大きさの比較


OGK ASAGIとアヴァンドの大きさ比較
OGK ASAGIとアヴァンドを上からみた時のサイズ
AVANDはバイザー無しのジェットとして標準的な大きさ。
インナーバイザーがついた分、額のあたりが一回り大きくなっている。
特に前後長はかなり長くなっており、スクーターのメットインに入るか微妙な感じ。


被り心地はやや重めだけど普通のジェット



手に持った瞬間に「ちょっと重いな」と思った。
ジェットは軽いという思い込みがあるので余計に重さを感じてしまう。
計測した重さは以下のとおり。
全てMサイズで僕はだいたいサイズがあっている状態だ。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット



サイズ感はアヴァンドとほぼ同じ。
OGKは左右を少し広げる内装が用意されており、横幅の広い人向けに調整できるようになっている。
僕は後頭部の左右がちょっとライナーにあたる感じがあるけど、パッドが馴染めばちょうどよくなる。

頭の形次第なところがあるけど、同じMサイズでも、
kazami>>アストラルX=アストロTr>Z7>ASAGI=アヴァンド という感じ。

僕はアストラルXからアヴァンドまでMでOKだけど、人によっては1サイズかわるかもしれない。

ASAGIのシェルはXS~Lが小さい帽体、XL~XXが大きい帽体の2シェル。
Mサイズできついなら内装交換でLサイズになるし、内装がわりと安価なので気軽に調整できるところは◎




シールドの付け外し


OGK ASAGIのシールド交換方法
シールドの構造ははOGKの標準的なタイプでAVANDと同じ構造。
ただしシールドそのものは直径が異なるため互換性はない。
シールドを上げた状態でシールドにあるボタンを押して上にずらすだけ。
すごく簡単。



OGK ASAGIのシールド取り付け方法
取り付けはシールドをホルダーの位置にあてがって、下にずらすとパチン!と音がして綺麗にはまってくれる。




シールドホルダーの品質がイマイチ


購入したASAGIはシールドの動きが良すぎて全開にした状態で頭を上下にふるとすぐにシールドが下がってきてしまう。
軽くうなづいただけでほぼ全閉まで下がってくるので、非常にストレスを感じる。
AVANDではそんなことは無かったのでASAGI特有か品質のバラツキか?


気になったらレッツ調査!
近所のバイク用品店に行き展示品を確認したところ、ホールド力が弱いものと強いものが混在していることがわかった。
品質のばらつきが大きいらしい。
お客さんの手元にとって体感してもらうための展示品でここまで差があるのはいかがなものだろうか。


■OGKのサポートに電話してみた
ASAGI担当の女性の方にかわり、状況を伝えると初期不良の可能性があると示唆しつつ以下の提案をいただいた。

①シールドを外してグリスをふき取ると直るかもしれない。
②時間に余裕があればOGKで見るのでヘルメットをに送ってください。(着払いでOK)
ホルダー部分が不良品の可能性があります。



対応してくれた方は終始丁寧で好印象。
グリスのふき取りもやり方がわからなければ送ってもらえればOGKで調整します。とのこと。


長年愛用しているので悪く言いたくはないけど、アライのサポートとは大違い。
こういう姿勢だから、OGKが躍進してアライのシェアが落ちたんじゃないでしょうか。
気になる方は以下の記事もご参照ください。

■アストラルXレビュー記事
アライ アストラルX(ASTRAL-X)レビュー ツーリング特化は伊達じゃない!



で、結局どうしたか。
実は電話する前にホルダーまわりの掃除やらなんやらは既にしていて、グリスはほとんどついてないことを確認済み。
送ってもいいけどちょっと面倒だなぁと思って、AVANDと同じならAVANDのホルダーを付け替えたらどうなるんだろう?
ホルダーの問題かシールドの問題か、自分で切り分けてみよう!とやってみた結果。

やっぱりホルダーの問題だった。
もともとAVANDのシールドの動きは少し悪かったけど、そんなもんだろうと思って使っていた。
それをAVANDとASAGIで交換したところ・・・・

AVAND→ちょうど良くなった
ASAGI→ちょうど良くなった


結果オーライ!
もうこれでいいや!


OGK ASAGIのシールドホルダー調整
せっかくなのでホルダーの調整手順。
プラスドライバーでホルダーの二箇所のネジをゆるめて、左右上下にずらしながらシールドの上部がヘルメットの淵と密着するように調整する。
ジェットの場合は完全に密着してなくてももともと巻き込み風がたくさんあるので隙間風はほとんど気にならないが、密着させておくとシールド内側へ雨が入ってこなくなるので、一度調整しておくといいだろう。




インカムの取り付け



シェルとライナーに隙間はあるけど、はまる部分の真上にバイザーのスイッチがきてしまう。
前方にずらすとシェルとライナーの隙間がなくクリップタイプは取り付け不可。
インカムによってクリップが使えたり使えなかったりするので試してみた。


SB5X


OGK ASAGIにSB5Xを取り付け
ぎりぎりだけどクリップタイプで取り付けができた。
なんとかレバー操作も可能。
ただすぐ近くにアンテナがあるので、レバー操作時にアンテナを折ってしまわないか不安だな。
SB4Xもほぼ同じ構造なのでクリップ式で取り付けはできそう。


OGK ASAGIにSB5Xのベースを取り付け
下から見るとこんな感じ。
B+comのクリップは非常に細いのに強度があるので取り付けしやすくていいね。



SENA 20S


OGK ASAGIにSENA 20Sを取り付け
SENAのクリップは厚みがあるので取り付け不可。
仕方なく両面テープで取り付けてみた。
なんとかスイッチ操作できるけど、やっぱりアンテナを壊しそうで怖い。
B+comより上下に大きいのでかなり威圧感があるw
アンテナを立て忘れていたので、赤の線でアンテナのラインを引いている。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。

重くて大きくなってもバイザーのメリットが上回る


OGK ASAGIを被ってバイクにまたがる

バイクにまたがった感じでは、帽体が大きくなったような印象は受けない。
もとがすっきりしているジェットだから当然っちゃぁ当然かな。
デザイン的にも白黒赤(キャンディーレッド系)でスマートな感じなので、スポーツバイクに合わないことはない。
まぁこれでVFRに乗るつもりは無いけど。

さて走ってみた感想は・・・


■基本性能は平凡
すごくうるさいということもなければ、特別に静かということもない。
ベンチレーションはあまり効いてなくて、ほんのり涼しい程度。
高速走行時はジェットにしては安定性があるかな?
ウェイクスタビライザーの効果かもしれないけど、プラシーボの可能性もふんだんにあるw



こういった基本性能は良くも悪くもなく特徴がないんだけど、むしろ、1万8000円程度で飛びぬけて悪い点が無いというのは頑張っている証拠だと思う。
しかしそんな程度の製品ならここまで売れてないだろう。


■インナーバイザーは素晴らしい

鼻の部分がえぐれているせいでナビやメーターが少し見づらいという欠点はあるが、とにかく便利!
昼に出発した時はバイザーを下してスモークにし、帰りは夜になってバイザーをあげて走行するような感じ。
ツーリングなら途中でシールドを替えるけど、街乗りではわざわざシールドを持ち歩いてもないし、持ってきていても面倒でまずやらないしね。
昼か夜かどっちか我慢していたのに比べると遥かに快適。



長距離でも使えるけどやはりASAGIの本領は街乗りで発揮される。
インナーバイザー付きでこの価格、この性能はコストパフォーマンス抜群。
10年前に比べるとOGKも少しずつ高価格帯へシフトしてきているけど、2万円前後の中価格帯で頑張ってほしい。

ASAGIは今のOGKらしい良さが良く出ており、迷わず買いと言える製品だ。

色は単色モデルが1.7万円、グラフィックモデルが1.9万円と価格差が非常に少ない。
グラフィックは全般的に無難にかっこいいモデルが多いので価格差を考えれば迷わず手が出せるのはOGKのありがたいところ。


あ、でもシールドホルダーの品質は改善して欲しいけどね。
あとショップに並んでいる展示品を営業さんは一度チェックしたほうが良いと思う。
シールドのホールド性が悪くて落ちてくるやつだけを被ったら、買わないんじゃないかな?


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MidLand BT X2 ProとBT X1 Proのレビュー!コスパ抜群、期待の新製品!

  •  投稿日:2016-10-27
  •  カテゴリ:MidLand
DSC00979.jpg
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。
BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。


製品、会社の概要


MidLandの概要



MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。
バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。
2016年夏から新シリーズの「BT○○Pro」の販売を開始しており、SENAとB+comを追撃する立場にいる。
世界的なシェアはおそらくSENAに次いで2番目。
日本のシェアは、B+com、SENAに次いで3番目でデイトナといい勝負をしていると思われる。

B+comやSENAに近い性能だが値段は安め。
バイク用インカムへの参入は遅かったので、まだまだこれからという感じだ。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
4製品で構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル


ハイエンド BT NEXT Proのパブリックモードが非常に優秀で、グループ通話内にナビやスマホの音楽/音声を共有する機能があり、さらにイレギュラーな接続をすることで他社をグループ通話に混ぜたりも可能だ。
グループ内に1台でもNEXTがいれば相当遊べるので、メインになる一人はNEXT、あとはX2とX1、Cityで揃えると安価に抑えられる。
この記事ではX1とX2をあわせて書いておくが、違いは上記に記載したとおり、通話距離と接続台数の二つのみ。
操作は同じで見た目も色が違うくらいでほぼ同じなので、画像はすべてX2を利用するがX1に置き換えて考えてもらえればOKだ。

機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。


付属品確認


DSC00917.jpg
X1とX2の見た目の違いはボタン周囲の色が青かオレンジという点のみなので、ここではX2の画像で紹介する。
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?



DSC00922.jpg
BT-X2-ProはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。


DSC00936.jpg
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。

ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの両方。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。

DSC00963.jpg
クイックマニュアルは日本語、通常のマニュアルは日本語含め数か国語で書かれている。
世界的に展開しているだけあってグローバルな感じひしひしと伝わってくる通り、日本語の印字がズレていたり・・・。


見た目はまぁまぁかっこいい



DSC00940.jpg
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。


DSC00957.jpg
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは109gで普通の部類。

<
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC00924.jpg
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



DSC00931.jpg
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思う。



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。


DSC00926.jpg
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。


DSC00942.jpg
クレードルはこのような形になっている。



DSC00944.jpg
で、ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。



操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。


インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
ただ日本語音声はなんかちょっと安物感というか適当な感じがすごくする。
録音環境が悪かったのかな?

DSC00924.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

■HFPペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※+はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し
※X2Proのみ

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可

PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
http://www.midlandradio.jp/support/dl.html

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまうので、気をつけたほうがいいかも。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTx1Pro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
電話や一部のナビ音声で使われるHFPはインカム通話より優先されて割り込んでくるけど、A2DPはインカム通話より優先度が低いため割り込まない。
ナビ音声がA2DPで転送する機器の場合はこの設定を許可にすることで、HFPと同じように割り込んでくれるようになる。
はずだが、試したところ動作したりしなかったりと安定しなかった。
また切替には3~5秒程度かかるのであまり使える機能ではない。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。


スマホからの設定


GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTX1Pro_BT SETの設定画像
PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


DSC00965.jpg
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


DSC00970.jpg
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


DSC00979.jpg
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、少し気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないが音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
まぁ走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




インカム同士の通話


まずはX1とX2でインカム通話をさせてみた。

通常インカム同士の通話というのは安定性や音質に注目するところだが、それとは違う何かを感じたが何が違うのかすぐにはわからなかった。
ちょっと遊んでみてその違和感の正体がわかる。

■遅延時間が極めて少ない
そう、今までBluetoothインカムはある程度遅延があって当然という思い込みがあったので、気づくのが一瞬遅れてしまったのだ。

実際にどれくらいの遅延が発生するものなのか、ざっくり比較してみた。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。

X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)


※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

Line通話はワンテンポ遅れての会話でちょっと慣れが必要なのは利用したことのある人ならわかるだろう。
それと比べればSB5XやSENA 20Sの遅延はかわいいもので、確かに若干のズレは感じるが会話のタイミングが合わないといったほどではない。
Stationやメディアサーバーを使って全員で同じ音楽を聴きながら歌うと、わずかなズレで混乱する程度だw
それでもやはり直接話しているのと比べればわずかでも遅延しており、慣れるまでは違和感を感じる場合もある。

対してBT-X○-Proは圧倒的なレスポンスで遅延を感じないレベルにまで高速化されている。
スペックには表記されない点ではあるが、素晴らしい性能を持っているようだ。


3人で走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。


BT X2 Proのここまでの評価


4台チェーンができるミドルクラスとしては2万円と安いし、FMラジオに通話と併用可能な外部入力も搭載しているのでソロでもグループでも使いやすい。
またスペック上ではあるがバッテリーが20時間と他社製品の1.5倍程度なので2日間くらいなら充電無しでもいけるかもしれない。
性能的にはSB4X以上、SENA 10S以下で価格を考えれば大健闘。

そして、何よりハイエンドBT NEXT Proのパブリックモードを活かしてこそのX2だと思う。
グループに1~2台NEXTがあれば十分なので、NEXTが足りない分のブリッジ用にX2を選ぶといいだろう。

全体的にノイズが多めという欠点はあるが、X2とNextの通話はまずまず。
マイク感度とデバイス音量を最大にしておくことを忘れないように。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
※オプションスピーカー・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・6
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・8
おすすめ度・・・・・・・6!

BT X1 Proのここまでの評価


15000円と安価ながらFMラジオとBT Talkに対応する面白い製品。
複数台で走る機会がありそうならX2をおすすめするが、ソロ主体で稀に2人以上であればX1でも事足りる。
メインヘルメットにはX2を、チョイ乗り用ヘルメットにはX1で音楽とラジオを、なんて使い方もいいかもしれない。

そして、ハイエンドのBT NEXT Proのパブリックモードを活かせば、X1の存在意義が非常に高くなる。
チェーン接続内の端っこ用またはペアorタンデム用として安価に入手できるので、是非NEXTを中心に考えて残りをX1で補うというように検討してみてはいかがだろうか。
ただ、X2との価格差があまりないので、4台接続と通話距離を考えるとX2をおすすめしたい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・5
※オプションスピーカー・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・5!


BT Proシリーズの評価


日本ではシェアNo1のB+comと猛追するSENAの2強でMidLandが割ってはいる隙間がなかなか無いが、パブリックモードの実装で大逆転もありえるかも?
こんなに面白い製品はB+com Station以来だ。

欠点は他社と比べるとノイズが大きく快適性の面では一歩遅れをとっていること、デバイスやマイクの感度をwindows端末からでなければ設定変更できないことの2点。
特に後者については集合したメンバーによって設定にばらつきがあると調整に苦労するので、スマホからも設定変更できるように早急に改善していただきたい。
おそらく、デバイス、マイクともに最も高い設定にしておけば良いと思うが、中途半端に設定ができてしまえる上にwindows端末のみという点が問題を大きくしている。
可能であればツーリング前に一度接続して試しておいたほうが良いだろう。


実走行ではX1の通話はかなり悪かったが、ちゃんと設定すれば改善すると思われる。
時間不足で細かな調整ができなかったので、再度検証をしたい。


コストパフォーマンスに優れているのので、これからグループで揃えるという人にはNEXTを中心に他を安価にX1、X2で揃えてみてはいかがだろうか。
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ユニバーサルインターコム(他社接続)の手順!理解すればすごく簡単

インカムで他社と接続する方法 ユニバーサルインターコムとHFPの設定手順

バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。
ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。


尚、スマホ経由で通話するSENAのRideConnectedも裏技的ではあるけど他社接続に活用ができる。
ユニバーサルインターコムで安定して接続できることが一番だが、だめだった場合に役に立つかもしれない。

※さっさと接続したい!って人は、読み飛ばしてOK
 少し下に接続例、さらに下にペアリング操作を記載しています。

ユニバーサルインターコムの仕組み


ユニバーサルインターコムは片側をユニバーサルペアリング、片側をHFPペアリングで登録。
ユニバーサルペアリングの機器から発信する場合は通常のインカム発信操作、HFPの機器から発信する場合はリダイヤル操作で接続可。
ユニバーサルペアリングの機器はブリッジやオーディオマルチタスク、スマホペアリングができるが、HFPペアリングをした機器は不可。
※一部例外あり


その特性の上で、チェーン接続をした上でユニバーサルペアリングが可能なのか?
結論をずばっと!

■自社インカムグループにユニバーサルで他社インカムを加えられるのは?
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10Sサンプル
この例で言うところの真ん中のインカムのように、片方を自社と接続、片方をユニバーサルで他社と接続するのは、
SB4X、SB5X、20S、10Sは可
BT Proシリーズ、GT2は不可
※BT NEXT Proは無理やりの荒技有り
 詳細はBT NEXT Proの記事参照


■異なる3社で接続ができるのは?
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders - コピーOK例
この例で言うところの真ん中のインカムのように、両方ともユニバーサルで接続するのは、
SB5Xのみ可能


という結果になった。
SB5Xが一番ユニバーサルペアリングの柔軟性があり、次にSB4XとSENA 20S、10S
逆にMidLandとクールロボGT2はチェーン接続時はユニバーサル接続不可。
ユニバーサル接続するなら1対1のみとなる。

例えば、クールロボGT2が2台、SB4Xが2台なら、
GT2 ⇔ SB4X ⇔ SB4X ⇔ GT2
というように、SB4Xを中央にして接続すればOKだ。

SB4X ⇔ GT2 ⇔ GT2 ⇔ SB4X という接続はできないので注意しよう。



ユニバーサル接続時に音楽の併用や受電は?


ユニバーサルペアリングであれば通常通り可能で、HFPになっている機器はNGなので、音楽や受電を必要とする人がユニバーサル側になるようにしよう。

例えば、20S 1台とSB5X 1台だったとして、20Sの人がナビ音声を聞きたい場合は、
20Sをユニバーサル、SB5XをHFPにすればOK

また、SB5Xでユニバーサル × ユニバーサル接続をすると、SB5Xでは音楽も受電も不可になってしまった。



接続方法および結果


だいたい仕組みはわかったので、後は試した構成を記載していく。
※以下文字列が長くなるのでユニバーサルペアリングはユニバーサル、インカムペアリングはインカムと表記する。

3台までならブリッジ機はB+comでもSENAでも問題はないが、4台になるとブリッジ機がB+comの場合は最初と最後の機器の音量が小さくなって聞き取りづらいので、極力SENAをブリッジ機にする構成をおすすめする。
また接続順序はペアリング後の通話開始呼び出し順番を示している。
複数の呼び出しパターンで試したがそもそも接続不可だったり、接続できてもかなり不安定だったりする事が多いが、表記している接続順序で行えば比較的安定していた。


※あくまで手元で試した結果で、走行中に安定するとは限りません。
※どの機種も(特にB+com)ペアリング前にリセットすると安定性が高くなります
※20Sと10Sはオーディオマルチタスク以外の動作は同じなので20Sと10Sを置き換え可
※SMH10にはシステムが大幅に違うっぽいので20SをSMH10に置き換えるのは無理そう
※4Risersはブリッジ可能な製品だけどHFPにしかなれないので、ユニバーサル接続時は6Riders同等ということで6ridersと置き換え可
※ユニバーサル機器から発信してHFP機器へ接続するよう図には記載していますが、HFP機器からリダイヤルで接続したほうが安定する場合が多々あります。


4台チェーンの接続例


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB4X
■SB5X、20S(A)、20S(B)、SB4Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→SB5X ②20S A→20S B ③20S B→SB4X

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
逆にB+comをブリッジに持ってくると安定性がいまいちだった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X Bをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。

※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X(A) ③SB4X(A)→SB5X(B)

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
B+com4台接続並みと感じた。


■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)20Sをユニバーサルインターコムで接続
接続はどの順番でもOK
10Sはブリッジに持ってきても特に問題は無いと思われる。
安定しており、音質も良かった。


■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5X
■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→6riders ②20S A→20S B ③20S B→SB5X
先に20SからSB5Xにつなぐと、6ridersへの接続がうまくできなかったので先に6ridersと接続しておく必要がありそうだった。

音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6ridersをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X ③SB4X→6riders
音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?



3台チェーンの接続例


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→6riders

3台がすべて別会社の場合はユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが不可欠。
20S含め他機種ではユニバーサル×2のブリッジ不可。
安定しており、音質も良かった。


■SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders
■SB4XA(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders2
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(B)→4riders ②SB4X(B)→SB4X(A)
安定しており、音質も良かった。


■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
SB5Xから発信すればどっちを先に接続してもOK
安定しており、音質も良かった。
4ridersはHFP接続にしかならないためブリッジ不可。
ユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが必須となる。


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
※呼び出し順序に注意!
①20S→SB5X ②20S→10S
安定しており、音質も良かった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(A)→20S ②SB4X(A)→SB4X(B)



SB5Xのペアリング操作


DSC00898-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ちとなった状態で、再度同じインカムボタンを3秒長押し
LEDが青点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SB4Xのペアリング操作


DSC00899-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

モードBへの変更手順


電源オンの状態でデバイスボタンを押しながらレバーを上に5秒
自動的に電源が落ちるので、起動した時にモードB!とアナウンスされていればOK

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが青高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を6秒長押し
※通常のインカムペアリングモード(赤高速点滅)になってもそのまま押し続ける
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SENA 20S、10Sのペアリング操作


DSC00902-2.jpg
※外見は違うが20S、10Sどちらも操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押して設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回して4つモードを移動すると「全てのペアリングを削除する」とアナウンスされるので、フォンボタンを押す。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを6秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのジョグダイヤルを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押しして設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回してモードを2つ移動すると「ユニバーサルインタコムモード」とアナウンスが流れるので、フォンボタンを押す。
LEDが青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でフォンボタンを5秒長押し
赤青高速交互点滅にすればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


フォンボタンを1回押し


クールロボ GT2 / イージートーク3


DSC01176-10-2-3.jpg
※見た目が異なるが操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態で -ボタンと Aボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了

インカムペアリングの手順


親機 : 電源オンの状態でAボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : 電源オンの状態でMボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなり、どっちがどっちでもOK
※GT2実装のグループ通話はグループ番号という概念があり、GT2でのみ構成する必要がある。
 詳細はGT2の記事を参照してください。

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でAボタンを8秒長押し
LEDが緑高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でMボタンを8秒長押し
LEDが赤青高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

リダイヤル操作


Mボタン2回押し


BT NEXT Pro / X2 Pro / X1 Pro


DSC01226-2.jpg
※外見は違うがNEXT、X2、X1の操作は同じ

リセット手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

インカムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※X2とX1 +はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
※NEXT +も-もどちらもA2DPとHFPペアリングでどちらでも可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


ペアリングをした+または-を3秒長押し


4Riders V4のペアリング操作


DSC00908-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA又はBのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、"どちらか"の同じボタンを短く押す

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタンを8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


Phone/Play(電話)ボタンを3秒長押し


6Ridersのペアリング操作


DSC00906-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA~Fのいずれかのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、双方の同じボタンを短く押す
 ただし相手が4Ridersの場合は"どちらか"のボタンを押す。

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタン(メインボタン)を8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


電源ボタン(メインボタン)を3秒長押し


20Sをユニバーサル、SB4XをHFPで接続する手順例


①SENA 20Sをユニバーサル接続モードにする
電源を入れる→ジョグダイヤルを12秒長押し→ジョグダイヤルをまわしてユニバーサルペアリングモードにあわせる→フォンボタンを押す

②SB4XをHFPペアリングモードにする
電源をオフにする→インカム上下ボタン+デバイスボタンを5秒長押しして全リセット→デバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒でHFPペアリングモード

③二つを近づけて5秒程度でペアリング
※SENA 20Sの反応が遅い事が多いので、SB4Xが接続されたならSENAはしばらく放置しておけばOK




以上、ユニバーサルインターコムの接続方法と接続の組み合わせを検証した結果でした。
出先で他社の人と一緒になった時にこのページを見ればとりあえず何とか接続くらいはできると思うので、参考にしてもらえればと。


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