バイク用品を試しにバイクでGO!

バイク用品(インカム、ヘルメット等)、ウェアラブルカメラ、キャンプ道具を買いまくって、レビューのためにツーリングをする様子を公開するブログ。

記事一覧

2016-10-27 MidLand
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。製品、会社の概要MidLandの概要MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。2016年夏から新シリーズの「...

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2016-10-02 バイク用 インカムレビュー
バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。尚、スマホ経由で通話するSEN...

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2016-09-27 その他
長女が生まれました。最初少し呼吸が不安定でしたがすぐに保育器から出られて予定通り退院。嫁も無痛計画分娩の上に安産だったため元気です。僕も嫁も髪の毛が多くてごついので、長女もそれに負けじとものすごい髪の量。癖っ毛なのも同じ。ちょっと湿疹ができているけど、それ以外はとても元気。新生児の育児は怖くてなかなか気が進まず、おどろくほど役立たず。仕事も落ち着いたので育児をがんばりたいところです。...

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2016-09-13 その他インカム
最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。6Ridersの特徴・とにかく安い! アマゾンで一台6000円程度で販売されている。・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘...

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2016-09-07 バイク用 インカムレビュー
2018年6月時点最新版バイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早9年。店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。インカム選び6つのポイント選び方で迷ったなら、6つポイントが自分にとって必要か考えてみよう。メーカー、同時接続数、通話距離、通話と音楽の併用、ラジオチューナー、有線外部入力の6点と、その他意外と重要視されない点について、...

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2016-09-01 システム
何かスイッチが入ってしまった怒涛のヘルメットレビュー 第三弾!2016年7月に発売されたOGKのシステムヘルメット KAZAMIを購入したので書き留めておく。OGKはジェットのアヴァンドを4年前に購入して以来、OGKも悪くないね。という印象を持っていた。15年くらい前はアライかショウエイの2択だったが、ここ数年でOGKの品質、性能が飛躍的に向上しており、そろそろジェット以外の何かを試してみたいと思っていたところに発見。シス...

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2016-08-27 SENA
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良...

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2016-08-26 フルフェイス
アライから最高級ラインナップ初のツーリング特化型ヘルメット アストラルXが今年の6月に発売になった。アウターバイザーのプロシェードに巻き込み風防止の後付チンカバーも付属する充実ぶり。インナーバイザーといったギミックを許容しないSNELLを重視する姿勢のため、アウターとなったプロシェードの実力を知りたく購入を決意。これが意外と良くて、Z7やKAMUI2とも比較した上でメインとなったので、是非おすすめしたい。早めに...

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2016-08-23 フルフェイス
ショウエイのメインストリームにあたるZシリーズで、2014年に発売された現行モデルとなるZ7を購入したので、今更ながらレビューをする。ヘルメットの使用暦はざっと・・・2000年 アライ   フルフェイス アストロM → 数ヶ月で盗まれる2000年 アライ   フルフェイス ラパイドM2001年 アライ   フルフェイス アストロJ2002年 アライ   ジェット     SZ-M2009年 アライ   フルフェイス アストロTr2013年...

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2016-05-22 遠出
待ちに待ったキャンプツーリング!去年の北海道ツーリング以来で、その間せっせこ道具集めて庭で遊んでばかりいたが、ついに正しい使い方ができる時がきた!4月29日(金)祝日初日のルートAM7時に海老名SA集合ってことで自宅を6時前に出たが、高速の渋滞はあるものの予定よりだいぶ早くついて6時30分に到着。今回のメンバーは北海道ツーリングと同じ、T先輩とN口君。そして二日目の夜にキャンプ場で合流するN先輩の合計4人。7時過...

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2016-04-14 B+com
SB5X ファームアップ履歴2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発2015年7月 V1.1a 一部修正2015年10月 V1.2 ようやく使えるように2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善2016年5月 V1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正2017年8月 V1.5 Station/メディアサーバー接続可能、オートグループコール対応、ユニバーサル強化等■2017/8/1 現時点で修正されてない不具合、未実装機能・インカム通話開始時に最初の5秒間程度が...

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2016-04-10 B+com
2年ぶりにファームのアップデートがあったので、これまでの履歴を書き残しておく。苦肉の策のような部分もあったが、V2.0のアップデートはSB4Xを長きに渡り第一線で活躍できる鉄板機種へと昇華させた素晴らしいアップデートだったと思う。尚、SB4Xと現行のSB4X Liteはハードもソフトも基本同じで、SB4X Liteは最初からV2.0が適用されている。公式サイトは以下を参照いただきたい。SB4X ファームアップデートページファームアップの...

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2016-03-29 ウェアラブルカメラ/ドラレコ
Gitupは頻繁にファーム更新があって、細かな修正が多数入っている。毎回レビュー記事を起こすのも大変なので、本記事で変更の履歴を記載していきたい。ただ過去の情報は既にサイトから消えているものがあり、詳しい情報が残っているものだけ記載する。Git2■ファームアップ履歴2015年12月 v1.22016年1月 v1.32016年3月24日 v1.4■v1.4変更点地味な変更が多いが使い勝手が向上しており結構嬉しい。1 機能追加:1080×1440で60fpsの...

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2016-03-19 その他
今更ながらLGL22を手にして遊んでみて、いくつかトラブルがあってうまくいかなかったので、その部分をメモしておく。先人達の情報がたくさんあるので、そちらを参照していただきたい。しかしこの機種すごい。1年前には既に1万円台中盤で購入できていたのだから、その時に買っておけばよかったなぁ。と思う。ヤフオクでsimフリー化済みのものを購入したが、さらにFomaプラスエリア化でやったことを順番に記載。simフリー化について...

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2016-03-05 バイクの改造
まさきちは物心ついて最初に描いた絵が台所にあった日本地図の模写だったし、地図があれば軽く10時間は連続して暇を潰せるくらい地図が大好きだ。ツーリングマップル2000年版をいまだに愛用しており地図にはめっぽう強いが、やっぱりナビがあると現在地が把握できてより楽しくツーリングができることがわかってからはナビにもこだわりを持っている。唯一の現行製品となってしまったメジャーメーカーのバイク専用ナビ、ユピテル MCN...

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MidLand BT X2 ProとBT X1 Proのレビュー!コスパ抜群、期待の新製品!

  •  投稿日:2016-10-27
  •  カテゴリ:MidLand
DSC00979.jpg
熱くなってきたインカム界隈に乗せられてあっつあつになってきた気持ちを抑えきれずに、とうとうMidLandの新型にまで手を出してしまった。
BT-X2-ProとBT-X1-Proを購入したのであわせてレビューする。


製品、会社の概要


MidLandの概要



MidLnad社はイタリアの老舗無線メーカー。
バイク用インカムはBTシリーズ(Bluetoothという意味かな?)という名前で販売されており、前モデルは「BT○○」という名称だった。
2016年夏から新シリーズの「BT○○Pro」の販売を開始しており、SENAとB+comを追撃する立場にいる。
世界的なシェアはおそらくSENAに次いで2番目。
日本のシェアは、B+com、SENAに次いで3番目でデイトナといい勝負をしていると思われる。

B+comやSENAに近い性能だが値段は安め。
バイク用インカムへの参入は遅かったので、まだまだこれからという感じだ。


BT Proシリーズの概要



前モデル BT○○ は中国製品かのような見た目でかなり損をしていたが、新製品ではデザインがだいぶよくなった。
4製品で構成されており、用途によって選ぶことができる。

■ハイエンド BT-NEXT-Pro
デュアルチップによってインカム通話と音楽を両立 & グループ内で音楽共有可
チェーン接続4台 + タンデム距離4台の合計8台
通話距離1600m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
3万円程度

■ミドルクラス BT-X2-Pro
4台チェーン接続が可能
通話距離1000m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
2万円程度

■ローエンド BT-X1-Pro
2台接続まで
通話距離300m
FMラジオ有り
スマホアプリ BT TALK と連携して距離人数無制限
インカム通話 20時間
外部音声入力
1.5万円程度

■ローエンド BT city
2台接続まで
通話距離200m
インカム通話 8時間
外部音声入力
1.1万円程度
※BT Proシリーズではなく、前モデルのBTシリーズ最下位モデル


ハイエンド BT NEXT Proのパブリックモードが非常に優秀で、グループ通話内にナビやスマホの音楽/音声を共有する機能があり、さらにイレギュラーな接続をすることで他社をグループ通話に混ぜたりも可能だ。
グループ内に1台でもNEXTがいれば相当遊べるので、メインになる一人はNEXT、あとはX2とX1、Cityで揃えると安価に抑えられる。
この記事ではX1とX2をあわせて書いておくが、違いは上記に記載したとおり、通話距離と接続台数の二つのみ。
操作は同じで見た目も色が違うくらいでほぼ同じなので、画像はすべてX2を利用するがX1に置き換えて考えてもらえればOKだ。

機能の紹介、比較は以下記事もご参照ください。


付属品確認


DSC00917.jpg
X1とX2の見た目の違いはボタン周囲の色が青かオレンジという点のみなので、ここではX2の画像で紹介する。
箱を開けた瞬間目を引くのは、立派なキャリングポーチだ。
最近中国製のウェアラブルカメラなんかでもキャンリグポーチがついているものがあり、値段も1000円前後で売られているのでコストはさほどかかってないのだろう。
専用の梱包材と大して金額は変わらないのかな?



DSC00922.jpg
BT-X2-ProはSENAと同じくクレードル式を採用している。
マイクやスピーカーはクレードルから出ているケーブルに接続するタイプ。
ケーブルは細くて柔らかく滑りの良い素材で覆われているので、扱いやすく高級感もある。
マイクはアーム式とケーブル式の両方が付属。


DSC00936.jpg
スピーカーユニットの直径はかなり小さく厚みは普通。
小型ではあるけど、覆っているスポンジが無駄に大きいく、見た目が中国製品を彷彿とさせる。
気に入らなければスポンジを外すことはできるのでまぁいいか。

ヘルメットへの取り付けは両面テープとクリップの両方。
充電用のUSBポートを使ってステレオ入力も可能だが、別途オプションで購入しなければならないらしい。
キャリングポーチのかわりに変換ケーブルを付属しておいてほしかったな。

DSC00963.jpg
クイックマニュアルは日本語、通常のマニュアルは日本語含め数か国語で書かれている。
世界的に展開しているだけあってグローバルな感じひしひしと伝わってくる通り、日本語の印字がズレていたり・・・。


見た目はまぁまぁかっこいい



DSC00940.jpg
本体はSENA20Sよりわずかに小さく、SB5Xより少し大きい。


DSC00957.jpg
クレードル、ワイヤーマイク、スピーカーを含めた一式の重さは109gで普通の部類。

<
■BT NEXT Pro     111g
■BT X2 Pro、X1 Pro  109g
■SENA 20S       153g
■SB5X         102g
■GT2          100g
■イージートーク3    84g



DSC00924.jpg
ボタンは全て側面にある。
左からフォワード、ミドル、バックワードという名称の3つが主要ボタンで主にインカム通話やFMラジオの操作等を行い、右上にある小さなボタン二つは音量や設定の時に少し使うようになっている。

主要ボタンは非常に大きくグローブをしていてもわかりやすいが、硬いしストロークが浅くクリック感が小さい。
その上、長押し操作が多く押している時間も長いので押している間に「本当に今押しているの?」と不安になってしまう。
操作性はまずまずといったところだ。



DSC00931.jpg
本体右下にMicroUSBのポートから充電が可能。
ただ、よく売られているケーブルでは奥行きが足りないので付属のものか、ちょっと奥行きのあるケーブルを選ぶ必要がある。
このポートはステレオミニへの変換ケーブルを使うことでスマホやMP3プレーヤーから外部入力ができる。
インカム通話と外部音声入力の両立は可能だとマニュアルには記載があるが、変換ケーブルを持ってないので試せていない。
Gセンサー搭載でブレーキをかけてGがかかると後部のLEDが点灯する仕組みらしいが、まだ試していないので効果の程はよくわからない。
たぶん、いらないと思う。



DSC00933.jpg
クレードルへの取り付け取り外しは、わざわざ別途注意書きが入っている。
実際、ぱっと見ではよくわからず、ちょっと間違うと壊れそうな気配がする。
SENAが外しやすいのに比べるとちょっと難あり。


DSC00926.jpg
本体裏の下の部分が端子で、これが何かちょっとひっかかっただけで折れてしまいそうな貧弱な感じなのがわかるだろうか。


DSC00942.jpg
クレードルはこのような形になっている。



DSC00944.jpg
で、ドッキングは上からスライドさせるようにしてはめこむ。
つけるのも外すのも構造がわかれば簡単だけど、やはり本体にある貧弱なピンがむき出しになっているのはいただけない。
もしピンが折れたりしたら本体がだめになるので、せめてクレードルと本体の構造が逆だったら良かったと思う。



目玉機能 BT Talk


BTT1.jpg
距離、人数無制限と目玉にしているBT Talkについて。
実際にはスマホの通話アプリなので、革新的な機能でもなんでもないというのが本当のところ。
ここでは概要だけを説明するので、詳細は以下のBT Talkの記事を参照していただきたい。


BT Talkの概要


MidLand専用の通話アプリを使って、スマホと接続することで世界中の誰とでも会話できるよ!というもの。
じゃあLine使えばいいじゃん。ってところだけど、BT Talkにはバイク向けとして以下の仕組みが導入されている。


①BTTボタンを使うことで必要なときだけ音声発信ができるようになる。
※無線と同じで片方向通信となるため、誰かが話している間は他の人は聞き専となる。

②スマホの電波が入らなくなる等で切断されても自動再接続する。


BTT3.png
BTTボタンだがBT Talkを使うにあたって必須のオプションで7000円程度する。
BT Talkをインストールするとわかるが、通話をする時はボタンを押してないとダメという仕組みだ。

これは使えるのか?と疑問符がつくのでメリットデメリットをあげてみた。

メリット


スマホの電波が入れば世界中どこでも通話ができる。
人数がほぼ無制限。
BTTボタンで話したいときだけ話して、あとは自分の世界でいられる。

デメリット


電波が入らない山奥に行くと使えない。
片方向通話なのでみんなでわいわいが難しい。
インカム通話に比べるとかなり遅延が発生する。
スマホのバッテリーを結構使う。


想定される利用シーン


朝、自宅を出発する時にBT Talkでグループ通話を開始して各自と接続される。
集合場所まで通話しながら走る。「渋滞はまって遅れそう~」「近く着たけど場所わからん!」などなど。
到着したらペアリングをしてインカム通話に切り替える。
※4人以上の場合はとりあえずBT Talkを使っておいて、電波の入らない場所にきたら複数のグループにわかれてインカム通話に切り替える。


個人的には、BTTボタン無しで常時双方向通話という設定が用意されていてもいいのではないかな?と思う。
というのも、わざわざオプションで7000円も出してBTTボタンを購入する人が少ないだろうから普及を妨げる要因になりそうということと、インカム通話に慣れている人は離れた場所でも双方向通話でいいんじゃないかなと。
Line等の一般的な通話アプリと比較して、利点をあげるなら切断時の自動再接続くらい。

以上のことから現状の仕様では、BT Talkは使い勝手が悪く、利用価値が少ないと判断している。



操作、機能紹介


本製品はスマホアプリとPCからも設定が可能だ。
本体とスマホでは全ての設定ができないので、細かな調整はPCからすることになる。


インカム本体操作


簡単に必要最低限の操作方法を記載する。
B+comやSENAとは異なり、インカムモード、電話モードというように利用シーンにあわせてモードを切り替えるようになっているので、最初は少し慣れが必要かもしれない。
起動するとかっこいい起動音が流れるし、それぞれのモードでは日本語で音声案内が入るので迷う事は無いだろう。
ただ日本語音声はなんかちょっと安物感というか適当な感じがすごくする。
録音環境が悪かったのかな?

DSC00924.jpg

基本操作とペアリング操作


VOXモードやAGC機能(音量自動調整)の設定等いろいろあるけど、とりあえず最低限利用する操作方法のみを記載。

■電源オン
ミドルを3秒長押し

■電源オフ
ミドルとリアを3秒長押し

■インカムペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■ユニバーサルペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

■HFPペアリング
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※+はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

■ペアリングリセット
電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+と-を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替

ここからは通常利用の操作


■インカムモード、FMモード切替
ミドルを3秒長押し

■インカムモード(1対1)、グループモード(4台まで)切り替え
インカムモードの状態でフォワードを7秒長押し
※X2Proのみ

■インカム通話開始、終了
接続で設定したボタンを短く押す

■ユニバーサル通話開始
フォワードを3秒長押し

■FM選局
フォワード又はリアを押す
※ラジオとインカム通話の併用は不可

PCからの設定


公式サイトから「BT UPDATER PRO」をダウンロードしてインストール。
http://www.midlandradio.jp/support/dl.html

「BT UPDATER PRO」を起動してインカムをUSBで接続すると認識される。
尚、僕のPC(win7 64bit)だけかもしれないが、「BT UPDATER PRO」を起動してインカムを接続すると1/2くらいの確率でOSが完全停止してしまうので、気をつけたほうがいいかも。

では、それぞれの機能を紹介。
全て試したわけではないので間違っているかもしれないが、参考にしてほしい。

BTx1Pro_PC設定画面

■VOX
マイクが音声を拾った時にだけインカム/電話と通信を開始し、一定時間無音になると切断する機能。
SENAにも同様の機能があり、最初の一声を拾って1秒くらいしてから接続されるため、会話の頭が切れてしまいとても不便に感じた。
くしゃみを感知して接続されてしまったりするため使い勝手が悪く、基本はオフでいいと思う。

■AGCコントロール(自動音量調整)
インカム本体で感知した騒音にあわせてボリュームを自動調整する。
後にも記載するが、感度が良すぎ、リニアに反応しすぎ、調整幅が広すぎて使い勝手が悪い。
音量はデフォルトで「中」となっているので、まだ試してないけど「最小」ならいいかもしれない。
インカム本体とスマホアプリからはオン/オフしかできないので、とりあえず「最小」にしておいて、試してだめなら「オフ」にするといいだろう。

■短縮ダイヤル
スマホから特定の電話番号に電話をかける設定

■バックラウンドモード
インカム通話中に音楽を聴くか聴かないかの設定
全体共有のパブリックモードか、自分だけのプライベートモードかはPCから設定不可。
スマホか本体で設定する。

■デバイス音量
インカム全体のベース音量設定

■通話中の外部入力端子
インカム通話と有線外部入力を併用するか否かの設定

■A2DP割込み許可
インカム通話中に接続機器のA2DP音声を拾うとインカム通話を中断してA2DPに切り替わり、一定時間無音になるとインカム通話に戻る設定。
電話や一部のナビ音声で使われるHFPはインカム通話より優先されて割り込んでくるけど、A2DPはインカム通話より優先度が低いため割り込まない。
ナビ音声がA2DPで転送する機器の場合はこの設定を許可にすることで、HFPと同じように割り込んでくれるようになる。
はずだが、試したところ動作したりしなかったりと安定しなかった。
また切替には3~5秒程度かかるのであまり使える機能ではない。

■マイク感度
マイクの感度(音量)の設定

■ストップライト設定
ブレーキのGセンサーで感知してLEDを点灯して後続に知らせる機能

■FMラジオ
周波数をあらかじめプリセットできる

RDSは不明だが日本ではオフにするよう指示がある。
Japan76-108Mhzは はい にしておくとAM放送をFMで聴ける ワイドFM対応になる。

■ユピテルナビを使用する
ユピテル向けの設定らしい


その他にペアリング情報のリセットとファームの更新が可能だ。


スマホからの設定


GooglePlayから「BT SET」をインストールすると利用できるようになる。
「BT SET」だけで検索すると出てこないので、「MidLand BT SET」で検索しよう。
尚、2017年3月時点ではiPhone版は無い様子。

接続方法簡単で、インカムとスマホをペアリングして、「BT SET」を起動するとペアリングされたインカムがリストで見れるので、選択するだけでOK

BTX1Pro_BT SETの設定画像
PC版より少し設定が省かれているのだけど、バックグラウンド機能だけは、全体で共有するパブリックモードと自分だけが聞くプライベートモードが選択できる。
もちろん本体からも設定は可能だ。


ヘルメットへの取り付け


各ヘルメットにクリップタイプで取り付けてみた。

ショウエイ Z-7


DSC00965.jpg
SENA同様にヘルメットの淵の下にはみ出すけど、Z7はちょうど取り付け部分がえぐれているのでなかなかスマートに取り付けができた。
本体がやや大きいので何かくっついている感は強いけどデザイン的には悪くは無い。

取り付けはクリップタイプを利用。
Z7の首周りはケーブルを通すと断線しそうなくらいキツキツなので、前方からまわすほうが良い感じに取り付けできる。
SENAは全般的にケーブルが短めなので取り付けしにくかったが、BT Proシリーズはケーブル長が十分あるので、前方から回り込んで取り付けができた。


DSC00970.jpg
スピーカーは耳のくぼみへ設置。
ただZ7の窪みは直径が小さく、綺麗には収まってくれない。
幸い僕は耳まわりに余裕があるので問題なかったけど、もしきつい場合はスピーカーユニットを取り出して薄型小型にすれば少しは緩和されるかもしれない。


アライ アストラルX


DSC00979.jpg
アライはインカムの取り付けがしやすい。
クリップタイプで簡単に取り付けができた。
淵から下に少し飛び出すので地面に置いた際に少しバランスが悪いけど、少し気をつけておけばOKな程度だった。



音質および各デバイス接続確認


音質テストの前に全体的な設定について。
本製品にはインカム本体で感知した騒音をもとにボリュームを変動させる、AGC(オーディオゲインコントロール)機能がある。
標準では音量設定は「中」となっているのだが、感度が良い上に即座に反映され、さらにボリュームの幅が広いので、煩わしさを感じてしまう。
まだ試してないが音量設定を「最低」か「オフ」にすることを推奨する。
インカム本体では音量設定はできないので、使い勝手が悪いと感じたらとりあえずオフにすればいいだろう。

■AGCオン、オフ(自動音量調整)
電源の入った状態で + と - を3秒同時長押しでオン、オフを切替


スマホとA2DPで接続して音楽を再生


スピーカーユニットのサイズが影響しているのだろうか、低音はやはり少し弱くちょっと迫力に欠けるが、高音は非常にクリアでヴォーカルが非常に聞き取りやすく音量も十分。
ただちょっと高音が強調されすぎで、長時間聞いていると耳が疲れてくるのが難点かな。
まぁ走行中はそれほど気にならないけど。

BT Proシリーズ専用のオプションスピーカーが用意されており、音質が良くなっている。
もし音質で不満が出れば、3000円程度と比較的安価なので試してみてはいかがだろうか。




インカム同士の通話


まずはX1とX2でインカム通話をさせてみた。

通常インカム同士の通話というのは安定性や音質に注目するところだが、それとは違う何かを感じたが何が違うのかすぐにはわからなかった。
ちょっと遊んでみてその違和感の正体がわかる。

■遅延時間が極めて少ない
そう、今までBluetoothインカムはある程度遅延があって当然という思い込みがあったので、気づくのが一瞬遅れてしまったのだ。

実際にどれくらいの遅延が発生するものなのか、ざっくり比較してみた。
ストップウォッチを見ながら目視での時間計測なので厳密ではないが、概ね参考になるとは思う。

X1-X2 0.05秒
SENA 20S同士 0.15秒
SB5X同士 0.2秒
Line通話 0.5~0.8秒(混雑具合次第)


※SB4X、SENA10Sも同社製品とほぼ同じ
※インカムでLine通話となるとさらに遅延が発生すると思われる

Line通話はワンテンポ遅れての会話でちょっと慣れが必要なのは利用したことのある人ならわかるだろう。
それと比べればSB5XやSENA 20Sの遅延はかわいいもので、確かに若干のズレは感じるが会話のタイミングが合わないといったほどではない。
Stationやメディアサーバーを使って全員で同じ音楽を聴きながら歌うと、わずかなズレで混乱する程度だw
それでもやはり直接話しているのと比べればわずかでも遅延しており、慣れるまでは違和感を感じる場合もある。

対してBT-X○-Proは圧倒的なレスポンスで遅延を感じないレベルにまで高速化されている。
スペックには表記されない点ではあるが、素晴らしい性能を持っているようだ。


3人で走行しながらテスト


構成は以下、2パターンで実施したがどちらも概ね同じ結果となった。
ファームは全て 08/04/2017 で2017年9月現在の最新バージョンで、AGCは最低、デバイス音量は中、マイク感度は最大としている。
後にも記載するが、全体的に音量が小さかったので、デバイス音量も「最大」にした方が良さそうだ。
※Nextはデバイス音量は何故か「大」が最も大きいので、「大」としておく。

パターン1
X2---Next---X1


パターン2
Next---X2---X1


■安定性
接続に関しては問題なく、一発ですんなりと接続ができる。
特にグループ通話モードにミドルボタンを押すと1秒以内に全てのインカムが接続される点は非常に楽で良い。

距離が離れて切断された場合、自動で再接続してくれる時もあるが、1/2くらいの確率で自動再接続はできず手動での操作が必要になった。
グループ通話一発接続があるので不便は感じないが、自動再接続機能の安定性はいまひとつだ。


■音質
残念ながら今回はデバイス音量設定を中にしていたせいで全体的に音量が小さくなって聞き取りずらかったが、高音が澄んでいるので低速走行時には人の声はとても聞き取りやすかった。
windows端末からしか設定できない項目のため、マイク感度とデバイス音量を事前に最も高い値にしておくことをおすすめする。

ノイズは全体的に多め。
ノイズリダクションの処理は安定しているものの、処理量が小さくノイズを拾いやすい。
走行中の風切り音やエンジン音等も全体的に大きいので、もう少しファームアップデートで改善してもらいたいと思う。

また、X1は聞く方も話す方も音量が小さめとなってしまったが、設定は同じにしてあるのでスピーカー位置やマイクの位置調整が不十分だったのかもしれない。
次回、もう一度確認をしたい。


■通話距離
見通しの良い郊外でスペックの1/2、市街地で1/5程度までなら会話が可能だ。
概ね他社と同じ傾向と考えて良い。
例えばNextとX2なら山間部で300m程度離れた上に1コーナー挟んで見えなくなったところでも、なんとか会話ができるくらいで、実用十分。

ただりX1のスペック距離300mは実用ギリギリ。
間に普通車が1台入る程度ならなんとか会話できるが、大型トラックが入るとノイズだらけとなり、会話が困難だった。
価格を考えるとあと数千円出してX2にしたほうが良いだろう。


■パブリックモード(音楽共有)
今回は時間がなく、音質が安定しなかったためテストしなかった。
自宅で確認する限りは安定しているので、次回は事前に設定しておきたい。


FMラジオ


少なくとも自宅内では快適にラジオを聞けたので、バイクの走行でも問題はないと思われる。
76-108MHz(ワイドFM)に対応しているので、AMも聞くことができるようだ。


BT X2 Proのここまでの評価


4台チェーンができるミドルクラスとしては2万円と安いし、FMラジオに通話と併用可能な外部入力も搭載しているのでソロでもグループでも使いやすい。
またスペック上ではあるがバッテリーが20時間と他社製品の1.5倍程度なので2日間くらいなら充電無しでもいけるかもしれない。
性能的にはSB4X以上、SENA 10S以下で価格を考えれば大健闘。

そして、何よりハイエンドBT NEXT Proのパブリックモードを活かしてこそのX2だと思う。
グループに1~2台NEXTがあれば十分なので、NEXTが足りない分のブリッジ用にX2を選ぶといいだろう。

全体的にノイズが多めという欠点はあるが、X2とNextの通話はまずまず。
マイク感度とデバイス音量を最大にしておくことを忘れないように。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・6
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・5!

BT X1 Proのここまでの評価


15000円と安価ながらFMラジオとBT Talkに対応する面白い製品。
複数台で走る機会がありそうならX2をおすすめするが、ソロ主体で稀に2人以上であればX1でも事足りる。
メインヘルメットにはX2を、チョイ乗り用ヘルメットにはX1で音楽とラジオを、なんて使い方もいいかもしれない。

そして、ハイエンドのBT NEXT Proのパブリックモードを活かせば、X1の存在意義が非常に高くなる。
チェーン接続内の端っこ用またはペアorタンデム用として安価に入手できるので、是非NEXTを中心に考えて残りをX1で補うというように検討してみてはいかがだろうか。
ただ、X2との価格差があまりないので、4台接続と通話距離を考えるとX2をおすすめしたい。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・7
インカム通話音質・・・・・・6
通話距離・・・・・・・・・・3
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・5
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・6
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・5
おすすめ度・・・・・・・4!


BT Proシリーズの評価


日本ではシェアNo1のB+comと猛追するSENAの2強でMidLandが割ってはいる隙間がなかなか無いが、パブリックモードの実装で大逆転もありえるかも?
こんなに面白い製品はB+com Station以来だ。

欠点は他社と比べるとノイズが大きく快適性の面では一歩遅れをとっていること、デバイスやマイクの感度をwindows端末からでなければ設定変更できないことの2点。
特に後者については集合したメンバーによって設定にばらつきがあると調整に苦労するので、スマホからも設定変更できるように早急に改善していただきたい。
おそらく、デバイス、マイクともに最も高い設定にしておけば良いと思うが、中途半端に設定ができてしまえる上にwindows端末のみという点が問題を大きくしている。
可能であればツーリング前に一度接続して試しておいたほうが良いだろう。


実走行ではX1の通話はかなり悪かったが、ちゃんと設定すれば改善すると思われる。
時間不足で細かな調整ができなかったので、再度検証をしたい。


コストパフォーマンスに優れているのので、これからグループで揃えるという人にはNEXTを中心に他を安価にX1、X2で揃えてみてはいかがだろうか。
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ユニバーサルインターコム(他社接続)の手順!理解すればすごく簡単

インカムで他社と接続する方法 ユニバーサルインターコムとHFPの設定手順

バイク用インカムは基本的に同じ会社の製品同士で接続するようプロファイルがチューニングされているが、汎用プロファイルのHFPを利用して他社でも接続するユニバーサルインターコム機能がある。
ただこのユニバーサルインターコムは通常のインカムと異なる動作をするため、チェーン接続のブリッジができたりできなかったり、接続順序が重要だったり非常にややこしいので手元でいろいろテストしてみた。


尚、スマホ経由で通話するSENAのRideConnectedも裏技的ではあるけど他社接続に活用ができる。
ユニバーサルインターコムで安定して接続できることが一番だが、だめだった場合に役に立つかもしれない。

※さっさと接続したい!って人は、読み飛ばしてOK
 少し下に接続例、さらに下にペアリング操作を記載しています。

ユニバーサルインターコムの仕組み


ユニバーサルインターコムは片側をユニバーサルペアリング、片側をHFPペアリングで登録。
ユニバーサルペアリングの機器から発信する場合は通常のインカム発信操作、HFPの機器から発信する場合はリダイヤル操作で接続可。
ユニバーサルペアリングの機器はブリッジやオーディオマルチタスク、スマホペアリングができるが、HFPペアリングをした機器は不可。
※一部例外あり


その特性の上で、チェーン接続をした上でユニバーサルペアリングが可能なのか?
結論をずばっと!

■自社インカムグループにユニバーサルで他社インカムを加えられるのは?
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10Sサンプル
この例で言うところの真ん中のインカムのように、片方を自社と接続、片方をユニバーサルで他社と接続するのは、
SB4X、SB5X、20S、10Sは可
BT Proシリーズ、GT2は不可
※BT NEXT Proは無理やりの荒技有り
 詳細はBT NEXT Proの記事参照


■異なる3社で接続ができるのは?
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders - コピーOK例
この例で言うところの真ん中のインカムのように、両方ともユニバーサルで接続するのは、
SB5Xのみ可能


という結果になった。
SB5Xが一番ユニバーサルペアリングの柔軟性があり、次にSB4XとSENA 20S、10S
逆にMidLandとクールロボGT2はチェーン接続時はユニバーサル接続不可。
ユニバーサル接続するなら1対1のみとなる。

例えば、クールロボGT2が2台、SB4Xが2台なら、
GT2 ⇔ SB4X ⇔ SB4X ⇔ GT2
というように、SB4Xを中央にして接続すればOKだ。

SB4X ⇔ GT2 ⇔ GT2 ⇔ SB4X という接続はできないので注意しよう。



ユニバーサル接続時に音楽の併用や受電は?


ユニバーサルペアリングであれば通常通り可能で、HFPになっている機器はNGなので、音楽や受電を必要とする人がユニバーサル側になるようにしよう。

例えば、20S 1台とSB5X 1台だったとして、20Sの人がナビ音声を聞きたい場合は、
20Sをユニバーサル、SB5XをHFPにすればOK

また、SB5Xでユニバーサル × ユニバーサル接続をすると、SB5Xでは音楽も受電も不可になってしまった。



接続方法および結果


だいたい仕組みはわかったので、後は試した構成を記載していく。
※以下文字列が長くなるのでユニバーサルペアリングはユニバーサル、インカムペアリングはインカムと表記する。

3台までならブリッジ機はB+comでもSENAでも問題はないが、4台になるとブリッジ機がB+comの場合は最初と最後の機器の音量が小さくなって聞き取りづらいので、極力SENAをブリッジ機にする構成をおすすめする。
また接続順序はペアリング後の通話開始呼び出し順番を示している。
複数の呼び出しパターンで試したがそもそも接続不可だったり、接続できてもかなり不安定だったりする事が多いが、表記している接続順序で行えば比較的安定していた。


※あくまで手元で試した結果で、走行中に安定するとは限りません。
※どの機種も(特にB+com)ペアリング前にリセットすると安定性が高くなります
※20Sと10Sはオーディオマルチタスク以外の動作は同じなので20Sと10Sを置き換え可
※SMH10にはシステムが大幅に違うっぽいので20SをSMH10に置き換えるのは無理そう
※4Risersはブリッジ可能な製品だけどHFPにしかなれないので、ユニバーサル接続時は6Riders同等ということで6ridersと置き換え可
※ユニバーサル機器から発信してHFP機器へ接続するよう図には記載していますが、HFP機器からリダイヤルで接続したほうが安定する場合が多々あります。


4台チェーンの接続例


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB4X
■SB5X、20S(A)、20S(B)、SB4Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→SB5X ②20S A→20S B ③20S B→SB4X

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
逆にB+comをブリッジに持ってくると安定性がいまいちだった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X Bをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。

※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X(A) ③SB4X(A)→SB5X(B)

割と安定して端から端まで音量が極端に小さくなるようなことは無かった。
B+com4台接続並みと感じた。


■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB4X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)20S(インカム) ⇔ (インカム)20Sをユニバーサルインターコムで接続
接続はどの順番でもOK
10Sはブリッジに持ってきても特に問題は無いと思われる。
安定しており、音質も良かった。


■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5X
■6riders(HFP) ⇔ (ユニ)20S A(インカム) ⇔ (インカム)20S B(ユニ) ⇔ (HFP)SB5Xをユニバーサルインターコムで接続
※呼び出し順序に注意!
①20S A→6riders ②20S A→20S B ③20S B→SB5X
先に20SからSB5Xにつなぐと、6ridersへの接続がうまくできなかったので先に6ridersと接続しておく必要がありそうだった。

音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(インカム) ⇔ (インカム)SB4X(ユニ) ⇔ (HFP)6ridersをユニバーサルインターコムで接続
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→SB4X ③SB4X→6riders
音質はいまいち。
実用的には少し厳しいかも?



3台チェーンの接続例


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
※呼び出し順序に注意!
①SB5X→20S ②SB5X→6riders

3台がすべて別会社の場合はユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが不可欠。
20S含め他機種ではユニバーサル×2のブリッジ不可。
安定しており、音質も良かった。


■SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders
■SB4XA(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B(ユニ) ⇔ (HFP)4riders2
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(B)→4riders ②SB4X(B)→SB4X(A)
安定しており、音質も良かった。


■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
■4riders(HFP) ⇔ (ユニ)SB5X(ユニ) ⇔ (HFP)6riders
SB5Xから発信すればどっちを先に接続してもOK
安定しており、音質も良かった。
4ridersはHFP接続にしかならないためブリッジ不可。
ユニバーサル×2のブリッジが可能なSB5Xが必須となる。


■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
■SB5X(HFP) ⇔ (ユニ)20S(インカム) ⇔ (インカム)10S
※呼び出し順序に注意!
①20S→SB5X ②20S→10S
安定しており、音質も良かった。


■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
■20S(HFP) ⇔ (ユニ)SB4X A(インカム) ⇔ (インカム)SB4X B
※ペアリングに利用するボタンに注意!
B+comは上下のボタンをあわせないとチェーン接続時の安定性が低下する。
例えばSENA 20SとSB5Xの下ボタンをペアリングさせたなら、SB5Xの上ボタンとSB4Xの上ボタン、次はSB4Xの下ボタンとSB4Xの下ボタン というようにB+com同士のペアリングは上下ボタンを統一する必要がある。
※呼び出し順序に注意!
①SB4X(A)→20S ②SB4X(A)→SB4X(B)



SB5Xのペアリング操作


DSC00898-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ちとなった状態で、再度同じインカムボタンを3秒長押し
LEDが青点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SB4Xのペアリング操作


DSC00899-2.jpg

リセット手順


電源オフの状態でインカムボタン上下とデバイスボタンを同時に5秒長押しすると赤青点灯して完了。
※ユニバーサル又はHFPペアリングする時はオールリセット、インカムペアリングのみであれば電源オンで実施すればインカムリセットとなる。

モードBへの変更手順


電源オンの状態でデバイスボタンを押しながらレバーを上に5秒
自動的に電源が落ちるので、起動した時にモードB!とアナウンスされていればOK

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を3秒長押し
LEDが青高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのインカムボタンを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でインカムボタン上又は下を6秒長押し
※通常のインカムペアリングモード(赤高速点滅)になってもそのまま押し続ける
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でデバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒。
※起動状態になってもそのまま押したまま上げ続ける。
LEDが赤青高速交互点滅になればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


デバイスボタンを3秒長押し


SENA 20S、10Sのペアリング操作


DSC00902-2.jpg
※外見は違うが20S、10Sどちらも操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押して設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回して4つモードを移動すると「全てのペアリングを削除する」とアナウンスされるので、フォンボタンを押す。

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを6秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手も同じ状態になったらどちらかのジョグダイヤルを1回押す

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でジョグダイヤルを12秒長押しして設定モードへ入る。
※途中赤点滅のインカムペアリングモードになるが無視して押し続ける。

ジョグダイヤルを回してモードを2つ移動すると「ユニバーサルインタコムモード」とアナウンスが流れるので、フォンボタンを押す。
LEDが青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でフォンボタンを5秒長押し
赤青高速交互点滅にすればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


フォンボタンを1回押し


クールロボ GT2 / イージートーク3


DSC01176-10-2-3.jpg
※見た目が異なるが操作は同じ

リセット手順


電源オンの状態で -ボタンと Aボタンを同時に2秒長押しで電源オフにする(Aボタンは押したまま)
Aボタンと+ボタンを同時に5秒程度長押しするとLEDが5回赤点滅してリセット完了

インカムペアリングの手順


親機 : 電源オンの状態でAボタンを8秒長押しすると緑高速点滅
子機 : 電源オンの状態でMボタンを8秒長押しすると赤青高速点滅
10秒くらい放置するとペアリング完了。
※親機、子機という概念があり、親機はAボタン、子機はMボタンとなり、どっちがどっちでもOK
※GT2実装のグループ通話はグループ番号という概念があり、GT2でのみ構成する必要がある。
 詳細はGT2の記事を参照してください。

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オンの状態でAボタンを8秒長押し
LEDが緑高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

HFPペアリングの手順


電源オンの状態でMボタンを8秒長押し
LEDが赤青高速点滅するとペアリング相手待ちOK!

リダイヤル操作


Mボタン2回押し


BT NEXT Pro / X2 Pro / X1 Pro


DSC01226-2.jpg
※外見は違うがNEXT、X2、X1の操作は同じ

リセット手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの + と - を3秒長押しでリセット(青点灯)
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

インカムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワード、ミドル、バックワードいずれかのボタンを3秒長押し(青赤高速点滅)
※X1はミドルのみ
対向機器も同じ操作をして5秒程度でペアリング完了
ミドルを2回短く押してペアリングモードを終了

ユニバーサルインターコムペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
フォワードを7秒長押し
LEDが赤点滅すればペアリング相手待ち OK!
※ユニバーサルペアリングはフォワードボタンの1台のみペアリング可

HFPペアリングの手順


電源オフの状態でミドルボタンを7秒長押しして設定モードへ入る(赤点灯)
ボリュームの+または-を3秒長押し
※X2とX1 +はA2DPとHFPペアリング、-はHFPペアリング どちらででもペアリング可
※NEXT +も-もどちらもA2DPとHFPペアリングでどちらでも可
LEDが赤青高速点滅すればペアリング相手待ち OK!

リダイヤル操作


ペアリングをした+または-を3秒長押し


4Riders V4のペアリング操作


DSC00908-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA又はBのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、"どちらか"の同じボタンを短く押す

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタンを8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


Phone/Play(電話)ボタンを3秒長押し


6Ridersのペアリング操作


DSC00906-2.jpg
※ユニバーサルペアリングモードは無い
※スマホ接続する手順とは異なりインカムペアリングとほぼ同じ手順

インカムペアリングの手順


電源オンの状態でA~Fのいずれかのボタンを5秒長押し
LEDが赤高速点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手もペアリングモードになれば、双方の同じボタンを短く押す
 ただし相手が4Ridersの場合は"どちらか"のボタンを押す。

HFPペアリング(ユニバーサル用)の手順


電源オフの状態で電源ボタン(メインボタン)を8秒長押し
LEDが赤高点滅した状態でペアリング相手待ち OK!
※相手がユニバーサルペアリングモードになれば自動的にペアリングされる。

リダイヤル操作


電源ボタン(メインボタン)を3秒長押し


20Sをユニバーサル、SB4XをHFPで接続する手順例


①SENA 20Sをユニバーサル接続モードにする
電源を入れる→ジョグダイヤルを12秒長押し→ジョグダイヤルをまわしてユニバーサルペアリングモードにあわせる→フォンボタンを押す

②SB4XをHFPペアリングモードにする
電源をオフにする→インカム上下ボタン+デバイスボタンを5秒長押しして全リセット→デバイスボタンを押したままレバーを上げて5秒でHFPペアリングモード

③二つを近づけて5秒程度でペアリング
※SENA 20Sの反応が遅い事が多いので、SB4Xが接続されたならSENAはしばらく放置しておけばOK




以上、ユニバーサルインターコムの接続方法と接続の組み合わせを検証した結果でした。
出先で他社の人と一緒になった時にこのページを見ればとりあえず何とか接続くらいはできると思うので、参考にしてもらえればと。


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長女が生まれました

  •  投稿日:2016-09-27
  •  カテゴリ:その他
IMG_5506.jpg

長女が生まれました。
最初少し呼吸が不安定でしたがすぐに保育器から出られて予定通り退院。
嫁も無痛計画分娩の上に安産だったため元気です。

僕も嫁も髪の毛が多くてごついので、長女もそれに負けじとものすごい髪の量。
癖っ毛なのも同じ。
ちょっと湿疹ができているけど、それ以外はとても元気。

新生児の育児は怖くてなかなか気が進まず、おどろくほど役立たず。
仕事も落ち着いたので育児をがんばりたいところです。 このエントリーをはてなブックマークに追加

中華インカム「6Riders」はどれくらい使えるのか?最安インカムレビュー!

6ridersのレビュー

最近増えつつある中国製インカムの代表格、6ridersを入手したのでさわってみた。
全然ダメだろうと思っていた部分が意外と良かったり、え?そこ!?って部分がだめだったり、なかなか面白い製品ということがわかったので、それらを書いいく。



6Ridersの特徴


・とにかく安い!
 アマゾンで一台6000円程度で販売されている。

・ペアリングできる相手は6台までだが、通話できるのは1対1。
 6Ridersという名称から6台チェーン接続可能と勘違いしそうだが要注意。
 ちなみに4Ridersは4台チェーン接続が可能な上位モデルという位置づけ。
 すっごくわかりにくいぞ!

・スペックはかなりすごい
 通話距離1200mとミドルクラス級だ・・・が、いったいどれくらい性能を発揮するのか楽しみながらテストをしてみた。



当ブログでもよく取り上げるウェアラブルカメラでも同じだが、中国製品は使ってみないとどんなものか全くわからない。
時々大当たりの製品が存在するので興味がわいたので試しに購入してみた次第だ。

といっても6Ridesr、4Ridersは中国製品の中でメジャーな売れ筋モデルなので、全く使えないというものではない事はわかっている。
値段の割りに使える!という評判なので、使える!がどれくらい使えるのかを見てみよう。


6Ridersの外観、拡張性


6ridersの本体
いかにも中国製w
ここまで見た目のかっこよさも操作性も無視したものもすごい。
何か全く別の機器の部品を流用したらこうなった、みたいなものだろうか。

まず何がすごいって、このボタンの小ささ。
薄手のグローブならともかく冬グローブでの操作は非常にやりにくい。
ボタンの数が多いだけに、どのボタンを触っているのか感触を確かめながらでないとボタンの配置がわからない。



6ridersのボタン
そしてこれを見ていただきたい。



nc25363.jpg
ではもう一度アップで。


DSC00849-2.jpg
音量調整のボタンが上下逆という驚きの設計wwww
さすが中国!
いくら中国製品をさわっても新鮮な驚きとネタを提供し続けてくれるぜ!



6ridersの外部入力ポートと充電、スピーカーポート
底面には充電用としては非常に珍しい2.5mm 4極プラグと、マイク&スピーカー用の3.5mm 4極プラグがある。
充電用プラグは特殊ではあるが、USBから電源をとれるのは救い。
うーん、MicroUSBにしてくれればいいんだけど、コスト的な問題なのだろう。
ケーブルは2台セットには2本ついている。
もし無くしてしまったら店舗ではそう手に入らないだろうから、補修部品として購入しなければならなさそうだ。



6ridersで外部音声入力を試す
2.5mmポートなんて変換が面倒だなぁと思っていたがふと付属のステレオケーブルが気になって接続してみると、なんと有線オーディオ入力も兼ねていた。
しかもインカム通話と併用が可能。


付属のケーブルは2.5mm⇔3.5mm オスオスステレオケーブルなので、汎用性がある。
ケーブルは硬めで扱いにくく長さは80cm。
お好みで汎用ケーブルを用意してもいいだろう。

尚、マイク&スピーカーは普通の3.5mm 4極プラグなので汎用品が利用可能だ。
ヘルメットに仕込むのに適したものはなかなか見つからないが、バイク以外ならPC用やスマホ用のヘッドセットを使えばハンズフリーで会話ができそうな感じ。
また、聞く専用であれば普通の3.5mmステレオミニプラグが利用可能。
ただし、オーディオテクニカのヘッドフォンはNGでソニーのイヤホンはOKだったので、配列に癖があるようだ。
iphone向けの変換ケーブルらしいものが販売されていたので、利用するヘッドセットやスピーカーによってはこれで解決できるかもしれない。





付属品一式


6ridersの付属品一式確認

本体以外を取り付けるためのベースは挟み込むクリップと貼り付ける両面テープが付属している。
本体とベースは非常に軽量なのだが、このクリップがやたら頑丈で重い。
SENAも同様にクリップが重いので、ここまで強度いらないから軽くして欲しいと思う。

※コメントでベースのプラスチックがもろくてすぐ割れると情報をいただいた。
 中国製品のプラスチックはとにかくしなりがなくて、すぐパキっと割れるが本製品も同類のようだ。

※2016/9/26 さらに追記
割れるのは旧式タイプのクリップで、現在の鉄製クリップであればマウントが割れるような事象は無さそうだ。
クリップ部分がプラスチック製で割れるらしく、実際古いタイプの4ridersはプラ製であることを確認済み。



スピーカーとマイクは4極端子から分岐という形になっている。
マイクがアーム式しかなく、このアームが柔いので走行中に風圧で曲がりそうだなぁ。

充電器はUSBで1.5A出力のもの。
普通のUSBの口なのでわざわざ付属品を使う必要はない。



6ridersのスピーカー
スピーカーの直径はやや大きめで、SB4X、5Xの標準より少し大きい。
厚みも少しあるけど、最近の耳にくぼみのあるヘルメットならなんとか大丈夫そう。
見た目はいかにも安物という感じが出ているが音質はどうだろうか。
左右どちらもコードの長さが同じなので、どっちが左右かわかりにくい。
ステレオなのは間違いないので、気にする人は音楽を聴いてどっちが左右かチェックする必要がある。



6ridersの充電ケーブル
充電ケーブルは特殊でUSB⇒2.5mm 4pinという初めて見るタイプ。
一般的な電気店ではまず売ってなさそうで、アマゾンで調べたところ4riders用ではないが、形状は一致してそうなケーブルを発見。
使えそうな感じはするが、もし中の結線が違っていたら壊れるだろうし微妙だなぁ。
そんなリスクを犯すくらいなら、もう1つ購入したほうがいいかもと思う。



重量


6ridersの重さ
本体は軽いけど、アームマイクとベースのクリップが非常に重くて136gある。
全重量はSB4X(約100g)以上 SENA 20S(約150g)以下。
SENAと一緒でやたらとクリップが頑丈で重いのだがこれは流行だろうか?
B+comのクリップは非常に軽量で、それでも必要十分な強度がある。
もう少し軽量化してはどうだろうか。



ヘルメットへの取り付け


ジェットとフルフェイスにそれぞれ取り付けてみた。


OGK ASAGIに取り付け


6ridersをOGK ASAGIに取り付け
帽体に隙間がないのでベースを両面テープで貼り付けて、本体を接続。
マイクのアームが柔いので○印のあたりを両面テープか何かで固定したほうが良さそうだ。



スピーカーの埋め込み位置
マイクとスピーカーのケーブルが一体となっているので取り回しにくい。
特に左スピーカーはケーブルが短いのでまず左スピーカーを設置してから、右スピーカーとマイクを設置するとやりやすい。




アライ アストラルXに取り付け


クリップの取り付け方法
クリップタイプで取り付けをした。
取り付け方法はSENAとほぼ同じで、帽体の隙間にクリップを突っ込んで、ベースとネジ止めするようになっている。



6ridersをアライ アストラルXに取り付け
がっちりくっついて良い感じなんだけど、ケーブルのコネクタ部分がはみ出して地面にあたってしまう。
スピーカーのコネクタはL字なのでまだいいが、オーディオ入力のケーブルはストレートなのですぐ断線してしまいそう。



マイクの位置
アームマイクしかないのでフルフェイスの取り回しは少し面倒。
顎の下から巻き込んで、口元あたりで両面テープとかを使って貼り付けておくしかな。
マイクはかなり厚みがあってフルフェイスでは邪魔になりやすいのが難点。
ワイヤー式マイクもオプションで用意してくれればいいんだけど、探した限りでは無いらしい。



操作


一応ついている日本語マニュアルを見ながら一通りテストをしてみたが、日本語が怪しかったり間違いがあったりしたので、手元で試した操作一式を書き起こす。
どうやらペアリングのリセット機能は無いらしい。
過去のペアリング情報が残って面倒なことになるので、最低限実装して欲しいところだけど仕方ない。


6ridersの操作方法

■起動、シャットダウン
電源ボタン(メインボタン)を6秒長押しする。
押す時間が長いよ!
一日のツーリングであれば電源は入れっぱなしにするだろうから特に問題は無いだろうけど、ちょっと30分くらい走るなんて時に使いたいと思わない。
気軽さを失ってしまうのは残念なところだ。



■携帯電話やオーディオ機器とペアリング(A2DPとHFP)
①6Ridersの電源がoffの状態から電源ボタンを8秒長押しすると、赤と青に点滅
②スマホでBluetoothを探す PINコード入力を求められた場合は 0000 を入力。
③接続完了


■インカムペアリング
①2台の6Ridersの電源をonにする
②2台のA~Fのいずれかを4秒くらい長押しすると赤青で点滅する。
※A~Fのどれを使うかは自由。
③上記と同じボタンを2台とも1回だけ短く押す
④ペアリング完了し接続


■インカム通話開始、終了
ペアリングをしたA~Fのボタンを1回押す



■携帯電話との接続
本体起動時に自動接続。
または、Phoneボタンを押す。



■携帯電話に出る
呼び出し音がなったらPhoneボタンを押す又は4秒で自動受話



■音楽操作
プレイヤーを操作して音楽を再生。
Phoneボタンを押すと、再生、停止の動作をする。
※AVRCP非対応のようで曲の早送り、戻しは不可。


■音量操作
インカム通話や音楽再生中に音量ボタンを押す。
※それぞれ独立して音量設定が可能。




起動シャットダウンの操作が6秒長押しと異様に長いことと、音量ボタンが上下逆な事を除けばわりとまとも。
インカム接続もボタンを押してから4秒程度とそこそこ早い。
音声案内はないけど多機能というわけでもないのでビープ音だけで十分判断できる。



音質、安定性チェック


それでは各シーンでの音質や安定性をチェックしていく。
どの接続でも共通して言えるのは、スピーカー性能が少し低いことと、ホワイトノイズが少し大きいこと。
いずれも走行していればそれほど気にならないが、ふとちゃんと聞き入った時は気になってしまう。
B+comやSENAと比べたらというレベルで決して不満足というわけではないことは留意していただきたい。



インカム通話


6Ridesrs同士、SB4XやSENA 20Sととユニバーサル接続をして室内で試したところ、マイクとスピーカーの性能不足で少し音質、音量ともに落ちるが十分実用的なレベル。
全く面白みが無いが1時間くらい安定して接続されており、高級機となんらかわりはなかった。
走行すればまた状況は変わってくるので、試し次第結果を記載する。



音楽


Asus Zenfone2 LaserとA2DPで接続し、動画プレイヤー VLCで音楽を再生してみた。
低音はそれなりに出るが高音は弱め。
全体的に音に厚みがなく薄っぺらい。
それでもスカスカというわけではなくそれなりに迫力のある音は出ており、スピーカー位置をちゃんと調整すれば十分音楽を楽しめる。
音量はやや小さめなので、6Riders本体とスマホの両方のボリュームを最大まで上げたところ、100km/hで走行して問題ない程度の音量を確保できた。
mp3の音量(Gain)は89dBと標準値にしている。

ただし、これがスピーカーの限界らしく音割れ寸前の感じがある。
B+comやSENAと比較すると2割くらい最大音量の限界値が低く、全体的に少し薄っぺらいが、思ったよりは音質が良くて値段を考えると大健闘だ。

試しにソニーのミドルクラスにあたるカナル型イヤフォンを接続してみるとかなり良い音が出ていたので、Bluetoothの受信機能は問題なくてスピーカーの限界のようだ。
また、ズボンの左前ポケットにスマホを入れて3時間ほど走行したけど、プチっと途切れることは一回もなく安定性はかなり高かった。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながら4dirdersを2台と、6ridersを2台の合計4台でチェーン接続をしてきた。

■接続状況
6riders----4riders----4riders----6riders
M君    T先輩   まさきち  K先輩
静かな山の中を走行した動画は以下の通り。


■音質
人の声はそこそこクリアに聞こえるが、ノイズリダクションが弱く、風切り音やエンジン音をかなりインカム通話にのせてしまう。
動画ではそれほど気にならない程度でも、実際はB+comやSENAとはやはり全然ノイズリダクションの効きが違う。

60kmで走るのはOK、高速はたぶんかなり厳しい。
という感じだ。



■安定性
リセットができず、いろんなところにペアリング情報が残ってしまっていた事が原因かもしれないが、4台接続はかなり不安定だった。
一番端のM君は全体の1/3しか繋がっておらず、繋がったとしてもK先輩の声はほとんど聞こえていない。
T先輩の声も少し小さめ。
逆に、僕とK先輩は非常に快適で、音質も安定性もかなり良かった。



■通話距離
あまり距離を離さなかったけど、安定している僕とK先輩の間は200m程度離れても全く問題なし。
T先輩とは100mくらい離れるとノイズがのりはじめて会話がやや困難。
離れすぎなければとりあえず会話は大丈夫だった。



■結局のところ・・・
2台接続であれば安定性は十分で、ノイズリダクションが弱いことを除けば合格点。
一般道ならOK、高速は厳しい。

チェーン接続となると3台ならぎりぎり一般道はOK、高速はNG、4台は非現実的という感じだ。
ただ、先にも書いたけどペアリング情報が残っていたことが悪さをしている可能性がある。


お試し機、サブ機としては十分合格点!


それでは総合して良い点、悪い点をまとめる。


良い点


・6000円というとんでもない安さ
・若干軽い
・音声入力有線ポートがあってしかもインカム通話と併用可


イマイチな点


・電源on/offが6秒も長押ししなければならない
・ボタンが小さすぎ&多すぎて操作しにくい
・ボリュームの上下が逆という謎仕様
・スピーカーの音質、音量が少し低い
・マイクのアームがふにゃふにゃ
・充電ポートが特殊
・見た目がいかにも中国製
・生活防水しかうたってないので不安
・ファームのアップデートが無い


悪い点のほうが多いが、なんといっても1台あたり6000円という安さがすべてを吹き飛ばしている。
また音声入力有線ポートがインカム通話と併用可能なのは素晴らしい。
有線ケーブルの接続の手間はあるけども、ナビ音声や音楽を聴きながらインカム通話ができるというのは大きなメリットだ。
ソロでラジオや音楽中心だったり、ペアでちょっと会話できればいいという程度であれば十分使える。
逆にチェーン接続をすることが目的となる4ridersは現実的な接続は3台までとなるので、メリットがあまり無い。


少し高くなるけど、デイトナのイージートーク3が非常にすばらしいので、有線入力が必要なければイージートーク3もあわせて検討するといいだろう。


10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・4
インカム通話音質・・・・・・3
通話距離・・・・・・・・・・4
安定性・・・・・・・・・・・5
操作性・・・・・・・・・・・2
機能/拡張性・・・・・・・・4
取り付けやすさ・・・・・・・5
重さ・・・・・・・・・・・・6
コストパフォーマンス・・・・4
おすすめ度・・・・・・・3!

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バイク用インカムの全てがわかる!製品を徹底比較

インカムメーカーのロゴ
2018年6月時点最新版
バイクライフを劇的に変えたインカムの魅力にはまって早9年。
店員よりメーカー社員よりインカム選びの適切なアドバイスができると思うので、本記事がその一助になればと思う。



インカム選び6つのポイント


選び方で迷ったなら、6つポイントが自分にとって必要か考えてみよう。
メーカー、同時接続数、通話距離、通話と音楽の併用、ラジオチューナー、有線外部入力の6点と、その他意外と重要視されない点について、興味のある方は以下をクリックして確認してください。

■メーカーはできる限りそろえよう
既にツーリング仲間がいずれかを持っていて、買い換えてまで乗り換える予定がないなら無理をせず同じメーカーにしておいた方が無難。
ユニバーサルインターコムで他社とも接続できるけど、同メーカーのほうが安定する事が多い。
機種によっては他社と接続すると複数台接続に制限がかかる。
ユニバーサルインターコムについては以下の記事を参照していただきたい。

■スペックの通話距離は目安でしかない
目安としては、市街地は1/5、郊外や高速は1/2と見込んでおくといいだろう。
製品にもよるがスペック上1000mあれば十分、200mが実用最低ライン。
例えば200mの製品であれば市街地は40m程度まで、つまり間に車が一台も入らなければ快適に通話ができ、1台入るとノイズが入る。
1000mの商品であれば市街地は200m程度まで、間に車が3台入るとノイズが入る。という感じだ。


■同時接続台数はツーリングメンバーに合わせて
ローエンドは2台まで、ミドルとハイエンドは4台までが大半を占めており、一部ハイエンド製品に8台接続が可能なものがある。
よく走りにいく人数で何台必要かを考えよう。
同時接続は基本的に数珠繋ぎとなる。
最初は接続方法に戸惑うかもしれないが、この場合はこのボタンを押す!というようにルール決めさえできれば、電子機器が苦手な人でも大丈夫。


■通話と音楽の併用機能は先頭を走る人に最適
インカム通話をしながらスマホ等の音楽やナビ音声を同時に聴く機能。
基本的に音楽等は自分だけが聴けるので、ほかの人との趣味は考えなくてOK
先頭を走る人はナビ音声が聞ける点が最大のメリット。
これができるだけでナビを見る回数が減って、安全かつ楽しいツーリングができるようになる。
有線外部入力は有線接続の手間がかかることを考えると、電子機器に慣れている人ならBluetooth接続で通話と音楽の併用機能を利用のほうがスムーズで良いと思う。


■ラジオは普段聴かない人にも役立つ
通話と音楽の併用機能を持つ機種ならインカム通話と同時にラジオが聴ける場合がある。
バイクでもそれなりに聴けるので、ラジオ好きな人は要チェック。
普段ラジオを聴かない人でも、ソロでずっと音楽を聴いていると飽きてくるため気分転換にラジオがあるとすごく便利。
スマホのラジオアプリ(ラジコ)は地域の切り替わり時に自動で切り替わらず聴けなくなる等、スマホ操作をよく考えておかないといけない。
スマホに長けている人であればラジオチューナー無しでも良いし、苦手な人ならラジオチューナー内蔵のほうが良い。


■有線外部入力は電子機器が苦手な人に便利
Bluetoothではなく、一般的なイヤホン等と同じ有線ステレオミニプラグのポートを備えているインカムがあり、通話と音楽の併用機能非対応機種でもインカム通話と併用できる場合がある。
併用できない製品ではメリットが少ない。
有線接続をするのが少々面倒ではあるが、安価なことが利点。
簡単とは言えBluetooth接続機器が増えてうまく繋がらない場合もあるため、電子機器が苦手な人は有線のほうが気楽で良い。


■その他 あまり気にしなくていい事
・バッテリーの持ち時間
基本的にスペックどおりの利用が可能で、概ねどの製品も10~20時間となっている。
休憩時もインカム同士をつなぎっぱなしにしているとまる一日は持たないが、休憩時に切断しておけば大丈夫。
充電し忘れてもスマホと同じようにモバイルバッテリーから簡単に充電できるため、製品比較時はあまり気にしなくても良い項目。
リチウムポリマーが搭載されていることが多く、ヘビーに毎日何時間も使うと2~3年でバッテリーがへたってしまうが、週末の利用程度であれば製品寿命まで持つことが多い。

・防水性能
中国製を除けばどの製品もそこそこの防水性があり、通常の利用では心配する必要はない。
ただ、土砂降りの中、何時間も走り続けると浸水してだめになる場合がある。
スマホと同じように、浸水による動作不良が発生したら起動せずに完全に乾くまで放置させよう。
袋にインカムとシリカゲルや米を入れて閉じると、内部の水分をすばやく吸収して故障を防いでくれる事があるので、試してみてはいかがだろうか。



そのほか、インカムの疑問点を最下部にまとめたので、そちらも参照してもらえればと思う。




全インカムの徹底比較


製品は以下の4カテゴリーに分けて紹介する。
・インカム通話と音楽の同時利用が可能な3万円前後のハイエンド
・4台接続が可能な2万円前後のミドルクラス
・1対1接続で1万円台のローエンド
・玉石混交の中国製
スペックリストはあくまでマニュアルや仕様表などから読み解いたもので確実とは言えないので、必ず公式サイトで仕様を確認して欲しい。

手っ取り早くインカムを選びたい方は、ソロ、タンデム、2~4人等、ユーザーの環境にあわせて紹介しているので、 厳選 シチュエーション別おすすめインカム を参照していただきたい。



ハイエンド  SB6Xの登場で新時代の幕開け


主に3万円前後の価格帯でインカム通話とスマホ接続(音楽/通話)の同時利用を可能にした機種をハイエンドと位置づけた。

2017年には従来の仕組みを覆す、Bluetoothで経路を自動制御するSB6Xと、メッシュネットワークを採用するSENA 30kが登場。
ペアリングと接続の簡略化で利便性が大きく向上しているので、高価ではあるが検討する価値は十分ある。


●ハイエンドでオススメの機種
・次世代の自動経路制御を搭載した B+com SB6X



B+com SB6X おすすめ!


SB6X-2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大6人(現時点では推奨4台)
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御のB+Link搭載
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・他社インカムと接続可(ユニバーサルレシーブ)
・インカム通話と音楽の同時利用可
・大出力アンプと高音質スピーカー採用
・実売価格 3.7万円


B+Linkで自動化した新世代モデル
SENAの採用する別規格のメッシュネットワークとは異なり、Bluetoothで自動接続、自動経路制御を実現。
集まって一斉にペアリング、あとは放置で自動的に接続し、距離が離れて切断されても近づけば自動でグループ通話に復帰する。
B+Link非対応機種とは、従来のユニバーサルインターコムの対向となるHFPを発展させたユニバーサルレシーブで接続。
ユニバーサルインターコムに対応したSB4X、SB5X、他社と接続することが可能で、その際にSB6XはB+comペアリング相当の動作をし、音楽併用やブリッジ接続も可能となっている。
他社との接続性が大幅に向上しており、他社にとっても非常に有難い存在だ。

音楽併用時にノイズが増えるなど問題点はあるが、全体的にはよくできており初期ファームとしては及第点。
また、未サポートのB+Link5台接続も十分使えることを確認している。
段違いに高音質なスピーカーに、攻殻機動隊やアーマードコアのような近未来的な日本語音声案内など、わくわくさせる要素と、気遣いのある機能も盛り込まれている。
詳細はレビュー記事を参照していただきたい。



デイトナ DT-01 2018年5月発売


DT-01_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間12時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・実売価格 2.4万円


自動経路制御搭載機もデイトナらしい価格破壊
Bluetoothで全員一斉ペアリング、自動経路制御を実現したデイトナ版B+Link「かんたんグループトーク」を搭載。
グループトークにGT2やイージートーク3はもちろん、他社製品もユニバーサルで混ぜることができるようになったので、旧製品より使い勝手が向上。
音質は悪いがナビ音声程度ならグループトークに共有できたり、公式サポートされてないけど使えそうな機能が多数あるなど、なかなか面白いインカム。
もう自動経路制御のないミドルクラスを購入する意味が無い!といえるくらい価格でも性能でも魅力のある製品だ。


SENA 30k


SENA30kBluetooth.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大16人 Bluetooth:最大4人 併用:最大32人以上?
・通信距離2km
・通話時間 メッシュ:8時間 Bluetooth:13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(メッシュ時のみ)
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンあり(OP)
・実売価格 4万円


新しい通信規格メッシュネットワーク採用
従来のBluetoothを採用するSB6Xとは異なり、全く新しい通信規格を採用した次世代モデル。
通話距離、通話台数、Bluetoothインカム通話のブリッジが可能等、インカム通話に関する性能は従来製品を数倍上回っている。
ペアリングと接続が大幅に簡略化されており、台数が多ければ多いほど恩恵をうける。
Bluetoothチップは1基となるので、メッシュネットワークと音楽(A2DP)の併用は可能だが、Bluetoothでインカム通話時は音楽併用できない点は注意。
SENA 10Sにメッシュネットワークを追加したモデルと認識するとわかりやすい。
大人数では他を寄せ付けない圧倒的な性能を持っている、SENAのフラッグシップモデルだ。
※ネットでは国内正規品はまだないが安価な平行輸入品が販売されはじめている。


SENA 20S


SENA 20S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人
・通信距離2km
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 3.2万円


安定の万能製品
2014年発売ながら2018年現在も最高レベルの性能を持つ名機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させた最初の機種。
長年市場トップの座を維持し続けてきたが、2017年12月に新規格メッシュネットワークを採用する30kにフラッグシップの座を譲った。それでもBluetooth接続に関しては30kを上回っているので、用途によっては20Sのほうが良い場合もある。
欠点は本体が大きい、重い、音質がやや劣る事くらい。
とても良くできた製品なので、是非レビュー記事を参照していただきたい。


Cardo PackTalkBold


packtalkbold_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大15人 Bluetooth:最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間13時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiPhoneのみ併用不可)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・実売価格 4万円


世界初メッシュネットワークを搭載したCardo PcakTalkシリーズ最新版
SENA 30kに先駆けること2年、2015年にメッシュネットワークを搭載したPackTalkの初代を発売したCardo社(カルド)。
スカラライダーシリーズと言えば知っている人もいるだろう。
2010年頃を最後に代理店の問題で日本市場から姿を消すが、2018年6月にバイク用品業界最大手の岡田商事がCardo社の正規代理店となり復活した。
PackTalkシリーズはメッシュを搭載する上位製品で、Boldはシリーズ3代目。
メッシュの仕組みが強化されており、過去製品よりも接続台数、安定性が高くなっているとのこと。
もちろんBluetoothも搭載しており、従来のインカム通話や音楽併用も可能だ。
音声で操作するボイスコマンドが日本語に対応した製品は初めて。
日本向けに調整されており、岡田商事の本気度が見える注目の製品だ。
ネットでの販売は6月下旬以降となる予定なので、すぐにでも欲しい人はCardo認定プロショップで購入しよう。




Cardo PackTalkSlim


packtalkslim_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話 メッシュ:最大15人 Bluetooth:最大4人
・通信距離1.2km
・通話時間13時間
一発ペアリング、自動接続、自動経路制御機能搭載
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiPhoneのみ併用不可)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・実売価格 4万円


世界初メッシュネットワークを搭載したCardo PcakTalkBoldの小型版
スーパースポーツ等のバイクに合うようにデザインされたスリムタイプ。
基本的な性能はPcakTalkBoldと同じだが通話距離が1.6kmから1.2kmにスペックダウンしている。
本体の厚みはわずか6.5mm
一般的なインカムは2~3cm程度なので1/3以下におさめながらも通話時間はBold同等の13時間を実現している。
ヘルメットの横に大きなインカムを取り付けることに抵抗がある人におすすめだ。
ネットでの販売は6月下旬以降となる予定。




Cardo FreeCom4


freecom4_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.2km
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiPhoneのみ併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・実売価格 3万円


PackTalkの下位モデルながら性能はBluetooth上位
PacTalkBoldからメッシュを省いて、BluetoothのみとなったFreeComシリーズ上位。
Bluetoothによる自動経路制御は搭載していないので従来どおりの数珠繋ぎで4台接続をしながら、音楽の併用が可能。
スピーカー接続は3.5mmステレオミニプラグなので好みのスピーカーを使うことを前提としているので、音質に拘りのある人に向いている。
3万円で自動経路制御が無い点は惜しいところだが、基本的に上位のPackTalkBold利用者が複数いて、メッシュグループ通話にぶら下がる事が主な役割なので、FreeCom4単体ではなくPackTalkBold込みで検討する製品だ。
ネットでの販売は6月下旬以降となる予定。




Midland BT NEXT Pro Hi-Fi


Midland BT NEXT Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人(うち4人はタンデム距離)
・通信距離1.6km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・音楽をインカムグループで共有
・A2DP機器2台を同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2.8万円


音楽共有が超便利 遊び心満載
2016年11月発売のコスパ抜群 BT Proシリーズのハイエンド機。
インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立。
さらにSENAにもB+comにもない、スマホ等を接続して聞いている音楽やナビ音声を、グループ通話中のインカムに転送して共有する機能を持っている。
インカム通話に音楽を乗せるため音質はやや下がるけど十分なレベル。

8人接続のイメージはこんな感じ。
P1070486-3.jpg
タンデム用接続を他社インカムにしてさらにチェーン接続するという荒業で他社を含めて7台くらい接続ができたり、車載動画で録音に利用したりと夢の広がる機能を備える。

スマホアプリBT TALKを利用するとスマホ経由で人数無制限で通話ができるようになっている。(トランシーバーのようにオプションのスイッチを利用)
最後発らしく他社を上回る機能を盛り込んでおり、非常に面白い製品なので是非レビューを見ていただきたい。
2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


ハイエンド機 スペック比較表


機種名SB6XDT-0130k20SPackTalkBoldPackTalkSlimFreeCom4BT NEXT Pro
メーカーサインハウスデイトナSENASENAcardocardocardoMidLand
自動経路制御B+LinkBluetoothメッシュ×メッシュメッシュ××
最大同時通話台数4416 ※88 ※115 ※1215 ※1244 ※6
1対1通話距離1400m1000m2000m ※92000m1600m1200m1200m1600m
待受時間--240h240h----
連続通話時間16h12h8h ※1013h13h13h13h20h
充電しながら利用×
Blutoothバージョン4.14.24.14.04.14.14.14.2
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用○ ※11○ ※13○ ※13○ ※13
グループオーディオ共有×××
ペアリング記憶数2 ※23393
オートグループコール××
他社インカム接続○ ※3
タンデム音楽共有×
A2DP 2台同時利用
FMラジオチューナー××
自動音量調整××
有線オーディオ入力××○ ※7
社外スピーカー取り付け×××
音声案内日本語日本語日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作×××
防水性能○IP67○IP67○IP67○IP67○IP67○IPX6
スマホ設定アプリ×
発売時期2017年8月2018年5月2017年12月2014年4月2018年6月2018年6月2018年6月2016年11月
実売価格3.7万円2.4万円4万円3.2万円4万円4万円3万円3万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質10766---7
インカム通話音質9877---6
通話距離799---7
安定性6610---5
操作性10388---5
機能/拡張性9987---8
取り付け8744---6
重さ6623---6
コストパフォーマンス5956---7
おすすめ度10!9!78---6
製品紹介へ移動SB6XDT-0130k20SPackTalkdBoldPackTalkSlimFreeCom4NextPro

※1 20Sのみで構成した場合。他機種が混在した場合は4台
※2 ユニバーサルレシーブもしくはB+Linkで合計2つ記憶
※3 対向がユニバーサルに対応していればユニバーサルレシーブで自社インカム相当の動作が可能
※4 オプション利用で可能
※5 要変換ケーブル
※6 通常距離では最大4台、タンデム距離を含めると最大8台接続可
※7 別途専用ケーブルが必要
※8 メッシュネットワークで16台、Bluetoothで4台、併用した場合は32台以上
※9 メッシュ利用時2000m Bluetooth利用時1600m
※10 メッシュ利用時8時間、Bluetooth利用時13時間
※11 メッシュ利用時は音楽併用可能 Bluetoothインカム通話時は併用不可
※12 Bluetooth接続時は最大4台
※13 Bluetooth通話中の場合iOSデバイスは併用不可




ミドルクラス 超特殊なX-RIDE S-1に注目


2万円前後で主に4人接続が可能な製品をミドルクラスと位置づけたが、新機能 自動経路制御搭載のハイエンドと、優秀なローエンドの板ばさみになり少し元気がない。
3台以上なら自動経路制御の恩恵が大きく一度使ったら普通の方式には戻りたくないと思うくらい便利なためハイエンドへいきたい。
2台でいいなら通話距離は短いものの安価で音楽併用が可能なローエンド イージートーク3が抜群に良い。
しかし、そんなトレンドを無視した異端なこの製品をおすすめしたい。

●ミドルクラスでオススメの機種
・SB6X同等以上の他社接続性能でキラリと光る X-RIDE S-1



X-RIDE S-1(BlueRider M1-S)オススメ!


xride_s1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大6人
・通信距離500m
・通話時間10時間
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・実売価格 1.5万円


制限無しの仕様外動作が魅力
台湾メーカーのOEM。
スペック上の通信距離こそ短いものの、6台接続をサポートしている事が特徴。
マニュアルに記載はないがユニバーサル接続が可能で、さらにユニバーサルでもHFPでも自由にブリッジができるすごいやつ。
他社接続の柔軟性は全機種No1!
さらに有線入力や仕様外ながらHFPの併用も可能と、A2DP併用はできないものの十分な拡張性を持っている。
本体が非常に軽量で、ボタンが押しやすかったり動作が軽快等とても快適。

A2DP併用が可能な上位機種が無いのは惜しいが、今後の展開に期待したいシリーズだ。
製造元が同じであろう台湾DIMTON社のBlueRider M1-Sも全く同じ動作をしており、1万円程度で購入できる。
詳細はレビュー記事を参照していただきたい。


B+com SB4X Lite


B+com SB4X Lite
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(OP or 裏技)
・グループで音楽共有可(OP or 裏技)
・実売価格 2.6万円


裏技で大化け!安定の定番インカム
2013年発売当時のフラッグシップモデルが、2015年に付属品を簡素化してミドルクラスとして再デビュー。
スピーカーとマイクが優れていて音質が良く、特に人の声は非常に聞き取りやすく疲れにくいので、まったり喋りながら走り続ける事に長けている。

オプションで6人接続ハブ方式のB+com Stationと音声出力を備えた3人接続ハブ方式のメディアサーバーが利用可能。
音質は悪いが外部入力端子がありメンバー全員で音楽やナビ音声を聴くこともできる。
詳細は次項のオプション項目で紹介する。
そして「グループ通話withモバイル」を応用すれば、SB4X単体でインカム通話と音楽/ナビ音声の併用とグループメンバーへの共有が可能。
仕様外だが実際に試して実用レベルにあることを確認できたので、詳細は製品記事を参照していただきたい。

ユーザーが多く接続しやすい点も大きなメリット。
ハイエンドのSB6Xとはユニバーサルを使うので、従来の自社接続よりは若干安定性が劣るが、実用レベルにはあることを確認している。



SENA 10S


SENA 10S
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間12時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・有線音声入力(通話と併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 2.7万円


基本性能の向上を求める人におすすめ
2016年5月発売のSMH10の後継機。
SENA 20S譲りの基本性能で快適な動作をする。
ミドルクラスとして欠点らしい欠点が無い優等生。
ライバルのSB4Xとほぼ同額ながら、性能はSENA 20Sに肉薄する高性能っぷりが特徴。
音楽併用の要否でハイエンドの20Sか10Sかを選ぼう。


SENA 10C


SENA 10C
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間17時間
・カメラ撮影可
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン、GoPro接続機(OP)
・実売価格 5万円


車載動画をする人におすすめ
インカムにウェアラブルカメラ相当の広角カメラを内蔵させた付加価値モデル。
基本的な性能はSENA 10Sより少し低い程度。
カメラはそこそこ広角で臨場感があり、FullHD 30fpsと標準的な解像度。
youtubeを見る限りは本ブログでも取り上げているコスパ抜群のSJCAM SJ4000程度の画質がありそうだ。
動画撮影をするとバッテリーは約2時間。
撮影した動画はインカム通話も録音されるので、グループでツーリングをして動画編集をしている人に最適な製品だ。


SENA 10U


SENA 10U
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.6km
・通話時間10時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・A2DP機器2台を同時利用可(自動切替)
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコン付属
・実売価格 4万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
アライとショウエイ向けにカスタマイズされており、ヘルメット内部におさまるよう設計されている。
標準でハンドルリモコンも付属しており、外部からは全くインカムが見えない。
スマートに取り付けたい人におすすめ。


SENA SMH10


SENA SMH10
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離900m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・実売価格 2.3万円


周りの人と型番をあわせたいなら
2010年発売の超ロングセラー。
2年遅れで発売した同世代のSB4X同等の性能を持つなど、他社を数年先取りした画期的な製品。
上位の10Sが価格を下げてきており、徐々にコストパフォーマンスの優位性も下がってきたが、まだまだ現役。
SMH10ユーザーはおそらくSB4Xに次いで多いと思われるので、操作に不安な人は周りの人からアドバイスを受けやすい点が良いところだ。

パッケージによってマイクの付属品が異なるので注意しよう。
SMH10-10はアームマイクのみ。
SMH10-11はアームとワイヤー両方がついている。
SMH10-11のデュアルパックの並行輸入品は割安でお得感が強い。
平行輸入品は国内サポートが受けられないが、USAサイトからアップデートして日本語化も可能なので、海外サイトを見る事に抵抗が無ければ選択肢に入れても良いだろう。

MidLand BT X2 Pro Hi-Fi


MidLand BT X2 Pro
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.0km
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 2万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売されたMidLandの新製品。
安価な割りに高性能なことは本製品の特徴だが、音楽/音声共有が可能なハイエンドのNEXTとあわせることで真価を発揮する。
NEXTはグループ内に1台あれば十分なので、他をX2で固めれば楽しいグループツーリングができるだろう。
また、BT NEXT Pro同様にスマホアプリで通話ができるBT Talkと、ブレーキを感知してLEDを点滅させる機能も搭載している。
遊び心と実用性を兼ねているMidLandはイチオシ!

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


ミドルクラス スペック比較表


機種名S-1SB4XLite10S10C10USMH10BT X2 Pro
メーカーX-RIDEサインハウスSENASENASENASENAMidLand
自動経路制御×××××××
最大同時通話台数64 ※144444
1対1通話距離500m1400m1600m1600m1600m900m1000m
待受時間360h500h240h240h-
連続通話時間10h16h12h17h※注10h12h20h
充電しながら利用××
Blutoothバージョン4.13.04.14.04.03.04.2
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用×○ ※2×××××
グループオーディオ共有×○ ※2×××××
ペアリング記憶数2293333
オートグループコール××××
他社インカム接続
タンデム音楽共有××
A2DP 2台同時利用××××
FMラジオチューナー×××
自動音量調整××
有線オーディオ入力×○ ※4××○ ※4
社外スピーカー取り付け×○ ※3××××
音声案内日本語英語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作×××
防水性能○IPX5○IP6○IPX6
スマホ設定アプリ×××
発売時期2017年4月2013年4月2016年5月2015年7月2015年7月2010年2016年8月
実売価格1.5万円2.6万円2.7万円5万円4万円2.3万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質766--37
インカム通話音質677--56
通話距離68--6
安定性510--5
操作性768--55
機能/拡張性765--55
取り付け794--46
重さ1083--36
コストパフォーマンス756--36
おすすめ度8!66--45
製品紹介へ移動S-1SB4X10S10C10USMH10X2 Pro

※1 オプション利用で最大6台
※2 オプション利用 or 裏技でSB4X単体で可能
※3 インカム通話との併用不可
※4 オプションの変換ケーブルが必要


ローエンド  イージートーク3がすごい


2万円以下で主に同時接続2台までの製品をローエンドと位置づけた。

どのモデルも上位機種に比べて通話距離が短い。
大人数だと切断されないようにペースを合わせるのが大変だけど、1対1であれば車が入ってきてノイズが増えたら後ろを気にして調整する。という具合で走れば問題は無い。
以前はタンデム用で数メートルの製品もあったりしたが、現在はスペック上200mくらいでぎりぎり二人走行で使えるものが最低ラインとなっている。


●ローエンドのオススメ

・タンデム or 2台なら通話+音楽が併用可能な デイトナ 「イージートーク3」


デイトナ クールロボ イージートーク3 オススメ!


デイトナ クールロボ イージートーク3
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
※仕様外で最大5人
・通信距離200m
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・実売価格 1.3万円


全機種でNo2おすすめ!安価に音楽併用したい人へ
インカム通話と音楽の併用とさらに仕様外ながら3台以上で同時に利用できるという物凄いヤツ!
1台1.2万円とメジャーメーカー最安クラスでこのハイスペック。
マイク性能は標準的だけどスピーカーの音質は良く、音楽を楽しむのに適している。

全機種の中でも、タンデム+二人 という条件においてはコストを考えれば間違いなく最強。
二台でもあまり距離が離れなければ十分使えるので、最初の一台に最適。
そして安定性は不明だが3~5台接続まで可能な裏技もあり!
もしかしたら最初で最後の一台になるかもしれない、そんなポテンシャルが備わっている。

距離の短さを除けばミドルクラスを完全に凌駕しており、使用状況によってはハイエンドにも匹敵する製品なので、是非以下の詳細レビューを参照していただきたい。


SENA SMH5


SENA SMH5

基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離400m
・通話時間8時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 1.7万円


SENAを安価に使いたい人におすすめ
SMH10の廉価版として2011年に発売されたローエンドの代表格。
価格は並行輸入品で1.7万円程度でインカムデビューに最適なモデル。
価格の安さと小型軽量であることが最大の武器。
公式では上位機種とのチェーン接続について言及されてないが、接続順番を工夫すると上位機種を中核に3台まで接続ができるらしい。

利用者が増えつつあるSENAにしておけば今後誰かとツーリングに行く際に接続できる可能性も高くなる点においてメリットがある。
並行輸入品が安価に出回っているが、ジェット向けのアームマイクタイプのみ。
アームタイプでもフルフェイスで利用はできるが、ワイヤータイプも1500円と安価に販売されているので別途購入しても良い。


SENA SMH5-FM


SENA SMH5-FM
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・他社インカムと接続可
・実売価格 2万円


SENAでラジオを聴きたい人におすすめ
SMH5をベースにFMラジオ追加と通信飛距離を伸ばしたモデル。

国内正規品でアームマイクとワイヤーマイクのセットで価格は2万円。
最新モデルに比べると見劣りする面が多くなってきているが、ユーザー数が増えているSENAなので接続しやすいという事は大きなメリット。
FMラジオが不要であればSMH10、FMラジオが必要かつ安価にSENAのインカムということであれば本製品になる。


SENA 3S


sena3s_2.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・実売価格 1.5万円


スマートに取り付けたい人におすすめ
必要最低限の機能にとどめて小型化した特殊な製品。
操作部分以外は全てヘルメット内におさまるようになっているので見た目がスマート。
アームタイプとケーブルタイプが用意されている。
ヘルメット専用設計ではなく汎用品で、取り付けは非常に容易なのでほとんどのヘルメットに難なく取り付けができる。
通信距離とバッテリー、ノイズリダクションの性能が最低限レベルだが、安価な割りに動作や音質は悪くない。
普段はタンデムまたはソロで、一応マスツーリングでも使えて、安価にスマートに取り付けたい人におすすめ。


MidLand BT X1 PRO Hi-Fi


MidLand BT X1 PRO
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離300m
・通話時間20時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・音声で操作するボイスコマンド
・スマホアプリで設定可
・ハンドルリモコンがオプションで有り
・実売価格 1.6万円


メンバーにNEXT持ちがいる人におすすめ
2016年7月に発売したBT Proシリーズのローエンド。
「BT X2 PRO」との違いはインカム接続台数が1対1になることと、最大通信距離が短くなることの2点。
単体でも優秀だけど、ハイエンドのBT NEXT Proがインカム単体では初のグループ通話にオーディオ共有の併用を実現しているため、NEXTとX1、X2、Cityで安価に新しい体験ができる点が最大のオススメポイントだ。

ローエンド製品の中では、通話と音楽の併用機能に特化して突き抜けた「イージートーク3」に対して満遍なく高機能かつハイエンドと組み合わせて真価を発揮する 「BT X1 PRO」という位置づけ。

2017年7月にオプションだったHi-Fiスピーカーを標準装備したHi-Fi型番へ切り替わっている。


MidLand  BT City


MidLand  BT City
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離200m
・通話時間8時間
・有線オーディオ入力
・音声で操作するボイスコマンド
・実売価格 1.2万円


気軽に使いたい人におすすめ
2015年4月発売のBT Proシリーズではなく独立した製品のローエンド。

名称からわかるとおり街乗りでちょっと使うことを想定しており、ジェット向けのアームマイクのみ標準で付属。
フルフェイス用のワイヤーマイクはオプションとなっている。
スピーカーの音質はBT Proシリーズより劣るけど音量は十分で高速でも使えるレベル。
BT Proシリーズの4台チェーン接続に入ることもできるし、BT NEXT Proの音楽共有機能も利用可能。
普段はソロで使いながらいざという時はグループ通話にも参加できる優秀さを持っている。
NEXT持ちがいれば安価にグループ通話に参加したいという人におすすめ。


Cardo FreeCom2


freecom4_top.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離タンデム程度
・通話時間13時間
・騒音にあわせて自動ボリューム調整
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可(Bluetooth通話時はiPhoneのみ併用不可)
・FMラジオ内蔵
・スマホアプリで設定可
・実売価格 2万円


久々のタンデム距離モデル
Bluetoothの性能向上によってタンデム距離の製品がなくなり、200m程度の通話距離を確保した製品が最下位モデルとして用意されていたが、久しぶりにタンデム距離の製品が登場した。
インカム通話と音楽の併用が可能なことが唯一の特徴で、それ以外は平凡なスペック。
FreeCom4とよく似た立ち居地で、PackTalkBoldのメッシュグループ通話に安価に参加できることが最大のメリットだ。
FreeCom2単体で考えるのではなく、PackTalkBold込みで検討しよう。
ネットでの販売は6月下旬以降となる予定。


ローエンド スペック比較表


機種名イージートーク3SMH5SMH5 FM3SBT X1 ProBT CityFREECOM2
メーカーデイトナSENASENASENAMidLandMidLandcardo
自動経路制御×××××××
最大同時通話台数2222222
1対1通話距離200m400m700m200m300m200mタンデム
待受時間-168h144h168h---
連続通話時間12h8h7h8h20h8h13h
充電しながら利用○ ※1×
Blutoothバージョン4.03.03.03.04.23.04.1
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用×××××○ ※13
グループオーディオ共有××××××
ペアリング記憶数33322
オートグループコール------
他社インカム接続××
A2DP 2台同時利用××××××
タンデム音楽共有×
FMラジオチューナー××××
自動音量調整×××××
有線オーディオ入力××××○ ※1
社外スピーカー取り付け××××××
音声案内日本語日本語日本語日本語日本語日本語日本語
音声操作×××××
防水性能○IPX6○IPX4○IP67
スマホ設定アプリ××××
発売時期2015年8月2011年2012年2015年5月2016年8月2015年4月2018年6月
実売価格1.3万円1.7万円2万円1.5万円1.6万円1.2万円2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質7--473-
インカム通話音質6--463-
通話距離3--3-
安定性8--5-
操作性4--356-
機能/拡張性6--344-
取り付け8--766-
重さ10--1068-
コストパフォーマンス10--653-
おすすめ度10!--842-
製品紹介へ移動イージートーク3SMH5SMH5 FM3SX1 ProBT CityFreeCom2

※1 別途専用ケーブルが必要
※2 Bluetooth通話中の場合iOSデバイスは併用不可


中国製    冒険者向け!


メジャーメーカーに比べると作りがチープだったりするけど、圧倒的な安さとスペック上の高性能ぶりで徐々にシェアを伸ばしている中国製品。
メーカーは複数あるようだけど、一番売れているのは6riders等を製造する「EJEAS」という深センにあるBluetoothヘッドセットのメーカー。

激安なので高級機を買う前にインカムを体験しってみたいという人や、ただ単に興味がわいただけという探究心のあるマゾ向けだ。
同価格帯にイージートーク3という飛びぬけて優秀な製品があるので、メジャーメーカーとも比較してみると良いだろう。

EJEAS TTS


EJEAS TTS
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間15時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・有線オーディオ入力
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1.5万円


冒険したい人におすすめ
中国製品初と思われる通話と音楽の併用機能を搭載。
それどころか、全製品初?のインカム通話&スマホ接続&FMラジオの3つを同時に利用可能だ。
さらにスピーカーの音質が高級機並みに良く、英語の音声案内もついているのでメジャーメーカー並みの素性を持っている。
時々不明な動作があるけど思ったより安定していて拍子抜けした。

同じEJEAS社製品と組み合わせることで、コストをおさえて複数接続が可能な上に、音楽併用ができることは特筆に価する。
ただし、 6ridersとは自社ペアリングができないので要注意。


EJEAS? T9S-8


DSC03044-10.jpg

基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大8人
・通信距離1200m
・通話時間15時間
・FMラジオ内蔵
・FMラジオとインカム通話の併用可
・実売価格 1.1万円


優秀な弟分T9Sの補助的なインカム
8台接続をうたっているものの、実用的には3台接続まで。
EJEASを標榜していないがEJEAS製品と自社接続が可能で、EJEASのフラッグシップTTSとほぼ同じOSを搭載しているため動作が快適で、スピーカーも同じなので従来の激安中国製より音質がかなり良い。
T9Sを含めて3台までの構成なら十分使えるので、多くても3台までという場合はT9Sを2台とT9S-8を1台で構成すると良いだろう。


EJEAS? T9S


DSC03080-1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離1200m
・通話時間15時間
・FMラジオ内蔵
・FMラジオとインカム通話の併用可
・実売価格 6000円


激安インカムの世代交代!
長らく主力だった6ridersをついに追いやる製品が登場した。
T9S-8の廉価版だが本命はこちら。
6ridersの欠点を改善し、1対1なら快適な通話ができそうなくらいノイズリダクション性能や安定性が高い。
T9S-8のブリッジ性能が低いが3台までなら実用範囲。
インカム通話とFMラジオの併用が可能なので、FMトランスミッターをうまく使えば音楽やナビ音声とインカム通話の併用も可能だ。
激安インカムならT9Sで決まり!


EJEAS 4Riders Interphone-V4


EJEAS 4Riders Interphone-V4
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離700m
・通話時間8時間
・FMラジオ内蔵
・実売価格 1万円


時々3台で走る人におすすめ
2013年に発売された中国製品の上位モデル。
正式なメーカー名おそらくEJEASで、販売店が自社ブランドで販売しているようだ。
ブランドはLEXIN、Excelvan、Bearidge、ESTGO等がある。
4Riders、6Ridersならどのブランドでもインカムペアリングは可能と思われる。

防水性や本体強度などは価格なりで故障しやすいが、壊れることを前提の使い捨て感覚で利用する人も多い。
サポートや保証は販売店によってことなるので、気になる人は事前に確認を。

ノイズリダクションがあまり効いてなくノイズを拾ってしまうため高速では厳しい。
一応4台接続はできるものの安定させるのが難しい。
下道で3台までならギリギリ利用可能という感じ。
2017年、T9Sシリーズの発売によって優位性は低下。
唯一の利点は普及している6ridersとの接続互換性が高いことくらいだ。


EJEAS 6Riders


EJEAS 6Riders
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大2人
・通信距離700m
・通話時間7時間
・FMラジオ内蔵
・有線オーディオ入力
・実売価格 6000円


ソロか2台で安さを追求する人におすすめ
名前からすると「4Riders」の上位版で6台まで接続できそうな感じだが実は逆の下位製品。
ペアリングを6台までできるというだけで、接続できるのは1台のみ。
同一メーカー(EJEAS)の「4Riders」ともインカムペアリングが可能で、4台チェーンの端に接続できる。
また、ステレオ有線入力がありインカム通話と併用できるという、値段の割りに多機能な点は特筆に価する。

1対1でかつ高速を走らなければそれなりの音質で安定して通話は可能。
インカム通話と外部音声入力の併用もできるしソロならFMも聞けるので、シーンによってなかなか使える。
4Ridersとあわせて導入すればかなり安価にグループ通話が可能なことが利点だったが、自社製品(TTSやT9S-8)と接続ができない点を克服し、音質も安定性も向上したT9Sの登場によってほぼ役目を終えた。



中国製スペック比較表


機種名TTST9S-8T9S4Riders6Riders
メーカーEJEASEJEAS?EJEAS?EJEASEJEAS
自動経路制御×××××
最大同時通話台数48242
1対1通話距離1500m1200m1200m700m700m
待受時間300h350h350h240h120h
連続通話時間15h15h15h8h7h
充電しながら利用×××
Blutoothバージョン4.13.03.03.03.0
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用××××
グループオーディオ共有×××××
ペアリング記憶数2326
オートグループコール-×-
他社インカム接続×××
A2DP 2台同時利用×××××
タンデム音楽共有×××××
FMラジオチューナー
自動音量調整×××××
有線オーディオ入力×××
社外スピーカー取り付け
音声案内英語英語英語××
音声操作×××××
防水性能○IPX6△生活防水△生活防水△生活防水△生活防水
スマホ設定アプリ×××××
発売時期2016年10月2017年2017年2013年2012年
実売価格1.5万円1.1万円6000円1万円6000円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質66644
インカム通話音質66633
通話距離44
安定性45
操作性55622
機能/拡張性76644
取り付け67755
重さ66666
コストパフォーマンス65734
おすすめ度55723
製品紹介へ移動TTST9S-8T9S4Riders6Riders


販売終了製品


過去の製品を確認したい方はクリックしてください。

B+com SB5X


B+com SB5X
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.4km
・通話時間16時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・グループで音楽共有可(OP)
・実売価格 3.7万円
高い拡張性と音質を求める人におすすめ
2015年5月に発売した、インカム通話とスマホ接続(音楽/通話)を両立させたサインハウス B+comシリーズのフラッグシップ機。
2017年7月公開のファーム v1.5でオートグループコール、Station/メディアサーバーへの対応、ユニバーサル強化等、ようやくハードウェアの性能を最大限に引き出せるようになった。
オプションのStation/メディアサーバーの有線入力でナビ音声や低音質ながら音楽を全員で共有しながら、SB5Xではインカム通話と音楽の併用も可能となり、拡張性はNo1
惜しむらくはStationが既に廃盤となっているので、拡張性を高めるなら3人までながら音声入力2ポートと動画撮影に便利な出力を持つメディアサーバーを利用しよう。

そしてB+comシリーズ全般の最大の特徴は音質の良さ。
特に人の声は非常に聞き取りやすく耳が疲れにくいため、長時間利用で威力を発揮する。


デイトナ COOLROBO GT2


デイトナ COOLROBO GT2
基本スペック&製品の特徴
・同時通話最大4人
・通信距離1.5km
・通話時間12時間
・他社インカムと接続可
・インカム通話と音楽の同時利用可
・FMラジオ内蔵
・実売価格 2.2万円


安価に音楽併用をしたい人におすすめ
2015年11月発売のデイトナのフラッグシップモデル。
2万円でインカム通話とスマホ(音楽/ナビ音声)を両立するというのはすごい。
ローエンド最強の同社製品イージートーク3とグループ通話ができないが、そもそも本製品が非常に安価なのでGT2だけで揃えても十分安価に抑えられる。
また、イージートーク3と並んでスピーカーが全機種で一番良いので音楽の音質を求めるなら本製品がおすすめ。

しかし、この公式画像、タンデマーが若い女の子ではなく現実に即したオバチャンであることにすごく好感を覚える。
リターンライダー多いもんね。


販売終了製品のスペック比較表


機種名SB5XGT2
メーカーサインハウスデイトナ
自動経路制御××
最大同時通話台数44
1対1通話距離1400m1500m
待受時間500h-
連続通話時間16h12h
充電しながら利用×○ ※7
Blutoothバージョン4.04.1
ノイズリダクション
インカム通話と音楽併用
グループオーディオ共有○ ※4×
ペアリング記憶数2
オートグループコール
他社インカム接続
A2DP 2台同時利用×
タンデム音楽共有××
FMラジオチューナー×
自動音量調整××
有線オーディオ入力××
社外スピーカー取り付け△ ※5
音声案内英語日本語
音声操作××
防水性能○IP67○IP67
スマホ設定アプリ××
発売時期2015年5月2015年11月
実売価格3.7万円2.2万円
個人的 10点満点評価 (詳細はレビュー記事を参照してください)
音楽の音質67
インカム通話音質96
通話距離7
安定性7
操作性84
機能/拡張性86
取り付け86
重さ88
コストパフォーマンス410
おすすめ度57





厳選 シチュエーション別おすすめインカム


全製品の詳細な比較をしたい方は次の項目を参照してください。
ここではシチュエーションによっておすすめのインカムを紹介するので、手っ取り早くインカムを選びたい方や迷った方は参考にしていただきたい。


ソロメインならイージートーク3


安さと音質の面でずば抜けており他の追従を許さない。
ラジオが無い点だけが少しマイナスではあるが、スマホのラジオアプリを利用すればOK


タンデムメインならイージートーク3


安くて高音質、さらに通話と音楽併用が可能というタンデム最強のインカム。
通話距離の短さもタンデムなら気にならない。
イージートーク3に死角なし!


バイク2~4台ならB+com SB6X


自動経路制御のB+Linkで接続やペアリングの手間を大幅に削減。
一度B+Linkを味わうと従来の方式には戻れない、そう思うくらい便利だ。


バイク5台以上ならSENA 20S


全員がSENA 20Sでなければならず費用がかかってしまうが、他に選択肢がほぼ無い状況なので思い切って全員で導入しよう。
大人数で話しながら音楽も同時に聴くこともでき、通話距離が最も長い。
高級機ではあるがそれに見合った性能だ。


決め切れなければB+com SB6Xで決まり!


ツーリングメンバーが流動的だったり、いろんなツーリングチームと走ったり、誰と走るか想像がつかない等、そういう人も多いと思う。
ユニバーサルレシーブという新しい機能を搭載したSB6Xは、抜群の自由度で他社接続を構成しやすく、高い汎用性を持っている。
唯一の欠点は、ユニバーサルインターコムを搭載しないインカムと接続ができないことだが、今では搭載してないインカムがほとんど無いのでそれほど問題にはならないだろう。
自動経路制御のB+Linkに音楽併用機能も搭載している。
買って損は無い製品だ。



受信専用機の紹介


双方向で通話のできるインカムに対し、スマホ等と接続して音楽やナビ音声を聴くのみの機能に絞った機種。
同メーカーのインカムに近い音質を確保しつつ安価なことが特徴。

バイク専用品


デイトナ 聴くだけブルートゥース2


聴くだけブルートゥース2
基本スペック&製品の特徴
・使用時間12時間
・単4乾電池仕様(1本)
・通信距離 10m
・実売価格 7000円


乾電池仕様最後の生き残り
スマホの普及と共にリチウムポリマーへ移行し乾電池仕様最後の1台となった。
電池のランニングコストが気になるところだけど、100円ショップの5本入り単4電池は意外と容量が多く優秀なのでこれで十分。
今は僕もモバイルバッテリーを持ち歩くのが当たり前になってリチウムバッテリーの方が利便性が高いと思うようになったけど、実は子供の頃から今でも乾電池収集癖があって電池駆動の製品は好きだったりする。
こんな遠いところで作られて運ばれてくるのか~と、made in インドネシアの電池を見てわくわくしたものだ。
そんな乾電池好きな人は、おそらく最後になるであろう本製品を今のうちに購入しておいてはいかがだろうか。
乾電池タイプのメリットは、入れ替えればすぐに使えることと、どこでも簡単に入手できること。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


サインハウス B+com music


BcomMusic1.jpg
基本スペック&製品の特徴
・使用時間10時間
・通信距離 10m
・実売価格 1.5万円


B+comの音質で音楽を聴きたい人へ
SB213evoと同世代で古いけど、基本的にスピーカー性能は現在と変わらず当時から音質が良かったので、本製品もSB4X相当と思われる。
ボタンはダイヤルのみで操作は簡単。

尚、BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCPに対応しているためスマホ等の音楽操作が可能。
また、HFP、HSPにも対応しているので音声発信はできないけど、ナビ音声はちゃんと聴くことができる。


オプション、拡張製品の紹介


本体とは別に用意することで利用の幅を広げられる製品を紹介する。

通話アプリ


スマホとインカムをHFPで接続して通話アプリで会話するという手段がある。
一般的なLine等でもできるが、SENA、MidLandから通話アプリが提供されており、それらを使う場合のメリット、デメリットは以下の通り。

■メリット
・人数、距離が無制限

■デメリット
・圏外になると通話できない

・自社製品のインカムがなければ機能が制限される
※SENA、MidLandの通話アプリの場合

・無視できないレベルの遅延がある
※インカム同士0.15秒 Line0.8秒 専用通話アプリ2秒
 Lineはスマホ同士の場合。インカムで使う場合はさらに遅延して1秒程度になる。

・インカム通話にアプリ通話を混ぜられるかはインカム次第


圏外になった場合、Line等の一般的な通話アプリはグループ通話から切断されて復旧には手動操作が必要になるが、バイク用通話アプリならグループ通話に参加した状態が維持されるため自動で復旧する。
遅延については2秒というと、路面の状況や車来てるよ!というのを伝えるのは難しく、雑談であれば問題ない程度。
また、ツーリングの醍醐味である山奥で圏外になって通話できなくなるのは大きなデメリット。

以上を考慮すると、一緒に走っていてインカムで直接繋げられる人数であればインカム通話を、人数が多かったり集合場所までであれば通話アプリを使う。
というように、基本はインカム通話、だめならアプリと使い分けることになる。


SENA RideConnected


ride11.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度

現状では一番使い勝手が良い
グループに参加する時に必ず自社インカムが必要になってしまう縛りはあるが、総じて普通の通話アプリをバイク向けにちょっとカスタマイズしたようなアプリ。
余計なことをしてなく、いたって普通の使い勝手だ。
Lineと比較すると、遅延が2倍程になるが再接続の手間がないという事になる。
SENAユーザーのみであればRideConnected、SENA以外のユーザーがいて集合前に接続するならLineという使い方が良いだろう。


MidLand BT Talk


BTT1.jpg
特徴
・自社インカムが1台あればあとは他社でOK
・圏外からの復旧時は手動操作不要
・遅延は2秒程度
・別途BTTボタン(7000円)がほぼ必須
・トランシーバーのように片方向通話
・グループメンバーの場所を地図で共有する機能有り

通話機能に難点あり
地図機能は面白く、集合場所に迷う人や遅刻者にとってはすごく有難い機能だ。
しかし肝心の通話機能を利用するには別途BTTボタンがほぼ必須で、トランシーバーのように片方向通話のみと、使い勝手が悪い。
通信量節約のためとのことだが、手動で200kbpsに制限できる通信事業体なら気にする必要は無いためメリットが感じられない。
設定で選べるようになることを強く要望している。
MidLandユーザーのみであってもBTTボタンの購入が高い壁となるので、それなら集合場所まではLineで良いかなと思う。


B+com インカム拡張製品


B+comはチェーン接続ではなくハブ方式で複数人を接続する独自オプションを用意している。
主流にはなれなかったが優れた仕組みなので、興味のある方は検討してみてはいかがだろうか。


B+com Station GTS216 廃盤


B+com Station GTS216
2011年11月発売と古く2017年に廃盤となってしまったが、未だに現役バリバリで使っている。
予備機まで持っているくらい、本製品は素晴らしいものだった。

最大6台の接続が可能で、外部音声入力も可能で、通信距離は100mだが・・・・
これだけいろんな製品を試しながら結局Stationに落ち着くのは理由がある。

①有線音声入力が便利
音質はしょぼくてAMラジオ並となってしまうが、ナビの音声を共有できることが非常に大きなメリットとなる。
ある程度先頭を走れる人なら共有されるナビ音声だけで先導も可能だし、他の人とルートについて話がなら走れるというのはとても楽しい。
また、スマホと接続してラジオを共有したり、取り締まり情報を流したりすれば、長時間のツーリングでも話のネタが尽きない。
一応音楽も音質が悪いながらも知っている曲ならみんなで歌いながら走ることはできる。

②通話距離を数倍に伸ばせる
いろいろあるので詳しくは書かないけどちょっとだけ。
・Bluetoothは2.4GHz
・wifiも2.4GHz
・端子はRP-SMA。
・付属の物は1DBI(利得)くらい

以上の条件を満たした物に付け替えるとカタログスペックの5倍くらいに跳ね上がって、おどろくほど伸びる。
6人で走行しても全く不都合が無いくらいの通話距離だ。


③旧製品 SB213Evo、SB213にも対応
買い替えをしなくても6人まで接続が可能になるというのは大きい。

④抜群の安定性
以下のルールを守っておけば一日のツーリングで切断されることは1回あるか無いか。
・ペアリング前にStationと各インカムをリセットする
・SB4XはモードBにする
・SB5Xはファームv1.5必須(聴きトーク可)


車体から電力を供給する場合は専用の電源ケーブルが必要だが、5000mAhのモバイルバッテリーひとつでまる一日持つのでケーブルは不要。
リアボックスとかタンクバッグに突っ込んで、アンテナだけどこかに立てて常時電源入れっぱなしでOK
もし余っている旧式のB+com等があればStationに接続して、インカムの出力を3.5mmステレオミニプラグに変換して、カメラで会話を録音するという方法もある。

結局オプションで別途購入するというのがうけなくて主流になり損ねたが超名機だと思っている。


B+com メディアサーバー


B+com メディアサーバー
Stationが最大6台に対してメディアサーバーは最大3台。
そのかわり外部入力音声の音質が少し向上したことと、メディアサーバーから音声を出力できるので、カメラで会話を録音しやすくなった。
価格は2.4万円。

Bluetooth3.0が導入されたおかげかStationのノーマルより飛距離はあって3台で使う分には不自由はしない。
音楽を共有することが目的であれば音質的に満足のいくものではないので注意が必要。
ナビ音声の共有と録音が目的なら非常に使い勝手の良い製品だ。

使い道は、車体電源連動の車載カメラ(Git2)の外部音声入力を使って、メディアサーバーの音声を常に録音。
手間無しで常に走行中の動画はすべて録画している。
帰宅した後、ツーリングブログを書くときに音声を聞きながら思い起こして記事を書いていく。
日帰りならともかくロングになるとせっかくの爆笑話も忘れてしまったりするので、ボイスレコーダー的な使い方でとっても役に立っている。




Bluetoothトランスミッター


Bluetoothに対応していない機器を接続させたい場合は、別途Bluetoothトランスミッターを使えば可能だ。
インカムメーカーも販売しているし、一般製品でも問題なく利用できる。
A2DPペアリングは相性問題はほとんど発生しないので、同社製品に限定する必要性は低い。
他メーカーでもいいので、機能面で合致しているものを選ぼう。
利用方法は簡単で、トランスミッターとインカムをA2DPでペアリングし、機器の3.5mmステレオミニプラグに有線接続するだけ。
再生、停止等の操作はできないので、機器本体を操作する必要がある。
通信距離はClass2(10m)が基本なので、2台接続できる機種はタンデム用と割り切ろう。


B+com BC-DAT01M


BC-DAT01M一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
バッテリーを内蔵しており最大12時間。
MiniUSBから充電ができるので、モバイルバッテリー等があれば充電切れを心配する必要が無い。
1.1万円とやや高価ではあるが、オプションのケーブル(3000円)で車体から電源を取って、付属のケーブルをかませばイグニッションに連動してトランスミッターの電源もオン/オフさせることも可能。
起動時にインカムへ自動接続してくれるので、操作無しで接続してくれるのはとても便利。
車体から電源をとる場合、汎用品ではノイズが入るので必ずオプションケーブルを利用しよう。
購入から7年がたち、時々動作が怪しいがまだ現役で活躍している。


SENA SM10


SM10一つで2つのインカムとペアリングし同時に聴くことができる。
さらに、入力ポートが二つあるので、MP3プレーヤーとナビというように2台の機器を接続してミックスしてくれるようになっている。
内蔵バッテリーは最大8時間。
二人同時で聞くとおそらく8時間は持たないだろうから、モバイルバッテリーを持っておくと良いだろう。
2万円と高価ではあるが、ミキサー内蔵タイプは非常に珍しいので、複数機器を利用したい人にはおすすめ。
ちなみに、ポータブルミキサーを積んでユピテルのナビとスマホをミックスして何やらしようと試行錯誤したが、車体から電源をとっているせいでグランドループしてしまったことがある。
スマホの電源をモバイルバッテリーからとればOKになったので、SM10で同様の事象が発生した場合は電源まわりと見直すと良いと思う。


JPRiDE JPT1


インカムメーカーではない一般的なメーカーで評判の良い製品。
2台のインカムと接続が可能な上に、送信機にも受信機にもなれる優れもの。
インカムと接続する場合は基本的に送信機(TX)にして利用することになる。
受信機(RX)にする機会はあまり無いと思うが、僕くらいの変態になるとこれを使って何ができるか妄想して楽しむことができる。
バッテリー時間が13時間と長く、充電しながらの使用もサポートしているので、タンクバッグ等に入れてモバイルバッテリーと常時接続しておけばバッテリーを気にしなくて済む。
MicroUSBで充電が可能。




主要5メーカーの特色


それぞれBluetoothインカム市場への参入背景が異なるためメーカーによってかなり特色がある。
面白いので一読してもらえればと思う。


ロゴ_SENA
親会社はBluetooth通信機を開発する大手企業。
アメリカ、ヨーロッパで大きなシェアを持つ。
いろいろなタイプを多数販売しており、豊富なオプションと頻繁かつ長期的にファームのアップデートを行う傾向が強い。
2010年発売の超ロングセラーとなったSMH10はチェーン接続、20Sは通話と音楽の併用機能を、他社より2年も早く実現する等、高い技術力を持つ。
欧米ではCardo社と熾烈なシェア争いをしており、Cardoが先行してSENAが追いつくというパターンを繰り返している。
当初は激安路線だったけどSENA 20Sからは高機能高価格製品へ切り替わった。
日本市場では先行したB+comにSMH10と20Sで一気に追い上げたが、近年は安価なモデルはデイトナに、ハイエンドはSB6Xにおされて停滞気味。
並行輸入品は国内代理店のサポートは無く販売店独自保証のみとなるし、ファームのアップデートも基本的にできないようになっている(USサイトからは可能)が、国内版より安価なので検討する価値がある。


ロゴ_サインハウス
パーツの輸入代理店が自社ブランドを立ち上げてインカム市場に参戦し、インカム黎明期に日本メーカーらしく充実したサポートでシェアを獲得した。
開発は自社ではなく台湾メーカーへ委託していたが、SB6Xからは国内メーカーとの開発となっている。
比較的小型で軽量なためヘルメットに取り付けても違和感が少ないことが特徴。

SB6Xは国内初の自動経路制御を搭載したり、他社接続の柔軟性を高めるなど攻勢をかけている。
ラインナップが少なく市場ニーズを幅広く吸収できていないことが欠点。
チェーン接続ではなくハブ方式のB+com Stationやメディアサーバー等のオプションで複数接続や音楽共有、録音を実現する等、独自路線を行くことも多い。
主流になり損ねたがハブ方式は非常に便利で僕は未だに愛用しているので、B+com Station2の発売をいつまでも待っている。


CARDO_top.jpg
世界中の企業にOEM供給をするインカム世界最大手。
SENAより2年も早くメッシュネットワークを採用した製品を販売する等、高い技術力を持つ。
2010年頃までは日本でも販売していたが代理店の問題で日本市場から姿を消した。
製品名スカラライダーシリーズと言えば聞いたことのある人もいるだろう。
2018年、パーツ商社最大手の岡田商事が正規代理店となり再登場。
失われた8年を埋めるのは困難だと思うが、大手同士のタッグでどこまで挽回できるか楽しみなブランドだ。


ロゴ_Midland
親会社は無線機を開発する大手企業。
性能の割に安価なことが特徴。
ずば抜けたものが無いのでシェア拡大に至らず、B+com、SENA、デイトナについで国内4番手が定位置となっている。
自動経路制御についても出遅れており、先行きは少々厳しいか。


ロゴ_デイトナ
パーツの製造や輸入代理店がメインの会社で、昔から有線式のタンデム用インカム等も販売していた老舗メーカー。
開発は台湾メーカーへ委託していることが多い。
カジュアルなブランドイメージで非常に安価なのに、とんでもない性能を秘めていたりするので油断できない。
特にイージートーク3は名機中の名機。
シェア拡大の原動力となっており、しばらくこの推進力は維持されると思う。
総じて意図的かとも思えるくらい操作性が悪いことと、仕様に一貫性が無いことが玉に瑕。
毎回どんな製品が出てくるのか楽しみなメーカーだ。


■その他
interphoneブランドは日本での販売に力が入っておらず入手困難なため対象外とした。
ただ2018年6月時点で、販売店大手のNapsグループ N-Projectが正規代理店になったようで今後は入手しやすくなるかもしれない。

また1万円以下の激安価格帯で謎の中国製が大量に出回っているが、中国製の中ではメジャーなEJEASが頭一つぬけいる。
2010年頃から販売されている主力の6ridersの後継T9Sシリーズが2017年に登場し、大幅に性能が向上。
高級機との差も徐々に縮まってきているので、最低限でいいからお試しで、という役割は十分はたすことができる。

ただ4台接続となると自動経路制御の有無が絶対的な利便性の差となって現れるので、2018年時点ではメジャーメーカーのハイエンド製品をおすすめする。





Bluetoothインカム FAQ


Bluetoothってよくわからない、扱えるか心配、インカムでいったい何ができるの?
バッテリーの持ちは?充電は?距離は?
旅先でインカムについていろいろ聞かれた経験を元に、FAQを作りました。
興味はあるけどよくわからないから買ってない、というのは勿体無いので、そういう方は是非見てもらえればと思います。


参考に、いろんなインカムを使ってテストツーリングした時の動画です。
他愛なくネタも無い会話ですが、気心知れたメンバーとまったりツーリングです。
通話が切れた時どんな感じかをお伝えするために、わざと切れた時の動画を入れています。
B+comやSENA等のメジャー製品であれば、一日のツーリングで切れることは1回程度で、とても安定しています。

Q : Bluetoothインカムはみんなが同時に通話可能?


A : はい、携帯電話のような感覚で通話できます。

Bluetoothインカムは電話と同じで参加者全員が自由に通話できるので、ストレス無く普通に会話している感覚です。
一般的なトランシーバーは片方向通信で、PTTスイッチを押している間だけ話ができ、その間は他の人の通話を聞くことはできません。
※最近は双方向同時通話が可能なトランシーバーもあります。


Q : トランシーバーかBluetoothインカムか、どっちが良い?


A : 用途によりますがバイクにはBluetoothインカムのほうが適している面が多いです。

Bluetoothは事前にペアリングが必要ですが、盗聴されないセキュリティー性の高さや、小型軽量でヘルメットに取り付けができること、音質が良い、スマホと連携させてナビ音声や音楽が聴ける等、使い勝手が非常に良いです。

アマチュア無線の免許を持っている方であれば大出力のトランシーバーで長距離通話ができる点でトランシーバーのほうがメリットがあります。
免許不要の特定小電力トランシーバーはBluetoothインカムと同程度の通話距離のようなので、あまりメリットは無いでしょう。


Q : 本体のヘルメットへの取り付け方法は?


A : シェルの隙間に挟み込むクリップタイプか、両面テープorマジックテープで取り付けます。

半帽以外は取り付けできないというヘルメットはほぼありませんが、念のため取り付けできそうか確認してみましょう。

1. 本体取り付け用にスペースがあるか?
ヘルメットの左サイドに取り付けをするので、○の位置あたりに突起物などがないか確認。
最近流行りのインナーバイザー用のレバーが干渉する場合がありますが、レバーの位置が悪いと言われるKAZAMIとASAGIでも設置は可能です。
インカムの取り付け例

2. スピーカーケーブルの通し位置を確認
頭頂部の内装を外せる場合は簡単です。
内装が外せない場合は首周り等ケーブルが垂れてこないように挟み込めるか確認しましょう。

3. マイクの取り付け位置を確認
基本的にフルフェイスはワイヤーマイク、ジェットはアームタイプを利用しますが、逆でも設置は可能です。
両方付属する機種とアームタイプのみの機種があるので、どのヘルメットに取り付けるかを考えて選ぶと良いでしょう。
フルフェイスの場合は口元か横の頬パッド付近に設置する事が多いです。

4. スピーカー取り付け位置を確認
アライは頬パッドのカバーを外して発泡スチロール部分に両面テープで取り付けます。
スピーカー埋め込み用の窪みはありますが、耳に余裕が無く痛くなる場合は発泡スチロールを1cm程度削る場合が多いです。
※自己責任です
インカムスピーカーをヘルメットに取り付ける

ショウエイは耳の部分が見えており、プラスチック素材のスピーカー埋め込み用の窪みに両面テープで取り付けます。
比較的耳に余裕があるのでそのままで大丈夫でしょう。
OGKも同様に耳に余裕のあるものが多いので設置は比較的余裕です。
以上を確認しておけば安心して購入できると思います。


Q : ヘルメットにスピーカーを埋め込むと耳が痛くならない?


A : 痛くなる場合はありますが、工夫すれば大丈夫です。

全然痛くならないという人も多いので、ヘルメットの種類や個人差によるところが大きいです。
僕はアライのヘルメットを使っていますが、すぐ痛くなるので耳パッドの発泡スチロールを1cm程削って埋め込んでいます。
※自己責任です

アライの場合は交換可能な耳パッドなので気軽に削れます。
ショウエイは交換不可なプラスチックですが耳部分はかなり余裕があるので、そうそう痛くなることはないでしょう。


Q:バイクを離れる時に盗難にあいそう


A : 今のところ僕は盗まれたことはありません。
約7年、1年あたり20日程度のツーリングで、最も狙われやすいB+comをヘルメットにつけてメットホルダーにかけた状態です。
一応インカムが真上に来ないように横向けてはいますが、それ以上のことはしていません。
2~3年で1個くらい盗まれるかなと覚悟していましたが、意外と盗まれていません。
僕の仲間内も全員インカムを使っていますが、盗難は0件です。
日本って治安がいいなーとつくづく思います。
ただ、ネットでは盗まれたって話はあるので、心配な方は本体を外して持ち運ぶと良いです。


Q : Bluetoothって何?


A : Bluetoothは2003年頃から普及し始めた、省電力な小型デバイス向けの無線規格です。

1994年、スウェーデンを代表する通信機器世界大手メーカー エリクソン社がBluetoothを提唱しました。
乱立する無線規格を統合したいという願いをこめて、スウェーデンの隣国ノルウェーとデンマークを無血統合したハーラル王の愛称「青歯王」からとられたそうです。
消費電力の小さいBluetoothはスマホとの相性が良く、スマホの普及とともに爆発的に普及しました。
バイク用インカムに転用されたのもスマホと同時期の2009年からで、登場以降、急速に性能を向上させながら今日に至ります。

Bluetoothの消費電力が小さい=バッテリーの小型化が可能という点が、ヘルメットに取り付けるという使い方にマッチし、さらにスマホと通信が容易になったことで、スマホの普及と共にBluetoothインカムも普及しました。
以上のことから、Bluetoothとインカムは非常に親和性が高いということがわかります。


Q : Bluetoothプロファイルって何?


A : 機器同士を接続する際の取り決めです。

プロファイルは多数あり、用途によってプロファイルを選択して利用することになります。
例えば、高音質な音楽を転送するA2DP、電話のヘッドセットとしてマイクとスピーカー出力を兼ねるHFP等があります。
尚、インカム同士の通話は各社が独自チューニングしているため、プロファイル規格には当てはまりません。

Q : Bluetoothプロファイルが複雑でわからない


A : 特にプロファイルを意識する必要はありません。

手順書に沿って設定をすれば、自動的に適切なプロファイルで接続されます。
尚、インカムで利用する主なプロファイルは以下の4つです。

HSP(Headset Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行うプロファイル。
一部のナビで利用する事がある程度。

HFP(Hand-Free Profile)
スピーカー出力とマイク入力の双方向通信をモノラルで行い、さらにスマホの着信や受話等の操作も可能にした、HSPの拡張プロファイル。
SiriやOK googleの呼び出し等も制御している。
インカムとスマホとのペアリング時は自動的にHFPが選択されるので、HSPとの違いを意識する必要がない。
他社と接続するユニバーサルインターコムはHFPを利用する。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
ステレオの高音質なオーディオを転送するプロファイル。
有線とほぼ同じ音質で転送されるので、あとはインカム本体とスピーカー次第でかなり音質が良くなる。
スマホやBluetoothトランスミッター、ナビ等とのペアリングに利用する。

AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)
接続した機器で再生中の音楽の再生、停止、曲送り戻し、早送り等の操作が可能なプロファイル。
A2DPとセットと考えれば良い。
一部のナビやBluetoothトランスミッターはA2DPのみサポートしているので音楽再生のみとなる。

※インカム同士の通話は各社独自チューニングのプロファイルを利用しています。


Q : Bluetoothインカムを使うのって難しくない?


A : 基本的な操作をいくつか覚えるだけなので、すぐ慣れると思います。

上位機種には非常に機能が多いので全ての操作を覚えるのは時間がかかりますが、インカム通話をする&スマホの音楽を聴く という基本となる2つに関してだけならとても簡単です。

■よく利用する機能
インカムペアリング:2台のインカムをペアリングモードにしてペアリングする
※複数台ある場合はこの操作を続けて数珠繋ぎにペアリングする
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

インカムを接続する:ボタンを押すとペアリング相手に接続されて会話が可能になる

インカムを切断する:ボタンを押して切断する

スマホペアリング:インカムをスマホとのペアリングモードにし、スマホのBluetooth設定からインカムを選択する
※一度行うとリセットor上書きしなければいつでも接続可能な状態になる

スマホを接続する;スマホのBluetoothを有効にし、インカムのボタンを押すと接続されて音楽やナビが聴けるようになる

機種によって操作は異なりますが、いずれも上記の基本操作は簡単にできるようになっているので、一度マニュアルを見て試せばすぐ慣れるでしょう。


Q : Bluetooth非対応のナビやMP3プレーヤーを接続できる?


A : はい、Bluetoothトランスミッターを別途購入すれば可能です。

MP3プレーヤーの3.5mmステレオミニプラグにBluetoothトランスミッターを接続し、インカムと接続をします。
この場合はスマホのようにMP3プレーヤー操作はできませんが、音楽の転送はA2DPプロファイルを使うので非常に高音質です。
Bluetoothトランスミッターはリチウムバッテリーで動作しているものが多く、概ね10時間程度バッテリーが持ちます。

B+com BC-DATO1Mは2台同時にインカムと通信可能なので、タンデムをしている場合は二人で同じ音楽を聴くことができます。

バイク用ではないですが、3000円程度の一般製品でも十分使えます。


Q : 複数のスマホ等と接続できるの?


A : 機種により可能です。

HSP/HFP と A2DP/AVRCPの全てをあわせて、2つの機器をペアリングできるインカムがあります。
※SENA 20S等
2台同時に音楽を聴いたりナビ音声や取締り警告を聞いたりできます。

完全2台同時をサポートしてない製品でも、HSP/HFP と A2DP/AVRCPは分けてペアリングができます。
電話(HFP)はスマホ、音楽(A2DP)はトランスミッターというようにします。
この場合機種によって、A2DPで音楽を聴きながらHFPのナビ音声が割り込んでくる場合もあれば、手動での切り替えの場合もあります。
尚、スマホ側がHSP/HFP と A2DP/AVRCPを占有する場合は分けられません。(iPhone等)


Q : 他社のインカムとも接続できるの?


A : はい、接続可能ですが同社製品同士と比較すると安定性が若干低下します。

インカムはそれぞれ自社製品同士の接続時に最も性能を発揮するようにチューニングされています。
規格されているプロファイル(HFP)では力不足なので各社が独自に作りこんでいるようです。
逆に言えば規格プロファイル(HFP)であれば他社との接続は可能で、これをユニバーサルインターコムと言います。
2017年現在のメジャーメーカー製品は全てユニバーサルインターコムに対応しています。
機種によって接続台数が減る等の制限があるので万全ではないですが、応急的に利用することは可能です。

Q : 実際どれくらい距離が離れても通話できるの?


A : 機種と環境によりますが、100m~1000m程度離れても通話できます。

スペック表記はハイエンドが1500~2000m、ローエンドが200~500m程度のものが多いです。
郊外の見通しの良い道や高速道路のように干渉する電波が少なければスペック表記の1/2程度。
市街地のように遮蔽物や電波が多ければスペック表記の1/5程度。
北海道の郊外でかつ平原であればスペック通りの距離で通話可能です。

ローエンドでも2台で離れず普通に走る分には通話は可能ですが、ミドルクラス以上のほうが余裕があって良いです。


Q : 高速でも会話できる?


A : はい、十分会話できます。

ローエンドでは飛距離がぎりぎりですが間に車が入らなければ会話はでき、ミドルクラス以上であれば余裕があります。
風切り音やエンジン音が一般道より増えますが、ノイズリダクションで軽減されるのでそこそこ快適です。
もし高速で風切り音が増えて聞こえにくい場合は、マイクの設置位置を見直しましょう。

ただ、中国製はノイズリダクションが弱いので高速は厳しいです。

Q : 雨の中走っても大丈夫なの?


A : そこそこの防水性はあるので心配はいりません。

JISの防水規格は以下のようになっています。
・IP1~IP3
 機器へ一定方向から水をかけて浸水しないこと
・IP4~IP6
 機器へ全方向から水をかけて浸水しないこと
・IP7~IP8
 水没させても浸水しないこと

例えばIP6レベルの全方向からの水圧に耐える & IP7レベルの水没に耐える という機器の場合、IP67と表記されます。
同一条件内であれば数値が高い方が防水性能は高くなりますが、それぞれ用途が異なりIPX6よりIPX7のほうが優れているというわけではないので注意しましょう。
また、IPX6 のようにXが入っている場合は、防塵テストを行ってないことをさしています。

インカムは概ねどの製品もIP4~6程度の防水機能をもっています。
実際のところ、僕は7年以上どんな豪雨でもお構いなしにインカムを利用しましたが一度も故障はありません。
特に初期のころのB+com SB213(IPX3相当)はかなりヘビーに使いましたが、手放すまでとても元気でした。
ただ、ネットでは豪雨で走行した後に壊れたという報告もあるので100%ではありません。

尚、IP5”相当” となっているのは、JIS規格を取得せずに自社テストで同等試験をクリアしたという意味になります。
JIS規格取得には費用がかかるため同等試験を行って表記するのはよくあります。


Q : バッテリーの持ちはどれくらい?


A : 概ねスペック通りで8~20時間程度です。

一日の走行時間は6~10時間、ひたすら走り続けても12時間程度だと思います。
一部10時間以下のバッテリー容量の少ない製品では、途中で一度充電が必要になるかもしれませんが、概ねどの製品も一日は十分に持ってくれます。
複数台接続する際は、中央に位置するインカムのバッテリーは消耗が激しいので、スペックの7割程度と見込んでおくと良いでしょう。
尚、どの機器もUSBで充電が可能なので、スマホの充電も兼ねてモバイルバッテリーを持っておくと便利です。
休憩中等にちょっと充電するだけですぐ回復してくれます。
インカムのバッテリーは600mAh程度と非常に小さいので、小型のモバイルバッテリーでも十分です。


Q : リチウムバッテリーがすぐ劣化しそう


A : 劣化しますが気にする程ではありません。

一般的な話ですが、インカムに利用されているリチウムポリマーは400回程度充電すると徐々に劣化すると言われています。
毎日充電するスマホが1年程度でバッテリーが弱り始めると言われるのと同じです。
インカムをそこまでヘビーに使う人なら1~2年で劣化が始まりますが、週末ツーリング程度であれば5年くらいは問題ないでしょう。
また、過放電が最も劣化を早め、継ぎ足し充電には強いという特性から、気が向いたときに充電しておけばOKです。
厳密には過充電も良くないのでシビアに考えれば50~80%を維持することが望ましいのですが、そこまで神経質にならずに、充電したまま何日も放置しないという程度で十分です。

月1程度のツーリングですが、購入から6年が経過し最も使い込んだ上に今でも時々利用しているSB213Evoでさえ、劣化したと感じることはありません。
現役バリバリです。
どうしても気になる方はバッテリーを有償交換してくれるメーカーもあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。


Q : リチウムポリマーって危険じゃないの?


A : 確実なことは言えませんが、大丈夫だと思います。

ほとんどのインカムは、軽量小型化のためにリチウムポリマーを使用しています。
よくリチウムポリマーは爆発すると言われますが、それは制御がきちんとできてない粗悪品の場合です。
いろいろな所で情報を得ていますが、インカムでそのような話は聞いたことがありません。
(個人レベルの情報収集です)


Q : 乾電池タイプのほうが良いのでは?


A : バッテリータイプで特に困ることは無いと思います。

スマホの普及でモバイルバッテリーが1000円~2000円程度で購入できるようになったので、乾電池利用のメリットが少なくなりました。
安価なモバイルバッテリーでいいので、一つ持っておくと何かと便利です。
また、容量あたりの大きさや重量でもリチウムバッテリーのほうが有利です。


Q : インカムを利用しながら充電はできるの?


A : 機種によります。

SENA、MidLand、デイトナは概ねどの製品も可能、B+comは不可です。
詳細については製品比較のスペック表に記載していますのでご参照ください。

個人的には、走行しながらの充電する機能は重要ではないと思っています。
前日に充電しておけば一日持ちます。
もし、充電し忘れたりブリッジ機で消耗が激しい場合は休憩中に30分も充電すれば、2~4時間くらい通話できます。
必要とするシーンがほとんど無いので、あまり気にしなくて良いでしょう。


疑問は解決しましたか?


もしまだ不明な点があればコメントいただければと思います。
育児に忙しいため返事は遅くなりますが、わかる範囲でお答えします。

どんな物かわかったら、製品紹介に戻って検討してみてください。
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何かスイッチが入ってしまった怒涛のヘルメットレビュー 第三弾!
2016年7月に発売されたOGKのシステムヘルメット KAZAMIを購入したので書き留めておく。


OGKはジェットのアヴァンドを4年前に購入して以来、OGKも悪くないね。という印象を持っていた。
15年くらい前はアライかショウエイの2択だったが、ここ数年でOGKの品質、性能が飛躍的に向上しており、そろそろジェット以外の何かを試してみたいと思っていたところに発見。
システムヘルメットってショウエイのネオテックが有名だが、ちょっと被ってみたいというにしては4万円は高い。

対してKAZAMIはインナーバイザーまで装備して28000円という激安っぷりに惹かれて購入してみた。
前モデルなのか、上位なのか微妙な位置にいるイブキと比べて、5000円近く実売価格を下げた上に各部のブラッシュアップが行われており、OGKの本気が見て取れる。

正面


OGK kazamiの正面画像

見た目はザクだ。
正面だけじゃなく360度ザクを髣髴とさせる。
購入したのは赤なのでシァア専用ってところか。



OGK kazamiのインナーバイザーレバー位置

インナーバイザーは左下のレバーで操作できるようになっており上げ下げはやりやすい。
すいすいとストレスなく動いてくれる。



OGK kazami 頭部のベンチレーション

ベンチレーションは頭部と口元の2箇所で、どちらも全開、全閉のどちらか。



OGK kazami 口元のベンチレーション

口元のベンチレーションは顎のほうに抜けるような仕組みになっておらず、シールドの曇りを取る方向にだけ出ている。
顎のほうにも抜けるくらいやってくれても良かったな。




DSC00817.jpg

黒のプラスチック部分がアクセントになっており、ザクである。



後ろ


DSC00693.jpg

後部のベンチレーションは開閉式ではなく常時開きっぱなし。
わかりにくいけど、黒いプラスチック部分の左右に小さな穴がある。



底面


OGK kazamiのラチェットバックル

一般的なDリングではなくOGKでは主流のラチェットバックルとなっている。
着ける時は単に差し込むだけ。
ガチガチと段階式で入っていくのでちょうど良い締め具合のところで止めれば良い。


バックルの外し方

外すときは赤い紐の部分を引っ張ると抜けるようになっている。
被ったときに首元にプラスチック部分が当たるので少し違和感がある。
着け外しは楽なので短距離走行を繰り返すにはいいけど、ツーリングでは恩恵を受けにくいのでDリングのほうが適しているかなと思う。



OGK kazamiのチンオープン方法

顎の部分には巻き込み風防止のフラップがついている。
外したり引っ張り出したりは出来ないが、これだけでも十分な効力を発揮しそう。

顎の先端の赤いレバーを引っ張るとチンオープンとなる。
動作はスムーズで引き上げるのに力は要らない。



DSC00706.jpg

引き上げると頬の部分にチン部分を引っ掛ける金具がある。



内装はよくがんばっている


OGK kazamiの内装

OGK kazamiの内装を取り外す

この価格にしてこれだけ取り外しができるのはなかなかがんばっている。
各種パッドも安めなのでサイズ調整もしやすい。



DSC00716.jpg

内装を外した帽体。
頭部に風を流すための堀がある。



OGK kazamiにインカムのスピーカーを埋め込む

耳にはスピーカーをつけるくぼみがあるのだが・・・・直径が小さい。
ショウエイと同じでB+comのオプション スピーカーNeo以外は全然はまってくれない。
SENA 20S、SB5Xの純正はどちらも微妙にだめだった。
とは言え、耳の部分に隙間はそれなりにあるので適当にくぼみをクッション両面テープとかマジックテープとかでうめて取り付ければOK
うーん、結局のところこのくぼみ、あんまり意味ないんじゃない?



シールドの着け外しは簡単だけど、シールドの歪みが多め


OGKのシールド交換方法

OGKのシールドシステムはよく考えられており、シールドを全開にした状態でレバーを引くとかぱっと外れる簡単設計。
イメージ的にはショウエイとほぼ同じ。



シールド交換方法2

取り付けは上部のほうを先にはめて、下部を押し込めばカチっとはまるようになっている。
とっても簡単!



DSC00820.jpg

シールドの品質はいまいちだ。
写真ではわからないが、少し波打っている感じがする。
アヴァンドやASAGIではそうでもないので、KAZAMI特有なのかな?
ただ走っている分にはそれほど気にならないレベル。
インナーバイザーは取り外しできなさそうな感じがするけどうどうなんだろう。



インカムの取り付け


OGK kazamiにSB5Xを取り付け

帽体に隙間があるのでクリップタイプで取り付けが可能。
SB5Xはクリップが薄いので取り付けやすい。
バイザー用のレバーとアンテナが干渉するかと思ったけどなんとか大丈夫。



DSC00800.jpg

マイクはアーム式がありまり好きではないので、ワイヤータイプをチークパッドに埋め込んでいる。



OGK kazamiにSENA20Sを取り付け

SENA 20Sのクリップタイプは分厚いので少し手間取ったが、なんとか取り付けは可能だ。
まぁだめなら両面テープでいいんだけど、個人的にはクリップタイプのほうが好き。
アンテナもなんとかレバーと干渉せず取り付け可能。


インカムについてはこちらの記事もご参照ください。

被り心地はジェットに近い


KAZAMI10.jpg

公式の写真はこう。
シャアかと思うようなイケメンが被ればさまになる。
しかし諸君!
現実はこうだ!
イケメンが被らなければこうなるのだ!
よく見ておくがいい!




OGK kazamiを被る

マクベ

シャアなんて幻想は捨てて、マクベにでもなれたら幸運なほうだろう。
というか、アゴがなくなるくらい太ってるのがショックだ。



OGK kazamiインナーサンシェードを下ろす

チンオープンした状態でインナーサンシェードを下ろすこともできる。
なかなか怪しい感じだけど。



DSC00722.jpg

インナーサンシェードと目の間は結構余裕があって、メガネをつけたままでも問題なし。
またメガネスリットがちょうどよくて、テンプルを適度に圧迫してくれるので、どんな位置でもそれなりに固定してくれる。


僕は概ねどのメーカーでもMサイズが合うのだけど、OGKのジェットはMサイズがかなりぎりぎりで、KAZAMIは頬に少し余裕がある。
サイズ感が違うので注意が必要だ。
チークパッドは3000円程度とショウエイより安くてアライとほぼ同額。
厚みで調整が出来るので、ゆるいと感じた人は変更してみるといいだろう。


手元にあるヘルメットと重量を比較。
すべてMサイズで多少の違いはあるものの、概ね僕がそのまま使って問題ないのでサイズ感はかなり近いと思う。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット

※注意事項 グラフィックモデルはソリッドカラーより比べると20g程度重くなるので、差し引いてみてください。

重量はかなりあって持った瞬間に重い!というのがわかる。
被ってもそれなりの重さを感じるけど、慣れれば問題は無いかな?



巻き込み風は少ないが、風切り音はかなり大きい


OGK kazamiを被ってバイクにまたがる

DSC00791.jpg
わかってはいたけどかなり頭でっかちだ。
横から見ると後ろの深さが足りてないような感じ?
でもサイズ感はちょうどいいので、こういうデザインなんだろう。

※追記
少し前に深く被りすぎているみたいで、だいぶ不格好な写真になってます。
ちゃんと被れば3倍はイケメンのはず!




OGK kazamiを被ってチンオープンしてバイクにまたがる

チンオープンすると重心が思いっきり前にいって重い。
このまま走行はできなくはないだろうけどまずやらないかな。
まぁ安全面からもナシだと思う。



■ベンチレーションはいまひとつ
走り出してすぐ感じたことは、ベンチレーションがあまり効いてないw
頭部のベンチレーションは一応ぎりぎり風が入っているとわかる程度。
口元はシールドの曇りを取る方向にしか風が入らないので当然か。



■巻き込み風はかなり少ないけど・・・
巻き込み風は非常に少なく、正面を向いている限りはほとんどない。
チンガードが結構効いているようだが、これが口元ベンチレーションがシールド方面にしか風が流れないために、口元の空気が滞留しやすくなっている。
50km/h以上で走っていれば換気されて気にならないが、50km/h以下では息苦しさを感じてしまう。
巻き込み風の制御をしっかりしたのに、機構的には難しくないであろう口元へ抜ける通路を導入しなかったのは少し残念だ。
ただこれは真夏の昼間に限っての話なので、涼しくなれば影響は少ないだろう。

特に問題は無いが、横を向くと顎の端から結構巻き込み風が発生する。



■インナーバイザーは良好!
インナーバイザーは非常に良好で、適度な透過率でまぶしさを軽減してくれる。
アライのスモークと同じくらいかな。

DSC00825.jpg

同社のインナーバイザー付ジェットのASAGIで少し不満となる、インナーバイザーの中央部分がえぐれている件も、顎の部分があってどうせそのあたりは見えなくてナビ等は下を向いて両目ともバイザーを通して見ることになるため、消極的な理由ではあるがインナーバイザーの形状に不満は少ない。

ASAGIでの不満とは、インナーバイザーの中央下がえぐれているせいで、下を見たときに左右の目がバイザーにかかったりかからなかったりするため、非常に見えづらいということ。
ナビを見ようとした時に片目はサングラス、もう片方の目はサングラス無しで見ているような状態になるのだ。
えぐる必要はなくてまっすぐにしてくれれば良いのになぁ。



■風切り音はかなり大きい
60km/hを越えたあたりから大きな風切り音がして、速度を上げれば上げるほどそのまま大きくなる。
音質は高くも無く低くも無く、ヒューーーーー!という感じ。
まぁシステムヘルメットなので仕方ないかな。
高速を連続して走り続けるにはちょっと煩いと感じる。



■ツーリングより近場利用におすすめ!
初のシステムヘルメットなので比較ができないが、値段の割りによくできている。
通常なら4万円を超えそうな豪華な装備にもかかわらず28000円という値段はかなり挑戦的。
シールドは今ひとつだったが全体的な品質は値段の割りに良い。
安全性はおそらくジェットに近いレベルだけどこれは致し方なし。
重くて風切り音が大きいため長時間被り続けたり高速は苦手だけど、ラチェット式で着け外しが楽だったりインナーバイザーやチンオープンがあらゆるシーンに対応できるため使い勝手は良い。


メットをかぶったままタバコやコーヒーを飲みたい。
それでいて少しでも防御面で優れていることとバイザーも欲しい、さらに安価なこと!
という欲張りな人にはうってつけのヘルメットだ。

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SENA 10S 国内シェア拡大の起爆剤になれるか? 売れ筋ミドルクラスのレビュー

  •  投稿日:2016-08-27
  •  カテゴリ:SENA
SENA 10Sのレビュー
SENAのベストセラーSMH10の後継機で2016年5月に発売されたSENA 10Sを購入したのでレビューをする。

2016年8月時点のバイク用インカム業界の様相は以下のような状態だ。

世界ではSENAがシェアNo1で、特に最高級機のSENA20Sは発売から2年以上がたった今でも圧倒的な実力を持っている。
日本市場ではBlustoothインカム黎明期の爆発的な普及に一躍買ったB+comが現時点でも一番の売れ筋。
価格帯は最高級機のSB5XとSENA20Sがスペック上は良く似た感じではあるが、安定性はSENA20Sに軍配。
ミドルクラスは良い感じにこなれたSB4Xに対し、SENAは2010年発売でありながら4台接続が可能な超ロングセラーのSMH10。
機能は良いし安価だったが音質が悪かったようでSB4Xの後塵を拝した形になる。


そのSMH10発売から6年の歳月を経て新モデルSENA10Sが登場した。
SMH10の弱点を克服したであろう新製品の実力はいかに?

最上位機種 20S、SMH10との違いは?



20Sから見ると、
・チェーン接続台数が8台から4台になった
・デュアルチップからシングルチップとなりインカム通話と音楽等の同時利用ができなくなった
・外部の音を聞くアンビエントモードがなくなった
・ミュージックシェアリング(タンデム用A2DP音楽共有)がなくなった


SMH10から見ると、
・スピーカーとHDオーディオ対応で音質が良くなった
・通話距離が900mから1600mに伸びた
・ワンタッチでグループ接続するグループインターコム追加
・ラジオ(FM)追加


他に細かな点で違いはあるが、代表的な機能としては上記の通り。
今後は20Sと10Sのラインナップになるが選ぶポイントは、
インカム通話をしながら音楽やナビをBluetoothで接続したいか?
チェーン接続が8台必要か?

この2点でどちらかを選ぶことになるだろう。
なお、発売当初は値段が高かったがようやく値下がりしはじめて、2016年11月時点で2.5万円。
20Sが3.2万円、SMH10が2.2万円なのでSMH10と置き換わるころあいになってきた。

SENA 10S外観チェック



SENA 10Sの本体

本体のボタンは2つしかなく、ジョグダイヤル左のLEDが状況に応じて青、赤、緑の3色に光るようになっている。
SMH10よりは見た目がよくなったが、もう少しかっこよくデザインできないものだろうか。




SENA 10Sの付属品一式

付属品は相変わらず豊富で、本体、クレードル(クリップタイプと両面タイプ有り)、スピーカー、ワイヤーマイク&アームマイク、スピーカー位置調整スポンジ、写真には写ってないけど2.5mmステレオミニプラグケーブル、USBケーブル、シガーソケット電源となっている。
クレードルは雨で誤動作を起こしやすい20Sタイプから、接続端子が縦面にあって水没しにくいSMH10と同じ形状になった。
SMH10を持っていないので試せないが互換性があるらしい。
また、スピーカーやマイクがクレードル本体から出ている短いケーブルに接続するタイプに変更となっている。



SENA 10Sのクレードル取り付け方法

SENA 10Sのクレードル取り外し方法

クレードルへの取り付けは簡単で上からスライドさせて、上部を抑えてパチンとはめ込む。
外すときは上部のツメを押さえて取り外すだけ。
20Sはクレードルのボタンを押すと外れるんだけど、10Sのほうがやりやすい。



SENA 10Sと20S、SB4X、SB5Xの外見比較

20S、SB5X、SB4Xと本体およびクレードルの比較。
B+comより左右は短いがクレードルで上下はかなり大きくなる。
アンテナが外に出てない分すっきりしているが、20Sとほぼ同サイズだ。



本体操作とクレードルの拡張性


SENA 10Sの本体側面

本体は後ろ側のフォンボタンと、ジョグダイヤルの二つだけ。
ジョグダイヤルとフォンボタンを同時に押すと起動、シャットダウンだけど、長押し時間が0.5秒くらいでいいので非常に操作しやすい。
B+comが長押し3秒とかなのに比べるとはるかに快適だ。
ジョグダイヤルを押すとインカム通話開始/切断、音楽停止/開始、Enterに相当する選択、まわすと音量調整/曲の早送りやラジオの選局など。
フォンボタンはFM起動やペアリング、各種設定メニューに入る。


押す回数や長押し時間によって制御しているので覚えるのが難しいが、必要な機能に絞って覚えればすぐに快適に利用できる。

■操作例
ジョグダイヤルを1回押すと最後にペアリングした相手にインカム接続、もう1回押すと最後にペアリングした相手とのインカム切断、2回押すとと最後から2番目にペアリングした相手に・・・・・
3回目以降は音声アナウンスによって何番目のペアリング相手か確認しながら操作する。
インカムペアリングは9台まで記録できるので、とりあえずペアリングするだけしておいて、走りながら接続相手を切り替えることができる。

チェーン接続の場合は、1回押して最後の相手と接続、次に2回押して最後から2番目の相手と接続。
というように操作を繰り返すようになる。

インカム呼び出しは20Sと同じで非常に接続が早い。
B+comは押してから3~5秒程度かかるが、20Sや10Sは押してから1秒程度で接続できてとてもスムーズだ。


グループメンバーを一気に接続するグループインターコムは、ジョグダイヤルを3秒間長押し。
手元にある10S 2台と20S 2台の合計4台でグループインターコムを試そうとスマホのアプリで設定をしようとしたが、グループインターコムの項目に10Sが表示されず設定ができない。
よくよくマニュアルを読むと、どうやら10Sと20Sのグループインターコムは別物で設定できないらしい・・・。
20Sはユーティリティーから事前に設定をしておく、10Sはおそらく最後と最後から2番目にペアリングした相手に接続に行くのかな?
20Sとは無理なことがわかったのであまりよく調べてないけど・・・。



DSC00621.jpg

DSC00623.jpg

クレードルの前には3.5mmステレオミニプラグがついていて汎用のスピーカーが利用できる。
後ろには2.5mmステレオミニプラグがあり付属のケーブルで音声入力が可能。
ただし、20Sはインカム通話をしながら有線入力の音声を聞くことができるが、10Sではできない。

うーん、音声入力は大半の人がBluetoothを使うだろうからあまり意味はないなぁ。
デュアルチップでないとBluetooth通話と音楽の同時ができないのは当然だけど、有線くらいは通話と同時にできるようにしても良かったのでは?


本体の後ろのMicroUSBポートは、充電とPCと接続してファームアップデートをするのに利用する。
B+comではできないが、SENAはシリーズ通して充電しながらインカムを利用可能だ。
基本的に最近のインカムはいずれも満充電から10時間以上使えるので、よっぽど走りっぱなしでない限り、一日持たないということはない。
充電を忘れたら休憩中にモバイルバッテリーから30分も充電しておけば数時間は持つが、万が一ということを考えれば充電しながら利用できるのは便利かもしれない。



ヘルメットへの取り付け


10Sはクレードルから出るケーブルが全部後ろに向かっている。
これが少し曲者で取り付けしにくい場合があるので要注意だ。


をアライ アストラルXに取り付け。クレードルの着け方。

アライ アストラルXに取り付け。
B+comだと前方に出ていて顎のあたりからケーブルを組み込んでいるが、同じようにするとスピーカーのケーブル長が足りない。
仕方なくネックパッドの丸い穴にケーブルを通してそのまま押し込んで取り付けた。
特に変なテンションはかかってないので断線などは大丈夫だろう。

クレードルはクリップタイプ。
帽体の間に挟みこんで付属の六角レンチでネジ二本を締め込んで取り付け完了。



SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け

SENA 10Sをアライ アストラルXに取り付け。前後からの見た目

クレードルがかなり下に出っ張っているので少し浮いてしまうのが難点だけど、不安定というほどでもないでのまぁOKかな。



SENA 10Sのマイクをアライ アストラルXに取り付ける位置

マイクは広くなった口元の下のほうに取り付けたけど、真正面は唇が当たることがあるのでやっぱりチークパッド側面に埋め込んだほうがいいと思う。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け。ケーブルの取り回しが難しい

ショウエイ Z-7に取り付け。
これが曲者で、やはりクレードルから後ろに出ているケーブルの取り回しがやりにくい。
アライはネックパッドと帽体の隙間があるので取り付けやすいが、Z-7はかなりぎちぎちでネック部分の穴にケーブルを通して無理やり押し込んだ。
ただしいつか断線しそうで怖い。
前方の顎横をまわすとケーブル長が足りないので、ちょっと補強してネック部分を通すか、綺麗にしまうのは諦めてパッドの下をはわしておくか、2択となりそうだ。



SENA 10SをSHOEI Z7に取り付け

マイクのケーブルは細くて本当にすぐ断線しそうなので、首周りの帽体とパッドの間をはわして前方へ持っていく。



ショウエイ Z7は口元に余裕がある

マイクは適当に口元あたりに貼り付け。
この位置はちょっと口に当たるのでもう少し下のほうがいいかな。



SENA 10Sをショウエイ Z7に取り付け。全体像

取り付け完了。
左右がえぐれているおかげでクレードル下部が地面に接触せず、ちょうど良く収まってくれている。
ケーブルの取り回しが少し不安だけど、スマートに見えて良い感じ。



なお、SENAは伝統的にクレードルが頑丈で重く、10Sも同様にインカムの中では重量級の部類に入る。
計りが壊れていて計測できないが、クレードルやスピーカーも含めた重量は20Sとほぼ同じ150g程度と思われる。
B+comが100gと軽量なことを考えると、もう少し軽くして欲しいなぁ。



音質チェック


ファームは2016年8月時点最新の1.1.1
20Sも最新の1.6.2

スピーカーは低音重視


SENA 10Sをスマホと接続して音質チェック

まずはA2DP接続で音楽を聴いてみる。
SENA SMH10はかなり音質が悪いと不評で、SENA 20Sは少し改善したのか音質が悪いとまでは感じなかったが、SENA 10Sも20S同等の音質のようだ。
低音重視のドンシャリスピーカーでズンドン強烈に低音を響かせられる反面、高音が破綻しやすく耳が疲れやすい。
個人的にはドンシャリは好きなんだけど、もう少し高音が出るようになればいいのになぁと思う。



インカム同士の通話音質はかなり良い


SENA 10S インカム同士の接続テスト
10S同士の接続、10Sと20Sの接続、どちらも安定している。
まぁ1対1であれば当然のことなのでここからが本番。
SENA 4台でチェーン接続をしてみた。



SENA 10Sと20Sを4台でチェーン接続する

10S----20S----20S----10S

10Sと20S混合ではグループインターコムの一斉接続はできないので、少し手間ではあるが一台ずつ接続をしていく。
メーカーマニュアルには、前方から順番に接続していくことを推奨しているようだが、さほど順番を気にすることなく接続はできた。

中心にいる20Sはどのインカムともかなり高音質で通話でき、4台目となる10S同士でも快適。

メーカーの案内では5台以上の接続をサポートしているのは20Sのみで、一台でも10Sが混じるとだめらしい。
だめというのも全くできないという意味ではなく、安定性や音質が低下して利用できるレベルではないということだと思う。
試してみたいけどこれ以上持ってないので試しようが無いw

ちなみに順番をかえて10Sを真ん中にしてみたりもしたが、有意義な差は感じられなかったので、チェーン4台についてはどう組み合わせても問題なさそうだった。



FMラジオの音質、感度も良い



バイクのノイズが少し心配だったが、車体と頭部で距離があるおかげか結構ちゃんと受信して車ほどではないけど十分楽しめる。
一般的なラジオと同じでスピーカーケーブルがアンテナの役割をしているので、右のスピーカーの取り回し次第で受信感度が変わるのではないかと思う。
ケーブル長は十分あるので頭頂部を通って設置して試した。
実際に走行しながらも快適に聞くことができたので、ソロのときは気分転換にちょうど良いだろう。


SENAのFMラジオをワイドFMに対応させる

なお、SENAユーティリティーの受信設定を日本ではなく全世界にしておくと、90MHz以上も受信できるようになり、>AMをワイドFMで受信できる。
実際試してみたところ、みごとAMを受信して野球中継を楽しむことができた。
FMはFMでいいんだけど、やっぱりAMが聞けるのは楽しみが増えていいね。



バッテリーの持ちは良さそうだけど・・・



製品スペックは以下の通り。

通話時間 12時間
待受時間 10日間
通話距離 1.6km
充電時間 3時間
Bluetooth 4.1

20Sもほぼ同等で、実際の使用時間もおおむねスペック通りだが、まだまる一日使ってないので詳しいところはわかってない。

一点気になること。
20S、10Sともに電源offにしてもかなりの速さでバッテリーを消費してしまう現象が発生している。
例えばB+com(SB213evo、SB4X、SB5X)なら満充電から3ヶ月放置しても、気になるほどバッテリーを消費しないが、10S、20Sともに2ヶ月程度で起動しなくなるくらいバッテリーを消費する。
何もしなくても電力を消費しているのか、バッテリーの自然放電が早すぎるのかはわからない。

10Sは6月下旬に入手したのでまだそういう経験は一回しかないけど、20Sも過去に何度か同様の現象が発生しているので、SENAの傾向ということになるだろう。
基本的にツーリングに行くときは前日に必ず充電するのでかまわないのだけどね。



オプション ハンドルバーリモコン


DSC02211.jpg
インカム本体の操作をグリップに取り付けたリモコンで操作が可能になる、オプションのハンドルバーリモコン SC-HR-01も用意されている。
価格は高めで16000円程度するが、操作が楽になるので興味のある方は以下の記事も参照していただきたい。

4台チェーン接続して動画をとってみた


おそばせながらSENA 10S、20Sを含めた4台チェーン接続でツーリングをしてきた。
主な設定は以下の通り

20S
ファーム:1.6.3
HDインターコムオン
8方向オフ

10S
ファーム:1.2
HDインターコムオン

※20SのマニュアルにHDインターコムはオンでも良いと解釈できる記載があったが、本当はタンデム以外ではオフにすることを推奨している。
詳細はSENA 20Sのレビュー記事を参照してください。

接続状況


10S------20S------20S------10S
T先輩  K先輩  まさきち  M君
交通量が非常に多く大半が市街地という悪条件と、静かな山の中を走行した動画は以下の通り。
オーディオマルチタスク(通話と音楽併用機能)以外はほぼSENA 20S同等の性能なので、評価もほぼ同じだ。
切断された時の状況をお伝えするために切断時の動画を入れているが、一日走ってこういったことは1回程度で、非常に安定しているので安心してほしい。

■音質
風切り音やエンジン音はしっかりとノイズリダクションで排除されており、マイクに風が直接当たらなければ非常に快適。
トンネル内での反響音も軽減されている。
電子ノイズはやや多めではあるが気にならないレベル。

人の声はクリアな音声だけど高音が強く、ちょっと耳が疲れるかな?
これは音楽を聴いた時も同じでスピーカーの限界と思う。


■安定性
一発で接続OK、切断は1回だけ山中を走行中にあったけど再接続はあまり手がかからない。
一応先頭から順番に接続することが推奨されているけど、間が切れた場合は2対2の状態からでも接続ができた。
ただし、接続した時に呼び出し音や接続音が鳴らないのは不便。
接続されたのかされてないのか判断しにくい。


■通話距離
市街地で間に車が多数入って全く見えない悪条件で、200m離れても「信号でとまった」「その前で待ってる」というのを伝えるのが精一杯なレベルながら、ギリギリ通話は可能だった。
しかも接続順序的にジグザグに二つに分断されたので、総距離は600m離れていたことになる。
この通話距離はB+comをはるかに上回っている。

逆に比較的車が少なく見通しが良ければ300mくらいでもほとんどノイズは入らない。
北海道とかなら見通し1000mはいけそうだ。


スマホ経由で通話するRideConnected


別途以下の記事を参照していただきたい。
裏技的に他社インカムでも使うこともできるので、一読しておくと何かと役に立つかもしれない。

総合評価 ハイエンド SENA 20S譲りの高性能インカム!


安定性、通話距離は抜群で動作も快適。

強いてイマイチな点をあげると、
・耳が疲れやすい
・接続音がわかりにくい
・大きくて重い
・ベースの取り付けがしにくい

という程度でいずれもクリティカルな問題では無い。


基本性能はハイエンド20Sそのもので、オーディオマルチタスクやアンビエントモードを省いた程度。
FMも快適だし操作性も良くてインカム通話性能は高い。
価格もこなれてお買い得感も出てきた。
SENAユーザーもかなり増えてきたので接続できる人も増えてくるであろう状況を考えると、周りのメンバーが他社で固めてなければ、とりあえずSENA10Sにしておけば間違いは無いだろう。

10点満点評価
音楽の音質・・・・・・・・・6
インカム通話音質・・・・・・7
通話距離・・・・・・・・・・8
安定性・・・・・・・・・・・10
操作性・・・・・・・・・・・8
機能/拡張性・・・・・・・・5
取り付けやすさ・・・・・・・4
重さ・・・・・・・・・・・・3
コストパフォーマンス・・・・6
おすすめ度・・・・・・・6!


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アライ アストラルX(ASTRAL-X)レビュー ツーリング特化は伊達じゃない!

アライ アストラルX カーブのレビュー

アライから最高級ラインナップ初のツーリング特化型ヘルメット アストラルXが今年の6月に発売になった。
アウターバイザーのプロシェードに巻き込み風防止の後付チンカバーも付属する充実ぶり。
インナーバイザーといったギミックを許容しないSNELLを重視する姿勢のため、アウターとなったプロシェードの実力を知りたく購入を決意。
これが意外と良くて、Z7やKAMUI2とも比較した上でメインとなったので、是非おすすめしたい。



アライ アストラルXをラフロで購入

早めに入手したかったため、新グラフィックのカーブがラフアンドロード川崎店に入荷した当日、仕事を定時で切り上げてお店へダッシュして購入!



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早速いつもの3Fフロアで出してもらってグラフィックを確認。
後ろのグラフィックがいまいちだけどわりと普通でよさげ。
弊店間際、30分くらい迷って購入決定!



アライ各製品の位置づけ


レビューの前にまず2016年時点のアライのラインナップからアストラルXの位置づけを確認しよう。
アライのフルフェイスは4グレード5製品で構成されていることが多いが、アストラルXの追加で4グレード6製品となった。


・2万円台中盤 ローエンド
HR-MONOシリーズ(簡略内装、CLC帽体)

・2万円台後半 ミドルクラス
QUANTUMシリーズ(名称不定 やや簡略内装、CLC帽体)

・3万円台前半 アッパーミドル
アストロと同グレードでモデルの違うラパイドシリーズ(上位内装、PB-CLC帽体)

・4万円台中盤 ハイエンド
レース向けのRX-7シリーズと、ツーリング向けのアストラルX(上位内装、PB-SNC2帽体)


RX-7シリーズだけレース向けのベンチレーションを装備し、それ以外は通常利用にあわせたベンチレーションを採用している。
アストラルXはプロシェードやチンカーテンが標準装備されており、ツーリング特化モデルとなっている。
なお、プロシェードが気に入らなければRX-7Xと同じVASタイプの普通のシールドが利用可能だ。



外観チェック!


まず外観および各種機能を順番にチェックする。

正面


アライ アストラルXの前面

相変わらず数十年前から変わらないこの感じ。
良くも悪くも一発でわかるアライの形。
前頭部に新型のベンチレーション二つと、口元と、シールド上部のブローシャッターの合計5箇所から空気を取り込めるようになっている。



アライ アストラルXのブローシャッター

アストロIQ等と大きく違う点は、ブローシャッターの風の流れが変わったこと。
シャッターはプロシェードタイプだと上下にスライドさせるタイプになっているが、プロシェードではないVASノーマルシールドは従来どおり開くタイプ。
プロシェードが気に入らなければパーツ不要で交換可能だ。



asutoraruXnagare.jpg

DSC00578.jpg

従来製品は額に直で当たって局地的に額が冷えるだけで、快適どころかむしろ煩わしく感じていたが、アストラルXでは左右に回り込んでこめかみあたりに流れるようになっている。
と公式には書かれているが、実際どこに風が流れているのか気になったので内装をめくってみたところ、パーツ自体はただのストレート構造で、メッシュ部分にゴムシートが配置されており、左右のこめかみ方向に行くと青いメッシュ部分からゴムシートがなくなって風が出てくるようだ。



DSC00390.jpg

頭部の新型ベンチレーションはレバーを前後にスライドさせて開閉する仕組み。
アストロの次期モデルもおそらくこれになるのかな?



アライ アストラルX 口元のベンチレーション

口元のベンチレーションは全閉、半開=口元への風の流れ、全開=口元とシールドの曇り解消 の3パターン。
全開にすると目にも風がきて長時間高速を走ると目が乾くので、基本は半開、どうしても暑かったり曇った時は全開にするような使い方だ。

シールドについては別項目で記載する。




DSC00430.jpg

新型のVASシールド採用によってシールドホルダーが一回り小さくなっている。
不要な突起物を極力少なくして転倒時にひっかかりにくいようにするという思想らしいが、それがどれくらいの意味を持つのかは不明。
また、出っ張りも抑えられているので静音性は少し向上したかもしれない。



後ろ


DSC00568.jpg

うーん、この青の横ラインはちょっとかっこ悪い。
もうちょっと縦か斜めにラインを入れられなかったのだろうか。



DSC00428.jpg

まぁそれは置いておくとして、排気用のベンチレーションは中央のレバーを左右にスライドさせることで、全開、半開、全閉に設定できる。
どっちがどっちかいつもわからなくなるけど。
空力性能を向上する効果もちょっとありそうだ。



DSC00573.jpg

下部にはサイドと中央に排気ダクトがある。
中央はどこから空気が抜けるのだろうか?
ネックパッド内やすぐ上の帽体には空気の通り道はないので、ネックパッド内のスポンジ部分を抜けていくのかな?
効果があるようには見えないけど、何かしらあるのだろう。たぶん。



DSC00585.jpg

サイドのダクトは実際にどこから空気が抜けているのか息を吹きかけて確認してみたところ、チークパッドの外側にダクトを発見。
後方のダクトから負圧を利用してシールド内の空気を排出する仕組みのようだ。
また、ブローシャッターから入ってきた空気も逃していると思われる。



底面 エアロフラップと脱着式チンカバーが優秀


アライ アストラルX エアロフラップ

特に新しくなった部分はないが、エアロフラップによる巻き込み風防止は非常に優れている。
しまった状態でも効果を発揮し、引き出せばさらに巻き込み風を低減できる。



アライ アストラルX 標準付属のチンカバー

さらにプラスして、脱着式のチンカバーが標準で付属。
取り付けは簡単でエアロフラップを引き出して隙間から差し込むだけ。
差し込み場所が少しわかりにくいが、除くと縦のラインが見えるの一度マニュアルを読みながらやると良いだろう。
このチンカバーとても良くできていて、立体的な形をしている。
顎とわずかに隙間を作ることで吐き出した息がその隙間と左右から抜けていくようになっている。



チンカバー取り付け方法

多少息苦しさはあるものの、ショウエイのチンカバーに比べると快適だ。
また巻き込み風もほぼ完全にシャットアウトした上にわずかな隙間から空気が流れて抜けていくのがわかる。

夏はエアロフラップだけで十分だが、冬はネックウォーマーが引き出したエアロフラップにあたって引っ込んでしまうことがあるので、チンカバーを使うと良いのではないかと思う。



DSC00424.jpg

また、従来製品では口元が狭いと不評だったが、本製品は口元のベンチレーションから下の部分が広くなっている。
上唇は相変わらず当たりそうになるが、下唇は広々としていて息苦しさが軽減している。



内装


アライ アストラルXの内装

アライ アストラルXスピーカー取り付け位置

チーク、ネック、頭頂部、顎紐カバーが取り外し可能。
スピーカーはチークパッドに埋め込むようになっていて、カバーを外して丸くくりぬかれたスポンジを外せばOK
発泡スチロールが深さ1cmくらいくりぬかれている。
直径は大きめですごく大きいスピーカーでも埋め込み可能だ。

深さが足りない場合、チークパッドはオプションで販売しているものだし発泡スチロールをちょっと削ればいいだろう。
※自己責任で!



アライ アストラルXにSB4X、SENA20Sのスピーカーを取り付ける

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ためしに各種インカムのスピーカーを埋め込んでみたけど、なかなかいい感じに収まる。
ケーブルの取り回しは裏側を通して取り出す。
もしケーブルが短い場合は帽体にセットする際にカバーの部分を少し引っ張ってケーブルを引き出してからセットすると良い。



アライ アストラルX 内装調整方法

それともうひとつ優れた点は、きつかった場合にチークや頭頂部のパッドからスポンジを外しが可能。
数箇所に取り外し可能なスポンジが入っているので、外すと1mm程度大きくなるようなイメージ。
これでも調整しきれない場合はオプションの内装を購入して調整する。



被り心地


DSC00448.jpg

アストロTrという3世代前の製品と比較すると、チークパッドが若干緩くなっている。
アストロIQから採用されたチークパッド下部の張り出しによって、頬は緩く顎をきつくというコンセプトらしい。
そうかもしれないけど、ちょっと緩すぎる気がするので、チークパッドを標準の20mm厚から25mm厚に変更したところちょうどよくなった。
僕は頬や顎は細めなので、一般的な頭の形の人は標準でちょうどいいかもしれない。

重さを量ったみた。
すべてMサイズで多少の違いはあるものの、概ね僕がそのまま使って問題ないのでサイズ感はかなり近いと思う。

■アストラルX(グラフィック) 1625g
 ※プロシェード外してノーマルシールドの場合 1559g
■アストロTr 1500g
■Z-7(グラフィック) 1381g
■KAZAMI 1808g
■ASAGI(グラフィック) 1499g ※ジェット
■アヴァンド(グラフィック) 1320g ※ジェット


※注意事項 グラフィックモデルはソリッドカラーより比べると20g程度重くなるので、差し引いてみてください。


Z-7と比べるとやはり持った瞬間に重さの違いを感じるレベル。
とは言え、サンシェード付きのフルフェイスではGT-Air(グラフィック)が1525g(公式情報)なので、100g差と考えればまずまずか。
ただやはりもう少し軽くあってほしいとは思う。
実際に被っても数値くらいの差は十分に感じた。


プロシェードの視界は良好


VAS版プロシェード

VAS版プロシェードを半開にする

アウターのシェードは全開、半開、全閉の3つ。
もとのシールドを開けてさらにアウターも開けるとさすがに見慣れない姿に違和感を覚える。



VAS版プロシェードの視界
VAS版プロシェードを半開にした場合の視界
VAS版プロシェードを全閉にした場合の視界

超広角のウェアラブルカメラを突っ込んで実際の視界に近いような写真を撮ってみた。
上から全開、半開、全閉。
全開だとわずかに視界に入るがほぼシェード無しと思って良い。

半開の日よけモードはとても便利。
普段スモークに慣れているので景色もスモーク越しに見ているのだけど、やはり本当に素晴らしい景色の時はクリアで見たくなるときがある。
そういった時にシェードを半開にすると視界はクリアで日差しだけ50%カットしてくれて、非常に見やすいのだ。
半開時はやや風切り音が大きいが、景色を見たい時は速度が遅いので特に問題にはならなかった。


全閉では80%くらいがシェードに覆われた状態となる。
下のほうのシェードが無いのは慣れれば問題は無い。
それより購入前に気になっていたのはブローシャッター部分の隙間だ。
写真でもわかるとおり、1mm程度の隙間があってそこは明るい光が入ってくる。
すごく気になりそうだったが実際に走ってみると意外と気にならなかった。
ただ個人的にはブローシャッターなんてやめて全部シェードで覆ってくれればいいのに。と思う。



新型シールドVASで交換は楽になったが密閉性は改善されず


VASシールドの外し方1

長いことアライの欠点といわれてきたシールドのシステム。
プロシェードを使う場合は交換することがあまり無いが手順を確認。
シールドを開けて黒いレバーを押すと、ホルダーがパカンと外れてシールドがさらに押し出されて浮く。
ホルダーはワイヤーでつながっているので気にせずレバーを押せばOK


VASシールドの外し方2

そのままシールドを少し下げると、本来であれば金色の金具がヘルメット後方に行くところを上の赤丸へ向かって滑り出す。
赤丸まできたらシールドを取り外す。



VASシールドの取り付け方

次は取り付け。
丸で囲った2箇所がはまるようにシールドを配置して、少し抑えながらシールドを開けると金の金具がレバーの位置まですべる。
パチンと金具がレールにはまれば取り付け完了。
最後にホルダー上部の爪を上から下にスライドさせるように引っ掛けて、ホルダー下部を押すとパチンと音がしてはまる。

ショウエイと比較すると、シールドの開け閉めとホルダーを取り付ける作業があるので若干工数は多いが、以前の壊れそうな恐怖感を覚えながらの作業と比べればかなり簡単になった。



VASシールドでも隙間ができてしまう

そして一番気にしていたシールドの密閉性問題について。
アライはシールドを下げてロックした時、ロックの逆側が微妙に浮いてしまって風が入り込んで目が乾いたり、風切り音が発生したりする。
残念ながら今回のVASも改善されていないことを確認した。
写真は息を吹きかけてどれくらい内部に漏れているか、ロックのみとロックして押さえつけた時の比較。
シールドを下げてロックさせた後、右下を抑えて密閉させる必要があるのだが、新型シールドVASになってもこれは同じだった。
シールドホルダーの位置を修正して直るかと試行錯誤したがやっぱりだめ。
非常に残念だ。


ショウエイは一定の位置で左右が同じように動き、最後左下をロックすると右側も密閉するところまでガクっと押さえ込まれるため一発で密閉される。
それに対してアライは最後のロック時の数ミリが右側は下りてないのと、ロックするために押さえ込んだ分、右側が浮いてしまう。
わずかなので大きな影響はないんだけど、真冬は冷たい風が入ってくるのがわかる。
密閉するためには真ん中から右を少し下へ抑えてやる必要がある。


シールドホルダーの位置調整は簡単


VASシールドの位置調整

結論としては密閉性に問題ありということなのだが、これで終わっては面白くない。
極力良い状態に持っていくためにホルダー位置の調整を行う。

丸の部分、2箇所がネジ止めされていて1円玉でまわせるようになっている。
これを左右両方を緩めて動かしながらベストな位置を探っていく。

まず、隙間がなぜ発生するかだが理由は3つ。
1つ目はロックが左にあって左だけ淵ゴムに押し付けられること。
これは左にしかロックがないのだから仕方が無い。


2つ目は左を最後ロックするまで下げた時に右は最後まで下がりきらないということ。
先ほど書いたとおり最後まで下ろした時に自動で押さえ込まれる力が弱いらしい。
ショウエイはかなりこの力が強いので密閉が簡単にできるようになっている。


3つ目はロックするために押し付けた反動で右が浮いてしまうということ。
ホルダー位置の調整でみっちりくっつければくっつけるほど、ロックが硬くなって強く押し付けた結果右が浮く、という悪循環になってしまう。
ということは、シールドをおろしたらさくっとロックされて、その位置で全周が淵ゴムに触れている状態になることが望ましい。

少しでも改善するために3つ目を考えて調整する。



DSC00604.jpg

で、数時間格闘した結果・・・・ギブアップ!!
ビニールテープを貼り付けてみたけど、数日後には剥がれるし、これはあきらめるところかな。



アライのサポートに電話してみた


シールドの密閉性問題について、メーカーに問い合わせたけど顛末がとても長いので興味のある方は開いてみてください。
結論としてはこの状態が製品として正常であるとのことです。


結論は先ほども書いた通り、今の状態が正常であるということと、アライのサポート対応には不満が残る結果になった。


僕が熱烈なアライユーザーになったのは2000年頃、まだ大学生の時のこと。
ネックパッド破損の修理を依頼した際、返却時に発送ではなく興味があったので埼玉のアライ本社に取りに行ってみた。
フロントで対応してくれた方がとても丁寧で、「少し休憩していってください」と言ってコーヒー、お菓子、発売前のバイク雑誌を出してくれたり、雑談でいろいろ話をしてくれたり、アライのステッカーもいただいた。
神奈川から大宮だから片道2時間くらいだし、確か時期は真冬で結構大変だったので労わってくれたのかなと思う。
事務的にささっと渡されて終わるかと思っていたところだったのでとても嬉しかった。

もう一つは、ナップスのイベントでアライの人がきてメンテナンスを受け付けていたので、アストロJのボトムのゴムが劣化して剥がれたのを修理してもらおうと預けたところ、ゴムを貼り付けるだけかと思っていたらゴム自体を交換して直してくれた上に、動きの悪かったベンチレーションまで新品に交換してくれていた。
サービスいいなぁと感心したものだ。


しかし、今回の問い合わせではサポート対応に問題ありだと思う。
まず他の製品はシールドに隙間ができるものなのか確認するため、近所の用品店へ出向き調べてみたところ、同じVAS採用のヘルメットでも大半で隙間ができていた。
ただし7個くらい見た中で2個だけ理想的な動きをするものがあった。

メーカーはどういう設計で作っているのか確認するためにサポートへ電話。
------------------------------
私:
シールドを下ろしてロックをかけると右下が少し浮いてしまうが、これは製品仕様上そういうものですか?
回答:
そんなことないはずですけどね。
ロックをかけたら全周がきっちり密着する設計になっていて、右下を押さえ込む必要はありません。

私:
購入時からこの状態で、マニュアルにあるとおり調整を数時間してみたがどうやっても密着しません。どうしたらいいですか?
回答:
調整が不十分なのでちゃんと調整すればできます。
お客様で調整ができないなら送料元払いでアライへ送ってくれれば調整するので送ってください。

私:
送料負担しなければなりませんか?
回答:
はい。若しくは近くにアライ プロショップがあれば持ち込んで調整してもらえれば改善します。
------------------------------

個人の担当者レベルの話なんだけど、購入者が調整しきれないのが悪いという感じで話をされた。
印象って大事だよね。

それはおいておくとして、具体的におかしいと思った事は・・・

・ロックをかけるだけで密着する設計というなら、調整して出荷すべきでは?
・購入した初期状態から隙間があり、調整してもできないなら初期不良の可能性を考えて送料はアライ持ちにしてくれてもいいのでは?
・展示品の大半は隙間ができているけどそれってどうなの?



電話では伝わりにくいし意思疎通がうまくいってない可能性はある。
けれども、この対応は無いんじゃないかなぁ。
OGKの対応はすごく良かったですよ・・・。

まぁ隙間は致命的なほどではないし、ちょっと面倒だけど右側を押さえ込めば密閉されるのでこのままでも良いんだけど・・・・
ここで終わらせたら(ブログ的に)ツマラナイ!!!

ってことでもうちょっとがんばってみることに。


アライ プロショップのナップスへ持ち込んで相談


購入店ではないので少し申し訳ないと思うが、これもプロショップの役割らしいので問題ないとのこと。
店員さんに伺ったところ、やはりロックをかけるだけで全周が密着するように調整が可能なはずとのことで、シールドの調整をしてもらうが、やっぱり無理。お手上げ!となる。
プロショップで調整しきれないなら初期不良の可能性もあるのでアライへ送って検査してもらうしかないとのこと。
アライへ送るのは定期便があるので無料で送ってくれるらしいけど、とりあえず一回アライに電話してみようということでこの日は持ち帰る。


翌日アライのサポートへ電話すると別の担当者の方が出て対応してくれた。
その方は終始丁寧だったけど、やっぱり送料は購入者負担らしい。
プロショップでだめなら初期不良の可能性を考えて送料負担してくれていいんじゃないかなぁ?
ちょっと時間がたってしまったけど、最初に問い合わせをしたのは製品購入から1週間後くらいなんだし。

P_20161022_112842.jpg

ナップスは近いとは言え20分くらいかかるのでもう送料負担して送ろうか迷ったけど、なんか悔しいので後日ナップスから送ってもらう。
4営業日くらいでナップスから電話がきたんだけど、
「戻ってきましたがこれで直ったかどうか・・・一度確認してもらっていいですか?」
となにやら不穏な感じ。

そして取りに行ったら・・・・

やっぱり全然直ってない・・・。
何がどう問題なのか意思疎通がちゃんとできてないとしか思えない。

でもこの状態で送ってきたということは、
「アライのシールドはロックしただけでは密閉されず右下が浮く」
ということ。

これは仕様ということらしい。
進歩ないなぁ・・・。

まぁこれだけ不満を持ちつつも、プロシェードが便利すぎてメインはアストラルXなんだけどね。


インカムを取り付け


アライ アストラルXにSB5Xを取り付け

SB5Xを取り付けてみた。
帽体とネックパッドの間に隙間があるのでクリップ式で取り付け。
アライらしく従来と変わりは無いので普通につけられたし特に問題は無い。



アライ アストラルXにSENA 20Sを取り付ける

SENA20Sはベースの下が出っ張っているので、地面に置くとどうしても片側が浮いてしまう。
丁寧に扱えば転がったりすることはないけど、少し気をつけたほうが良いだろう。

ちなみにマイクはチークパッドの前方に下から埋め込むと邪魔にならずに風切り音も拾いにくくなって良い感じになる。

インカムについてはこちらの記事もご参照ください。

実走しての観想 プロシェードがすごく便利


アライ アストラルXを被ってバイクにまたがる

VASシールドの開閉をしながらバイクにまたがる

やや前傾のVFR800とDio110で走ってみた。
プロシェードはちょっとダサイと思っていたけど、案外普通?
確かにツーリングにきてます!感が強いけどそんなに悪くないような気もする。



それでは走ってみた感想を。

静音性はまずまず


シールドの右下にわずかな隙間があるため、高速に乗ると風切り音が少し聞こえてくる。
一般道を走っている限りはほとんど気にならないので、高速の時はぐっとシールドを抑えて密閉させると疲れが違う。

また、プロシェードの取り付け用部品のせいか風切り音は少し大きめ。
プロシェードの位置は中間の場合はわずかに風切り音が大きいが、不快というほどではない。
各種ベンチレーションを開けても閉めても同じ程度で、どんな状態でも一定で、総合的に言うとやや風切り音が大きめ。という感じ。

音の大きさは
(静か)Z-7の口元ベンチを閉める < アストラルX < Z-7の口元ベンチを開ける (煩い)
風切り音は低音でボオオオオ!となる。
Z-7は高音のピュルルルル!という感じで音質が異なる。



空力特性は意外と優秀


100km/hで走行したところプロシェードを上げても下げてもほとんど差を感じない。
上げたまま横向くと少し押される感じはあるがプロシェードの有無による差異はごくわずかだ。
悪化することを覚悟していた分、ちょっと嬉しい結果となった。



ベンチレーションは標準的だがブローシャッターが良くなった


劇的な進化はないものの、今までまったく使う気になれなかったブローシャッターが、これなら開けてもいいな。と思えるくらいによくなっている。
額に直にあたるわけではなくこめかみに向けて流れており、それがまたサイドダクトから負圧で抜けているような感じで、目は乾かず顔面が換気されている。
従来製品やZ-7に比べての話ではあるが、全体がまんべんなく換気されることで全体がクールダウンされるような感じだ。



欠点はあるがツーリング特化は伊達じゃない



シールドの密閉性問題は何年後になるかわからないけど、次のシステムへの課題として真剣に取り組んでもらいたい。
ライバルのショウエイは密閉性を売りにして静音をアピールしているし、実際Z-7の密閉性はすばらしいものがあった。

そろそろSNELL固執をやめたり、シールドシステムの大転換等、思い切った策に出てもらいたいものだ。
まぁショウエイはショウエイでいつまでも巻き込み風対策が不十分だったりするので、一概にどちらが良いとか悪いとかではないけど。
特許とかいろいろあると思うけど、お互いに良い所を認めて自社製品に活かしてほしいと思う。

このままではOGKや海外勢に追い抜かれてしまうのではないかと、老婆心ながら長年のアライユーザーとして心配になってしまう次第だ。


結構辛口なことを書いたが、プロシェードやチンカバーが非常に良く出来ているので、ついつい惜しい!という気持ちで書きたくなってしまう。
プロシェード半開の日よけが予想以上に便利で、ツーリング先の景色を堪能できる点が特に気に入った。
4.5万円と最高級の部類だが、これひとつで夏も冬も、朝も夜も適応できるのは大きなアドバンテージ。
ツーリングがメインならおすすめだ。


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軽いは正義!人気独走中のショウエイ Z-7のレビュー

shoei z-7を被って確認

ショウエイのメインストリームにあたるZシリーズで、2014年に発売された現行モデルとなるZ7を購入したので、今更ながらレビューをする。
ヘルメットの使用暦はざっと・・・

2000年 アライ   フルフェイス アストロM → 数ヶ月で盗まれる
2000年 アライ   フルフェイス ラパイドM
2001年 アライ   フルフェイス アストロJ
2002年 アライ   ジェット     SZ-M
2009年 アライ   フルフェイス アストロTr
2013年 OGK     ジェット    アヴァンド
2014年 OGK     ジェット    アフィードJ
2016年 ショウエイ フルフェイス Z-7
2016年 アライ   フルフェイス アストラルX


という感じでアライ一辺倒だったが、最近のアライはちょっと面白みが無いしショウエイも被ってみたいなぁと。
インナーバイザー付きのGT-Airか、軽量なZ-7か・・・・。
バイザーの使い勝手はなんとなく想像できたが、軽量さは走ってみないとわからないと思い今回はZ-7を選んだ。
2014年発売でもう2年が経過しており、ちょっと時期を逃した感はあるけど気になったのだから特攻するしかないな!

ということで、赤のVFRに乗っているのにライムグリーンをチョイスしたので感想を書いてみる。


プレミアヘルメットメーカーの傾向を簡単に


506849ta-45-motorsports-arai.jpg

・アメリカのSNELL規格を重視した防御性
 ※大きな衝撃や複数回の打撃に耐えられるよう硬く作られているため重い
 ※急な角度をつけず滑らかで丸みのあるフォルムは転倒時に引っかからず滑る

・帽体が小さい

・ギミックが少なくモデル毎による違いが小さい



shoueirogo.jpg

・欧州のSHARP規格を重視した防御性
 ※車のバンパーのようにぶつかって潰れることで衝撃を緩和することを重視しているため軽い

・帽体が大きい
 ※衝撃緩和のスペース確保のためかな?

・スタビライザーやインナーバイザー、システムヘルメット等のギミックが多くモデルによって特色がある



どっちが安全か?なんてのは僕にはわからないけどよく言われるのは、
パッシブセーフティーは重装備のアライ
※事故った場合の安全性

アクティブセーフティーは軽量なショウエイ
※疲れを軽減して事故を回避するという安全性

という方向らしい。

プレミアムヘルメット市場を二分する2社であれば安全性はどちらも問題ないだろから、あとは被り心地や使い勝手の好みで良いだろう。
もちろん、最近急成長しているOGKにも良い製品はたくさんある。


尚、Z-7はショウエイ製品の中でも特に軽量なモデルで、Mサイズで1400g前後とSNELLを通した製品より150gくらい軽い。
この差がどれほどのものなのか・・・。
評判は、すごく軽い、すごく静か、すごく涼しい、となにやらとんでもなく高い。
比較対象は13年前に発売したアストロTrと、2016年登場で最上位クラスのアストラルXになるので、同ランクでもないし同世代でもない点と、やたらと評判が良すぎて期待値が高いところからスタートしているが、それを踏まえて読んで欲しい。



外観チェック


正面


shoei z-7の正面

shoei z-7のベンチレーション

shoei z-7の口元のベンチレーション

アライと比べるとシールドが一回り大きくて帽体の全体を覆っている。
オーソドックスに額と左右の3箇所にベンチレーションを配置。
口元は3段階で、全閉、口元へ流れるタイプ、シールド&口元に流れるタイプの3つ。






DSC00264.jpg

首元の下の部分が大きくえぐれているのが特徴。
顔を横に向けた時に肩に当たりにくいようにという配慮だ。
通常であればあまり意味は無いがごつい肩プロテクターを着けると時々あたることがあるので多少は意味があるかな?という程度。
後方は控えめなスタビライザーが少し出っ張っている。



後ろ


shoei z-7の後方のベンチレーション

排気用のベンチレーションは左右にスライドさせるスイッチは3段階で全閉、半開、全開となっている。



底面はチンカーテンに改良の余地あり


shoei z-7の口元

ショウエイは伝統的に口元が広いく、アライのエアロフラップのようなものもないため開放感が強い。
ただしこのままでは巻き込み風が多めで、長時間の高速走行では目が乾きやすくなる。



shoei z-7のチンカーテン取り付け

そこでZ-7ではチンカーテンが標準で付属しており、シェルと内装との隙間に差し込んむようになっている。
ちょっと狭いけどチンカーテンはつけたままでもヘルメットを被ったり脱いだりできる。
取り付け、取り外しはとても簡単。



shoei z-7のチンカーテン

このチンカーテン、良い点と悪い点がはっきりしている。
チンカーテンをつけると巻き込みは大幅に軽減できるため目は乾かなくなるが、顎下全体を覆う上にかなり密着するため息の抜けがすごく悪く、夏の停車時はシールドをあけても息苦しさを感じる。

夏場は外しておいて高速は少し我慢が必要、つけたら息苦しい、夏以外はつけっぱなしでOKという感じだが、夏も快適に走りたいので僕はこの中間的なチンカーテンがほしい。
この点はアライのほうが優れているなぁ。



内装は秀逸だけどせっかくのスピーカー穴が小さすぎる


shoei z-7にスピーカー取り付け

頬(首周り含む)、頭頂部、ベルト部分といった基本的なものすべての内装が取り外し可能で、インカムのスピーカーを埋め込む穴もある。
標準では穴をふさぐスポンジが取り付けられているが爪で引っかかっているだけなので、簡単に外せる。



shoei z-7にSB4X、NEO、SENA20Sのスピーカーを取り付け

ただこの穴のサイズが小さくてほとんどのインカム用スピーカーが綺麗にはまらない。
SB4XのオプションスピーカーNeo、SB5X/SB4Xの標準スピーカー、SENA20Sの標準スピーカーを試したところ、きれいにはまったのはNeoだけで他は微妙にはまらない。
必ずしも穴にはまらなければらないわけではなく、耳が痛くならない程度の場所に取り付けができればいいのだが、人によっては耳周りに余裕がなくて痛くなるかもしれない。
せっかく穴をあけるのであればもう少し大きくしておいて欲しかった。
ショウエイの場合は耳の部分はチークパッドではなく帽体になるので、そうやすやすと削って穴を広げるわけにもいかないしなぁ。
幸い僕は綺麗にはまらなくても耳に余裕があるので大丈夫だったけど。



かぶり心地は頬で支える感じが強い


shoei z-7の被り心地

ショウエイはMサイズが57cmで頭部周りはドンピシャ。
ショウエイのほうが頬がきつくて頬で支えている感じが強いがこれはこれで良い感じ。
頬がこんな感じでアライより押しつぶされる。
帽体サイズによるけど内装を変更することで多少の調整はできるのだが、別売りの内装が高い。
チークが実売4500円、頭部が実売が4000円程度。(アライは3000円程度)
ほか小物含めて同一サイズの全セットだと8000円くらいだけど、サイズ調整で個別に別サイズを購入すると割高になってしまう。


被る前の手に持った時点でもう軽いというのがわかる。
実際に重さをはかってみたところ、Z-7は1381g、アストラルXは1625gだった。(いずれもMサイズ)
アストラルXはアウターサンシェードがついているので、これを普通のシールドに交換すると1559gとなり、Z7との差は138gとなる。
フルフェイス最軽量はおそらくOGKエアロブレード3で1300g程度らしいが、Z-7も良い勝負をしている。

ちなみに、OGKのジェットヘルメット アバンドは1320g、同じくOGKのインナーサンシェード付きジェット ASAGIは1499g、ジェットと比較できるくらいフルフェイスとしてはかなり軽い部類になる。



メガネはテンプルの張り出し具合が重要!


shoei z-7を被ってメガネをつける場合の注意点

うーん、、、なんでこうなる?
メガネを下げてもしばらく走っているとメガネが眉の辺りに固定されてしまうのだ。



DSC00476.jpg

そこで複数のメガネを試したところメガネによって違うことが判明!
何度もメガネと内装を見比べたところどうやら原因はここらしい。
写真はもうテンプルを調整した後だが、イメージ的には赤のラインにあったような感じ。



shoei z-7のメガネスリットを確認

テンプルが外に向かっていたり幅のあるメガネだと、チークパッド上部のスリットにはまってしまい上にビョン!ってあがってしまう。
このメガネが使えないのは困るので、ちょちょっとテンプルを曲げて顔に密着するようにしてみると改善した。
良かった良かったw
試着した際にメガネがこうやって上に固定される場合は、メガネのテンプルを確認してみよう。

ちなみにアライはこのチークパッド上部のスリットの幅が広くて、メガネの形状にほとんど影響されないようになっている。



シールドシステムは非常に優れている


シールドはZ-7から採用されたCWR-1という現行タイプ。
このシールドは以下2点において非常に優れている。

①シールド交換がすごく楽
shoei z-7のシールド交換方法

シールドを最大にまで開けて、レバーを後ろへ引っ張ってシールドを浮かせるだけ。
5秒もあればシールドを外せるという簡単設計。



shoei z-7のシールド取り付け手順

取り付けはもっと楽で、○の部分をあわせて上から押すだけでOKだ。
アライの2015年以降のモデルはVASシステムで大幅に改善されているが、まだ主力として販売されているアストロIQやラパイドIRは旧システムで少し面倒。
僕は最初からずっとアライだったので作業も慣れいるが、ショウエイのほうが圧倒的に楽であることは間違いない。



②ロックをかけた際の密閉性が非常に高い
shoei z-7はシールドの密閉性が高い

ショウエイは伝統的にシールドを稼動すると左右が同じようにガクガクと段階を踏んで動く。
シールドのロックはアライもショウエイも左にあるのだが、アライは左右が均一に動かないためロックをしても右側の一部がちゃんと密閉されず、隙間ができてしまう。
密閉させようとするとロックをかけた後に右側を押してやらないといけない。

それに対してショウエイは左右が同じポジションで動くようになっているおかげで、左のロックをかけるだけで右まで全てが密閉される。
密閉性が高ければ隙間風で目が乾くこともないし、風切り音が入ってくるのも大幅に軽減できる。



shoei のスモークシールドの色味

とても優れたシールドシステムだが、不満がひとつ。
スモークの色がどうも気に入らない。
アライやOGKのスモークはただグレーにしただけだが、ショウエイはやや黄色がかっている。
ダークスモーク、メロースモーク、いずれも同じ傾向だ。
推測だけど、最近流行のPCメガネみたいに青の波長をカットすることで目の負担を下げているのだと思うが、夕焼けっぽく見えてしまって「もう夕方か~」なんて気分にさせられてしまう。
ネットで調べてもそんな事を書いている人はいないので僕だけだとは思うけど、気分というものはとても大事なので書いておくw
残念ながらミラー以外の社外品がないため、現状では黄色がかったスモークしか選択肢が無いので我慢するしかないのだろう。

ショウエイのダークスモークはアライのスモークより薄めではあるが、外からはぎりぎり顔が見えないくらいにはきいている。



インカムの取り付けイメージ


shoei z-7にSB5Xを取り付ける

B+com SB5Xを取り付けてみたが、なかなかかっこいい。
デザインと調和が取れているなぁ。
淵に隙間があるのでクリップタイプを使っている。
チンカーテン無しでは巻き込み風が酷すぎるのでチンカーテン有りがデフォルト。
で、チンカーテン有りなら巻き込み風がほぼ無いのでマイクは口元の適当な場所に両面テープで固定すればOKだ。



shoei z-7にSENA 20Sを取り付ける

SENA 20Sを取り付けてみた。
アンテナが帽体に近いのでシールドに干渉するかと心配したがなんとか大丈夫。
下端のカットラインのお陰でSENA20Sのベース下の出っ張りが地面にあたらずバランス良く置けるようになった。



shoei z-7へのSENA20Sのベース取り付け方法

ただし取り付け、取り外し時のネジ止めは少しやりにくくて、チークパッドを外してある程度差し込んだ状態で締めて、最後はぐっとベースを押し込んで取り付けている。
ちゃんとやれば問題は無い。


インカムについては以下の記事もご参照ください。

ベンチ性能、静音性は手堅く標準レベルだが、その軽さは想像以上!


shoei z-7を被ってバイクにまたがる

バイクはやや前傾のVFR800とスクーターのDio110の二台で走ってみた。
色は・・・思ったより悪くないかな?

軽さは想像以上
やはり真っ先に感じたのは軽くて疲れない!ということ。
首を左右にふるのも楽だし、まっすぐ向いているだけでも楽に感じる。
この後実際に一日被ってみたけど、疲労を感じることはほとんどなく、たかだか200gの差でこんなにも違うのか・・・・と実感した。


■空力特性、ベンチレーションは標準レベル
空力特性についてはアライと大きな差はなく、公道で出す程度の速度では誤差の範囲。
頭部のベンチレーションの効きはまずまず。
局地的に風が当たる感じが強いのは、頭頂部に風を流すラインが彫られている影響だろう。
口元のベンチレーションはよく効いており、全開にすると目が乾くので、基本は半開がいいかな。


■巻き込み風はチンカーテンで防ごう
顎下からの巻き込み風はやはりあまり制御できているとは言えない。
角度によっては目が乾いてしまうことがあった。
チンカーテン有りでは信号でとまるとシールドをあけても息苦しく、逆にチンカーテン無しは巻き込み風が多め。
夏以外なら息苦しさは軽減されるだろうが、ツーリングシーズンである夏の快適性が劣るのは少々残念。
何度も書くが僕はこの中間的なチンカーテンが欲しい。
不要な部分をカットして少し隙間を作ってみようかなと考えている。


■静音はそこそこ
バイクや乗車姿勢によって風の流れが違うため相性はあるが普通レベルだと思う。
特に口元のベンチレーションを開けると風切り音がかなりする。
優れているのは、シールドをさっと閉めるだけで密閉されることだろう。
アライの場合はロックした後に右側を押さえないと密閉されず、そこから隙間風や風切り音が発生するという欠点がある。

端的に言うと、ショウエイは手軽に密閉されて静かになる、アライは一手間かけたら密閉されて静かになる、つまるところショウエイのほうが楽。
ということだ。

Z-7の評価


Z7gazou-2.jpg

ソリッドカラーで実売3.5万円程度。
巻き込み風の制御は甘いが、驚異的な軽さと良くできたシールドシステムは素晴らしい。
無難でそつのないアライに対して、ターゲットを絞って挑戦的なショウエイという企業姿勢を体現している。

Z-7は2014年4月発売に対し、アライも2016年から続々と新システムを採用したヘルメットを発売してきているが、軽量コンセプトのモデルは用意されてないので、同系統のヘルメットはZ-7一択という状況に変わりはない。
OGKのRT-33やエアロブレードの新型が出てくるまではまだまだ独走しそうだ。

少しでも軽く、首や肩への負担が少ないことを望む人はZ-7しかない。
それと、初めてのヘルメットで迷っている人はとりあえずZ-7にしておけばOK!と言えるくらい、出来が良い名品だ。

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2016年GW前半 浜松~御岳~八ヶ岳をめぐるキャンプツーリング!

  •  投稿日:2016-05-22
  •  カテゴリ:遠出
待ちに待ったキャンプツーリング!
去年の北海道ツーリング以来で、その間せっせこ道具集めて庭で遊んでばかりいたが、ついに正しい使い方ができる時がきた!


4月29日(金)祝日


初日のルート


AM7時に海老名SA集合ってことで自宅を6時前に出たが、高速の渋滞はあるものの予定よりだいぶ早くついて6時30分に到着。
今回のメンバーは北海道ツーリングと同じ、T先輩とN口君。
そして二日目の夜にキャンプ場で合流するN先輩の合計4人。

7時過ぎにN口君到着。
そして・・・・T先輩はキャンプ道具をもろに忘れ物して8時すぎ到着w
のんびり出発となった。
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もともとは関越~新潟湯沢~十日町~妙高~志賀高原~軽井沢~八ヶ岳~中央高速というルートだったが、新潟長野北部は真冬並みの寒気と雨だったのでやむなく前日に天気の良さそうな静岡~飯田~御岳~八ヶ岳~軽井沢というルートに変更。
あんまり考えてないけど、まぁ適当に行くか!という感じだ。
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で、早速雨雲が見える。
まだ御殿場にもついてないのに・・・。
ここで活躍したのは先日装着したスマホナビだ。
詳細はこちらを参照。

ヤフー地図で雨雲レーダーを表示させているので、走りながらこの後大雨の中突っ込みそう・・・。
とか、だいたいだけどわかる。
念のためレベルだったけどPAにとまってカッパを着る。
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案の定、御殿場の手前でそこそこの雨にうたれた。
ところで僕とN口君はカッパを着ているが、T先輩は着てない。
あれ?T先輩どーすんすか?
え?今回のツーリングは晴れるからカッパ持って着てない!?
って、いやいやいやw
日帰りならわかるけど2泊3日だよ!
多分・・・持ってくる忘れたのかな?w
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御殿場についたら天気も良くなって晴れ間が見え始めた。
新東名が開通したおかげで、神奈川県内以外は渋滞もなくとても快適。
GWでもこんなに走れるなんて、よくなったもんだなぁ。
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さくっと浜名湖を一つ過ぎた新城インターまで走る。
おりたらすぐのもっくる新城道の駅で一休み。
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やっぱり結構混んでいて、ちょうど12時すぎで食堂は4組くらいの待ち。
時間がもったいないので屋外のテントスペースでB級グルメグランプリ6位という微妙な順位の稲荷弁当を購入。
まぁB級グルメ6位という味だった。
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今日は南木曽キャンプ場を予定していたが、出発が遅くなったので少し手前の「中の島公園ふれあいの里」決定。
電話で確認すると予約が必要だけど、空きはあるので大丈夫とのこと。
南木曽キャンプ場も最短でいけば4時には到着するが、今回は少し遠回りして加茂広域農道を走りたかったので近い場所に変更となったわけだ。
20160429地図






道の駅を出たら国道257号で北上し、長楽交差点から県道436号~県道32号に入る。
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県道32号は交通量はそこそこにあるが、信号がほとんどないし二車線で走りやすいので、いいペースで流し続ける。
川沿いの集落を抜ける気持ちのいい道だ。
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国道257号に合流すると左折して今度は国道420号へ入る。
県道32号を走っていた車のほとんどが国道257号で北上したので、そっちが飯田方面へ行く幹線道なのだろう。
国道420号は1.5車線の区間が数箇所あるものの、概ね2車線で路面状態もよく交通量も少なく、すごく良い道だ。
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展望などはこれといってないのは残念だったが、のどかな山間の集落を眺めながら駆け抜けられるので気持ちが良い。
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しばらく走ると加茂広域農道との分岐。
加茂広域農道はもう少し南の加茂ゴルフ場からあるんだけど、今回は効率よくまわるために国道420号から入った。
最北端のは県道366号との合流までで、その間いくつも県道や国道に合流しては分岐を繰り返す。
全線二車線で道幅が広いので、分岐のときはわりとわかりやすいし、毎回看板がたっていたのでナビがなくてもなんとかなるだろう。
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道幅は広いし適度なワインディングとアップダウンを繰り返すので、飽きずに楽しめる。
路面状態はそこそこ良いのだが、時折道路を横切る溝があるので知らずに飛ばすと結構危険だと思う。
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あまり展望は良くないので、これといって停車しようというような場所はないのは国道420号と同じ。
ひたすら快適な道が続く。
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こんな感じで分岐と合流を何度も繰り返すので、ちょっと面倒ではあるがGWにこれだけ気持ちよく走らせてくれるなら文句は無い。
ただこの日は風が強くていつもより疲れたなぁ。
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距離は30km程度でほとんど停まることは無く、交通量も皆無なので30分くらいで走りきってサークルK小渡店で休憩。
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その後、地元スーパー バロー明智店を発見したので食料を調達して走ること30分くらい、予定通り16時に中の島公園ふれあいの里に到着。
ここは阿木川湖のほとりにあり、どうやら簡保の資金で運営されているようだ。
料金はテント1張1泊で1620円(駐車場は無料)とお高い・・・。
コインシャワーは5分100円で17時まで。
webサイトに記載はなかったが、レンタルで網100円、鉄板300円、毛布100円等がある。
標高の高い場所なので毛布100円は良さそうだなぁと思ったが、今回は結構たくさん持ってきたので借りなかった。
利用者が少なくて余裕があるっぽいことを言っていたが、バーベキュー場(1080円)を無料使っていいよと言ってくれたのはラッキー。
せかっく購入したコンロの出番はなくなったが、水場は近いし椅子もテーブルもあって便利なので利用させてもらった。

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バイクもテントサイトまで持ち込んでOKだったのでテントのすぐ横につけて準備開始。
荷物満載だからこれは有りがたい。
僕達以外には3組4人しかいないので広々と使えそう。
今回は先日購入して楽しみにしていた、ドッペルギャンガーのT2-299という前室の大きなテント。
なかなか良さそうじゃない?
T2-299のレビュー記事
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しかしめちゃくちゃ風が強い。
僕とT先輩は最初からしっかりとペグ、ストームロープをはって万全にしておいたが、N口君は「中に荷物置いておけば平気っすよー」とかって余裕かましてつけてなかったら、あまりの強風でテントが半分潰れたり、転がったりしたw
ひどい時は高さが半分以下になって、寝るのもやっとな状態になったので、僕のテントの風下に移動してペグをうってなんとか落ち着いた。
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コインシャワーは一般的なもの。
100円で5分だったかな?
僕はカラスの行水なので3分もあれば大丈夫だけど。
強風で準備に手間取っていると、17時までのところを18時まで利用できるようにしておいてくれたので助かった。
4つくらいあったけど2つしか使えないみたいで、順番にシャワーを浴びる。
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順番でシャワーに入って、その間、他のメンバーがバーベキュー場で炭をおこす。
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着火剤使ったりバーナーであぶったりしながら徐々に火がついてくる。
30分くらいで肉が焼けるくらいの火力となったので乾杯(僕は飲めないのでお茶で!)をしてレッツ焼肉!!
牛はアメリカ産の安いやつだけど、やっぱり炭火で焼くと美味しい!
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他にはもやしと豚肉のニンニク煮込みとおにぎり。
1時間くらいかけてのんびり食べた。
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7時過ぎに食べ終わってからはぺちゃくちゃと喋っていたんだけど、日が暮れてからはとんでもなく寒いw
気温はわからないけど、5度は確実に下回っている。
炭の残り火で暖をとるが全然温まらない・・・。
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でもまだ寝るには早い。
でも寒い!!
ってことで、僕の広い前室を炭の残り火で暖めるとなんと気持ちの良いことでしょう~!
わずかな熱源でも空気を閉じ込めるだけでびっくりするくらい暖かい。
テントの下は隙間があって換気されているのでこの程度なら一酸化炭素も大丈夫なはずだけど、念のため適度に換気しながら、横にはならないようにぐだぐだしゃべる。
でも暖かいせいか?一酸化炭素のせいか?疲れのせいか?酒のせいか?
なんか3人ともふわふわしてぼーっとしていたw
マネしないようにねwww
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夜も更けて風も弱くなって星空も見えて。
木が高くて葉っぱも多かったから星空撮影には向かなかったけど、普段は見れない夜空を満喫できた。
多分0度くらいまで下がったと思うけど、全部着込んでなんとか就寝。
あたりは静かで11時頃に寝付けたかな。








4月30日(土)




翌朝、5時30分くらいに目が覚めてせっせと荷物を片付け始める。
やっぱりロングツーリングに出ると早寝早起きが身につくなぁ。
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湖面には少し靄がかかり、突き抜けるような晴天と冷たい空気。
気温は5度くらいかな?
寒いけどすがすがしい朝だ。
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朝食は近くのコンビニでとるので7時過ぎにキャンプ場を出発。
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二日目のルート



今日のメインは王滝村から登る御岳スカイラインと開田高原。
国道19号しかないので仕方なく国道で北上するが、南木曽を抜けてからは幹線道ではあるがこれぞ木曽!というようなのどかな山間の町並みを眺めながらスムーズに走れる。
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県道20号を左折して御岳山に向かい、さらに県道256号を左折して王滝村へ。
御岳湖の手前から県道256号は湖の北を、村道?は湖の南を走る。
村道は地図では一車線のように見えたが、地元車はみんな村道へ入っていく。
とりあえず行きは県道256号で。
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トンネルは一車線。
全体的に快適なんだけどあまり見通しの良くないカーブが多いのでペースは上がらない。
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王滝村の中心地についてそのまま県道256号でのぼりはじめる。
この先が御岳スカイラインで、11月から4月下旬まで冬季閉鎖となるらしいが、GWにあわせて冬季閉鎖が解除されることが多いらしい。
ネットで調べても情報がなかなか見つからなかったのが、今年の春は暖かかったので大丈夫だろう!と思い切っていってみることにした。
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だいたい1.5車線で交通量は非常に少ない。
夏になると登山客で相当車が増えるみたいだけど、この時期はまだ登山できるような状況ではないのだ。
道端にはさすが信仰の山、たくさんの神様を奉った石碑?がある。
夜一人ではちょっと怖い感じがする。
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登り始めて5分ほどで滝を発見。
落差も水量も多くは無いが道端から立派な滝が見えるのは珍しい。
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滝つぼまでは歩いて10分くらいだろうか?
間に木があまりないのでよく見えるし、簡単にいけそうな感じがするけど、多分この勾配はかなりきついと思う。
当然のごとく、オッサン達は誰一人登ろうなんていわずにバイクにまたがるのであった。
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キャンプ場や休暇村を越えるとここからがおそらく冬季閉鎖となる場所。
でも閉鎖に関する情報はないしゲートもないので、これは行けそう!
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この先はすごい急勾配で路面の状態は悪い。
油断するとうねりや砂利に足をすくわれそうになるので、ゆっくり走る。
快適そうに見えてかなりヤバイw
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スキー場に入るとなんとゲレンデのど真ん中を突っ切るような道と正面に御岳山の姿。
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王滝村の中心地から登ること30分。
田ノ原駐車場に到着!
だだっ広い駐車場に車とバイクが数台だけ。
どこいっても渋滞だらけと思っていたGWでも、快適な場所ってあるものだね。
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御岳山もすごいけど、乗鞍や駒ケ岳も見えて一面に広がる雄大な景色が素晴らしい。
気温は5度くらいだったかな?
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次は開田高原にある「やまめ荘」で昼食に川魚の塩焼きを食べに行く。
登るときにチェックしたポイントで停まって写真を撮る。

まずはやっぱりスキー場のゲレンデだ。
かっ飛ばせそうに見えるけど、路面が悪いので全然そんなことはできないw
奥に見えるのが駒ケ岳。
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これ、桜ではないよなぁ?
一本の木に白、ピンク、赤の3色の花が咲いている。
すごいのは一つの枝でも複数の色が混ざり合っているのだ。
この木は御岳山周辺でたくさん見られた。
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壁にも花が咲いていたりと、遅い春の訪れを感じさせる。
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王滝村中心地に出たら、行きは県道を走ったので今度は御岳湖の南の村道を走ってみる。
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あまり開けた場所はなくて、最初と最後の2箇所に撮影スポットがあった。
もし撮影を考えているなら2箇所しかないので気づいたところで早めに停車したほうが良いだろう。
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県道20号に出ると左折して北上する。
この道は半分2車線、半分1.5車線で、路面状態はそこそこ良いし交通量が少ないので気持ちよく走れるのでおすすめの道だ。
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途中、白崩林道御岳ブルーラインといった御岳山ロープウェイまでの道があるのだけど、まだ冬季閉鎖しているかもしれないし、時間もないので今回はパス。
次来た時はのぼってみたいなぁ。
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枝垂桜にさっきのいろんな色の花の木に黄色い花と、いろんなものが混ざり合っている。
全然種類がわからないw
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県道20号を走ること30分、下条生活改善センターへの道の手前にやまめ荘はある。
昔たまたまふらっと立ち寄った店で、ご主人がその日の朝に取れた山菜を食べさせてくれたり、岩魚の身を食べたあとに骨や頭を炭火で焼いて食べさせてくれたりと、とにかくサービスが良かった。
それ以来、この付近を通ると必ず立ち寄っていて、今回で5回目の訪問となる。
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到着してびっくり。
4年前のGWにT先輩と二人で来たときはお客さんはまばらでのんびり話しながら食事ができたんだけど、今回は駐車場が満車になっている。
TVとかで紹介されたのかな?
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岩魚は一匹330円~400円くらいで、結構大きい。
普通これなら500円はするだろうというサイズが400円で食べられる。
炭は明らかに黒炭とは違うすさまじい遠赤外線を発している。
これが白炭ってやつかな?
でもなんか石炭っぽい感じがするけど・・・w
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それとやまめの炊き込みご飯。
ご飯は700円。
3人前からで、事前に予約をしておかないと現地到着してからだと常に炊いているわけではないので1時間くらいかかってしまう。
名前はやまめ荘だけど、塩焼きで食べれるのは岩魚。
前に来た時に話しを聞いたら、やまめもやっているけど病弱て養殖が難しいため岩魚が中心なんだって。
まぁ岩魚のほうが癖があって美味しいからいいんだけどね。
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ご飯は普通盛りだと量が少ないので大盛りにしてもらった
ご飯はたぶんみりんを使って甘めに味付けをしている。
川魚はあまりダシの出ない魚なので、鯛めしのような強いダシは出てないがほんのりと風味がある。
実は炊き込みご飯より実は小鉢が目的で、わさび漬けや山菜の漬物が美味しい。
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身を食べたら網を使って頭や骨をカリカリに焼く。
いつもならご主人が絶妙な焼き具合にしてくれるんだけど、今日は自分でやることに。
やりすぎると焦げるし、早いと中が焼けてないしでなかなか難しい。
頭を少し潰して中まで火が通るようにしていただく。
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醤油を少しかけてたべると香ばしくてとても美味しい。
最後まで余さず食べるのがまさきち流!
というのはうそで、ここでこの食べ方を教えてもらったのだw
焼きあがるまで5分ほどかかるが、時間のある人は是非試してみて欲しい。
混雑してなければご主人が焼いてくれるよ。
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ご主人もお母さんもとにかく忙しくて、この日はもう魚のサイズとか聞かずに2匹とだけ言って注文したので、大盛りがいくらとかはわからない。
ご飯と岩魚2匹で1500円だったので、多分400円の岩魚2匹と大盛り無料のご飯700円だったのかな?
忙しくなければいろんな話をしたり、余裕があれば小鉢や山菜をいろいろとサービスで出してくれたりもするので、次は忙しくない時にまた来たいな。
店内はわからないけど、店の前の原っぱにレジャーシートを敷いて、ご飯やおかずを持ち込んで岩魚の塩焼きを食べている人もいたので、安価にお腹いっぱい食べたいならそれでも良さそう。
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この後はN先輩と合流するキャンプ地、八ヶ岳オートキャンプ場へ向かうため、最短路を走る。
さっそく道端に枝垂桜。
標高1000mに位置する開田高原はGWに春を迎えている。
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国道361号に出て東へ。
気持ちの良い道だけどこのあたりは交通量多め。
道端にはたくさん観光地っぽいところがあるので仕方ないね。
GWじゃなければ快走路なんだけど。
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国道19号に出たら北上して、国道361号 権兵衛峠へ向かう。
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豪快なループ橋!
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標高はあまりあがらないけど、複数の山脈を横断するので頂上付近は長い平坦路で3つのトンネルを抜けるというちょっと不思議な感じがする道だ。
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幹線道なので交通量は多いが、流れはスムーズだしこの道のおかげで関東から木曽福島へすごく行きやすくなった。
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伊那市に下りてコンビニで休憩。
出発しようと準備をしているとなんとN口君がヘルメットを落としてしまって、ホルダーが破損してシールドがパカパカにw
直前にあまりにヘルメットが古いから買い換えようぜって話をしていたところだったので、これが良い機会になったかな?

とりあえず両面テープで応急処置して違和感なく使えるようになったのでOKだ。
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国道361号で伊那市を抜ける。
小さな町だけどおもいっきり中心地かつ生活道路?って言いたくなるような場所で意外と時間がかかる。
でも町の中心部にはのどかな川が流れているし、正面には南アルプスも見えてちょっと風情があって良い感じ。
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電車も民家のすぐ裏というすごい場所通ってるしw
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国道361号を東に抜けると南北に長い国道152に突き当るので左折して茅野へ向かう。
ここから北は快適な2車線、南は太平洋の浜松まで険しい1車線の峠超えが1/3くらいあるので走破するにはかなり時間がかかる。
今回、国道152号は北部のごく一部しか走らないが、浜松まで走りきるのもなかなか楽しい。
しばらく走ってないのでそろそろまた走ってみたいなぁ。
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歩道に警察姿のカカシが・・・・w
いやこれやりすぎやろ!?
スピード出す車が多いのはわかるけどさw
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茅野への最短路なので交通量が多いが、適度なワインディングとほぼ2車線で快適に走れる。
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杖突峠を越えると急勾配で一気に茅野へ下っていく。
途中左側に展望台があるので立ち寄ってみた。
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レストランの展望台が無料で開放されており、そこからの景色はまさしく絶景。
諏訪湖に茅野の市街地、そして八ヶ岳と霧が峰。
今日はもうお腹いっぱいだというくらい雄大な山脈を眺められた。
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キャンプ場で合流予定のN先輩へT先輩から連絡。
なんかもう家を出発してだいぶ走っているみたいだけど、何時くらいにつくのかはさっぱり。
まぁ食料を買い込んでおけばいいから適当に行きましょう!
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茅野に下りたらもう15時30分。
八ヶ岳オートキャンプ場まで30kmで、GWの国道20号なんて走りたくないから2区間だけだけど小淵沢ICまで高速で移動。
インターを降りてすぐ左に、看板が明朝体っぽく書かれていて特徴的な地元スーパーやまとへ立ち寄る。
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そこでなんと!
駐車場に入った瞬間に料金所を出てくるN先輩が!
時間は全然あわせてなかったんだけど、まさかの同時到着w
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これで今回のメンバーがそろったので早速スーパーで買い物。
付近のキャンプ場の客らしき人がたくさんいて、既に買われた後なのか焼肉用の肉が少ない・・・。
うーん、買い占められたのか品揃えが悪いのか。
豚肉はたくさんあるが牛肉が足りないので、仕方なく味付きカルビに。
キャンプ場までは数キロ5分ほどで到着。
オートキャンプ場だけど1区画4人で4320円。
多分人数とか関係なく区画ごとの料金なのかな?
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元気で面白いお母さんが机や椅子を用意してくれたり、実はちょっとわかってたけど隣の区画が開いていたので、ここにもテントはっていい?って聞いたら今日はそこに人は来ないから良いよって言ってくれたりw
早速、各自テントをはる。
昨日は風が強かったからタープをはらなかったけど、今日は大丈夫そうなのでやってみた。
あまり使わなかったけど入り口が開いていて屋根があるってとっても便利で落ち着くよ。
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この写真はN先輩の一眼レフ。
やっぱり被写界深度も解像度も全然違う!
僕の持っているのはキヤノン PowerShot S120というそれなりに評判の良い高性能コンデジ。
でもこのレベルのと比べると差は大きいなぁ。
こんなただの作業でも絵になっているんだよね。
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N口君のいつものポーズ!
北海道のときもとりあえずこんなポーズだったような。
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ヤンキー座りしているつもりだけど、ただの作業中のおっさんであるw
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T先輩よくわかりません!
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そしてとうとうバーベキューコンロを使う時が来た!
先週自宅の庭で嫁と二人で焼肉をやってみたけど、キャンプ場で使うのは初めて。
アルミホイルを3重にして下に引いて、炭を入れて着火!
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火をおこしている間に僕はシャワー(250円だったかな?)を浴びたらバーベキュー開始!
イワシの干物や豚肉、牛肉、高級ウインナー、ピーマン、エリンギ、シイタケなどなど。
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いやぁさすがN先輩。
海外赴任中に一番の趣味のバイクがなくてなんとなく始めた写真趣味らしいけど、絵になる写真がたくさん。
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しかし顔がまんまるになったなww
4年くらい前まではスリムだったんだ!
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T先輩がニンニク風味の野菜煮込み?っぽいものを作ったり、他にもサバの干物を焼いたりモツ煮込みを作ったり。
もうお腹いっぱいすぎてつらいw
肉はやっぱり味付きより普通のほうが美味しいね。
僕以外はさらにお酒もがぶ飲みしてふらふら!
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フラッシュを使わずにシャッターを10秒くらいあけて撮影したもの。
なんかみんなの動作がぎこちないのは、10秒くらいとまる必要があったせいだw
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寒いのは寒いけど昨日ほどではなかったので、枯れ木を集めてキャンプファイアで暖をとった。
みんなかなり酔っ払って、11時まで喋って終了。
キャンプ場ではいつも10時には寝るのでこの日は遅めだった。

しかし尾上のコンロ、大活躍だったな!
A4ファイルより一回り大きい程度にまで降り畳めて、重さは1.8kgと軽い。
組み立ては30秒で大人4人のバーベキューでも十分な火力とサイズ。
ほんとに良い買い物したなぁ。
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5月1日(日)


朝6時に起床。
昨日の後片付けをみんなでしながら朝食を作って食べて。
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N先輩はキャンプ場で朝食にカレーを食べるというのが目標だったらしく、みんなの分を作ってくれたw
僕は荷物が多すぎて時間がかかるので、後片付けを先に済ませていたけどw
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敷地のすぐ隣にはJR八ヶ岳高原線が走っている。
昨夜も10時頃まで走っており、朝は7時くらいが始発かな?
当然これだけ至近距離なのでそれなりの音がするが、寝ている間は走らなかったので特に問題はなく快適だったよ。
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のんびりして8時過ぎに出発。
最終日のルートは八ヶ岳のメインを外して周辺を走りながら下仁田まで抜ける。






出発してすぐ、県道618号で観音平へ向かう。
昨日一人ですごい量の酒を消費したN先輩は二日酔いらしく元気が無いw
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最初は一気に駆け上がる直線路だが、最後の3kmくらいはいい感じのワインディング。
道が狭いかと思っていたが1.5~2車線と道幅は十分。
路面はまぁまぁだけど大きく凹んでいるようなことはなく快適に走れた。
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9時前に頂上に着くとそこそこ広い駐車場があるが登山客でぎっしり!
登山する人はもっと早い時間に駐車場に到着しているようなので、この時間は対向車も登りの車もなく快適なんだろう。
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当然登山はしないので、駐車場から歩いて3分の展望台に向かう。
正面は駒ヶ岳等の南アルプスが横一列に眺められるが残念ながら白く霞んでいる。
もうちょっと朝早ければ綺麗に見えたかな?
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たった10分くらいだったけど、バイクに戻るとさらに車の台数が増えていた。
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観音平を降りたら次は県道484号 八ヶ岳鉢巻道路で八ヶ岳の西を北上する。
交通量は少なく、道端には散り始めの桜がまだ咲いており、スキー場やゴルフ場、ペンションといったリゾート地の中を突き抜ける気持ちのいい道。
今回はスタート地点が真ん中のキャンプ場だったので走らなかったが、県道484号と八ヶ岳の南を東西に抜ける県道11号 八ヶ岳高原ラインをセットで走ると、八ヶ岳の南側をぐるっと半周気持ちよく走れるのでおすすめだ。
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少し北上して、立場川キャンプ場を過ぎたあたりで左折して、その後右折すると八ヶ岳エコーラインに入る。
ここも有名な道らしいが、交通量は多いしあまり景色もよくない。
少し遠回りになるが八ヶ岳鉢巻道路をそのまま北上して県道188号あたりで八ヶ岳エコーラインに合流しても良かったかもしれないなぁ。
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県道188号との交差は大きく高い橋になっており、なかなか見ごたえがある。
ただ、道路わきに駐車場らしき場所がないので停車しにくそうだった。
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八ヶ岳エコーラインを走りきったら国道152号で白樺湖へ向かう。
途中いい感じのヘアピンコーナーがいくつかあるけど、ここも交通量が非常に多くて楽しめるような場所ではない。
過去に何度もきているけど、一度も前に車がいなかったということがないような・・・。
のどかな山村や川を眺めながらのんびり走ろう。
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GWで激混みの白樺湖はパスして、ビーナスライン入り口の展望台まで行くことにした。
3連休最終日なせいか、まだ10時前のせいかビーナスラインは大渋滞ってほどではなくて遅いけど普通に走れる程度。
焼畑?の直後でこれといって良い景色ではないし、見ごろではないということも大きいかもしれない。
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展望台からの眺めはなかなか素晴らしい。
でも・・・寒い!!
風も強いし気温も低い。
寒さに強くて夏装備のN先輩もさすがに寒いらしくささっと出発w
ミートテックがあるから大丈夫とか言ってたけど耐えられなかったらしいw
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白樺湖付近は渋滞というわけではないが、どこもかしこも人で溢れかえっている。
うーん、子供が生まれたらこういう所に連れて行かないといけないのかなあ?
多分行かないけどw
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県道40号で女神湖を抜けて蓼科第二牧場でトイレ休憩。
残念ながら丘の手前に位置しているため下界を一望できるような場所は無かったが、ソフトクリームは美味しかった。
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県道40号は道幅がとても広くて快走できるが、ワインディングを求めて県道152号に入る。
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前のプリウス、直線でものすごい加速して、コーナーはうーーーん、、、普通?
って感じで抜きたいけど下りだしまぁいっかとついていってると・・・・
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それはいくらなんでもダメだと思うよ!w
完全にオーバーランして対向車線のガードレールに突っ込むところだったw
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コーナーには滑り止めが一部あるが、あまりデコボコしてないので結構楽しく走れる。
逆から登ってくると楽しいだろうなぁ。
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降りてからは気持ちの良い快走路で国道142号に合流。
道の駅で一休みして国道254号で下仁田へ向かう。
国道で幹線道なので交通量はそれなりに多いが、よく整備されているので気持ちの良い道で、最初のうちは静かな農村を走り抜ける。
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途中から標高をがっつりとあげていって、一気に山深くなりはじめる。
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頂上の内山トンネルを抜けると妙義山や荒船山といった、なんか中国にありそうな切り立った不思議な形をした山に囲まれる。
下りながら適度なワインディングと絶景を眺めながら気持ちよく走った。
佐久から入ると登っている感じがあまり山奥に来た感じがないけど、実は山深い場所だ。
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そろそろお昼で良い感じに睡魔が襲ってきはじめたご一行。
とりあえずバイクだけでなく手当たり次第オーバーに手を振りまくって眠気覚ましをする。
後ろにいたN口君曰く、苦笑いしながら手を振り替えしてくれたらしいww
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下仁田市街に入って、下仁田駅隣にあるきよしや食堂へ。
人気店らしく待っている人が数人。
12時30分くらいに到着して、ご飯食べたあとはもう時間的にやれることは少なく、少し早めさくっと帰るか温泉でも入って渋滞が解消されるのを待って深夜に帰宅するか・・・。
翌日から仕事満載なのでさくっと帰ることで決定。
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並んでいるとN口君の襟元にハチ?が。
なんか頭の部分しかなくて体の半分が無いんだけどwww
こういう種類なのか、ちぎれたのか・・・?

なんかすげーって写真とりまくってたら、N口君が「いいから取ってくださいよ!!」ってキレてたw
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並ぶこと1時間・・・。
ようやく店内に入れたが、注文とってからがまた時間がすごくかかる。
ウェイトレスをしていたお姉ちゃんがポンコツ(褒め言葉)でかわいかったから良しとるするw
みんなはカツ丼、僕はラーメン+ミニカツ丼のセットを注文。
普通のカツ丼は卵でとじるが、秩父のわらじカツがソースなのに対して、下仁田カツ丼は和風醤油ダレで味付けをしている。
衣がさくさくで醤油ダレがあっさりしているので、脂っこいのが苦手な人でも食べれそうだ。
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ラーメンは・・・あまり美味しくない。
おすすめになってたけど、これならカツ丼腹いっぱいにしたほうがいいかな。
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お店の裏は上申電鉄線の終点、下仁田駅。
レトロな電車と駅。
観光地化されているわけではないけど、昭和の雰囲気漂うのんびりとした風景に癒される。
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下仁田を出たらあとは高速にのって帰るだけ。
さすがにこのクソ寒い中でキャンプをしたせいか、よく寝たはずなので疲れがかなり溜まっており、帰りの高速はかなりきつかったなぁ。
まだ時間が早かったので渋滞はたいしたことなく、17時頃に横浜の自宅に到着。
キャンプ道具をせっせこ片付けて、楽しかった2泊3日のキャンプツーリングが終わったのだった。
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次はN先輩の希望で満点の星空が見えるキャンプ場へ行く予定。
S120もいいカメラなんだけどやっぱりあの写真を見ると良いなぁと思う。
一眼レフは持ち運びが大変だから、S120の上位にあたるG7X mark2とか、富士フィルムのX70とか、大型センサーのものが欲しいなぁ。
これはしばらく悩みそうだ。 このエントリーをはてなブックマークに追加

SB5X ファームアップデート履歴 V1.1a、V1.2、V1.3、V1.4、V1.5

  •  投稿日:2016-04-14
  •  カテゴリ:B+com
SB5Xアップデート第一弾-2

SB5X ファームアップ履歴


2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発
2015年7月 V1.1a 一部修正
2015年10月 V1.2 ようやく使えるように
2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善
2016年5月 V1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正
2017年8月 V1.5 Station/メディアサーバー接続可能、オートグループコール対応、ユニバーサル強化等

■2017/8/1 現時点で修正されてない不具合、未実装機能
・インカム通話開始時に最初の5秒間程度が相手に音声が聞こえない場合がある。


2017年7月 v1.5 オートグループコール、ユニバーサル強化、他修正


ようやく予定されていた機能が全て使えるようになった。
修正点は以下の通り。

■Station/メディアサーバーとの接続可能に
Stationの電源が落ちたり、安定性が低下する不具合があったが修正されて通常通り利用可能になった。
聴きトークとの併用もできるので、非常に高い拡張性、柔軟性を持つことになる。


■オートグループコールの対応
SB4Xを含めて一斉に接続するオートグループコールに対応。


■ユニバーサルインターコールとB+COM通話のブリッジ接続
SB6XがB+comペアリングを廃止し、ユニバーサルペアリングの対向となるHFPを発展させたユニバーサルレシーブを搭載することになる。
それにあわせてSB5Xのユニバーサルペアリングを強化している。


■MotoGPSレーダー LCD3.0との連動が快適に(MotoGPSレーダーLCD3.0要アップデート)


■スマホ、携帯電話で「HFP」や「通話の音声」のみで運用時の安定性向上


■電源マネジメントの安定性向上



2016年5月 v1.4 チェーン接続の安定性向上、他修正


メディアサーバー、Stationとの接続不具合はまだ改善されず。
いまだにSB4Xがメインとなっているため気づかなかったが、以下2点について修正されていた。

■SB5X 4台でのグループ通話の安定性向上
手元でSB4Xとの4台接続は問題なかったが、どうやら走行していると安定性に欠けていたようだ。
今回の修正ではSB5X 4台で安定性が向上したと記載されている。

SB4XやEvoが混在した場合は、接続手順を守れば安定性が向上するとの事。
ただしSB5X 4台よりは劣ると記載があるので、まだ安定性はイマイチのようだ。

以下は公式で発表されている接続手順。
しかし・・・これは面倒。
なかなか覚えられない。

順番を気にしないでいいレベルにまで改善することを強く望む。
SB4XをモードBにした上で・・・・以下手順で接続するとのこと。

-------------------------------
①SB4X(Lite) が 1 台 , SB5X が 2 台の 3 人通話
 接続の形:(A)SB5X=(B)SB5X=(C)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)→(B)→(C) or (A)←(B)→(C)
②SB4X(Lite) が 2 台 , SB5X が 1 台の 3 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)←(B)→(C)
③SB4X(Lite) が 1 台、SB5X が 3 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB5X=(B)SB5X=(C)SB5X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 :(A)→(B)→(C)→(D)
④SB4X(Lite) が 2 台、SB5X が 2 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB5X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 : (A)←(B)→(C)→(D)
⑤SB4X(Lite) が 3 台、SB5X が 1 台の 4 人通話
 接続の形:(A)SB4X=(B)SB5X=(C)SB4X=(D)SB4X・・・・・呼出順番 : (A)←(B)→(C)→(D)
  ※こちらは、SB4X,4XLite の 4 人通話品質、安定性になります。
※2台をブリッジしている(B)または(C) の SB5X は、接続デバイスや状況により聴きトークのデバイス音声が乱れる場合があります。
-------------------------------


■スマートフォンのナビアプリ音声案内の音声頭切れが解消
スマホとA2DP接続をして、ナビ音声を流すと最初の1秒くらいが途切れてしまう現象が改善されている。
試しにV1.3で行うと、確かにGoogleMapやMapFanの音声案内の最初が途切れて、「まもなく右方向です」が、「く右方向です」と聞こえていた。
アプリによるが左右どっちか聞こえないこともあった。
これがV1.4へアップデートしたところ改善していることを確認。


■DAYTONA MotoGPSレーダー(HFP)との接続安定性の向上
これは試せるものがないのでテストしていない。


発売から1年がたったがまだ改善すべき点は多い。
投げ出さないよう最善を尽くしてくれることを切に願う。



2016年3月 V1.3 デバイスとの接続性改善


V1.2でひと段落してしまったか?
今回は細かな修正が入るのみだった。
Station/メディアサーバーとの接続が未改善なのは残念!!


■ハンズフリー(HFP/HSP)音声出力機器での「聴きトーク」が可能に
従来はA2DP接続とB+com通話の併用が可能だったが、それに加えてZUMOやDyatonaMotoGPS RaderといったHFP/HSPを使った通信とB+com通話の併用が可能になった。


■ユピテル製ナビ、アトラスMCNシリーズの再接続がスムーズに
一度接続が切れると再接続するのに再起動が必要だとかペアリングが必要だとかあったが改善している。
ただしSB4Xでも発生していることだが、MCNシリーズとB+comは全体的に相性が悪いようで1分に数回プチプチと途切れることがある。
まさきちもこの現象にはちょっとイラっときてしまったので、MCNから有線でステレオ出力してサインハウスのオーディオトランスミッターに接続して、B+comとペアリングしている。
どうやらMCNとSENAでも同様の現象が発生するようなので、MCNに原因があるものと思われる。


■八重洲無線Bluetooth対応無線機「FTM10S」、「VX-8D」(BU-1/2)とのペアリングが可能に


■音楽再生中のSB5X側操作での携帯電話リダイヤル発信およびSiri起動方法の変更
iphoneはあるmののSiriを使ってなくてどう説明したらいいかわからないので、公式の情報をそのままこぴぺする。

--------------以下公式情報の引用----------------
動作安定性向上のため、音楽やラジオ、ナビ音声案内等をA2DPで受信再生出力中に、SB5X側操作による携帯電話のリダイヤル発信およびSiriの起動を行う場合、音楽を一時停止または音声出力のミュート(音楽の一時停止操作と同じ)を行ってから操作する運用に変更しました。またリダイヤル発信による携帯電話の通話が終了後は、音楽の再生または、音声出力のミュート解除(音楽の再生操作と同じ)を行います。
なお、携帯電話着信操作は今まで通り変更はありません。

※MCNシリーズ、Z320Bは音楽を再生していなくても、音声案内を音楽と同じA2DPで出力しているため、上記の操作での対応が必要となります。
------------------------------------------------



■その他のバグ修正
こまごまとした部分が修正されているよう。



2015年10月 V1.2 ようやく正規版!


致命的だった音割れが改善し、Station/メディアサーバーを使わないユーザーにとっては概ね満足できるようになった。
マイナスが0に戻ったという感じなので、最初からこのバージョンで出して欲しかったところ。
ただしV1.1以前からV1.2へのアップデートはサインハウスへ送らなければならないことと、2016年4月16日からは有料となる。
現在販売されているものは基本的にV1.2以降で、パッケージにシールが貼られているので念のため確認しよう。


■一部の楽曲や音域、音量により音割れが発生する事象の改善
致命的だった音割れが改善していることを確認。
音質はSB4Xと同等となった。


■インカム通話音質の最適化
こちらも同じく致命的だった音割れが改善し、SB4X同等となっている。


■SB5X側出力ボリュームレベルの最適化(MAX音量の増大)
SB4Xと同等まで音量アップ。


■前回アップデートプログラムV1.1にて改善していないデバイスへのボリュームレベル不整合問題の最適化
こちらも改善という内容。
ボリュームをかえても下げても上げても音量変わらず・・・というボリュームレベルがあったが、これらが改善される。



2015年7月 V1.1a 一部修正されたが・・・


まだまだ使えないレベル。

■XPERIAスマートフォン等で発生するA2DP音声のボリュームレベル不整合による音割れ問題
凄まじい音割れで何も聞こえないレベルだったのが改善するが、全般的に発生している音割れは改善していない。


■ボリューム操作時接続デバイスと連動する問題の解消(デバイス側の出力音量調整が可能)


■各ビープ音量の最適化
爆音だったビープ音がSB4X並みになる。



2015年6月 V1.0 初期ファーム 不具合多発


使えないので即お蔵入りするほど・・・。
問題点は以下の通り。

・インカム通話、A2DP、全てが音割れをしてまともに聞けない。(V1.2で改善)
・XPERIAを接続すると音割れどころか全く聞こえない。(V1.1aで改善)
・ボリュームレベルがおかしくて、正常に音量調整できない。(V1.2で改善)
・ビープ音が爆音。(V1.1aで改善)
・スマホと接続してボリュームを変更すると、スマホ本体のボリュームも連動して上下する。(V1.1aで改善)
・メディアサーバー/Stationに接続するとメディアサーバー/Stationの電源が落ちる。(未改善) このエントリーをはてなブックマークに追加

もう完成か?SB4X Lite ファームアップ履歴 V2.0、V2.1

  •  投稿日:2016-04-10
  •  カテゴリ:B+com
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2年ぶりにファームのアップデートがあったので、これまでの履歴を書き残しておく。
苦肉の策のような部分もあったが、V2.0のアップデートはSB4Xを長きに渡り第一線で活躍できる鉄板機種へと昇華させた素晴らしいアップデートだったと思う。

尚、SB4Xと現行のSB4X Liteはハードもソフトも基本同じで、SB4X Liteは最初からV2.0が適用されている。

公式サイトは以下を参照いただきたい。
SB4X ファームアップデートページ

ファームアップの履歴


2013年4月 V1.0 初期ファーム
2014年5月 V2.0 OS2への大幅なバージョンアップ
2016年3月 V2.1 デバイス接続の改善


2016年3月 V2.1


スマホ等のデバイスとの接続安定性を向上させたバージョン。
もうさすがにこれ以上の機能改善は無いのではないかな?
具体的に何との接続性が改善したのだろうか・・・。

※2016/4/14追記
デバイスの最新OSとの接続性を改善したものとのこと。
AndroidやiOSのバージョンアップしたり、新しい機種を接続すると不安定という人は試してみると効果があるかもしれない。

■デバイス機器とのペアリングに失敗する問題に対応

■デバイス機器との再接続の失敗に関する問題に対応


2014年5月 V2.0


OS2.0へのアップデートと銘打つに十分なアップデート内容。
SB213、SB213Evo、SB4X、SB5Xと使ってきたが使い勝手、安定度ともに最も改良されたアップデートだと思う。


■通信安定性の強化
チェーン接続の安定性が向上したのと、Stationやメディアサーバー向けモードBが追加された。
特にStation/メディアサーバーとの接続性については、ようやくと言うべきだが十分使えるレベルとなった。


モードBでチェーン接続をしてもそれほど問題はないが、おそらく通話品質や安定性、距離等がモードAより劣るものと思われる。
逆に言うとモードAでStation/メディアサーバーへの接続が安定させられなかったため、苦肉の策でモードBを追加したと推測。

まさきちはStationとメディアサーバーを使うので、基本的にツーリングメンバーは全員常にモードBだ。
モードAでStationに接続すると大きなノイズや接続が切れるなど、明らかにおかしいとわかる。
もしStationやメディアサーバーで以下のような症状があれば、モードを確認しよう。

 ●2人なら接続できるが3人目が接続できない、接続できても大きなノイズが入る。

ポイントは、
・モードAが1台接続されていてももう一台がモードBであれば若干ノイズがあるものの利用は可能。
・3台目(モードB)が接続されると異常な状態になるか、接続ができない。
・モードAは接続しようとするとB+com本体の電源が落ちることもある。

なので、3台目に接続されたB+comがおかしいのではなく、3台接続しているうちのどれかがモードAになっているので、全員のモードを確認をしよう。


■ボイスアシスト機能
起動時や接続時などに、最低限ではあるが英語でアナウンスが流れるようになった。


■ペアリング情報の指定リセット機能
不安定になったらリセットは基本だが、リセットするとスマホ等のデバイスまでリセットされていた。
それをB+com同士のペアリングのみリセットすることができるようになり、それだけで安定するようになったので非常に楽になった。
走り出して不安定になられると困るから、ペアリングするときは必ずB+comペアリングのリセットをおすすめする。

B+comのみリセットする方法
起動した状態で上下のB+comボタンとメインボタンを同時に3秒くらい押すと、緑と赤のLEDが同時点灯する。

全てをリセットする方法
シャットダウンした状態で上下のB+comボタンとメインボタンを同時に3秒くらい押すと、緑と赤のLEDが同時点灯する。


■オートグループコール機能
チェーン接続しているB+comへ自動で全員に接続に行く機能を追加。


■グループ通話への携帯電話参加機能


2013年4月 V1.0 初期ファーム



B+comでチェーン接続を初サポートした製品であり、不安定な部分が多かった。
特にStationとの接続は悪くて2人までなら安定、3人で不安定、4人目はほぼつながらなかった。
不安定ではあったがSB213Evoで出来ていたことは問題なく利用できており、追加機能がまだまだ・・・という状態でスタートしていた。 このエントリーをはてなブックマークに追加

Gitup Git2 ファーム更新履歴と簡単レビュー v1.4

Git2ファーム


Gitupは頻繁にファーム更新があって、細かな修正が多数入っている。
毎回レビュー記事を起こすのも大変なので、本記事で変更の履歴を記載していきたい。

ただ過去の情報は既にサイトから消えているものがあり、詳しい情報が残っているものだけ記載する。

Git2




■ファームアップ履歴
2015年12月 v1.2
2016年1月 v1.3
2016年3月24日 v1.4



■v1.4変更点

地味な変更が多いが使い勝手が向上しており結構嬉しい。

1 機能追加:1080×1440で60fpsの撮影をサポート
2 機能追加:特殊なHDMIケーブルを解してリモートシャッターをサポート
3 機能追加:Video recording pause and resume via Menu button うーん、わからん!動画録画のレジューム機能らしいが、試しても利用できない。というか何がどうなるの?w
4 機能追加:タイムラプスで0.5秒モードをサポート
5 機能追加:動画再生モードで再生中にメニューボタンを押すと再生速度を変更できる。1倍、2倍、4倍、8倍。
6 機能追加:動画撮影のビットレートを変更可能。
Low/Mid/Hiの3つ。
試しにFullHD 60fpsでビットレートがいくつになるかテストしてみた。
Low:18Mbps
Mid:27Mbps
Hi:36Mbps
V1.3の標準:27Mbjps

Midが以前と同じで、上下10Mbpsの設定ができるようになった。
当然ビットレートがかわれば比例してデータ量が大きく/小さくなる。
どれくらいの差があるかは後日比較してみたい。

7 機能追加:キャリブレーションをサポート。
Git2はホットピクセル問題が発生することがあるらしく、それをユーザー自身で調整ができるようになった。とのこと。
ちなみに僕のGit2はホットピクセルは発生してないような・・・?気づかないだけか?

8 機能追加:ビデオシャッタースピードの指定機能をサポート。1/30秒、1/60秒、1/120秒、1/240秒、Auto
基本はAutoで問題ないと思う。
特殊な使い方をするなら固定。
例えば僕みたいに動画にはせず、画像をキャプチャーしてアップするだけとか、ドラレコとしてナンバーを極力読み取りたいなら極力ブレのない1/240秒のほうが綺麗だろう。
ただシャッタースピードを高くすると動画ではカクカクしてしまうので、動画として楽しむならAutoでいいのではないだろうか。

9 機能追加:Lock Actual Recording via Menu button 録音をロックする?試したけど何が何やら?
10 機能追加:静止画のタイムラプスに0.5秒を追加。
11 機能追加:ポーランド語、オランダ語を追加。他言語で表示改善。
12 改善:ファームアップデート後、SDカードからファームファイルを自動削除。よく何周もするので地味にうれしいw
13 改善:動画のホワイトバランス調整値を0~9から0~19に拡張。
14 改善:シャープネスの設定で極端だった弱/強を標準に近づけた。
15 改善:静止画のセルフタイマーで最後の3秒のときに赤LEDを点滅させる。今までは正面から残り時間がわからなかった。
16 改善:No Wi-Fi info displayed while OSD off うーん、違いがわからん。wifi利用時のOSD表示変更らしいが・・・。
17 改善:ドラレコモード時、給電ではなく通常の起動をした時にも自動で録画開始していたのをやめて、USB給電で起動した時のみ自動録画開始をするようにした。地味に嬉しい!

18 改善:動画撮影によるファイル分割時に前後のフレームの重なりをなくした。
撮影テストしてみたが1フレームの欠損もなく完璧につながっていた。
つなぎ目を気にせず動画を連結させるだけでOKなので、動画編集者にとっては非常に有りがたい修正だろう。

19 改善:240fpsを正式サポートした。(今までの240fpsは擬似だったてことかな?)
20 改善:Update the web camera name to Git2 instead of DEMO1 ウェブカメラとして利用した時のカメラ名称を決められるらしい。
21 改善:Display shutter speed option on screen on photo mode 静止画モードでOSD画面にシャッタースピードオプションが表示されるようになった?
22 改善:LED blinking as normal recording and update the video mode icon on video time lapse mode 多分なにか表示がかわったんだろうけどわからん。
23 未改善:No audio while playback on TV via HDMI 実際試してないからわからない。
24 未改善:プレビューモードでは日付が正しく表示されない。
25 未改善:給電中はクイック撮影が動作しない。
26 未改善:Unmute Recording Audio issue by menu button メニューボタンでミュートが解除される?
27 未改善:720pで手振れ補正を使うと縦揺れをする。
28 未改善:Camera frozen while taking 16MP in 10 sequences burst mode 静止画16MPで10連写するとフリーズする?タイムラプス0.5秒でずっと撮影した分には大丈夫だった。
29 変更:ドラレコモード撮影時、正面と上部のLEDが点滅しなかったのを、点滅するように変更した。(地味に嬉しい)


劇的な変更点はないが、ずいぶんと細かな点で使い勝手が良くなっている。
キャリブレーション機能は試してみたけどなんか失敗してうまくいかず・・・。
後日また試してみたい。




Git2 ファーム更新方法 V1.4以降



V1.3までとV1.4以降のアップデート手順は若干異なっているが、これからはV1.4の方式になると思うのでV1.4の手順を記載する。
作業は簡単で、公式からファームをダウンロード、MicroSD直下に保存して起動するだけ。
慣れれば3分もあれば十分。
V1.3の時に入れるファイルを間違えて全く起動しなくなったことがあるけど、正しい手順でやりなおしたらきちんと動作してくれた。
単純にBootアップ時にMicroSDの直下のbinファイルを読み込むという動作をしているだけのようなので、万が一間違っても何とでもなりそうな感じはする。



■注意事項
Git2はSDXCに対応しているがファームアップデート時はFAT32でなければならないので、基本的にはSDHCまたはSDのどちらかを利用することになる。
逆に言うとSDXCでもFAT32でフォーマットすれば可能かもしれない。
フォーマットについてよくわからない方は、32GB以下のMicroSDカードをGit2本体の設定からフォーマットすればFAT32になる。


公式からファームをダウンロードする。
Gitup公式サイト

上のカテゴリーから「support」「Git2 Firmware」をクリック。
gitファームアップ1





「GIT2FW"日付".zip」をクリックするとファイルのダウンロードが開始される。
このときはV1.4で公開日と思われる日付で「GIT2FW_20160324.zip」となっていた。
gitファームアップ2




ダウンロードされたzipファイルを解凍すると「GIT2FW.bin」があるので、こいつをコピーする。
gitファームアップ4






アップデート用のMicroSDカードの直下「GIT2FW.bin」を保存する。
※カメラ経由でもリーダー経由でもどちらでも問題なし。
gitファームアップ5





MicroSDカードを本体に入れて起動すると、正面の緑LEDが遅い点滅と高速点滅を繰り返し、1分程すると完了する。
V1.4からファームアップが完了するとMicroSDからファームファイルを自動で消してくれるので、ファーム上書きのループはしなくてすむようになった。
P1010982-resize.jpg





起動して設定からファームバージョンを確認する。
P1010985-resize.jpg



Git2 ファーム更新方法 V1.3以前へのダウングレードは可能か?


基本的にダウングレードもアップデートも操作は同じで、入れるファイルが異なるだけ。
2016年4月2日時点の最新ファームはV1.4で、以前の公開されているファームはV1.2・・・と記載があるけど、入れてみるとV1.3だった。
なんか間違ったかな?w
まぁいいや。

例えば今後出るであろうV1.5からV1.4へダウンする場合は、単純にV1.4の手順と同じになると思われる。
V1.3以前とV1.4では手順が異なるのでメモ代わりに記載しておく。

V1.4以降と異なるのはMicroSDにコピーするファイルが違うのと、アップデートが終わったらMicroSDを抜いておかないと何回もファームアップが走ってしまうことの2点。
他の条件は同じなので異なる点のみ記載する。


ダウンロードは公式サイトの最新ファームページの一番下に旧バージョンがアップされている。
gitファームアップ6



MicroSDに保存するファイルは以下の通り2つが必要。
「GIT2FW.bin」と「GIT2LD.bin」
片方だけだとファームが無い状態となって起動しなくなるが、正しい手順でやれば復活できた。
gitファームアップ7



無事V1.3にダウンできたので、アップデートして気に入らなければ戻すのもありだろう。

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LGL22 SIMフリー化、root化、FOMAプラスエリア対応化のメモ

  •  投稿日:2016-03-19
  •  カテゴリ:その他
今更ながらLGL22を手にして遊んでみて、いくつかトラブルがあってうまくいかなかったので、その部分をメモしておく。
先人達の情報がたくさんあるので、そちらを参照していただきたい。


しかしこの機種すごい。
1年前には既に1万円台中盤で購入できていたのだから、その時に買っておけばよかったなぁ。と思う。



ヤフオクでsimフリー化済みのものを購入したが、さらにFomaプラスエリア化でやったことを順番に記載。
simフリー化についてはバージョンlgl2220dならすごく簡単なのでここでは割愛する。


1.間違ってアップデートしたのをlgl2220dに戻す

以下ブログを参照して実施。
特に何事もなくスムーズに完了。
アプリをそろえるのに10分、実行してから5分程度。
http://laubit.blogspot.jp/2015/07/lgl22.html

lgl2220dまではsimフリー化可能で、lgl2220e、lgl2220f(最新)はsimフリー化不可。
間違ってアップデートしたらこの手順で戻せばまたsimフリー状態になっていた。




2.SDK、adbドライバ、platform-toolsのインストール

全部入れると時間がかかるので、必要最小限のみインストール。
Google USB Driverと、
以下ブログを参照して実施。
http://androidlover.net/smartphone/android-sdk-install.html




3.ROOT化する

以下のブログを参照して実施。
http://syakastyle.blog.fc2.com/blog-entry-73.html
注意!ダウンロードしたisai_rootkit_kk_only.zipにウイルスがあるとAVG(ウイルス対策ソフト)が一部のファイルを削除していて、実行すると「Binaryは、内部コマンドまたは外部コマンド~~」とエラーになった。
なので、AVGを切ってダウンロードしなおして成功した。
うまくいけば実行してから3分程度で終わる。



4.FOMAプラスエリア化する

以下のブログを参照して実施。
http://pipiron3.blogspot.jp/2015/08/lgl2220dfoma.html

SDK、adbドライバ等はインストール済みなので飛ばす。
QPST build402 をインストールして、HiddenMenuに入って・・・という流れで実行。
躓いたのはCOMポートで認識しなかったこと。
1時間くらいかかった・・・。
結果的にはPC再起動で認識した。たぶん。
それと接続するUSBをハブ経由ではなくPC直にしたのも意味があったかも?



結果
という流れで初めてrootとったら簡単なはずのLGL22で5時間もかかってしまった。
上記以外にもいろんなやり方があるんだけど、何をすればいいのかわからずすごく遠回りした。
これだけなら初めての人でも2時間あればできると思う。


ちなみに、FOMAプラスエリアを本当につかめるかはまだエリアに行ってないのでわからない。
自宅で試した限り、Priori2と同じくらい3Gは掴んでくれているし、LTEも問題ない。
ただアプリ「Speedtest」の結果は上りが不安定なような感じ。

Lineで通話したところLTEなら全く問題無し、3Gだと若干不安定。
Priori2より少しつかみが悪いかも?

もし本当につかめるならPriori2からこいつに変更しようかなぁと考え中。 このエントリーをはてなブックマークに追加

バイクでスマホナビ アプリで快適運用をしよう

P1010960-resize.jpg

まさきちは物心ついて最初に描いた絵が台所にあった日本地図の模写だったし、地図があれば軽く10時間は連続して暇を潰せるくらい地図が大好きだ。
ツーリングマップル2000年版をいまだに愛用しており地図にはめっぽう強いが、やっぱりナビがあると現在地が把握できてより楽しくツーリングができることがわかってからはナビにもこだわりを持っている。

唯一の現行製品となってしまったメジャーメーカーのバイク専用ナビ、ユピテル MCN43siとバージョンアップ版の45si(46si化)をメインとして使ってきたが、最近スマホにもはまっていていろいろ試行錯誤した結果、スマホナビを併用したらめっちゃすごいやん!?と気づいたので早速試してみた。




MCN46siの使い勝手について



MCN46si

■専用ナビ MCN46si のメリット、デメリット
○良い点
防水、防塵、耐衝撃性能を持ち合わせていてラフに扱える。
Blaview液晶で直射日光下でも見えやすい。(これはかなりすごい)
Bluetooth内蔵(癖があるが)
有線ステレオ出力もある
オプションで有線リモコンがある
オプションでレーダーの追加が可能(今はもうほとんど意味がない)
クレードル式で脱着が楽
取り締まりエリア案内がある(少し金がかかるが情報更新が可能)
ハードはずっと同じで地図更新するとシステムも改善される(2年に1回のペースでアップされている)
バックグラウンドで音楽を流しながらナビが可能
感圧式なのでグローブをしていても操作可能
そこそこスムーズに動く

×悪い点
本体がでかいわりに画面が小さい(4.3インチ)
解像度が低い(それほど問題ないけど)
広域表示するとすぐに道が消えて、山中はほとんど白地図。(Mappleの仕様っぽく結構不便)
クレードル式なので別のバイクで使うには専用クレードル+電源セット(1万ちょい)が必要
値段が高い(6万円+ステー代)
地図更新に費用がかかる(1.2万円程度)
感圧式なのでちょっと操作しにくい

△普通な点
案内は良くも無く悪くも無く普通。



これだけでも十分なんだけど、最近はGoogleMapのリアルタイムな渋滞情報やヤフー地図の雨天情報がすごい役に立つので、これをバイクナビとしても活用したいと思ったわけだ。


スマホナビの運用を考える



僕はとても面倒くさがりなので、バイクのキーに連動して起動、終了してもらわないと使わなくなる可能性が高い。
それと雨が降り出したら対策するとかも嫌なので防水であることも重要だ。
ようは朝出発する時にバイクに取り付けたら、帰宅するまで付けっぱなしで操作不要でナビが見えることが望ましい。

というわけでスマホに求めるものを書き出すと

・給電しながら防水が確保できること
・付けっぱなしにしても良いこと
・イグニッションに連動して地図の起動やスリープなどができること
・5インチ以上欲しい
・真夏の炎天下は無理かもなー
・広域地図で主要県道はちゃんと表示されてほしい(ソフトウェア)
・盗まれてもいいやって思うくらいの値段

これらをクリアしなければならない。
うーん、難易度高いぞ?




スマホ選び



給電しながら防水と、付けっぱなし、この2点はスマホ選びで解決する。

そこでいきついたのが、
・安い中古スマホにしてwifi運用(bluetooth)にすれば万が一盗難にあってもダメージが少ない、というか盗まれにくい。
・安い中古スマホなら万が一雨で壊れても精神的、金銭的ダメージが少ない。
・充電ポートがスマホの下側にあれば大丈夫じゃね?

というわけで、何でも良いから安くて防水でMicroUSBポートが下にあるもの。という条件で選んだのが、格安メーカーLGから2013年夏に発売されたLGL22(AU版)だ。

こいつ実はすごいヤツで、ネットで500円くらいでSIMロック解除が可能な上に解除するとグローバル版同等となってDocomoSIMが使えるようになる。
※ただしFOMAプラスエリアに対応させるにはrootとって少し手間がかかるが。

>Android4.4までバージョンアップが可能で、4core(2.3GHz)、内蔵メモリ32GB、RAM2GB、5.2インチ(FullHD)と性能は申し分ない。
それがAUというMVNOで使いにくいキャリアだし一括0円が頻繁に行われていた頃のため、中古市場はもう激安!
ヤフオクだと1万円でそ綺麗な状態なものが手に入る。


lgl22をバイク用スマホに改造
で、早速1万円で購入したLGL22。
とりあえずシリコンカバーはつけたものの、放熱が気になるので夏になったら外そうかなと思っている。
スマホのナビは上下にステータスバーなどがくるものが多く、横にすると縦解像度が少なすぎて使いづらいので、縦で設置することを考えている。
なので、USBとステレオ出力は本体下にあるというのはとても都合が良い。
たぶん、雨程度なら平気だろう。




イグニッション連動であれこれ動かしたい


さてここからが本番だ。
そもそもこいつはSIMカード無しで、しかもツーリング中はずっと車体に取り付けたままにするので毎回ネット環境に自動で接続してもらわないと困る。
電源は車体からUSBでイグニッションに連動させているので、あとは給電されたら実行する。というアクションを作れればいい。
順を追ってどうやって作ったか記載する。


①スリープ状態から自動で復帰する
このスマホが盗まれてもいいように個人情報は一切入れてない状態にすればロックする必要がないので、GooglePlayで必要なアプリを入れたらアカウントを消してしまうしかないかな。
簡単なロックをかけておいて、毎回ロック解除必要なようにするのでもいいかもしれない。



②Bluetoothでスマホにテザリング接続する
定番アプリ、BluetoothAutoConnectを使う。
こいつはとっても優れもので、給電やスリープ復帰等のイベントがあればBluetoothを起動して記録したデバイスに接続にしに行くというもの。
僕は普段、激安SIMフリー端末Priori2にドコモMVNO(200kpbs)を挿して使っているので、ツーリング中はPriori2にテザリング接続するようにしたい。
まずは一度テザリングで接続した後、BluetoothAutoConnectの設定画面をちょこちょこっといじっていく。

あまり深く調べてないけど、とりあえずおすすめのセッティングは図の通り。





BluetoothAutoConnectをスマホナビ向けに設定
SetLastDeviceは最後に接続した機器を記憶して、自動接続のときはそいつに接続しにいくようにするもの。
チェックを入れて、接続して、チェックを外すと接続したデバイスを記憶して、BluetoothAutoConnect動作時にそのデバイスに接続しに行くようになる。(たぶん)

Profileはいいとして、Devicesはペアリングしたデバイスが一覧で出てくるので、BluetoothAutoConnectで接続に行く機器、接続に行かない機器を指定することができ、またデバイスごとにProfileを指定することも可能だ、(たぶん!)
普段はiPhone(ソフトバンク)とPriori2(DocomoMVNO)とペアリングしておいて、ソフトバンクが使えるときはiPhoneに接続させているが、バイクで出かけるからには田舎へ行くわけでソフトバンクでは電波がだめなので、200kbpsと遅くても地図くらいならなんとかなるしPriori2にしか接続に行かないようにしている。
チェック外してても接続しに行くときあるけど・・・・w
このへんの動作はよくわからないが、まぁこんな感じだw






BluetoothAutoConnectの設定画面
次にEVENTSとCONTROLを設定する。
これはどういう時にアクションを起こすかというのを指定している。
BluetoothONになった時、ScreenONになった時、ControlOn(次の項目で指定)がONになった時、といった具合。

今回の目的を達成するには給電された時=ScreenONになった時に自動的にテザリング接続にいってくれればいいので、ScreenON=チェック有りにすればOKだ。
ただしこいつはBluetoothが無効になっていると起動まではしてくれない。
Bluetoothは常に有効にしているのであまり関係はないが、念押しでControlONにチェックを入れて、下の項目のControlのChargerControlをEnable Bluetooth When Charger Connectedにチェックを入れておく。

そうするとこいつの動きは、給電開始→Bluetooth起動→テザリング接続 という流れになるので、イグニッション連動で自動的にデータ通信が可能になる。


尚、ヴィジェットでBluetoothAutoConnectを出しておくと、ConnectNow!というデフォルトの名前のヴィジェットができるが、これをタップすると手動でイベントを実行することが出来るので、電源連動ではなく普段使いとしてもとても便利だ。





③地図を自動で起動する
充電サポートプロ(100円) というアプリを使う。
回数制限のあるお試し版があるのでまずは試してみるといいだろう。
こいつは給電開始、終了のときに特定のアプリを起動させるというもの。
とりあえず今回は降雨状況をリアルタイムに見られるようにヤフー地図を指定してみる。
充電サポートプロで地図を自動起動






④給電中はスリープに入らない、画面を暗くしない
通常、操作がなければ●分でスリープに入るという設定をしている人が多いだろう。
Android標準では給電中でもスリープに入ってしまうので、それを阻止する必要がある。
さらに機種によっては一定時間を越えるとスリープに入らなくても画面を暗くするという余計な機能を持っているものもある。(au Quatab01ってやつ!)
そこでこれらを一気に解決できるのが、Backlight Switchというアプリだ。
なんかAndroid5以降は対応してないとかレビューにあったけど、手元のQuatab01(Android5.1)では動作してくれている。

こいつが優れているのは、スリープに入らない設定をアプリごとに指定が可能で、さらに"充電中"をキーにすることもできる。

早速設定してみよう。
一番上のスイッチにチェックを入れると有効になる。
Auto設定の「アプリケーション選択」で、"充電中"にチェックを入れるだけ。
他はデフォルトでOKだ。
Screenshot_2016-03-05-16-46-35-2222-resize.jpg




そうすると充電中は電源ボタンを押さない限りスリープに入らず、またQutab01の致命的な欠陥とも言える勝手に暗くなる現象も改善することができた。
ちなみにQuatab01は車でナビの補助として使おうと検討中で、今回のLGL22と全く同じことをしている。


これで準備は完了!!

イグニッションに連動するアクションをまとめると・・・・

①自動ロック解除はできないのでアカウントを消して盗まれてもOKな状態にしてロック無しにする。
②BluetoothAutoConnectで給電に連動してテザリング接続しに行く。
③充電サポートプロで給電に連動して好みのアプリを起動させる。(地図や音楽、ラジオ等、複数指定もOK)
④Backlight Switchで給電中はスリープに入らない&画面を暗くしないようにする。



という流れだ。
これでスマホがほぼ普通のナビと同じ動作をすることになる。


動作テストしてみる



条件は最も悪い状態、Bluetoothオフ、地図も起動してない状態でスリープ。
USBを接続すると以下の画像のように進んで、Yahooマップが起動するとほぼ同時にBluetoothもテザリング接続が完了している。
給電開始から起動完了まで8秒程度とMCN46siと同じくらいで利用開始が出来る。
そして数十分放置してもスリープに入らず、画面輝度も低下しなかった。
完璧な動作だ!
給電開始で、自動Bluetooth接続、自動地図起動




地図の選び方



mappu画

ここまできたら後はお好みで決めることばかりだ。
今回僕が望んでいる機能は、広域にしても道路が表示されることと、天気や渋滞情報をリアルに知りたい、この2点。
見た目は標高などの地形がわかりやすいヤフー地図が一番好きで、主に雨雲情報を知りたいので基本はヤフー地図を使う。
帰宅時は渋滞情報を知りたいのでGoogleマップかな。
そしてもちろんこれらはインターネットに接続してないと得られない情報なので、圏外に行くと役立たずとなってしまう。
メインのMCN46siがあれば十分なんだけど、遊びで購入したダウンロード型のMapFanも併用してみると面白いかもしれない。



SIM無しでどれくらいの位置精度なのか?


去年台湾にいったときはPriori2のGPSが散々でないよりはマシ程度だった。
LGL22はPriori2よりはだいぶ良くて、十分使えるレベル。
障害物の無い場所だと誤差は2m程度で、GPSをつかむまでも非常に早い。
ビル等障害物が多い場所だと少し位置がずれるが専用ナビと比較しても大差は無く、実用に耐えうるだけの性能をもっている。
若干左右にふれているがかなり正確な位置だ。



バイクに取り付けよう


さぁようやく準備が整ったので取り付け開始!
マウントはアマゾンでこれの類似品を購入。



裏のネジを回すと四方のアームが一斉に伸び縮みして7インチくらいまでのスマホ等を取り付けができる。
またアームは弾力があるので、一回大きさを決めればアームを曲げてスマホを付け外しが可能だ。
アームの先は籠のようになっていてスマホの四方をがっちり押さえてくれるの、とても安定感がある。
スマホをバイクのハンドルに取り付け





車体への取り付けはホームセンターのステーを適当に曲げたりしてつけている。
見てくれは悪いけど、今更僕のVFRにスマートさを求めてはいけない。
P1010895-resize.jpg




横からみるとわかりやすいが、ステーを無理やりホルダーのネジの間に挟みこんで共締めしている。
P1010903-resize.jpg




LGL22のステレオ出力ポートと干渉するためホルダーの一部を切り取っている。
P1010907-resize.jpg




イグニッションに連動しているUSBケーブルを接続。
さらにスマホの音をB+com Stationやメディアサーバーに取り込みたいのでステレオミニプラグをスマホの音声出力に接続。
さらにさらに、スマホとMCN46siの有線音声出力をミキサー(バード電子DJ7BK)で混ぜて、どっちの音声も聞こえるようにする。
さらにさらにさらに、ミックスした音声を個別に音量調整しながら2回分岐させて、一つはStationへ、一つはメディアサーバーへ、最後はBluetoothトランスミッターへ出力している。
これでStation(6人)、メディアサーバー(3人)が、MCN46siのナビ音声や音楽、スマホのラジコ等を同時に聞けるし、一人のときはBluetoothトランスミッターでA2DPの高音質で聞くことができる。

うーん、我ながらやりすぎだと思うw
配線は全てサイドカウルに突っ込んでおしまい!
P1010898-resize.jpg




さぁ取り付け完了!
試しにイグニッションをオンにすると・・・・ででーーん!!バッチリ!
音楽も若干ノイズが増えるものの、B+comStationとメディアサーバーならミックスして聞こえる。
音声案内と音楽(音声案内に連動して音量ダウンしてくれるため)はMCN46si、ラジコを聞きたければスマホから、という構成で楽しめそうだな。
反射が強いので直射日光を浴びるとLGL22では厳しいが、それ以外なら十分な輝度を確保しているのでよく見える。
それに画面が大きいし精細で見やすい。
ヤフー地図で降雨情報、Googleマップで渋滞情報が見れるし広域地図にしておけば現在地を把握しやすいし、完璧である。
スマホナビとバイク用ナビの両方を取り付け




ただ2点問題があることが発覚。
いずれもなんとかなると思われるので気長に解決していきたい。

①Bluetoothトランスミッター(内蔵バッテリー駆動)のみ、スマホに給電をするとノイズが発生する。
グランドループっぽくノイズがすさまじいことになるので、スマホでラジコ聞くなら車体からMCNの音声出力を接続したままではスマホに給電はできない。
タンクバッグのモバイルバッテリーからスマホに給電しようかな。
まぁこんなシーンめったに無いからいいんだけどねw
Stationやメディアサーバーでは問題ないだけに不思議。


②スマホとMCN46siの音声をミキサーすると、スマホの音量が半分くらいに下がる。
MCN46siの音量はかわらず。
なのでスマホの音量をあげるしかないのだが、イグニッションオフにしてMCN46siの電源が先に切れるとスマホの音量が元の状態にまであがって爆音となる。
ミキサーで混信してるのかな?
先にスマホがスリープに入ってくれれば問題は無いので、アプリで断電したら10秒以内(MCNが10秒)にラジコ等の音声を出力するアプリを停止するようにできないか探し中。→できたので下に追記!



2016/3/12 追記 Taskerで自在に操れる!



音量がかわってしまう事は解決してないが、アプリを使って電源断になると指定時間内にアプリをシャットダウンさせることができた。
それと充電サポートプロではなく、少し値が張るがもっと強力なアプリを購入してみたので記載する。

上記2点を一気に解決できるのが超有名アプリ Tasker(399円) 
有志による日本語wikiが用意されるなど、Androidヘビーユーザー御用達の超アプリだ。
超有名とか書いておきながら知らなかったんだけどw

設定に少し癖があるがやり方を覚えれば初心者でも相当なことができる。
例えばGPS位置情報を取得しておいて、自宅に近づくとwifiを有効化して自宅のwifiと接続させる。とか、この程度は初級レベルの内容でディープにやると相当なんでも自動化できる。


というのはまぁ置いておくとして今回設定したのは以下の2点。
①USB給電されたらヤフー地図(Googleマップ)を起動する。
②USB給電が終わったら4秒間給電が無ければラジコやオーディオプレイヤーを強制シャットダウンする。




詳しい設定はwikiなどを参照していただきたい。
ここではどう設定したかだけを記載する。
まずTaskerは どういう条件で起動させるか?=Profile と、何をどう動かすか?=Task という概念の組み合わせで動作する。
なので、ProfileでUSB給電されたら、Taskでヤフー地図を起動する。という感じだ。


①USB給電されたらヤフー地図(Googleマップ)を起動する設定は以下の通り。
項目は、ProfileのPower→Powerで給電されたら。という条件になる。
TaskはApp→LaunchAppで指定アプリを起動する。

Taskerでバイク用ナビへ改造する設定




②USB給電が4秒間途絶えたらラジコやオーディオプレイヤー等を強制シャットダウンする。
こっちは少し複雑な組み合わせが必要だ。
走行中にコネクターが緩んで瞬間的に給電が途絶えることを考えて、4秒間給電が途絶えたらという条件をフラグをつけて管理する。
正確には4秒間ずっと途絶えたらというわけではないが、概ね目的は達成できているのまぁ良し。


二つのプロファイルでコントロールする。
A)給電が途絶えたらTasker内で「1」というフラグをたて、給電が開始されたら「0」というフラグをたてる。
B)給電が途絶えたらwait1秒→wait1秒(1というフラグが立ったら実効)→wait1秒(1フラグで実行)→wait1秒(1フラグで実行)→Greenifyを起動してラジコを強制シャットダウン(1フラグで実行)→wait1秒(1フラグで実行)→Greenifyを起動して・・・・をシャットダウンさせたいアプリの分だけ繰り返す。

どういうことかと言うと、A)は給電終了と開始でフラグをたてるだけ。
B)も給電終了で起動するが、二回目のwait以降は全て1というフラグがたっている時だけ実行されるので、瞬断でB)が起動しても1秒後、2秒後、3秒後のwaitやGreenfyでアプリを強制シャットダウンも、全てフラグ0のため起動することなく瞬間的に全てが終わる。
逆にずっと給電停止状態でればフラグ1がたっているので、全て順番に起動してアプリが強制シャットダウンされる。という仕組みだ。

尚、アプリ強制シャットダウンはTaskerからでもできるが、rootをとる必要がある。
そこでTaskerからGreenifyのプラグインを直接呼び出してアプリを終了させている。


では順番に設定しよう。


A-1)給電が途絶えたら「1」というフラグをつける。

ProfileのPower→Power SourceはAny、Invertにチェックを入れる。
※Invertとは逆の条件という意味。チェック無しだとPowerオンで発動、チェック有りだとPowerオフで発動、となる。

TaskのVariables→VariableSet 
名称は何でもわかりやすいものでOKだが先頭に%をつけることと、次の最初の文字は大文字でなければならない。
Toにどんなフラグにするかだがこれも何でもOKだけど、複雑に組まないなら0か1かのフラグが良いだろう。
DoMathsにチェックを入れると数字として認識するようになり、チェックがないと文字として認識する。
これもどっちでもいいんだけど、とりあえず全部数字で認識させるほうが楽かも?
今回は %Power というフラグ名称で1か0を指定する。

Screenshot_2016-03-12-22-39-45-resize.jpg





A-2)給電が復活したら「0」というフラグをつける。

今度はA-1で作ったTaskを戻す動作をさせるようにする。
ProfileからA-1で作ったTask(ここで言う給電停止)を長押しして、AddExitTaskを押すと左に戻るタスクが追加される。
あとはA-1で作ったTaskと同じようにして Toを0に指定することで、 %Power というフラグが0になるようにした。

Screenshot_2016-03-12-22-39-45end-resize.jpg





B)給電が途絶えたら4秒待ってアプリを強制終了する。

新しいProfileを作成し、Power→Power SourceはAny、Invertにチェックを入れる。

TaskのTask→Wait Secondsを1にする。
TaskのTask→Wait Secondsを1にし、一番下のifで、 %Power ~はMatchesを指定し、一番右に1を入力。
これは、「もし%Powerフラグが1だったら実行する」という事を意味している。
この後作るものは全て同じ条件を入れる。

最後にGreenifyの起動だが、Plugin→Greenify→直ちに休止 を指定して、Configurationでアプリを指定、ifで上に同じ%Poweroff 1 を指定する。
最初の1秒waitにifを入れないのは、A-1が起動するより早くBが起動してしまうとフラグ1が立つ前に全て終了してしまうかもしれないからだ。
なので、1秒待ってからifで%Poweroffフラグを見て判断するという待ち時間を設けている。
また、Greenifyの強制終了には0.5秒くらい時間がかかるので、複数のアプリを終了させる場合は間にwait1秒を挟んでおいたほうがいいだろう。

Screenshot_2016-03-12-22-37-15-resize.jpg





以上の設定で、4秒電源が落ちたら特定アプリを停止させるという動きになる。
音楽やラジコをわざわざとめなくても大丈夫なので、つけっぱなし放置するにはいいかもしれない。




ここまでの感想


スマホ自体は高性能でさくさく動くしアプリでカスタマイズできるというのはとても有りがたい。
なんといっても市場規模がバイク専用ナビの数万倍あるスマホ市場。
車用ナビもスマホナビに押されて後退しているというのもわかるなぁ。

それにスマホ自体が超高性能なのにその市場規模や日本の特殊な販売方法によって、中古品が激安で出回っているため、やろうと思えば安価に何でも出来てしまう。
すげえ時代になったもんだぁ。


あとは実走してみてどうか、真夏の炎天下に耐えられるかだ。
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