■2015年12月19日 (土)
もう2016年になってしまったけど、この記事は2015年の12月に行った時のことだ。今回は嫁と嫁友のY君(YZF-R25)の3台で伊豆ぐるっとツーリングだ。Y君は2年前に北海道で2日一緒して以来、しばらくぶり。というのもニンジャ250を売ってバイクを降りていて、数日前にR25で復帰したところ。まだバイクも本人も慣らしが終わってないので、のんびりツーリングの予定。
AM6時に自宅を出発。第三京浜と横浜新道を使って国道1号へ。ところで、詳細な情報が出てこないが、4月から第三京浜/横浜新道が鬼値上げされるらしいじゃないか・・・・。しかも1区間からいきなり最大金額(390円)となる一律にするとかなんとか。料金所の設備は整っているのに?第三京浜は国道1号のバイパスなのに、圏央道への誘導の巻き添えをくらうことになりそうだ。現段階では政府(官僚)の案ではあるがネクスコ東日本が難色を示しているようなので、ネクスコには是非がんばって欲しい。
7時すぎに西湘バイパスの西湘パーキングに到着してY君と合流。B+comをヘルメットに取り付けていざ出発。
R25かっこいいなー。大型SSと同系統のデザインで質感もいい。4気筒にどっぷり浸かった世代なので、SSの外見に2気筒の音はなんか違和感を感じてしまうけどもw
根府川からいつもの県道740号で軽く肩慣らし。しかし最近この辺よくくる。というのも、本当は久しぶりに房総半島にしたかったのだが、峠がないと嫁が嫌がるから真冬に他に行ける場所ないし伊豆にしたわけだ。峠でぶっ飛ばし症だから困る・・・。
Y君、久しぶりでもなかなか良いペースで走れてるんじゃないかな?
国道135号に戻ってひたすら南下すること1時間ちょっと。伊東マリンタウンに到着して一休み。初日の出をどこで見ようかと調べていたら、どうやらここの温泉につかりながらおがめるらしい。料金は特別価格で1500円と高いけど、1年に1回のイベントだし良いんじゃないかなーと。でも、絶対混むよねwで、実は初日の出はこの先まで行ったんだけど、朝の5時にこの広い駐車場に入れず大渋滞を起こしていたw前日から車中泊必須のようだ。
伊東マリンタウンから走ること30分。大室山に到着。伊豆ってあまり観光したことが無くて、ここに来るのは初めて。写真みたときなんかすげーーー!と思ったけど、本当にすごそうだw
リフトは往復500円とリーズナブル。登山道はないのでリフト必須。
山頂からの眺めは絶景!の一言!木がなくてなだらかなため、遊歩道と斜面の境が無くて一体化したような不思議な光景だ。東には伊豆大島、北北西には富士山、眼下に広がる森と市街地。こんなすごいところだったとは思わなかったな。
丘陵の先が太平洋というコントラストがいいね。
中央は火山だったのかへこんでおり、アーチェリー場が設営されている。
ぐるっと一周20分で、多少の勾配はあるが散歩みたいなものだった。
上も下もリフト乗り場にはしっかりと土産屋を通るような構造になっており、商売魂を感じるw
くだりのリフトも迫力があって楽しい。高いところが苦手な人にはちょっと嫌かも?
大室山を堪能したら昼食だ。大室山から1時間ほど南下した下田に向かう。他に良い道がないのでずっと国道135号を使うが、このあたりの海岸線は気持ちが良い。交通量は多いが流れは良くて景色も素晴らしい。
下田の街中をちょっとまよって・・・・
食事処なかがわ に到着。まぁいつものごとく食べログで気軽に入れる評価のいいところを検索してきただけだけど、ツーリング仲間から名前を聞いたことがあるのでライダーには結構有名。店の前に広めの駐車場があって、ツーリングチームらしき集団10台くらいが先に来ていた。
伊豆といえば金目鯛の煮付け らしいんだけど、お値段が高いのとアジが好きなので、僕とY君はアジたたき定食を注文。1300円だったかな?嫁は海鮮丼、1700円くらい?まぁアジのたたきで味の差が如実に出ることはないが、美味しかった。お値段はちょっぴり高め。
Y君は転職したばかりでライフプランナー、いわゆる保険の販売員になるべく勉強中だとか。僕は趣味で税金から保険、クレジットカードなどなど、一家の家計を預かる身として勉強しており、話が盛り上がる。あ、全然ツーリングと関係ないけど、クレジットカードならダントツでREXカードがオススメ!一律1.5%の現金還元(支払い額が値引かれる)という無駄の無さが他を圧倒している。
ろくに使えないポイントとか、●●で利用するとポイント2倍!!(でもベースは0.5%)とかより効率が良いわけだ。用途にあわせてクレジットカードを作ってもポイントなんて忘れて破棄されることが多い。店のポイントカードも同じ。そのポイントを忘れないように一生懸命使おうとなんやかんややる時間が無駄だし、よっぽど何かに特化した消費の仕方でもしない限りは、REXカードをメインにすると良い。クレジットカードにブランドを求めなければね!wと、Y君と盛り上がったりしたわけ。でも昨年1.7%から1.5%に引き下げられたので、ちょっと魅力が減ったなぁ。
さらに南下して最南端の石廊崎を目指す。下田から西へ向かう人は県道15号を使うだろうし、観光客ならここで引き返す人も多いので、石廊崎への道は全体的に空いている。
県道16号で弓ヶ浜海浜公園の分岐点で川を渡れば最南端はもうすぐだ。
石廊崎は入り組んだ内湾となっており、駐車場付近は漁港と一緒になっている。さすがに12月になると観光客が少ないようで、有料駐車場の手前にあるトイレ前に無料で駐車できた。
駐車場から突端までは歩いて15分くらい。この険しい入り組んだ内湾が愛媛の南予地方を髣髴とさせる。あ、僕は東予地方の今治出身だけど。結構急なのぼりだったり、昔は栄えていたんだろうなぁという観光施設も今はさびしくたたずんでいる。
到着するとびっくり!うわぁすげぇ!!
神社?なのか岩の間に建てられており、今にでも上も下も落ちてしまいそうな感じ。
お守りの販売もしているし、尊堂?の背後は岩がむき出しだ。厳しい潮風に吹かれても一枚の木とガラスで遮られているだけでとても暖かい。
突端には絵馬が飾られていた。初めてきたけど、大室山に続いてここもすごかったなぁ。近場過ぎて見過ごしていたよ。
良い時間になってきたので戻ったら西回りで帰宅に向かう。といってもまだ最南端。西伊豆スカイラインを走って帰りたいけど何時になるかな。高速が無いから結構時間がかかるのだ。距離は短いが国道136号線、通称マーガレットラインは適度なワインディングになっている。
松崎の付近は断崖絶壁を走るスリリングな1.5車線。工事をたくさんしていたので拡張されるのだろうけど、安全運転でいこう。
給油した後、西伊豆町で県道59号に入って西伊豆スカイラインに向かう。
最初のほうこそ快適な2車線だが、徐々に狭くなっていって・・・・。
1車線になる。道はそれほど荒れてないが見通しが非常に悪いので対向車には注意しよう。
30分くらいで西伊豆スカイラインの南端に合流。右に行くと北上できるのだが、すぐ下にある西天城牧場の家へ向かうためいったん左折する。
15時までの営業でよく間に合わないのだが、今回はギリギリ間に合ってソフトクリームを食べれた。Y君曰く、このソフトクリームはめちゃくちゃ美味しい!とのこと。僕は相変わらずソフトクリームのよしあしはわからず、全て美味しいと感じるのだったw
テラスもあるので昼にきて一休みするのもいいね。
フリーダムに駐車されたバイクw
黄色く見えるのはだんだん日の入りが近づいてきていて、空が真っ赤に染まり始めているから。西伊豆スカイラインは相変わらず素晴らしい道だ。伊豆スカよりはるかにこっちのほうが楽しい。
途中の駐車場から見える夕日。この日は愛用のコンデジCanonS120が行方不明で昔のデジカメを引っ張り出してきたので、どうも逆光で綺麗に撮影できない。残念。
空は既に真っ赤に染まっている。
さらに少し北上したあたりで日没を迎えた。右下に見えるのは土肥の町。
完全な日没と同時に一気にあたりは暗くなる。水平線に隠れるとこのギャップがすごい。
シールドをクリアにかえて帰宅に向けて出発。一気に暗くなって気づいたらあたりは真っ暗。
修善寺から先は沼津から東名か、1号で小田原に出るか、県道80号と19号で綱代に出て小田原に出るかの3択。時間的には沼津だろうけど、そんなに寒くないしナイトランを楽しみたい気分だったので県道80号と19号で綱代に出ることにした。県道はどちらも概ね2車線で、伊豆スカの山伏峠までのぼるが路面の状態が良くて楽しい。
80号は途中1車線の部分もあるけど対向車が皆無に近いので快適。
峠付近は短いけど中速コーナーがいくつかある。本当は時間があればもう少し北にある富士見パークウェイを走りたかったが、予想通り?遅くなったので諦めた分、ちょっとここで楽しめて良かったな。
綱代からは国道で小田原まで北上。交通量が多いので思いのほか時間がかかるのは仕方ないところ。途中の休憩なしで修善寺から小田原まで1.5時間くらいかかった。伊豆縦貫道で国道1号から箱根新道のほうがだいぶ早かっただろうな。
小田原で一休みして小田原厚木道にのって一気に帰宅。伊豆は近いけど最南端までいくと高速はないし一般道は時間がかかるので、行ってみるとすごく遠くまできた!という感じがする。だいたい、伊豆スカと西伊豆スカイライン、いっても川津あたりまでなので、最南端もたまにはいいな。高速はあったらあったで便利なんだけど、遠くに来た感がしなくなるので、これ以上伊豆縦貫道を延長されないほうがツーリングライダーとしてはいいかもしれない。
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