• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

アライ、ショウエイ、OGKフルフェイスの比較

インカム記事を書くためにアライ、SHOEI、OGKのヘルメットも購入して試してみたので、この経験を活かしてヘルメットの特長をまとめる。

フルフェイス、システムヘルメット、ジェットの3項目に分けて記載する。

 

ヘルメットの選び方

まずは形状による違いを把握し、自分の用途にあるカテゴリーを選ぼう。

その次にオプション機能や被り心地等で製品を選ぶことになる。

 

 

形状による違い

ヘルメットの形状は一般的に6種類に分けられ、それぞれメリット、デメリットがあるので紹介する。

尚、近年はアウターもしくはインナーのバイザーがついた製品が増えてきている。

フルフェイス、システム、ジェットいずれにもあるので、バイザーに興味のある方は次の項目も参照していただきたい。

 

フルフェイス

DSC00506.jpg

顎の部分まで覆ったタイプ。

見た目どおり防御性能はダントツNo1、見た目によらず快適性もNo1。

顎下からの巻き込み風や風切り音が少なく、長時間走行すればするほど疲労の蓄積具合に差が出てくる。

そのため、長距離移動を前提としたバイクに乗る人はほとんどがフルフェイスを利用している。

 

反面、下方への視界が狭いため、圧迫感が嫌な人はフルフェイスを快適だと思わない場合がある。

また重めの製品が多いこと、夏場の渋滞では息苦しさを感じること、ヘルメットを被ったままコンビニ等に入ることは防犯上の問題で不可なので気軽さにかける。

 

僕はツーリングはもちろんフルフェイスだけど、最近ではスクーターで買い物に出るのにもフルフェイスを利用する事が多い。

たまにクルーザー(アメリカン)やスクーターはジェット(オールドルック)や半帽がかっこいい、フルフェイスはダサイという話を聞くけど、全くそんなことはない。

安全性を重視してフルフェイスを選択する姿はかっこいいと僕は思う。

※他の形状を否定するわけではありません。

 

 

オフロード向けフルフェイス

オフ用メット

普通のフルフェイスに近い防御性能を持たせつつ、前車の泥跳ねが付着しないようにするバイザーがついていたり、口元に余裕があって巻き上げた土を吸い込まないようマスクをつけられたり、オフロード向けの装備となっている。

オンロードではやはり普通のフルフェイスのほうが快適なので、オンロードがメインのツーリング時にはオフ車でも普通のフルフェイスを被って来る人も多い。

 

 

ジェット

DSC01016.jpg

一般的なジェットヘルメット。

上下の視界が広く開放感があり、フルフェイスより軽いという特徴がある。

被ったまま軽く飲食したりタバコを吸ったりコンビニに入ったりできるので、近場用のサブヘルメットで使う場合も多い。

欠点は顎の防御性能が低いことと、巻き込み風や風切り音や多く長時間の走行では疲労がたまりやすいこと。

ツーリング用としても使えるが、近場利用に割り切ったほうが良いと思う。

 

 

システムヘルメット

DSC00723.jpg

見た目はフルフェイスに近いけど、顎の部分から持ち上げられるタイプ。

フルフェイスとジェットの良い所取りをしたもので、一応被ったままコンビに等に入れなくも無い。

ただ、顎の部分の防御性能はフルフェイスより劣る可能性が高く、重量もフルフェイスよりさらに重い。

 

見た目はフルフェイスがいいけど、被ったままコンビニに入りたい、コーヒーを飲みたい、タバコを吸いたい。

そういう人に向いている。

 

 

ジェット(オールドルック)

shoei_freedom.jpg

アライ、SHOEIからも発売されているが、帽体とライナーの構造が一般的なジェットと異なり薄いため軽量かつ小型で、その分防御性能が低い。

バイク用ヘルメットとしての利用はできない装飾品として売られているものもあるので、必ずJISを取得しているか確認しよう。

クラシック(SR400等)、クルーザー(アメリカン)等に乗っている人がよく好んで使っている。

シールドはボタンでとめて、固定式のものが多い。

高速走行時は飛び石や虫アタックで顔を怪我する事もあるので、シールドは付けておこう。

 

 

半帽

半ヘル

50cc未満の原付1種で利用可能なヘルメット。

防御性能は最低限。

50cc未満なら法律上OKだけどおすすめはしない。

 

 

一個だけ買うならフルフェイス

買うならフルフェイス

どうしても閉塞感が嫌だとか、被ったままタバコを吸いたいという特定の条件が無ければ、フルフェイスのみで良いと思う。

二つ目を購入するなら買い物用にジェットがあれば良いかな。

フルフェイスを被っていたから怪我が大きくなったという可能性は0ではないけど、フルフェイスを被っていたから軽減できた、という可能性のほうが遥かに大きいはず。

30km/hでもアスファルトに頬ずりすれば、とんでもない怪我になることは想像できるだろう。

 

万が一があった場合でも後悔しない装備を整えておこう。

あわせてプロテクターについても参照していただきたい。

 

ヘルメット選び7つのポイントとあまり気にしないで良いこと

ここでは公道での利用を想定して僕なりの選び方についてまとめる。

初めて購入する人は見てもらえればと思う。

クリックすると開閉します

基本的なこと

サイズ、形が自分の頭にがあっているか?

DSC00599-22.jpg

何よりこれが一番大事。

製品選びよりもサイズが重要だ。

長くなるので詳細については次の項目で紹介する。
サイズ選びの項目へ

安全性をどう考えるか

次の項目にも記載するが、アライ派、SHOEI派による論争は永遠に続くのではないかと思うくらい判断材料に困るテーマだ。

個人的には、アライ、SHOEIはもちろん、OGKとYAMAHAもフルフェイスやジェットといった各カテゴリー内では最高レベルの安全性がある。と、会社そのものを信用して判断している。

詳細は次の項目をご参照いただきたい。

 

 

 

重量は少しでも軽いほうがいい?

もし同じ防御力を持つのであれば、少しでも軽いほうが良いのは間違いない。

傾向としてはSHOEIやOGKは軽く、アライは重い。

フルフェイスで1300g~1700g、ジェットで1200g~1500g、システムで1600g~1900gとなっている。

100g程度の差でも被った瞬間に違いを感じられるくらいなので、一日走ってみると首の疲れが違ってくる。

ただし、慣れれば案外平気なものなので、被り心地や機能性を優先したほうがいいだろう。

ちなみに、インカムの重量は80g~150g程度だ。

 

 

 

ベンチレーション

DSC00390-22.jpg

サーキット向けは前傾姿勢が強くて速度域の高いところで効果を発揮し、公道向けモデルはアップライトな姿勢で公道を走る速度域で効果を発揮するようになっている。

 

例えばサーキット向けモデルのRX-7Xは長いディフューザー部分を風が通り抜ける際に、負圧を利用して後頭部から空気を強制的に排出するような仕組みで、速度が遅ければ負圧はあまり期待できないので性能を発揮しきれない。

またその大きなディフューザーは風切り音を発生させやすい。

 

価格、低速域での性能、静音性を考えると、公道向けモデルのほうが良いかもしれない。

 

 

 

静音性はどうか

アライ、OGKはうるさい、SHOEIは静かと一般的には言われている。

が、僕が被り比べた限りでは、アライ(アストラルX)とSHOEI(Z-7)の差は微々たるものだった。

むしろアストラルXはアウターバイザーをつけておいてよくこれだけ静かにできたなと思う。

OGKも2017年に発売されたエアロブレード5で上位2社に並んだ感がある。

 

ちなみに、2000年頃に発売されたアストロJと2004年発売のアストロTrの二つでは、雲泥の差があった。

アストロJはボトム部分を覆うネックパッドがなく、チークパッドと後部のシェル部分の段差が丸見えで、ここで乱気流が発生。

しかも耳元だったので高速ではかなりうるさく感じた。

アストロTrは現モデルでも踏襲されている平らなネックパッドによって乱気流が発生せず、また密閉性が高まった事で音が入り込みにくくなっており、初めて被ったときは感動したことを覚えている。

 

 

 

付加機能

バイザーの使い勝手は?

DSC00392-22.jpg

ここ数年、インナーまたはアウター式のバイザーがついたヘルメットが多くなってきている。

バイザーがつけばシールドの交換が不要になるし、トンネルに入った時等にもすぐに対応できてとても便利だ。逆に100g程度重くなるし、ヘルメットが大きくなったりするというデメリットもある。

 

アライのアストラルXでアウターバイザーを使ってみたけど、正直なところ、めっちゃ便利。

とってもおすすめ。

では、インナーかアウターかどっちがいいのか?

 

インナータイプのメリット

見た目がスマート

汚れにくい

 

インナータイプのデメリット

帽体が大きくなる

二重に曇るので視界が悪くなりやすい

 

 

アウタータイプのメリット

曇りを気にしなくていい

オプションで後付にしやすいので対応製品が多い

不要な場合ノーマルにできる製品が多い

 

アウタータイプのデメリット

見た目がちょっと不評(僕はかっこ悪いとは思わないけど)

風切り音が増えやすい

汚れやすい

 

 

インナータイプはメガネが利用できるか気になるところだけど、僕が試した限りではどれも問題なし。

アウタータイプは風圧が気になるところだけど、アライのアストラルXは常識的な速度で使う分にはほとんど影響を感じなかった。

ここで紹介するメーカーはちゃんと考えられているので問題ないと思う。

 

 

 

インカムの取り付けはできるか

ここ数年で爆発的に普及したインカム。

ヘルメットメーカーもインカムの取り付けには気を遣っているようで、最近のモデルはほぼ問題ないけど、念のため以下の事は確認しておこう。

 

①スピーカー取り付け位置

DSC00326-22.jpg

アライは交換式のチークパッドの発泡スチロール部分が耳にきていて、若干窪みがある。

それでも痛くなる人は思い切って発泡スチロールを削ろう。

※自己責任で

 

SHOEI、OGKは基本的に耳の部分はプラスチック素材なのだけど、かなりスペースに余裕があるので痛くなることは少ないと思う。

 

 

②インカム本体位置

DSC01045-22.jpg

インカムはヘルメット左のボトム付近に取り付けることになる。

だいたいどのインカムもシェルに挟み込むクリップベースと両面テープでの貼り付けベースが付属。

アライはシェルとネックパッドにスペースがあるためクリップベース、SHOEI/OGKは貼り付けベースで取り付ける事が多い。

 

インナーバイザーつきの製品はレバーが干渉しないか心配なところだけど、僕が確認した限りでは、最も取り付けにくい、場所が悪いと言われるOGK ASAGI(ジェット)でも、インカムの取り付けは問題なかった。

 

 

③ケーブルの取り回し

インカムのケーブルの長さとヘルメットの首周りのつくりによっては取り付けが不恰好になることもあるので、そのへんは以下のインカム記事を参照していただきたい。

 

 

その他あまり気にしなくても良さそうなこと

・空力性能ってどこまで実感できる?

確かにヘルメットによって違いはあるし、わずかでも優れているにこしたことは無い。

ただ、空力性能が良いといわれるSHOEI(Z-7)と、悪いと言われるアライ(アストラルX)でも、常識的な速度で走っている限りはほとんど感じられなかった。

僕が鈍感なだけとか、バイクによって違うというのはあると思うけど。

数パーセントの違いはあるにしても、日本の道路事情では気にしなくて良いと思う。

 

それより自分の頭にフィットしているかのほうがはるかに重要なので、フィット感を優先することをおすすめする。

 

 

 

サイズ選びはシェルサイズと内装調整幅が重要

メーカーによってある程度の傾向は同じだが、シェルサイズの数やフィット感を上げるための改良によって変わってくるので、試着はしたほうが良い。
またメーカーによって内装のスポンジを取り外して微調整ができる機能も備えているので、これらをフル活用しよう。

 

18年間のバイク人生でアライ、SHOEI、OGKのヘルメットを合計17個購入したが、時にはサイズ選びに失敗したこともあった。

そこから学んだ結果、シェルサイズと内装の調整幅を重視してサイズを決定している。

感覚を養うのは難しいし人に伝えることはもっと難しいので、論理的なサイズ選びを紹介する。

不安な人はPROショップに相談しても良いが、PROショップの人も「きつくないですか?」と聞くだけの人が多いので、何をもってきついのか?がわからなければ意味が無い。

僕なりに解説してみたので参照してほしい。

クリックすると開閉します

① 頭の角がライナー(発泡スチロール)に触れないか
最も大事な項目。
ライナーにに触れた時点でシェルサイズが小さく、内装変更の共用範囲を超えているので大きなシェルに変更しよう。
深めに被った時、わずかでも硬いものに当たったな。と感じたらNGだ。
僕の場合、後頭部左右の上のほうが出っ張っているので、必ず最初にここが当たる。
普段MかLのどちらかであれば、試しにSを被ってみれば、ライナーが頭に当たるとはどういうことか?がわかるので一度試して当たる感覚を覚えよう。

ライナーに触れないことが確認できたら次に進む。

 

 

② 被ったまま3分待って頭部に圧迫痛/圧迫感がないか
お店の人には一言いっておいて少し長めに被らせてもらおう。

3分で部分的な圧迫痛があれば論外なレベルだ。

圧迫感とは頭部まわりが締め付けられて、心臓の鼓動を頭部で感じ取れるようになること。

3分くらい被ると徐々に頭全体でドクン ドクンとくるのでこの感覚があったら即NG

鼓動を感じられなければ問題ない。

頭部パッドは調整幅が狭くシェルサイズの影響を強くうけるため、迷っているサイズがシェルサイズの境目だった場合は頭部を基準に決定しよう。

シェルサイズが同じ中で迷っているのであれば、頬パッドとの兼ね合いで決めて問題は無い。

 

また着脱時に耳が引っかかって痛いと感じるのはサイズの問題とヘルメット自体との相性の問題がある。

上のサイズでも痛いなら諦めて他のヘルメットを選ぼう。

これらをクリアしても丸一日ツーリングで被ると圧迫痛が徐々に出てくる場合もあるので、その時は内装変更で調整する。

 

 

③ 選んだシェルサイズで内装調整範囲を確認する
例えばアライの場合、シェルサイズと内装調整範囲は以下の通りになっている。

 

シェルサイズⅡ XS/S
シェルサイズⅢ M/L
シェルサイズⅣ XL

※シェルサイズⅠは子供用

 

SHOEIとアライはサイズ調整表が公開されているので以下のURLを参照していただきたい。

SHOEI サイズ調整表

アライ サイズ調整表

Mサイズ前後で迷っている場合と仮定すると、シェルサイズⅢ 内装サイズM とした場合、頬と頭部の内装はそれぞれ1サイズずつ下にも上にも変更が可能だ。
ただし頭部のサイズダウンは受注生産らしいので要問い合わせ。

これを僕の例に当てはめると以下のように考えてサイズを確定することができる。

 

 

サイズ選び、調整の例

僕はアライのMサイズを購入した時、頭部はちょうど良く頬が少しゆるかった。

Sサイズはシェルが頭に当たり、LはゆるゆるだったのでMサイズを選んだ。

購入後、やっぱり頬パッドが少しゆるいと感じたので25mmを購入し、がっつりツーリングで被ると夕方くらいから頬に圧迫痛を感じた。
アライはパッドのスポンジを剥がして微調整できるようになっているので、試しに剥がしたところちょうど良くなり、これだ!と言えるくらいのフィット感を得られた。

 

このように、致命的なシェルサイズだけは間違わないように購入し、あとは実際に走行して微調整をする、という流れが良いと思う。
いくら試着しても購入時に全てを確定させることはできない。
パッドは3000円くらいするが、後から好みの調整をするために発生しうる出費としてあらかじめ計算に入れておこう。

 

 

サイズ選びまとめ

・ライナーが当たったらNG 1サイズ大きいシェルへ

・3分で頭部に圧迫痛/圧迫感(鼓動を頭部で感じる)があったらNG 1サイズ大きいシェルへ

・頬パッドは調整幅が大きく頭部パッドは調整幅が狭いので、頭部を優先してシェルを決定する

・実際に走ってパッドで調整する

・サイズを大きくしても耳が引っかかったりする場合は諦めて他のヘルメットにする

 

 

 

安全性について

安全規格ロゴ

論争の絶えない、SNELL(アライ) 対 SHARP/ECE(SHOEI)について、気になったので自分なりに調べて考えてみた。

結論としては、本記事で紹介するメジャーメーカーなら何でも良いんじゃない?と身もふたもないものだけど、そこにいたるまでの経緯に興味のある方はクリックしてみてください。

クリックすると開閉します

 

■国内販売製品によく採用される規格

PSC(日本) 日本で販売する乗車用ヘルメットに必須の規格

SG(日本) 製品欠陥の場合の対人賠償が付帯される

JIS 1種/2種(日本) 高い防御性を必要とする規格 1種は125cc以下、2種は無制限

MFJ公認(日本) SNELLまたはJIS 2種同等 MFJ主催のレースで利用可能になる

SNELL(アメリカ) 民間団体による耐貫通に重きをおく最高レベルの試験

 

※PSC、SG、JISは基本全製品取得しているレベル

 

■国内販売製品ではほとんど採用されない規格/評価

ECE22-05(EU) 衝撃吸収に重きをおく最高レベルの試験

SHARP(イギリス) 衝撃吸収に重きをおく最高レベルの安全性評価

※メーカー持込ではなく、市販製品を適当に購入してテストするらしい。

DOT(アメリカ) 耐貫通に重きをおく国の規格でJISレベルらしい

 

この中でアメリカのSNELL陣営とヨーロッパのSHARP&ECE陣営で意見が真っ二つに分かれる。

SNELLは強固なライナーで頭部への外傷を減らす、SHARP&ECEは衝撃を吸収して脳へのダメージを減らす、という方向性で評価している。

安全性に対する考え方が違っており、僕のような素人にはどっちが安全性が高いのかはわからない。

昔はSNELLが最高といわれていたけど、ここ数年はSHARPが最も信頼できるという話をよく聞く。

ただし、注意点がある。

 

 

SHARPテストは英国内の製品を評価している

sharp-logo.jpg

SHARPは英国内で販売されている製品を評価しているものであり、英国と日本で販売されている製品が同一か否かメーカーは公式に発表していない。

 

つまり、SHARPの評価は日本で販売されている製品に当てはまるかは不明。

名前が同じでも地域によって仕様が異なる事はままあるので、公式発表が無い限りはSHARPの評価を直接製品に当てはめるわけにはいかない。

ということで、SHARPテストのサイトだけ紹介しておくので、興味のある方は各自で調べていただければと思う。

SHARPテストへのリンク

 

ちなみに、アライは側頭部が非常に弱く評価が低かったが、アストロプロシェードで5点満点中4点、RX-7Xは満点に評価を上げている。

 

 

安全性はどう判断するか?

JIS2種をとれていればOKだと思うけど、プレミアムヘルメットを買うからにはもうワンランク上の安全性がどうなっているのかを知りたいところ。

MFJは日本の主要なレースでの使用を公認するもので安全性的にはJIS2種レベル。

日本では他にSNELL以外に参考になる指標は無い。

 

で、結局のところ僕は、アライ、SHOEI、OGKでJIS2種を取得している製品なら安全性は最高レベル。

YAMAHAはHJCの信用度がわからないけどYAMAHAが供給するくらいだから十分じゃないかな?と判断している。

 

 

 

メーカーの傾向

SHOEI、アライ、OGK、メーカーごとの特色を紹介。

クリックすると開閉します

■SHOEI 軽くて多機能

SHOEIのロゴ

 

・欧州のSHARP/ECEを重視した防御性

※車のバンパーのようにぶつかって潰れることで衝撃を緩和することを重視しているため軽い

・帽体が大きい

※衝撃緩和のスペース確保のため?

・インナーバイザー等のギミックが多くモデルによって特色がある

※SHARP/ECEには形状の制約が少ないため自由に作れる

 

プレミアヘルメットシェア世界No1といわれる日本が世界に誇るメーカーの一つ。

MotoGPでの採用もアライ、AGVと互角で実績、ブランド力ともに最高峰。

2015年頃に国内シェアもアライを抜いてトップに。

 

全体的に軽い事とギミックが多くて多種多様な製品を販売している事がSHOEIの魅力。

ターゲットを絞って特化した製品が多いので、最適な製品が見つかるだろう。

他メーカーと迷ったらとりあえずSHOEIを選んでおけば間違いは無い、それくらい優れた製品を多数揃えている。

 

 

■アライ 伝統重視

アライのロゴ

 

・アメリカの民間団体SNELL規格を重視した防御性

※大きな衝撃や複数回の打撃に耐えられるよう硬く作られているため重い

・R75という独自の概念で丸みのあるフォルム

・帽体が小さい

・ギミックが少なくモデル毎による違いが小さい

※変わり映えしないので古いモデルでも古さを感じにくいのはある意味メリット

 

MotGPではアライ、SHOEI、AGV(伊)の3社が強く、実績、ブランド力ともに世界最高峰。

1989年にスクエアから発売された魔界塔士Sa・Ga(ゲームボーイ)に登場する最強の防具「アライのメット」は、本当にアライのことをさしていたそうだ。

ツーリング先の駐輪場を見る限り2000年頃まではSHOEIの経営不振も手伝って圧倒的なシェアだったが、近年はシェアを落としている。

SNELL重視とR75という独自概念で製品に多様性がないことが原因だと思う。

良くも悪くも頑固な会社。

 

僕はバイクに乗り始めてから18年間ずっとアライがメイン。

SHOEIも良いけど細かな点でアライのほうが好みの部分が多く、結局アライに戻ってきてしまう。

 

 

■OGK kabuto 豊富なラインナップでシェア急拡大

ogk-ロゴ

 

・機能の割りに安い

・スタビライザーやインナーバイザー、システムヘルメット等のギミックが多くモデルによって特色がある

・静音性がやや劣る

 

2000年頃はOGKなんて論外と思っていたけど、2010年頃には性能と品質を向上させながらも低価格を貫いて、第3メーカーとしてシェアを伸ばし始めた。

SHOEIの廉価版のような位置付けではあるが、SHOEIよりも先に空力特性と軽量化を追及しはじめるなど先鋭的だ。

ソリッドモデルとグラフィックモデルの価格差が小さいので、迷わず好きなデザインを選べるのは嬉しいところ。

インナーバイザー付きのkamui2と、軽量なエアロブレード5は値段の割りに性能が高く、気軽に使えるので普段のちょい乗りで活躍している。

しかし何故kabutoブランドを採用したのか。

OGKのほうがかっこいいのに。

 

 

■YAMAHA

 

・機能の割りに安い

・インナーバイザーやシステムヘルメット等のギミックが多くモデルによって特色がある

 

フルフェイスのRollBahnブランドと、その他のZENITHブランドがあるが、ほとんどがHJC(韓国)のOEMだ。

HJCは日本ではあまり目立たないがOEMで供給していたり、世界ではシェアNo1の実績がある。

※高価格帯のシェアはSHOEIがトップ

OGKよりさらに安く多機能で2万円以下の低価格帯をターゲットとする人に向いている。

街乗り特化のYJ-14やインナーバイザー付きフラッグシップのYJ-17が売れ筋でYAMAHAといえばZENITHのジェットというイメージが強い。

 

 

 

 

実機レビューによる個人的10点満点 評価

様々なカテゴリーの製品を購入し実機による評価をしているので、以下のリストにまとめた。

GT-AirとRYDはレビュー記事を書けてないのだが、一通りテスト済みなので掲載する。

10点満点で採点しているので参考にしてほしい。

 

  Z-7 GT-Air RYD ASTRAL-X エアロブレード5 KAMUI 2 ASAGI AFEED J NEOTEC2 KAZAMI
メーカー  SHOEI SHOEI SHOEI アライ OGK OGK OGK OGK SHOEI OGK
カテゴリー  フルフェイス フルフェイス フルフェイス フルフェイス フルフェイス フルフェイス ジェット ジェット システム システム
軽さ 9 6 8 4 8 4 7 9 2 1
大きさ 7 4 5 8 4 3 5 6 2 2
静音性 6 6 7 5 7 3 4 4 7 2
涼しさ 6 5 5 6 5 4 7 7 5 3
被り心地 8 6 8 7 9 5 6 6 9 4
空力性能 7 7 7 6 7 6 5 5 6 6
品質 8 9 8 7 6 4 5 4 10 5
インカム取付 4 4 4 8 3 6 5 6 2 6
機能性 5 8 5 9 4 7 7 6 10 10
ツーリング性能 9! 10! 8! 9! 9! 5! 3! 2! 7! 3!
街乗り性能 7! 8! 7! 6! 7! 8! 9! 6! 9! 6!
コスパ 5 6 5 4 8 8 7 6 6 7
総合評価 9! 9! 8! 7! 10! 6! 7! 4! 8! 6!
製品紹介へ    Z-7 GT-Air RYD ASTRAL-X エアロブレード5 KAMUI2 ASAGI AFEEDJ NEOTEC2 KAZAMI

 

インカムも実機レビューをしており、ヘルメットへの取り付けが容易か検証しているので、下記のインカム選びの記事も参照していただきたい。

では製品を紹介。

長くなるので下記をクリックすればジャンプします。

 

・フルフェイスの一覧

・ジェットヘルメットの一覧

・システムヘルメットの一覧

 

フルフェイスの紹介

SB6Xtest4.jpg

サーキット向けのモデルは200km/hオーバーの高速走行、SS並みの前傾ポジション時に整流効果やベンチレーションが最大限発揮されるように調整されている。

もちろん公道でも快適に使えるので気に入ったものがあれば購入して問題はないけど、価格が高いことと静音性に劣る事が多い。

公道向けモデルは前傾からアップライト、一般道から高速道路まで幅広いシチュエーションで性能を発揮するようになっているので、通常は公道向けモデルで良いだろう。

公道向け製品には軽量にふったモデルか、バイザー付のモデルの2つに分かれ、その中から自信を持っておすすめできる製品が3つあるので紹介する。

 

■フルフェイスのスペック表

  X-Fourteen Z-7 GT-Air RYD RX-7X ASTRAL-X XD RAPIDE-IR Vector-X Quantum-J HRinnovation RT33 エアロブレード5 KAMUI 2 FF-R3 YF-8 YF-7 YF-1C
メーカー  SHOEI SHOEI SHOEI SHOEI アライ アライ アライ アライ アライ アライ アライ OGK OGK OGK YAMAHA YAMAHA YAMAHA YAMAHA
SNELL規格 2015 × × × 2015 2015 2015 2010 2015 2010 2010 × × × × × × ×
MFJ規格 × × × × × × × × × ×
JIS2種規格
SG規格
シェルサイズ数 4 4 3 4 4 3 3 3 3 3 2 4 2 1
あご紐の形状 Dリング Dリング ラチェット Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング ラチェット ラチェット バックル バックル バックル Dリング
帽体の種類 AIM+ AIM AIM+ AIM+ PB-SNC2 PB-SNC2 PB-cLc PB-cLc PB-cLc cLc cLc ACT ACT TPS TPS ABS ABS PC
バイザー  × × × 外(OP) 外(OP) 外(OP) 外(OP) 外(OP) 外(OP) × × × × ×
発売時期   2017年4月 2014年4月 2013年4月 2017年12月 2015年5月 2016年5月 2017年1月 2013年2月 2017年3月 2012年1月 2014年2月 2014年7月 2017年6月 2015年9月 2010年4月 2015年1月 2013年6月
実売価格 5万円 3.8万円 4万円 3.5万円 4.7万円 4.7万円 4万円 4万円 3.9万円 3.3万円 2.8万円 2.9万円 2.7万円 2.3万円 1.4万円 1.6万円 1.9万円 1.2万円
重量
XS重量 1489g 1289g 無し 1357g 無し 無し
S 重量 1574g 1310g 1462g 1332g 1553g 1585g 1572g 1518g 1390g 1653g 1623g 無し
M 重量 1611g 1351g 1499g 1358g 1577g 1627g 1597g 1573g 1442g 1603g
L 重量 1664g 1385g 1524g 1464g 1591g 1612g 1555g 1554g 1389g 1650g
XL重量 1666g 1447g 1590g 1530g 1627g 1679g 1649g 1611g 1533g 1642g 1731g
XXL重量 1668g 1447g 1610g 1577g 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し 無し
製品紹介へ    X-Fourteen Z-7 GT-Air RYD RX-7X ASTRAL-X XD RAPIDE-IR Vector-X Quantum-J HRinnovation RT33 エアロブレード5 KAMUI2 FF-R3 YF-8 YF-7 YF-1C

 

■重量についての注意点

表記しているのは全て単色モデルで、グラフィックモデルは概ね20gくらい重い。

SHOEIは重量を公式発表しているのでその値を引用し、その他のメーカーはとある店舗で取材協力を得て全て実際に計測した重量を掲載。

ウインドガード等のオプションで装着するようなものは省いて素の状態かつ単色モデルの1つを計測しているが、プラスマイナス10gくらいの個体差は十分発生しうるものなので、20gくらいの違いは誤差の範囲と考えられる。

また、必ずしもサイズが小さければ軽いわけではない。

たとえばMとLが同じシェルなら、内装の厚みがあるMサイズのほうが重く、薄いLサイズのほうが軽い。

OGKはシェルサイズが小さくても重量が軽くなるとは限らない。

シェルの小型化はフィット性を高めることが第一の目的であり、軽量化は副産物であると推測している。

 

以上のことを留意したうえで参考としていただきたい。

 

 

 

おすすめのフルフェイスはこの3つ!

1位 OGK kabuto エアロブレード5

Z-7の独走にまったをかけたOGKの主力モデル。

帽体が大きいことと若干質感が劣ることを除けばZ-7同等以上の性能を持ち、値段はZ-7比 30%安の2.7万円。

ユーザーのツボをしっかり抑えており、売れない要素が見当たらない。

唯一の懸念点は顎紐がラチェットで好みが分かれることくらい。

2000年代後半からはじまったOGKの勢いは運が良かったのではなく、技術の蓄積によって生まれた必然の流れということをエアロブレード5で証明した。
エアロブレード5の紹介へ移動

 

 

2位 SHOEI Z-7

軽い、質感が良い、そこそこ小さい、そこそこ静か、そこそこ涼しい。
全てを高いレベルでクリアしており、2014年発売ながら売り上げトップを走り続ける名品。
エアロブレード5の登場で軽量ヘルメット総合評価トップの座は譲ったものの、高い人気を維持している。

迷ったらZ-7にしておけばOK!
Z-7の紹介へ移動

 

 

3位 SHOEI GT-Air

バイザー付きヘルメットNo1!

バイザーを内蔵することで帽体が大きく重くなってしまうが、補って余りあるバイザーの恩恵を受けられることを考えれば些細な問題だ。
GT-Airの紹介へ移動

 

 

SHOEI

Z-7は超名品だと思う。

迷ったらZ-7にしておけばOK!

SHOEI X-Fourteen 空力特性重視のサーキット特化モデル

X-14全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用

・密閉性、メンテナンス性、視界を向上させたCWR-Fシール/QR-Eドシステム

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・頬パッドも冷却する新ベンチレーション

・スピーカー設置の窪み有り

 

・SNELL2015

・MFJ

・JIS2種

・2016年4月発売

・実売価格 5万~6万円

 

前傾ポジションに特化したハイエンドモデル

SHOEIはSNELLよりもECEを重視した製品をラインナップしているが、サーキット向けモデルとして本製品はSNELL2015にも適合している。

高速、前傾ポジションでのヘルメットのブレを抑えるよう空力特性の向上に力を入れており、気流を良くするために後頭部のフラップが飛び出した独特のデザインとなった。

また新ベンチレーションの導入で、口元からの空気が頬パッド内を通るようになり、暑さを軽減する仕組みも取り入れている。

前傾のバイクでサーキットや高速道路が多い人におすすめ。

 

 

SHOEI Z-7 歴史に残る超名品 おすすめNo2!

Z7全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 AIM帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なCWR-1シールドシステム

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化

・SHOEIの中では帽体は小さめ

・全フルフェイスの中でもトップクラスに軽い

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2014年4月発売

・実売価格 3.5万~4.5万円

 

軽量、快適、小さい、超人気!

発売以来、圧倒的な人気で独走する主力ヘルメット。

SHOEIは帽体が大きくずんぐりとした印象が強いが、Z-7はアライよりわずかに大きい程度にまで小型化している。

当ブログでもレビューしている通り、軽くてシールドの密閉性が高く、少し息苦しさを感じるもののチンカーテンを取り付ければ最高レベルの快適性だ。

 

価格的にハイエンド一歩手前ではあるけどそれだけの価値があるので、3万円前後で検討している人はもう少し予算をあげてZ-7も候補に入れてはいかがだろうか。

 

SHOEI GT-Air ツーリング特化モデル おすすめNo3!

GTAir全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なCNS-1シールドシステム

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいラチェット式

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2013年4月発売

・実売価格 3.7万~4.7万円

 

ツーリングユーザーから熱烈な支持

SHOEIのフルフェイスで初となるインナーバイザー採用製品。(システム除く)

本製品は1500g程度で、アライのノンバイザーとほぼ同じ、プロシェードより100gも軽い。

ラチェットは慣れれば非常に簡単なのだけど、プレミアムヘルメットではDリングに慣れている人が多く賛否両論。

僕はOGKでマイクロラチェットも使っていて、最初は不便に感じたけど慣れれば便利で良いと思う。

曇りを防ぐピンロックシールドやチンカーテン等、ツーリングに欲しいオプションを標準で付属されている。

価格は少し高めだけど、追加購入するものが無いのでトータルで考えると安価だ。

 

 

SHOEI RYD 軽量スタンダード

shoei_ryd.jpg

特徴/安全規格

・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なCWR-1シールドシステム

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化

・SHOEIの中では帽体は小さめ

・やや軽量

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2017年12月発売予定

・実売価格 3.4万~4万円

 

大幅に進化したスタンダードモデル

2000年頃のRFDの後継として2010年に発売されたQWESTが7年ぶりにモデルチェンジをし、RDシリーズのネーミングが復活。

内装は全て取り外しが可能となり、シェルを細分化して4つになるなど、QWESTの後継というよりはZ7に近い位置づけ。

仮面ライダーを思わせるYのデザインがトレードマーク。

そこそこ軽くて、静かで、高品質。

発売されて間もないためまだ価格がこなれていないが、定価は安いので今後の値下がりに期待。

 

アライ

アストラルXのできは良いが高い。

早く3万円前後でVAS-Vシールドとプロシェード、チンカバーを標準付属したモデルを出して欲しい。

アライ RX-7X フラッグシップ サーキット向けモデル

RX7X全モデル5resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・上位製品向け素材 PB-SNC2帽体を採用

・高速走行時に通気性が向上する新型ディフューザー

・高速走行時の安定性を向上させるエアロフィン

・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・巻き込み風を低減するエアロフラップと後付ESチンカバーV(オプション)

・スピーカー設置の窪み有り

・全ての内装を取り外し可

・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム

 

・SNELL2015

・MFJ

・JIS2種

・2015年5月発売

・実売価格 4.6万~5.6万円

 

 

アライ最高峰RXシリーズ

前作から新帽体の採用で大きくモデルチェンジ。

シールドの仕組みはスーパーアドシスIからVASとなり、シールド交換が楽になったり操作性が向上している点が大きい。

アウターバイザーのプロシェードにもオプションで対応。

 

本製品は所持していないが、兄弟製品にあたるアストラルXを所持しているので同等機能を簡単にレビューする。

・巻き込み風を低減するエアロフラップは非常に優秀で目が乾きにくい

・後付のESチンカバーVは立体構造で非常に高い整流効果を持ち口元が快適

・エアーチャンネルによる換気で走行中は顔面が快適

・ブローシャッターが改良されて顔面が快適

まとめると、顔がとても快適。ということだ。

 

高速道路を走る事が多い人や、サーキットでの走行も視野に入れている人におすすめ。

 

 

アライ アストラルX ハイエンドツーリングモデル

アストラルX全モデル4resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・アウターバイザー標準装備

・上位製品向け素材 PB-SNC2帽体を採用

・静音性を重視した新型ディフューザーQVF

・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・巻き込み風を低減するエアロフラップ

・エアフローを改善した後付ESチンカバーVを標準付属

・スピーカー設置の窪み有り

・全ての内装を取り外し可

・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

 

・SNELL2015

・MFJ

・JIS2種

・2016年5月発売

・実売価格 4.6万~5.6万円

 

ツーリング特化は伊達じゃない

おそらくフラッグシップモデルではアライ初となるツーリング特化型。

基本的な構造はRX-7Xと同じでベンチレーションを一般走行レベルに適した形状に変更し、静音性も向上している。

実際のところ、VASシールドにかわったこともあってアウターバイザーの割りには静音性は高い。

プロシェードは見た目がかっこ悪いとの評判が多いけど、使ってみると半開のひさしとしての利用がとても便利で、直射日光を避けながらクリアな色で景色を堪能できる。

 

最上位の素材を使っているため高価だが、一年通してどんなシーンでも活躍できるのでおすすめ。

詳細はレビュー記事を参照してください。

 

アライ XD ゴストラッカー復活

arai_xd.jpg

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・巻き込み風を低減する固定式エアロフラップ

・シールドの曇りを軽減するエアーチャンネル

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・エアフローを改善した後付ESチンカバーV(オプション)

・スピーカー設置の窪み有り

・全ての内装を取り外し可

・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

 

・SNELL2015

・JIS2種

・2017年12月発売予定

・実売価格 4万~4.5万円

 

懐かしのトラッカー風デザイン

2000年頃に発売され、販売終了してから長らくたつゴストラッカーの後継とも言うべきXDが発売となった。

無骨な見た目にRX-7Xシリーズから始まる最新の機能を詰め込んで、現代的なモデルへ変貌している。

素材はベクターXと同じミドルクラス、機能はアストラルXと同じハイエンドとなっており、価格も少し高めだが見た瞬間に目を引くデザインで存在感がある。

 

 

アライ ラパイドIR 伝統デザインモデル

ラパイドIR全モデル4resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・巻き込み風を低減するエアロフラップ

・全ての内装を取り外し可

・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

 

・SNELL2010

・MFJ

・JIS2種

・2013年2月発売

・実売価格 3.3万~4.3万円

 

アライで少し見た目を変えたい人におすすめ

基本的にアストロIQと構造は同じだが、口元がラパイド伝統の3本スリットだったりベンチレーションの形状が異なっている等、アライの中では見た目に特徴がある。

1980年代に峠小僧からWGP(現MotoGP)のトップを目指す漫画「バリバリ伝説」の主人公 グン がラパイドを被っていたが、未だにグン モデル(自家塗装)が流通している程、熱狂的なファンが多い。

 

 

アライ ベクターX VAS採用普及モデル

ベクターX全モデル4resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・アップ、前傾どちらでも効果の高い新型ディフューザー採用

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・巻き込み風を低減する固定ミニフラップ

・エアフローを改善した新型の後付ESチンカバーVを標準付属

・スピーカー設置の窪み有り

・全ての内装を取り外し可

・2015年から採用のVAS-Vシールドシステム搭載

 

・SNELL2015

・MFJ

・JIS2種

・2017年3月発売

・実売価格 3.5万~4.5万円

 

ツーリングとレースを普及価格帯で両立

安価な固定内装タイプのOMNIシリーズを引き継ぎ登場したVectorも、2010年頃に廃盤となってから途絶えていたOMNI Vectorシリーズ。

アストロ、ラパイドシリーズに先駆けてRX-7X/アストラルXと同じVAS-Vシールドと全パッド取り外し可能なFCS内装を採用して発売。

帽体はアストロIQやラパイドIRと同じ普及価格帯のPB-clc、ベンチレーションは前作Vector同様のフロント1つのタイプ。

アップ姿勢はもちろん、前傾時にも負圧を利用して喚起効率を高める工夫がされているので、幅広いポジション、速度域で効果を得られるとのこと。

アライ内でのグレードは、

NR/HR < OMNI/Vector < Quantum/Profile < Astro/Rapide << RX7/ASTRAL

だったが、Vector-XはQuantumクラスになっているようだ。

まだ発売したてで価格が高めだけど、これでようやくVAS-Vシールドが普及価格帯で手に入るようになるので、これから購入する人はVector-Xがおすすめ。

 

 

アライ Quantum-J コスパ重視モデル

Quantum-J全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・下位製品向け素材 cLc帽体を採用

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・巻き込み風を低減する固定式エアロフラップ

・全ての内装を取り外し可

・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

 

・SNELL2010

・MFJ

・JIS2種

・2012年1月発売

・実売価格 2.9万~3.9万円

 

必要最低限かつ十分な機能を備えた売れ筋モデル

アストロIQの廉価版だけど、ポイントはしっかり抑えコストパフォーマンスに優れている。

例えば上位製品はエアロフラップを引き出すことができるが、実際のところ格納した状態でも十分な効力を発揮するし、それでいて値段はアストロやラパイドより1割ほど安価。

グラフィックモデルが大量に発売されている点も大きなポイント。

アストロ同様、ヘルメットの標準的なポジションにいるので誰にでもオススメできる製品。

 

 

アライ HR innovation (山城オリジナル)

kbc-mart_hri_2resize.jpg

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・下位製品向け素材 cLc帽体を採用

・曇りを軽減するピンロックシート(オプション)

・頬のみ内装を取り外し可

・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

 

・SNELL2010

・MFJ

・JIS2種

・2014年2月発売

・実売価格 2.6万円

 

ローエンドでもSNELL2010取得

アライのグラフィックモデルを販売している販売店 山城が、アライからOEMを受けて販売している。

内装はチークパッドのみ取り外し可能で、エアロフラップが省かれ、ローエンド素材のclcが採用されている。

それでもSNELL2010を取得し、価格はアライ最安値。

アライで最も優れていると思うエアロフラップが省かれているので、高速を走るなら上位製品を選びたい。

逆に原付で安物ヘルメットを被っていた人には最適なステップアップ製品だと思う。

 

 

OGK kabuto

エアロブレード3とRT33で上位2社に接近していたが、2017年夏に発売されたエアロブレード5のできが良く、肩を並べられるところまできた感のあるOGK

勢いがありすぎてどこまで躍進するのか楽しみだ。

OGK RT-33 トータルバランス良好モデル

RT33全モデル3resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・上位製品向け素材 ACT帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム

・超軽量カーボンモデル有り(RT-33R VELLIO 5.5万円)

 

・ECE22-05

・MFJ

・JIS2種

・2014年7月発売

・実売価格 2.9万~5.5万円

 

サーキットと公道の両立を目指したOGKの主力モデル

サーキット向けのFF-5V、超軽量エアロブレード5、ツーリング向けカムイの3製品はいずれも極端に特化させることでピンポイントにユーザーニーズを満たして大きく評価をあげてきたOGKが満を持して投入した製品がRT-33だ。

自信がついたからスタンダードな製品でアライ、SHOEIに挑もう!という姿勢が見て取れる。

ただ、1点だけここだけはという特徴は、EUの最高規格 ECE22-05を取得し明記していること。

EU販売モデルと同じと思われ、SHARPテストも5点中4点と高評価を得ている事は心強い。

尚、エアロブレードほどではないけどZ7と同じくらいの重さのようなので、安全性と軽さを両立している点はすごい。

 

 

OGK エアロブレード5 打倒 王者Z7の大本命 おすすめNo1!

エアロブレード5全モデルresize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・超軽量フルフェイス

・上位製品向け素材 ACT帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・シェルをサイズごとに4つに分けフィッティングを強化

・ワンタッチで着け外しが可能なDAFシールドシステム

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2017年6月発売

・実売価格 2.7万~3万円

 

軽さと静かさを両立させたツーリングモデル

OGKの躍進を支えたエアロブレード3が6年ぶりにモデルチェンジ。

4が飛ばされたのはマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジを意味してるとのこと。

旧製品の欠点をことごく解消し、シールドのちょい開け(デミスト)、静音化、密閉性向上で隙間風をブロックするなど、着実に改良が進んでいる。

重量は1400g程度で前作より100gほど重くなったが、それでもZ-7とほぼ同じで最軽量モデルに恥じない重量だ。

性能だけならZ7と同等、価格を考慮すればZ7を上回っていると思う。

 

OGK KAMUI 2 格安インナーバイザー付き

kamui2全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2015年9月発売

・実売価格 2.2万~2.5万円

 

インナーバイザーでツーリングにも街乗りにも活躍

コストのかかるインナーバイザーを採用しながら2万円台前半と圧倒的な安さが魅力。

ウィンドシャッターも付属しているので、迷ったらこれ一つ持っておけば何でもこなしてくれる便利な製品。

安全規格がJIS2種のみとやや劣るものの、価格と機能を考えれば非常に魅力的だ。

OGKは顎紐にラチェットバックルを積極的に採用しており改良が進んでいるので、Dリングに慣れた人でも使い心地は悪くないと思う。

 

OGK FF-R3

FF-R3全モデルresize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なC-1Kシールドシステム

・顎紐はワンタッチバックル

 

・JIS2種

・2010年4月発売

・実売価格 1.4万円

 

メジャーメーカー最安フルフェイス

なんと実売1.4万円。

ホームセンターのフルフェイスを被るくらいならもう少し出して、本製品を選んでみてはいかがだろうか。

OGKというネームバリューと信頼性を考えれば、ウインドウシャッターやピンロックシートが取り付けできなくても十分価値があると思う。

本格的にツーリングをするには不便なことが出てきてしまいそうなので、メジャーメーカーを試したい場合や近場用サブヘルメットにもってこいだ。

 

 

YAMAHA

YAMAHA YF-8 RollBahn

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 ABS帽体を採用

・曇りを防ぐピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

 

・JIS2種

・2015年1月発売

・実売価格 1.6万円~1.8万円

 

RollBahnシリーズのスタンダードモデル

1.6万円と安価ながら内装の取り外しが可能。

下位モデルよりベンチレーションが強化されているのでツーリングでも快適性が向上している。

街乗りからツーリングまで使えるオールラウンダー。

 

 

YAMAHA YF-7 RollBahn

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

S.S.H.ワンプッシュ着脱式シールド交換システム

・中位製品向け素材 ABS帽体を採用

・曇りを防ぐピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

 

・JIS2種

・2013年6月発売

・実売価格 1.9万円~2.2万円

 

ロングセラーモデル

1984年から続くRollBahnシリーズの主力モデル。

インナーバイザーと吸汗速乾性能に優れた内装を採用し、ツーリングでの快適度を高める装備や、YAMAHA初のワンプッシュ着脱シールドでメンテナンス性の向上など、他社に追いつこうと装備が充実。

安価かつ高機能ななことが特徴。

 

 

YAMAHA YF-1C RollBahn

特徴/安全規格

・下位製品向け素材 ポリカーボネイト(PC)帽体を採用

・日本人向けに調整された帽体設計

・ワンタッチシールド交換システム

・全ての内装を取り外し可

 

・JIS2種

・2016年2月発売

・実売価格 1.1万円~1.3万円

 

安価なJIS2種適合品

ホームセンターのヘルメットからのステップアップに最適なモデル。

この価格帯では珍しくDリングを採用しているので、安いけどDリングが良いという人におすすめ。

内装の着脱もできるので選択も簡単だ。

 

 

ジェットヘルメットの紹介

OGK ASAGIとアヴァンドの比較

各メーカーそれなりの数を揃えており、フルフェイス並みに力を入れていることがわかる。

ちょい乗りからツーリングまで幅広い守備範囲なので、それらにあわせた豊富なラインナップが魅力。

ジェットのシールドは大きいため持ち運びがしにくいのでバイザー付きのほうが使い勝手が良くておすすめだ。

 

■ジェットのスペック表

  J-Cruise J-FORCE Ⅳ VZ-RAM/Plus MZ MZ-F CT-Z SZ-G EXCEED ASAGI AVAND2 アフィードJ VENIRE YJ-17 YJ-20 YJ-14
メーカー  SHOEI SHOEI アライ アライ アライ アライ アライ OGK OGK OGK OGK OGK YAMAHA YAMAHA YAMAHA
SNELL規格 × × 2015 2010 2010 2010 2010 × × × × × × × ×
MFJ規格 × × × × × × × × × × × × × × ×
JIS2種規格 × ×
SG規格
シェルサイズ数 4 4 3 3 3 3 2 2 3 1 1 3
あご紐の形状 Dリング ラチェット Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング ラチェット ラチェット ラチェット ラチェット バックル バックル バックル バックル
帽体の種類 AIM AIM PB-cLc2 PB-cLc PB-cLc PB-cLc PB-cLc TPS TPS TPS TPS TPS Flex-FRP Flex-FRP ABS
バイザー    × 外(OP)Plus標準 × × × × × × ×
発売時期   2015年1月 2012年9月 2018年5月 2010年3月 2011年4月 2012年5月 2013年2月 2018年5月 2014年12月 2012年3月 2014年1月 2011年6月 2014年3月 2017年3月 2014年3月
実売価格 3.8万円 3.7万円 4.5万円 3.6万円 3万円 3.7万円 2.8万円 2.2万円 2万円 1.7万円 1.4万円 8000円 1.7万円 1.6万円 1.1万円
重量
XS重量 1415g 1280g
S 重量 1401g 1266g 1388g 1487g 1337g 1472g 1418g 1204g
M 重量 1450g 1296g 1410g 1539g 1383g 1460g 1452g 1298g 1351g
L 重量 1474g 1315g 1410g 1509g 1377g 1530g 1492g 1294g 1315g
XL重量 1536g 1400g 1496g 1549g 1409g 1520g 1558g 1425g
XXL重量 1546g 1450g
製品紹介へ   J-Cruise J-FORCE Ⅳ VZ-RAM MZ MZ-F CT-Z SZ-G EXCEED ASAGI AVAND2 アフィードJ VENIRE YJ-17 YJ-20 YJ-14

※SHOEIは公式のデータ、他メーカーはソリッドモデルを実際に計測しています。

注意点の詳細は以下を参照してください。

重量についての注意点

 

 

おすすめのジェットはこの2つ!

1位 OGK kabuto EXCEED

コスパの良かったASAGIの欠点であるインカム設置位置にレバーがある点を改善したモデル。

インナーバイザー付きで2万円台前半という安さなので、ちょい乗り用セカンドヘルメットとして買いやすい。

OGKらしくコスパ抜群!
EXCEEDの紹介へ移動

2位 SHOEI J-Cruise

価格に見合っており全体の質感はもちろんバイザーの品質が特に良い。

ツーリングはフルフェイスをおすすめするが、もしジェットで津リングを考えているのならJ-Cruiseが良いだろう。

普段使いとツーリングで併用してもなんら問題は無いので、併用したいなら検討してみよう。
J-Cruiseの紹介へ移動

 

SHOEI

SHOEI J-FORCE4 高性能ジェット

mainimg.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 AIM帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なCJ-2シールドシステム

・曇りを防ぐCJ-2 PINLOCK EVO lensを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2015年1月発売

・実売価格 3.5万~4.3万円

 

空力性能を向上させたスポーツジェット

SHOEIのベースモデル。

ジェットながらスポーツ性に振っており、空力性能を向上させて高速走行もこなせる設計になっている。

重量は1300g程度でジェットの中では標準的。

シールドシステムはフルフェイス同様に密閉性が高く、ロック機構により不意なシールド開放を防ぐ仕組み。

高速走行の多い人でジェットを選びたい人に最適。

 

 

SHOEI J-Cruise バイザー付きジェットの火付け役

JCruise.jpg

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・中位製品向け素材 AIM帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なCJ-2シールドシステム

・曇りを防ぐCJ-2 PINLOCK EVO lensをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいラチェット式

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2012年9月発売

・実売価格 3.3万~4万円

 

バイザー付き快適ジェット

ラチェットとインナーバイザーで普段使いの快適性を高めたモデル。

発売以降爆発的な売れ行きで、インナーバイザーを世に広めた名品。

ツーリングから買い物まで幅広く活躍する。

 

 

アライ

アライ VZ-RAM/Plus ハイエンドジェット

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可(Plusは標準装備)

・中位製品向け素材 PB-cLc2帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・高速走行向けディフューザー

・VAS-Z シールドシステム

 

・SNELL2015

・JIS2種

・2018年5月発売

・実売価格 4.1万~5万円

 

ツーリングで本領を発揮

高速向けベンチレーションを採用したハイエンドモデル。

VASシールドシステムをジェットに初搭載し、外付けバイザーにも対応。

Plusは標準でバイザーが装着されており、無印はオプションで別途購入すればPlusと同じになる。

高速向けベンチレーションにバイザー装着でツーリングに向いているので、ジェットでツーリングをしたい人に最適。

 

 

 

アライ MZ 防御性重視

MZ10.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・ロングチークガードで防御性能を向上

・高速走行向けディフューザー

・スーパーアドシスMZ シールドシステム

 

・SNELL2010

・JIS2種

・2010年3月発売

・実売価格 3.3万~4万円

 

ツーリング向けジェット

頬の防御範囲が広く安全性が高く、高速走行向けのディフューザーを採用。

ジェットの中ではツーリング向けの特色を持つ。

被り心地は顎部分を広く覆うことでフルフェイスに近く、安心感が高い。

MZ、MZ-Fはベンチレーションの違いのみ。

CT-ZはMZ-Fのシールドを日よけバイザーに変更したモデルでそれぞれ互換性があり、後から日よけバイザーを取り付ける事も可能だ。

 

アライ MZ-F 防御性重視

mzf50.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・ロングチークガードで防御性能を向上

・スーパーアドシスMZ シールドシステム

 

・SNELL2010

・JIS2種

・2011年4月発売

・実売価格 2.9万円

 

MZのベンチレーション違い

ベンチレーションを中低速向けにすることで公道に適した速度域で効力を発揮。

基本はMZと同じなので、高速道路が多ければMZ、そうでなければMZ-Fという選び方になる。

 

 

アライ CT-Z 日よけバイザー付き

ctz55.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・ロングチークガードで防御性能を向上

・日よけバイザーを装備

・CT-M シールドシステム

 

・SNELL2010

・JIS2種

・2012年5月発売

・実売価格 3.3万~4万円

 

ツーリング向けジェット

MZ-Fをベースに日よけバイザーを装着した、アライにしては珍しい異型モデル。

プロシェードのできが良いので本製品のバイザーも風圧の影響は受けにくいよう調整されていると思われるが、風切り音はどうしても大きくなるので高速道路が多い場合には不向き。

下道でのんびり走る分にはとても便利そうだ。

気に入らなければシールドベースから交換してMZ-Fに変更可能なので、お試しの気持ちでもOK

 

 

アライ SZ-G スタンダードジェット

s_g_t1.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 PB-cLc帽体を採用

・頬のみ内装を取り外し可

・スーパーアドシスZR シールドシステム

 

・SNELL2010

・JIS2種

・2013年2月発売

・実売価格 2.7万円

 

固定内装の廉価モデル

RZ-RAM4から中低速向けのベンチレーションに、頭部内装を固定式に変更。

固定式内装の利点はサイズさえあえば被り心地が良いこと。

MZ-Fと金額差があまりなく、頬の防御範囲を考えると悩ましいところ。

 

 

OGK kabuto

OGK EXCEED

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2018年5月発売

・実売価格 2.2万円

 

ASAGIのインカム最適化板

安価な割りにデザイン、性能が良いことで人気のあったASAGIだが、急速に普及したインカムの取り付け位置にバイザー開閉レバーがあるという欠点を抱えていた。

ようやくレバー位置を変更して取り付けに支障がなくなるデザインとなって登場。

時代の流れにのった改良でJ-Cruseを追いかける。

 

 

OGK ASAGI 格安インナーバイザー付きジェット

OGK_ASAGI555.jpg

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2014年12月発売

・実売価格 2万円

 

J-Cruiseの対抗馬

OGKらしく2万円前後と安価な割りに、各部の品質はそこそこ良い。

バイザーのレバー位置が悪く、インカムはぎりぎりまで前方にずらして設置する必要がある。

それを除けば概ね満足できる機能、品質なので、J-Cruiseほど予算に余裕がない場合は本製品でも十分満足できるレベルにあると思うのであわせて検討してみて欲しい。

 

OGK AVAND2 スタンダードジェット

avand2_55.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なPATシールドシステム

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2012年3月発売

・実売価格 1.7万円

 

ホムセンメットからのステップアップに

小型軽量でスクーターのメットインにも入れやすく、普段使いに最適なモデル。

前モデルを持っていたけどギミックはなくてもそれなりの品質で安心感があるので、ホームセンターヘルメットからステップアップした場合に十分高級感を味わえ。

購入に迷ったならとりあえずAVAND2を選べばOKだと思う。

 

 

OGK AFFID-J アウターバイザー付き

affid_J555.jpg

特徴/安全規格

・アウターサンシェードを採用

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・SG規格

・2014年1月発売

・実売価格 1.4万円

 

サンシェード以外は優秀

帽体やその他の品質は値段の割りにかなり良いのに、ウリのサンシェードはくすみがあっていまいち。

惜しい。

あと7000円出せば上位のASAGIが買えるので、予算に余裕があるならASAGIをおすすめする。

 

OGK VENIRE

venire55.jpg

特徴/安全規格

・アウターサンシェードを採用

・中位製品向け素材 TPS帽体を採用

・顎紐はワンタッチバックル式

 

・SG規格

・2011年6月発売

・実売価格 8000円

 

ホムセンメットの上位製品

ホームセンターに並ぶ製品の中では高級品。

残念ながら1サイズしかない。

ヘルメットはサイズ選びが重要だと考えているので、サイズが少しでも合わないと思ったなら諦めてAVAND2やASAGIを検討しよう。

 

 

YAMAHA

YAMAHA ZENITH-P YJ-17

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・上位製品向け素材 Flex-FRP帽体を採用

・エアロダイナミクス機能による空力特性の向上

・曇りを防ぐピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

 

・JIS2種

・2014年3月発売

・実売価格 1.7万~2.0万円

 

YAMAHAのフラッグシップジェット

バイザーを装備し、上位製品向け帽体を採用したYAMAHAのフラッグシップ製品。

バイザーは乗車姿勢にあわせて2段階で調整が可能。

スピーカー設置の窪みがないので、インカムを取り付ける場合は耳に余裕があるか確認しておこう。

 

 

YAMAHA ZENITH YJ-20

特徴/安全規格

・上位製品向け素材 Flex-FRP帽体を採用

・エアロダイナミクス機能による空力特性の向上

・曇りにくいアンチフォグシールドを採用

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2017年3月発売

・実売価格 1.6万~2.0万円

 

YAMAHAのスタンダードジェット

後付けのピンロックシートではなく、シールドそのものが曇りにいアンチフォグシールドを採用している点が特徴。

インナーバイザーはないがその分軽量コンパクト。

バイザー以外の機能はしっかり抑えたそつのないスタンダード製品。

 

 

YAMAHA ZENITH YJ-14

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・中位製品向け素材 ABS帽体を採用

・街乗り向けに浅めのかぶり心地

・曇りにくいアンチフォグシールドを採用

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

 

・JIS2種

・2014年3月発売

・実売価格 1.0万円~1.2万円

 

街乗り特化

帽体を浅めにすることで着脱しやすくなり、ちょっと移動して降りてを繰り返す時に便利なように設計されている。

メジャーメーカー製品の中ではずば抜けて安い。

原付で買い物などに使うのに適した製品だ。

 

 

 

システムヘルメットの紹介

OGK kazamiのレビュー

アライはSNELL重視でSNELLはシステムヘルメットを許容してないため該当製品無し。

顎の防御性能についてはジェットよりは良い、フルフェイスよりは劣る、という認識で概ね問題ないと考えられるが、残念ながら日本では顎の安全性を確認している規格が無いため推測の域を出ない。

ヨーロッパには顎の保護性能を確認しているECE22.05Pがあり、一般的なフルフェイスやネオッテク2などの多くのシステムヘルメットが承認されているので、必要最低限の保護性能は備えているようだ。

ただし日本とヨーロッパで販売されている製品が同じとも限らないので参考程度に留めておいてほしい。

 

■システムヘルメットのスペック表

  NEOTEC2 IBUKI KAZAMI AFEED YJ-19
メーカー  SHOEI OGK OGK OGK YAMAHA
SNELL規格 × × × × ×
MFJ規格 × × × × ×
JIS2種規格 × ×
SG規格
シェルサイズ数 3 2 2 1 2
あご紐の形状 ラチェット ラチェット ラチェット ラチェット バックル
帽体の種類 AIM+ ACT TPS TPS PC
バイザー 
発売時期   2012年4月 2015年5月 2016年7月 2013年9月 2016年6月
実売価格 6万円 3.7万円 2.7万円 2万円 1.9万円
重量
XS重量 無し
S 重量 1694g 1784g
M 重量 1702g 1764g
L 重量 1725g 1876g
XL重量 1789g 1858g
XXL重量 1815g
製品紹介へ  NEOTEC2 IBUKI KAZAMI afeed YJ-19

※SHOEIは公式のデータ、他メーカーはソリッドモデルを実際に計測しています。

注意点の詳細は以下を参照してください。

重量についての注意点

 

 

おすすめのシステムヘルメットは1つ!

SHOEI NEOTEC2!

もうこれしかない!

OGKもがんばっているがNEOTEC2には歯が立たない。

価格面を除けば最強のシステムヘルメット。

この複雑な構造をしながらアライより少し重い程度の1700g台に収めているのだからいかに力が入っているかがよくわかる。

どうせシステムヘルメットを買うなら思い切ってNEOTEC2をおすすめする。
NEOTEC2の紹介へ移動

 

SHOEI

最高級にして最先端の機能を盛り込んだNEOTEC2はおすすめ。

SHOEI NEOTEC2 全てを盛り込んだ多機能モデル おすすめNo1!

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Fを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・スピーカー設置の窪み有り

・専用インカム SENA SRL(OP)

 

・JIS2種

・2018年6月発売

・実売価格 5.5万~7万円

 

専用インカムまであるフル機能ヘルメット

名機NEOTECの後継がついに登場。

チンガードの開度を2段階にでき、全開にするとロックがかかり作業等がしやすくなる機能と、被り心地と静音性を向上させるノイズアイソレーターを追加。

さらにSENAからNEOTEC2専用インカム SRL(20S相当の性能)が用意され、ヘルメットには取り付け用スペースが確保されるなど、至れり尽くせりのフル機能ヘルメットだ。

高額なだけあってSHOEIのあらゆる技術が惜しみなくつぎ込まれている。

 

OGK kabuto

高級品のIBUKI、中価格品のKAZAMI、低価格品のAFFIDとなんと3ラインナップという布陣。

力を入れているとおり、製品も特徴があって気合が入っているので検討の価値あり。

OGK IBUKI 打倒NEOTECの急先鋒

IBUKI1.jpg

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・上位製品向け素材 ACT帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・JIS2種

・2015年5月発売

・実売価格 3.5万~4.1万円

 

NEOTECに迫る性能と品質を低価格で

OGK最高級製品。

それもそのはず、NEOTECに照準をあわせて開発されており、OGKの中ではトップクラスの品質。

唯一スペック面で劣るのは顎の防御性能。

本製品は防御性はうたっておらずあくまでカバーであるということだ。

手に持った限りではかなり重いので、重さと顎の防御性を気にしなければ良い製品だと思う。

 

 

OGK KAZAMI お手軽でも堅実

KAZAMI555.jpg

特徴/安全規格

・インナーバイザーを採用

・下位製品向け素材 TPS帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートをオプションで用意

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・SG規格

・2016年7月発売

・実売価格 2.7万円

 

売れ筋標準モデル

2万円台後半でフル装備のシステムヘルメット。

IBUKIと比べると各部の品質が少し低めで、帽体が下位製品向けのTPSとなっている。

重さはほぼ同じ1800gでNEOTECより100g程度重い。

その分、実売2.7万円とシステムヘルメットではかなり安い。

デザインが特徴的で2色構成となっており、すごくザクっぽい。

好き嫌いの分かれるところだけどこういう遊び心がOGKの良いところ。

風切り音が大きめで、口元へのベンチレーションが無いせいで篭り気味だけど、価格を考えれば大健闘。

システムヘルメットなら、NEOTEC2かKAZAMIの2択だと思っている。

 

OGK AFFID 激安!

affid566.jpg

特徴/安全規格

・アウターバイザーを採用

・下位製品向け素材 TPS帽体を採用

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

 

・SG規格

・2013年9月発売

・実売価格 2万円

 

激安システムヘルメット

なんと2万円でアウターバイザー付きという圧倒的な低価格が武器。

兄弟製品となるジェットのAFFID-Jを持っているけど、アウターバイザーの品質がいまいちな事を除けば、価格の割りに物は良い。

もう少し出してKAZAMIを選びたいところだけど、予算が限られるならAFFIDを購入しても良いかなと思う。

 

以下の記事は兄弟製品のAFFID-Jになるが、参考になると思うので参照していたきたい。

 

YAMAHA

YAMAHA ZENITH YJ-19

特徴/安全規格

・下位製品向け素材 ポリカーボネイト(PC)帽体を採用

・インナーバイザーを採用

・エアロダイナミクス機能による空力特性の向上

・曇りを防ぐピンロックシートをオプションで用意

・全ての内装を取り外し可

・顎紐はワンタッチバックル式

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2016年6月発売

・実売価格 2.0万~2.3万円

 

ZENITHブランドのシステムヘルメット

実売2万円と安価ながら、インナーバイザーを搭載したシステムヘルメット。

スピーカー設置の窪みにバイザーを閉じる位置を乗車姿勢にあわせて2段階の一で固定させることができる等、細かな機能も備えている。

値段のわりに多機能なので、システムヘルメットを試してみたい最初の1つ目に適した製品。

 

 

 

販売終了製品

クリックすると開閉します

 

■販売終了製品のスペック表

 

  ASTRO-PROSHADE ASTRO-IQ SZ-RAM4 Qwest FF-5V
メーカー  アライ アライ アライ SHOEI OGK
SNELL規格 2010 2010 2010 × 2010
MFJ規格 × ×
JIS2種規格
SG規格
シェルサイズ数 3 3 3 3
あご紐の形状 Dリング Dリング Dリング Dリング Dリング
帽体の種類 PB-cLc PB-cLc PB-cLc2 AIM ACT
バイザー OP(外) × × ×
発売時期   2014年6月 2010年11月 2011年6月 2010年12月 2010年6月
実売価格
重量
XS重量 1404g
S 重量 1385g 1371g
M 重量 1375g 1422g
L 重量 1377g 1447g
XL重量 1526g
XXL重量 1505g
製品紹介へ ASTRO-IQ SZ-RAM4 FF-5V

※SHOEIは公式のデータ、他メーカーはソリッドモデルを実際に計測しています。

注意点の詳細は以下を参照してください。

重量についての注意点

 

アライ アストロIQ theスタンダード 2017年販売終了

アストロIQ全モデル3resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・オプションでアウターバイザー装着可

・普及価格帯のメイン素材 PB-cLc帽体を採用

・巻き込み風を低減するエアロフラップ

・全ての内装を取り外し可

・2008年から採用のスーパーアドシスI シールドシステム

 

・SNELL2010

・MFJ

・JIS2種

・2010年11月発売

・実売価格 3.3万~4.3万円

 

フルフェイスの標準と言えばアストロ

ツーリング、街乗り、レースとマルチに使えるオールラウンダー。

形状、性能、機能、どれをとってもオーソドックスで迷ったらアストロにしておけばOK

内装は全て取り外しが可能で、頭の形に合わせて調整ができて洗うのも簡単。

巻き込み風を軽減するエアロフラップは非常に優秀。

一つ目のヘルメットに最適。

個人的にKALENの黒がすごく好きだったりする。

 

 

アライ SZ-RAM4 スポーツモデル

SZRAM4.jpg

特徴/安全規格

・中位製品向け素材 PB-cLc2帽体を採用

・全ての内装を取り外し可

・高速走行向けディフューザー

・スーパーアドシスZR シールドシステム

 

・SNELL2010

・JIS2種

・2011年6月発売

・実売価格 3.3万~4万円

 

高速走行で本領を発揮

RX-RR5譲りのベンチレーションを採用し、高速走行時に効力が高くなる仕組み。

フルフェイスは圧迫感があって嫌だけど、高速道路はたくさん利用したいという人におすすめ。

 

 

SHOEI QWEST 質実剛健万人向けモデル 2018年販売終了

Qwest全モデルresize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・普及価格帯のメイン素材 AIM帽体を採用

・密閉性もメンテナンス性も良好なQ.R.S.A.シールドシステム

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Dを標準付属

・頬のみ内装を取り外し可

 

・JIS2種

・2010年12月発売

・実売価格 2.7万~3.7万円

 

SHOEIのベーシックモデル

機能は最低限で、静音性と快適性の向上に努めた安価な製品。

飛びぬけて良い部分や悪い部分がなく、SHOEIの基準がQWESTにある。

ピンロックシートとチンカーテンを標準で付属しツーリングで必要な一式がそろっている。

SHOEIなら軽量に特化したZ-7がおすすめだけど、そこまで費用を捻出できない場合はQWESTでも十分ではないだろうか。

 

 

SHOEI NOTEC 全てを盛り込んだ多機能モデル 2018年販売終了

neotec1.jpg

特徴/安全規格

・チンガードはフルフェイス並みの防御性能

・インナーバイザーを採用

・上位製品向け素材 AIM+帽体を採用

・曇りを防ぐPINLOCK EVO lensを標準付属

・巻き込み風を軽減する後付けチンカーテン Fを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・顎紐は着け外ししやすいマイクロラチェット式

・スピーカー設置の窪み有り

 

・JIS2種

・2012年4月発売

・実売価格 4.5万~5.6万円

 

価格と重量以外の全てを兼ね備えたハイスペック

Mサイズで1700g程度と重いが、バイザーとチンオープンが可能な機構を備えていることを考えれば軽い。

※アライは1550g程度、Z-7は1350g程度。

特徴はなんといってもシステムヘルメットで唯一、チンカバーではなくチンガードと呼び、顎部分の防御性を売りにしている。

実際のところフルフェイスよりは劣るけど、それに順ずるレベルにあるということらしい。

インナーバイザーまで備えているので本当にフル装備だ。

システムヘルメットが欲しいけど防御性能も極力高くしたいという人におすすめ。

 

 

OGK FF-5V 渾身のサーキット向けモデル 2018年販売終了

ff5v全モデル2resize

拡大画像はこちらをクリック

特徴/安全規格

・上位製品向け素材 ACT帽体を採用

・ウェイクスタビライザーによる空力特性の向上

・曇りを軽減するピンロックシートを標準付属

・巻き込み風を低減する後付ウィンドシャッターを標準付属

・全ての内装を取り外し可

・ワンタッチで着け外しが可能なSAFシールドシステム

 

・SNELL2010

・MFJ

・JIS2種

・2010年6月発売

・実売価格 3.3万~4.5万円

 

空力特性に特化したOGK最高峰モデル

OGKでは唯一SNELLを取得し、ウェイクスタビライザーで高速走行時の安定性を重視するなど、サーキットでアライ、SHOEIに迫るハイエンド製品。

ウィンドシャッターやピンロックシートを標準で付属しており、公道でも快適に使えるように配慮されている。

高速道路の走行が多い人におすすめ。

 

 

 

ヘルメット選び FAQ

 

Q:内装がへたるから購入時は小さめが良い?

A:いいえ、新品時にちょうど良いサイズにしましょう。
内装はへたったら買い替えです。
へたった内装はクッション性がなく着け心地、ホールド感が低下しています。
新品時にベストな状態で購入し、へたってきたなと感じたらさっさと買い換えましょう。
クッション性が低下した時にちょうど良いサイズを選ぶのは本末転倒です。

2サイズで迷ったなら、シェルサイズと内装での調整範囲を考えましょう。
それによってどちらにするか決まります。
サイズ選びの項目へ

 

 

Q:内装で調整できるから迷ったら大きめが良い?

A:間違ってはいないが、シェルサイズと内装での調整範囲を考えて決めましょう。
大は小をかねるという言葉の通り、1サイズダウンさせる内装さえあれば調整はできます。
シェルサイズさえ間違わなければ多少の出費はあるけど内装でどうにかなります。

サイズ選びの項目へ

 

 

Q:ヘルメットは3年で買い換えなければならない?

A:日本では3年となっていますが製品的には5年くらいは大丈夫だと思います。
3年というのはSG規格の対人賠償保険期限が3年となっているためで、3年を超えても法律違反にはなりません。
対人賠償保険とは、その製品に欠陥があってその欠陥が原因で被害をうけた場合に最大1億円まで受けられるというものですが、ヘルメットに欠陥があったかどう証明するのか?
と、考えると適用されることはそうそう無いように思います。
少なくともネットで調べた限りではないので、あってないようなものと考えています。

 

メーカーが3年と言う理由はSG規格のためであることはわかりましたが、実際に防御性能の面でメーカーがどう考えているのでしょうか。
シェルは紫外線にやられ、ライナーは湿気にさらされるので未来永劫その防御性能を維持できるわけではないので、使用期限を気にすること自体はとても良いことです。
そこで海外ではどのように公表されているか調べてみました。

 

SHOEIとアライのアメリカ、EUサイトを見る限り全て同じ表記で、「製造日から7年または購入日から5年」です。
おそらくこれらも、その国で設定されたSG規格相当の賠償保険が影響しているものと思いますが、少なくともメーカー自身が品質面でも許容しているので参考にはなります。

 

SHOEI(アメリカ)
SHOEI(EU)
アライ(アメリカ)
アライ(EU)

 

実際、よく使うヘルメットは5年を超えたころからゴムパーツなどが加水分解でベトベトしたり接着剤が剥がれてきたりします。
使用回数が多ければ3年、普通は5年、少なければ7年を目安にしたら良いと思います。

予算と相談しながら検討してみてください。

 

 

Q:ヘルメットを地面に落としたら買い換えないといけない?

A:手やバイクのシートから落とした程度であれば買い替えは不要です。
これはアライやSHOEIのホームページに掲載されています。

以下はアライのFAQページの引用です。

オートバイのシートから、または、手に持っていた程度の高さから、不注意で落としたくらいでは、たとえ地面がコンクリートであっても大丈夫です。外観の塗装がはがれる程度なら、安全性能に問題はありません。ただし、走行中に転倒して衝撃を受けたり、故意に地面に叩き付けるなどしてシェルに傷を負うような衝撃を与えた場合には、使用しないでください。

引用:アライ FAQページ

 

 

Q:スモークシールドで夜も走れる?

A:やめましょう。本気で危ないです。
各メーカーのシールドは概ね同じようなラインナップになっており、アライの場合は以下のようになっています。

 

透過率90% クリア
透過率70% ライトスモーク(標準)
透過率50% セミスモーク
透過率20% スモーク

 

夜間はライトスモークまたはクリアにするようメーカーが指定しています。
明るい市街地ならスモークでも見えますが、やはり視認性は下がっており見えづらいです。
事故のもととなるので絶対にやめましょう。

 

 

Q:ミラーシールドなら顔を隠しつつ夜でも使える?

A:色によって透過率が異なりますが基本は昼用です。
よく反射で外から見えにくくしているだけだから夜でも大丈夫。と言う人がいますが、光を反射している=光を透過していない=暗い という図式が概ね当てはまります。

 

シルバーミラー(クリアベース)はスモーク並みに暗いです。
青や黄色等はクリアベースなら透過率が高くよく見えますが、外からもよく見えます。

同程度の透過率のノーマルシールドと比べて角度によって若干外から見えにくくなる程度で、ほとんどかわりません。
結局のところ顔を隠しつつ夜もよく見えるシールドは存在しないと思ったほうが良いです。
※メーカーによりますがだいたい同じ傾向です。

 

 

Q:ミラーシールドってどうなの?

A:傷がつきやすく景色の色がかわるのであまりおすすめしません。
僕は過去に3枚ミラーシールドを購入して、シルバー(クリアベース)以外は景色の色が変わりすぎてツーリングに使うことはありませんでした。
シルバーはブラウンがかりますが、目に優しい色になるので運転しやすく感じました。
ただしスモーク並みに暗くなります。

ちょっとしたことですぐに表面のミラーコートが剥がれて視界が悪化するのと、一枚6000円程度と高いためそれ以降ノーマルシールドに戻しました。
※メーカーによりますがだいたい同じ傾向です。

 

 

Q:ツーリングの時、交換用のシールドはどうやって持ち歩いているの?

A:柔らかい布で巻いてリアボックスやタンクバックに入れています。
シールドは結構すぐ傷がついてしまうので、必ず保護するようにしています。
タオルでまくのもいいですが面倒なので、不要になった長袖Tシャツの袖を切って使っています。
よほど鋭利なものが強く当たらない限り、この程度の保護で大丈夫です。
傷がつくと視界が悪くなり、せっかくの景色も台無しなので、こうやってちょっとした工夫をしておくと良いですよ。

 

ただ最近はバイザー付きヘルメットが増えているので交換用シールドが不要になってきています。
外付けバイザーがついているアライ アストラルXにかえてから交換用シールドは持ち運びしなくなりました。

 

 

Q:雨の時の視界が良いヘルメットはある?

A:ヘルメットによる差異はほとんどありません。
雨の時は内側の曇りと外側の雨によって視界が悪化します。

最近のモデルは曇り止めシートをシールド内側にはれるようになっているものが多く、高い効果を得られます。

 

メガネをかけている場合はメガネにも曇り止め施工をしましょう。
メガネとシールドの両方が曇ると二重にフィルターがかかって極端に視界が悪くなります。

 

外側についてはバイク専用の撥水剤があります。
効果が持続せず毎日塗りなおしが必要なものが多いので、持続性の高いものを選びましょう。
車用のガラコ等はガラス向けでシールドに使うとコーティングを溶かして視界が悪くなる可能性があるのですが、案外まわりに使っている人がいてなんともないらしいです。

曇り止めシートの有無以外は、購入後のメンテナンスしだいで良くも悪くもなります。

 

 

Q:メガネでもフルフェイスは大丈夫?

A:大丈夫ですが、メガネとあうか確認しましょう。
ツルの部分の形状や長さによって、圧迫されたり変な位置に固定されたりします。
ヘルメットにもよりますし、メガネにもよるので相性の良し悪しと考えましょう。
実物で確認すればすぐわかると思います。

ヘルメットの着脱が少し手間がかかりますが慣れれば気にならない程度です。
本当はコンタクトにしたいのですが、コンタクトが目に合わないのでかれこれ15年以上メガネライダーです。

 

 

Q:メガネとコンタクトどっちがいい?

A:コンタクトのほうが何かと楽です。
どちらでも普段の生活に支障がないのであればコンタクトのほうが良いです。
ヘルメットの着脱時にメガネを着け外ししないといけないので、少し手間がかかります。
メガネを一時的にシート上に置いてヘルメットを脱いだりしている間に風がふいたり間違ってさわったりしてメガネが落下・・・。
傷が付いてないか焦る姿はメガネライダーあるあるです。

本当はコンタクトにしたいのですが、コンタクトが目に合わないのでかれこれ15年以上メガネライダーです。

 

 

Q:コンタクトだと目が乾きそう

A:最近のフルフェイスやシステムヘルメットは巻き込み風が少なく快適です。ジェットはそれなりに覚悟が必要です。
後付けで巻き込み風を軽減する顎下のガードが取り付けられるモデルがたくさんあります。
アライはエアロフラップという巻き込み風を軽減する仕組みが本体に内蔵されているので、後付ガードがなくても巻き込み風が少ないです。

ジェットはどうしようもなく、それなりに巻き込み風があって目が乾きます。
高速はあまりおすすめしません。

ただしこれはバイクの種類(姿勢やカウル)に大きく影響を受けるので、一度試してみるしかありません。
人による差異も大きいので一概には言えませんが、僕は裸眼(メガネ)でも顎下ガード無しのSHOEIやOGKでは目が乾くので必ず顎下ガードを使います。

停止中は少し息苦しさを感じますが、走行中は負圧やベンチレーションからの流入で換気されるので快適です。

 

 

Q:フルフェイスって臭くならない?

A:臭いですが自分の臭いは気になりません。
内装を全て外して洗っても人の臭いは残るものです。
ファブリーズを吹きかけても限界があります。
他人のヘルメットは壊滅的に臭いと感じる事が多いですが、自分のヘルメットは「ヘルメットの”匂い”♪」なんて鼻歌レベルです。
気にせずにフルフェイスを購入してOKです。

 

 

Q:フルフェイスって暑くない?

A:真夏の渋滞はクソ暑いですがシールドを開けてていれば耐えられます。
フルフェイスに限らず真夏の渋滞のバイクは地獄です。
フルフェイスによって地獄+1くらいになる程度なので、あまり気にしなくて良いでしょう。
それより走行中はジェットやシステムより快適なので、プラスマイナスするとプラスです。
渋滞という特殊な状況より、ツーリングの大部分を占める走行中の快適性をとったほうが良いと思います。
通勤用ならジェットのほうが快適な場合もあります。

 

 

その他の重要な質問

・サイズ選び
・安全性
・重さ
・ベンチレーション
・静音性
・バイザーの使い勝手
・インカムの取り付け
・空力性能
これらについては重要ポイントとして抜粋しているので以下を参照してください。

▲選び方のポイントに戻る▲