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近年徐々に普及しはじめてきたバイク用プロテクター。

僕は10年以上にわたって安全性が高くて快適なプロテクターを探し続けてきたので、この経験をまとめて紹介する。

 

ヘルメットの次に命を守ることのできるプロテクター。

意外にもプロテクターを着けることで楽になることもあるので、面倒だと思わず是非ご検討いただきたい。

 

 

プロテクターの装着について

プロテクター装着率

この統計は警視庁が年に1回行っている、プロテクター装着に関するアンケートの結果。

第1回は2007年で、第10回が2016年となっている。

毎回全国の署で6000人程度から回答を得ており、かなり信頼できる数値だと思う。

 

後にも記載するが、2005年頃から本格的に警視庁と教習所、バイク用品メーカー(主にコミネ)や用品店がプロテクター装着に向けて活動を開始。

その結果、2010年までは4%前後だった装着率が現在は2倍近い7%にまで向上。

ただ、プロテクターといってもどの部位でどれくらいの防御性のあるものを装着しているかは、このアンケートからはわからない。

近年は、プロテクターの防御性と快適性が良くなってきているので、装着率だけでなく安全性と快適性がどのように高まっているかも重要だ。

 

 

プロテクターの部位はどこが重要?

死亡率部位

これも警視庁が発表しているデータで、死亡原因になった部位。

頭部が最重要なのはもちろんだけど、胸部の損傷は致命的になりやすいことがわかる。

次に腹部だけど、腹部はどうしてもプロテクターで覆うのが難しいので、現状の素材では諦めが必要な部分だ。

柔軟かつ軽量な革新的な素材が開発されるか、エアバッグの利用くらいしか防ぐすべは無いだろう。

 

その次は、死亡原因にはあがらないものの重度の後遺症が残りやすい脊椎と腰。

ただ脊椎パッドは大きく嵩張ることと、腰パッドはスペース的に難しくあまり普及してないので、重要なものの取り付けやすさに欠ける。

あとは重症にはなりにくいものの、膝は低速で軽くこけただけでも強烈なダメージを受けやすいので、膝にもパッドが欲しいところ。

 

個人的な考えだけど、重要性と快適性と価格を考えると優先順位は以下の通り。

 

胸 > 膝 > 脊椎 > 肘 > 肩 >> 腰 > 腹

 

尚、僕は胸、膝、脊椎、肘、肩に取り付けている。

もう少しライトに行くなら、胸、膝、脊椎。

もっとライトなら、胸、膝の二つで、これが最低限かな。

 

プロテクター装着に躊躇しているなら、とりあえず胸と膝だけでも試してみよう。

 

 

プロテクターを着けない理由は何か?

プロテクター非装着理由

この統計も同じく警視庁が行っているアンケート結果。

第10回は2016年で、プロテクターを知らないという人はかなり減少したものの、装着が面倒(と思っている)人が増えていることがわかる。

それと価格が高いということが足を引っ張る理由のようだ。

でも本当に装着が面倒なのか?

実際に試して面倒と思った人より、面倒そうと思っている人のほうが多いのではないかと思う。

 

 

 

プロテクター装着の手間はどれくらい?

プロテクター無しと比較すれば当然その一手間がかかるが、バイク用ウェアに内蔵できるタイプであれば装着の手間はほぼ無い。

脱ぎ着する時に少しゴツゴツとした感じがあるくらいで、手間と言うほどのものではない。

強いてあげるとするならば、季節の変わり目の時にプロテクターを入れ替えるくらいで、5分程度ど見込んでおけば良いだろう。

バイク用ウェアのデザインが嫌な人はいると思うが、最近はバイクらしくないウェアが増えてきているので、一度用品店に足を運んでみてほしい。

 

内蔵タイプでなければ別途プロテクターベスト等をつける必要があるので、少し面倒と感じるだろう。

僕がプロテクターをつけはじめた2009年頃はまだ胸部プロテクターを内蔵できるバイクウェアが少なかったためプロテクターベストを使っていたが、内蔵可能なバイクウェアを購入したらお役ごめんとなったので、少しでも手間を省きたい人は内蔵タイプをおすすめする。

 

 

価格はどれくらい?

最近のバイク用ウェアを持っている人ならプロテクターを内蔵できる製品がほとんどなので、標準の薄っぺらいものから、胸、脊椎、肘、肩の標準4点セットを6000円程度で強固なプロテクターへ変更することができる。

少し手間はかかるけど季節ごとに入れ替えればいいし、ダメージを受けなければ10年くらいは十分使えるのでとても安いと思う。

普段着で乗るなら十分な防御性のあるプロテクターベストが4000円~10000円程度で購入できる。

 

10000円で後遺症が残らず普通の生活ができたり、怪我無くバイクの修理代だけで済む可能性が高くなるなら、安いと思いませんか?

 

 

プロテクターなんてかっこわるい?

警視庁プロテクター

実際、昔の僕がそうでした。

初めてバイクに乗ったのは大学1年生の夏、2000年頃のこと。

ヘルメットには何万円も出してアライ、ショウエイを被るのに、プロテクターにはびた一文出さなかった。

というのも、アライ、ショウエイを被るステータスはあっても、プロテクターをつけるステータスなんて全く無かったし、それどころか峠で膝をするわけでも無いのにプロテクター・・・ぷぷっ なんて風潮があったのは確か。

 

風向きが変わり始めたのは2005年頃から警視庁がプロテクター装着の啓蒙を始めたことと、連動して教習所でプロテクターの装着が始まったことだ。

 

僕は2009年に大型2輪免許を取得した際に、初めて肘と膝にプロテクターを装着。

この時はまだ教習所で指示されたから着けただけだったけど、プロテクターへの拒否感が薄れ、晴れて卒業し憧れのVFR800-2型に乗り換えたときに、心機一転プロテクターを着けようと胸部、脊椎、肘、肩、膝の代表的なプロテクターを購入した。

 

最近免許を取得した人はプロテクターへの拒否感は少ないだろうし、バイクウェアにはプロテクターを取り付けられるようになっている製品ばかりになった。

 

世の中の流れが変わりつつあるので、かっこわるい!なんて思っている人がいれば、ちょっと考え直してみてはいかがだろうか。

 

 

着心地が悪そう

何も無いよりゴツゴツした感じがあり、これを着て一日いるのは疲れると思う。

ただし僕はプロテクターを装着する楽しみを味わうために、着たまま寝たことが何度もある。

しかし、最近は防御性と快適性を両立させた製品が登場しており、僕はそれを追い求めてプロテクターを買い集めるに至った。

 

着心地の悪化はどうしても避けられないが、極力着心地が良いプロテクターとは何か?

 

・軽い

・柔軟性がある

・薄い

・蒸れない

 

素材については後で詳細を記載するが、最近はウレタンの中心を高圧縮ウレタンやプラスチックで補強する構造のプロテクターが登場し、かなり軽量でそこそこの柔軟性があって着け心地が良い。

僕はこれをウレタン(中心ハード)と勝手に命名。

特に2りんかんオリジナルのモーターヘッドと、コミネのスーパーライトシリーズはおすすめ。

少し価格が高いけどハイテク素材の、ウレタン(高吸収)や、衝撃を与えると硬化するウレタン(瞬間硬化)も登場し、どんどん快適性は向上してきている。

 

 

胸部プロテクターの意外なメリット

プロテクターと言うからには事故った場合の防御面が一番の目的だが、実はもう一つメリットがある。

 

それは、体で受ける局地的な風圧やジャケットのバタつきが胸部プロテクターによって面になって体に伝わるため安定感が増し、疲労が蓄積しにくくなることだ。

特に高速を走っているときは顕著で、胸部プロテクター無しとの違いは鮮明になる。

高速を走る事が多い人には大きなメリットなので、副次的ではあるものの検討の材料になるかと思う。

 

 

安全規格 CEをクリアしていれば最低限OK

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2010年頃から安全性の指標として、欧州のCE規格のEN1621を取得した製品が増えている。

古い製品も決して安全性が低いわけではないが、CE規格が広まり始める前からの製品(主にプラスチック系)は取得していないものが多い。

CEについては欧州の規格だがここでは割愛する。

 

プロテクターの規格としては、CEレベル1とCEレベル2があり、レベル2のほうが安全性は高い。

ただ、公道向けとしてはCEレベル1でも十分だと思うし、一般的に販売されている製品のほとんどがレベル1だ。

製品のタグやメーカーページを見れば上記画像のようなマークがついていることを確認できる。

 

個人的には、CE1をクリアしているものか、プラスチック素材のものであれば、防御面においては十分ではないかと思っている。

 

 

ウェア内蔵か外付けか

ウェア内蔵とは、バイク用ウェアにプロテクターを内蔵できるタイプ。

例えば、僕が愛用中のラフアンドロードのウェアには胸部、脊椎、肩、肘に内蔵できるようになっており、標準はペラペラなやつなので別途CE規格に適合したものを購入して入れている。

ラフアンドロード ウェアのページ

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外付けはウェアを選ばずインナー若しくはアウターにプロテクターを装着するタイプ。

定番はコミネの製品だ。

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■ウェア内蔵の特徴
・ジャケットを脱ぐだけで身軽になれる

・プロテクターを外して別ジャケットへも取り付けられる

※形状が大きく異なる場合は不可

・フィット感が弱いので防御面では不利

 

■外付けプロテクターの特徴
・普段着と組み合わせられる

・しっかりフィットさせられるので防御面で有利

・ジャケットとプロテクターの二つを脱ぎ着する手間がある

 

 

僕は最初にコミネのプロテクターベストSK-620を2009年に購入。

その後、胸部パッドを装着できるバイク用ウェアが増えたことで、ラフアンドロードのウェアへ切替。

今も、冬用、春秋用、夏用の3種類のジャケットを用意し、肘と肩は着け外しが面倒なので全部に、胸部と脊椎は入れ替えが簡単なので1つずつ持っている。

脱ぎ着が楽なのでバイク用ウェアはすごくおすすめだ。

 

 

素材の違い

最新テクノロジーから既存素材の工夫で防御性能をアップさせる等、素材も進化している。

基本的にウェア内蔵や肘や膝に巻きつけるタイプの製品は様々な素材が採用されており、プロテクターベストはほとんどプラスチック。

素材の正式な名称はわからないので、こういうタイプがあるな、とわかる範囲で分類している。

 

それぞれの特徴を簡単に紹介。

 

ローテク素材

・プラスチック

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ウレタンにプラスチックを縫い付けており、やや軽く防御力は高め、価格は安い。

薄くて通気性の高いウレタンのおかげで湿気を逃してくれるので、メッシュジャケットとの相性は良い。

ただし柔軟性に欠けるので着心地やジャケットのボックスなどへの収納性は低め。

以前はがっちりならプラスチック、ライトにいくならウレタン(ソフト)という2択だったが、近年はウレタン(中心ハード)とハイテク素材が主流になっている。

ただし、胸部は耐貫通性が重視されるので今でもプラスチックが主流だ。

古い製品が多くCE規格を取得してないものが多いが、防御面では CEレベル1 相当はあると推測している。

 

 

・ウレタン(ソフト)

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柔軟性が高く、軽く、すごく安価な製品。

防御力は低く、立ちゴケ程度なら吸収できるが走行中の転倒では厳しい。

標準でジャケットに内蔵されている事が多い。

 

 

・ウレタン(高密度)

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2012年頃から多く販売され、その後ウレタン(中心ハード)が登場してやや勢いが衰えている。

柔軟性はそこそこある。

ただ、重い事と通気性が全く無いため着け心地はいまひとつ。

CEレベル1をクリアした製品が多い。

 

 

・ウレタン(中心ハード)

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近年公道用途で主流になっているタイプ。

ウレタンパッドの中心部を高圧縮ウレタンやプラスチックで補強しており、切れ込みのおかげで多少の柔軟性があり、周囲が柔らかく痛くなりにくい。

非常に軽量な上に価格も安く、CEレベル1 をクリアした製品が多数販売されている。

コスパの点で非常に優秀。

僕は軽さを重視しているので、この素材を多様している。

 

 

ハイテク素材

・瞬間硬化

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普段は柔軟性があるのに衝撃を受けると硬化するという特殊なもの。

複数の素材メーカーから商品化されており、PORON XRDやD3Oという素材がバイク用に使われている。

製品により様々だが、概ねどれも薄めで柔軟性があり、CEレベル2をクリアした製品が多い。

欠点はやや重いということと、安くて2500円、高いと5000円程度と値段が高い。

瞬間硬化素材がもっと普及すれば価格も下がり、将来の主役になると推測する。

 

 

・ウレタン(高吸収)

RSタイチ脊椎プロテクター高吸収10

通常のウレタンソフトと高密度の中間的な肌触りで、衝撃を分散させて吸収する性能が非常に高い。

CEレベル2をクリアした製品もあり、瞬間硬化と同じく将来の主役になる可能性がある。

価格は3000円~5000円と高価で重めだけど、柔軟性の高さは抜群。

嵩張る脊椎パッドに特に有効。

 

 

その他

・エアバッグ

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ジャケットとバイクをコードで接続しておき、バイクから離れるとガス噴射でジャケットに内蔵されたエアバッグが膨らむ仕組み。

MotoGPでも採用が進んでおり安全性は高いが、やや重く、コードを外し忘れてバイクから降りるとエアバッグが膨らんでしまうという欠点がある。

基本はプロテクターでさらに追加でエアバッグという位置づけになる。

バイクウェアにエアバッグが内蔵された製品と、エアバッグのみのベストタイプがある。

国内メーカーの無限電光(hit-air)が開発し、海外の白バイ隊に採用されたことで世界的に話題になった。

 

 

 

プロテクターの紹介

ウェア内蔵、外付けに分けて紹介する。

 

ウェア内蔵タイプのおすすめ製品

CEレベル1をクリアするくらいの防御性を持った上で、快適性、利便性を向上させることを念頭において製品を比較した。

特に重さは肩の疲労度が大きく違ってくるので、最重要ポイントとしている。

 

例えば胸部、脊椎、肩、肘の4点セットの場合。

・プラスチックで700g

・ウレタン(中心ハード)で500g

※胸部のウレタン(中心ハード)は無いためプラスチックを採用

・高密度ウレタンで800g

※胸部と脊椎は高圧縮ウレタンが無いためプラスチックを採用

 

 

ウェアで200gの差は意外と大きく、ポケットに缶コーヒーを入れているくらい違いがある。

初めてウレタン(中心ハード)に入れ替えたときは、肩が軽くてびっくりした。

それでいて柔軟性もそこそこあるのですごくおすすめ。

 

もう一つ注意しないといけないのがプロテクターの形。

基本的に、主要メーカーのプロテクター入れはほぼ同じサイズで流用できるけど、サイズが違っていてプロテクターが大きい場合は自己責任でハサミで切って調整、逆の場合は100円ショップ等で売られている粘着マジックテープを使って固定させるという手もある。

僕が購入している製品は全てラフロのウェアに綺麗に収まった。

ラフロは胸部が少し特殊なので、胸部以外はどのメーカーも概ね互換性があると思う。

 

 

それでは商品を紹介。

重量は左右ある場合は合計の重さで表記している。

 

 

RSタイチ ウレタン(高吸収)

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CEレベル2

・やや重い 脊椎213g

・非常に柔軟性が高い

・すごく薄い

・実売価格 4000円程度

脊椎:TRV044

 

これでCEレベル2?と疑問に思うくらいふにゃふにゃだが、手に持って叩いてみると衝撃が分散されるので痛くない。

さすがハイテク素材だなと感心した。

ウレタン(ソフト)に次いで柔軟性が高く、かなり薄いので装着しても違和感がほとんど無く、ジャケットをまるめて収納するのも簡単。

ボックスにしまいやすいので普段乗りはTRV044、ツーリングでは肩への負担を下げるためにコミネのスーパーライトを使うようにしている。

サイズ40が標準で、ラフロの脊椎パッドにぴったりと収まる。

 

デイトナ ウレタン(瞬間硬化)

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CEレベル2

・重い Mサイズ124g Lサイズ150g

・柔軟性が高い

・実売価格 1500円程度

Mサイズ:92819

Lサイズ:92818

 

瞬間硬化タイプでは圧倒的に安いプロテクター。

非常に柔軟性が高くジャケットを押し込んで収納できて便利。

さらにCEレベル2にも適合。

フィット感が良いので数値ほどの重さを感じない。

 

ジャケットのプロテクター入れにあわせて選べば良いのだけど、基本的にはMサイズは肩や膝に、Lサイズは肘や膝(脛)に使うようになっている。

良い製品なのに公式サイトで非常にわかりにくいところに紹介されており、店頭でもあまりアピールされてないのが残念。

モーターヘッドのウレタン(中心ハード)と並んでおすすめのプロテクター。

 

コミネ ウレタン(中心ハード)

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・CEレベル1

・非常に軽量 脊椎99g

・柔軟性も十分

・実売価格 2000円程度

脊椎:SK-675 スーパーライトシリーズ

 

まず何よりこれを試してもらいたい。

プラスチックパッドからこれに変更すると、感動的なほどに肩への負担が下がると思う。

購入直後は硬くて失敗したかな?と思ったけど、溝にそってぐいぐいと左右上下に丸めるように折って、ウェアに内蔵させて一日ツーリングをすると、あっという間に体になじんでしまった。

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写真の通り、僕の背中にあわせて形作られていることがわかる。

戻る力が強くて少し硬いけど、ボックス等にウェアを押し込んで収納も可能。

驚異的に軽く、そこそこの柔軟性/防御力があり安価なので、すごくおすすめ。

尚、光電子の製品もマジックテープがついているが基本は同じものらしい。

 

コミネ ウレタン(中心ハード)

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・CEレベル1

・軽量 肘110g、肩88g

・やや硬めだが馴染んでくる

・実売価格 1000円程度

肘:K301E

肩:K302S

 

安くて、軽くて、防御力もそこそこあり、最初のプロテクターに最適。

最初は全く折れ曲がってないので、ぐいぐいと折ってジャケットに入れて走って1日ツーリングで使えば体に馴染む。

反発力が強く少し角が当たる感じがするが、ちゃんと馴染めば着心地は良い。

脊椎のスーパーライトシリーズとは材質が異なる。

 

コミネ プラスチック

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・実売価格1600円程度

胸部:SK-689

 

超定番。

標準的な形状なのでラフロのジャケット以外なら概ねどのメーカーでも取り付け可能。

価格も安く使いまわしも利くので、まずはこれを購入しよう。

 

 

モーターヘッド ウレタン(中心ハード)

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・CEレベル1

・非常に軽量 肘80g、肩96g

・切れ込みによる柔軟性が高い

・実売価格 2000円程度

 

おすすめ製品。

ネット通販はされてないので、2りんかんの店舗で購入しよう。

肘と肩の二つしかないが、軽量かつ柔軟性が高く、深く包み込むような形なので安心感が高い。

型番は不明だけど、CEタイプ というシリーズ名で販売されている。

詳細は以下公式サイトを参照していただきたい。

モーターヘッド 公式サイト

 

 

ラフロ プラスチック

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・CEレベル1相当

・やや重い 肘136g、肩80g、胸部178g、脊椎262g

・そこそこ通気性がある

・そこそこ柔軟性がある

・実売価格 2000円程度

肘:RR10046

肩:RR10047

脊椎:RR10078

胸部:RR10074

※現行モデルは上記型番です。

見た目が異なりますが、装着感はほぼ同じです。

 

他素材より通気性があるためメッシュジャケットとの組み合わせに適している。

繋ぎの部分がウレタンなのでそこそこ柔軟性があるが収納性は良くない。

胸部パッドは耐貫通性を重視して本製品を使用中。

脊椎は非常に重く強く折り曲げると壊れそうなので、コミネのスーパーライトのほうがオススメ。

 

内蔵プロテクター比較表

シリーズ名 TRV044 SAS-TEC スーパーライト スタンダード スタンダード CEシリーズ RR100**シリーズ
メーカー RSタイチ デイトナ コミネ コミネ コミネ モーターヘッド ラフロ
素材 ウレタン高吸収 瞬間硬化 ウレタン中心ハード ウレタン中心ハード プラスチック ウレタン中心ハード プラスチック
75g 55g 40g 68g
62g 44g 48g 40g
脊椎 213g 99g 262g
89g
安全規格 CE2 CE2 CE1 CE1 CE1
実売価格 4000円 1500円 2000円 1000円 1500円 2000円 2000~2500円
10段階評価
重さ 3 5 10 8 10 6
柔軟性 10 7 6 6 8 5
蒸れにくさ 4 3 5 5 4 7
厚み 9 6 6 6 6 4
コスパ 5 8 9 10 5 5
総合評価 8 7 10 8 10 6
製品紹介へ移動 TRV044 SAS-TEC スーパーライト スタンダード プラスタンダード CEシリーズ RR100**シリーズ

 

おすすめの構成

ツーリング向け、街乗り向けの2つで僕が使い分けている構成を紹介する。

もちろん逆でもなんら問題は無いので、一例として参考にして欲しい。

 

ツーリング向け

長時間の利用で違いを感じる重量を最重視し、次に柔軟性の優先順位で選んだ。

CEレベル1相当となるが、体への負担を下げて疲労を蓄積させないことで安全性を高めるというアクティブセーフティーの考えで防御性能とのバランスをとった。

全部揃えても6000円程度と安価なので、まずはこれを試してみて欲しい。

これで満足できなければ、満足できない部分を変更しよう。

 

肘、肩:コミネ ウレタン(中心ハード)

最初少し硬いけど、馴染めば着心地は良く、軽量ですごく安い。

近くに2りんかんがある人は最軽量のモーターヘッドもおすすめ。

 

脊椎:コミネ ウレタン(中心ハード)

非常に軽くて柔軟性もそこそこあって体にフィットする。

収納性もそこそこ良い。

 

胸部:コミネ プラスチック

胸部にも瞬間硬化素材があるが、耐貫通性が重要なのでここはプラスチック。

※ラフロ以外は基本コミネでOK ラフロは自社製品を選ぶ

 

 

街乗り向け

短時間の乗り降りを繰り返したり、降りたらジャケットを脱いでボックスやバッグに収納することを考慮し、柔軟性/収納性を重視。

基本的に柔軟性の高いものはウレタン(ソフト)とハイテク素材の2択だが、ウレタン(ソフト)は防御面に不安があるので、ハイテク素材をおすすめしたい。

結果、全部で1.1万円で最高レベルの防御性能と柔軟性を備える構成になった。

事故の大半は交差点で起きているので、市街地こそ防御性能を重視するという考え方は理にかなっていると思う。

脊椎のRSタイチ ウレタン(高吸収)は抜群に収納しやすいので、ここは外せないところだ。

 

肘、肩:デイトナ ウレタン(瞬間硬化)

防御力と柔軟性と価格のバランスが良い。

 

脊椎:RSタイチ ウレタン(高吸収)

防御力と収納性の高さでおすすめ。

 

胸部:コミネ プラスチック

胸部にも瞬間硬化素材があるが、耐貫通性が重要なのでここはプラスチック。

※ラフロ以外は基本コミネでOK ラフロは自社製品を選ぶ

 

 

 

外付けプロテクターの紹介

プロテクターベストの選び方は、どの部位までカバーするかとフィッティング能力が大きい。

それと、胸部を分割式か一枚式かで防御性と快適性が大きく異なってくる。

 

僕が思うには、着脱のしやすさを考慮して胸部と脊椎のみがおすすめ。

先にも記載したとおり、プロテクターは面倒になって使わなくなったら意味が無い。

重要度の高い胸部と脊椎を優先し、肘は別途巻きつけタイプ、肩は無し、という構成で試してみてはいかがだろか。

 

そしてこの手の商品はコミネが圧倒的に強い。

コミネマンといわれるほど昔からプロテクターに力を入れてきただけあって、商品ラインナップが豊富。

僕も過去に所有したのはコミネのSK-620という胸部と脊椎のみのタイプ。

現在は廃盤となっているが、後継製品(SK-696)が販売されており、プロテクターベストの中では使い勝手が良かったので、コミネをおすすめしたい。

 

尚、CEレベルは部位によって異なるため本項目では記載はしていないが、概ねCEレベル1をクリアしているプロテクターが利用されている。

詳細は公式サイトをご確認いただきたい。

 

 

コミネ SK-696 胸部、脊椎、腰

・胸部は分割タイプ

・フィット感がいい

・実売価格 10000円程度

 

珍しく腰まで伸びた脊椎パッドが特徴。

胸部は二枚タイプで使い勝手が良く、脇下のベルトで体に密着するようにできる。

そのためプロテクター全体のフィット感が良く、安心感がかなりある。

前作SK-620を使った時にもこのフィット感は素晴らしかった。

鎖骨や脇腹等全体にウレタン(ソフト)パッドが配置されているので、防御範囲が広い。

肩と肘はないが、脱ぎ着することを考えればこの製品は非常に優秀。

プロテクターベストではイチオシの製品。

 

 

コミネ SK-688 胸部、脊椎、腰

・胸部は一枚タイプ

・女性向けデザイン有り

・実売価格 6000円程度

 

前後ともに防御範囲が広く、かつ一枚タイプで胴体の防御性能は最高レベル。

装着方法は頭から被るか、脇腹のゴムを外して横から腕を通して頭を被るかの2通り。

羽織るようなことはできないので、着脱の点はあまり優れていない。

防御性を重視する人におすすめ。

ただし女性向けデザインは分割式となっているし、CEもクリアしてないので別物と考えたほうが良さそう。

 

 

コミネ SK-676 胸部、脊椎、腰、肩、肘

・胸部は一枚タイプ

・コミネマン

・実売価格 16000円程度

 

最強フル装備、圧倒的な威圧感、これでこそコミネマン。

着脱しにくい?フルプラスチックで重い?

上等だ。

コミネマンとはそういうものだ。

 

 

コミネ SK-629 胸部

・胸部は一枚タイプ

・実売価格 4000円程度

 

最重要の胸部のみを一枚でガードする。

左脇腹のバックルを外せるので、一枚タイプにしては着脱しやすい。

本当は脊椎も欲しいところだけど、軽量かつ気軽に胸部を強固に守れるという点に長けている。

 

 

コミネ SK-693 胸部、脊椎、肩、肘

・胸部は分割タイプ

・インナー向け

・実売価格 13000円程度

 

SK-694のフル装備版。

夏は直かシャツの上にSK-693を着て、その上に大きめのTシャツを着るという方法もある。

実際、ツーリング先でそのような格好の人はいる。

着脱のしにくさが欠点だ。

 

 

ラフロ RR10061 胸部、脊椎、脇腹

・胸部は分割タイプ

・インナー向け

・実売価格 13000円程度

 

メッシュ素材で風通しが良く薄手素材なので、上にジャケットを羽織っても違和感が少ない。

ラフロはコミネと比較すると全体的にゴツさがない点で優れている。

スマートに装着したい人におすすめ。

 

 

 

下半身のプロテクター

本来であれば下半身も膝と骨盤にプロテクターが入った上にザイロン等の引張強度が高い、バイク用パンツが望ましい。

1種類だけザイロン採用のジーンズを持っているけど、選べるほどのデザインがなく結局普通のジーンズに、巻きつけ式の膝パッドを使っている。

最近、コミネのプロテクター内蔵ジーンズが気になっているので、近いうちに試すかもしれない。

 

 

ラフロ RR10070 膝、脛

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・プラスチック素材

・軽量 188g

・インナーにもアウターにも利用可能

・実売価格 2000円程度

 

8年以上使っているお気に入りのプロテクター。

比較的薄手で防御範囲が広く、膝と脛の間はウレタンのみなので柔軟性が高い。

写真は右足だけプロテクターを装着しているけど目立たないし、窮屈間もあまり感じない。

座るとさすがにわかるけど。

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冬場は風が直撃する膝を保温してくれるためとても温かく、夏も暑さはあまり感じないので一年通して大活躍。

 

 

コミネ WJ-732R 膝

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・膝にCEレベル2パッド標準付属

・穿いたままパッドを取り外し可能

・腰にもパッドを内蔵可能(別売)

・女性向けサイズ有り

・実売価格 6000円程度

 

ザイロンやケブラーといった強度の高い素材は使わず、伸縮性のある普通の生地で作られたジーンズ。

膝と腰にパッドを装着可能で、膝には標準でCEレベル2のパッドが付属している。

プロテクター内蔵タイプは膝裏が窮屈でなく、履き心地が自然なことが最大の特徴。

レギュラーフィット(WJ-732R)とスキニーフィット(WJ-737S)が用意されており、スキニーフィットの製品を購入したので以下の記事を参考にしてもらえればと思う。

 

 

 

販売終了製品

 

クリックすると開閉します

 

コミネ ウレタン(高密度)

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・CEレベル1

・重い 肘206g、肩116g

・そこそこ柔軟性がある

・実売価格 1500円程度

肘(膝兼用):SK-640

肩:SK-639

 

柔軟性がそこそこあって着ている時は体にフィットしてくれる。

欠点は重い事と戻ろうとする力が非常に強いので、曲げたまま収納するのは困難。

ウレタン(中心ハード)が苦手な人におすすめ。

 

 

ラフロ ウレタン(中心ハード)

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・CEレベル1

・軽量 肘114g、肩86g

・切れ込みが少なく柔軟性はいまいち

・実売価格 2000円程度

 

モーターヘッドと比べると見劣りしてしまう。

特に柔軟性が低くてごつごつ感が強い。

素材は良いのに構造的にあまり優れていない事が難点。

型番は不明。

 

プロテクターまとめ

プロテクターポスター

バイクに乗ることで有名なプロスケーター荒川静香さんも、警視庁とプロテクター装着の啓蒙活動をされています。

ツーリングはもちろん、普段のチョイ乗りでもちょっと胸部プロテクターがあるだけで人生が変わるかもしれません。

 

僕はプロテクター無しにバイクに乗ると不安を感じるので、スクーターで買い物に出るときでもバイク用ウェアにプロテクターを入れて乗っています。

嫁には大げさだとか、恥ずかしいとか言われますが、それが当たり前のことになって欲しいと思います。

まずは嫁の考えを変えてもらわなくては・・・・。

 

おすすめは、利便性と防御力のバランスを取ってバイク用ウェアに分割式胸部プロテクターと、脊椎、肩、肘パットを入れて、別途膝にもプロテクターを装着すること。

まずは安価で軽量でCE1をクリアするウレタン(中心ハード)を試して、プロテクターって案外いいね。って感じてもらえればと思います。

2着3着とジャケットがあれば入れ替えが面倒になってくるので、満足なら同じ安価なものを、もっと快適性や防御性を高めたいならハイテク素材を追加購入するというので良いと思います。

この安心感が病みつきになるかもしれないので、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

エアバッグは万能ではなくプロテクターをつけた上に装着するもので、あくまで主役はプロテクターである事を忘れてはいけません。

エアバッグは今勉強しているところなので、購入してちゃんとレビューできるようになったら記事に追加します。

それまでしばしお待ちを。