本製品はスクリプトを使うことで劇的に画質を向上させられます。
この記事ではノーマル状態での評価となりますので、以下の記事も合わせてご参照ください。
劇的に高画質化!Xiaomi Yi スクリプトでピンボケした画像をシャープにする
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昨日に引き続き、Xiaomi Yi の昼間の撮影をしてみた。
今回はようやくバイクでの撮影テストができた。
バイク乗ってたの?バイクなんてブログタイトルと画像だけじゃなかったの?
って声が聞こえそうだが、一応乗ってるんです。はい。
Gopro用の3点どめチェストマウントでKLX125に乗って走ってみた。
設定はFullHD 60fps、昨日ダメダメだったAutoLowLightはoffに、他はデフォルト設定。
動画が用意できたのでアップ。
youtubeの設定でFullHD 60fpsを選べば60fpsが見られるけど、Chrome以外はダメなんでChromeを用意してね。
■画質
夜がイマイチだったのに比べると昼の画質はまずまず良い。
路面の凹凸、植木の葉、文字の見やすさ、どれもそこそこ撮影できているがややぼやけた印象だ。
ノイズは非常に少なく、速度をあげても破綻していない。
やや白飛びがあるが気になるほどではない。
色合いはGoPro HERO4 Blackに近いけどそれよりちょっと自然でいい感じ。
明暗の処理の早さはそこそこで、明るいところから暗いところへ、またその逆もそこそこの早さで光量調整をして、一発でびしっと決まってくれる。
SJ4000のような再調整を繰り返して明るくなったり暗くなったりを繰り返すようなことはない。
全体的には悪くはないけど、やっぱりぼやけ気味なのが残念。
見ていて何かもやっとするものがあるのだ。
そう、視力がいきなり0.3くらい落ちたような、そんな感じだ。
●追記 レンズのピント合わせ、高ビットレート化、解像度2k対応、ノイズリダクション低減の4つについて追記
※ピンボケ気味の画像を解消する方法は以下二つ。
・スクリプトでノイズリダクションを下げる
劇的に高画質化!Xiaomi Yi スクリプトでピンボケした画像をシャープにする
・スクリプトでも改善しない場合はレンズ調整
小米(Xiaomi)シャオミ Yi アクションカメラ ピントが甘い場合のレンズ調整
※画質をさらに向上する方法
■音質
昨日の夜間レビューにも書いたが、SJ4000、SJ5000よりは良く、実用的なレベルになっている。
ただ、今回のマウントはおもいっきり走行風があたるため風切り音でバイクの音は聞こえづらい。
VFRなら風があたりにくいのでこのままでもいけるかもしれないが、何かしら風切り音対策はしたほうが良さそうだ。
■昼、夜あわせた感想
オシイ!!
飛びぬけて悪いところはない。
でも、ぼやけた感じがあり本体にはシャープネスの設定がないのでプレイヤーで少しあげてみたが、やはり所詮後から調整するだけのもので、良い動画にはならない。
センサーの解像度はソニーExmor R BSI CMOSで悪くはないだろうから、ピントあわせが甘いかレンズの問題かな?
もう少し設定をかえてテストしようかと思う。
スクリプトでノイズリダクションを低減し改善できることがわかったので、画質についてはGoProとも良い勝負をする。
利用するまでに少し手間はかかるものの、こういう製品を購入する人であれば特に問題はないだろう。
■ここまでの感想
FullHD60fpsが撮影できて本体1.2万円はまずまずの出来だが、ハウジングもマウントも別売りと考えると少し高いように思う。
やはり中国国内で販売されている価格、399元=約8000円が適正価格だろうか。
SJCAMの登場で低価格帯が一気に盛り上がったが、SJ4000のような衝撃は無い。
スマホで価格破壊しまくっているXiaomi、という印象が強くて期待しすぎたのかもしれない。
設定をかえることで化けるかもしれないので、続報があれば随時アップデートする。
低価格帯は現在以下3機種が選択肢になっている。
とにかく安く=SJ4000(1万円+2000円でwifi)
FullHD60fps=Xiaomi Yi(1.2万円+4000円くらい?でマウントとか)
FullHD30fpsで高画質=SJ5000(1.4万円+2000円でwifi)
それぞれ武器となるポイントが異なり、トータルで絶対にこれというずば抜けた製品はない。
今後はXiaomiとSJCAMがしのぎを削りそうだ。
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