これで最終日・・・。2015年北海道キャンプツーリング!【6日目】

北海道最終日 6日目 8月28日(金)

 

 

濡れたテント

 

朝6時起床。

とうとう最終日かぁ・・・・。

 

昨夜は長時間雨がぱらついていたが、縫い目にシームシーラーと撥水スプレーをかけておいたおかげで雨漏りすることなく快適に過ごすことが出来た。

このドッペルギャンガーのテントは一応素材そのものは防水だが、縫い目の防水加工がされてないため長時間の雨には耐えられない。

そこでシームシーラーをぬりぬりすることで防水仕様にできる。

その様子はこちらの記事を参照。

【キャンプしたい】テントを買って試してみよう!

 

 

 

 

 

バイクにテントを乗せる

 

他のキャンパーは僕達以外にバイクが10人程度、大学生らしき自転車グループが10人程度いたが、敷地が広いので伸び伸びとできて良かった。

雨もあがっているし、ラストランを楽しもう!!

 

 

帰りのフェリーは19時30分 苫小牧東港発の秋田経由新潟行き新日本海フェリー。

18時までに苫小牧東港へ到着するよう案内に書かれているが、バイクは最後なので19時くらいに乗船開始となるので18時30分に到着すればOKだ。

 

ここ、上士幌からは最短で行けば200km 3時間。

遠回りだけど晴れることを願って三国峠、旭川経由で行き、昼過ぎに美瑛、富良野で観光とお土産と昼食をとって、最後は夕張経由で苫小牧東港へ行くことにする。

 

 

最終日はいつも富良野か、ニセコあたりでフェリーの乗船時間調整をして帰る。

確かに合理的でいいんだけど、毎回同じパターンなので富良野/ニセコ=最終日=悲しい という図式が成り立っており、パッチワークの丘も花畑も夕張メロンも、物悲しい印象しかないのだ。

 

 

 

 

 

国道273号を走る

 

7時30分

上士幌を出発し三国峠へ向かうため国道273号で北上。

出発した時には既に雨は降り止んでいたが一面雲に覆われていたため三国峠は雲の中の可能性が高く、賭けみたいな気持ちで出発した。

 

 

 

 

 

タウシュベツ川橋梁付近の駐車場

 

30分程走って糠平湖を抜けたところで、一つ目の観光地、タウシュベツ川橋梁に到着。

あれ?去年来た時は駐車場は道の右にしかなかったような気がしたけど・・・?

 

 

 

 

 

廃線の痕跡

 

とりあえず右の森の中にある遊歩道へ入って歩くこと3分。

ここは1987年に廃線となった旧国鉄士幌線だ。

糠平湖近辺にはこの旧国鉄士幌線の跡がそこかしこに残っており、大自然の中に廃れた人工物というコントラストがノスタルジックな雰囲気を作り出している。

 

 

 

 

 

古い石橋

 

さらにこの廃線跡を歩くと小さな石橋を発見。

どうやらここはタウシュベツ川橋梁ではなかったようでw

でもタウシュベツ川橋梁は近くまで行ける林道が通行止めとなっており、遠目にしか見れないので、目の前まで手軽に行けて良かった。

 

 

 

 

 

タウシュベツ川橋梁

 

さっきのポイントから2kmほどバイクで北上し、遊歩道を歩いて5分でタウシュベツ川橋梁の対岸に到着。

夏場は半分糠平湖に沈んでいて見れないことが多いらしいが、今回はちゃんと見ることが出来た。

間近で見るともっとすごいんだろうけどね。

 

 

 

 

 

廃線跡

 

遊歩道の途中にはさっきの場所から続く廃線跡。

ずっとこんな感じで帯広から、ここからもう少し北上した幌加まで鉄道跡があるんだなぁ。

 

 

 

 

少し晴れ間が見える

 

国道273号をさらに北上すると雲も高くなり、ところどころ晴れ間も覗くようになりはじめた。

 

 

 

 

陸橋

 

道央最高の場所だと思う三国峠の陸橋に入る。

まずこの陸橋を覚えておいていただきたい。

 

 

 

 

 

有名な三国峠の陸橋

 

さらに走ること3分くらい。

トンネルを抜けた先に停車すると、帯広方面に向かって広大な森と走ってきた陸橋を見渡すことができる。

北海道の観光本を見たことある人なら、この写真は見覚えがあるんじゃないだろうか。

超定番中の定番、ここが三国峠の陸橋だ。

晴れていればもっと綺麗に深い山々を見渡せるが、雨が降らなかっただけラッキーだったかな。

1日目の記事にも少し書いたが、日照時間の短い道東、道北に比べると、ここ三国峠付近は北海道らしさを感じられる場所にしては天気が安定している。

過去5回くらい来たけどこれでも今回が一番天気が悪いくらいかな。

 

 

 

 

 

おしゃれなお店

 

見晴らしポイントから数分で三国峠の頂上に到着。

店内はちょっとおしゃれで掃除が行き届いており、お土産や軽食を提供している。

 

 

 

 

 

ポップオバー&ソフト

 

ポップオバー&ソフトというシュー生地にソフトクリームと蜂蜜を乗せた食べ物。(500円)

1861年からのアメリカ南北戦争時代には食べられていたそう。

 

 

 

 

アイスを食べるN口君

 

口に入れた瞬間、暖かなシュー生地と冷たいバニラアイスが混ざって不思議な感じ。

そこに蜂蜜の強い風味が鼻を抜けてとても美味しい。

そして量は多くないんだけど、甘くすぎて一つ食べたら十分だw

 

 

ポップオーバー&ソフトにかけられていた蜂蜜がすごく美味しかったので嫁へのお土産に一つ購入した。

店員さんの話によると、この蜂蜜は北海道の養蜂場でとれたもので、一般的な蜂蜜とは蜜が違うっており、独特の風味が強い理由はそこにあるそうだ。

 

 

 

 

 

長く下り坂

 

峠から北へ、トンネルを抜けると長い下り坂に入る。

 

 

 

 

 

 

 

猛スピードで走る車

 

国道39号との合流までは急な下り坂だけど快適で楽しい。

後ろにピッタリついている車(レクサス)はこの後抜かしたら、ぶっ飛んでいったから130km/hは出てただろうなぁ。

さすがに飛ばしすぎだろうw

 

 

 

 

 

 

層雲峡

 

大雪湖で国道39号に合流し旭川方面へ向かうと層雲峡に到着するが、今回は時間がないのでパス。

層雲峡のふもとはちょっと洋風の町並みの温泉街となっており、休憩にはもってこいの場所だ。

 

 

 

 

 

インターで高速を降りる

 

三国峠から美瑛までは110kmあり、そのうちの半分は交通量の多い幹線道で北海道らしからぬノロノロ運転ばかりになる。

そりゃもう眠いのでいろんな話で盛り上がる。

 

 

 

まさきち : 旅先で女性ライダーと知り合って良い関係なったって話ないのー?

 

マトンN口 : 昔、女性ライダーから声かけられて「どこのライダーハウスとまってるんですか?私達、どこどこから来たんですけど、この先どうですかね?」とかって話しになったんだよね。

一緒に行かない?ってくらいの感じで相手から積極的に話してきたんだけど・・・・

 

まさきち : おーすげーじゃん。N口君ならテントやろ?俺のテントで一緒に寝ませんか?くらい言ったの?

 

マトンN口 : いや。俺、金がなくてテントどころか野宿でさ。恥ずかしくてはぐらかして逃げたんだよねwwww

 

まさきち : まさかの野宿wwww

 

T先輩 : 相手ムラムラしてたんじゃねーのー?

 

マトンN口 : っぽいんですけど、あんまりかわいくなくてですねぇ・・・

 

T先輩まさきち : 辛口wwwww

 

 

マトンN口はなかなか贅沢なのだ。

 

 

 

ネズミ取りのパッシング

 

愛別から美瑛へ抜けるには旭川郊外を道道140号と37号で迂回していく。

さっきからマリちゃん(ユピテルのナビMCN46siの音声キャラクター)が取締り警告を連発していたところ、対向車からパッシング!

 

お?この旅初めてのネズミ捕り!

 

 

 

 

 

 

警察にあいさつ

 

横の道に20人近く?の警察官が準備中だったので、手を上げてご挨拶しておくw

 

 

 

 

 

 

ゼルブの丘

 

一気に1時間30分くらい走ってゼルブの丘に到着。

8月下旬はさすがに終わった花も多くて、全体の半分くらいしか咲いてなかった。

残念。

満開の時期ならすごいんだけど、季節はずれなのは仕方ないね。

 

15時に富良野を出れば3時間で苫小牧東港には到着できるので、それまでの3時間が北海道最後の観光になる。

ゼルブの丘近くにはパッチワークの丘やジェットコースターの道、セブンスターの木等、複数の観光ポイントがあるが、13時に富良野の六花亭で昼食とお土産を買うので、2箇所に絞っていくことにした。

 

 

 

 

 

パッチワークの丘

 

ファームズ千代田にある見晴台に行こうとしたが、迷って時間もなくてマトンN口がはぐれるしで、結局それっぽい近くの場所でパッチワークの丘を見るww

 

 

 

 

ジェットコースターの道

 

ファームズ千代田から10分ほどで今度はジェットコースターの道へ到着。

ぶっちゃけ、セブンスターの木とか、親子の木とか、元ネタを知らなければただの木なので、その辺はスルーしてジェットコースターの道をおすすめする。

 

 

 

 

ツインシュート

 

ツインシュート!!

 

 

 

 

 

走り去るN口君

 

ちょっと絵になる一枚。

 

 

 

 

 

 

最後の観光を終えて出発

 

これが最後の観光。

この出発のシーンも後はご飯やトイレ休憩くらいしか残ってない。

あー、予定していたものは全部見終わったなぁ。

そう呟きながら走り出した。

 

 

 

 

ジンギスカン料理店のカンパーナ

 

13時すぎに富良野の六花亭に到着し、併設されているジンギスカン料理店のカンパーナで最後の晩餐!

600円のマトンやラムを3人で5人前くらいだったかな?

それにご飯と味噌汁とキムチをつけて一人1300円くらいで腹いっぱい。

臭みが少なくて食べやすく、羊肉が苦手な人でも牛肉が食べられるなら大丈夫。

今回は時間が少し遅かったためすぐに入れたけど、昼時だとちょっと待たないといけないので、先に待ち時間を見てからお土産を買いに行くと良い。

 

 

がっつりお土産を買ってラストランだ。

富良野から苫小牧東港までは国道273号が最短で150km、約2.5時間。

ただ幹線道で楽しくないので却下!

最後だし快走しよう!ってことで、夕張経由で快走路を南下する道道135号~国道452号~道道74号で175kmのルートで行くことにした。

途中の道の動画がとれてなかったが、富良野から桂沢湖までは交通量が多くて楽しくないが、大半が道道116号で岩見沢市方面へ抜けるので、そこから南は空いていて楽しい。

 

 

 

 

夕張あきんど屋

 

1時間くらい走ると夕張に到着。

夕張あきんど屋で夕張メロンソフトクリームを食べる。

 

 

 

 

 

美味しいメロンソフトクリーム

 

メロン大好きマトンN口、ソフトクリーム大好きT先輩曰く、このメロンソフトは間違いなく一級のソフトクリームであると。

あまり食べない僕にはわからなかったが、二人が言うのだから本当なのだろう。

 

 

 

 

 

道端で遊ぶ高校生

 

夕張高校前には道端に座り込んで、ボールで遊んでいる女子高生ww

なんというか久しぶりに見たな、こういう光景。

というのも、T先輩=新潟 マトンN口=久留米(福岡) まさきち=今治(愛媛) と全員が田舎出身で、懐かしく思えたのだ。

 

国道274号に出たら西ではなく少しだけ東へ向かう。

ここは上陸初日に帯広へ向かった時に走った道。

あれから5日と8時間がたった今、また同じ道を走っているが、これから始まる楽しさと、もう終わる寂しさでまるで違う道のように感じる。

 

 

 

 

 

上陸初日の交差点

初日に通った道道74号との交差点を通過した時の画像。

こうやって左車線を真っ直ぐ帯広へ向かったんだなぁ。

 

 

 

最終日の交差点

 

それが今、苫小牧へ向かうために右折車線にいる。

 

 

ワシ。ここ曲がりたくない。

 

 

と駄々をこねてみたが、数日後に迫った仕事のことを考えるとそうもいかない。

短い夏休みだ。

 

 

道道74号は道のうねりがあってあまり快適とは言えないが、国道よりはマシだ。

穂別に入るとなんか右に・・・・?

 

 

 

 

 

スーパー 中一さとう

 

まさきち : 虫さとうwwwwwwwwwwwww スーパーの名前が虫ってwwww

 

マトンN口 : あれ、シゲチャンが書いたなwwww スペースが足りなくなって中の下に一を付け加えたとみた!

 

まさきち : シゲチャン右から書いたんかよww 斬新すぎるwww

 

 

なんか強烈につぼったw

調べたら、「全日食チェーン」というスーパーのチェーンで、中一さとうという店舗名らしいw

 

 

 

 

 

セイコーマートで買い物

 

国道235号に突き当たると最後のセイコマへ。

フェリー内の食料と嫁へのお土産(塩焼きソバ)を購入する。

 

 

 

 

 

なつく猫

 

隣家の飼い猫と思われる、人懐っこいネコかわいい。

 

 

 

 

 

 

苫小牧東港へ到着

 

最後は国道から外れて細い道に入って、苫小牧東港へ到着。

何のトラブルもなく予定通り18時に到着。

1時間くらい待って乗船なのでもう少しゆっくりできたけど、安全圏を見てちょうど良い時間だったかな。

 

 

 

 

 

フェリー前で記念撮影する3人

 

北海道最後の一枚。

俺、間に合ってないw

 

 

 

 

 

フェリーに乗る

 

19時過ぎに乗船。

もうあたりは真っ暗。

8月というのに肌寒いこの空気は、お盆を過ぎて秋の気配が近づくちょっと寂しい北海道の夜を感じた。

 

 

 

 

 

閑散としたフェリー内

 

荷物整理をあまりしていなかったのでのんびりと最後まで残って荷造りしていると、まわりは船員さんだけのガランとした船内。

バイクの台数は結構多いが、まだ余裕がありそうだった。

新日本海フェリーは商船三井に比べると空いてていいね。

 

 

 

 

客室への入り口

 

客室への階段を登れば、新潟に到着するまでここには戻れない。

ああ、これで北海道ツーリングが終わったのか。そんな気持ちでゲートを潜る。

 

いや、もうとっくに北海道へは戻れないんだけどねw

気持ち的な問題。

 

風呂に入って夕飯を食べて、北海道ツーリングを思い出しながら横になっているとあっという間に眠りについていた。

 

 

 

 

■6日目の走行

距離:386km

最高標高点:1153m

最低気温:12度くらい

最高気温:23度くらい

燃費:リッター 20km

 

サヨナラ北海道!

4年連続で来たらちょっと飽きたかなと最初は思ったけど、やっぱり楽しかったなぁ。

次はサロマ湖から北へ、道北の内陸と宗谷丘陵をくまなく探索したい。

本州でもキャンプツーリングをしたい。

最近下がっていたツーリング熱がちょっと復活した6日間だった。

 

まだ明日、帰宅のために高速を走るだけだが、最後の一日が残っている。

帰宅まで事故に気をつけて帰ろう。

 

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コメント

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