9月23日、広島長期出張で実家今治に帰省をしていたのだが、祝日のまる一日があいていたので、実家の原付 ヤマハJOGでしまなみ海道をわたってきた。特に目的はなく、ただ単にぶらぶらと懐かしい大島を走り回る。車や普通のバイクは高速から橋に入るのだが、原付1種及び2種は橋のふもとに出入り口があって、そこから入る。途中までは自転車や徒歩も同じ通路で、対面通行なので気をつけないといけない。橋の上はだいたい原付用と自転車徒歩用で左右にわかれている。まずは今治北部の糸山展望公園手前から原付用通路に入る。車や大型バイクでは何度も通ったことがあるが、原付でははじめてだ。ナビは持っていってなかったが、今治から尾道まで、主要な道には青い線がひかれており迷うことはない。入り口はこんな感じで、まぁ見てればわかる。
対面通行なので速度注意!
料金は橋の途中で料金箱があって放り込む。管理人はいたりいなかったりするw
なかなか気持ちの良い場所だ。右には穏やか(に見えて急流な)瀬戸内海と馬島と今治、正面には大島が見える。
大島に到着。道の駅から見える橋。昔、まだ橋のなかったころは赤い桟橋から出ていた大島フェリーにのってきていた。片道20分くらいだったけど、遠い場所にきた気がして楽しかったな。2年くらい前に運航終了となったらしい。
店内には魚や野菜が売られていて、外で七輪でバーベキューができる。よくテレビで紹介されているらしく、昼時になるとにぎわうらしい。
島内にはこんな感じで自転車めぐりしやすいように案内板がある。
大島の交番はなかなかフリーダムだ。ウルトラマンはともかく、吊り下げられてるぬいぐるみは夜はちょっとこわいぞw
反時計回りに走り、一山超えると名駒に到着。昔、よくここで親戚一同集まって海水浴したなあ。泳ぐ人、釣る人、釣れた魚でご飯作る人に分かれてわいわいしていた。瀬戸内海ではギザミ(一般名称ベラ)がよくつれて、これが美味しいんだよ。他にキスやションベゴチ(コチの仲間かと思ってたらネズッポという種類らしい)が投げで釣れる。これら連れた魚で炊き込みご飯を作って食べるのだ。本当ならダシのよく出る鯛じゃないと味はイマイチなんだけど、自分たちで釣って作って浜で食べるとうまく感じるんだよね。これってラーメンツーリングとよく似た現象だなw海の向こうは今治市。距離は直線で7kmくらいかな?
友浦を抜けて伯方島との海峡に到着。知らなかったけどカレイ山展望台というのがあって登ってみた。ほぼ頂上までバイクで行けて景色もいい。橋の下でよく釣りをしたけど、潮の流れが速すぎて地球をつることが多かったw
このあたりは大島石という結構有名な石がとれるらしい。すさまじい坂を登るダンプカーw斜度30度くらいあるんじゃねーこれ?
懐かしい昭和の香りのする、大島の中心地? 吉海町。この先にはスーパーやホームセンターなどの店舗がいくつかある。
今日は昼から姉夫婦と甥っ子と、鈍川温泉より奥の虹鱒の釣堀で川魚を食べに行く。ここも小学生の時から毎年のように来ていた。おにぎりとおかずを持参して、魚を炭で塩焼きにして食べるのだがすごく美味しい。瀬戸内海育ちなので海の魚は毎日のように食べていたが、川魚も大好物。虹鱒は塩焼きにするところまで含めて一匹350円、岩魚は一匹450円。割と安いし持ち込み自由なのがいい。祝日で天気も良くすごしやすい気候のせいか、今までにないくらい混雑していた。食べるまでちょっと時間かかったけど楽しかった。門岡養殖場0898-55-2317愛媛県今治市玉川町鈍川木地車を降りたらこんな橋を渡って
こんな道を歩くこと5分で到着する。
帰りは渓流沿いに5件くらいある温泉宿のうちの一つ、鈍川温泉ホテルで日帰り入浴してきた。商業的にはさびれてしまった温泉街だが、泉質の良さでは全国有数らしい。ツーリング先で知り合った温泉マスターが道後を差し置いて、四国No1は鈍川温泉だと絶賛していた。日帰り入力は大人一人500円だったはず。施設は古いものの浴場は綺麗になっており、清潔感がある。冷泉なので加熱のため循環させていると記載されているが、カルキ臭さはなくお湯も綺麗だ。源泉かけ流しと言っても良いくらいで◎渓谷沿いの露天風呂は眺めも素晴らしく、久しぶりに良い温泉だった。ぶっちゃけ、廃れた温泉街というイメージしかなく、昨年100歳で亡くなった爺ちゃんの米寿のお祝いでしか来た事が無かったけど、温泉マスターが絶賛するだけあって良いお湯だった。お風呂の写真はとれないので、公式サイトを見てほしい。鈍川温泉ホテル公式サイト
帰りはちょっと遠回りだけど朝倉村へ抜ける県道154を通ってみた。道端のいたるところに彼岸花が咲いていて綺麗だった。母親に言われるまで、これが彼岸花って知らなかったけどw
帰宅したのは15時くらいだった。早朝から活動すると一日が長く感じて良いね。
コメント