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ヒーテックレビュー5

ヒーテック 2014年版の電熱ジャケットレビュー!

2017年も一部断線しにくいなどの改良が施されているが、機能は同じものが販売されているので参考にしてほしい。

ヒーテック公式サイトはこちら

 

 

 

電熱ウェアを選ぶときの注意点

①電力供給方法

車体からとる?モバイルバッテリー?

ネットでの評判をみるかぎり、モバイルバッテリーは力不足らしい。

ほんのり暖かい程度でいい!といっても、バイクでは弱すぎて効果をほとんど感じられないとか。

高速なんか走ったら体感温度はとんでもなく下がるわけで、相当過酷な状況だし無理もない。

 

車体からとる製品は概ねどれも暖かい(強だと熱いw)と評判。

ただ消費電力も相当で、ジャケットの弱設定でも30w、全身やると100w、強設定だと2倍は必要だろう。

小型や大型でも発電に余裕のない車種では厳しいかもしれない。

 

 

②温度調整ができるか

熱ければ良いってもんじゃないw

温度調整ができなければ使い勝手が格段に落ちる。

これは結構切実な問題だ。

 

ヒーテックは弱、中、強の3段階で、他社製品と比較すると割りと調整はできるほうだ。

2段階とかon-offしかないものも多い。

それでも弱より下の微弱が欲しいと思う。

 

その点、Gerbingは無段階調整ができ、この点においては圧倒的優位にある。

(最弱がどれくらいかわからないけども)

 

③ウェアそのものの防寒性能

これは考え方一つでかわるが、個人的には電熱ウェアにモコモコ防寒素材は不要だと思う。

モコモコ防寒素材があると冬はいいけど、春や秋に使いにくいのだ。

電熱ウェアの良い点は真冬に暖かいだけではない。

というか、これは2番目の良い点で1番ではない。

バイクを降りて着替えをしなくても、走りながら温度調整ができること。

これが1番だと思っている。

 

走りながら、寒くなってきた、暑くなってきた、そんなシーンは春にも秋にも、場合によっては夏にもある。

そこで、電熱ウェアは出来る限り防寒素材の入っていない、電熱offの時はただのウインドブレーカーになるものの方が良いと考える。

 

 

④サイズ

電熱ウェアはジャケット内の空気をエアコンのように温めるものではない。

あくまで発熱部分が体に密着して暖かくするもの

体にフィットして動きやすいものを選ぼう。

 

 

 

以上を考慮した結果、候補にあがったのは3つだった。

 

 

■KLAN(クラン)(販売終了)

特長:イタリアのメーカー 割と安価 温度調整が2段階しかない 断線しやすいと聞く。

 

 

■Gerbing’s(ガービング)

特長:アメリカのメーカー 老舗 質実剛健 ハーレー純正採用されている 温度調整無段階

 

 

■Heatech(ヒーテック)

特長:アメリカのVenture社製品だけど日本人向けカスタマイズしたブランドで販売に力が入っている 温度調整リモコン標準付属 温度調整3段階

 

これだけを見るとガービングが良さそうだが、ラフロやナップスなどの用品店になく着心地がわからない。

その点、クランとヒーテックは試着ができたことが大きく、着心地とサイズのよさからヒーテックを選んだ。

 

 

ではヒーテック2014年版ジャケット具体的なレビューをする。

 

 

着心地

電熱線が入っているとは思えない、ちょっと厚手のウインドブレーカーといった感じでこの点は特に素晴らしい

電熱ウェア特有のゴワゴワした感じがほとんどない。

身長172cm 普通体型 Mサイズでピッタリ。

袖はバイクに乗るかっこうをするとちょうどだ。

ヒーテックは日本人体型にあうように日本モデルを販売している。

ファスナーはアメリカ式で日本とは逆だが、慣れれば特に気にならない。(アメリカ式っていうか日本だけが逆)

 

 

 

暖かさ

今年5月上旬、磐梯山付近にツーリングに行った時、昼は20度前後と暖かかったけど、夕方から山間の川沿いの道に入ったこともあり、急激に冷え込んで外気温は5度

防風ジャケット、薄手のダウン、ヒーテック、長袖Tシャツ、Tシャツの5枚で、弱設定ではちょっと寒い、中設定でちょうどいい。

という感じだった。

昼も同じ装備でヒーテックをoffにしていたので、15度の寒暖の差をヒーテックだけで温度調整をしていたことになる。

ヒーテックがなければ、厚手のダウンを追加して、気温に応じて2枚のダウンを両方着たりどちらかにしていただろう。

スイッチオンにしてから体感できる温度に達するまでは10秒程度ととても早い。

 

 

消費電力

一番消費するジャケットで最大75W程度だけど、強は暑すぎるので滅多に使わない。

電圧計でしか見てないけど他の機器と比較すると、弱だと半分程度の35Wくらい。(ちゃんと計ってなくてスミマセン)

比較として、電熱グローブは最大30Wで、弱だと15W程度と思われる。

グリップヒーターが50Wくらいで、手のひらだけ温かいのに対し、電熱グローブは手の甲を暖め、グローブ全体が暖かくなる。

いかに肌に密着した電熱ウェアのほうが効果が大きいことがわかる。

※グローブはお店の試着だけどw

ジャケット 75W-35W

パンツ 40W-20W

グローブ 30W-15W

つま先 6W(強弱設定はないらしい)

基本、弱か中で十分OKな暖かさなので、トータル80Wあれば全身をカバーできるかな?

(ちゃんと計ってないけども!)

バイクによるけど、大型なら100Wくらいの余裕はあるものが多いので、弱設定なら全身も十分可能かなと思う。

 

 

操作

ジャケット付属のリモコンで操作可能

ただ、LEDがちょっと見にくくてちょっとわかりずらい。

ジャケット本体の腰のあたりに押しボタン式のフラップが出ていて、アウターやパンツからフラップを出しておくと操作しやすい。

割とこっちを使うことも多かった。

間違えて押すといったことは皆無だ。

 

 

車体への取り付け

付属のケーブルをバッテリーのプラスとマイナスに接続して、シートの左側から出すだけだ。

使わないときはケーブルをシートと車体の間に挟みこんでおく。

ケーブルやコネクターはガッチリとしていてゴツイ。

まぁ壊れないことを最優先にするとこれくらいになるだろう。

うちのバイクは他の電装をつけるためリレーを組んでいるが、グリップヒーターにナビにUSB充電にStationと、ごちゃごちゃつけてリレーにあまり余裕がないし、

イグニッションoffの時に跨ったまま電熱ウェアをonにし続けるシーンが考えられなかったのと、面倒なのでバッ直にしている。

 

取り付けはこんな感じ。

不要なときはシートの間に挟みこんでおく。

※写真は嫁のXJ6ディバージョンF

DSC_0572.jpg

 

 

つけるとこんな感じ

DSC_0575.jpg

 

 

 

 

総括

とってもイイですよ。

なんでもっと早く買わなかったのか・・・

秋、冬、春の3シーズンは必須といえるくらい役に立っているので、強くおすすめしたい。

ちなみに、一部断線しにくいように改良されているものの2017年モデルもほぼ同じだそうだ。