最近急に暖かくなってきたので冬タイヤから夏タイヤへ交換したので、交換方法メモと油圧ジャッキの使い方を記載する。
僕が使っているのはマサダ MSJ850という日本製の油圧ジャッキ。
コストパフォーマンスと品質のバランスがいいらしい。
安物はいつオイルが漏れ出すかわからないし、ジャッキアップ中に故障するとなかなか危険。
一般家庭向けではKAYABAとマサダの二強だったけど、5年ほど前?にKAYABAは販売終了したので、今はマサダくらいしかない。
詳しいことは分からないけど、KAYABAとマサダは何かしら関係があったようで、マサダ MSJ850はKAYABAシザーズジャッキとほぼ同じだとか。
ま、そのことは置いておくとして。
■用意するもの
ジャッキ
※車載ジャッキでもできるけどかなりしんどいので、油圧ジャッキがあると便利。
トルクレンチ
※なくてもいいよ。
十字レンチ
※車載工具のL字だとかなり厳しいかも。
■レッツ作業!
運転席のタイヤ交換を例にとる。
※砂利の上でやってるけど危険なのでできるだけアスファルトの上でやるように。
また今回はタイヤストッパーがどこかにいってしまって見つからなかったので無しでやったけど、使うべきところだ。
まず車のギアがパーキングに入っていること、サイドブレーキがしっかり引かれていることをチェック。
そして全ての窓とドアがしめた状態で行う。
最近の車はそんなことはないはずだけど、ドアをあけたままだと歪んでしまうかもしれない。
といってもしばらく放置しておけば戻るけど。
ジャッキの棒を使って油圧コックを閉める。
ジャッキをタイヤの後ろにあるココらへんにあて、棒を差し込んでキコキコ上下に動かす。
数回動かすだけでぐんぐん上がっていく。
タイヤを浮かすまで上げてしまうとナットをはずせなくなるので、軽く接地した状態でとめる。
万が一ジャッキが外れたり壊れたりして車体が下がってもいいように、余りのタイヤをジャッキの後ろにつっこんでおく。
タイヤのナットをちょっとだけゆるめる。
完全にはゆるめるとボルトに全体重がかかってしまうのでNGだ。
またジャッキを使ってタイヤが浮くまで上げるのだが、浮かせすぎると交換するときに持ち上げる量が増えて面倒なので、2cm浮いていればOK。
十字レンチを使ってナットを外して、タイヤを交換する。
タイヤを交換するとき、しっかりと持ち上げてから引き出すこと。
タイヤの重さが全てボルトにかかってしまうため、乱暴に扱うとねじ山が崩れないように注意。
タイヤをはめたらナットを手で締めこんでいく。
ある程度しまったら十字レンチを使ってそこそこの力で締める。
順番は対角。
油圧ジャッキのコックを少しだけゆるめると、ゆっくりと落ちてくる。
タイヤが軽く接地したら一旦止める。
最後まで落としてしまうと、ボルトに全ての重さがかかって折れるので注意。
軽く接地した状態でトルクレンチなどを使って本締めをする。
締める順はもちろん対角でしめていく。
トルクは110kgだ。
タイヤを外して、油圧ジャッキのコックをゆるめて完全に接地すれば完了。
1つのタイヤにつきだいたい5分程度で出来る。
油圧ジャッキがなかった時は車載のジャッキでがんばったけど、そりゃあも大変だった。
半分以下の時間ですむようになって、タイヤ交換が苦にならなくなったので購入して良かったなぁ。
まぁ、たいした工賃でもないから店でやってもらうのもアリだけど、DIY好きならもっておいて損はないよ!
コメント