自由気ままに2泊3日の台湾旅行 【1日目】

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滅多に行かない海外。新婚旅行でベトナムに行って以来、2年ぶりの海外に選んだのは台湾。というか、新婚旅行で台湾に行くつもりだったんだけど、旧正月に当たってしまってベトナムに変更したんだよね。僕は2回目の海外。嫁は世界各国10回以上行っているんだとか・・・・。

今回は格安ツアーで行く。STワールドという格安ツアー会社で、10月28日(水)AM7時15分成田発、10月30日(金)PM11時成田着の2泊3日で、空港使用料等含めて2万3000円。宿はニューコンチネンタルホテル台北というスタンダードかスーペリアか微妙なところのホテル。時期、曜日的にほぼ最安値だったので、ホテルは少し良いところにしてみた。日本語と筆談だけで楽勝!ってみんな書いているし大丈夫だろうってことで、空港ホテル間の送迎以外はフリープランだ。

1日目午前2時30分。横浜の自宅を車で出発。前日に出発して酒々井PAで車中泊の予定だったが、嫁が風邪気味だったので少しでも体力を回復できるように自宅で寝て、2時に起きて出発した。順調に走って成田直前の酒々井PAに4時に到着。松屋で朝食を食って成田空港に向かう。駐車場は民間か空港か迷ったが、深夜に入庫/出庫すると割引が適用されるし、短期間であれば差額は小さいので今回は空港の駐車場を利用する。成田空港深夜割引

この深夜割引、定額で1日分を差し引くというものなので、2~3日程度ならお得感があるが、長くなれば長くなるほど割引率は低くなり、民間駐車場との差が大きくなるので注意が必要だ。民間駐車場は1日500円+固定料金500円が相場で、駐車場からターミナルまでは民間駐車場のシャトルバス(無料)で5~10分程度。2泊3日だと2000円程度になる。成田空港の駐車場は異常に高くて、ターミナルに近い便利な駐車場が1日2000円、徒歩5分くらいの離れた駐車場で1日1500円程度。P3は後者で、2泊3日だと1500円*3-1500円=3000円となる。近いしいいかと思っていたけど、看板がわかりづらいし歩くのも面倒だし、これなら民間駐車場で良かったなと思った。

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飛行機は往復ともに格安LCCのバニラエアで第3ターミナル。第3ターミナルに行くには、第2ターミナルから入って歩いて5分くらいかかる。シャトルバスもあるが遠回りするのか15分かかるとか?

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この時間はまだガラガラだったけど、4時30分になると続々と人が増えて並び始める。少し休憩していると5時から手荷物検査が開始され、数分で中に入る。

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さらに30分程待って搭乗開始。

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バニラエアは同時に予約を取ると隣になる可能性が高いとのことだったが、残念なが同じ列ではあるが少し離れてしまった。

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LCCのスタンダードシートなので足元は狭いが耐えられないことはない。台北までは3時間30分程度なんだけど、定刻より30分早く10時頃に着陸。機内では最初から最後まで爆酔していた。何故かでっかい手w

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到着したら出国検査を受ける。両手の人差し指をセンサーに乗せて指紋をとり、顔写真も撮影されるが、検査員は日本語が通じるので特に何も不都合はなかった。

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ゲートを出るとすぐ目の前にツアー添乗員が並んで待っている。「STワールド」とか「てるみくらぶ」といった格安ツアー会社は現地の案内会社と提携しており、複数のツアー会社が一緒になって移動するようだ。今回案内してくれた人も、複数のツアー会社のプラカードを持っているので、とりあえず話しかければOKだ。

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10分程待つと全員そろったようでバス停に向かうと、いきなり痛車ww台湾はじまってるなー。この旅を通してわかったことは、秋葉原みたいに一部地域だけが萌えに染まる日本と比べると、台北は全域が満遍なく萌え文化に侵食されているということだw特に探したわけでもないのに次々と萌えキャラが目に入ってくるその様を見れば、萌え先進国であることに疑いの余地は無い。

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バスに乗り込んで台北に向けて出発!バスのサスペンションと道の状態、両方の問題なんだろうけど揺れがすごいw最初はまだ高速なのでマシだが、一般道に下りてからは日本の5倍は揺れると思ったほうが良いだろう。苦手な人は酔い止め必須だ。バス前方のテレビはテープで補強されているww

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概ね1時間くらいで台北に到着。最初に定番の免税店へ。格安ツアーの利益はここで出るんだよね。まずは免税店で日本円を台湾ドルへ換金する。桃園空港でレートを確認してなかったが、1台湾ドル=3.82円 手数料無し。日本国内だと4.2円くらい、桃園空港だと同じくらいだけど手数料が少しかかるので、免税店での換金が一番良さそうだ。民芸品とか割りと高級なお土産とかばかりなので、これといって特に買うものはないんだけど、、、お土産はかなり奮発して、1箱10個入りのパイナップルケーキ 400元(約1600円)を6つで2000元(8000円)購入。スーパー等で売られている1箱80元くらいのものはパイナップルが入ってなくて、代わりに冬瓜が入っているらしいw400元で60%、さらに上の600元で100%とのこと。ネタとして安いのと高いのを食べ比べてもらおうか。

免税店を出発すると各ホテルに立ち寄りながらツアー客を降ろしていくが、なんと僕らは一番最後で1時間近くかかってしまった。立ち寄ったホテルは全部で4つ。どこもスタンダードクラス前後で検討していたところだったので、なんとなく入り口で雰囲気を見られたのが救いだった。

13時40分頃、ようやくニューコンチネンタルホテル台北に到着。台北駅(東京駅みたいなところ)と中山駅(銀座みたいなところ)までどちらも徒歩10分くらい。駅までは少し遠いが、問屋街だったり高級ブティックがあったりするので散策ついでにちょうど良い。

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ガイドさんがチェックインまでしてくれてカードキーを渡されたらここでお別れ。フロントの人は日本語がそこそこ通じるので不自由はしなさそうだ。

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部屋は最上階の7Fで、割と広いし綺麗だしベッドはめちゃくちゃでかい。建物は古いが改装されており非常に快適。

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窓を開けても眺望は良くないが、少し大きな通りを挟んでいるので日差しはよく入る。防音設備はそれなりで目の前の車の音が入るし、二日目には中国大陸人と思われる集団が深夜早朝と24時間体制でうるさかったが、耳栓をしていたのでぐっすり眠ることが出来た。音に敏感な人は耳栓必須だろう。宿泊客の20%くらいが日本、10%くらいが欧米、その他は台湾人と中国大陸人と思うが、集団ごとで明らかに言動に差があるので、静かなら台湾人と思われる。やっぱり日本人の行儀の良さは目立つね。ホテルによっては同じグレードでも日本人ばかりの所もあるので、気になる人はそういうところもチェックした方が良いだろう。

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風呂もトイレも広くて綺麗!ただしトイレットペーパーは流せないので少し不便だった。2泊3日、航空券も入れて、これで2万3000円とはたまげたなぁ・・・。

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荷物を整理していざ出発!まずは台北駅南側に出て、プリペイドSIMカードを購入しにいく。僕のスマホは激安simフリー priori2(3G版) なので、台湾のSIMカードがそのまま利用できる。台湾の携帯会社は4社くらいあるらしいが、NTTのような中華電信と、auのような台湾大哥大のどちらかにしておけば、電波はどこでも大丈夫だろう。

料金形態は、3日間300元で100元分の無料通話有り(1200円)、5日間300元で50元分の無料通話有り(1200円)といった感じで、日数と通話チャージ分によっていくつかのプランがある。電話番号が得られて、50元分程度の通話料がチャージされているが、いざという時以外は使わないだろうから、必要な日数分の一番安いもので良いのではないだろうか。

また、今は4G対応のSIMカードしか販売されてないようだが、もちろん3Gも使えるしデータ量は無制限なので安心できる。そんな事前情報を得ておいたので、さっそく台北駅南側のシーザーパークホテルの裏にある中華電信に来たが、どうやら3日間のSIMカードは売り切れ?もしくは取り扱ってないようで、1ヶ月2000元のものしか無いとのこと。店員さんは日本語はできないが、上記の知識があれば大丈夫だった。

店舗の場所は以下の通り。シーザーパークホテルはかなり有名だそうで、台北駅地下街にもシーザーパークへの案内標識があり迷わず到着できた。次は正面に戻ってシーザーパークホテル1Fにある台湾大哥大があるので向かってみた。こちらは3日間のプリペイドSIMの在庫があり、身振り手振り筆談と中学生1年生レベルの英語を交えて購入!日本はSIMロックがかかっていることは店員さんもよく知っているようで、何度もSIMロックかかってない?って確認してきた。とっくにSIMフリー+MVNOに乗り換えているのでどうでもいいが、この悪しき習慣、さっさと無くなればいいのにね。

SIMカードのサイズはnano、micro、標準と3つ用意されているので、スマホのSIMスロットを見せれば店員さんが選んでくれる。親切にもSIMカードの入れ替えとAP設定(台湾大哥大はinternet)までしてくれた。

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速度計測をしてみると、割と混雑しているであろう15時頃の台北駅前、3Gで下り10Mbpsを記録!pingも39msecと超高速。これだけ出れば十分だな。他に速度計測はしなかったが、体感的には台北101のような激混みの場所でも体感できるほど低速になることはなかった。普段200kbps(バースト有り)ですごしている僕には十分な速度だ。嫁のスマホはSIMロックがかかっているので、僕のpriori2とBluetoothテザリングで接続。もし人ごみではぐれたら半径10mくらいまで近づけば接続されるので、それで何とかしようということにした。

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中華電信と台湾大哥大はちょっとした町にはどこにでもあるし、台北市内には星の数ほどあるので駅近くを歩いて探せばすぐ購入できると思う。googleマップで検索しておいたので参考にして欲しい。中華電信はショップだけではなくオフィスも表示されているし、全部が表示されているわけでは無さそうなので実際に向かう時はもう少し調べた方が良いだろう。台湾大哥大はショップ名にmyPhoneとつくようなので割りと正確な情報が表示されていると思う。
中華電信の店舗
台湾大哥大の店舗

次は台北観光に必須と言える、地下鉄の悠々カード(EasyCard)を購入しに台北駅へ向かう。悠々カードとはスイカ(イコカ)みたいなもので、台北市内を縦横無尽に走り回るMRT(地下鉄)や一部のバスで利用が可能な上に2割引になるお得なカード。駅で悠々カード取り扱い券売機を探したがすぐに見つからず、駅員に尋ねると悠々カードサービスセンターを案内してくれた。右の発券機を一枚とって順番待ち。

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掲示板に番号が表示されたら係員に、EasyCard please みたいなことを言えば発券してくれる。まずはデポジットとして100元、チャージに100元で200元を支払いゲット。MRTは初乗り20元、遠くまで言ってもせいぜい30元程度でそこから2割引となる。とりあえず100元あればまる一日は持つだろう。多少の手数料はとられるが返却するとチャージ分とデポジット分が返金されるので、少し多めに入れておいてもいいかもしれないし、後で券売機でチャージしても良い。使い勝手はスイカとほとんど同じなので迷うことは無かった。

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台北駅地下街で軽く昼食。二人とも八角も臭豆腐もだめなので、慎重に選んだ結果大丈夫だったwこのセットで99元(400円)!円安で割高になったとは言え、台湾の食べ物は安い。観光客向けの高級料理は別だが、一般的に食べるものなら日本の半値程度だと思っておけば良いだろう。

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ちなみに地下街では八角と臭豆腐の強烈な臭いがところどころ充満していて、飲食店前では毎回警戒しながら歩いて回った。これはもう地下街に限らず台湾全土でのことだ。八角はまだ耐えられるが、臭豆腐てめーはダメだw

後で気づいたことだけど、八角入ってないですか?って印刷しておいて見せて確認すれば良かったなぁ。ネットで調べたらすぐ出てきたし。・この料理に八角は入っていますか?這個菜裏有八角嗎?

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ここまで、ホテルから駅へ歩く、SIMカード購入、悠々カード購入、昼食、の4イベントを1時間30分で終える。初めてにしてはなかなか順調ではないかな?次はMRT青路線で市政府駅へ行き台北101の展望台に上る。最寄はMRT赤路線の台北101駅なんだけど、間違えて乗ったので市政府駅から歩くことにした。駅を出たら台北101の看板もあるし、というかでかすぎて一目瞭然wちょっと離れた場所から一枚。隣の中国語の女の子二人、大陸か台湾かわからないけど地べたに座っているw

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市政府駅から徒歩10分くらいで台北101に到着。日没は17時15分らしいのでそれまで1時間、嫁の買い物に付き合う。Gucciのパスケースが欲しいそうでいろいろ見て回ったが、いまひとつピンとくるものがなく購入せず。価格も免税を受けたとしても日本より5%安い程度らしい。

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そうこうしているうちに30分前になったのでエレベーターへ。確か地下1Fと5F、二箇所あったはずで今回は5Fから入る。ちょうどハロウィンの時期なのでチケット販売員は仮装していた。日本語はバッチリ通じたw

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大人一人500元(2000円)と結構いいお値段だ。展望台は日没前後がやはり人気のようで、ぎりぎりに行くと間に合わないかもしれないので注意。平日のせいなのかそれほど混雑することはなく、チケット購入に3分、エレベーター待ちに7分程度だった。エレベーターに乗ってしまえば1分もかからず一気に最上階まで。

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世界2位の東芝製エレベーターのちょっぱやぶりw時速60km/hらしい。

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天気は悪くないが、やたらかすんでいる。後から知ったことだけど、中国他陸から飛来するPM2.5の影響らしい。例年ならもう少し寒くなるまで来ないのだが、数日前から風に乗ってきはじめたとのこと。少しずつ日が落ちて

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完全に落ちるとこんな感じ。うーん、かすんでいるのが残念だ。台湾に到着したときから、天気は良いけど霞んでいることは一目瞭然。台北101の展望台は値段が高いしせっかく登るなら霞んでない時にしたほうがいいね。

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展望台はぐるっと一周できるが、台北市内の東の端にあるので夜景が綺麗なのは西のほうだけ。階段で一つ登ると屋外にも出られるが、頑丈な柵に覆われているので下はほとんど見えなかった。

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台北101から西に歩いて10分、通化街夜市に到着。台北には夜市がたくさんあるが、ここは3番目?くらいの場所。何か食べてみたい気もするが、ガイドさんが屋台の衛生は悪いので初日は避けて、少し慣らしてからのほうが良いと言っていたので食べなかった。というか、肉料理には八角が入っているものが大半で、八角の入ってない食べ物をリサーチしてなかったので諦めたというべきか。

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夜市には食べ物以外に雑貨などたくさんあるので、適当に店に入る。治安はとても良くて全く怖い思いはしない。財布をポケットに入れない等の最低限の防衛策さえとっておけば十分な感じ。端から端まで歩いて5分程度、適当に店に入りながら20分くらいだった。

夜市からMRT赤路線 信義安和駅までは歩いて5分。一本で台北駅に戻ったら20時頃だったので足裏マッサージの店へ行く。ネットでいろいろ調べたところ、台北のマッサージは日本人観光客が殺到した結果、価格高騰した上に低品質な店が急増してだめになったらしい。ガイドブック等に掲載されているところは、60分1200元(5000円)が相場だが、これなら日本の低価格マッサージ店のほうが安い。それに、痛いといっても弱めず、他の客が見て楽しめるようにわざと痛がるようにする等、経営方針に問題のある店が多いとか。じゃあどうせなら一番安いところを探そうとなって到着したのが、台北駅南側、シーザーパークホテルの裏から一本横にある、「足裏 養生館」という店にきてみた。

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足湯10分+首肩10分+足裏20分で400元(1600円)、日本の激安店より気持ち安いかな?程度。台北郊外ならもっと安いらしいんだけどね・・・。時間がまだはやかったせいか他の客はおらず、店前で日本語で案内をしてくれた男の人が担当となった。嫁は女性の人。まず10分間、足湯につかる。足湯につかったままでタイマーを見せられ30分間のマッサージを開始。時間を短くするトラブルが多いそうなので、その点は安心できる。最初に10分くらい肩と首で、これといって特徴はない、いたって普通のマッサージだ。

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次に足をあげて20分間の足裏~ふくらはぎのマッサージ。全身マッサージはよくするけど足裏マッサージは初めてなので比べようがないが、強すぎず弱すぎず気持ち良い。嫁のほうはゴム手袋をしてのマッサージだ。翌日も別のマッサージ店へ行ったのだが、ゴム手袋無しのほうが気持ち良いんだよね。

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最後にふくらはぎのストレッチをして終了。これなら歩き回って足腰疲れているし、気軽に利用できて良いかなと思う。ただ、ネットで調べるとこの店も担当者によって評判が悪いらしい。空いている時間でかつ、このオーナーっぽい人、許さん?が見ているところなら良いサービスが受けられるのかも?

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この日のイベントはこれでお終い。帰り際、コンビニに立ち寄ると店の飼い犬?なのか、背中の毛をハートマークに刈られたでっかい犬が寝転んでいたw台湾は犬との生活が浸透しているけど、店内でも許されるあたり文化の違いを感じるw

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次の日の計画をたてながら12時に就寝した。

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