北海道1日目 2015年8月23日(日)
小樽上陸だ!!!!!がっ!!毎年のように上陸したらさすがに感動はねえぞおおお!!早朝4時30分に小樽入港。ちょっと荷造りに時間がかかったのもあるし、バイクの順番は後ろのほうなので上陸したのは5時20分だった。T先輩は5年ぶりくらい、N君は10年ぶりくらいらしくwktkが止まらない様子w
天気はうーん、まぁ悪くは無い!火曜までは道東も道北もそこそこの天気らしい。とりあえず道東の天気が悪くないなら、今のうちに道東いっとけ!道東の天気が悪くなったら道北と道央に行く。ということで、道東へ向かうことにする。先に今日のルートを記載しておく。早速、朝食にはやっぱりセイコマ!!北海道きたらセイコマいかんとね~~~
6時開店wwwww忘れてたww24時間じゃないところもあるんだったw残念!!ってことでセブンイレブンで軽く食べて出発!
3年前は嫁と二人で、嫁は北海道ツーリングはじめてだったので、早朝の札幌によって時計台を見て道東へ行き、2年前は道北目指して国道231号を北上、昨年は親と車でまわったので千歳スタートだった。今回は札幌をパスするため高速で札幌南ICまで走る。わかってはいたけど寒い・・・気温15度くらいだったかな。
札幌南ICをおりて早速セイコマ休憩!!ご存知無い方に簡単に説明すると、セイコマとは北海道を主とした24時間だったり6時~22時営業だったりするコンビニで、ライダーの強い味方!コンビニだけど野菜が売られていたり、ジュースもスーパーと同じくらい割引されているし、店内の調理場で惣菜が作られていたりする。
そしてこの惣菜がすばらしいの一言。今後何度も登場するが、小分けにされた惣菜が、美味しい、安い、種類豊富!普通なら300円の焼きソバが100円になったら量が1/5になりそうだが、しっかり1/3の量で小パックが売られていて、ちょっと惣菜が欲しい。の声にこたえてくれるのだ。このセイコマ、実は埼玉、群馬、茨城などの関東北部にも少数ながら展開しており、見かけたら必ず寄ってしまうほどだw
国道274号を東へ向かうところでちょっとしたハプニング。N君のB+comから凄まじいノイズが・・・・。切り分けしてみると、どうやらマイクが断線しかかってショートしているようだ。予備のパーツ(というか本体ごと予備を持ってきている)に付け替えて改善したので改めて出発!そしてここだけは必ず止まらなければならないと決めている場所がある。そう。樹海ロードがはじまる直前。思い出の川端駅である。
それは初めて北海道に来た2001年、大学2年の夏。早朝に苫小牧に降り立ち、北海道の広大な大自然に感動しながら釧路を目指していた僕と友達は、あーやっべー冷えてきてめっちゃトイレいきてぇ。けどこの道、ずっと森の中走っててコンビニどころか民家すらねぇ。トイレいきてぇ。やべぇ。立ちションとかまじエキノコックスこえぇ(違)と、苦悩しながら走ること30分。あれ?おややや?おお!!駅があるじゃないか!なんかファンタジーの世界によくある、延々と森をさまよい、いきなり目の前に現れた人工物に救われた時の気持ち。
そう!そんなファンタジーの世界にしかないと思っていたシーンがここ北海道にはあった!そしてそれが川端駅だったのだ!!それ以来、ここを通るときは必ず立ち寄って、あの時を思い出す。残念ながらHDがぶっ壊れて昔の写真が残ってないが・・・・2011年2月 札幌の友達の家に遊びに来た時
2014年7月 親の車で走りまわった時
そして今日という日を迎えられたことを感謝し、謎のテンションで撮影するのだ。
T先輩もN君もテンションが高い。全く意味がわからないポーズも川端駅に感動しているからに違いない。二人の心にはきっと川端駅が刻まれたことであろう。この旅の目的の半分は達成できたと満足するのであった。
樹海ロードに入ってからはそこそこのペースで走る。正直なところ、ここはあまり面白くないw
深い山々を突っ切る爽快ルートだけど、交通量が多く、追い越し禁止区間も多い。初日だからまだ楽しめるが、二日目以降だとダルイと思う。交通量の増える前、もっと早朝に走りぬけたほうが楽しいだろう。
樹海ロード日高で一休み。N君は早速バイクが故障してないかチェックをする。チェーンがダルンダルンだったり、クラッチケーブルがダルンダルンだったりするため、毎日チェックして引っ張らないといけないらしい。さっさと交換しようずwww
天気はよさげ!!
だったのが、怪しくなってきて。
トンネル内が明らかに霧ってて・・・・。
今年もやっぱり日勝峠付近は雲の中。気温は10度くらいだったかな。電熱ウェアをオンにしてあったか快適!電熱ウェアは冬だけじゃない。こういう温度変化に対応できることが最大の利点なのだ。興味のある方は電熱ウェアのレビュー参照!ちなみに、2001年はじめて北海道に来た時は気温8度で防寒着も不十分で、風邪引いたという苦い経験があるwそう、川端駅に感動した1時間後の出来事だ。
一つ目の目的地、清水ドライブインに到着。ドライブインなんてまた古い・・・と思うことなかれ。ここの食堂はとてもがんばっている。牛肉のミンチ?を半解凍でご飯にかけて食べる、牛トロ丼がうまいのだ。
ででーん!ソバとのセットで1100円だったかな。単品だと900円くらいだったはず。決して安くは無いが唯一無二の牛トロ丼を食せるなら安いもんだ。
お味は、なんかとっても不思議!としか言いようが無いw肉汁が出てくるわけではないが、赤身と脂身を混ぜてフレークにしているので口の温かさで旨みが溶け出してくる。成型肉と同じような仕組みだとは思うが、口に入れた瞬間解けて消えるようなふわっとした食感。マグロのネギトロとなんとなく似ているがやっぱり違う。でも他に例えられるものがない。そんな感じだ。もし食べてみたい人がいたら、東京でも食べられるので是非行ってみるといい。大井町にある濱田という居酒屋で、平日のランチで提供している。(夜も出しているのかな?)
よしよし。十勝平野は雨は降ってなさそうだな。
ここからは帯広の市街地を抜けるが、キャンプに必要なものを購入しに、しまむらとホーマックに寄る。しまむらとホームセンターは本当に楽しい。普通にショッピングを楽しんでしまったではないか。1時間くらいww今日の寝床は初キャンプとなる、阿寒丹頂の里 自然休養村野営場。釧路市西部の国道340号線沿い。時間には余裕があるが、天気はいまひとつなので軽く観光してさくっと向かうことにした。
途中、浦幌道の駅のすぐ近くにある「乳神神社」へ立ち寄った。男3人。立ち寄らないわけには行かない。ご利益は子授け祈願・安産祈願で、決して邪な場所ではない。が、T先輩はひたすら邪な発言が続いたが、僕はしっかり子授け祈願をしておいた。
あるのはこれだけなんだけどね。
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲ほど完成度は高くないとか、こんなことを言ってるとバチが当たるのでやめようw
太平洋に出るとやっぱ釧路だし霧が出てるか?と思ったら違っていた。
釧路は霧の町というがこれは霧ではなく波しぶきが立ち上がっているのだ。数日前から季節はずれの台風やらなんやらの影響ですごいことになっているらしいが、太平洋のフェリーだったらめちゃくちゃ揺れただろうなぁ。
16時30分に阿寒丹頂の里のキャンプ場に到着。受付で1張700円くらいを払っていざ設営!!
僕のテントはドッペルギャンガーのワンタッチテントT2-66ってやつ。パッキングが大きいという難点はあるが、設営の早さはピカイチ!初めてだったのでちょっと時間がかかったが、慣れればペグ打ちまで5分で終わる。バイクはすぐ近くまで乗り入れOKでとっても便利。トイレははそんなに綺麗ではないが、水場は十分な広さがある。この日は自分達3人以外に2名だけで広々と使えた。
設営を終えたら歩いて5分とのころにある温泉、赤いベレー に向かう。入浴料410円で源泉掛け流し。施設はそこそこ綺麗でお湯はちょっとぬめりのある弱アルカリ性。
座敷でくつろげるしレストランも併設されていて、とても便利だった。夕飯はレストランでも良かったが、あるのを知らなかったのでセイコマで購入済み。
N君ご機嫌であるw
テントに戻ったらご飯の準備。3人がそれぞれちょっとずつ違うものを持ってきている。僕が湯沸し最速のジェットボイル、T先輩が標準的なコンロ、N君が大火力のコンロ。使い分けながら適当にご飯を作る。僕はセイコマの100円塩焼きそばと惣菜。この価格にしてこの量と、謎のエビとキクラゲが入っている。これは至高の一品だ。
お湯を沸かして味噌汁と、コンロを借りてモヤシ炒めを作って適当にみんなでつまむ。夕食後は軽く散歩しながら高機能コンデジCanon S120の夜空モードで適当にとってみた。
電線がちょっと残念だけどw
素人でもそれなりに撮影できるというのがコンデジの良い所だ。そうこうしているうちに22時になり、テントに潜ってぐっすり眠ったのだった。
■1日目の走行
距離:379km
最高標高点:1019m
日勝峠最低気温:10度くらい
最高気温:20度くらい
燃費:リッター21km
天気まずまずだったし初日だったし、道東への移動日ということでかなりの距離を走った。昔はただただ走る事が多かったが、3人だしそんな歳でもないし、連日走るなら300km前後になる。走行6万キロを迎えようとしている老体だけど燃費は落ちてない。本州だと行き先によってバラツキが大きいけど、北海道では毎年どの道でも概ね同じペースで走るので、燃費計測にはもってこいだ。
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