SJCAM SJ4000wifi と SJ4000wifi無し の比較レビュー

先日ようやくFoxOfferから届いたSJCAM SJ4000wifiをさわってみたところ、やっぱり手元のwifi無しと画質が違う!とすぐわかったので、意味があるか無いかは別にして比較記事を書くことにした。

 

届いたブツはガムテープでぐるぐる巻きになっていた。

いやここまでやらんでも・・・・。と思うけど、不足しているよりはマシかなw

中国から荷物が届く

 

 

箱、本体はこんな感じ。

初めて SJCAM を冠したものをゲットした。

付属品は従来どおりだ。

パッケージ

 

本体

 

 

■SJ4000wifiのレビュー wifiの使い勝手は?

届いたSJ4000wifiのファームはW20140928V02、現時点では最新のファームだ。

サイドボタンの上を短く押すと3秒程で以下の画面になってwifiが起動する。

 

ファームバージョン

 

 

Android端末でgoogle Playから「SJCAM HD」をダウンロードしてインストールする。

起動すると、SSIDが表示されるのでタップしてパスワードを入力。

日本語が微妙に怪しいのは気にしてはいけないw

 

Androidアプリ

 

 

接続できると本体の画像が転送される。

少しラグがあるもののなかなか高画質だ。

 

カメラ画像をアプリで表示

 

 

可能な操作は、録画開始/停止、動画/静止画切り替え、各種設定。

設定は本体でできることと同じ。

なかなか便利でいいが、今持っているスマホはMVNO+ドコモ ジュニアスマホSH-05Eなので、wifiが無効化されているので、今回は8インチタブレットを利用した。

今までそんなに不便を感じてなかったのでほったらかしにしていたが、これを機に重い腰をあげてroot化してwifiを有効化しようかと考え中だ。

 

設定

 

 

■SJ4000wifi無しの問題点は解決されているか?

以前のレビュー記事で書いた問題点は以下の通り。

 

SJ4000の種類 SJCAM、Qumox、Xbase・・・違いは?ファームは?

 

①残り撮影時間が2時間56分25秒以上は表記されない。

※64GBフルの7.5時間の撮影は可能。

 

②旧式ファームでは静止画の録画モード(タイムラプス設定)が撮影ごと、再起動ごとにリセットされて単写モードになる。

※N20140819V01 以降で改善

 

③低画質な固体がある。

※N20140809V01 と N20140825V01 でしか正常動作しない固体は画質が悪い。

 

 

 

一つずつ見ていこう。

 

①残り撮影時間が2時間56分25秒以上は表記されない問題

 

レッツチャレンジ!

64GBのmicroSDXCを挿入したらなんと撮影残り時間が正常っぽいではないか!

 

残りの時間表示が正確

 

 

 

撮影できるのか?

とりあえず10秒くらい撮影してとめると・・・・。

 

あれ?あれれれれ?

なんかいきなり30分も残り時間が短くなったぞ。

 

残り時間表示が短い

 

 

 

撮影された動画をチェックし・・・・

 

なんとぉ!!

全く記録されていないではないか。

 

記録されていない

 

 

64GBのmicroSDXCは東芝の1つしかないので他を試せないが、とりあえずだめってことらしい。

まぁ公式には32GBまでとなっているので、wifi無しで64GBが使えたことのほうがラッキーってことだ。

32GBはきちんと残り撮影時間は4時間20分と表記され、録画もできている。

表記は正しくなったが64GBが使えなくなった。ということらしい。

 

 

 

②旧式ファームでは静止画の撮影モード(タイムラプス設定)が撮影ごと、再起動ごとにリセットされて単写モードになる。

 

これは既に新GUIのファームで改善されているが、wifi版ももちろん改善され、撮影モードは記憶されている

タイムラプスの撮影間隔は、3秒、5秒、10秒、20秒だ。

wifi無しの最新ファームN20140929V01は5秒、10秒、20秒なので、3秒モードが追加されているのはちょっと嬉しい

 

 

③低画質な固体がある。

 

これも大丈夫だ。

ビットレートは14.6Mbpsで本来の画質で録画できていることを確認した。

ただし、手元のwifi無しとは色合いや夜間撮影における画質に差があることがわかった。

詳細は次の項目で。

 

 

④その他

 

さわってて発見したこと・・・・

給電しながら撮影し続けるというシチュエーションが多く、テストしてみたところ。

なんと、CarMode(所謂ドラレコモード)じゃないのにUSBケーブルを抜いたり、給電をとめるとシャットダウンしてしまう仕様になっていた。

それも撮影中でも撮影をやめて即時シャットダウンするのだ。

※ちゃんと記録はれている。

wifi無しはそんなことなく撮影続行してくれるのに。

ドラレコモードにすると、給電が止まってから10秒間撮影してシャットダウンするという極普通の動きをするのだけども、ドラレコモードじゃねーんだからそのまま起動しててくれよ!って叫びたい。

 

まぁそんなに影響はないんだけど、ちょっと困ったなという感じだ。

ファームアップでの修正に期待する。

 

 

■SJ4000wifiとSJ4000wifi無しの画質比較

※比較画像に 無印 と記載しているが誤りで wifi無し に置き換えてください。

※設定はデフォルトでHDRだけオンにしています。

 

 

先日のwifi無し同士での比較で判明したハズレ固体?は比較する意味が無いのでお蔵入りした

SJCAM SJ4000 ファームとハードの違い 画質比較!

 

 

なので、今回はwifi版(現時点での最新ファーム W20140928V02)と、wifi無しアタリ固体?(現時点の最新ファーム N20140929V01)で比較する。

 

①夜の室内

wifi版のほうがやや暗めでやや青みがかっているように見える。

室内の撮影はwifi無しのほうが自然な色合いだ

 

室内で比較

 

 

②夜の駐車場

wifi版のほうが若干、発光点のまわりが引き締まって見えるがほとんど差は感じられない。

 

屋外の夜間で比較

 

 

③夜の路地

wifi版のほうが明らかにノイズが少ない

二枚目の拡大図を見れば一目瞭然で、動画でみるとはっきりと違いがわかる。

 

街灯の下で比較

拡大

 

 

④昼の駐車場

夜の室内で撮影したものと同じ結果になった。

wifi版のほうがやや暗めで青みがかっている。

wifi無しのほうが色合いは自然だが、明るすぎて白飛びしている。

どちらかと言うと昼はwifi無しのほうが良好だと思う。

昼の駐車場で比較

 

wifi無しの露出を最低の-2.0にして撮影してみた。

晴天時ではあまり差は出ないのだが、太陽のまわりなど明るい部分はだいぶおさえられてちょうど良くなっている。

ただし、このまま夜や室内撮影すると暗すぎて使い物にならないので、設定をかえないといけない。

面倒なのでバランスとって-1/3くらいにしておこうかなと思っている。

露出を上げる

 

 

 

■総括

wifi版とwifi無しはwifi有無以外に違いは無いとスペック上はなっているが、(Novatek96650がwifi版では96655になっていた)手元の2台では明らかな差があった。

のだけども、これがwifi版とwifi無しの違いだ!とは、ひとくくりにはできない。

 

wifi無しでもロット?によって画質や挙動が大きく違っていたのだが、それが後期版になると改善されるとは限らず、良くなったり悪くなったりめちゃくちゃだったりする。

さすが中国三千年の歴史!(あれ、最近は五千年だっけ?w)

奥が深いぜ!!

コメント

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